JPH10189899A - 半導体記憶装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置及びその製造方法

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JPH10189899A
JPH10189899A JP8344996A JP34499696A JPH10189899A JP H10189899 A JPH10189899 A JP H10189899A JP 8344996 A JP8344996 A JP 8344996A JP 34499696 A JP34499696 A JP 34499696A JP H10189899 A JPH10189899 A JP H10189899A
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memory device
semiconductor memory
film
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JP8344996A
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Norio Hasegawa
昇雄 長谷川
Toshiaki Yamanaka
俊明 山中
Shinichiro Kimura
紳一郎 木村
Yuzuru Oji
譲 大路
Katsuya Hayano
勝也 早野
Makoto Yoshida
吉田  誠
Yoshitaka Tadaki
芳隆 只木
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体記憶装置の微細化及び高集積化を実現
する。 【解決手段】 本発明によれば、X方向に延びる長方形
のアクティブ(活性)領域に対して、Y方向に延びる楕
円形状のビットラインコンタクトが設けられていること
を特徴とする。 【効果】 アクティブ領域およびビット線、ワード線パ
タンが単純化でき効率良い微細化が実現できた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体記憶装置に関
し、特に、高集積化に好適なダイナミックランダムアク
セスメモリ(DRAM)の構造および、その製造法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体記憶素子は、年々大規模化、高集
積化を実現している。この高集積化は、主にリソグラフ
ィの解像度向上によるパタン(pattern )の微
細化により達成されてきた。リソグラフィの解像度向上
は、主に投影露光装置のレンズの高NA化や、露光光の
短波長化により進められている。しかし、実際の素子を
形成するパタンは複雑な形状および配置となっており、
効率良い微細化が困難になっている。特に、位相シフト
法を代表とする、超解像技術を導入する場合は、パタン
の配置に依ってはこれらの高解像度化手法の適用が困難
な場合が発生し、素子の微細化の妨げになっている。た
とえば、配線接続孔のパタンは繰り返して配置されてい
る部分と、孤立して配置されている部分が混在し、この
ようなパタンを超解像技術を用いて形成する場合は、両
者を同時に満足する方式が選定できず、制限の加わった
パタン配置をせざるを得ないのが現状である。
【0003】また、ホールパタンの形成には、ハーフト
ーン型位相シフトマスクや、補助パタン型位相シフトマ
スクが用いられている。しかし、これらの方法は孤立の
ホールパタン形成には好適であるが、密集したホールパ
タンの形成は困難である。
【0004】一方、半導体記憶装置である、ダイナミッ
ク型ランダムアクセスメモリ(以下ダイナミックRAMと
略す)は情報を記憶する電荷蓄積用のキャパシタに書き
込み読みだし用のスイッチトランジスタを接続したもの
で、メモリセルの構成素子数が少ないことから高集積化
が可能なコンピュータ機器の主記憶装置として広く一般
に用いられている。
【0005】ダイナミックRAMの構造は種々考案されて
いる。代表的なものは、メモリセルの電荷蓄積用のキャ
パシタが立体的な王冠型のスタックトキャパシタ型の構
造であり、例えば特開昭62-48062号公報に記述されてい
る。
【0006】ダイナミックRAMにおいて、メモリセルの
うちデータ線上に王冠型のキャパシタを設けたメモリセ
ルの製造法を図34を用いて簡単に説明する。
【0007】まず、単結晶シリコン基板1上に素子間を
絶縁分離するためのフィールド酸化膜2を成長させ、MIS
FETのゲート酸化膜3を成長させる。次いで、ゲート電極
4として不純物を高濃度に含む多結晶シリコン膜を堆積
し、それをパターニングした後イオン打ち込み法を用い
て、MISFETのソース、ドレイン領域となるn型の高濃度
不純物領域5を単結晶シリコン基板1に自己整合で形成す
る。次いで、シリコン酸化膜6を堆積した後、メモリセ
ル領域のMISFETの高濃度不純物領域5に開口部を形成
し、配線電極として、不純物を高濃度に含む多結晶シリ
コンとタングステンシリサイド膜を順次堆積しパターニ
ングする。次いで、シリコン酸化膜8を堆積した後、メ
モリセル領域のMISFETのソース若しくはドレインの高濃
度n型不純物領域5上に開口部を形成する。さらに、多結
晶シリコン膜と厚いシリコン酸化膜を連続して堆積し、
これらを同時にパターニングした後、別の多結晶シリコ
ン膜を堆積し、異方性のドライエッチングにより平坦部
の露出した多結晶シリコン膜をエッチングすることで、
上記シリコン酸化膜の側壁に上記多結晶シリコン膜を残
存させる。上記シリコン酸化膜を除去することによっ
て、王冠状の蓄積電極12が形成される。次いで、キャパ
シタ誘電体膜13を堆積した後、さらに、プレート電極14
となる多結晶シリコン膜を堆積し、これをパターニング
する。最後に層間絶縁膜のシリコン酸化膜15と金属配線
19としてアルミニウム配線を形成し、周辺回路のMISFET
とメモリセルが製造される。
【0008】このメモリセルの平面形状を図35を用いて
説明する。50がアクティブ(活性)領域、52がワード
線、53が蓄積容量電極とアクティブ領域を接続するコン
タクト孔、54がビット線とアクティブ領域を接続するコ
ンタクト孔、55が蓄積容量電極である。この様にビット
線上部に蓄積容量電極を配置する構造の場合は、ビット
線51はコンタクト孔53を避けて配線する必要がある。し
たがって、ビット線51とのコンタクト孔54はコンタクト
孔53の配列からずらした位置に配列するのが、ビット線
51との接続を容易にするのに有効である。
【0009】しかし、このようなパタン配置でさらにパ
