JPH10189084A - 電気コネクタ - Google Patents
電気コネクタInfo
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- JPH10189084A JPH10189084A JP9362716A JP36271697A JPH10189084A JP H10189084 A JPH10189084 A JP H10189084A JP 9362716 A JP9362716 A JP 9362716A JP 36271697 A JP36271697 A JP 36271697A JP H10189084 A JPH10189084 A JP H10189084A
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- Japan
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- housing
- flat conductor
- opening
- electrical connector
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- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R12/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
- H01R12/50—Fixed connections
- H01R12/59—Fixed connections for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures
- H01R12/592—Fixed connections for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures connections to contact elements
Landscapes
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
- Multi-Conductor Connections (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 低背構造であり、組立が容易であると共に高
信頼性でフラット導体と接続可能な電気コネクタを提供
すること。 【解決手段】 略矩形且つ低背構造の絶縁ハウジング１
の複数の溝１６にコンタクト２の第１端３を固定し、ば
ね領域５を介して他端近傍の第２端４をハウジング１の
開口１１に移動可能に配置する。この開口１１にフラッ
ト導体１２の一端をコンタクト２の長手方向と直交関係
で挿入すると共に押圧ブロック１７を圧入してコンタク
ト２のばね領域５の張力によりフラット導体１２の各導
体１３とコンタクト２の第２端４との間を弾性的に接触
させる。
信頼性でフラット導体と接続可能な電気コネクタを提供
すること。 【解決手段】 略矩形且つ低背構造の絶縁ハウジング１
の複数の溝１６にコンタクト２の第１端３を固定し、ば
ね領域５を介して他端近傍の第２端４をハウジング１の
開口１１に移動可能に配置する。この開口１１にフラッ
ト導体１２の一端をコンタクト２の長手方向と直交関係
で挿入すると共に押圧ブロック１７を圧入してコンタク
ト２のばね領域５の張力によりフラット導体１２の各導
体１３とコンタクト２の第２端４との間を弾性的に接触
させる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は電気コネクタ、特に
フラット導体に接触するのに好適な電気コネクタに関す
る。
フラット導体に接触するのに好適な電気コネクタに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】フラット導体（又はフィルム状導体）は
電気又は電子部品を形成するよう平行に配列された多数
の導体の接続に使用されている。周知の応用例として、
インクジェットプリンタの印刷カートリッジ、電卓の表
示部或いは移動（携帯）電話がある。このフラット導体
の利点は多数の導体が限られたスペース内に配置可能で
あることである。
