JPH10190523A - エネルギー拡散装置 - Google Patents

エネルギー拡散装置

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JPH10190523A
JPH10190523A JP8340808A JP34080896A JPH10190523A JP H10190523 A JPH10190523 A JP H10190523A JP 8340808 A JP8340808 A JP 8340808A JP 34080896 A JP34080896 A JP 34080896A JP H10190523 A JPH10190523 A JP H10190523A
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JP
Japan
Prior art keywords
gate
energy
spreading
signal
spreading code
Prior art date
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Application number
JP8340808A
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English (en)
Inventor
Atsushi Yamashita
淳 山下
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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Publication of JPH10190523A publication Critical patent/JPH10190523A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機密性に優れたエネルギー拡散装置を得る。 【解決手段】 エネルギー平均化のための拡散符号、例
えば、M(最大周期)系列符号、Gold符号等を生成する
第一拡散符号生成部1aと、同第m拡散符号生成部1mと、
前記第一、第m拡散符号生成部1a、1mが生成した拡散符
号から1つの拡散符号c(t)を選択する切替部2と、切替
えの周期を発生する周期発生部3と、前記拡散符号c(t)
を用い信号b(t)をエネルギーが平均化した変調信号s(t)
に拡散変調する拡散変調部4とでなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は特定の周波数にエネ
ルギーが集中しないように拡散符号を用い信号を変調す
るエネルギー拡散装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エネルギー拡散伝送システムは、
送信された電波が他の回線に及ぼす影響を少なくするた
め、特定の周波数にエネルギーが集中することを避ける
ように信号を拡散する。
【0003】図4は特定の周波数にエネルギーが集中し
隣接チャンネルに妨害を与える概念図(イ)と、低域に
エネルギーが集中する例として連続した信号を示す図
(ロ)である。図(ロ)に示すように、‘1’又は
‘0’が連続した信号は低域にエネルギーが集中する。
従って、図(イ)に示すように、例えば、2チャンネル
の信号が図(ロ)に示すような場合、2チャンネル帯域
の低域或いは1チャンネル帯域の高域に1チャンネルの
信号のエネルギーが集中する。このエネルギーの集中は
2チャンネルの信号に妨害を与える。また、‘1’と、
‘0’が交互に変化するような信号は図(イ)に示すよ
うに、高域にエネルギーが集中する高域成分を生成し、
同様に高域側の隣接チャンネルに妨害を与える。
【0004】そのため、従来はベースバンドの信号に拡
散符号を作用させエネルギーの平均化を行なっている。
【0005】しかし、上述したように、従来のエネルギ
ー拡散装置では1種類の拡散符号を用いて変調してい
る。そのため、例えば、長時間にわたり信号を観測しそ
の特徴を抽出するなどの読解により、だんだん拡散符号
が読解されてしまう可能性が高い。特に、拡散符号の次
数が低い場合、容易に拡散符号が読解され通信内容の機
密性が損なわれる問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑みなされたもので、機密性に優れたエネルギー拡散装
置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、特定の周波数にエネルギーが集中しないように拡散
符号を用い信号を変調するエネルギー拡散装置におい
て、異なる拡散符号を生成する複数の拡散符号生成部
と、前記複数の拡散符号生成部から1つを選択する切替
部と、切替えの周期を生成する周期生成部と、前記拡散
符号を用い信号をエネルギーが平均化した信号に変調す
る拡散変調部とで構成した。
【0008】また、上記拡散符号生成部をM(最大周
期)系列を生成するものとする。
【0009】また、帰還タップの異なる組み合わせを備
えた同次数の複数のシフトレジスタと、前記シフトレジ
スタの出力毎に設けたANDゲートと、前記ANDゲー
トにゲート制御信号を供給するゲート制御回路と、前記