タンの微細化、セル面積の微小化を進める場合、特にコ
ンタクト孔の配列ピッチが小さくなり、従来の孤立パタ
ンに最適なホール形成法の適用が困難となってきた。し
たがって、所望の微細化を実現することが困難となって
きた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、メモ
リセル構造を改良し、パタンの微細化、セル面積の微小
化に適した構造およびパタン形成方法を提供することに
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明では、一つのスイッチ用トランジスタと、一
つの電荷蓄積キャパシタを最小単位とする半導体記憶装
置において、該スイッチ用トランジスタのチャネル領域
とソース・ドレイン領域が形成されるアクティブ領域か
らビット線を接続するコンタクト孔の上部表面の平面形
状がビット線の配線方向に対し垂直な方向が長い楕円形
に形成されてなることを特徴とする。
【0012】本発明では、リソグラフィにおけるホール
パタンの形成に位相シフト効果が十分得られるマスクを
使用した。さらに、位相シフト法を用いた場合のパタン
の配置に依存するパタンの変形を利用し、効率良い微細
化が可能なように、メモリセルパタンの配置を考慮し
た。
【0013】すなわち、本発明は、一つのスイッチ用ト
ランジスタと、一つの電荷蓄積キャパシタを最小単位と
するメモリセルを半導体基体に形成する半導体記憶装置
の製造方法において、アクティブ領域と蓄積容量部を接
続するコンタクト孔1とアクティブ領域とビット線を接
続するコンタクト孔2を一回のリソグラフィ工程で形成
し、該リソグラフィ工程で用いるホトマスクが互いに隣
接したパタンを通過する露光光に位相差を与えるように
調整された位相シフトマスクであり、該ホトマスク内の
コンタクト孔1とコンタクト孔2を透過する露光光の位
相が互いに反転するように調整されており、更に、コン
タクト孔1どうしが最短距離で隣接するパタンを通過す
る露光光の位相が互いに反転するように調整されている
ことを特徴とする。
【0014】このように、位相シフトマスクの解像特性
を有効に利用した、パタンの配置をメモリセルのパタン
配置に適用することにより、位相シフトマスクの解像度
向上効果を十分活かした、微細化が可能となり、メモリ
セルサイズの大幅な縮小が可能となった。
【0015】
【発明の実施の形態】
<実施例1>本実施例は,本発明によるダイナミックR
AMに関するものである。図1は複数個のメモリセルを
配したメモリセル群の平面図である。本実施例における
一つのメモリセルは、一つのスイッチ用トランジスタ
(MISFET)と、一つの電荷蓄積キャパシタを最小
単位としている。また、該アクティブ(活性)領域は、
絶縁分離領域によって区画された該トランジスタのチャ
ネル領域とソース・ドレイン領域を構成している。
【0016】図1において、ワード線WL1〜WL4が
Y方向(列方向)に直線を成して配置されている。ま
た、データ線(ビット線)BL1〜BL3がX方向(行
方向)に直線を成して配置されている。ここでいう直線
は、図12(ワード線配置)および図14(データ線配
置)に示すように配線パタンが等間隔で配置された構造
をいう。すなわち、それら配線パタンは、コントクト部
がドッグボーンレス構造または他のコントクトをさける
ためのクランク構造を成していない。
【0017】王冠型のキャパシタの下部電極(蓄積電
極)113がこれらワード線とデータ線の上部に形成さ
れている。ワード線WL1〜WL4の隙間の活性領域1
18上には、平面形状の長手方向がY方向となるプラグ
電極119が該活性領域118に接して、かつ活性領域
以外の領域(絶縁分離領域)上に延在するようにして配
されている。該プラグ電極119にはデータ線BL1〜
BL3が一部で重なるように配されている。すなわち、
プラグ電極におけるアクティブ領域とデータ線(ビット
線)とのそれぞれの接触部の位置がビット線に垂直な方
向にずれてなる。
【0018】さらに、活性領域118上には絶縁膜の開
口部120が形成され、該開口部を介してキャパシタの
下部電極113が接続されている。なお、アレー状に配
された活性領域118の平面形状は図2のようになって
いる。すなわち、図1に示すように、活性領域とデータ
線(ビット線)のパタンの平面形状が、同方向に直線形
状であり、互いに交差しないことを特徴としている。
【0019】次に、図3ならびに図29を用いてメモリ
セルの構造について詳しく説明する。図3は、図1にお
けるX―X’における断面図である。なお、図29は図
1に示すY−Y’方向切断の断面図である。
【0020】図3において、メモリセルのMISFET
はゲート絶縁膜103、ゲート電極104、ソース・ド
レインのとしてのn型の高濃度不純物領域107、10
8からなっている。プラグ電極(金属プラグ)110が
上記高濃度不純物領域107上のシリコン酸化膜109
を貫いて形成されている。さらに、上記シリコン酸化膜
109上にはデータ線としての電極配線111が形成さ
れている。配線電極111上のシリコン酸化膜112上
には王冠型キャパシタの下部電極113が設けられ、高
濃度不純物領域108に接続されている。ここで、王冠
型のキャパシタは、下部電極(蓄積電極)113、キャ
パシタ誘電体膜114および上部電極(プレート電極)
115からなる。
【0021】次に、図4乃至図10に示す製造工程の断
面図、並びに図11乃至図16に示す主要な製造工程に
おける平面図を用いて本実施例をさらに詳しく説明す
る。
【0022】まず、(100)結晶面を有するシリコン
基板101表面に公知のシャロウトレンチアイソレーシ
ョン法を用いてフィールド酸化膜102(絶縁分離領
域)を選択的に形成する。このフィールド酸化膜102
を形成することによって、図11に示すようにアレー状
に複数の活性領域118が配置される。しかる後、活性
領域上に公知の方法によりMISFETを形成する(図
4)。 MISFETのゲート(WL1,WL2,WL
3,WL4)は、図12に示すように、Y方向に配置さ
れている。なお、ここではMISFETのゲート長はた
とえば0.2μmである。 MISFETの極性は、nチ
ャネル型を用いているが、pチャネル型でもよい。ま
た、公知の自己整合コンタクトを用いるためにゲート電
極104上にはシリコンナイトライド膜105が形成さ
れている。さらに、ゲート電極104の材料としては好
ましくは厚さ100nm程度のタングステン等の低抵抗
の高融点金属膜もしくはそのシリサイド膜と、厚さ10
0nm程度の多結晶シリコン膜との複合膜を用いる。
【0023】次いで、図5に示すように、厚さ50nm
程度のシリコンナイトライド膜106を公知の減圧化学
