JPH10188554A - コンピュータ・システムのメモリの動作を制御する方法およびコンピュータ・システム - Google Patents

コンピュータ・システムのメモリの動作を制御する方法およびコンピュータ・システム

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JPH10188554A
JPH10188554A JP9307029A JP30702997A JPH10188554A JP H10188554 A JPH10188554 A JP H10188554A JP 9307029 A JP9307029 A JP 9307029A JP 30702997 A JP30702997 A JP 30702997A JP H10188554 A JPH10188554 A JP H10188554A
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ras
cas
signal
memory
address
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ブライアン・ジェイ・コンナリィ
Timothy Jay Dell
ティモシィ・ジェイ・デル
Bruce Gerard Hazelzet
ブルース・ジェラルド・ハゼルゼット
Mark William Kellogg
マーク・ウィリアム・ケロッグ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリの構成の変更を可能にする制御方法を
提供する。 【解決手段】 CBRリフレッシュおよび隠れリフレッ
シュの両方が、SIMMまたはDIMMを形成するDR
AM上で行われることを可能にする方法および論理回路
が提供される。これによれば、1つのシステムRAS信
号および1つのシステムCAS信号が、DRAM上での
通常の読取り/書込み動作のために、複数のRAS信号
および複数のCAS信号に変換される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願は、1996年2月
9日に出願された米国特許出願“High Densi
ty SIMM or DIMM with RAS
AddressRe−Mapping”に関連してい
る。
【0002】本発明は、一般には、システム信号および
アドレスを、DRAMメモリで用いるのに、1つの構造
から異なる構造に変換する方法および装置に関する。特
に、本発明は、1つのマスタまたはシステムRAS信
号、およびコンピュータ・システムによって発生された
行アドレスの高次ビットを、メモリ・アドレス指定の1
つの構造から2つのRAS信号に変換し、およびシステ
ムCAS信号およびアドレス・ビットを、異なるメモリ
・アドレス指定方式のためにシステムにおいて有用なC
AS信号に変換して、CBRリフレッシュおよび隠れリ
フレッシュを支持することにある。
【0003】高密度メモリ装置は、多くのPCサーバ環
境およびワークステーション環境において性能を最大に
するために、用いられている。しかし、特定の技術を進
歩させることにはコストがかかりすぎ、特定のインプリ
メンテーションに対しては、より高度の技術を用いるこ
とのできる特定のシステム構造と交換可能な低コストの
技術を用いることが望まれる。例えば、64Mビットの
技術を支持するシステムに、16Mビットのチップを用
いることが、時々、望まれる。このような構造では、6
4Mビット(8M×8)のチップを用いる64または7
2ビット幅のデータバスを用いることができる。システ
ムが8M×8チップに対して設計されるならば、JED
EC標準は、12×11アドレス方式(すなわち、12
行アドレス・ビットおよび11列アドレス・ビット)に
対するものである。このような方式では、すべての64
または72ビットを読取るのに、たった1つのバンクが
要求され、したががってただ1つのRAS信号が必要と
される。
【0004】しかし、64Mビット・チップは、いくつ
かの理由により極めて高価な3.3ボルト技術を、一般
に用いている。したがって、少数のチップを用いて、同
一の情報を格納することができるが、これら少数のチッ
プは、5ボルト技術で製造された16Mビット・チップ
