JPH1019244A - ドレン排出装置、ドレン排出装置を備える交番燃焼炉及び交番燃焼炉のドレン排出方法 - Google Patents

ドレン排出装置、ドレン排出装置を備える交番燃焼炉及び交番燃焼炉のドレン排出方法

Info

Publication number
JPH1019244A
JPH1019244A JP8167964A JP16796496A JPH1019244A JP H1019244 A JPH1019244 A JP H1019244A JP 8167964 A JP8167964 A JP 8167964A JP 16796496 A JP16796496 A JP 16796496A JP H1019244 A JPH1019244 A JP H1019244A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust gas
drain
gas collecting
combustion furnace
collecting header
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP8167964A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Suzukawa
豊 鈴川
Isao Mori
功 森
Jun Takahashi
潤 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical NKK Corp
Priority to JP8167964A priority Critical patent/JPH1019244A/ja
Publication of JPH1019244A publication Critical patent/JPH1019244A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E20/00Combustion technologies with mitigation potential
    • Y02E20/34Indirect CO2mitigation, i.e. by acting on non CO2directly related matters of the process, e.g. pre-heating or heat recovery

Landscapes

  • Tunnel Furnaces (AREA)
  • Gas Burners (AREA)
  • Air Supply (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 交番燃焼炉の交番燃焼時に、燃焼排ガス煙道
に発生したドレンを効果的に排出し得るドレン排出装
置、ドレン排出装置を備える交番燃焼炉、交番燃焼炉の
ドレン排出方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 蓄熱式バーナ2,3を備える加熱炉1に
よる交番燃焼炉の燃焼排ガス排出配管系統に、排ガス集
合ヘッダ7,8にそれぞれU字形配管6を設けたドレン
排出装置9を設けることにより、燃焼排ガス排出配管系
統に燃焼排ガスによって発生するドレンを除去するよう
にしたドレン排出装置を備える交番燃焼炉であり、燃焼
排ガスに混入したドレンによって排気ファン4のインペ
ラを腐食すことがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交番燃焼する蓄熱
式バーナを備える交番燃焼炉において、燃焼排ガス中に
含まれるドレンを排出するドレン排出装置、このドレン
排出装置を備える交番燃焼炉、及びドレン排出装置によ
る交番燃焼炉のドレン排出方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】蓄熱式バーナは、蓄熱体に燃焼排ガスと
燃焼用空気を交互に通過させることによって、燃焼排ガ
スの排出時に、燃焼排ガスの顕熱を蓄熱体に蓄積し、燃
焼用空気を蓄熱体を介して加熱炉内に供給する際に、燃
焼用空気を高温に予熱して加熱炉内に戻すようにして、
熱効率の高い燃焼を行うことができるようにしたバーナ
である。
【0003】図6は、従来例の交番燃焼炉を示し、加熱
炉1の炉壁に蓄熱式バーナ2,3が設置されている。蓄
熱式バーナ2,3には蓄熱体21,31がそれぞれ収納
され、蓄熱式バーナ2,3には、燃料遮断弁22,32
を介して、燃料供給源から加圧された燃料が供給され、
且つ燃焼用空気遮断弁23,33を介して空気供給源か