気相成長法(以下LPCVD法と略す)により堆積し、
次いで厚さ300nmのボロンとリンを含んだシリコン
酸化膜109を公知の化学気相成長法(以下CVD法と
略す)により堆積し、800℃程度の温度でアニールを
施すことによりシリコン酸化膜109表面をなだらかに
する。
【0024】なお、シリコン酸化膜109にはボロンや
リンを添加したものを用いずTEOSガスを用いた40
0℃程度の低温のCVDによるシリコン酸化膜を用い、
CMP(Chemical Mechanical P
olishing)法等の他の方法で平坦にすることも
できる。この場合、ウェハ全面に渡って平坦なシリコン
酸化膜の表面が得られる。さらに、製造工程の温度を低
温化することによって、MISFETのパンチスルーを
防止することができる。さらに、MISFETのソース
・ドレイン領域の高濃度不純物理領域は、上記シリコン
ナイトライド膜106を堆積した後にイオン打ち込みを
用いて形成してもよい。これにより、高濃度不純物領域
の横方向位置を調整することができるため、MISFE
Tのパンチスルーを防止することができる。
【0025】次いで、ホトリソグラフィと異方性のシリ
コン酸化膜のドライエッチングにより開口部119のシ
リコン酸化膜109をエッチングする。この際,シリコ
ン酸化膜109のドライエッチングはシリコンナイトラ
イド膜106をエッチングストッパとし,さらに異方性
のシリコンナイトライドのドライエッチングにより上記
シリコンナイトライド膜106をエッチングすること
で,ワード線であるゲート電極104およびフィールド
酸化膜102に対して自己整合の開口部119を形成す
る(図5、図29)。この自己整合はマスク合わせ余裕
を必要としないため、微細なコンタクト孔(開口部)が
形成される。すなわち、セルフアラインコンタクトを実
現している。
【0026】次いで、リンが高濃度に添加された厚さ2
00nmの多結晶シリコン膜をLPCVD法により堆積
し、異方性のドライエッチングによりエッチバックして
上記開口部119にプラグ電極110を形成する(図
6、図13)。
【0027】なお、上記プラグ電極の材料にタングステ
ンやチタンナイトライドを用いることで良好な電気的接
触を得ることができる。また、ここでは示していない
が、タングステン等の高融点金属を用いる場合はシリコ
ン基板との反応を防止する目的でチタンナイトライド等
のバリヤメタル膜を下層に設けることが好ましい。
【0028】次いで、データ線BL1〜BL3(図1)
となる厚さ100nm程度の配線電極111を堆積し、
ホトリソグラフィとドライエッチングによりパターニン
グする(図7、図14)。ここで、図29に示すよう
に、データ線の配線電極111のパターニングの際にプ
ラグ電極110が一部露出しても問題ない。
【0029】なお、配線電極111の材料としては好ま
しくはタングステン等の高融点金属のシリサイド膜(上
層)と多結晶シリコン膜(下層)の複合膜、もしくはタ
ングステン等の高融点金属膜を用いることができる。
【0030】次いで、厚さ200nm程度のボロンとリ
ンを含んだシリコン酸化膜112をCVD法により堆積
し、800℃程度の温度でアニールを施すことにより表
面をなだらかにする。次いで、MISFETのソースも
しくはドレインとなる高濃度不純物領域108上のシリ
コン酸化膜112、109、ならびにシリコンナイトラ
イド膜106に開口部120をホトリソグラフィとドラ
イエッチングにより形成する(図8、図15)。
【0031】次いで、厚さ100nmのn型の不純物を
高濃度に含む多結晶シリコン膜と厚さ500nmのシリ
コン酸化膜を連続して堆積する。そして、これらをキャ
パシタの下部電極のパターンに同時にパターニングした
後、別の厚さ70nmのn型の不純物を高濃度に含む多
結晶シリコン膜を堆積し、異方性のドライエッチングに
より平端部の露出した多結晶シリコン膜をエッチングす
ることで、上記シリコン酸化膜の側壁に上記多結晶シリ
コン膜を残存させる。さらに、上記シリコン酸化膜を除
去することによって、王冠状の下部電極113を形成す
る(図9、図16)。
【0032】次いで、キャパシタ誘電体膜114とプレ
ート電極115となる厚さ100nmのタングステン膜
を堆積しこれをパターニングする(図10)。ここで、
キャパシタ誘電体膜としてはシリコンナイトライド膜を
用いた絶縁膜のほか、五酸化タンタル(Ta25)膜等
のシリコン酸化膜より比誘電率の大きな材料が好まし
い。この堆積方法としては、段差被覆性の良いCVD法
が好ましい。さらに、キャパシタ誘電体膜の酸化膜換算
膜厚は1ギガビットクラスの大容量ダイナミックRAM
では3nm以下にすることが好ましい。なお、ここでは
下部電極113に多結晶シリコン膜を用いたが、タング
ステンやチタンナイトライド膜の様な高融点金属膜を用
いることもできる。その場合は、多結晶シリコン膜表面
の自然酸化膜の影響を排除することができ、キャパシタ
誘電体膜の酸化膜換算膜厚を薄くできる。
【0033】最後に、層間絶縁膜のシリコン酸化膜11
6と金属配線117としてアルミニウム配線を形成して
図3に示した本発明の半導体記憶装置が完成する。
【0034】本実施例によれば、キャパシタをデータ線
の上部に設けたダイナミックRAMセルにおいて、デー
タ線を接続する活性領域118(図1)にフィールド酸
化膜102(図3)に延在するようなプラグ電極110
(図1、図3)を形成することによって、フィールド酸
化膜上でプラグ電極とデータ線 BL1〜BL3(図
1)を接続するために、活性領域の平面形状をを長方形
にすることができる。これによって、マスク枚数の増加
無しにシャロウトレンチアイソレーションのシリコン酸
化膜の埋め込み工程における、平面形状に起因した製造
方法の困難さを回避することができる。
【0035】<実施例2>本実施例は、実施例1のダイ
ナミックRAMにおけるキャパシタの下部電極とシリコ
ン基板の活性領域との接続方法に関するものである。図
17はメモリセルアレーの平面図、図18は図17にお
けるX―X’方向切断の断面図である。
【0036】図17、図18において、シリコン基板の
データ線並びにキャパシタが接続される活性領域118
(図17)には全てプラグ電極121が形成されていお
り、データ線が接続されるプラグ電極121は実施例1
と同様に、平面形状の長手方向がY方向で活性領域以外
の領域に延在するようにして配されている。さらに、該
プラグ電極121にはシリコンナイトライド膜124に
形成された開口部122(図17)を介してデータ線B
L1〜BL3(図17)となる配線電極111(図1
8)が接続されている。一方、キャパシタが接続される
活性領域118上のプラグ電極121にはシリコンナイ
