JPH10190732A - Ipパケット損失制御方法およびルータ - Google Patents

Ipパケット損失制御方法およびルータ

Info

Publication number
JPH10190732A
JPH10190732A JP34100496A JP34100496A JPH10190732A JP H10190732 A JPH10190732 A JP H10190732A JP 34100496 A JP34100496 A JP 34100496A JP 34100496 A JP34100496 A JP 34100496A JP H10190732 A JPH10190732 A JP H10190732A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packet
packet loss
router
destination
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34100496A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyo Murakami
英世 村上
Hiroshi Yamada
博司 山田
Hiroyuki Hara
博之 原
Takao Kawada
▲隆▼夫 川田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP34100496A priority Critical patent/JPH10190732A/ja
Publication of JPH10190732A publication Critical patent/JPH10190732A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】パケットが集中しているホスト宛のパケットを
網内のなるべく早い段階で適宜廃棄し、網全体の資源の
有効利用を図る。 【解決手段】宛先アドレスに基づいて通信路にパケット
を送出するルータ装置において、任意の送出端子でIP
パケット損失が多数発生したとき、パケット損失特性劣
化アラームおよび劣化IPアドレスを示す情報を他のル
ータ装置に送出し、受け取った他のルータ装置は、パケ
ット廃棄アルゴリズムに従って受信したIPアドレスの
IPパケットの送出を制限する。なお、パケットの損失
を検出したルータ装置が、パケット廃棄アルゴリズムを
決定して他のルータ装置に送出することもできるし、パ
ケットの損失を検出したルータから通知を受けた制御ア
ルゴリズム決定サーバがパケット廃棄アルゴリズムを決
定することもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットプ
ロトコル(以下、IPと記す)を用いる複数のルータか
ら構成されたIP通信網において、任意のIPアドレス
を持つホストと通信する際に、IP通信網における通信
トラヒックの急激な増加や故障等に起因するトラヒック
輻輳時に、適性なトラヒックを運ぶIP通信網を運用す
るように設定することができるIPパケット損失制御方
法およびルータに関する。
【0002】
【従来の技術】LAN用の伝送路を共用する装置とし
て、エンドシステム、端末アダプタ、ブリッジ、ルー
タ、ゲートウェイ等が存在する。これらのうち、ブリッ
ジ、ルータおよびゲートウェイはいずれも複数のネット
ワークを接続する装置であって、ブリッジはOSI第2
層が同一の2つがネットワークを第2層で接続するも
の、ルータは第1〜第3層の異なる複数のネットワーク
を第3層で接続するもの、ゲートウェイは第1〜第7層
が異なる複数のネットワークを接続するものである。周
知のように、インターネットプロトコルを用いる複数の
ルータで構成された従来のIP通信網では、通信トラヒ
ックの急激な増加に対して、通信を実施しているエンド
ーエンドの端末間によるウィンドウ制御による端末主導
によるパケット送信量を削減する方式以外に、網主導で
自律的に制御する機能がなく、例えばルータ装置の出力
端子の送出トラヒック容量を越える入力トラヒックがあ
る場合には、パケットが出力端子で損失していた。この
損失するパケットは、IP通信網内を通過してきて、I
Pアドレスan(ここで、nは任意の値)を収容した端
子まで到達してから損失するので、IP通信網内を通過
させるために必要なリソースが全く無駄になっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
通信方法では、通信網内の各所からの送信パケットが集
中しているホスト等が存在する場合、前記ホスト宛のI
Pパケットは、網内のいくつかの伝送路やルータを経由
してきて、パケットが集中しているホストの直近のルー
タまで到着し、そのルータの送信端子で損失していた。