ら加圧された空気が供給される。燃焼排ガス遮断弁2
4,34は燃焼排ガスの排出時に開かれ、燃焼排ガスは
排気ブロワ4によって吸引されて炉外に排出される。
【0004】この交番燃焼炉に付設された配管には、本
願出願人が、先に特願平7−265774号で開示した
U字形配管6によるドレン排出装置が設けられている。
このドレン排出装置は、図7に示すように、燃焼排ガス
が通過する煙道にU字形配管61が垂設され、U字形配
管61に設けられた配管に給水弁62が設けられ、U字
形配管61の根元にドレン排出弁63が設けられてい
る。通常は給水弁62が閉じられ、ドレン排出弁63を
開けた状態で使用されている。U字形配管61は水封さ
れ、煙道の圧力変動の振幅以上の有効水頭高さをもつU
字管長Lを有しており、煙道を通過する燃焼排ガスと大
気とを水封部61aで隔離して、燃焼排ガスが通過する
際に煙道中に発生するドレンをU字形配管61を介して
大気側に排出している。
【0005】次に、図6を参照して、交番燃焼について
説明する。交番燃焼炉では、蓄熱式バーナ2と3が燃焼
状態と排気状態(蓄熱動作)を一定時間に交互に繰り返
す燃焼が行われる。この交番燃焼の切り替え時間は、概
略30秒〜2分間と短いのが普通である。例えば、火炎
Fで示すように蓄熱式バーナ2が燃焼状態にある場合、
燃料遮断弁22と燃焼用空気弁23とが開かれ、燃焼排
ガス遮断弁24が閉じられて、燃料が蓄熱式バーナ2に
供給されるとともに、燃焼用空気が蓄熱体21に押し込
まれる。蓄熱体21を通過した空気は蓄熱体21から熱
を奪って高温の予熱空気となって蓄熱式バーナ2に供給
され、燃焼状態となる。この時、蓄熱体21の燃焼用空
気弁23側の圧力は、大気より1〜2KPa程度高くな
る。
【0006】一方、蓄熱式バーナ3は、燃料遮断弁32
と燃焼用空気遮断弁33が閉じられ、燃焼排ガス遮断弁
34が開かれ、燃焼排ガスが蓄熱式バーナ3より吸引さ
れ、蓄熱体31を加熱した後、排気ブロワ4により排気
される。この時、蓄熱体31の燃焼用空気遮断弁33側
の圧力は、大気圧より1〜2KPa程度低くなる。
【0007】そして、蓄熱式バーナ3が排気状態から燃
焼状態に切り替わった場合は、燃料遮断弁32と燃焼用
空気遮断弁33が開かれ、燃焼排ガス遮断弁34が閉じ
られ、燃焼用空気が蓄熱体31に供給され、蓄熱体31
を通過した燃焼用空気は蓄熱体31によって高温の予熱
空気となって炉内に供給され、燃焼用空気と燃料とが混
合されて燃焼を開始する。蓄熱体31の燃焼用空気遮断
弁33側の圧力は、大気圧より1〜2KPa程度高くな
る。
【0008】一方、蓄熱式バーナ2では、燃料遮断弁2
2と燃焼用空気遮断弁23は閉じられ、燃焼排ガス遮断
弁24が開かれる。炉内の燃焼排ガスは蓄熱式バーナ2
より吸引され、蓄熱体21を経て排気される。蓄熱体2
1は燃焼排ガスの顕熱によって熱せられる。この時の蓄
熱体21の燃焼用空気遮断弁23側の圧力は、大気圧よ
り1〜2KPa程度低くなる。
【0009】このような交番燃焼で、蓄熱体出側排ガス
温度が低くなった場合、燃焼排ガス排出流路で燃焼排ガ
ス中に含まれる水分や硫黄分が凝縮して、凝縮液(以
下、ドレンと呼ぶ)が発生し易い。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】交番燃焼炉では、蓄熱
体の排ガス出側でドレンが発生すると、これが蓄熱体出
側近傍に滞留することがある。このような場合、蓄熱式
バーナが燃焼状態に移行すると、燃焼用空気とともにド
レンが炉内に噴霧されて燃焼火炎温度を下げるという、
悪影響を与える欠点がある。更に、ドレンは排気配管の
腐食を進行させるために、設備保全上にも悪影響を与え
る。このような問題を回避するために、本出願人は、蓄
熱式バーナ2,3に発生したドレンを、U字形配管6に
よるドレン排出装置によって大気中に排出することを、
特願平7−265774号によって提示した。
【0011】しかしながら、蓄熱式バーナを多数設置さ
れた交番燃焼炉では、蓄熱式バーナを経て排気される低
温の燃焼排ガスを排気ブロワ4まで導く煙道の長さが長
くなる傾向にある。ドレンが発生する場所は、蓄熱体出
側のみに限定されず、煙道の途中にも発生する。煙道の
途中で発生したドレンが排気ブロワ4まで到達すると排
気ブロワ4のインペラを腐食したり、ドレン中に含まれ
る固形分がインペラを磨耗損傷したりすることにより、
重大な事故が派生するおそれがある。従って、従来の交
番燃焼炉では、排気ブロワの点検を頻繁に行う必要があ
った。又、排気ブロワのインペラの交換を行う等の頻繁