を用いるよりも、全体として、より高価である。例え
ば、8個の8M×8チップを用いて、32個の4M×4
チップに格納されているのと同じ量の情報を格納するこ
とができる。しかし、特定の市場状況下では、32個の
4M×4チップを、8個の8M×8チップよりも全体と
してかなり安くでき、したがって多くの応用(多数のチ
ップが含まれるとしても)に対しては、5ボルト技術の
4M×4チップを用いることが望ましい。
【0005】残念なことには、同一のアドレス可能な空
間を実現するには、2バンクの4M×4DRAMチップ
が必要とされる。これらチップは、11ビット行アドレ
ス×11ビット列アドレス(11/11)のアドレス構
造を有するが、全範囲を付勢するには2つのRAS信号
を必要とする。言い換えると、2バンクの16個の11
×11アドレス可能な4M×4DRAM(全体で32個
のDRAMに対して)が、1バンクの12/11アドレ
ス可能な8M×8DRAMの等価な8Mアドレス・ステ
ップを与えるのに必要とされる。CASのアドレス指定
は、また、2つのCAS信号を必要とし、システムには
ただ1つのCAS信号を与える。
【0006】さらに、3.3ボルトを用いる8M×8技
術に対する標準リフレッシュ技術は、CAS Befo
re RAS(CBR)サイクルおよびしばしば隠れリ
フレッシュである。本発明は、CBRおよび隠れリフレ
ッシュに関係している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、メモリの構
成を変更する際に適用可能なメモリの制御方法およびコ
ンピュータ・システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、CBR
リフレッシュおよび隠れリフレッシュの両方が、SIM
MまたはDIMMを形成するDRAM上で行われること
を可能にする方法および論理回路を提供する。これによ
れば、1つのシステムRAS信号および1つのシステム
CAS信号が、DRAM上での通常の読取り/書込み動
作のために、複数のRAS信号および複数のCAS信号
に変換される。
【0009】
【発明の実施の形態】好適な実施例を、インテル803
86または80486、あるいはデュアル・インライン
・メモリ・モジュール(DIMM)を有するペンティア
ム・マイクロプロセッサを用いるIBMパーソナル・コ
ンピュータの環境で説明する。なお、前記DIMMは、
ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(DRA
M)チップを有し、メモリ機能を与え且つ制御する。メ
モリ・モジュールは、DIMMSの代わりにシングル・
インライン・メモリ・モジュール(SIMM)とするこ
ともできる。DIMMとSIMMとの違いは、SIMM
が、2行のコンタクト(アセンブリの両面上のコンタク
ト)を有し、対向するコンタクトが共に接続されている
ことである。DIMMも、2行のコンタクトを有する
が、これらは互いに接続されず、同一の物理的空間内に
非常に多数の固有I/Oを可能にする。機能的には、本
発明の目的に対し、SIMMおよびDIMMは、同一で
ある。(SIMMまたはDIMMは、ときどき、DRA
Mカードと呼ばれており、DRAMカードはSIMMま
たはDIMM上のDRAMおよびすべてのチップと回路
を意味する。)この発明の詳細な説明のために、システ
ムを、書込む各データ・バイトにパリティ・ビットを生
成でき(このようなパリティ生成は、本発明には重要で
はないが)、および記憶装置から読取られたパリティ情
報を読取り比較できるCPUと共に用いられるものとし
て説明する。
【0010】図1に示されているように、CPUまたは
システム・バス12に接続されたCPU10が設けられ
ている。好ましくは、パリティ生成およびチェック・ユ
ニット13が、設けられる。このユニット13は、CP
U10によってバス12に書込まれるか、またはCPU
10によってバス12から読取られるデータのパリティ
を生成しチェックする。CPUバス12は、また、ロー
カルI/Oポート14とCACHE(キャッシュ)メモ
リ16と、関連したファームウェアまたは他のサブシス
テム18とを有することができる。メモリ・コントロー
ラ20は、また、システム・バス12に接続され、シス
テム・バス12は、メモリ・コントローラ20を、メモ