このように、従来の通信方法は、最終的に通信の目的を
達しないことが頻繁に起る方法であった。そこで、本発
明の目的は、このような従来の課題を解決し、パケット
が集中しているホスト宛のパケットは、網内で経由する
通信経路の、なるべく早い段階で適宜廃棄し、それによ
り網全体の資源の有効利用を図れるようなIPパケット
損失制御方法およびルータを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のIPパケット損失制御方法では、インター
ネットプロトコルを用いる複数ルータで構成されたIP
通信網において、IPパケットを受信端子から受信して
受信IPパケットヘッダの宛先アドレスに基づき送信端
子を介して通信路に送出するルータ装置Wでは、任意の
送出端子で上位ビットが同一のIPアドレス群(例え
ば、IPアドレスをanとする)のIPパケット損失が
多数発生したとき、そのanアドレスのパケット損失特
性が指定した特性Rより劣化した状態を検出し、『パケ
ット損失特性劣化アラームLおよび劣化IPアドレスa
n』を示す情報をIP通信網の他のルータ装置に送信す
る。これらの情報を受信したルータ装置は、装置毎に受
信したanアドレスのIPパケットの送出数を制限し、
最終的にIP通信網から出力する際に損失するパケット
を網内で予め廃棄することにより、IP通信網内のリソ
ースを有効に使用する。このように、本発明では、送信
端子におけるパケット損失特性を監視し、劣化を検出し
た際には、パケット損失劣化水準情報と劣化宛先情報に
基づいてパケットの送信をしないようにして、ネットワ
ーク資源の無駄な使用を回避している。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を、図面に
より詳細に説明する。 (第1の実施例)図1は、本発明の第1の実施例を示す
各ルータ装置間での情報の授受の説明図である。図1に
おいて、10〜17はインターネットプロトコル(I
P)を用いる複数のルータで構成されたIP通信網中の
ルータ装置であり、21〜24はルータ装置10が他の
ルータ装置と接続している回線であり、41〜44はル
ータ装置16が他のルータ装置と接続している回線であ
る。また、矢印は、ネットワーク内の他のルータ装置に
対して、『パケット損失特性劣化アラームおよび劣化I
P番号』を示す情報の転送を示している。いま、ルータ
装置10のルータ装置11への送出端子において、パケ
ット損失が発生したものとする(ルータ装置10の出力
側の破裂マークでこれを示す)。ルータ装置11では、
ルータ装置11への送信端子で上位ビットが同一のIP
アドレス群のIPパケット損失が多数発生したことを検
知すると、anアドレスのパケット損失特性が指定した
特性Rよりも劣化した状態を検出した時点で、パケット
損失特性劣化アラームとそれに付随して劣化IPアドレ
スanを回線22、23、24を介して他のルータ装置
14,16,15に送出する。これらのアラームおよび
劣化IPアドレスを受信したルータ装置14,15,1
6は、ルータ装置10への出力端子において、anアド
レスのIPパケットの送出数を制限し、そのパケットを
網内で予め廃棄する。ルータ装置16に注目すると、回
線41,42,43に送出する端子で監視し、IPアド
レスを宛先とするIPパケットの送出数を制限し、これ
らを廃棄する。
【0006】図2は、図1におけるパケット損失が生じ
ているルータ装置の構成および処理フローチャートであ
る。図1におけるルータ装置10は、CPU30、パケ
ット損失検知装置31、パケット輻輳制御装置32、ル
ータ装置11への回線21の送出端子33、ルータ装置
14への回線22の送出端子34、ルータ装置16への
回線23の送出端子35、ルータ装置15への回線24
の送出端子36から構成されている。ルータ装置10で
は、ルータ装置11への送出端子33においてパケット
損失が生じた場合、パケット損失の情報はパケット損失
検知装置31に通知される(ステップ1)。パケット損
失検知装置31は、パケット損失特性Rに応じたパケッ
ト損失特性劣化アラームLおよび劣化IPアドレスから
なる情報パケットを作成し(ステップ2)、これを特別
な輻輳制御用専用線またはIP通信路を介してネットワ
ーク内のルータ装置に通知する(ステップ3)。図1の
場合には、IP通信路である回線22を介してルータ装
置14へ、また回線23を介してルータ装置16へ、ま
た回線24を介してルータ装置15へ、それぞれ通知さ
れるる。
【0007】図3は、制御情報を受け取ったルータ装置
における構成、およびフローチャートである。ここで
は、図1におけるルータ装置16の場合を示している
が、他のルータ装置11,14,15の場合にも全く同
じ構成および同じ処理フローを実行する。ルータ装置1
6も、図2に示したルータ装置10と同じように、CP