な補修作業が要求され、補修費用の増加をもたらしてい
た。更に、燃焼用空気に混入したドレンによって、燃焼
火炎温度を低下させて交番燃焼炉の熱回収効率を低下さ
せるおそれもあった。
【0012】本発明は、上述のような課題に鑑みなされ
たものであって、交番燃焼炉に於ける交番燃焼時に、燃
焼排ガス煙道に発生したドレンを効果的に排出し得る交
番燃焼炉のドレン排出装置、ドレン排出装置を備える交
番燃焼炉及び交番燃焼炉のドレン排出方法を提供するこ
とを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を達
成するためになされたものであり、請求項1の発明は、
蓄熱式バーナによる交番燃焼炉の燃焼排ガス流路中に発
生するドレンを集合する排ガス集合ヘッダと、前記排ガ
ス集合ヘッダの底部に、前記排ガス集合ヘッダ内の圧力
変動の振幅以上の有効水頭高さをもつU字形配管による
水封装置とを具備することを特徴とするドレン排出装置
であり、燃焼排ガス中のドレンが排ガス集合ヘッダの底
部に溜まり易く、底部に溜まったドレンはU字形配管を
介して大気側に排出される。
【0014】又、請求項2の発明は、請求項1のドレン
排出装置に於いて、前記U字形配管の長さが、前記排ガ
ス集合ヘッダの内部圧力変動幅を水柱換算した長さより
長いことを特徴とするドレン排出装置であり、排ガス集
合ヘッダの内部圧力が最大になったとしても、U字形配
管内にはドレンが存在するので水封した状態を維持す
る。
【0015】又、請求項3の発明は、ドレン排出装置を
備える交番燃焼炉に於いて、前記交番燃焼炉の燃焼排ガ
ス流路中に発生するドレンを集合する排ガス集合ヘッダ
と、前記排ガス集合ヘッダの底部に設けられ、前記排ガ
ス集合ヘッダ内の圧力変動の振幅以上の有効水頭高さを
もつU字形配管による水封装置とからなる前記ドレン排
出装置を、交番燃焼炉の燃焼排ガス排出経路に少なくと
も一箇所設けたことを特徴とするドレン排出装置を備え
る交番燃焼炉であり、燃焼排ガス排出配管系にドレン排
出装置を設けることにより、ドレン排出装置の排ガス集
合ヘッダにドレンが集まり易く、ドレンが所定量になる
とU字形配管を介して大気側に排出される。
【0016】又、請求項4の発明は、ドレン排出装置を
備える交番燃焼炉に於いて、前記交番燃焼炉の燃焼排ガ
ス流路中に発生するドレンを集合する排ガス集合ヘッダ
と、前記排ガス集合ヘッダの底部に設けられ、前記排ガ
ス集合ヘッダ内の圧力変動の振幅以上の有効水頭高さを
もつU字形配管による水封装置とからなる前記ドレン排
出装置を、燃焼排ガス流路の低位部又は分岐部及び/又
は屈曲部に設けたことを特徴とするドレン排出装置を備
える交番燃焼炉であり、ドレンに溜まり易い燃焼排ガス
排出配管系の分岐部や屈曲部にドレン排出装置の排ガス
集合ヘッダを設けることによって、交番燃焼炉のドレン
による損傷が低減できる。
【0017】又、請求項5の発明は、交番燃焼炉のドレ
ン排出方法に於いて、蓄熱式バーナを備えた前記交番燃
焼炉の燃焼排ガス流路の少なくとも一箇所にドレン排出
装置を備え、前記排ガス集合ヘッダに流入する燃焼排ガ
スを上方の煙道の下流側に設置した排気ファンによって
系外に排気するとともに、燃焼排ガス中のドレンを前記
排ガス集合ヘッダに集めて、前記排ガス集合ヘッダの底
部に垂下するU字形配管から外部に排出することを特徴
とする交番燃焼炉のドレン排出方法であり、燃焼排ガス
の煙路と大気を遮断しながらドレンを大気側に排出でき
る。
【0018】又、請求項6の発明は、交番燃焼炉のドレ
ン排出方法に於いて、蓄熱体を通過した燃焼排ガスが通
過する煙道の途中に、排ガス集合ヘッドとU字形配管と
からなるドレン排出装置を少なくとも一箇所設け、前記
U字形配管の一方の開放端を前記排ガス集合ヘッドの底
部に接続し、他方の開放端を排ガス集合ヘッダより低い
位置で大気に開放し、前記U字形配管を排ガス集合ヘッ
ダ内の圧力変動の振幅以上の有効水頭高さをもつ水封装
置として、前記排ガス集合ヘッド内の燃焼排ガスと大気
とを前記水封装置で隔離し、前記燃焼排ガスを前記排ガ
ス集合ヘッダに集合してその上方に接続した煙道によ
り、その下流側に設置した排気ファンによって系外に排
気することとし、燃焼排ガスの通過する煙道中に発生す
るドレンを前記排気ガス集合ヘッダに集めて前記U字形
配管より大気側に排出することを特徴とする交番燃焼炉
のドレン排出方法である。この発明では、燃焼排ガス排
出配管系にドレン排出装置の排ガス集合ヘッダを少なく
とも一箇所設け、その燃焼排ガス流入側の配管を排ガス
集合ヘッダの接続して、燃焼排ガス流出側の配管を排ガ
ス集合ヘッダの上方から排出することによって、燃焼排
