JPH10192201A - 真空掃除機の吸込口用具 - Google Patents

真空掃除機の吸込口用具

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JPH10192201A
JPH10192201A JP3423797A JP3423797A JPH10192201A JP H10192201 A JPH10192201 A JP H10192201A JP 3423797 A JP3423797 A JP 3423797A JP 3423797 A JP3423797 A JP 3423797A JP H10192201 A JPH10192201 A JP H10192201A
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JP
Japan
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air
suction
louver
floor
dust
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Pending
Application number
JP3423797A
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English (en)
Inventor
Tadahiro Ishikawa
直裕 石川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、真空掃除機の吸引力を、より有効に
ゴミなどを吸上げる力に変換利用し、より軽い床の清掃
作業が出来る真空掃除機用吸込口用具に関するものであ
る。また更に床用従来型では真空掃除機が掛けられなか
った紙面、布団、シーツ、毛布、氈、薄手のマットなど
にも同じ用具で可能にするものである。 【解決手段】真空掃除機の吸込口用具のゴミ吸込口
(4)にルーバー(1)を設け、その前後に空気吸込溝
(2)と(3)を設け、床とルーバーに囲まれた空気吸
込溝で最大の速さの空気の流れを作る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、真空掃除機を、
より快適に、より楽に、より便利に多用途な使用が出来
るようにした主に床用吸込口用具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】真空掃除機が各一般家庭に普及をして久
しい年月が経過するが、現在の家庭用掃除機本体の吸引
力は、開発当時のものとは比べ物にならぬほどパワーア
ップした。にもかかわらず床用吸込口用具の形状および
構造は普及しだした昭和30年代とほとんど変わりがな
い。従ってより強くなった掃除機本体のパワーは、現実
には吸込口用具を床面に強く密着させようとすることに
多く消費され、本来のゴミを吸込むという作用には生か
し切れていない。その結果、吸込用具が床に吸い付く力
が大きくなり、掃除をする者を疲労させることにもな
る。そのために床との摩擦を小さくするための工夫が、
吸込口の下面の滑りをよくするなど、為されているもの
もあるが、掃除機本体のパワーをより生かす方法ではな
い。また、新聞紙や書類のようなものを誤って吸込もう
ものなら、あっという間に破れたりしわくちゃになって
しまう。ましてや紙面上のゴミなど吸う事など出来るも
のではなかった。紙の他、布団やシーツ、ベットカバ
ー、毛布、虹、のれんなどといったものも従来の真空掃
除機の用具では掛けにくく出来ないものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、最近の真空
掃除機本体の強いパワーを、よりゴミを吸い上げる力に
有効に利用しようとするものである。それにより、より
軽く楽な床面(畳・板・絨緞)の清掃作業を可能にする
だけでなく、さらには従来型の床用吸込口では困難であ
った、紙面上、布団、シーツ、毛布、氈、のれん、薄手
のマットなどにも真空掃除機が使えるようにするもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】図1の斜視図は、吸込口
用具を上下ひっくり返しゴミ吸込口が見えるように描か
れている。本発明は、ゴミ吸込口に空気が吸い込まれて
くるまでの、空気の通り道に関するものであるので、そ
の部分の説明のみをすることとする。今その解決手段を
図面に追いながら説明すると、 (イ) 図1のごとくゴミ吸込口(4)に平行のルーバ
ー(1)を設ける。各ルーバーの間隔は1cmから1.
5cmぐらいが望ましい。 (ロ) 各ルーバーの間は、図1や図2に示すような円
弧状の傾斜や丸みを持った空気吸込溝(2)および
(3)を設ける。 (ハ) 床面清掃の際、図2に示すように空気吸込溝
(3)に吸込まれてくる空気は吸込口用具の上部から導
くように、上部に開口した空気取入口(13)を設け、
かつ吸込口用具の基底後部(14)の床につく面はルー
バーの床につく面と同じレベルにする。 (ニ) ブラシ棒(7)は、空気取入口(13)から空