電気又は電子部品を形成するよう平行に配列された多数
の導体の接続に使用されている。周知の応用例として、
インクジェットプリンタの印刷カートリッジ、電卓の表
示部或いは移動（携帯）電話がある。このフラット導体
の利点は多数の導体が限られたスペース内に配置可能で
あることである。
【０００３】
【発明の解決しようとする課題】制限された条件下では
コネクタを配置するのが困難な場合が多く、或いは少な
くとも組立を自動化するのは容易でない。
コネクタを配置するのが困難な場合が多く、或いは少な
くとも組立を自動化するのは容易でない。
【０００４】従って、本発明の目的は容易に組立可能で
且つフラット導体に高信頼性で接触する低背構造の電気
コネクタを提供することである。
且つフラット導体に高信頼性で接触する低背構造の電気
コネクタを提供することである。
【０００５】
【課題解決する為の手段】本発明の電気コネクタは複数
の平行導体を有するフラット導体と接続される複数のコ
ンタクトが絶縁ハウジング内に保持されているタイプの
コネクタである。本発明の第１の特徴は、各コンタクト
が一端近傍にハウジングへ固定する第１端と、この第１
端の反対端近傍にあって第１端に対して移動可能な第２
端と、第１及び第２端間の長手方向への伸縮を可能にす
るばね領域とを有し、このコンタクトの第２端にコンタ
クトの長手方向と直交関係にフラット導体の端部を配置
して接触させる。
の平行導体を有するフラット導体と接続される複数のコ
ンタクトが絶縁ハウジング内に保持されているタイプの
コネクタである。本発明の第１の特徴は、各コンタクト
が一端近傍にハウジングへ固定する第１端と、この第１
端の反対端近傍にあって第１端に対して移動可能な第２
端と、第１及び第２端間の長手方向への伸縮を可能にす
るばね領域とを有し、このコンタクトの第２端にコンタ
クトの長手方向と直交関係にフラット導体の端部を配置
して接触させる。
【０００６】また、本発明の第２の特徴は、ハウジング
にコンタクトを挿入保持する複数の溝と、この溝に直交
する開口を有し、コンタクトは一端近傍にハウジングへ
固定する第１端と他端近傍であって、ハウジングの開口
内に一する第２端と、第１及び第２端間のばね領域とを
有し、ハウジングの開口に押圧ブロックと共にフラット
導体の端部を挿入してコンタクトとフラット導体とを弾
性的に接続することである。
にコンタクトを挿入保持する複数の溝と、この溝に直交
する開口を有し、コンタクトは一端近傍にハウジングへ
固定する第１端と他端近傍であって、ハウジングの開口
内に一する第２端と、第１及び第２端間のばね領域とを
有し、ハウジングの開口に押圧ブロックと共にフラット
導体の端部を挿入してコンタクトとフラット導体とを弾
性的に接続することである。
【０００７】即ち、本発明の電気コネクタにあっては上
述の目的を達成する為に電気コネクタを多数の導体を有
するフラット導体に接触させる。この電気コネクタは上
面を有する絶縁ハウジングと、このハウジング内に配列
される複数のコンタクトとを具え、各コンタクトはハウ
ジングに対して固定される第１端と、ハウジングの上面
にフラット導体を受ける開口に露出される自由に移動可
能な第２端とを有する。開口内で導体は接触するよう配
列される。これらコンタクトは固定した第１端と自由に
移動する第２端間にばね領域を有し、自由に移動する第
２端がコンタクトの長手方向に対して第１端へ移動でき
るようにしている。押圧ブロックが開口内に導入可能で
あり、フラット導体の各導体が、押圧ブロックにより加
圧されてコンタクトの各可動第２端及びコンタクトのば
ね力に抗して押圧接続可能にする。
述の目的を達成する為に電気コネクタを多数の導体を有
するフラット導体に接触させる。この電気コネクタは上
面を有する絶縁ハウジングと、このハウジング内に配列
される複数のコンタクトとを具え、各コンタクトはハウ
ジングに対して固定される第１端と、ハウジングの上面
にフラット導体を受ける開口に露出される自由に移動可
能な第２端とを有する。開口内で導体は接触するよう配
列される。これらコンタクトは固定した第１端と自由に
移動する第２端間にばね領域を有し、自由に移動する第
２端がコンタクトの長手方向に対して第１端へ移動でき
るようにしている。押圧ブロックが開口内に導入可能で
あり、フラット導体の各導体が、押圧ブロックにより加
圧されてコンタクトの各可動第２端及びコンタクトのば
