JPH10191649A - 電源装置 - Google Patents

電源装置

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JPH10191649A
JPH10191649A JP8348290A JP34829096A JPH10191649A JP H10191649 A JPH10191649 A JP H10191649A JP 8348290 A JP8348290 A JP 8348290A JP 34829096 A JP34829096 A JP 34829096A JP H10191649 A JPH10191649 A JP H10191649A
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JP
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capacitor
charging
inductor
circuit
diode
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JP8348290A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Hiraoka
敏行 平岡
Masahiro Sugiyama
正洋 杉山
Hiroshi Kubota
洋 久保田
Tetsushi Takeda
哲史 武田
Kazuyuki Yamamoto
一行 山本
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化を可能にした電源装置を提供する。 【解決手段】 インバータ回路4のトランジスタQ1がス
イッチング動作して発振動作すると、共振インダクタL3
と共振コンデンサC4との共振作用により高周波電圧が発
生し、共振コンデンサC4に高周波電圧を誘起する。全波
整流回路2の脈流電圧が充電用コンデンサC3の充電電圧
より高い区間の任意の時間部分では、インバータ回路4
のトランジスタQ1がオンすると、充電用コンデンサC3を
充電する。トランジスタQ1がオフすると、インダクタL1
に蓄えられた磁気エネルギにより、インダクタL1に電流
が流れ続けるため、充電用コンデンサC3をさらに充電す
る。第3のダイオードD3により、第2のダイオードD2に
流れる電圧が低くなるため、素子の小型化が可能にな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力電流の高調波
を低減した電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の放電灯点灯装置としては
たとえば特開平5−211774号公報に記載の構成が
知られている。この特開平5−211774号公報に記
載の放電灯点灯装置は、商用交流電源に全波整流回路が
接続され、この全波整流回路の出力端子には、共振コン
デンサおよびインバータトランスの並列共振回路とトラ
ンジスタとが直列に接続されてインバータ回路が構成さ
れている。また、全波整流回路には、充電用コンデン
サ、インダクタおよび第1のダイオードの直列回路、イ
ンダクタおよび第1のダイオードとトランジスタとの間
に接続された第2のダイオードを有する部分平滑回路が
接続され、インバータトランスには、蛍光ランプが接続
されている。
【0003】そうして、トランジスタを高周波スイッチ
ング動作し、インバータトランスに高周波交流電圧を誘
起させ、高周波交流電流で蛍光ランプを高周波点灯させ
る。
【0004】すなわち、全波整流回路の電圧が高い区間
にトランジスタがオンしたときに、全波整流回路、充電
用コンデンサ、インダクタ、第2のダイオード、トラン
ジスタおよび全波整流回路で充電用コンデンサを充電す
る。また、トランジスタがオフすると、インダクタの磁
気エネルギは第2のダイオードを介して流れ続ける。そ
して、インダクタの磁気エネルギが放出されると、第2
のダイオードはオフしてトランジスタの電圧は第2のダ
イオードに印加される。このとき、充電用コンデンサに
はトランジスタのオン、オフの比率により、全波整流回
路の出力電圧より低い電圧が充電される。また、充電用
コンデンサの充電電圧よりも入力電圧が低くなると、充
電用コンデンサは第1のダイオードおよびインダクタを
介してインバータ回路に充電エネルギを放出し、インバ
ータ回路にはほぼ直流に近い電圧を供給し、力率を改善
して0.9程度に向上している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平5−211774号公報に記載の放電灯点灯装置
は、充電用コンデンサを充電する区間では、トランジス
タがオフしたときに、インダクタを通って充電用コンデ
ンサを充電した電流は、トランジスタがオフしたとき
に、インダクタの磁気エネルギによりインダクタ、第2
のダイオード、共振コンデンサおよび充電用コンデンサ
で電流が流れるため、インバータ回路の発振エネルギと
別のエネルギとが共振コンデンサに流れ込むことにな
る。また、第2のダイオードがオンしている間の第1の
ダイオードの電圧は、トランジスタの電圧になりインダ
クタにも充電用コンデンサの充電電圧が差し引かれた値
の電圧が印加され、それぞれの素子の耐電圧を向上させ