気吸込溝(3)の間の空間に図2に示すように支え
(8)などで取りつける。ブラシの先端は基底後部面よ
り1mmぐらいを外に出すのがよい。 以上のように構成する。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明はこのような構成であり、
従来の一般的な床用吸込口用具と他の部分は変わるもの
ではない。すなわち、(6)パイプ継手に真空掃除機の
パイプをつなぎ掃除機を稼働させることで、(4)ゴミ
吸込口から空気が掃除機本体へ吸込まれていくことの過
程や構造や仕組みは従来のものと何ら変わらないので、
これの説明は省略する。本発明は、ゴミが従来の吸込口
用具のゴミ吸込口に吸込まれるまでの空気の流れる道筋
を工夫したもので、(6)パイプ継手に真空掃除機のパ
イプをつなぎ、床面で本発明の吸込口用具を使用する
と、吸込まれる空気は従来の吸込口用具とまったく違っ
た動きをしながらゴミ吸込口(4)へと吸込まれる。そ
の空気の流れは図2の矢印(11)に示した通りであ
る。ゴミは当然のことながら、空気の流れによってのみ
運ばれるもので、例えば稼働している掃除機のパイプの
先を手のひらで塞ぐと、手のひらは強い力でパイプに押
しつけられるが、もしもその時、ゴミが手のひらに付い
ていたとしてもゴミはけっして吸込まれない。吸込まれ
るのはパイプから手を離す瞬間、空気が勢いよく手のひ
らの表面を通りパイプに吸込まれる正にその時である。
本発明はゴミが運ばれやすい空気の流れを、ルーバー
(1)と床面に囲まれた空気吸込溝(2)および(3)
で作るものである。床面とルーバーで囲まれた空気吸込
溝が最も薄くなる部分で空気の流れる速さは最大とな
り、ゴミを飛ばし吸上げる最大のパワーとなる。この空
気吸込溝のような空気の流れる道が、広く大きいあるい
は狭過ぎるのは論外だが、また適度に薄く狭くしても長
ければ空気の流れる速さは摩擦により速くならず、掃除
機本体のパワーは吸込口用具を床面に押しつける力に変
化して有効に使えないことになる。本発明は、これらの
ことを踏まえてルーバーなどをゴミ吸込口に設けること
で、ゴミを飛ばし吸上げる最適な空気吸込溝を構成した
ものである。また、ブラシ(5)を空気取入口(13)
と空気吸込溝(3)との間に設けることで、空気の流れ
はブラシの根本の方から先に向かうので、ブラシに掛か
るゴミが容易にゴミ吸込口(4)に吸込まれ、ブラシに
ゴミが溜まるのを防ぐ事となる。なおブラシの先端を基
底後部の面より外へ1mmぐらいまで出すに留めるのは
吸込口用具の前後運動によってブラシが前後にしなる
時、前後の外壁にブラシがあたり、用具の軽い前後運動
をブラシ先端が阻害することを防ぐための配慮である。
このようにして構成された本発明の吸込口用具は、清掃
作業の際の用具の前後運動を重くする主たる原因であ
る、強く床面に吸いつく、およびブラシの先端部がしな
らずに絨緞などに刺さるような状態、を回避しておりル
ーバーの薄さも手伝って床面をとてもスムーズに前後運
動をさせることが出来るので、楽で能率的な清掃が出来
るものである。さらに、床面にコピー紙や新聞紙のよう
なものが置かれていても、吸込まれる空気の溝が確保さ
れるので、紙はそれ自身の張力とルーバーに支えられる
ことによって吸込口の中へと力づくに吸込まれることな
く、平らなまま適度な吸引力で吸込口に保持され、紙の
上で吸込口用具を容易に前後にすべらすことも出来る。
もちろん、紙の上のゴミは空気吸込溝を通る高速の空気
によって力強くゴミ吸込口へと吸込まれる。布も、この
紙と基本的には同じであり、違いは紙よりも布は空気を
通しやすいので空気吸込溝を通らず、直接に布の中を通
りゴミ吸込口へと吸込まれる空気の流れが増えるのであ
るが、この直接的な空気の流れは布の中や反対側の小さ
な埃や塵を運んでくれ、また空気吸込溝を通る高速の空
気も布の中の空気を吸上げる働きをしてくれる。ちよう
ど昔から使われている霧吹きの水が吸上げられる原理で
ある。このようにして本発明の吸込口用具は課題をみご
とに果たしてくれる。
【0006】
【発明の実施例】なお、本発明の吸込口用具は空気吸込
溝(2)および(3)が前後に設けてあるが、どちらか
一方だけでも良いし、あるいは(3)の代わりに(2)
をゴミ吸込口前後に設けてもよい。また空気吸込溝の深
さをより深く切り替えられるようにすれば、非常に毛足
の長い絨緞により良く対応出来るでしよう。いずれにし
ろそれらは真空掃除機本体の吸引能力と目的などで決定
されるものでしょう。なお、ルーバー(1)は図3に示
すようなスリット付きルーバー(12)にすると吸込口
用具の前後運動で、毛髪やペットの毛や糸くずがルーバ
ーに引っかかることなく、ゴミ吸込口へ吸い込まれて行
く。また絨緞などの毛足の長い床材の奥の方の塵や埃を
吸いあげる溝ともなる。
【0007】
【発明の効果】以上のような、本発明のルーバー、空気
吸込溝、ブラシを設けた吸込口用具は、軽く床の上を滑
るように動かせるし、従来は不可能だった紙の上、布、
布団、薄い足マット、敷布などにも掛けることが出来
る。さらにブラシには塵や埃が溜まりにくい。回転部分
が無いので糸くずや毛髪が絡まない。何枚も横に並んだ
薄いルーバーは絨緞の毛足を分けるので、中の塵や埃を