リ・サブシステム22に、および拡張バス24(存在す
るならば)に接続する。メモリ・サブシステム22は、
典型的に、1つ以上のDIMM26(またはSIMM)
より構成されている。各DIMMは、DRAMチップを
有している。(DRAMは、周期的なリフレッシュ動作
を必要とし、これはリフレッシュを必要としないSRA
Mとは対照的である)。前述のシステムは、DRAMチ
ップの構造および信号の利用を用いることのできるシス
テムの例示であるが、他のシステムは本発明のDRAM
構造を有するSIMMまたはDIMMと一緒に機能する
ことができることを理解すべきである。
【0011】前述したように、CPU10は、バス12
上にデータを書込むことができる。書込まれたデータ
は、メモリ・コントローラ20によって、サブ・システ
ム22の正しいメモリ・アドレスに順次送られる。CP
U10によってデータを書込むと、パリティ生成チェッ
ク・ユニット13によって、メモリに書込まれる情報の
各バイトに対してパリティ・ビットが生成される。ユニ
ット13は、読取りサイクル中、メモリ・サブシステム
22から読取られる情報のパリティをチェックし、パリ
ティ・エラーがあるか否かを調べる。メモリ・コントロ
ーラ20は、また、行アクティベーション・ストローブ
(RAS),書込みイネーブル(WE),およびいくつ
かのシステム上で、出力イネーブル(OE),バイト・
セレクト(BS)、およびその他(図示せず)のような
必要な信号を、メモリ・サブシステム22に与える。メ
モリ・コントローラは、データおよびパリティの両方
を、各DIMM26に書込み、および各DIMM26か
ら読取る。本発明は、後述するように単一システムRA
S(SYS RAS)信号によって付勢されるDRAM
を有するように構成される72ピンSIMMまたは16
8ピンDIMMに特に有用であるが、多くの異なった形
のファクタを有する広範囲のSIMMまたはDIMMに
適用できることを理解すべきである。
【0012】図2に、9個の8M×8DRAMチップお
よび168ピンDIMM構造を用いるSIMMまたはD
IMM26の1つの典型的な構成を示す。従来、168
ピンのDIMM構造は、データ・ピンとして64個のピ
ン(すなわち、ピンDQ0〜DQ63)と、もし存在す
るならば、パリティまたはECCビットのための8個の
ピン(例えばDQ64〜71)とを用いている。パリテ
ィおよび/またはECCビットが、存在せず、または格
納されることが不必要ならば、9個ではなく8個のDR
AMを用いることができる。図2からわかるように、D
RAM30a〜30iは、次のような構造に配置されて
いる。すなわち、1つのDIMM RAS信号が、読取
りまたは書込みサイクルですべてのDRAMを付勢し、
および1つのRASが、リフレッシュ(Refres
h)サイクルでDRAMを付勢する構造である。典型的
に、この構造のシステムは、CAS Before R
AS(CBR)機能として、リフレッシュを行う。しか
し、RAS Only Refresh(ROR)も用
いることができる。しかし、本発明は、CAS Bef
ore RASリフレッシュ動作を用いる応用に利用す
るようにしている。
【0013】読取りまたは書込みサイクル中に、アドレ
ス・バス32によって、チップはアドレスされる。この
アドレス・バス32は、アドレス・バス上にアドレス・
ビットA0〜A11として与えられる12個の行アドレ
スを有する。前述したように、DRAM30a〜30i
のアドレス可能な構造は、12/11、すなわち、12
行アドレス×11列アドレスであり、各DRAM上に8
メガバイトのメモリの記憶装置を可能にする。したがっ
て、ラインDQ0〜DQ63上にあるデータを格納する
のに用いられる8個のDRAM30a〜30hは、64
メガバイトのデータを格納することができ、他方、残り
のDRAMチップ30iは、8メガバイトのECCビッ
トを格納することができる。勿論、次のような他の記録
装置構造を用いることができる。すなわち、パリティま
たはECCがバイト毎に生成されるならば、データ・ビ
ット,パリティまたはECCビットは、個々のバイトと
共に格納される。上述したように、DRAM30a〜3
0iの製造に用いられる技術は、非常に細いラインおよ
び薄い酸化物層を用いて、このデバイス密度を実現して
いる。したがって、これらおよび他の理由で、これらの