なければならず、小型化を図りにくい問題を有してい
る。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、小型化を可能にした電源装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の電源装置
は、交流電源からの交流を整流する整流手段と、共振コ
ンデンサおよび共振インダクタを有する並列共振回路、
この並列共振回路に直列に接続されたスイッチング素子
を有し、前記スイッチング素子のスイッチング動作によ
り高周波電圧を発生するインバータ回路と、インダク
タ、前記整流手段の出力の最大瞬時電圧値より低い電圧
で充電する充電用コンデンサおよびこの充電用コンデン
サの放電電流の極性で接続された第1のダイオードの直
列回路、前記インダクタおよび前記第1のダイオードと
前記スイッチング素子との間に接続され前記充電用コン
デンサの充電電流を流す極性で接続された第2のダイオ
ード、および、前記充電用コンデンサおよびインダクタ
に対して並列に接続され前記充電用コンデンサの充電時
に前記インダクタに蓄積された磁気エネルギを前記充電
用コンデンサに流す極性の第3のダイオードを有する部
分平滑回路とを具備したものである。そして、充電用コ
ンデンサおよびインダクタの直列回路に第3のダイオー
ドを介してインダクタに充電された電圧を充電用コンデ
ンサに戻し、充電用コンデンサの充電期間でスイッチン
グ素子がオフしたときにインダクタの磁気エネルギはイ
ンダクタ、第3のダイオードおよび充電用コンデンサの
経路で充電用コンデンサをさらに充電し、第2のダイオ
ードに流れる電流は充電期間のスイッチング素子がオン
している間のみになり、スイッチング素子がオフしたと
きにスイッチング素子に発生する電圧は第2のダイオー
ドにすべてかかり、第1のダイオードおよびインダクタ
にかかる電圧が低減され、耐電圧を低下して小型化を図
れる。
【0008】請求項2記載の電源装置は、交流電源から
の交流を整流する整流手段と、この整流手段の出力端子
に並列に接続された第1のコンデンサと、この第1のコ
ンデンサの一端に順極性で直列に接続されたダイオード
と、このダイオードを介して前記第1のコンデンサに並
列に接続された第2のコンデンサと、共振コンデンサお
よび共振インダクタを有する並列共振回路、この並列共
振回路に直列に接続されたスイッチング素子を有し、前
記スイッチング素子のスイッチング動作により高周波電
圧を発生するインバータ回路と、インダクタ、前記整流
手段の出力の最大瞬時電圧値より低い電圧で充電する充
電用コンデンサおよびこの充電用コンデンサの放電電流
の極性で接続された第1のダイオードの直列回路、前記
インダクタおよび前記第1のダイオードと前記スイッチ
ング素子との間に接続され前記充電用コンデンサの充電
電流を流す極性で接続された第2のダイオード、およ
び、前記充電用コンデンサおよびインダクタに対して並
列に接続され前記充電用コンデンサの充電時に前記イン
ダクタに蓄積された磁気エネルギを前記充電用コンデン
サに流す極性の第3のダイオードを有する部分平滑回路
とを具備したものである。そして、インバータ回路は整
流手段の出力レベルが充電用コンデンサの充電レベル以
上のときには第1のコンデンサおよび第2のコンデンサ
から入力電流を供給し、整流手段の出力レベルが充電用
コンデンサの充電レベルより低いときには部分平滑回路
から入力電流を供給し、スイッチング素子のスイッチン
グ動作により並列共振回路および第2の共振コンデンサ
を共振動作させて高調波を低減させるとともに、充電用
コンデンサおよびインダクタの直列回路に第3のダイオ
ードを介してインダクタに充電された電圧を充電用コン
デンサに戻し、充電用コンデンサの充電期間でスイッチ
ング素子がオフしたときにインダクタの磁気エネルギは
インダクタ、第3のダイオードおよび充電用コンデンサ
の経路で充電用コンデンサをさらに充電し、第2のダイ
オードに流れる電流は充電期間のスイッチング素子がオ
ンしている間のみになり、スイッチング素子がオフした
ときにスイッチング素子に発生する電圧は第2のダイオ
ードにすべてかかり、第1のダイオードおよびインダク
タにかかる電圧が低減され、耐電圧を低下して小型化を
図れる。
【0009】請求項3記載の電源装置は、交流電源に接
続された第1のコンデンサと、この第1のコンデンサに
接続された整流手段と、この整流手段に接続された第2
のコンデンサと、共振コンデンサおよび共振インダクタ
を有する並列共振回路、この並列共振回路に直列に接続
されたスイッチング素子を有し、前記スイッチング素子
のスイッチング動作により高周波電圧を発生するインバ
ータ回路と、インダクタ、前記整流手段の出力の最大瞬
時電圧値より低い電圧で充電する充電用コンデンサおよ
びこの充電用コンデンサの放電電流の極性で接続された
第1のダイオードの直列回路、前記インダクタおよび前
記第1のダイオードと前記スイッチング素子との間に接
続され前記充電用コンデンサの充電電流を流す極性で接
続された第2のダイオード、および、前記充電用コンデ
ンサおよびインダクタに対して並列に接続され前記充電
用コンデンサの充電時に前記インダクタに蓄積された磁
気エネルギを前記充電用コンデンサに流す極性の第3の
ダイオードを有する部分平滑回路とを具備したものであ
る。そして、インバータ回路は整流手段の出力レベルが