ね力に抗して押圧接続可能にする。
【０００８】
【実施形態】以下、本発明の電気コネクタの好適実施形
態を添付図を参照して詳細に説明する。
態を添付図を参照して詳細に説明する。
【０００９】先ず図１を参照してフラット導体１２用電
気コネクタを説明する。この電気コネクタ（以下単にコ
ネクタという）は略矩形断面のハウジング１を有する。
複数のコンタクト２がプラスチック製ハウジング１内に
配列される。各コンタクト２は固定された第１端３と自
由に移動可能な第２端４とを有する。これらコンタクト
２は第１端３と第２端４間にばね領域５を有する。この
ばね領域５は固定された第１端３に対して自由端４が自
由に弾性的に移動することを可能にする。この自由端４
はコンタクト２の固定された第１端３に近づき又は遠ざ
かる方向、即ち長手方向に伸縮するよう移動する。コン
タクト２に張力が加えられない状態では、自由端４は第
１端３に近い位置にあり、コンタクト２に張力が加えら
れると、自由端４は第１端子３から遠ざかる。
気コネクタを説明する。この電気コネクタ（以下単にコ
ネクタという）は略矩形断面のハウジング１を有する。
複数のコンタクト２がプラスチック製ハウジング１内に
配列される。各コンタクト２は固定された第１端３と自
由に移動可能な第２端４とを有する。これらコンタクト
２は第１端３と第２端４間にばね領域５を有する。この
ばね領域５は固定された第１端３に対して自由端４が自
由に弾性的に移動することを可能にする。この自由端４
はコンタクト２の固定された第１端３に近づき又は遠ざ
かる方向、即ち長手方向に伸縮するよう移動する。コン
タクト２に張力が加えられない状態では、自由端４は第
１端３に近い位置にあり、コンタクト２に張力が加えら
れると、自由端４は第１端子３から遠ざかる。
【０００９】本発明のフラット導体用電気コネクタの分
解斜視図を示す図１において、ばね領域５はＣ字状に曲
げられて図示している。しかし、例えばＳ字状に複数回
曲げることも可能である。無張力状態から張力状態へ第
２端４が移動することにより生じるばね力は、このばね
領域５の曲げ形状により得られる。コンタクト及びそれ
を使用するコネクタ形状は少ない材料を用いて小さい取
付面積且つ優れた安定度を必要とするので、コネクタが
低背構造である必要がある場合にこれは特に有効であ
る。しかし、ばね力は予め曲げられたばね領域の圧縮に
よっても生じる。
解斜視図を示す図１において、ばね領域５はＣ字状に曲
げられて図示している。しかし、例えばＳ字状に複数回
曲げることも可能である。無張力状態から張力状態へ第
２端４が移動することにより生じるばね力は、このばね
領域５の曲げ形状により得られる。コンタクト及びそれ
を使用するコネクタ形状は少ない材料を用いて小さい取
付面積且つ優れた安定度を必要とするので、コネクタが
低背構造である必要がある場合にこれは特に有効であ
る。しかし、ばね力は予め曲げられたばね領域の圧縮に
よっても生じる。
【００１０】コンタクト２がハウジング１に挿入される
と、コンタクト２の固定された第１端３はハウジング１
の取付（又は固定）領域６に係合する。コンタクト２
と、ハウジング１とを確実に固定する為に、固定第１端
３にはインターロック手段７が設けられている。固定第
１端３に沿ってコンタクト２は半田タブ８を有する。こ
のコンタクト２は半田タブ８により、例えばプリント基
板である下側の面（図示せず）に接続される。
と、コンタクト２の固定された第１端３はハウジング１
の取付（又は固定）領域６に係合する。コンタクト２
と、ハウジング１とを確実に固定する為に、固定第１端
３にはインターロック手段７が設けられている。固定第
１端３に沿ってコンタクト２は半田タブ８を有する。こ
のコンタクト２は半田タブ８により、例えばプリント基
板である下側の面（図示せず）に接続される。
【００１１】固定領域６と反対端にプラスチック製ハウ
ジング１は取付領域９を有する。この取付領域９におい
て、取付支援具１０を例えばスティッチング或いはハウ
ジング１へのインジェクションモールドにより取付け
る。ハウジング１は取付支援具１０により半田付舌片８
も取付けられる同じ下側の面に取付ける。ハウジング１
を下側の面に取付けると、全体構造が正しくアライメン
ト（位置合わせ）されるようにする。下側の面にアライ
メントした後に、一端において取付支援具１０を取付