U50、パケット損失検知装置51、パケット輻輳制御
装置52、回線41の送出端子53、回線42の送出端
子54、回線43の送出端子55、および回線44の送
出端子56から構成される。ルータ装置16は、ルータ
装置10から送られた『パケット損失特性劣化アラーム
および劣化IPアドレス』からなる情報を受け取ると
(ステップ1)、パケット輻輳制御装置52において、
パケット廃棄アルゴリズムGを実行する(ステップ
2)。アルゴリズムGは、劣化IP番号向けに送出され
るパケットのうち、一部を予め設定された時間廃棄し、
残りを送出する制御を実行する(ステップ3)。ここ
で、輻輳該当ルータへ転送されるパケットの一部とは、
例えば、送出されたパケットのある比率のみ、ある特定
のエリアのみ、あるアプリケーション通信サービスの
み、あるいはルーティングメトリックがある一定以下の
場合のみ等のいずれか1つ、あるいはこれら複数を組み
合わせて制御アルゴリズムが実施される。
【0008】(第2の実施例)前述の実施例では、パケ
ット廃棄アルゴリズムGとして、実行するルータ装置の
パケット輻輳制御装置が予め内蔵してある固定のアルゴ
リズムを用いているように記載したが、本発明はそれに
限定されない。すなわち、パケット廃棄アルゴリズム
は、送信端子においてパケット損失の劣化を検出したル
ータが決定して、他のルータに配送してもよい(第1の
方法)。第1の方法では、劣化を検出したルータは使用
すべきパケット廃棄アルゴリズムを決定して、アルゴリ
ズム自体を他のルータに配送してもよいのは勿論である
が、そのアルゴリズムの識別名のみを他のルータに配送
するだけでもよく、その場合、各ルータは複数のアルゴ
リズムを用意していることが必要である。また、パケッ
ト損失の劣化を検出したルータは、パケット損失特性の
劣化水準情報と劣化宛先情報を他のルータに通知するに
止め、前記パケット損失特性の劣化水準情報と劣化宛先
情報を受信したルータが、複数の中から独自にパケット
廃棄アルゴリズムを決めてもよい(第2の方法)。さら
に、パケット損失や劣化を検出したルータは、パケット
損失特性の劣化水準情報と劣化宛先情報を他のルータや
制御アルゴリズムの決定を実施するサーバに通知するに
止め、前記パケット損失特性の劣化水準情報と劣化宛先
情報を受信した前記サーバが、複数の中から独自にパケ
ット廃棄アルゴリズムを決定してもよい(第3の方
法)。上記第1の方法では、ルータ毎に異なるアルゴリ
ズム、例えば特定の場所に設置されたルータ装置のみが
パケットをそのまま送出し、他は廃棄する等の制御が可
能となる。これにより、網の中で重点的に通信しなけれ
ばならない地域とそうでない地域との扱いに差をつける
ことができるという効果がある。また、別のアルゴリズ
ムとしては、ルータ毎に異なる送信禁止時間帯を設定
し、通知することもできる。この場合には、輻輳を時間
的に平準化することができる効果がある。一方、第2、
第3の方法では、第1の方法を補うことができる。すな
わち、上記第1の方法では、パケット損失特性の劣化を
検出したルータの処理が複雑になるが、第2、第3の方
法では、処理が簡単である(請求項1〜3参照)。
【0009】(第3の実施例)パケット廃棄アルゴリズ
ムの他の方法としては、他のルータからパケット損失特
性の劣化水準情報と劣化宛先情報を受信する度に、それ
以後、予め設定した一定時間(例えば、30秒、5分
等)はルータ毎に内蔵のランダム関数Zの出力値に基づ
き、パケット廃棄もしくは送出することもできる。この
時の廃棄されるパケットと送出されるパケットの比率
は、ランダム関数Zの選び方で各種変えることができ
る。例えば、廃棄率を90%等に設定したり、送出する
アプリケーション通信サービスを限定したり、送出でき
るエリアを限定したりすることができる。また、ランダ
ム関数Zは、パケット損失特性の劣化水準に合わせて、
廃棄する比率を変えることにより、よりきめ細かな制御
が可能となる。また、廃棄する場合にも、全てのIPア
ドレスanを廃棄するのではなく、例えば90%パケッ
トを廃棄し、10%を送出する例もある。また、ある特
定のアプリケーション通信サービスのみ送出する例、あ
る特定アドレスのみ送出する例もある。
【0010】(第4の実施例)ルータの送出端子で、損
失特性を監視する宛先グループの選定の仕方としては、
上位ビットが同一のIPアドレス群(例えば、IPアド
レスをanとする。なお、nは任意の値)と設定するこ
とができる。あるいは、IP通信網の任意の部分網に接
続された任意の送出端子の全体でのIPパケット損失特
性状態を検出して、パケット損失特性劣化水準情報およ
び劣化宛先情報(この場合には、上記の部分網を特定す
る情報)を他のルータ装置に送出し、受け取ったルータ
装置が劣化部分網に対して送出すべきIPパケットを送
出せずに廃棄する制御を行うこともできる。また、パケ
ット損失特性の検出の基準については、あるIP番号の