充電用コンデンサの充電レベル以上のときには第1のコ
ンデンサおよび第2のコンデンサから入力電流を供給
し、整流手段の出力レベルが充電用コンデンサの充電レ
ベルより低いときには部分平滑回路から入力電流を供給
し、スイッチング素子のスイッチング動作により並列共
振回路および第2の共振コンデンサを共振動作させて高
調波を低減させるとともに、充電用コンデンサおよびイ
ンダクタの直列回路に第3のダイオードを介してインダ
クタに充電された電圧を充電用コンデンサに戻し、充電
用コンデンサの充電期間でスイッチング素子がオフした
ときにインダクタの磁気エネルギはインダクタ、第3の
ダイオードおよび充電用コンデンサの経路で充電用コン
デンサをさらに充電し、第2のダイオードに流れる電流
は充電期間のスイッチング素子がオンしている間のみに
なり、スイッチング素子がオフしたときにスイッチング
素子に発生する電圧は第2のダイオードにすべてかか
り、第1のダイオードおよびインダクタにかかる電圧が
低減され、耐電圧を低下して小型化を図れる。
【0010】請求項4記載の電源装置は、交流電源から
の交流を整流する整流手段と、この整流手段の出力端子
に並列に接続された第1のコンデンサと、この第1のコ
ンデンサに接続されたダイオードと、このダイオードに
並列に接続された第2のコンデンサと、共振コンデンサ
および共振インダクタを有する並列共振回路、この並列
共振回路に直列に接続されたスイッチング素子を有し、
前記スイッチング素子のスイッチング動作により高周波
電圧を発生するインバータ回路と、インダクタ、前記整
流手段の出力の最大瞬時電圧値より低い電圧で充電する
充電用コンデンサおよびこの充電用コンデンサの放電電
流の極性で接続された第1のダイオードの直列回路、前
記インダクタおよび前記第1のダイオードと前記スイッ
チング素子との間に接続され前記充電用コンデンサの充
電電流を流す極性で接続された第2のダイオード、およ
び、前記充電用コンデンサおよびインダクタに対して並
列に接続され前記充電用コンデンサの充電時に前記イン
ダクタに蓄積された磁気エネルギを前記充電用コンデン
サに流す極性の第3のダイオードを有する部分平滑回路
とを具備したものである。そして、インバータ回路は整
流手段の出力レベルが充電用コンデンサの充電レベル以
上のときには第1のコンデンサおよび第2のコンデンサ
から入力電流を供給し、整流手段の出力レベルが充電用
コンデンサの充電レベルより低いときには部分平滑回路
から入力電流を供給し、スイッチング素子のスイッチン
グ動作により並列共振回路および第2の共振コンデンサ
を共振動作させて高調波を低減させるとともに、充電用
コンデンサおよびインダクタの直列回路に第3のダイオ
ードを介してインダクタに充電された電圧を充電用コン
デンサに戻し、充電用コンデンサの充電期間でスイッチ
ング素子がオフしたときにインダクタの磁気エネルギは
インダクタ、第3のダイオードおよび充電用コンデンサ
の経路で充電用コンデンサをさらに充電し、第2のダイ
オードに流れる電流は充電期間のスイッチング素子がオ
ンしている間のみになり、スイッチング素子がオフした
ときにスイッチング素子に発生する電圧は第2のダイオ
ードにすべてかかり、第1のダイオードおよびインダク
タにかかる電圧が低減され、耐電圧を低下して小型化を
図れる。
【0011】請求項5記載の電源装置は、請求項1ない
し4いずれか記載の電源装置において、インバータ回路
の駆動周波数を発振開始時に通常時に比べて高い周波数
に設定する制御回路を具備したもので、インバータ回路
の発振開始時に通常時よりもスイッチング素子の発振周
波数を高くすることにより、部分平滑回路の充電用コン
デンサが所定の電圧値に充電されるまでの間は、充電用
コンデンサ、インダクタ、第1のダイオードおよびスイ
ッチング素子で流れる電流ピーク値を減少させ、スイッ
チング素子にかかるストレスを低減する。
【0012】請求項6記載の電源装置は、請求項1ない
し5いずれか記載の電源装置において、充電用コンデン
サをインバータ回路の発振開始までに充電させる補助充
電回路を具備したもので、インバータ回路が動作する前
に補助充電回路で充電用コンデンサを充電するため、イ
ンバータ回路が発振を開始したときのスイッチング素子
などにかかるストレスを低減する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電源装置の一実施
の形態の放電灯点灯装置を図面を参照して説明する。
【0014】図1に示すように、商用交流電源eにイン
ダクタL1およびコンデンサC1の高調波除去用のローパス
フィルタ1が接続され、このローパスフィルタ1にはダ
イオードブリッジの整流手段としての全波整流回路2の
入力端子が接続され、この全波整流回路2の出力端子に
は、高周波除去用のコンデンサC2が接続されている。
【0015】また、このコンデンサC2には、部分平滑回
路3が接続され、この部分平滑回路3は、充電用コンデ
ンサC3、インダクタL2および第1のダイオードD1の直列
回路が接続され、インダクタL2および第1のダイオード
D1の接続点には第2のダイオードD2が接続され、インダ
クタL2および充電用コンデンサC3の直列回路に対して並
列に第3のダイオードD3が接続されている。
【0016】さらに、部分平滑回路3には、インバータ
