JPH10192920A - 圧延方法、ロール傷検出方法、装置、及び圧延機 - Google Patents

圧延方法、ロール傷検出方法、装置、及び圧延機

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JPH10192920A
JPH10192920A JP34974096A JP34974096A JPH10192920A JP H10192920 A JPH10192920 A JP H10192920A JP 34974096 A JP34974096 A JP 34974096A JP 34974096 A JP34974096 A JP 34974096A JP H10192920 A JPH10192920 A JP H10192920A
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JP
Japan
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roll
rolling
rolling mill
flaw
grinding
Prior art date
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JP34974096A
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English (en)
Inventor
Shoichi Hashimoto
正一 橋本
Akira Sako
彰 佐古
Shuji Maniwa
修二 馬庭
Tatsu Takeguchi
達 武口
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B28/00Maintaining rolls or rolling equipment in effective condition
    • B21B28/02Maintaining rolls in effective condition, e.g. reconditioning
    • B21B28/04Maintaining rolls in effective condition, e.g. reconditioning while in use, e.g. polishing or grinding while the rolls are in their stands
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B38/00Methods or devices for measuring, detecting or monitoring specially adapted for metal-rolling mills, e.g. position detection, inspection of the product
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    • B21B28/00Maintaining rolls or rolling equipment in effective condition
    • B21B28/02Maintaining rolls in effective condition, e.g. reconditioning

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧延機のロールの傷を、ロールを圧延機に組
み込んだ状態のまま検出し、傷の状態によって圧延の続
行、ロールのオンライン研削による傷の除去等の処理を
行い、もって圧延能率の向上を図る。 【解決手段】 圧延機1のハウジング2に組み付けられ
ているロール研削装置11に、ワークロール3の傷を検
出する超音波探傷装置21を設け、この超音波探傷装置
21で検出した傷の大きさが許容範囲内であれば、圧延
を続行し、オンラインで研削可能なものであれば傷を研
削除去した後圧延を続行し、オンラインで研削不可のも
のであればワークロール3を交換した後圧延を続行する
一方、交換したワークロール3の傷をオフラインで除去
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧延機におけるロ
ールの傷を検出し、その傷の大きさによってそのまま圧
延を続行、傷を除去してから圧延を続行、ロールを取り
替えてから圧延を続行する圧延方法、ロールの傷を当該
ロールを圧延機に組み込んだ状態のまま検出する方法、
装置、及びその装置を組み込んだ圧延機に関する。
【0002】
【従来の技術】圧延機において、ロールに傷が付くと製
品不良となるので、定期的に又はストリップに欠陥が生
じた場合にロールに傷ができていないか検査している。