一定時間(例えば、30秒、5分等)のパケット損失が
予め定めた一定個数(例えば、100個)を上回ったと
きとして、設定することができる。あるいは、一定時
間、例えば10秒間におけるパケット損失率が0.5以
上のように、パケット損失の比率で設定することもでき
る(請求項4〜5参照)。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
IPパケット損失が多数発生したとき、『パケット損失
特性劣化アラームLおよび劣化IPアドレス』を示す情
報を受信したルータ装置が装置毎に受信した劣化IPア
ドレスを送信先に持つパケットの送出数を制限し、最終
的にIP通信網から出力する際に損失するパケットを網
内で予め廃棄するので、網全体の資源の有効利用を図る
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す各ルータ装置間での情
報授受の説明図である。
【図2】送出端子でパケット損失が生じているルータ装
置の構成および処理フローチャートである。
【図3】制御情報を受け取ったルータ装置における構成
および処理フローチャートである。
【符号の説明】
10〜16…IP通信網中のルータ装置、30…ルータ
装置のCPU、21〜24…ルータ装置10が他のルー
タ装置と接続している回線、31…パケット損失検知装
置、32…パケット輻輳制御装置、33〜36…回線2
1〜24に接続された送出端子、50…ルータのCP
U、51…パケット損失検知装置、52…パケット輻輳
制御装置、53〜56…回線21〜24に接続された送
出端子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川田 ▲隆▼夫 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インターネットプロトコル(以下、IP)
    を用いる複数のルータで構成されたIP通信網における
    IPパケット損失制御方法であって、 前記各ルータは、受信端子から受信したIPパケットヘ
    ッダの宛先アドレスに基づき送信端子からIPパケット
    を送出する際に、前記送信端子におけるパケットの損失
    特性を、予め定めた単位の宛先グループ毎に監視し、 ある宛先グループ宛のパケットの損失特性が、予め指定
    した1つないし複数の基準特性より劣化した場合、前記
    1つないし複数の損失特性に対応するパケット損失特性
    の劣化水準を示すパケット損失特性劣化情報、および該
    パケット損失特性が劣化した宛先グループのアドレスを
    示す劣化宛先情報を、IP通信網の他のルータに送出
    し、 前記パケット損失特性劣化情報および劣化宛先情報を受
    け取ったルータは、該パケット損失特性劣化情報および
    劣化宛先情報より定まるパケット廃棄アルゴリズムに従
    って、他から受信したIPパケットのうち劣化した前記
    宛先グループ宛のIPパケットを送信端子から送出する
    ことなく廃棄することを特徴とするIPパケット損失制
    御方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のIPパケット損失制御方
    法において、 前記パケット損失特性劣化情報および劣化宛先情報に基
    づくパケット廃棄アルゴリズムの決定は、該パケット廃
    棄アルゴリズムを実行するIP通信網内の各ルータが行
    うことを特徴とするIPパケット損失制御方法。
  3. 【請求項3】請求項1に記載のIPパケット損失制御方
    法において、 前記パケット損失特性劣化情報および劣化宛先情報に基
    づくパケット廃棄アルゴリズムの決定は、前記送信端子
    におけるパケットの損失特性の劣化を検出したルータが
    行って、該決定したパケット廃棄アルゴリズムの識別名
    あるいはアルゴリズム自体をIP通信網内の他のルータ
    に配送することを特徴とするIPパケット損失制御方
    法。
  4. 【請求項4】請求項1ないし3のいずれかに記載のIP
    パケット損失制御方法において、 前記パケット損失特性劣化情報および劣化情報に基づく
    パケット廃棄アルゴリズムの決定は、前記送信端子にお
    けるパケットの損失特性の劣化を検出したルータから情
    報を受け取った制御アルゴリズム決定サーバが行って、
    該決定したパケット廃棄アルゴリズムの識別名あるいは
    アルゴリズム自体をIP通信網内の他のルータに配送す
    ることを特徴とするIPパケット損失制御方法。
  5. 【請求項5】請求項1ないし3のいずれかに記載のIP
    パケット損失制御方法において、 前記ルータの送出端子におけるパケットの損失特性劣化