け、他端の半田付舌片８を下側の面に半田付する。
ジング１は取付領域９を有する。この取付領域９におい
て、取付支援具１０を例えばスティッチング或いはハウ
ジング１へのインジェクションモールドにより取付け
る。ハウジング１は取付支援具１０により半田付舌片８
も取付けられる同じ下側の面に取付ける。ハウジング１
を下側の面に取付けると、全体構造が正しくアライメン
ト（位置合わせ）されるようにする。下側の面にアライ
メントした後に、一端において取付支援具１０を取付
け、他端の半田付舌片８を下側の面に半田付する。
【００１２】図１には、ハウジング１がフラット導体１
２を受容する開口１１を有することを示す。このフラッ
ト導体１２は多数の導体１３を含んでいる。フラット導
体１２を受容する開口１１は、ハウジング１の上側に嵌
合端９に向けて配置される。開口１１は上向きであるの
で、フラット導体１２はコンタクト２の長手方向と直交
関係で挿入可能である。ハウジング１はフラット導体１
２を受容する開口１１と固定領域６間に過渡領域１４を
有し、そこにダブルＴ字状断面部を有する（図７の断面
図参照）。このダブルＴ字状部は最少材料を用いて、ば
ね領域５が生じる大きな張力を吸収することができると
いう効果を有する。これはフラット導体１２がコンタク
ト２により開口１１内に係合するとき必要である。ハウ
ジング１において、多数のコンタクト２は相互に隣接且
つ平行配置される。少なくともコンタクト２のサブ領域
１５に沿って、コンタクト２は、ハウジング１に形成さ
れた溝（チャンネル）１６内に受容され、相互に隣接平
行して自由端である第２端４を案内する。
２を受容する開口１１を有することを示す。このフラッ
ト導体１２は多数の導体１３を含んでいる。フラット導
体１２を受容する開口１１は、ハウジング１の上側に嵌
合端９に向けて配置される。開口１１は上向きであるの
で、フラット導体１２はコンタクト２の長手方向と直交
関係で挿入可能である。ハウジング１はフラット導体１
２を受容する開口１１と固定領域６間に過渡領域１４を
有し、そこにダブルＴ字状断面部を有する（図７の断面
図参照）。このダブルＴ字状部は最少材料を用いて、ば
ね領域５が生じる大きな張力を吸収することができると
いう効果を有する。これはフラット導体１２がコンタク
ト２により開口１１内に係合するとき必要である。ハウ
ジング１において、多数のコンタクト２は相互に隣接且
つ平行配置される。少なくともコンタクト２のサブ領域
１５に沿って、コンタクト２は、ハウジング１に形成さ
れた溝（チャンネル）１６内に受容され、相互に隣接平
行して自由端である第２端４を案内する。
【００１３】ハウジング１内にフラット導体１２を受容
する開口１１は、その上方に図示する押圧ブロック１７
をも受容するよう構成されている。この押圧ブロック１
７はハウジング１内の開口１１に直交して導入される。
押圧ブロック１７の導入の結果、フラット導体１２の導
体１３はコンタクト２の自由端４に向けて押圧され、コ
ンタクト２はばね圧を生じるよう張力が加えられる。押
圧ブロック１７はフラット導体１２と略同一幅でハウジ
ング１の開口１１の幅とも略同一の断面を有する。
する開口１１は、その上方に図示する押圧ブロック１７
をも受容するよう構成されている。この押圧ブロック１
７はハウジング１内の開口１１に直交して導入される。
押圧ブロック１７の導入の結果、フラット導体１２の導
体１３はコンタクト２の自由端４に向けて押圧され、コ
ンタクト２はばね圧を生じるよう張力が加えられる。押
圧ブロック１７はフラット導体１２と略同一幅でハウジ
ング１の開口１１の幅とも略同一の断面を有する。
【００１４】図１において、押圧ブロック１７と過渡領
域１４の双方は大きな表面積を有し、自動組立に有効で
あることが判る。多くの組立機器は真空デバイスで動作
するので、この大きな面を真空吸引し各部品を運ぶこと
ができる。本発明の場合には、取付及び組立時の全ての
動作がコンタクト２の走行方向と直交方向する同じ方向
であり、組立を容易にするので有効である。
域１４の双方は大きな表面積を有し、自動組立に有効で
あることが判る。多くの組立機器は真空デバイスで動作
するので、この大きな面を真空吸引し各部品を運ぶこと
ができる。本発明の場合には、取付及び組立時の全ての
動作がコンタクト２の走行方向と直交方向する同じ方向
であり、組立を容易にするので有効である。