チップは高価である。しかし、ある応用では、5ボルト
技術で製造された、あまり高価でないチップを用いるこ
とが望まれている。5ボルト技術は、特に、トランジス
タおよびデバイスのサイズのゲートの酸化物厚さにおい
て、そのようなクローズ・プロセス制御を必要としな
い。さらに、多くのシステムは、5ボルト技術のみをサ
ポートしている。
【0014】図3には、64メガDIMMのブロック図
を示す。図3は、5ボルト技術を用いて作製することの
できる2バンクの4M×4DRAMを用いて、いかにし
て64メガバイトのメモリ装置が実現できるかを示して
いる。必要とされるならば、追加の4個の4M×4チッ
プを設けて、パリティ・ビットまたはECCビットを格
納する。上述したように、特定の市場状況のもとで、3
2個の4M×4チップのコストは、全体として、8個の
8M×8チップのコストよりも十分に小さくできる。6
4メガバイトのメモリとECCまたはパリティ・ビット
用の8メガバイトの記憶装置とを実現するために、2バ
ンクの4M×4DRAM40a〜40jjが設けられ
る。(チップのいくつかは、点によってのみ示される
が、図示のチップと同じ構造である。)チップ40a〜
40rは、一方のバンクを構成し、チップ40s〜40
jjは、他方のバンクを構成する。チップはそれぞれ4
M×4であるので、4個のチップで、図2に示される8
M×8構造の1個のチップと同じ記憶能力を実現してい
る。さらに、記憶装置の同一深さを実現するには、4M
×4構造のチップは、対を構成する40aと40s、対
を構成する40bと40t、…、対を構成する40rと
40jjのような対で、用いられる。したがって、チッ
プ40a,40b,40s,40tは、8M×8構造を
用いる図2の実施例の1つのチップ30aと同じデータ
量を格納する。
【0015】しかし、図3に示すように、4M×4チッ
プを用いると、アドレス可能な構造は11/11(すな
わち、11個の行アドレスおよび11個の列アドレスで
ある)。さらに、2つのRAS信号が、この構造の全付
勢範囲をアドレスするのに必要である。すなわち、図3
に示すように、RAS A信号は、チップ対の半分を付
勢するのに必要とされ、RAS B信号は、チップ対の
他の半分を付勢するのに必要とされる。しかし、前述し
たように、システムのメモリ・コントローラ20は、1
つのシステムまたはマスタRAS信号のみを発生し、お
よび図3に示すメモリ構造は、1つのRAS信号をDI
MMまたはSIMMカードに与えただけでは、動作でき
ない。というのは、すべての4個のチップを同時にアク
ティベートすることは、読取り動作中のデータ競合、お
よび固有のCAS入力が得られないことによる書込み動
作中のデータ破壊(2個のチップにおいて)を生じるか
らである。これを排除するためには、図4に示す論理回
路を、ASICチップ46上に設ける。この論理回路
は、システム・メモリ・コントローラ20から、高次ア
ドレス・ビットA11およびSYS RASを受取り、
これらを2つのRAS付勢信号RAS AおよびRAS
Bに変換する。というのは、発生された高次のアドレ
ス・ビットA11は、図3に示されるチップのアドレス
方式においては必要とされず、たった11個の行アドレ
スが必要とされるからである。したがって、A11信号
を追加のRAS信号に変換することによって、必要な第
2のRAS信号を与えることができる。ASICチップ
上の論理回路により、SYS RASが付勢され、高次
のビットA11が“0”のとき、RAS Aはアクティ
ブであり、SYS RASが付勢され、高次のビットA
11が“1”のとき、RAS Bはアクティブである。
次に、RAS Aは、デバイス40a〜40rをアクテ
ィベートし、RAS Bは、デバイス40s〜40jj
をアクティベートする。したがって、図3に示す4M×
4DRAMのアドレス方式は11/11である(図2に
示す8M×8DRAMの12/11とは異なり)ので、
高次のアドレス・ビットを、第2のRAS信号に変換す
ることができる。この第2のRAS信号は、高次ビット
が“1”のとき、メモリ・コントローラ20によって発
生されたシステムまたはマスタRAS信号によって付勢
される。このように、図3に示すチップの4M×4構造
によって必要とされる2つのRAS信号を効果的に与え