トライド膜124とシリコン酸化膜112(図18)を
貫いて形成された開口部123が形成されており、該開
口部介してキャパシタの下部電極113が接続されてい
る。
【0037】次に、図19乃至図23に示す製造工程の
断面図、並びに図24乃至図27に示す主要な製造工程
における平面図を用いて本実施例をさらに詳しく説明す
る。
【0038】まず、シリコン基板101上にフィールド
酸化膜102を形成し、活性領域上にMISFETを形
成するまでは実施例1の図4と同一である。次いで、L
PCVD法を用いてシリコンナイトライド膜106を堆
積する(図19)。
【0039】次いで、シリコン酸化膜109を実施例1
と同様の方法で形成し、ホトリソグラフィと実施例1と
同様なドライエッチングを用いて高濃度不純物領域10
7ならびに108上に開口部121を形成する(図2
0)。
【0040】次いで、実施例1と同様に上記開口部12
1にn型の不純物が高濃度に添加された多結晶シリコン
を埋め込み、プラグ電極110を形成する(図21、2
4)。
【0041】次いで、シリコンナイトライド膜124を
LPCVD法により堆積し,ホトリソグラフィとドライ
エッチングを用いて、高濃度不純物領域107上に形成
されたデータ線が接続されるプラグ電極110上の該シ
リコンナイトライド膜124に開口部122を形成し、
さらに、実施例1と同様にデータ線となる配線電極11
1をパターニングする(図22、図26)。
【0042】次いで、高濃度不純物領域108に接続さ
れたキャパシタが接続されるプラグ電極108上のシリ
コンナイトライド膜124並びにシリコン酸化膜112
を貫いて開口部123をホトリソグラフィとドライエッ
チングにより形成する(図23、図27)。
【0043】この後に引き続く、キャパシタ並びに配線
電極を形成する製造工程については、実施例1と全く同
様である。本実施例によれば、キャパシタの下部電極
は,直接高濃度不純物領域108に接続せずに、一旦プ
ラグ電極110を介してシリコン基板に接続するため
に、キャパシタの下部電極を接続するために開口部の製
造工程において、開口部の深さを浅くすることができる
ために、開口部のドライエッチングの製造工程を容易に
することができる。
【0044】なお、以上の実施例では王冠型のキャパシ
タを用いたメモリセルについて説明したが、下部電極の
膜厚の厚いSTC(Stacked Capacito
r)構造や、図28に示した高誘電体膜をキャパシタの
誘電体膜に用いた構造にも本発明が適用できることは言
うまでもない。図28において、キャパシタの下部電極
126はチタンナイトライドのプラグ電極125上に形
成されている。該下部電極126の材料として、Ptや
Ru等の高融点貴金属が望ましい。また、キャパシタ誘
電体膜127の材料としてはSrTiO3膜や(Ba,
Sr)TiO3膜(BST膜)のような高誘電体膜、さ
らにはPZT膜のような強誘電体膜を用いることもでき
る。
【0045】<実施例3>図30で本実施例のパタン配置
を説明する。図30(a)はビット線コンタクト孔23と蓄
積容量コンタクト孔21、22を同時に形成するための、リ
ソグラフィに用いるホトマスクのパタン配置を示した図
である。蓄積容量コンタクト孔21、22のパタンサイズは
0.2ミクロン、パタンの縦方向の配列ピッチは0.5ミクロ
ンである。この程度のサイズのパタンをリソグラフィで
形成するにはKrFエキシマレーザを光源とするステッパ
を用いる必要がある。また、パタンのピッチが小さいた
め、ハーフトーン型位相シフトマスクでは解像特性が不
十分であり、適用は困難である。ここでは、マスクには
隣り合う主パタンからの透過光に位相差を加えた位相シ
フトマスクを用いた。具体的には蓄積容量コンタクト孔
21とコンタクト孔22を通過する露光光の位相が反転す
る様にマスクを調整した。すなわち、コンタクト孔21
に位相シフタを配置した。また、コンタクト孔22と、間
に挟まれたビット線コンタクト孔23にも位相シフタを配
置し、通過する露光光の位相が互いに反転するようにし
た。このマスクを用いウエーハにパタン転写した結果、
図30(b)に示す様なパタンが転写された。位相が反転
した光は互いに打ち消し合うため、隣接するパタンは十
分に分離する。しかし、互いが同位相あるいはパタンが
隣接して配置されていない場合は、パタンは広がって形
成される。ビット線コンタクト孔24は、横方向は位相の
異なるパタンが配置されているために、パタンの伸びは
無い、しかし、縦方向は位相の反転したパタンが配置さ
れていないため、縦に伸びた形状に解像される。このパ
タンのメモリセル内の他のパタンとの関係を図31で説明
する。図31はメモリセル部の各パタンの配置を示してい
る。31がアクティブ領域、32が蓄積容量コンタクト孔、
33が楕円に形成したアクティブ層とのコンタクト孔、34
がビット線とのコンタクト孔、35がワード線、36がビッ
ト線である。この例では、楕円に形成したコンタクト孔
33とビット線36を直接接続すると、2本のビット線に接
続されてしまうので、コンタクト孔33に導電材料を埋め
込んだ後、絶縁膜を形成し、その後、コンタクト孔34を
形成し、ビット線36と連結した。また、更に改良したパ
タン配置例を図32、図33を用いて説明する。図32(a)
にホトマスクのパタン配置を示す。コンタクト孔の配置
は図30(a)と同じであるが、ビット線コンタクト孔43
の接続するビット線の反対側に補助パタン44を設けた。
この補助パタン44とコンタクト孔43を通過する光は、互
いに位相が反転するように設定した。このマスクを用い
ウエーハ上にパタンを転写した結果、図32(b)に示す
様なパタンが転写された。補助パタンの配置により、コ
ンタクト孔45は上側のみに寸法が拡大した。このパタン
のメモリセル内の他のパタンとの関係を図32で説明す
る。図33は図32同様にメモリセル部の各パタンの配置を
示している。31がアクティブ領域、32が蓄積容量コンタ
クト孔、63が楕円に形成したアクティブ層とビット線の
コンタクト孔、35がワード線、36がビット線である。こ
の例では、コンタクト孔63はビット線36側のみに楕円に
形成されている。このため、この例ではビット線36とア
クティブ領域31を直接連結することが可能となった。こ
のように、補助パタン44の配置により、コンタクト孔63
がビット線との接続方向のみに拡大するようになった。
また、この補助パタンは実際にはパタンとして転写され
ないように解像限界以下の寸法としたが、パタンとして
解像するように設定しても特に問題が無かった。むしろ
補助パタンを大きくし、パタンとして転写する大きさに
設定したほうが、コンタクト孔63の下側へのパタンの伸