回路4が接続されている。このインバータ回路4は、共
振インダクタL3および第1の共振コンデンサC4の並列共
振回路5およびスイッチング素子となるトランジスタQ1
のコレクタ、エミッタが接続されている。また、トラン
ジスタQ1のベースには図示しない制御回路が接続されて
いる。
【0017】またさらに、共振インダクタL3には、バラ
ストL4を介して放電ランプとしての蛍光ランプFLのフィ
ラメントFL1 ,FL2 が接続され、これらフィラメントFL
1 ,FL2 には始動用のコンデンサC6が接続されている。
【0018】また、蛍光ランプFLなどで負荷回路6が構
成される。
【0019】次に、上記実施の形態の動作について図2
を参照して説明する。
【0020】まず、インバータ回路4のトランジスタQ1
がスイッチング動作して発振動作すると、共振インダク
タL3と共振コンデンサC4との共振作用により高周波電圧
が発生し、共振コンデンサC4に高周波電圧が誘起され
る。
【0021】まず、全波整流回路2の脈流電圧が充電用
コンデンサC3の充電電圧より高い区間の任意の時間部分
では、インバータ回路4のトランジスタQ1がオンする
と、充電用コンデンサC3、インダクタL1、第2のダイオ
ードD2、トランジスタQ1および全波整流回路2の経路で
電流が流れ、充電用コンデンサC3が充電され、第2のダ
イオードD2には充電電流ID2が流れる。なお、この全波
整流回路2の電圧値が高い区間においては充電用コンデ
ンサC3からインバータ回路4側へは放電しない。
【0022】そして、トランジスタQ1がオフすると、イ
ンダクタL1に蓄えられた磁気エネルギにより、インダク
タL1に電流が流れ続けるため、充電用コンデンサC3、イ
ンダクタL1および第3のダイオードD3の経路で充電用コ
ンデンサC3を充電する電流ID3が流れる。
【0023】また、第1のダイオードD1には、第3のダ
イオードD3がオンしているときにコンデンサC2の両端電
圧から充電用コンデンサC3に充電されている電圧を差し
引いた値の電圧が印加され、第1のダイオードD1には電
圧VD1の波形の電圧が印加される。このように、第3の
ダイオードD3により、第2のダイオードD2に流れる電流
が小さくなるため、素子の小型化が可能になる。
【0024】一方、全波整流回路2の脈流電圧が充電用
コンデンサC3の充電電圧より低い区間の任意の時間部分
では、充電用コンデンサC3からの放電によりインバータ
回路4が動作する。
【0025】次に、他の実施の形態を図3を参照して説
明する。
【0026】この図3に示す実施の形態は、図1に示す
実施の形態において、コンデンサC2に代えて、比較的容
量の大きな第1のコンデンサC11 を接続するとともに、
この第1のコンデンサC11 に対して並列にダイオードD1
1 および第1のコンデンサC11 より容量の小さな第2の
コンデンサC12 の直列回路を接続したものである。
【0027】次に、この図3に示す実施の形態につい
て、図4を参照して説明する。
【0028】まず、インバータ回路4のトランジスタQ1
がスイッチング動作して発振動作すると、共振コンデン
サC4および共振インダクタL3の共振作用により高周波電
圧が発生し、共振インダクタL3にも高周波電圧が誘起さ
れる。
【0029】また、トランジスタQ1がオンすると、共振
インダクタL3に電流が流れるとともに充電用コンデンサ
C3、インダクタL1およびダイオードD3を介して電流が流
れて充電用コンデンサC3が充電される。そして、充電用
コンデンサC3に全波整流回路2からの脈流電圧のピーク
値よりも低い直流電圧を蓄えることができる。
【0030】ここで、全波整流回路2の脈流電圧が充電
用コンデンサC3の充電電圧よりも高い区間と、低い区間
に分けて説明する。
【0031】まず、全波整流回路2の脈流電圧が充電用
コンデンサC3の充電電圧より高い区間の任意の時間部分
において、インバータ回路4のトランジスタQ1がオンす
ると、共振用インダクタL3の電流の供給はほとんどが第
1のコンデンサC11 から、一部が第2のコンデンサC12
からされる。そして、第1のコンデンサC11 と第2のコ
ンデンサC12 との合成容量は、インバータ回路4が必要
とするエネルギーを与えるに十分な容量である。これら
第1のコンデンサC11 と第2のコンデンサC12とからの
電流供給に見合って商用交流電源e側からエネルギが入
力電流となって流入する。そして、脈流電圧の変化に対
応してトランジスタQ1のスイッチング動作に伴うように
動作がなされ、交流電圧正弦波値上に沿ってインバータ
回路4のインバータ動作の高周波の微少でかつ等しい振
幅が全波整流回路2の電圧値が高い全区間に重畳され
る。
【0032】すなわち、この全波整流回路2の電圧値が
高い区間では第1のコンデンサC11と第2のコンデンサC
12 との合成値は供給された脈流電圧により与えられる
エネルギがインバータ回路4の要求するエネルギに対し
て満たされた値となっている。
【0033】このため第1のコンデンサC11 および第2
のコンデンサC12 のいずれもリップル成分が小さく、発
熱も小さく、動作の信頼性を高めることができる。
【0034】そして、この全波整流回路2の電圧値が高
い区間においてトランジスタQ1のオン時に充電用コンデ
ンサC3へ充電される。なお、この全波整流回路1の電圧
値が高い区間においては充電用コンデンサC3からインバ