ANDゲートの出力を論理和演算するORゲートと、前
記ORゲートの出力と信号とを排他的論理和演算するエ
クスクルーシブOR回路とで構成する。
【0010】また、上記ゲート制御回路をデコーダで構
成し、上記複数のシフトレジスタから順次1つを指示す
る信号を出力するようにした。
【0011】また、帰還タップの異なる組み合わせを備
えた異なる次数の複数のシフトレジスタと、前記シフト
レジスタの出力毎に設けたANDゲートと、前記AND
ゲートにゲート制御信号を供給するゲート制御回路と、
前記ANDゲートの出力を論理和演算するORゲート
と、前記ORゲートの出力と信号とを排他的論理和演算
するエクスクルーシブOR回路とで構成する。
【0012】また、帰還タップの異なる組み合わせを備
えた同次数の複数のシフトレジスタと、帰還タップの異
なる組み合わせを備えた異なる次数の複数のシフトレジ
スタとを備えた。
【0013】
【発明の実施の形態】以上のように構成したので、複数
の拡散符号生成部が生成した拡散符号を、周期生成部か
らの周期に基づき切替部で周期的に切替えて1つの拡散
符号を拡散変調部へ供給し、この拡散符号でエネルギー
拡散変調する。
【0014】
【実施例】以下、本発明によるエネルギー拡散装置につ
いて、図を用いて詳細に説明する。図1は本発明による
エネルギー拡散装置の基本的な構成を示すブロック図で
ある。1a、1mは拡散符号、例えば、M(最大周期)系列
符号、或いは、Gold符号等を生成する第一拡散符号生成
部、第m拡散符号生成部である。2は、前記第一、第m
拡散符号生成部1a、1mが生成した拡散符号から1つの拡
散符号c(t)を選択する切替部である。3は切替えの周期
を生成する周期生成部である。4は、前記拡散符号c(t)
を用い信号b(t)エネルギーを平均化した変調信号s(t)に
拡散変調する拡散変調部である。
【0015】本発明によるエネルギー拡散装置の基本的
な変調動作を図1に従い説明する。なお、図4に示した
従来例と同じ個所は同一の番号を付し重複説明を省略す
る。前記第一、第m拡散符号生成部1a、1mは拡散符号、
例えば、次数10で1023クロック周期のM(最大周期)
系列符号等を繰り返し生成する。周期生成部3が生成し
た切替え周期、例えば、1023クロック周期等で切替部2
を切替えることにより、前記切替え周期毎に異なる拡散
符号c(t)を得る。拡散変調部4はこの拡散符号c(t)で信
号b(t)を変調し、変調信号s(t)を得る。なお、拡散符号
の周期と切替え周期とは必ずしも同一である必要はなく
別々のものでも良い。
【0016】図2は本発明によるエネルギー拡散装置の
具体的な実施例を示すブロック図である。11a はM(最
大周期)系列の拡散符号を生成するため、例えば、次数
10等で所要の帰還タップを有するシフトレジスタで構
成した第一拡散符号生成部であり、・・・、11n は前記
第一拡散符号生成部11a と異なる所要の帰還タップを有
する一方、前記第一拡散符号生成部11a と同次数のシフ
トレジスタで構成した第n拡散符号生成部である。尚、
帰還タップの求め方等のM(最大周期)系列符号の生成
法については、文献「スペクトル拡散通信システム:科
学技術出版社,1988年初版,横山著,p423 など」を参
照した。2aは前記複数の拡散符号生成部(11a 、11n )
の出力毎に設けたANDゲートである。3aはカウンタと
n値コンパレータとで構成したn値デコーダであり、デ
コード出力を前記ANDゲート2aのゲート制御信号とす
る。2bは前記ANDゲート2aの出力を論理和演算するO
Rゲートである。4aは前記ORゲート2bの出力c(t)と、
信号b(t)とを排他的論理和演算するエクスクルーシブO
R回路である。
【0017】図2に示した実施例の変調動作について説
明する。複数の拡散符号生成部(11a 、11n )が、例え
ば、1周期1023クロックの60種類のM(最大周期)系
列符号のうちの所定のいくつかを生成するように構成し
ている。n値デコーダ3a、例えば、8デコーダ等で構成
し、その出力は「1,0,0,0,0,0,0,0」、「0,1,0,0,0,0,0,
0」、・・・・「0,0,0,0,0,0,0,1」なる周期性の信号であ
り、この信号をゲート制御信号としてANDゲート2aに
供給する。よって、次段のORゲート2bの出力は、前記
複数の拡散符号生成部(11a 、11n )を順次選択した8
種類の拡散符号c(t)となる。最終段のエクスクルーシブ
OR回路4aは、拡散符号c(t)の「1」で信号b(t)の
「1」と、「0」を入れ替え、拡散符号c(t)の「0」で
信号b(t)をそのままとする、所謂、排他的論理和演算を
行って変調信号s(t)を生成する。尚、ゲート制御信号を
複数の拡散符号生成部(11a 、11n )のリセット信号に
し、ゲート制御信号の立ち上がり又は立ち下がりでシフ
トレジスタをリセットするようにしても良い。
【0018】図3は本発明によるエネルギー拡散装置の
具体的な他の実施例を示すブロック図である。尚、図2
の実施例と同じ個所には同一の番号を付し重複説明を省
略する。12a は、例えば、次数7のM(最大周期)系列
を得るように構成した第一拡散符号生成部であり、・・
・、12nは次数{7+(n-a )}のM(最大周期)系列