びが抑えられ、反対側のビット線との接触を確実に回避
することが可能となった。また、ビット線コンタクト孔
43はマスクを長方形にし、解像パタンの上側への伸びの
最適化をすることにより確実なコンタクトができる。
【0046】本実施例は、アクティブ領域と蓄積容量部
を接続するコンタクト孔1(32)が短い第1のピッチ
で配列されている、コンタクト孔1の配列と配列の間に
アクティブ領域とビット線を接続するコンタクト孔2
(34)が配置され、このコンタクト孔2が上記コンタ
クト孔1の配列方向と同方向に第1のピッチの2倍のピ
ッチで配列され、更に、上記コンタクト孔2は上記コン
タクト孔1の配列方向とほぼ垂直な直線上の位置に配置
されており、上記コンタクト孔2の上部表面の平面形状
がビット線の配線方向に対し垂直な方向が長い楕円形に
形成されている。
【0047】以上のように、位相シフトマスクの解像特
性を有効に利用した、パタンの配置をメモリセルのパタ
ン配置に適用することにより、位相シフトマスクの解像
度向上効果を十分活かした、微細化が可能となり、メモ
リセルサイズの大幅な縮小が可能となった。
【0048】<実施例4>本実施例は、実施例2の図2
4に示した開口部121のパタン形成法に関するもので
ある。256Mビット級のDRAMではこの開口部の短辺寸
法は0.2μm程度となり、通常のリソグラフィ法で安定
に形成することは困難である。本実施例を図36で説明
する。
【0049】図36(a)は、ウエーハ上で得たいパタン
形状である。通常は各パタンの角部は丸められるが問題
にはならない。しかし、このパタンを一括して形成する
場合、光源にKrFエキシマレーザを用いた、最新のスッ
テパを用いても、良好に形成することが困難である。本
例では、2枚のマスクを用いてパタンを形成した。詳し
くは、被加工基板に通常の方法でレジストを形成した
後、通常のステッパで図36(b)のマスクを用い露光
し、次いで図36(c)のマスクを用い露光し、通常の方
法で現像しパタンを形成した。これにより、所望のパタ
ンが良好に形成できた。図36(b)のマスクは位相シフ
トマスクであり、開口パタン71と72を通過する光の
位相が互いに反転するように調整してある。また、横方
向はパタンとパタンの間隔が離れているため位相シフト
の効果が得られないため、主パタンと透過光の位相が反
転した、幅が解像限界以下の寸法の補助パタン73、7
4を配置した。また、図36(c)のマスクも位相シフト
マスクであり、長方パタンの幅が太らないように、主パ
タン75と76に対し、補助パタン77、78を透過す
る光の位相が互いに反転するように調整した。
【0050】次に、1枚のマスクで同様のパタンを形成
した。図37にマスクのパタン配置を示す。このマスク
も位相シフトマスクであり隣り合う正方形パタン78、79
は透過光の位相が反転するように調整した。開口パタン
80と長方開口パタン78の透過光も位相が反転するよう調
整した。また、長方パタンの片側に位相の反転した補助
パタンを配置し、補助パタン方向のパタンの伸びを防止
した。このようにパタンを配置することにより、1枚の
マスクで開口部121を形成することができた。ただし、
長方形パタン78の長手方向の長さが、2枚のマスクを用
いた場合と比較すると短く、合わせ精度の管理が必要と
なったが、特に、素子の動作上の問題はなかった。
【0051】<実施例5>本実施例は、先に述べた本発
明の実施例1に於けるダイナミックRAMのメモリセル
部と周辺回路部の関係を具体的に説明するものである。
図38に本発明のダイナミックRAMのメモリセル部と
周辺回路部分の断面図を示す。メモリセル部分の構造は
実施例1と同一である。メモリセルのMISFETのソ
ース・ドレインの高濃度不純物領域107、108とデ
ータ線の配線電極111はプラグ電極110により接続
されている。また、周辺回路部分のMISFETの高濃
度不純物領域107や、ゲート電極104上にもメモリ
セルと同一のプラグ電極110が形成され、該プラグ電
極はその上部でデータ線と同一の配線電極111に接続
されて、周辺回路部のMISFETの配線の一部を構成
している。また、上記プラグ電極110によりゲート電
極104と高濃度不純物領域107を直接接続すること
もできる。この場合、プラグ電極の材料としては耐熱性
のあるチタンナイトライドが望ましい。
【0052】なお,図38において、周辺回路部のMI
SFETは一つのNチャネル型MISFETを示してい
る。しかし、この周辺回路部の具体的な構成は、Nチャ
ネル型MISFETおよびPチャネル型MISFETよ
り成る相補型(コンプリメンタリ) MISFETより
なる。
【0053】本実施例によれば、メモリセルばかりでな
く、周辺回路の所要面積を小さくし,メモリセルと周辺
回路を同一構造の配線系にすることで、製造工程を簡略
化することができる。
【0054】<実施例9>本発明におけるダイナミック
RAMチップの平面レイアウトの一実施例を図39に示
す。図39において、4つのメモリセルアレー部216
を囲むように周辺回路部218が十文字配置されてい
る。
【0055】このメモリセルアレー部216内のMIS
FETは、nチャネル型よりなる。そして、周辺回路部
218内はCMOS回路(コンプリメンタリMISFE
T)で入出力回路やデコーダ回路およびアドレス回路を
構成している。このメモリセルアレー部216には周辺
回路部218をくり貫いた形で層間絶縁膜217(第1
ないしは第2の層間絶縁膜)が形成されているものであ
る。そしてさらに、チップ201の長手方向中央に位置
した周辺回路部218主面上にはボンディングパッドB
Pが直線的に設けられている。
【0056】また、本発明におけるダイナミックRAM
チップの平面レイアウトの他の実施例を図45に示す。
図40に示したダイナミックRAMチップは1ギガビッ
ト以上の大容量のDRAMを構成している。
【0057】図40において、複数のメモリセルアレー
部216はチップ外周の周辺回路部218およびX1、
X2方向およびY1、Y2方向の周辺回路部218で囲
まれている。そして、この周辺回路部218にはメモリ
セルアレー部216をくり貫いた形で層間絶縁膜217
(第2の層間絶縁膜)が形成されているものである。こ
のメモリセルアレー部216内のMISFETは、nチ
ャネル型よりなる。そして、周辺回路部218内はCM
OS回路で入出力回路やデコーダ回路およびアドレス回
路を構成している。
【0058】なお、チップ201の長手方向X1、X2
方向に位置した周辺回路部218主面にボンディングパ
ッドBPが一列(X1またはX2)もしくは二列(X1
およびX2)に直線的に設けられている。
【0059】さらに本実施例で説明したDRAMチップ