ガスが上方に流れがドレンは上方に流れ難いので排ガス
集合ヘッダ内に貯留され、ドレンによる燃焼排ガス排出
配管系に機器の損傷を低減できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面を参照して説明する。図1は、本発明に係るド
レン排出装置を備える交番燃焼炉の一実施形態を示す図
であり、図2乃至図4は、本発明に係るドレン排出装置
を示す図である。
【0020】図1は、加熱炉1に二対の蓄熱式バーナ
2,3を設置した交番燃焼炉であり、図の奥行き方向に
バーナ2,3が複数設置されている場合もある。蓄熱式
バーナ2,3には蓄熱体21,31がそれぞれ収納さ
れ、燃料遮断弁22,32を介して燃料供給源から加圧
された燃料が蓄熱式バーナ2,3に供給され、燃焼用空
気遮断弁23,33を介して空気供給源から加圧された
空気が蓄熱式バーナ2,3に供給される。燃焼排ガス遮
断弁24,34は燃焼排ガスの排出時に開かれ、排気ブ
ロワ4によって吸引された燃焼排ガスは炉外に排出され
る。Fは火炎を示し、加熱炉1内には被加熱物5が載置
されている。
【0021】燃焼排ガスを炉外に排出する配管系(燃焼
排ガス排出配管系)は、蓄熱式バーナ2,3に接続され
た配管が燃焼排ガス遮断弁24,34を介して、集合配
管10にそれぞれ接続され、更に、集合配管11に接続
されて、排気ブロワ4に接続された配管系である。この
配管系には、配管10の途中に排ガス集合ヘッダ7が設
けられ、排ガス集合ヘッダ7から延びる配管10が排ガ
ス集合ヘッダ8に接続されている。排ガス集合ヘッダ8
から延びる集合配管11が排気ブロワ4に接続されてい
る。このように蓄熱式バーナ2,3を経て、燃焼排ガス
が排出される煙道の途中に排ガス集合ヘッダ7,8が設
けられている。排ガス集合ヘッダ7,8にはそれぞれU
字形配管6が設けられ、ドレン排出装置9が形成されて
いる。特に、ドレン排出装置9は、ドレンが溜まり易い
燃焼排ガス排出配管系の低位部や屈曲配管部、或いは分
岐配管部等に設けられる。無論、燃焼排ガス排出配管系
の直線配管部に設けてもよいことは明らかである。
【0022】図2乃至図4は、本発明のドレン排出装置
の一実施形態を示す図である。図2(a)はドレン排出
装置9の側面図であり、図2(b)はその正面図であ
る。ドレン排出装置9は排ガス集合ヘッダ7とU字形配
管6から構成され、U字形配管6は排ガス集合ヘッダ7
の底部に垂下するように設けられており、U字形配管6
は従来のものと同一形状であり、U字形配管6の長さL
は排ガス集合ヘッダの内部圧力の変動幅を水柱換算して
得られた長さより長い。U字形配管6の一開放端が排ガ
ス集合ヘッダ7の底部に接続され、他開放端が大気に開
放されている。排ガス集合ヘッダ7には、燃焼排ガスが
両側から矢印方向に送り込まれる煙道71が側部にそれ
ぞれ設けられている。燃焼排ガスは排ガス集合ヘッダ7
で一旦滞留しながら排ガス集合ヘッダ7の上方に接続し
た煙道72から排気される。排ガス集合ヘッダ7の底部
には、排ガス中の固形状のドレンを含むドレンが溜ま
り、所定量のドレンが貯留されるとU字形配管6を介し
て系外に排出される。図2(b)には排ガス集合ヘッダ
7に煙道71が3対設けられているが、図1の交番燃焼
炉では、集合配管10は二系統であるので煙道71は一
対でよい。
【0023】ここで、排ガス集合ヘッダとU字形配管に
よるドレン排出装置によるドレン排出方法について、簡
単に説明する。U字形配管6の配管長Lは、排ガス集合
ヘッダ内圧力の最高圧力(Pmax )と大気圧(Po )の
差に相当する水頭以上であって、且つ大気圧(Po )と
排ガス集合ヘッダ内圧力の最低圧力(Pmin )との差に
相当する水頭以上であるように設計する。即ち、燃焼用
空気の比重をγa、燃焼排ガスの比重をγg、大気の比
重をγoとすると、有効水頭高さLは、次式を満足する
ように設計される。
【0024】 L≧(Pmax /γa)−(Po /γo) ……………………(1) L≧(Po /γo )−(Pmin /γg) ……………………(2) 上記(1),(2)式から、次式が導かれる。
【0025】 L≧{(Pmax /γa)−(Pmin /γg)}/2 ………(3)
【0026】U字形配管6の有効水頭高さLは、(3)
式で示したように設計されるので、排ガス集合ヘッダ内
圧力と大気圧(Po )が同じ場合は、U字形配管内の水
面の高さはバランスしているが、排ガス集合ヘッダ内圧
力が上昇して大気圧(Po )との差が発生すると、U字
形配管6の大気側の水面は一定であり、他方の水面は低
下して、U字形配管内のドレンはその開放端から大気中