【００１５】また、図１において、ハウジング１は取付
領域９の両側にラグ１８を有し、フラット導体１２の対
応するクリアランス（切欠き）１９と係合する。ラグ１
８は組立時のフラット導体１２の位置決め及び組立後の
フラット導体１２のストレインリリーフとして作用す
る。ラグ１８は異なる寸法であってもよい。フラット導
体１２のクリアランス１９は同じ又は異なる長さ及び幅
であってもよい。異なる寸法とすることにより、フラッ
ト導体１２がハウジング１に対して間違った方向で取付
けられるのを防止することができる。
領域９の両側にラグ１８を有し、フラット導体１２の対
応するクリアランス（切欠き）１９と係合する。ラグ１
８は組立時のフラット導体１２の位置決め及び組立後の
フラット導体１２のストレインリリーフとして作用す
る。ラグ１８は異なる寸法であってもよい。フラット導
体１２のクリアランス１９は同じ又は異なる長さ及び幅
であってもよい。異なる寸法とすることにより、フラッ
ト導体１２がハウジング１に対して間違った方向で取付
けられるのを防止することができる。
【００１６】押圧ブロック１７は両端にノッチ２０を有
する。これらノッチ２０は接触時に力を伝達する為に使
用する辺とは別の辺に形成される。これらノッチ２０は
コネクタを分解時に例えばドライバ等の工具の挿入を容
易にし、これにより押圧ブロック１７を開口１１からゆ
っくりと取外し可能にする。組立状態では、押圧ブロッ
ク１７とフラット導体１２とはハウジング１の上面と同
一面となる。コンタクト２とハウジング１との寸法を対
応させることにより、全体を低背構造とすることが可能
である。
する。これらノッチ２０は接触時に力を伝達する為に使
用する辺とは別の辺に形成される。これらノッチ２０は
コネクタを分解時に例えばドライバ等の工具の挿入を容
易にし、これにより押圧ブロック１７を開口１１からゆ
っくりと取外し可能にする。組立状態では、押圧ブロッ
ク１７とフラット導体１２とはハウジング１の上面と同
一面となる。コンタクト２とハウジング１との寸法を対
応させることにより、全体を低背構造とすることが可能
である。
【００１７】図２はハウジング１を斜め下方から見た斜
視図である。ハウジング１の固定領域６と取付領域９の
下側が見える。取付領域９において、取付支援具１０が
スロット２１内に見える。また、コンタクト２のサブ領
域１５を受容する平行に走る溝１６も図示されている。
上述した如く、溝１６はコンタクト２を案内すると共に
電気的に相互に分離する作用を有する。コンタクト２は
下側からハウジング１の溝１６内に取付けられる。コン
タクト２の自由端である第２端４が受容される嵌合領域
９において、溝１６は上述したインターロック手段７を
介してハウジング１９の下側から上側への通路を形成す
る。更に、溝２６が固定領域６に形成さえている。この
固定領域において、コンタクト２の固定される第１端３
はハウジング１に固定される。両溝１６、２６間の領域
において、過渡領域１４の下側が見える。
視図である。ハウジング１の固定領域６と取付領域９の
下側が見える。取付領域９において、取付支援具１０が
スロット２１内に見える。また、コンタクト２のサブ領
域１５を受容する平行に走る溝１６も図示されている。
上述した如く、溝１６はコンタクト２を案内すると共に
電気的に相互に分離する作用を有する。コンタクト２は
下側からハウジング１の溝１６内に取付けられる。コン
タクト２の自由端である第２端４が受容される嵌合領域
９において、溝１６は上述したインターロック手段７を
介してハウジング１９の下側から上側への通路を形成す
る。更に、溝２６が固定領域６に形成さえている。この
固定領域において、コンタクト２の固定される第１端３
はハウジング１に固定される。両溝１６、２６間の領域
において、過渡領域１４の下側が見える。
【００１８】図３中、ハウジング１にはコンタクト２と
取付支援具１０とが取付けられて図示されている。コン
タクト２１のばね領域５は過渡領域に配置されているこ
とが判る。
取付支援具１０とが取付けられて図示されている。コン
タクト２１のばね領域５は過渡領域に配置されているこ
とが判る。
【００１９】図４ａ及び図４ｂには、単一のコンタクト
２を示す。上述の如くコンタクト２は固定第１端３と、
自由第２端と、ダブ領域１５とばね領域５とより成る。