ータ回路4側へは放電しない。
【0035】すなわち、トランジスタQ1がオンすると、
充電用コンデンサC3、インダクタL1、第2のダイオード
D2およびトランジスタQ1の経路で電流が流れ、充電用コ
ンデンサC3が充電される。そして、トランジスタQ1がオ
フすると、インダクタL1に蓄えられた磁気エネルギによ
り、インダクタL1に電流が流れ続けるため、充電用コン
デンサC3、インダクタL1および第3のダイオードD3の経
路で充電用コンデンサC3を充電する電流が流れる。ま
た、第1のダイオードD1には、第3のダイオードD3がオ
ンしているときにコンデンサC2の両端電圧から充電用コ
ンデンサC3に充電されている電圧を差し引いた値の電圧
が印加され、第1のダイオードD1には電圧VD1の波形の
電圧が印加される。このように、第3のダイオードD3に
より、第2のダイオードD2に流れる電圧が低くなるた
め、素子の小型化が可能になる。
【0036】次に、全波整流回路2の電圧値が低い区間
において、充電用コンデンサC3の充電電圧に対して全波
整流回路2の脈流正弦波電圧が低下し始めたときにトラ
ンジスタQ1がオンされると、インバータ回路4への電流
は最初に第2のコンデンサC12 から供給され、第2のコ
ンデンサC12 、共振インダクタL3およびトランジスタQ1
の経路と、バラストL4、蛍光ランプFLおよびトランジス
タQ1の経路で電流が流れる。そして、このとき、トラン
ジスタQ1のオン量が増加するにしたがって第2のコンデ
ンサC12 の電圧が低下して、全波整流回路2の出力電
圧、すなわち第1のコンデンサC11 の電圧より低くなる
と、インバータ回路4へは、第1のコンデンサC11 、共
振用コンデンサC3およびトランジスタQ1に流れ、蛍光ラ
ンプFLに供給される。
【0037】一方、充電用コンデンサC3の充電電圧はイ
ンダクタL2の過渡インピーダンスによりにエネルギの放
出が遅れ、トランジスタQ1がオフする直前にエネルギを
放出する。そして、トランジスタQ1がオフすると、イン
ダクタL1の充電電圧が電源となり、充電用コンデンサC
3、第2のコンデンサC12 、第1のダイオードD1および
第2のコンデンサC12 の経路で電流が流れて第2のコン
デンサC12 が充電され、インダクタL2および充電用コン
デンサC3の共振により、振動電圧に充電用コンデンサC3
の電圧が重畳され、図4に示すような電圧波形になる。
ここで、インダクタL1および第2のコンデンサC12 は振
動的共振が得られるように設定されているので、第2の
コンデンサC2への充電が正弦波状に行なわれ、商用交流
電源eの最高瞬時電圧の部分も最低瞬時電圧の部分も電
圧値がほぼ等しく直流電圧に近くなる。
【0038】そして、充電用コンデンサC3の充電電圧に
対して第1のコンデンサC1の電圧が低下するダイオード
D11 により充電用コンデンサC3の電荷は第1のコンデン
サC11 に流れ込まず、全波整流回路2から電流が流れ込
むので、入力電流は連続して流れ込む。なお、この電流
はローパスフィルタ1を介して流れるので、図4に示す
ように、入力電流波形Iinは入力電圧波形Vinに近付
き、高調波も低減できる。
【0039】次に、他の実施の形態を図5を参照して説
明する。
【0040】この図5に示す実施の形態は、図3に示す
実施の形態において、第2のコンデンサC12 をダイオー
ドD11 に対して並列に接続したものである。
【0041】また、他の実施の形態を図6を参照して説
明する。
【0042】この図6に示す実施の形態は、図3に示す
実施の形態において、ダイオードD11 を取り除き、第1
のコンデンサC11 および第2のコンデンサC12 の間に全
波整流回路2を接続したものである。
【0043】このように、ダイオードD1を除くことによ
り、基本的な動作をほぼ同一にした状態で、回路構成を
簡単にできる。
【0044】このような構成でも、基本的な動作は図3
に示す実施の形態と同様である。
【0045】さらに、他の実施の形態を図7を参照して
説明する。
【0046】この図7に示す実施の形態は、図1に示す
実施の形態において、制御回路11を接続したものであ
る。この制御回路11は、トランジスタQ1のベースに起動
用の抵抗R1が接続され、共振用インダクタL3および蛍光
ランプFLのフィラメントFL1 間に、電流トランスCT1 の
検出巻線CT1aを接続し、この電流トランスCT1 の出力巻
線CT1bはコンデンサC15 を介してトランジスタQ1のベー
ス、エミッタに接続されている。また、コンデンサC15
に対して並列に、コンデンサC16 および電界効果トラン
ジスタQ2の直列回路が接続され、この電界効果トランジ
スタQ2には時定数回路12が接続されている。また、トラ
ンジスタQ1のベース、エミッタ間には、ダイオードD12
および抵抗R2の直列回路が接続されている。
【0047】次に、図7に示す実施の形態の動作につい
て説明する。
【0048】この図7に示す実施の形態は、基本的に
は、図1に示す実施の形態と同様に動作する。この図7
に示す実施の形態では、インバータ回路4を起動させる
前に、時定数回路12により電界効果トランジスタQ2をオ
フして、コンデンサC15 およびコンデンサC16 の見掛上
の合成容量を小さくして、インバータ回路4の発振周波
数を増加させてインバータ回路4の出力を低下させ、充