に排出される。排ガス集合ヘッダ内にドレンが貯留され
ると、U字形配管内の水はU字形配管を介した大気中に
排出される。しかし、U字形配管内に最高圧力(Pmax
)が加わったとしてもU字形配管内の水は完全に大気
中に放出されることがなく、U字形配管はドレン等で満
たされ、排ガス集合ヘッダ内と大気が水封された水封装
置を形成している。
【0027】又、図3のドレン排出装置は、排ガス集合
ヘッダ7の底部にU字形配管6を二箇所設けたものであ
り、ドレンが片側に片寄ったとしても何れかにU字形配
管6からドレンを大気中に排出することができる。排ガ
ス集合ヘッダ7の側壁に3箇所、計6箇所の煙道71か
ら燃焼排ガスが流入し、燃焼排ガスが上方から排気され
る構造を有している。
【0028】又、図4は、断面球形状又は球状の排ガス
集合ヘッダ7とU字形配管6からなるドレン排出装置9
であり、燃焼排ガス排出配管系の屈曲配管部に配置する
ものである。図4(a)は、燃焼排ガスが横方向から流
入し、上方に流出する形状である。図4(b)は、燃焼
排ガスが横方向から流入し、所定の角度で流出する形状
である。無論、燃焼排ガスが横方向から流入し、横方向
から流出するようにしてもよいが、燃焼排ガスが排ガス
集合ヘッダで流動抵抗が比較的少なくなるので、燃焼排
ガスに含まれるドレンの除去が不十分となり、ドレンが
不十分に除去されないまま通過して、燃焼排ガス中のド
レンの除去効果は多少低下する。
【0029】次に、交番燃焼炉の燃焼方法自体は、図6
で説明したの説明を省略する。交番燃焼炉では、先に説
明したように、概略30秒〜2分間と短い周期で蓄熱式
バーナ2と3の燃焼を切り替える。又、交番燃焼炉の炉
温は徐々に温度を上昇させて、定常運転に移行し、運転
を停止する場合は徐々に温度を低下させて停止させる。
このような条件で蓄熱式バーナを運転すると、蓄熱体の
排ガス出側(低温側)にドレンが発生する。蓄熱体出側
で発生したドレンは、U字形配管6によるドレン排出装
置によって系外に排出することができる。蓄熱式バーナ
を多数設置した交番燃焼炉では、蓄熱式バーナから低温
で排気される燃焼排ガスの煙道の長さが長くなり、ドレ
ン発生場所は蓄熱体出側のみに限定されず、燃焼排ガス
排出配管系の煙道の途中でも発生するので、図1に示し
たように、燃焼排ガス排出配管経路にドレン排出装置9
を備えた排ガス集合ヘッダ7を設けられている。
【0030】蓄熱式バーナ2,3で発生したドレンは、
その近傍に設けたU字形配管6によるドレン排出装置で
取り除き、それ以降の煙道中に発生したドレンは、排ガ
ス集合ヘッダ7に横方向に接続された煙道71で排ガス
集合ヘッダ7内に集合させて、蓄熱式バーナ2,3下部
のU字形配管6で取り切れなかったドレンと、蓄熱式バ
ーナと排ガス集合ヘッダ7間で発生したドレンとを集め
る。排ガス集合ヘッダ7内に集めたドレンは、U字形配
管6で排出することができる。更に、排ガス集合ヘッダ
7から排気される燃焼排ガスは、集合配管10によって
第2の排ガス集合ヘッダ8に集められ、上流の集合ヘッ
ダで取り切れなかったドレンと途中の配管で発生したド
レンとを排ガス集合ヘッダ8に集められる。排ガス集合
ヘッダ7,8に集めたドレンは、U字形配管6から排出
することができる。このようにして、蓄熱式バーナ出側
のみならず、途中の煙道中で発生するドレンも順次排出
することにより、排気ブロワ4に到達するドレンを極め
て少量に抑制することができる。
【0031】なお、図1に実施形態では蓄熱式バーナ
2,3の部分のU字形配管6によるドレン排出装置と、
排ガス集合ヘッダを備えるドレン排出装置9が3箇所設
けられているが、集合配管部10と11との接続部、又
は、集合配管部10の途中のみにドレン排出装置9を設
けてもよい。即ち、燃焼排ガス排出配管経路に少なくと
も途中の一ケ所に排ガス集合ヘッダを備えるドレン排出
装置9を設けることでドレンを除去できる場合があり、
図1に限定するものではない。
【0032】次に、本発明に係るドレン排出装置を備え
る交番燃焼炉の他の実施形態について、図5を参照して
説明する。同図は加熱領域が複数連続する加熱炉1であ
る交番燃焼炉の断面図であり、多数の蓄熱式バーナ2が
加熱炉の片側に設けられ、他の炉壁にも同数の蓄熱式バ
ーナが設けられている。
【0033】同図に於いて、加熱領域が複数連続する交
番燃焼炉の場合は、燃焼制御ゾーンを、A,B,C,
D,E,F,G,Hに分割して制御される。各燃焼制御
ゾーンの燃焼負荷、各燃焼制御ゾーンからの排気流量が
個別に制御できるようになっている。各燃焼制御ゾーン
毎の各蓄熱式バーナ2には、それぞれU字形配管6によ