    の検出基準は、予め定めた単位の宛先グループ毎に、該
    グループを宛先とするパケットの一定時間内に発生する
    損失の個数を基準とすることを特徴とするIPパケット
    損失制御方法。
  6. 【請求項6】請求項1ないし3のいずれかに記載のIP
    パケット損失制御方法において、 前記ルータの送出端子におけるパケットの損失特性劣化
    の検出基準は、予め定めた単位の宛先グループ毎に、該
    グループを宛先とするパケットの一定時間内に発生する
    損失パケットの割合を基準とすることを特徴とするIP
    パケット損失制御方法。
  7. 【請求項7】受信端子からIPパケットを受信し、該I
    Pパケットのヘッダの宛先アドレスに基づき、該IPパ
    ケットを送信端子から通信路に送出するIP通信網のル
    ータにおいて、 受信端子から受信したIPパケットのヘッダの宛先アド
    レスに基づき、該IPパケットを送信端子から通信路に
    送出する際に、前記送信端子におけるパケットの損失特
    性を予め定めた単位の宛先グループ毎に監視し、ある宛
    先グループ宛のパケットの損失特性が予め指定した1つ
    ないし複数の基準特性より劣化した場合、前記1つない
    し複数の損失特性に対応してパケット損失特性の劣化水
    準情報を取得する損失特性監視部と、 前記損失特性が劣化したある宛先グループのアドレスを
    示す劣化宛先情報を取得する劣化宛先情報取得部と、 前記損失特性監視部より得られたパケット損失特性の劣
    化水準情報および前記劣化宛先情報取得部より得られた
    劣化宛先情報を、IP通信網内の他のルータに送信する
    劣化情報送信部と、 他のルータより送信されてきたパケット損失特性の劣化
    水準情報および劣化宛先情報を受信する劣化情報受信部
    と、 受信した前記パケット損失特性の劣化水準情報および劣
    化宛先情報に基づき、パケット廃棄アルゴリズムを決定
    し、該パケット廃棄アルゴリズムに従って受信端子から
    受信したIPパケットのうち、パケット損失特性が劣化
    した宛先グループ宛のIPパケットを送出することなく
    廃棄する輻輳制御部とを有することを特徴とするルー
    タ。
  8. 【請求項8】受信端子からIPパケットを受信し、該I
    Pパケットのヘッダの宛先アドレスに基づき、該IPパ
    ケットを送信端子から通信路に送出するIP通信網のル
    ータにおいて、 受信端子から受信したIPパケットのヘッダの宛先アド
    レスに基づき、該IPパケットを送信端子から通信路に
    送出する際に、前記送信端子におけるパケットの損失特
    性を予め定めた単位の宛先グループ毎に監視し、ある宛
    先グループ宛のパケットの損失特性が予め指定した1つ
    ないし複数の基準特性より劣化した場合、前記1つない
    し複数の損失特性に対応してパケット損失特性の劣化水
    準情報を取得する損失特性監視部と、 前記損失特性が劣化したある宛先グループのアドレスを
    示す劣化宛先情報を取得する劣化宛先情報取得部と、 前記パケット損失特性の劣化水準情報および劣化宛先情
    報に基づきパケット廃棄アルゴリズムを決定するパケッ
    ト廃棄アルゴリズム取得部と、 前記損失特性監視部より得られたパケット損失特性の劣
    化水準情報、前記劣化宛先情報取得部より得られた劣化
    宛先情報、および前記パケット廃棄アルゴリズム取得部
    より得られたパケット廃棄アルゴリズムを、IP通信網
    内の他のルータに送信する劣化情報送信部と、 他のルータより送信されてきたパケット損失特性の劣化
    水準情報、劣化宛先情報およびパケット廃棄アルゴリズ
    ムを受信する輻輳制御情報受信部と、 受信した前記パケット損失特性の劣化水準情報、劣化宛
    先情報およびパケット廃棄アルゴリズムに従って、受信
    端子から受信したIPパケットのうち、パケット損失特
    性が劣化した宛先グループ宛のIPパケットを送出する
    ことなく廃棄する輻輳制御部とを有することを特徴とす
    るルータ。
JP34100496A 1996-12-20 1996-12-20 Ipパケット損失制御方法およびルータ Pending JPH10190732A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34100496A JPH10190732A (ja) 1996-12-20 1996-12-20 Ipパケット損失制御方法およびルータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34100496A JPH10190732A (ja) 1996-12-20 1996-12-20 Ipパケット損失制御方法およびルータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10190732A true JPH10190732A (ja) 1998-07-21