例えば、仕上圧延機の最終段圧延機では、ストリップの
後端が抜けるときに、ストリップの蛇行に起因して生じ
るストリップの重なり部、つまり絞り込みが生じ、ロー
ルに傷を付けてしまうことがあり、そのような場合に
は、圧延機を停止してロールの傷の検査を行なうように
している。従来、この傷検査は、圧延機からロールを抜
き出して目視にて検査するか、抜き出したロールをロー
ルショップに搬送し、そこで検出器により検査してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の傷検査方法では、ロールの傷検査に時間がかかり、
圧延能率の低下を招いてしまう。また、寿命の長い高速
度鋼製のロールを用いた場合、傷の検査に時間がかかっ
てしまうと、高速度工具鋼製ロールを採用した効果が半
減してしまい、結局、欠陥の発生しやすい仕上圧延機の
最終段には高速度工具鋼製のロールは使えなかった。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、圧延機におけるロールの傷検出を、ロールを
圧延機に組み込んだ状態のまま行なえるようにし、傷の
大きさによって、圧延の続行、ロール傷の除去後圧延続
行、ロール交換後圧延続行を決定し、圧延の停止時間を
できるだけ短くして圧延能率の向上を図ることを目的す
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明に係る圧延方法は、圧延機のロールの軸方向に沿って
当該ロールの傷を検出し、その傷の大きさが許容範囲内
である場合には圧延を続行し、傷の大きさが、圧延機内
で除去可能である場合には傷の除去後圧延を続行し、傷
の大きさが、圧延機内で除去不可である場合にはロール
を組み替えた後圧延を続行する一方、取り替えたロール
の傷をオフラインで除去することを特徴とするものであ
る。
【0006】上記圧延方法によれば、ロールに発生した
傷の大きさによって、そのまま圧延を続行する、傷を除
去してから圧延を続行する、ロールを取り替えてから圧
延を続行するという具合に、最適の手段が選択されるこ
とから、圧延能率が向上し、又ロールの傷の進展という
事態を避けることができる。
【0007】上記課題を解決する本発明に係るロール傷
検出方法は、圧延機のロールの軸方向に沿って往復移動
される傷検出器によりロールの傷を検出し、傷が検出さ
れた場合、その傷の大きさが許容範囲内のものであるか
どうか判断し、当該許容範囲内のものである場合には圧
延を続行し、傷の大きさが前記許容範囲を超えるがオン
ライン研削許容範囲内のものである場合には、ロールを
圧延機に組み込んだ状態のまま傷を除去する研削を行
い、傷の大きさが前記オンライン研削許容範囲を超える
場合には、ロールを圧延機から抜き出して研削すること
を特徴とするものである。
【0008】上記課題を解決する本発明に係るロール傷
検出装置は、圧延機のハウジング内に、ロールの傷を検
出する傷検出器をロールの軸方向に移動可能に設けたこ
とを特徴とするものである。そして、前記傷検出器とし
ては、レーザ式の傷検出器、超音波式の傷検出器、渦電
流式の傷検出器などが採用される。
【0009】上記構成のロール傷検出装置によれば、傷
検出器が圧延機に組み込まれ、かつロールの軸方向にオ
シレートすることができるようになっているので、ロー
ルを圧延機から抜き出すことなく傷の有無を検査するこ
とができ、傷検査に要する時間を短縮することができ
る。
【0010】また、本発明は、圧延機のハウジングに組
み付けられているロール研削装置が、ロールの軸方向に
平行な方向にオシレート移動可能なケーシングと、この
ケーシングに支持され、ロールの表面に対し進退移動可
能で、ロールの表面の研削に寄与される砥石とを備える
ものである圧延機において、前記ケーシングに前記ロー
ルの傷を検出する傷検出器を設けたことを特徴とするも
のである。
【0011】上記構成の圧延機によれば、傷検出器がロ
ール研削装置に備わっているので、ロールの傷検出を、
ロールを圧延機に組み込んだ状態のまま行なうことがで
き、ロールを圧延機から抜き出すことなく傷の有無を検
査することができ、傷検査に要する時間を短縮すること
ができる。よって、仕上圧延機の最終段の圧延機のロー
ルとして高速度工具鋼製のロールを使うことができるよ
うになる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1には、本発明を適用した実施
の一形態であるロール傷検出装置を組み込んだ圧延機の
斜視図を示す。図2にはロール研削装置(オンラインロ
ールグラインダ)の外観、図3にはロール研削装置の断
面を示し、図4には図3と同じ個所の、状態を異にする
断面を示す。
【0013】図1において、圧延機1のハウジング2に
は上下のワークロール3、4、上下のバックアップロー
ル5、6が支持されている。図1では、これらのロール