は、SOJ(Small Outline J-leadedPackage)やSOP(Sma
ll Outline Package)、TSOP(Thin-SOP)さらにはCSP
(Chip Size Package)などのサイズの小さいパッケー
ジに組み込むことができる。
【0060】上記の種々の実施例において、メモリセル
領域とは、例えば、一つの転送MISFETと電荷蓄積
容量素子(キャパシタ)とを単位メモリセルとし、その
メモリセルが一つの半導体チップに規則的に複数個配置
されている領域を言う。ここでは、メモリセル領域をメ
モリセル群あるいはメモリアレイ部として呼ぶこともで
きる。そして、このメモリセルアレー部には複数のダミ
ーセルも含む。
【0061】一方、周辺回路領域とは、上記メモリセル
領域(メモリセルアレイ)周辺に配置された、例えばア
ドレレスデコーダー、入出力バッファ等を構成した部分
を言う。
【0062】
【発明の効果】本発明では、ダイナミックRAMのビッ
ト線コンタクトを楕円に形成した。これにより、メモリ
セルの微細化が可能となり、素子の高速化、高集積化が
達成できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のメモリセルのパタン配
置を示す平面図である。
【図2】本発明の第1の実施例のメモリセルのアクティ
ブ領域を示す平面図である。
【図3】本発明の第1の実施例のメモリセルを示す断面
図である。
【図4】本発明の第1の実施例の製造工程を示す断面図
である。
【図5】本発明の第1の実施例の製造工程を示す断面図
である。
【図6】本発明の第1の実施例の製造工程を示す断面図
である。
【図7】本発明の第1の実施例の製造工程を示す断面図
である。
【図8】本発明の第1の実施例の製造工程を示す断面図
である。
【図9】本発明の第1の実施例の製造工程を示す断面図
である。
【図10】本発明の第1の実施例の製造工程を示す断面
図である。
【図11】本発明の第1の実施例の平面パタン形状を示
す断面図である。
【図12】本発明の第1の実施例の平面パタン形状を示
す断面図である。
【図13】本発明の第1の実施例の平面パタン形状を示
す断面図である。
【図14】本発明の第1の実施例の平面パタン形状を示
す断面図である。
【図15】本発明の第1の実施例の平面パタン形状を示
す断面図である。
【図16】本発明の第1の実施例の平面パタン形状を示
す断面図である。
【図17】本発明の第2の実施例のメモリセルのアクテ
ィブ領域を示す平面図である。
【図18】本発明の第2の実施例のメモリセルを示す断
面図である。
【図19】本発明の第2の実施例の製造工程を示す断面
図である。
【図20】本発明の第2の実施例の製造工程を示す断面
図である。
【図21】本発明の第2の実施例の製造工程を示す断面
図である。
【図22】本発明の第2の実施例の製造工程を示す断面
図である。
【図23】本発明の第2の実施例の製造工程を示す断面
図である。
【図24】本発明の第2の実施例の平面パタン形状を示
す断面図である。
【図25】本発明の第2の実施例の平面パタン形状を示
す断面図である。
【図26】本発明の第2の実施例の平面パタン形状を示
す断面図である。
【図27】本発明の第2の実施例の平面パタン形状を示
す断面図である。
【図28】本発明の第2の実施例のメモリセルを示す断
面図である。
【図29】本発明の第1の実施例のメモリセルを示す断
面図である。
【図30】本発明の第3の実施例のマスクパタンの平面
図である。
【図31】本発明の第3の実施例のパタン配置図であ
る。
【図32】本発明の第3の実施例マスクパタンの平面図
である。
【図33】本発明を説明するためのパタン配置図であ
る。
【図34】従来型のメモリセル構造を示す断面図であ
る。
【図35】従来型のメモリセルのパタン位置を示す平面
図である。
【図36】本発明の第4の実施例のパタン形状を示す平
面図である。
【図37】本発明の第4の実施例のパタン形状を示す平
面図である。
【図38】本発明の第5のメモリ形状を示す断面図であ
る。
【図39】本発明の第1の実施例における半導体チップ
レイアウトの一形態を示す平面図である。
【図40】本発明の第1の実施例における半導体チップ
レイアウトの他の形態を示す平面図である。
【符号の説明】
1、101、116……シリコン基板 2、102……フィールド酸化膜 3、103……ゲート酸化膜 4、104……ゲート電極 5、107、108……高濃度不純物領域 110……プラグ電極 6、8、15、109、112……シリコン酸化膜 105、106、124……シリコンナイトライド膜 7……ビット線 12……蓄積電極 13、114……キャパシタ誘電体膜 14、115……プレート電極 21、22、32……蓄積容量コンタクト孔 33……アクティブコンタクト孔 23、24……ビット線コンタクト孔 19、117……金属配線 31、50、118……アクティブ領域 52……ワード線領域 51……ビット線領域 55……蓄積容量電極領域 119……プラグ電極 120……開口部 113……キャパシタ下部電極 115……キャパシタ上部電極 73、74……補助パタン 75、76……主パタン 80……開口パタン 78……長方形パタン 201……チップ 216……メモリセルアレー部 218……周辺回路部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 21/822 H01L 27/10 621C 681B (72)発明者 大路 譲 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内 (72)発明者 早野 勝也 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内 (72)発明者 吉田 誠 東京都青梅市今井2326番地 株式会社日立 製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 只木 芳隆 東京都青梅市今井2326番地 株式会社日立 製作所デバイス開発センタ内

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一つのスイッチ用トランジスタと、一つの
    電荷蓄積キャパシタを最小単位とする半導体記憶装置に
    おいて、該スイッチ用トランジスタのチャネル領域とソ
    ース・ドレイン領域が形成されるアクティブ領域からビ
    ット線を接続するコンタクト孔の上部表面の平面形状が
    ビット線の配線方向に対し垂直な方向が長い楕円形に形