ハウジング１へのインターロック手段７が固定第１端３
側にある。また、固定第１端３には半田舌片８を有す
る。第１端３はインターロック手段７によりハウジング
１の固定領域６に固定され下側の面に半田下片８により
固定される。サブ領域１５はスライドスキッド２２を有
する。このスライドスキッド２２は、半田下片８が固定
されている下側の面上を摺動（スライド）動作可能にす
る。スライドスキッド２２はコンタクト２の自由端であ
る第２端４が移動を助けて下側面に対して直角に移動す
るのを助ける。これは、押圧ブロック１７の取付時にコ
ンタクト２の好ましくない撓みを防止する。
２を示す。上述の如くコンタクト２は固定第１端３と、
自由第２端と、ダブ領域１５とばね領域５とより成る。
ハウジング１へのインターロック手段７が固定第１端３
側にある。また、固定第１端３には半田舌片８を有す
る。第１端３はインターロック手段７によりハウジング
１の固定領域６に固定され下側の面に半田下片８により
固定される。サブ領域１５はスライドスキッド２２を有
する。このスライドスキッド２２は、半田下片８が固定
されている下側の面上を摺動（スライド）動作可能にす
る。スライドスキッド２２はコンタクト２の自由端であ
る第２端４が移動を助けて下側面に対して直角に移動す
るのを助ける。これは、押圧ブロック１７の取付時にコ
ンタクト２の好ましくない撓みを防止する。
【００２０】また、第２端４は延長部２５を有する。こ
の延長部２５はサブ領域１５の延長方向に第２端４を超
えて延びている。この延長部２５はハウジング１の取付
領域９に可動的に受容され、サブ領域９と第２端４が下
側の面に対して平行方向のみに移動可能にする。取付領
域９の延長部２５の構成は下側の面から離れる方向への
移動を防止するので、押圧ブロック１７を取外す際にコ
ンタクト２を破損する慮れを防止する。
の延長部２５はサブ領域１５の延長方向に第２端４を超
えて延びている。この延長部２５はハウジング１の取付
領域９に可動的に受容され、サブ領域９と第２端４が下
側の面に対して平行方向のみに移動可能にする。取付領
域９の延長部２５の構成は下側の面から離れる方向への
移動を防止するので、押圧ブロック１７を取外す際にコ
ンタクト２を破損する慮れを防止する。
【００２１】図５において、取付支援具１０を斜視図で
示す、歯２４が形成され、ハウジング１の取付領域９の
スロット２１内に取付支援具１０の固定を良好にする。
３個の開口２７が設けられ、取付支援具１０がコネクタ
の組立中にプラスチックハウジング１に包囲されるよう
にする。また、この取付支援具１０は図５に示すものよ
り長くてもよい。また、取付支援具１０は多数のハウジ
ング１をキャリアテープにエンドレス状に配置し、コネ
クタの製造工程で使用してもよい。これにより、ハウジ
ング１が同様にアライメントされ組立を容易にすること
ができる。
示す、歯２４が形成され、ハウジング１の取付領域９の
スロット２１内に取付支援具１０の固定を良好にする。
３個の開口２７が設けられ、取付支援具１０がコネクタ
の組立中にプラスチックハウジング１に包囲されるよう
にする。また、この取付支援具１０は図５に示すものよ
り長くてもよい。また、取付支援具１０は多数のハウジ
ング１をキャリアテープにエンドレス状に配置し、コネ
クタの製造工程で使用してもよい。これにより、ハウジ
ング１が同様にアライメントされ組立を容易にすること
ができる。
【００２２】図６には押圧ブロック１７の斜視図を示
す。押圧ブロック１７のノッチ２０と傾斜フランク（テ
ーパ）２３とはハウジング１の開口１１への挿入を助け
る。
す。押圧ブロック１７のノッチ２０と傾斜フランク（テ
ーパ）２３とはハウジング１の開口１１への挿入を助け
る。
【００２３】図７はコンタクト２、押圧ブロック１７及
びフラット導体１２を有する組立状態のコネクタの断面
図である。また、図７はこのコネクタがプリント基板等
の下側の面（図示せず）に取付けられた状態を示す。
びフラット導体１２を有する組立状態のコネクタの断面
図である。また、図７はこのコネクタがプリント基板等
の下側の面（図示せず）に取付けられた状態を示す。
【００２４】ダブルＴ字状過渡部１４が断面で示されて
いる。ハウジング１の取付領域９は固定領域６と同じ高
さではないことに注目されたい。組立状態で、フラット
導体１２は押圧ブロック１７とコンタクト２の第２端４
間にある。