3〜6の支持構造及び圧下装置は省略してある。圧延機
1における上下のワークロール3、4に対しそれぞれロ
ール研削装置11が設けられている。上下のロール研削
装置11は同じ構造となっているので、ここでは、上側
のロール研削装置11についてその構成を説明する。
【0014】ハウジング2内に組み込まれている上ワイ
パフレーム13に、ワークロール3の軸方向にオシレー
トされるケーシング14が支持されている。このケーシ
ング14に、端面をワークロール3に向けた円筒状の砥
石15をそれぞれ備えた複数の砥石ホルダ16がワーク
ロール3の軸方向に沿って列設されている。円筒状の砥
石15は砥石ホルダ16に対し回転自在に支持されてい
る。また、砥石ホルダ16はケーシング14内に組み込
まれている油圧機構17によって砥石15の軸方向に往
復移動、つまりワークロール3の表面に対し進退移動さ
れるようになっている。砥石ホルダ16の中心軸はワー
クロール3の表面に直角な方向に対しわずかに傾けられ
ており、砥石15をワークロール3に押し当てたとき
に、砥石15がその中心からずれた位置で当接するよう
にしてある。尚、前記ケーシング14のオシレートは図
示されていない油圧シリンダ等によりなされる。
【0015】前記砥石ホルダ16内に傷検出手段として
超音波探傷装置21が組み込まれている。超音波探傷装
置21は、先端に注水ノズル22を備えた装置本体23
の先端部内に超音波センサ24を組み込んだ構造となっ
ている。装置本体23には、先端の注水ノズル22に通
じる給水路25が形成されている。また、装置本体23
の上面にはラック26が形成され、このラック26にケ
ーシング14側に支持されたピニオン27が噛み合い、
ピニオン27はケーシング14上に設置した油圧モータ
28により回転駆動されるようになっている。従って、
油圧モータ28の駆動により、超音波探傷装置21が砥
石ホルダ16内を往復移動し、その先端部は、砥石15
の端面に対し突出しあるいは引っ込むようになっている
のである。
【0016】超音波探傷装置21の検出結果は付属の制
御装置に入力されるようになっており、そこで所定の演
算がなされ、演算結果に基づき、圧延機1、ロール研削
装置11に所定の指令がなされるようになっている。
【0017】上記ロール研削装置11によるワークロー
ル3の研削は、図3に示すように、油圧機構17によっ
て砥石ホルダ16を前進させ、砥石15の端面をワーク
ロール3の表面に接触させることにより行なう。前述の
ように、砥石ホルダ16の中心軸は、ワークロール3の
表面に直角な方向に傾けられ、砥石15はその中心から
ずれた面がワークロール3の表面と接触するようになっ
ているので、ワークロール3が回転していることにより
砥石15も回転されて、ワークロール3の表面の研削を
行なう。そして、ケーシング14と共に砥石ホルダ16
をオシレートさせることにより、ワークロール3の軸方
向に沿っての研削がなされるのである。オシレートの範
囲は、砥石15でワークロール3の表面をロール軸方向
に沿って万遍なく研削できるように定められる。
【0018】圧延機1により圧延したストリップに絞り
込み等の欠陥が生じた場合には、ワークロール3の傷の
検査を行なう。この傷検査をするには、図4に示すよう
に、砥石ホルダ16を後退させ、砥石ホルダ16内の超
音波探傷装置21を前進させ、その先端をワークロール
3の表面に近接させる。この状態では、注水ノズル22
からワークロール3の表面に水を噴射し、超音波センサ
24からの超音波をこの水流を介して発射し、そのエコ
ーによって傷を検出する。つまり、傷があると超音波の
反射時間が変わり、それにより傷が検出されるのであ
る。そして、傷が検出された場合には、その傷を補修す
べく、ワークロール3のオンラインでの研削が前述のよ
うにしてなされるのである。
【0019】図5のフローチャートには、ワークロール
3の傷検出及びそれに伴う圧延、研削作業の処理の流れ
を示す。超音波探傷装置21の各超音波センサ24によ
る検出結果は、制御装置に入力され、先ず傷があるかど
うか判断される(ステップ(1))。ここで、傷がない
と判断された場合には、圧延が続行される(ステップ
(2))。傷があると判断された場合には、その傷の大
きさが、許容範囲(Aランク)内のものかどうか判断さ
れる(ステップ(3))。傷の大きさが許容範囲内のも
のである場合には、圧延が続行される(ステップ
(2))。ステップ(3)で、傷の大きさが許容範囲を
超えるものと判断された場合には、次に、傷の大きさ
が、圧延機1に組み込まれているロール研削装置11で
修正できる大きさ、つまりオンライン研削許容範囲(B
ランク)内のものであるかどうか判断される(ステップ
(4))。傷の大きさがオンライン研削許容範囲内のも
のである場合には、制御装置よりロール研削装置11に
研削指令が出され、傷を除去するための研削がなされる
(ステップ(5))。尚、必要があれば、当然この傷の