    成されてなることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】一つのスイッチ用トランジスタと、一つの
    電荷蓄積キャパシタを最小単位とするメモリセルを半導
    体基体に形成する半導体記憶装置の製造方法において、
    アクティブ領域と蓄積容量部を接続するコンタクト孔1
    とアクティブ領域とビット線を接続するコンタクト孔2
    を一回のリソグラフィ工程で形成し、該リソグラフィ工
    程で用いるホトマスクが互いに隣接したパタンを通過す
    る露光光に位相差を与えるように調整された位相シフト
    マスクであり、該ホトマスク内のコンタクト孔1とコン
    タクト孔2を透過する露光光の位相が互いに反転するよ
    うに調整されており、更に、コンタクト孔1どうしが最
    短距離で隣接するパタンを通過する露光光の位相が互い
    に反転するように調整されていることを特徴とする半導
    体記憶装置の製造方法。
  3. 【請求項3】一つのスイッチ用トランジスタと、一つの
    電荷蓄積キャパシタを最小単位とする半導体記憶装置に
    おいて、アクティブ領域と蓄積容量部を接続するコンタ
    クト孔1が短い第1のピッチで配列されている、コンタ
    クト孔1の配列と配列の間にアクティブ領域とビット線
    を接続するコンタクト孔2が配置され、コンタクト孔2
    がコンタクト孔1の配列方向と同方向に第1のピッチの
    2倍のピッチで配列され、更に、コンタクト孔2はコン
    タクト孔1の配列方向とほぼ垂直な直線上の位置に配置
    されており、コンタクト孔2の上部表面の平面形状がビ
    ット線の配線方向に対し垂直な方向が長い楕円形に形成
    されてなることを特徴とする半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】一つのスイッチ用トランジスタと、一つの
    電荷蓄積キャパシタを最小単位とする半導体記憶装置に
    おいて、アクティブ領域とビット線とのそれぞれの接触
    部の位置がビット線に垂直な方向にずれてなることを特
    徴とする半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】一つのスイッチ用トランジスタと、一つの
    電荷蓄積キャパシタを最小単位とする半導体記憶装置に
    おいて、アクティブ領域とビット線のパタンの平面形状
    が同方向に直線形状であり、互いに交差しないことを特
    徴とする半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】半導体基体主面に絶縁分離領域によって区
    画された長方形のアクティブ領域が行方向に沿って配置
    され、該アクティブ領域に所定間隔を保って一対のワー
    ド線が列方向に沿って配置され、該ワード線間に位置
    し、該アクティブ領域に、絶縁膜に設けられた開口部を
    介してプラグ電極が埋め込み接続され、そのプラグ電極
    の一部が該絶縁分離領域上に配置され、データ線が該プ
    ラグ電極の一部に接続され、行方向に沿って配置されて
    いることを特徴とする半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】該プラグ電極は、タングステン、チタンナ
    イトライドもしくはチタンナイトライドとタングステン
    との複合膜より選択された一つの材料からなることを特
    徴とする請求項6記載の半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】該データ線は、高融点金属のシリサイド膜
    と多結晶シリコン膜の複合膜もしくは高融点金属より選
    択された一つの材料からなることを特徴とする請求項6
    乃至請求項7記載の半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】該絶縁膜に設けられた開口部は、該ワード
    線および該絶縁分離領域に対して自己整合されて設けら
    れていることを特徴とする請求項6記載の半導体記憶装
    置。
  10. 【請求項10】該絶縁膜に設けられた開口部は、楕円形
    状を成していることを特徴とする請求項9記載の半導体
    記憶装置。
  11. 【請求項11】半導体基体主面に絶縁分離領域によって
    区画された長方形のアクティブ領域が行方向に沿って配
    置され、該アクティブ領域に所定間隔を保って一対のワ
    ード線が列方向に沿って配置され、該ワード線間に位置
    し、該アクティブ領域の一部に、絶縁膜に設けられた開
    口部を介してプラグ電極が埋め込み接続され、そのプラ
    グ電極の一部が該絶縁分離領域上に配置され、データ線
    が該プラグ電極の一部に接続され、行方向に沿って配置
    され、該ワード線を挟んで該プラグ電極に対向した位置
    に、該アクティブ領域の他部に電気的に接続するキャパ
    シタの蓄積電極が設けられ、該蓄積電極に誘電体膜が設
    けられ、該誘電体膜にプレート電極が設けらていること
    を特徴とする半導体記憶装置。
  12. 【請求項12】該プラグ電極は、タングステン、チタン
    ナイトライドもしくはチタンナイトライドとタングステ
    ンとの複合膜より選択された一つの材料からなることを
    特徴とする請求項11記載の半導体記憶装置。
  13. 【請求項13】該データ線は、高融点金属のシリサイド
    膜と多結晶シリコン膜の複合膜もしくは高融点金属より
    選択された一つの材料からなることを特徴とする請求項
    6乃至請求項12記載の半導体記憶装置。
  14. 【請求項14】該絶縁膜に設けられた開口部は、該ワー
    ド線および該絶縁分離領域に対して自己整合されて設け
    られていることを特徴とする請求項11記載の半導体記
    憶装置。
  15. 【請求項15】該絶縁膜に設けられた開口部は、楕円形
    状を成していることを特徴とする請求項11記載の半導
    体記憶装置。
  16. 【請求項16】該蓄積電極、該誘電体膜および該プレー
    ト電極で構成するキャパシタは王冠型キャパシタである
    ことを特徴とする請求項11記載の半導体記憶装置。
  17. 【請求項17】該誘電体膜は、五酸化タンタル膜より成
    ることを特徴とする請求項11乃至請求項16記載の半
    導体記憶装置。
  18. 【請求項18】該蓄積電極は、高融点金属膜より成るこ
    とを特徴とする請求項11乃至請求項17記載の半導体