るドレン排出装置が設置されている。各燃焼制御ゾーン
毎には、各蓄熱式バーナ2を通過した燃焼排ガスが集合
する排ガス集合ヘッダ7が設けられている。この排ガス
集合ヘッダ7にU字形配管6が設けられ、ドレン排出装
置9が設けられている。各燃焼制御ゾーン毎に設けられ
た排ガス集合ヘッダ7から排出される燃焼排ガスは、更
に、U字形配管6を備える排ガス集合ヘッダ8に集合さ
れる。U字形配管6と排ガス集合ヘッダ8とによりドレ
ン排出装置9が形成されている。排ガス集合ヘッダ8か
ら延びる配管が排気ブロワ4に接続されている。
【0034】このように加熱領域が複数連続する交番燃
焼炉では、燃焼排ガスが排気ブロワ4で吸引され、燃焼
排ガスが煙道中に設けられた蓄熱式バーナ2近傍のU字
形配管6によるドレン排出装置と、各燃焼制御ゾーン毎
に設けられた排ガス集合ヘッダ7とU字形配管6による
ドレン排出装置9と、排ガス集合ヘッダ8とU字形配管
6によるドレン排出装置9により、ドレンが除去され
る。
【0035】図5の実施形態の交番燃焼炉で操業を行っ
たところ、炉温上昇中に蓄熱式バーナ2に取り付けたU
字形配管6によるドレン排出装置から排出されるドレン
流量の合計が約0.5m3 /hであった。又、各燃焼制
御ゾーン毎の蓄熱式バーナ2よりの排ガスを集合する排
ガス集合ヘッダ7に取り付けたU字形配管6によるドレ
ン排出装置9から排出されるドレン流量の合計が約0.
3m3 /hであった。更に、各燃焼制御ゾーン毎の排ガ
ス集合ヘッダ7から排出される排ガスを排ガス集合ヘッ
ダ8に集合して、排ガス集合ヘッダ8に取り付けたU字
形配管6から排出されるドレン流量の合計は約0.2m
3 /hであった。
【0036】又、各場所からのドレン排出流量は運転開
始から炉温の上昇とともに減少したが、その減少割合は
蓄熱式バーナにより近い程大きい傾向を示した。排気ブ
ロワ4に最も近くに設置された排ガス集合ヘッダ8で
は、ドレン発生が止むまでに長時間を要した。しかし、
ドレン排出装置9からのドレン排出量は常時わずかなも
のとなり、排気ブロワ4の保全の上で問題なかった。
【0037】又、交番燃焼炉を運転開始時や停止時に低
温となることがあるあが、このような運転状況では、燃
焼排ガスが露点以下となってドレンが発生し易い状態と
なり、ドレン排出装置を具備することで、排ガス集合ヘ
ッダに酸性のドレンを集合してU字形配管から除去でき
る。更に、図5に示すように、複数の燃焼制御ゾーンを
備える交番燃焼炉では、燃焼制御ゾーン毎に、排ガス集
合ヘッダを備えるドレン排出装置を設置するのが好まし
い。排ガス集合ヘッダ7,8の組み合わせは、図5の実
施形態に限定することなく、上段の燃焼制御ゾーンA,
C,E,Gと下段の燃焼制御ゾーンB,D,F,Hとに
それぞれ排ガス集合ヘッダ7,8を設けて排気ファン4
に接続してもよい。
【0038】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、排ガス
集合ヘッダとU字形配管とを組み合わせたのもと、蓄熱
式バーナの排ガス出側に設けたU字形配管によるドレン
排出装置が交番燃焼炉に備えられており、排ガス集合ヘ
ッダで燃焼排ガスを一旦集合してドレンを排ガス集合ヘ
ッダに貯留して、U字形配管を介して排出しており、燃
焼排ガス中のドレンが効率よく排出されるので、燃焼排
ガスの煙道の腐食も軽減され、その結果、交番燃焼炉の
設備の補修費用を低減できる利点がある。
【0039】又、交番燃焼炉のドレン排出装置は、排ガ
ス集合ヘッダとU字形配管とを組み合わせたものであ
り、燃焼排ガス中のドレンが効率よく除去できるので、
ドレンが除去された燃焼排ガスが排気ブロワで吸引され
ても、排気ブロワのインペラを腐食したり、ドレン中に
含まれる固体分がインペラを磨耗損傷したりすることが
なくなった。
【0040】更に、交番燃焼炉の排ガス排出配管系に、
燃焼排ガスを排ガス集合ヘッダで集合した上で排気して
おり、交番燃焼炉を低温度で操業してもドレンに起因す
る問題が解消され、炉の操業の自由度が拡大する効果も
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のドレン排出装置を備える交番燃焼炉の
一実施形態を示す図である。
【図2】本発明のドレン排出装置の一実施形態を示す図
である。
【図3】本発明のドレン排出装置の他の実施形態を示す
図である。
【図4】本発明のドレン排出装置の他の実施形態を示す
図である。
【図5】本発明のドレン排出装置を備える交番燃焼炉の
他の実施形態を示す図である。
【図6】従来のドレン排出装置を備える交番燃焼炉の一