Family

ID=18342324

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34100496A Pending JPH10190732A (ja) 1996-12-20 1996-12-20 Ipパケット損失制御方法およびルータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10190732A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6954797B1 (en) 1999-02-26 2005-10-11 Nec Corporation Data Communication method, terminal equipment, interconnecting installation, data communication system and recording medium
JP2008177659A (ja) * 2007-01-16 2008-07-31 Fujitsu Ltd ネットワーク管理プログラム、該プログラムを記録した記録媒体、ネットワーク管理方法およびノード

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6954797B1 (en) 1999-02-26 2005-10-11 Nec Corporation Data Communication method, terminal equipment, interconnecting installation, data communication system and recording medium
JP2008177659A (ja) * 2007-01-16 2008-07-31 Fujitsu Ltd ネットワーク管理プログラム、該プログラムを記録した記録媒体、ネットワーク管理方法およびノード

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7746781B1 (en) Method and apparatus for preserving data in a system implementing Diffserv and IPsec protocol
US8437352B2 (en) Method and system for power control based on application awareness in a packet network switch
US8320242B2 (en) Active response communications network tap
US8472315B2 (en) Method and system for controlling link saturation of synchronous data across packet networks
JP2002009832A (ja) ネットワーク中継装置およびパケット結合方法
JP2006352262A (ja) 通信制御方法及び,これを適用する通信システム
US7304959B1 (en) Utility based filtering mechanism for PMTU probing
EP1106003A1 (en) Method and system for prioritised congestion control in a switching hub
JPH10190732A (ja) Ipパケット損失制御方法およびルータ
JP5006266B2 (ja) 通信ネットワークにおける帯域制御方法及び該方法を実行するための通信装置
Cisco Interface Commands
Cisco Interface Commands
Cisco Interface Commands
Cisco Interface Commands
Cisco Interface Commands
Cisco Interface Commands
Cisco Interface Commands
Cisco Interface Commands
Cisco Solving IP Problems
Cisco Interface Commands
Cisco Interface Commands
Cisco Interface Commands
Cisco Interface Commands
Cisco Interface Commands
Cisco Interface Commands