電用コンデンサC3が十分に充電された後に、電界効果ト
ランジスタQ2をオンしてコンデンサC15 およびコンデン
サC16 の見掛上の合成容量を大きくし、通常の出力でイ
ンバータ回路4を動作させるものである。
【0049】このように、充電用コンデンサC3が十分に
充電された後に、インバータ回路4の動作を開始させれ
ば、インダクタL1、第2のダイオードD2、第3のダイオ
ードD3およびトランジスタQ1に高いピーク電流が流れる
ことを防止でき、トランジスタQ1などの素子にストレス
がかかることを防止して、耐電圧などを低くし、素子の
小型化を図る。また、通常時には、コンデンサC15 およ
びコンデンサC16 で通常通り動作するので、効率も低下
しない。
【0050】なお、図3、図5および図6に示す実施の
形態に制御回路11を接続しても同様の効果を得ることが
できる。
【0051】さらに、他の実施の形態を図8を参照して
説明する。
【0052】この図8に示す実施の形態は、図1に示す
実施の形態において、スイッチング素子として電界効果
トランジスタQ4を接続し、この電界効果トランジスタQ4
に制御回路15を接続している。また、この制御回路15に
は、補助充電回路16が接続され、この補助充電回路16
は、充電用コンデンサC3およびインダクタL2の接続点
に、抵抗R5およびスイッチ用の電界効果トランジスタQ5
の直列回路を接続している。
【0053】次に、この図8に示す実施の形態の動作に
ついて説明する。
【0054】この図8に示す実施の形態は、基本的に
は、図1に示す実施の形態と同様に動作する。この図8
に示す実施の形態では、制御回路15は電界効果トランジ
スタQ4をオンする前に電界効果トランジスタQ5をオンさ
せて、充電用コンデンサC3が十分に充電された後に、電
界効果トランジスタQ5をオフさせて電界効果トランジス
タQ4をオンさせ、インバータ回路4を動作させるもので
ある。
【0055】このように、充電用コンデンサC3が十分に
充電された後に、インバータ回路4の動作を開始させれ
ば、インダクタL1、第2のダイオードD2、第3のダイオ
ードD3およびトランジスタQ1に高いピーク電流が流れる
ことを防止でき、トランジスタQ1などの素子にストレス
がかかることを防止して、耐電圧などを低くし、素子の
小型化を図る。また、制御回路15ではいずれも電界効果
トランジスタQ4,Q5を制御するので制御が容易であり、
通常時には補助充電回路16は動作しないので、効率も低
下しない。
【0056】なお、図3、図5および図6に示す実施の
形態に制御回路11を接続しても同様の効果を得ることが
できる。
【0057】また、図9に示すように、共振用インダク
タL3およびバラストL4に代えて、漏洩磁束型のトランス
Tr1 を用い、共振コンデンサC4に一次巻線Tr1aを接続
し、二次巻線Tr1bに蛍光ランプFLのフィラメントFL1 ,
FL2 の一端を接続してもよい。
【0058】さらに、図10に示すように、共振用イン
ダクタL3に代えて、密結合のトランスTr2 を用い、共振
コンデンサC4に一次巻線Tr2aを接続し、二次巻線Tr2bに
バラストL4を開始て蛍光ランプFLのフィラメントFL1 ,
FL2 の一端を接続してもよい。
【0059】またさらに、図11に示すように、図9に
示す実施の形態のフィラメントFL1,FL2 の他端に接続
されている始動用のコンデンサC6に代えて、フィラメン
トFL1 ,FL2 の一端に、始動用のコンデンサC21 を接続
してもよい。
【0060】また、図12に示すように、図10に示す
実施の形態のフィラメントFL1 ,FL2 の他端に接続され
ている始動用のコンデンサC6に代えて、フィラメントFL
1 ,FL2 の一端に、始動用のコンデンサC21 を接続して
もよい。
【0061】なお、蛍光ランプFLは1灯に限らず、2灯
以上の複数を直列あるいは並列に接続しても同様の効果
を得ることができる。
【0062】
【発明の効果】請求項1記載の電源装置によれば、第2
のダイオードに流れる電流は充電期間のスイッチング素
子がオンしている間のみになり、スイッチング素子がオ
フしたときにスイッチング素子に発生する電圧は第2の
ダイオードにすべてかかるので、第1のダイオードおよ
びインダクタにかかる電圧が低減され、耐電圧を低下し
て小型化を図ることができる。
【0063】請求項2記載の電源装置によれば、インバ
ータ回路は整流手段の出力レベルが充電用コンデンサの
充電レベル以上のときには第1のコンデンサおよび第2
のコンデンサから入力電流を供給し、整流手段の出力レ
ベルが充電用コンデンサの充電レベルより低いときには
部分平滑回路から入力電流を供給し、スイッチング素子
のスイッチング動作により並列共振回路および第2の共
振コンデンサを共振動作させて高調波を低減させるとと
もに、第2のダイオードに流れる電流は充電期間のスイ
ッチング素子がオンしている間のみになり、スイッチン
グ素子がオフしたときにスイッチング素子に発生する電
圧は第2のダイオードにすべてかかるので、第1のダイ
オードおよびインダクタにかかる電圧が低減され、耐電
圧を低下して小型化を図ることができる。
【0064】請求項3記載の電源装置によれば、インバ
ータ回路は整流手段の出力レベルが充電用コンデンサの
充電レベル以上のときには第1のコンデンサおよび第2
のコンデンサから入力電流を供給し、整流手段の出力レ