吸上げる助けをし、(12)スリット付きルーバーのス
リットは塵や埃を吸出す溝となって働いてくれる。ま
た、壁際隅のゴミも本発明の用具は前部および側部で容
易に吸上げられる。更にはまた、従来の床用吸込用具は
曲がったパイプ継手が低い位置に接続されていて、手に
持ったパイプを押す時、基盤後部にばかり偏った力が伝
わり、これも用具が重くなる原因を作っていたが、本発
明の吸込口用具は図2で示すように高い位置に接続され
ることで、用具の真ん中のゴミ吸込口のルーバー部分に
力が伝わるのでさらに用具が軽く動くように出来てい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の真空掃除機の吸込口用具の斜視図
【図2】図1の斜視図A−Aの切断面を、Kの方向から
見た断面図で、本発明の吸込口用具の使用中の床面との
関係を示すために床面の断面を加えてある。ただし、床
面と本用具の基底部は本来密着して使用するが、関係を
分かりやすくするために少し離して描かれている。
【図3】本発明の他の実施例の部分拡大斜視図
【符号の説明】
1.は、ルーバー 2.は、空気吸込溝(前部) 3.は、空気吸込溝(後部) 4.は、ゴミ吸込口 5.は、ブラシ 6.は、パイプ継手 7.は、ブラシ棒 8.は、ブラシ棒ささえ 9.は、サイドゴミ吸込口 10.は、床面 11.は、空気の流れ 12.は、スリット付きルーバー 13.は、空気取入口 14.は、基底後部 K.は、図1の切断面A−Aを図2に表わすためのその
切断面を見た方向を表わす。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平行なルーバー(1)をゴミ吸込口に設
    け、ゴミ吸込口と床面が密着せぬように狭いすき間の空
    気吸込溝(2)または(3)を形成した、真空掃除機の
    吸込口用具。
  2. 【請求項2】ルーバー(1)などによって床との間に形
    成されたすき間の空気吸込溝(3)を通る空気を床表面
    からではなく、吸込口用具の上部などから取り入れるよ
    うにした真空掃除機の吸込口用具。
  3. 【請求項3】吸込口用具の上部などから空気を取り入れ
    る空気取入口(13)と空気吸込溝(3)の間の空気の
    流れる道にブラシ(5)を設けた、請求項2の真空掃除
    機の吸込口用具。
JP3423797A 1997-01-11 1997-01-11 真空掃除機の吸込口用具 Pending JPH10192201A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3423797A JPH10192201A (ja) 1997-01-11 1997-01-11 真空掃除機の吸込口用具

Applications Claiming Priority (1)

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JP3423797A JPH10192201A (ja) 1997-01-11 1997-01-11 真空掃除機の吸込口用具

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Publication Number Publication Date
JPH10192201A true JPH10192201A (ja) 1998-07-28

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ID=12408559

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3423797A Pending JPH10192201A (ja) 1997-01-11 1997-01-11 真空掃除機の吸込口用具

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JP (1) JPH10192201A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011087774A (ja) * 2009-10-23 2011-05-06 Kiyo Ishikawa 掃除機の吸い込みノズル
JP3210757U (ja) * 2017-03-24 2017-06-01 有限会社 川本技術研究所 湿式クリーナーの吸引ヘッド
JP2017217546A (ja) * 2017-09-25 2017-12-14 日立アプライアンス株式会社 電気掃除機

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011087774A (ja) * 2009-10-23 2011-05-06 Kiyo Ishikawa 掃除機の吸い込みノズル
JP3210757U (ja) * 2017-03-24 2017-06-01 有限会社 川本技術研究所 湿式クリーナーの吸引ヘッド
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