例を示す図である。
【図7】従来のドレン排出装置の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 加熱炉 2,3 蓄熱式バーナ 4 排気ファン 5 被加熱物 6 U字形配管 7,8 排ガス集合ヘッダ 9 ドレン排出装置 10,11 集合配管 21,31 蓄熱体 22,32 燃料遮断弁 23,33 燃焼用空気遮断弁 24,34 燃焼排ガス遮断弁

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓄熱式バーナによる交番燃焼炉の燃焼排
    ガス流路中に発生するドレンを集合する排ガス集合ヘッ
    ダと、前記排ガス集合ヘッダの底部に、前記排ガス集合
    ヘッダ内の圧力変動の振幅以上の有効水頭高さをもつU
    字形配管による水封装置とを具備することを特徴とする
    ドレン排出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のドレン排出装置に於い
    て、 前記U字形配管の長さが、前記排ガス集合ヘッダの内部
    圧力変動幅を水柱換算した長さより長いことを特徴とす
    るドレン排出装置。
  3. 【請求項3】 ドレン排出装置を備える交番燃焼炉に於
    いて、 前記交番燃焼炉の燃焼排ガス流路中に発生するドレンを
    集合する排ガス集合ヘッダと、前記排ガス集合ヘッダの
    底部に設けられ、前記排ガス集合ヘッダ内の圧力変動の
    振幅以上の有効水頭高さをもつU字形配管による水封装
    置とからなる前記ドレン排出装置を、交番燃焼炉の燃焼
    排ガス排出経路に少なくとも一箇所設けたことを特徴と
    するドレン排出装置を備える交番燃焼炉。
  4. 【請求項4】 ドレン排出装置を備える交番燃焼炉に於
    いて、 前記交番燃焼炉の燃焼排ガス流路中に発生するドレンを
    集合する排ガス集合ヘッダと、前記排ガス集合ヘッダの
    底部に設けられ、前記排ガス集合ヘッダ内の圧力変動の
    振幅以上の有効水頭高さをもつU字形配管による水封装
    置とからなる前記ドレン排出装置を、燃焼排ガス流路の
    底位部又は分岐部及び/又は屈曲部に設けたことを特徴
    とするドレン排出装置を備える交番燃焼炉。
  5. 【請求項5】 交番燃焼炉のドレン排出方法に於いて、 蓄熱式バーナを備えた前記交番燃焼炉の燃焼排ガス流路
    の少なくとも一箇所にドレン排出装置を備え、前記排ガ
    ス集合ヘッダに流入する燃焼排ガスを上方の煙道の下流
    側に設置した排気ファンによって系外に排気するととも
    に、燃焼排ガス中のドレンを前記排ガス集合ヘッダに集
    めて、前記排ガス集合ヘッダの底部に垂下するU字形配
    管から外部に排出することを特徴とする交番燃焼炉のド
    レン排出方法。
  6. 【請求項6】 交番燃焼炉のドレン排出方法に於いて、 蓄熱体を通過した燃焼排ガスが通過する煙道の途中に、
    排ガス集合ヘッドとU字形配管とからなるドレン排出装
    置を少なくとも一箇所設け、前記U字形配管の一方の開
    放端を前記排ガス集合ヘッドの底部に接続し、他方の開
    放端を排ガス集合ヘッダより低い位置で大気に開放し、
    前記U字形配管を排ガス集合ヘッダ内の圧力変動の振幅
    以上の有効水頭高さをもつ水封装置として、前記排ガス
    集合ヘッド内の燃焼排ガスと大気とを前記水封装置で隔
    離し、前記燃焼排ガスを前記排ガス集合ヘッダに集合し
    てその上方に接続した煙道により、その下流側に設置し
    た排気ファンによって系外に排気することとし、燃焼排
    ガスの通過する煙道中に発生するドレンを前記排気ガス
    集合ヘッダに集めて前記U字形配管より大気側に排出す
    ることを特徴とする交番燃焼炉のドレン排出方法。
JP8167964A 1996-06-27 1996-06-27 ドレン排出装置、ドレン排出装置を備える交番燃焼炉及び交番燃焼炉のドレン排出方法 Withdrawn JPH1019244A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8167964A JPH1019244A (ja) 1996-06-27 1996-06-27 ドレン排出装置、ドレン排出装置を備える交番燃焼炉及び交番燃焼炉のドレン排出方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8167964A JPH1019244A (ja) 1996-06-27 1996-06-27 ドレン排出装置、ドレン排出装置を備える交番燃焼炉及び交番燃焼炉のドレン排出方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1019244A true JPH1019244A (ja) 1998-01-23