いる。ハウジング１の取付領域９は固定領域６と同じ高
さではないことに注目されたい。組立状態で、フラット
導体１２は押圧ブロック１７とコンタクト２の第２端４
間にある。
【００２５】押圧ブロック１７を開口１１に挿入した結
果、コンタクト２の自由端である第２端４は固定第１端
３から遠ざかる方向へ移動する。この変位はコンタクト
２のばね領域５により吸収され、これによりフラット導
体１２との弾性接触（係合）を維持するように作用す
る。ダブルＴ字状の過渡領域１４は力が加えられても構
造上の強度乃至一体性を維持するよう作用する。
果、コンタクト２の自由端である第２端４は固定第１端
３から遠ざかる方向へ移動する。この変位はコンタクト
２のばね領域５により吸収され、これによりフラット導
体１２との弾性接触（係合）を維持するように作用す
る。ダブルＴ字状の過渡領域１４は力が加えられても構
造上の強度乃至一体性を維持するよう作用する。
【００２６】以上、本発明の電気コネクタの好適実施形
態を詳細に説明したが、本発明の要旨を逸脱するこな
く、特定用途に応じて種々の変形変更が可能であること
が容易に理解できよう。
態を詳細に説明したが、本発明の要旨を逸脱するこな
く、特定用途に応じて種々の変形変更が可能であること
が容易に理解できよう。
【００２７】
【発明の効果】上述の説明から理解される如く、本発明
の電気コネクタによると固定端である第１端に対して伸
縮可能な第２端を有する複数のコンタクトをハウジング
内に配置し、コンタクトの長手方向と直交方向に挿入さ
れたフラット導体の端部と弾性的に接触するので、比較
的薄形（低背）であっても良好な電気的接触が確立維持
できるという作用効果を有する。しかも、組立は一方向
であるので、自動組立が可能であり、高密度且つ小形の
フラット導体用電気コネクタが安価且つ容易に製造可能
である。
の電気コネクタによると固定端である第１端に対して伸
縮可能な第２端を有する複数のコンタクトをハウジング
内に配置し、コンタクトの長手方向と直交方向に挿入さ
れたフラット導体の端部と弾性的に接触するので、比較
的薄形（低背）であっても良好な電気的接触が確立維持
できるという作用効果を有する。しかも、組立は一方向
であるので、自動組立が可能であり、高密度且つ小形の
フラット導体用電気コネクタが安価且つ容易に製造可能
である。
【図１】本発明の電気コネクタの好適実施形態の分解斜
視図。
視図。
【図２】図１の電気コネクタのハウジングの下方から見
た斜視図。
た斜視図。
【図３】図２のハウジングにコンタクトを挿入した状態
を示す斜視図。
を示す斜視図。
【図４ａ】図１の電気コネクタに使用するコンタクトの
拡大斜視図。
拡大斜視図。
【図４ｂ】図４ａのコンタクトの上面図。
【図５】図１の電気コネクタに使用する取付支援具の斜
視図。
視図。
【図６】図１の電気コネクタに使用する押圧ブロックの
斜視図。
斜視図。
【図７】図１の電気コネクタの組立状態の断面図。
１ 絶縁ハウジング ２ コンタクト ３ 第１端（固定端） ４ 第２端（自由端） ５ ばね領域 ８ 半田付舌片 １１ 開口 １２ フラット導体 １３ 導体 １６ 溝 １７ 押圧ブロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウォルター ランドルフ バービート オランダ国 ボート 5261 ティーエヌ エマジンゲル 15
Claims (2)
- 【請求項１】 複数の平行導体を有するフラット導体と
接続される複数のコンタクトが絶縁ハウジング内に保持
されている電気コネクタにおいて、 前記各コンタクトは一端近傍の前記ハウジングに固定さ
れる第１端、前記フラット導体と接触する第２端、及び
前記第１及び第２端間の長手方向への伸縮を可能にする
ばね領域とを有し、 前記コンタクトの前記第２端に前記コンタクトの長手方
向と直交関係に前記フラット導体の端部を配置して接触
させることを特徴とする電気コネクタ。 - 【請求項２】 複数の平行導体を有するフラット導体と
接続される複数のコンタクトが絶縁ハウジング内に保持
されている電気コネクタにおいて、 前記ハウジングは前記コンタクトを挿入保持する溝と、
該溝に直交する開口を有し、 前記コンタクトは前記ハウジングの一端近傍の固定第１
端、他端近傍の前記開口内の第２端、及び前記第１及び
第２端間のばね領域を有し、 前記開口に押圧ブロックと共に前記フラット導体の端部