る。RAS AおよびRAS Bの上記アクティベーシ
ョンは、読取りサイクルまたは書込みサイクルに関連し
ている。論理回路は、後述するように、リフレッシュ・
サイクル中に、RAS AおよびRAS Bの両方のア
クティベーションを与える。
【0016】図4には、高次アドレス・ビットA11を
第2のRAS信号に変換するASICチップ46上の論
理回路を示している。図4に示すように、メモリ・コン
トローラ20からの信号は、ASICチップ46に与え
られ、高次アドレス・ビットA11は、レシーバ50に
与えられ、マスタまたはSYS RAS信号は、レシー
バ52に与えられ、CAS信号はレシーバ54に与えら
れる。これらレシーバは、すべてASICチップ上にあ
る。レシーバ50の出力は、アドレス・ラッチ56への
1つの入力として与えられ、レシーバ52の出力は、イ
ンバータ58への1つの入力として与えられ、レシーバ
54の出力は、インバータ60への入力として与えられ
る。インバータ60の出力は、CBR(CAS Bef
oreRAS)ラッチへの1つの入力として与えられ、
インバータ58の出力は、アドレス・ラッチ56および
CBRラッチ62への入力として与えられる。アドレス
・ラッチ56からの1つの出力は、ORゲート64への
1つの入力として与えられ、アドレス・ラッチ56の他
の出力は、ORゲート66への1つの入力として与えら
れる。ORゲート64,66への他の入力は、CBRラ
ッチ62からの出力として与えられる。ORゲート64
からの出力は、NANDゲート68への1つの入力とし
て与えられ、ORゲート66からの出力は、NANDゲ
ート70への1つの入力として与えられる。NANDゲ
ート68,70の各々への他の入力は、インバータ58
の出力によって与えられる。NANDゲート68,70
からの出力は、ドライバ72,74への入力としてそれ
ぞれ与えられ、ドライバの出力は、図3に示されるDR
AMチップの付勢のためのRAS AおよびRASB信
号を与えるのに用いられる。
【0017】CBRラッチの目的は、リフレッシュ・サ
イクルで、リフレッシュ・サイクルの説明と共に後述す
るように、リフレッシュ・サイクルがCBRリフレッシ
ュ・サイクルであるとき、SIMMの両バンクをリフレ
ッシュすることができることを保証することである。
【0018】図4の回路の動作を、以下に説明する。こ
の構成では、RAS信号およびCAS信号は、アクティ
ブLOW(表記の上にバーを付して示す)となるように
設計されている。システムまたはマスタRASは、アク
ティブになりLOWとなると、レシーバ52に与えられ
る。レシーバ52は、出力をインバータ58に与える。
インバータ58は、NANDゲート68,70にHIG
H信号を与える。したがって、NANDゲート68への
他の入力がHIGHならば、NANDゲート68はアク
ティブLOW信号を出力し、NANDゲート70への他
の入力がHIGHならば、NANDゲート70はアクテ
ィブLOW信号を出力する。
【0019】まず、アドレス・ビットA11が“1”で
ある場合を仮定する。この値は、アドレス・ラッチ56
でラッチされる。(一旦、この値がアドレス・ラッチ5
6にラッチされると、アドレス・ビットA11は自由と
なり、全動作中、その状態に留まることは要求されな
い。)アドレス・ラッチに受取られた値が“1”である
ので、アドレス・ラッチ56は、ORゲート64にHI
GH信号を出力する。(/G(/は信号の反転を意味す
る)上のLOWレベルは、D入力をQ出力に伝える。H
IGHレベルは、Dの状態をラッチし、これをQ出力に
反映させる。)これは、HIGH信号であるので、OR
ゲートは、NANDゲート68にHIGH信号を出力す
る。システムまたはマスタRASはLOWであるので、
インバータ58は、NANDゲート68にHIGH信号
を出力する。したがって、2つのHIGH入力を有する
NANDゲート68は、LOWアクティブRAS A信
号を出力する。アドレス・ラッチ56からORゲート6
4へのQ出力はHIGHであるので、ORゲート66へ
の反転すなわち/Q出力はLOWである。さらに、CB
Rラッチは、付勢されないので(後述する理由で)、O
Rゲート66への入力はどちらもHIGHでなく、した
がってNANDゲート70は、SYS RASからHI
GH入力を、ORゲート66からLOW入力を受取り、