Family

ID=15859310

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8167964A Withdrawn JPH1019244A (ja) 1996-06-27 1996-06-27 ドレン排出装置、ドレン排出装置を備える交番燃焼炉及び交番燃焼炉のドレン排出方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1019244A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8183150B2 (en) 1998-11-17 2012-05-22 Applied Materials, Inc. Semiconductor device having silicon carbide and conductive pathway interface
CN102878817A (zh) * 2012-09-25 2013-01-16 北京神雾环境能源科技集团股份有限公司 连续燃烧蓄热式工业炉

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8183150B2 (en) 1998-11-17 2012-05-22 Applied Materials, Inc. Semiconductor device having silicon carbide and conductive pathway interface
CN102878817A (zh) * 2012-09-25 2013-01-16 北京神雾环境能源科技集团股份有限公司 连续燃烧蓄热式工业炉

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN105972632B (zh) 燃煤电厂空预器热风逆流防堵及腐蚀的系统及其工艺
CN105157047B (zh) 1045mw超超临界燃煤机组锅炉吹管调试方法和系统
CN107213745A (zh) 一种燃气除湿系统及兰炭尾气的除湿方法
JP5773708B2 (ja) 熱交換器及び熱交換器の余寿命推定方法
JP5410209B2 (ja) ガスガス熱交換器の漏洩検出方法と装置
JPH1019244A (ja) ドレン排出装置、ドレン排出装置を備える交番燃焼炉及び交番燃焼炉のドレン排出方法
CN213019588U (zh) 一种生活垃圾焚烧电厂锅炉定期排污系统
US5799620A (en) Direct contact fluid heating device
CN204786479U (zh) 发电厂排烟系统
CN100567873C (zh) 保护换热器的方法、换热器以及具有换热器的热力锅炉
CN207567275U (zh) 汽化末段烟道强制循环冷却系统
CN202303941U (zh) 一种矿井井口热风加热装置
KR100611144B1 (ko) 진공가열식 가스히터
JPH1030812A (ja) 蓄熱式バーナを備える加熱炉及びその燃焼制御方法
CN207112841U (zh) 一种发电厂排烟系统
RU2555919C1 (ru) Теплоутилизатор для глубокой утилизации тепла дымовых газов поверхностного типа и способ его работы
CN2465105Y (zh) 燃气锅炉的冷凝水接收管的废气阻流装置
KR200486194Y1 (ko) 발전소 탈황설비의 가스가스히터에서 비누설형 열교환기 튜브의 개별차단시스템
CN2460892Y (zh) 燃气锅炉的冷凝水高水位检测装置
JP4639110B2 (ja) 蓄熱式バーナを有する交番燃焼炉
JP4218157B2 (ja) 排ガス用熱交換器のスートブロー方法
JPS6139280Y2 (ja)
JPH0121153Y2 (ja)
KR102468748B1 (ko) 폐열 회수 시스템 및 방법
CN110578916A (zh) 一种卧式锅炉蛇形管式省煤器的虹吸式疏水装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030902