ベルが充電用コンデンサの充電レベルより低いときには
部分平滑回路から入力電流を供給し、スイッチング素子
のスイッチング動作により並列共振回路および第2の共
振コンデンサを共振動作させて高調波を低減させるとと
もに、第2のダイオードに流れる電流は充電期間のスイ
ッチング素子がオンしている間のみになり、スイッチン
グ素子がオフしたときにスイッチング素子に発生する電
圧は第2のダイオードにすべてかかるので、第1のダイ
オードおよびインダクタにかかる電圧が低減され、耐電
圧を低下して小型化を図ることができる。
【0065】請求項4記載の電源装置によれば、インバ
ータ回路は整流手段の出力レベルが充電用コンデンサの
充電レベル以上のときには第1のコンデンサおよび第2
のコンデンサから入力電流を供給し、整流手段の出力レ
ベルが充電用コンデンサの充電レベルより低いときには
部分平滑回路から入力電流を供給し、スイッチング素子
のスイッチング動作により並列共振回路および第2の共
振コンデンサを共振動作させて高調波を低減させるとと
もに、第2のダイオードに流れる電流は充電期間のスイ
ッチング素子がオンしている間のみになり、スイッチン
グ素子がオフしたときにスイッチング素子に発生する電
圧は第2のダイオードにすべてかかるので、第1のダイ
オードおよびインダクタにかかる電圧が低減され、耐電
圧を低下して小型化を図ることができる。
【0066】請求項5記載の電源装置によれば、請求項
1ないし4いずれか記載の電源装置に加え、インバータ
回路の発振開始時に通常時よりもスイッチング素子の発
振周波数を高くすることにより、部分平滑回路の充電用
コンデンサが所定の電圧値に充電されるまでの間は、充
電用コンデンサ、インダクタ、第1のダイオードおよび
スイッチング素子で流れる電流ピーク値を減少させ、ス
イッチング素子にかかるストレスを低減でき、小型化を
図ることができる。
【0067】請求項6記載の電源装置によれば、請求項
1ないし5いずれか記載の電源装置に加え、インバータ
回路が動作する前に補助充電回路で充電用コンデンサを
充電するため、インバータ回路が発振を開始したときの
スイッチング素子などにかかるストレスを低減でき、小
型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電源装置の一実施の形態の放電灯点灯
装置を示す回路図である。
【図2】同上動作を示す波形図である。
【図3】同上他の実施の形態の放電灯点灯装置を示す波
形図である。
【図4】同上動作を示す波形図である。
【図5】同上他の実施の形態の放電灯点灯装置を示す回
路図である。
【図6】同上他の実施の形態の放電灯点灯装置を示す回
路図である。
【図7】同上他の実施の形態の放電灯点灯装置を示す回
路図である。
【図8】同上他の実施の形態の放電灯点灯装置を示す回
路図である。
【図9】同上他の実施の形態の放電灯点灯装置の一部を
示す回路図である。
【図10】同上他の実施の形態の放電灯点灯装置の一部
を示す回路図である。
【図11】同上他の実施の形態の放電灯点灯装置の一部
を示す回路図である。
【図12】同上他の実施の形態の放電灯点灯装置の一部
を示す回路図である。
【符号の説明】
2 整流手段としての全波整流回路 3 部分平滑回路 4 インバータ回路 5 並列共振回路 11 制御回路 16 補助充電回路 C3 充電用コンデンサ C4 共振コンデンサ C11 第1のコンデンサ C12 第2のコンデンサ D1 第1のダイオード D2 第2のダイオード D3 第3のダイオード D11 ダイオード e 商用交流電源 L2 インダクタ L3 共振インダクタ Q1 スイッチング素子としてのトランジスタ Q4 スイッチング素子としての電界効果トランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武田 哲史 静岡県三島市南町6番78号 株式会社テッ ク三島工場内 (72)発明者 山本 一行 静岡県三島市南町6番78号 株式会社テッ ク三島工場内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源からの交流を整流する整流手段
    と、 共振コンデンサおよび共振インダクタを有する並列共振
    回路、この並列共振回路に直列に接続されたスイッチン
    グ素子を有し、前記スイッチング素子のスイッチング動
    作により高周波電圧を発生するインバータ回路と、 インダクタ、前記整流手段の出力の最大瞬時電圧値より
    低い電圧で充電する充電用コンデンサおよびこの充電用
    コンデンサの放電電流の極性で接続された第1のダイオ
    ードの直列回路、前記インダクタおよび前記第1のダイ
    オードと前記スイッチング素子との間に接続され前記充
    電用コンデンサの充電電流を流す極性で接続された第2
    のダイオード、および、前記充電用コンデンサおよびイ
    ンダクタに対して並列に接続され前記充電用コンデンサ
    の充電時に前記インダクタに蓄積された磁気エネルギを
    前記充電用コンデンサに流す極性の第3のダイオードを
    有する部分平滑回路とを具備したことを特徴とする電源
    装置。
  2. 【請求項2】 交流電源からの交流を整流する整流手段
    と、 この整流手段の出力端子に並列に接続された第1のコン