を挿入して押圧接続することを特徴とする電気コネク
タ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE96120700.8 | 1996-12-20 | ||
| EP96120700 | 1996-12-20 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10189084A true JPH10189084A (ja) | 1998-07-21 |
Family
ID=8223540
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9362716A Pending JPH10189084A (ja) | 1996-12-20 | 1997-12-12 | 電気コネクタ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5893775A (ja) |
| JP (1) | JPH10189084A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11111402A (ja) * | 1997-09-05 | 1999-04-23 | Molex Inc | 平型柔軟ケーブル用コネクタ |
| US6305981B1 (en) * | 1999-03-09 | 2001-10-23 | The Whitaker Corporation | Electrical connector with a contact securing flap |
| US6132236A (en) * | 1999-05-14 | 2000-10-17 | Methode Electronics, Inc. | Flex cable termination apparatus and termination method |
| DE102005025632B4 (de) * | 2005-06-03 | 2015-09-17 | Te Connectivity Germany Gmbh | Verbindungsvorrichtung für den Anschluss elektrischer Folienleiter |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61131382A (ja) * | 1984-11-29 | 1986-06-19 | アンプ インコ−ポレ−テツド | 電気コネクタ |
| JPH0346469Y2 (ja) * | 1987-02-26 | 1991-10-01 | ||
| JPH0438470Y2 (ja) * | 1987-12-08 | 1992-09-09 | ||
| JPH0635415Y2 (ja) * | 1989-10-06 | 1994-09-14 | コネクタ | |
| DE4041093C1 (ja) * | 1990-12-21 | 1992-04-02 | Karl Lumberg Gmbh & Co, 5885 Schalksmuehle, De | |
| GB9123104D0 (en) * | 1991-10-31 | 1991-12-18 | Amp Holland | Electrical connector for cable to circuit board application |
| JP3368661B2 (ja) * | 1994-03-04 | 2003-01-20 | 住友電装株式会社 | フラットケーブル用コネクタの嵌合治具 |
-
1997
- 1997-11-26 US US08/979,027 patent/US5893775A/en not_active Expired - Fee Related
- 1997-12-12 JP JP9362716A patent/JPH10189084A/ja active Pending
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5893775A (en) | 1999-04-13 |
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