除去研削と同時に、ワークロール3表面を軸方向になら
す研削もなされる。傷の除去研削後圧延が続行される
(ステップ(2))。ステップ(4)で、傷の大きさが
オンライン研削許容範囲を超えるものと判断された場合
には、ワークロール3を圧延機1から抜き出して、つま
りオフラインで研削を行ない、傷を除去する(ステップ
(6))。
【0020】尚、上記Aランク、Bランクの傷の大きさ
は、ロールの材質等により決定されるものである。例え
ば、高速度工具鋼製のロールにあっては、クラックが進
展するおそれがあるので、傷が微小のものであっても除
去研削を行なうようにする。
【0021】傷探傷器としての超音波探傷装置21は、
上記のように砥石ホルダ16に組み込んでもよいが、図
6、図7に示すように、ロール研削装置11のケーシン
グ14の外側に設けるようにしてもよい。この例では、
ケーシング14における各砥石ホルダ16間に超音波探
傷装置21を取り付けてある。超音波探傷装置21の構
成は図3、4に示したものとほぼ同様であるが、装置本
体23は、ケーシング14に固定された装置ホルダ31
内を軸方向に移動可能に組み付けられており、図示しな
い駆動機構(歯車機構、油圧機構等)によりワークロー
ル3の表面に対し進退移動されるようになっている。図
中、32は装置本体23と装置ホルダ31との間を覆う
蛇腹である。
【0022】この装置でも、前述の装置と同様に、ロー
ル研削装置11のケーシング14をオシレートさせるこ
とによって、ワークロール3の軸方向に沿っての傷の探
傷がなされ、傷が検出された場合の処理も前述と同様し
てなされる。
【0023】上記実施の形態は、本発明を非駆動式のロ
ール研削装置を備えた圧延機に適用したものであるが、
砥石を回転駆動させる駆動式のものにも同様に適用でき
る。また、傷検出器としても超音波探傷器に限らず、そ
の他の原理を利用した渦電流式、レーザ式のものなどの
採用も当然可能である。更に、上記実施の形態では、ロ
ール研削装置のケーシングを利用して傷検出器を支持す
るようにしているが、別に往復移動する部材を設けて、
そこに傷検出器を搭載するようにしてもよいし、各傷検
出器を独自に往復動させるようにしてもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明に係る圧延方法によれば、圧延機
のロールの軸方向に沿って当該ロールの傷を検出し、そ
の傷の大きさが許容範囲内である場合には圧延を続行
し、傷の大きさが、圧延機内で除去可能である場合には
傷の除去後圧延を続行し、傷の大きさが、圧延機内で除
去不可である場合にはロールを組み替えた後圧延を続行
する一方、取り替えたロールの傷をオフラインで除去す
るようにしたので、ロールに発生した傷の大きさによっ
て、そのまま圧延を続行する、傷を除去してから圧延を
続行する、ロールを取り替えてから圧延を続行するとい
う具合に、最適の手立てが選択されることから、圧延機
を停止する時間が短縮されることから圧延能率の向上が
図れ、またロールの傷が進展してロールの損傷に至ると
いう事態を避けることができる。従って、クラックが入
るとそれが進展しやすい高速度工具鋼製のロールを最終
段圧延機に使用することができるようになり、圧延機に
おけるロール組み替え周期を延長することができる。
【0025】本発明に係るロールの傷検出方法によれ
ば、圧延機のロールの軸方向に沿って往復移動される傷
検出器によりロールの傷を検出し、傷が検出された場
合、その傷の大きさが許容範囲内のものであるかどうか
判断し、当該許容範囲内のものである場合には、圧延を
続行し、傷の大きさが許容範囲を超えるがオンライン研
削許容範囲内のものである場合には、ロールを圧延機に
組み込んだ状態のまま傷を除去する研削を行い、傷の大
きさがオンライン研削許容範囲を超える場合には、ロー
ルを圧延機から抜き出して研削するようにしたので、ロ
ールに傷が発生した場合でも迅速に対応することがで
き、圧延機を停止させる時間を少なくすることができる
ことから圧延能率の向上が図れ、また、クラックが入る
とそれが進展しやすい高速度工具鋼製のロールを最終段
圧延機に使用することができるようになり、圧延機にお
けるロール組み替え周期を延長することができる。
【0026】本発明に係るロール傷検出装置によれば、
圧延機のハウジング内に、ロールの傷を検出する傷検出
器をロールの軸方向に移動可能に設けたので、ロールの
傷を、ロールを圧延機に組み込んだ状態のまま行なうこ
とができ、圧延能率の向上が図れる。
【0027】本発明に係るロール傷検出装置によれば、
圧延機のハウジングに組み付けられているロール研削装
置が、ロールの軸方向に平行な方向にオシレート移動可
能なケーシングと、このケーシングに支持され、ロール
の表面に対し進退移動可能で、ロールの表面の研削に寄
与される砥石とを備えるものである圧延機において、前