    デンサと、 この第1のコンデンサの一端に順極性で直列に接続され
    たダイオードと、 このダイオードを介して前記第1のコンデンサに並列に
    接続された第2のコンデンサと、 共振コンデンサおよび共振インダクタを有する並列共振
    回路、この並列共振回路に直列に接続されたスイッチン
    グ素子を有し、前記スイッチング素子のスイッチング動
    作により高周波電圧を発生するインバータ回路と、 インダクタ、前記整流手段の出力の最大瞬時電圧値より
    低い電圧で充電する充電用コンデンサおよびこの充電用
    コンデンサの放電電流の極性で接続された第1のダイオ
    ードの直列回路、前記インダクタおよび前記第1のダイ
    オードと前記スイッチング素子との間に接続され前記充
    電用コンデンサの充電電流を流す極性で接続された第2
    のダイオード、および、前記充電用コンデンサおよびイ
    ンダクタに対して並列に接続され前記充電用コンデンサ
    の充電時に前記インダクタに蓄積された磁気エネルギを
    前記充電用コンデンサに流す極性の第3のダイオードを
    有する部分平滑回路とを具備したことを特徴とする電源
    装置。
  3. 【請求項3】 交流電源に接続された第1のコンデンサ
    と、 この第1のコンデンサに接続された整流手段と、 この整流手段に接続された第2のコンデンサと、 共振コンデンサおよび共振インダクタを有する並列共振
    回路、この並列共振回路に直列に接続されたスイッチン
    グ素子を有し、前記スイッチング素子のスイッチング動
    作により高周波電圧を発生するインバータ回路と、 インダクタ、前記整流手段の出力の最大瞬時電圧値より
    低い電圧で充電する充電用コンデンサおよびこの充電用
    コンデンサの放電電流の極性で接続された第1のダイオ
    ードの直列回路、前記インダクタおよび前記第1のダイ
    オードと前記スイッチング素子との間に接続され前記充
    電用コンデンサの充電電流を流す極性で接続された第2
    のダイオード、および、前記充電用コンデンサおよびイ
    ンダクタに対して並列に接続され前記充電用コンデンサ
    の充電時に前記インダクタに蓄積された磁気エネルギを
    前記充電用コンデンサに流す極性の第3のダイオードを
    有する部分平滑回路とを具備したことを特徴とする電源
    装置。
  4. 【請求項4】 交流電源からの交流を整流する整流手段
    と、 この整流手段の出力端子に並列に接続された第1のコン
    デンサと、 この第1のコンデンサに接続されたダイオードと、 このダイオードに並列に接続された第2のコンデンサ
    と、 共振コンデンサおよび共振インダクタを有する並列共振
    回路、この並列共振回路に直列に接続されたスイッチン
    グ素子を有し、前記スイッチング素子のスイッチング動
    作により高周波電圧を発生するインバータ回路と、 インダクタ、前記整流手段の出力の最大瞬時電圧値より
    低い電圧で充電する充電用コンデンサおよびこの充電用
    コンデンサの放電電流の極性で接続された第1のダイオ
    ードの直列回路、前記インダクタおよび前記第1のダイ
    オードと前記スイッチング素子との間に接続され前記充
    電用コンデンサの充電電流を流す極性で接続された第2
    のダイオード、および、前記充電用コンデンサおよびイ
    ンダクタに対して並列に接続され前記充電用コンデンサ
    の充電時に前記インダクタに蓄積された磁気エネルギを
    前記充電用コンデンサに流す極性の第3のダイオードを
    有する部分平滑回路とを具備したことを特徴とする電源
    装置。
  5. 【請求項5】 インバータ回路の駆動周波数を発振開始
    時に通常時に比べて高い周波数に設定する制御回路を具
    備したことを特徴とする請求項1ないし4いずれか記載
    の電源装置。
  6. 【請求項6】 充電用コンデンサをインバータ回路の発
    振開始までに充電させる補助充電回路を具備したことを
    特徴とする請求項1ないし5いずれか記載の電源装置。
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TW086118573A TW408558B (en) 1996-12-25 1997-12-10 Power supply device and discharge lamp lighting apparatusv
EP97310472A EP0851719A3 (en) 1996-12-25 1997-12-22 Power supply device and discharge lamp lighting device
US08/995,578 US6038149A (en) 1996-12-25 1997-12-22 Lamp discharge lighting device power inverter
SG1997004640A SG64467A1 (en) 1996-12-25 1997-12-23 Power supply device and discharge lamp lighting device
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