    記憶装置。
  19. 【請求項19】該ワード線および該データ線は直線加工
    の配線パタンを成していることを特徴とする請求項11
    記載の半導体記憶装置。
  20. 【請求項20】半導体基体主面に絶縁分離領域によって
    区画された長方形のアクティブ領域が行方向に沿って配
    置され、該アクティブ領域に所定間隔を保って一対のワ
    ード線が列方向に沿って配置され、該ワード線間に位置
    し、該アクティブ領域の一部に、絶縁膜に設けられた開
    口部を介してプラグ電極が埋め込み接続され、そのプラ
    グ電極の一部が該絶縁分離領域上に配置され、データ線
    が該プラグ電極の一部に接続され、行方向に沿って配置
    され、該ワード線を挟んで該プラグ電極に対向した位置
    に、該アクティブ領域の他部に、他のプラグ電極を介し
    て電気的に接続するキャパシタの蓄積電極が設けられ、
    該蓄積電極に誘電体膜が設けられ、該誘電体膜にプレー
    ト電極が設けられていることを特徴とする半導体記憶装
    置。
  21. 【請求項21】該他のプラグ電極は、チタンナイトライ
    ドからなることを特徴とする請求項20記載の半導体記
    憶装置。
  22. 【請求項22】該蓄積電極は、PtまたはRuより選択
    された材料よりなることを特徴とする請求項20乃至請
    求項21記載の半導体記憶装置。
  23. 【請求項23】該誘電体膜は、SrTiO3膜または
    (Ba,Sr)TiO3膜(BST膜)より選択された
    高誘電体膜よりなることを特徴とする請求項20乃至請
    求項22記載の半導体記憶装置。
  24. 【請求項24】該誘電体膜は、PZT膜よりなることを
    特徴とする請求項20乃至請求項22記載の半導体記憶
    装置。
  25. 【請求項25】半導体基体主面に複数の半導体領域が選
    択的に形成され、該半導体基体主面上に列方向に沿って
    複数のワード線が配置され、該ワード線を横切るように
    行方向に沿って複数のデータ線が配置され、それぞれの
    データ線はそれぞれ絶縁膜に形成された楕円形状のコン
    タクト孔に埋め込まれた導電材料を介して該半導体領域
    に接続されていることを特徴とする半導体記憶装置。
  26. 【請求項26】該ワード線および該データ線は直線加工
    の配線パタンを成していることを特徴とする請求項24
    記載の半導体記憶装置。
  27. 【請求項27】半導体基体主面のメモリセル部は、絶縁
    分離領域によって区画された長方形の第1アクティブ領
    域が行方向に沿って配置され、該第1アクティブ領域に
    所定間隔を保って一対のワード線が列方向に沿って配置
    され、該ワード線間に位置し、該第1アクティブ領域の
    半導体領域の一部に、絶縁膜に設けられた開口部を介し
    て第1プラグ電極が埋め込み接続され、データ線が該第
    1プラグ電極の一部に接続され、行方向に沿って配置さ
    れ、該ワード線を挟んで該第1プラグ電極に対向した位
    置に、該第1アクティブ領域の半導体領域の他部に、第
    2プラグ電極を介して電気的に接続するキャパシタの蓄
    積電極が設けられ、該蓄積電極に誘電体膜が設けられ、
    該誘電体膜にプレート電極が設けられてなり、該半導体
    基体主面の周辺回路部は、絶縁分離領域によって区画さ
    れた第2アクティブ領域が配置され、該アクティブ領域
    に設けられたゲート電極およびソース・ドレインを構成
    する一対の半導体領域を有し、該一対の半導体領域には
    第3プラグ電極および第4プラグ電極が接続されている
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  28. 【請求項28】該第1、第2、第3および第4プラグ電
    極は、チタンナイトライドからなることを特徴とする請
    求項26記載の半導体記憶装置。
  29. 【請求項29】半導体基体主面に絶縁分離領域を選択的
    に形成し,該絶縁分離領域によって区画された長方形の
    アクティブ領域を行方向に沿って配置する工程、 該アクティブ領域上を横切るように所定間隔を保って一
    対のワード線を列方向に沿って直線を成して配置する工
    程、 該ワード線が形成されていない該アクティブ領域内にソ
    ース・ドレインを構成する一対の半導体領域を形成する
    工程、 該半導体領域が形成されたアクティブ領域を覆うよう
    に、絶縁膜を堆積する工程、 該一対のワード線間に位置された一方の半導体領域およ
    び該半導体領域を区画する該絶縁分離領域の一部が露出
    するように,該絶縁膜に列方向に細長い開口部を設ける
    工程、 該一方の半導体領域に接続するように該開口部にプラグ
    電極を埋め込む工程、該絶縁分離領域上に配置された該
    プラグ電極の一部において接続され、行方向に沿って直
    線を成してデータ線を配置する工程、とから成ることを
    特徴とする半導体記憶装置の製造方法。
  30. 【請求項30】該プラグ電極は、タングステン、チタン
    ナイトライドもしくはチタンナイトライドとタングステ
    ンとの複合膜より選択された一つの材料により形成する
    ことを特徴とする請求項28記載の半導体記憶装置の製
    造方法。
  31. 【請求項31】該データ線は、高融点金属のシリサイド
    膜と多結晶シリコン膜の複合膜もしくは高融点金属より
    選択された一つの材料により形成することを特徴とする
    請求項28乃至請求項29記載の半導体記憶装置の製造
    方法。
  32. 【請求項32】該開口部は、該ワード線および該絶縁分
    離領域に対して自己整合的に形成されることを特徴とす
    る請求項28記載の半導体記憶装置の製造方法。
  33. 【請求項33】該開口部は、列方向に細長い楕円形状を
    成して形成されることを特徴とする請求項28記載の半
    導体記憶装置の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001036034A (ja) * 1999-07-19 2001-02-09 Hitachi Ltd 半導体装置およびその製造方法
KR100365754B1 (ko) * 2000-12-30 2002-12-26 주식회사 하이닉스반도체 반도체 소자의 제조 방법

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