を得るように構成した第n拡散符号生成部である。この
例の特徴は、実施例(図2)が同次数のシフトレジスタ
で拡散符号生成部を構成しているのに対し、異なる次数
のシフトレジスタで拡散符号生成部を構成し、異なる次
数の拡散符号により変調信号s(t)を生成することを特徴
とする。
【0019】更に、帰還タップの異なる組み合わせを備
えた同次数の複数のシフトレジスタと、帰還タップの異
なる組み合わせを備えた異なる次数の複数のシフトレジ
スタとを備えた拡散符号生成部で構成することとし、そ
れらを切替えて異なる拡散符号を得るようにしても良
い。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は機密性に
優れたエネルギー拡散装置を提供する。従って、従来の
エネルギー拡散装置では1種類の拡散符号を用いて変調
しているので、不正な目的で拡散符号を解読しようとす
ると、拡散符号が読解され通信内容の機密性が損なわれ
る問題があったが、本発明は複数の拡散符号を切替えて
使用するようにしているので拡散符号が解読され難く機
密性を高度に保持できるメリットがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるエネルギー拡散装置の基本的な構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明によるエネルギー拡散装置の具体的な実
施例を示すブロック図である。
【図3】本発明によるエネルギー拡散装置の具体的な他
の実施例を示すブロック図である。
【図4】特定の周波数にエネルギーが集中し隣接チャン
ネルに妨害を与える概念図(イ)と、低域にエネルギー
が集中する例として連続した信号を示す図(ロ)であ
る。
【符号の説明】
1a 第一拡散符号生成部 1m 第m拡散符号生成部 2 切替部 2a ANDゲート 2b ORゲート 3 周期生成部 3a n値デコーダ 4 拡散変調部 4a エクスクルーシブOR回路 11a 、12a 第一拡散符号生成部 11n 、12n 第n拡散符号生成部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定の周波数にエネルギーが集中しない
    ように拡散符号を用い信号を変調するエネルギー拡散装
    置において、 異なる拡散符号を生成する複数の拡散符号生成部と、前
    記複数の拡散符号生成部から1つを選択する切替部と、
    切替えの周期を生成する周期生成部と、前記拡散符号を
    用い信号をエネルギーが平均化した信号に変調する拡散
    変調部とで構成したことを特徴としたエネルギー拡散装
    置。
  2. 【請求項2】 上記拡散符号生成部をM(最大周期)系
    列符号を生成するものとする請求項1記載のエネルギー
    拡散装置。
  3. 【請求項3】 帰還タップの異なる組み合わせを備えた
    同次数の複数のシフトレジスタと、前記シフトレジスタ
    の出力毎に設けたANDゲートと、前記ANDゲートに
    ゲート制御信号を供給するゲート制御回路と、前記AN
    Dゲートの出力を論理和演算するORゲートと、前記O
    Rゲートの出力と信号とを排他的論理和演算するエクス
    クルーシブOR回路とで構成するエネルギー拡散装置。
  4. 【請求項4】 上記ゲート制御回路をデコーダで構成
    し、上記複数のシフトレジスタから1つを指示する信号
    を順次出力するようにした請求項3記載のエネルギー拡
    散装置。
  5. 【請求項5】 帰還タップの異なる組み合わせを備えた
    異なる次数の複数のシフトレジスタと、前記シフトレジ
    スタの出力毎に設けたANDゲートと、前記ANDゲー
    トにゲート制御信号を供給するゲート制御回路と、前記
    ANDゲートの出力を論理和演算するORゲートと、前
    記ORゲートの出力と信号とを排他的論理和演算するエ
    クスクルーシブOR回路とで構成するエネルギー拡散装
    置。
  6. 【請求項6】 上記ゲート制御回路のゲート制御信号の
    立ち上がり又は立ち下がりでシフトレジスタをリセット
    するようにした請求項3又は請求項5記載のエネルギー
    拡散装置。
  7. 【請求項7】 帰還タップの異なる組み合わせを備えた
    同次数の複数のシフトレジスタと、帰還タップの異なる
    組み合わせを備えた異なる次数の複数のシフトレジスタ
    とを備えた請求項5記載のエネルギー拡散装置。
JP8340808A 1996-12-20 1996-12-20 エネルギー拡散装置 Pending JPH10190523A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007522700A (ja) * 2003-12-30 2007-08-09 クゥアルコム・インコーポレイテッド 内蔵試験パターン発生を有したcdma集積回路復調器
JP2008530606A (ja) * 2005-02-14 2008-08-07 フランス テレコム 擬似ランダム・データ・シーケンスを発生するための方法、システム及び装置

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