記ケーシングに前記ロールの傷を検出する傷検出器を設
けたので、ロールを圧延機に組み込んだ状態のままロー
ルの傷の検出を行なうことができるだけでなく、ロール
の傷が検出された場合でも、直ぐにその傷を研削除去す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した実施の一形態であるロール傷
検出装置を組み込んだ圧延機の概略斜視図である。
【図2】一実施形態に係るロール傷検出装置を装備した
ロール研削装置の概略外観図である。
【図3】ロール傷検出装置を装備したロール研削装置の
断面図である。
【図4】図3と同じ個所の、状態を異にする断面図であ
る。
【図5】傷検出処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図6】他の実施形態に係るロール傷検出装置を装備し
たロール研削装置の概略外観図である。
【図7】図6におけるロール傷検出装置の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 圧延機 2 圧延機のハウジング 3、4 ワークロール 5、6 バックアップロール 11 ロール研削装置 13 上ワイパフレーム 14 ケーシング 15 砥石 16 砥石ホルダ 17 油圧機構 21 超音波探傷装置 22 注水ノズル 23 装置本体 24 超音波センサ 25 給水路 27 ラック 28 ピニオン 29 油圧モータ 31 装置ホルダ 32 蛇腹
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武口 達 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島製作所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧延機のロールの軸方向に沿って当該ロ
    ールの傷を検出し、その傷の大きさが許容範囲内である
    場合には圧延を続行し、傷の大きさが、圧延機内で除去
    可能である場合には傷の除去後圧延を続行し、傷の大き
    さが、圧延機内で除去不可である場合にはロールを組み
    替えた後圧延を続行する一方、取り替えたロールの傷を
    オフラインで除去することを特徴とする圧延方法。
  2. 【請求項2】 圧延機のロールの軸方向に沿って往復移
    動される傷検出器によりロールの傷を検出し、傷が検出
    された場合、その傷の大きさが許容範囲内のものである
    かどうか判断し、当該許容範囲内のものである場合には
    圧延を続行し、傷の大きさが前記許容範囲を超えるがオ
    ンライン研削許容範囲内のものである場合には、ロール
    を圧延機に組み込んだ状態のまま傷を除去する研削を行
    い、傷の大きさが前記オンライン研削許容範囲を超える
    場合には、ロールを圧延機から抜き出して研削すること
    を特徴とするロール傷検出方法。
  3. 【請求項3】 圧延機のハウジング内に、ロールの傷の
    検出を行なう傷検出器をロールの軸方向に移動可能に設
    けたことを特徴とするロール傷検出装置。
  4. 【請求項4】 前記傷検出器がレーザ式の傷検出器又は
    超音波式の傷検出器又は渦電流式の傷検出器である請求
    項3に記載のロール傷検出装置。
  5. 【請求項5】 圧延機のハウジングに組み付けられてい
    るロール研削装置が、ロールの軸方向に平行な方向にオ
    シレートされるケーシングと、このケーシングに支持さ
    れ、ロールの表面に対し進退移動可能で、ロールの表面
    の研削に寄与する砥石を備えるものである圧延機におい
    て、前記ケーシングに前記ロールの傷を検出する傷検出
    器を設けたことを特徴とする圧延機。
JP34974096A 1996-12-27 1996-12-27 圧延方法、ロール傷検出方法、装置、及び圧延機 Pending JPH10192920A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020003954A (ko) * 2000-06-23 2002-01-16 김홍문 롤러 테이블용 롤 연마석
WO2009036838A1 (de) * 2007-09-12 2009-03-26 Siemens Vai Metals Technologies Gmbh & Co Verfahren und vorrichtung zum reinigen der mantelfläche einer walze oder rolle
KR101154574B1 (ko) 2005-03-21 2012-06-08 주식회사 포스코 스트립 표면의 결함 자동 검출 장치

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