したがってNANDゲート70からの出力はHIGHで
ある。これは、ドライバ74によって与えられるRAS
BがHIGHであり、したがってアクティブでないこ
とを意味している。したがって、SYS RASがアク
ティブになり、A11が“1”であると、RAS A
は、チップにアクティブRAS信号として出力され、R
ASBは、アクティブではない。
【0020】次に、高次アドレス・ビットA11が
“0”であり、マスタRAS信号がアクティブLOWで
あると仮定する。“0”がアドレス・ラッチ56にラッ
チされると、ORゲート64へのQ出力はLOWであ
る。また、この時点でのCBRラッチからの出力はLO
Wであるので(これについては後述する)、ORゲート
64からの出力はLOWであり、1つのLOW入力をN
ANDゲート68に与える。NANDゲート68への入
力の1つはLOWであるので、出力はHIGHとなる。
したがって、アクティブRASでないHIGH RAS
Aを構成する。同時に、アドレス・ラッチ56からの
/Q出力は、HIGH信号(これは、ラッチ56のQ信
号の出力の反転である)として、ORゲート66に与え
られる。したがって、ORゲート66への入力の1つ
は、HIGHであるので、ORゲート66からの出力
は、NANDゲート70に対してHIGHとなる。マス
タまたはSYS RAS信号は、アクティブLOWであ
り、インバータ58からのHIGH出力を、NANDゲ
ート70に他の入力として与えるので、NANDゲート
70からLOW出力が発生され、ドライバ74からのア
クティブRAS Bを構成する。
【0021】したがって、アドレス・ビットA11が
“1”であり、SYS RASが付勢されると、RAS
Aが付勢される。アドレス・ビットA11が“0”で
あり、SYS RASが付勢されると、RAS Bが付
勢される。
【0022】前述の説明は、リフレッシュ・サイクルで
はなく読取り/書込みサイクルに関係して説明したこと
を理解すべきである。CBRリフレッシュ・サイクル
(RASがLOWに立下がる前に、LOWに立下がるC
AS信号である)では、CAS信号がLOWに立下が
り、RASの前に立下がると、CBRラッチ62でラッ
チされ、CBRラッチ62からORゲート64,66の
両方への信号として出力される。ORゲート64,66
からのHIGH信号は、NANDゲート68,70にH
IGH信号として出力される。SYS RASが立下が
ると、インバータ58は、NANDゲート68,70の
他の入力として、HIGH信号を与え、したがってNA
NDゲート68,70の両方からアクティブLOW出力
を与える。この出力は、ドライバ72,74を経て、R
AS AおよびRAS Bの両方を付勢する。
【0023】したがって、図3に示すSIMMまたはD
IMM構造への入力は、次のようになる。すなわち、読
取りまたは書込みサイクルでシステムまたはRASがア
クティブになるとき、高次アドレス・ビットA11が
“1”ならば、RAS Aは付勢され、高次アドレス・
ビットA11が“0”ならば、RAS Bは付勢され
る。サイクルが、RASの前にアクティブになるCAS
によって特徴付けられるCBRリフレッシュ・サイクル
ならば、RAS AおよびRAS Bは、リフレッシュ
動作に対して付勢される。
【0024】前述したことは、本質的に、前記米国特許
出願第08/598857号明細書に開示されており、
この米国出願明細書では、アーキテクチャは、2バンク
4メガ×4構造によって置き換えられる、1バンク8メ
ガ×8構造である。本発明は、16メガ×4構造を用い
ており、この構造では、18個の16メガ×4DRAM
チップよりなる1バンクは、18個の4メガ×4DRA
Mチップよりなる4バンクによって置き換えられる。
【0025】図5,6,7に、本発明の実施例を示す。
この実施例では、DRAMは、アドレス空間または差込
みソケットあたり1つのSYS RASが、2つの異な
るRASに変換され、さらにシステムCAS(SYS
CAS)も2つの別個のCASに変換されるように構成
され、論理回路は、従来のCBR(CAS Befor
e RAS)リフレッシュおよび隠れリフレッシュの両
方を可能にする。従来のCBRは、前に説明したので、
ここでは詳細に説明することは不要である。隠れリフレ
ッシュについては、システム上の特定のDRAMカード
は、隠れリフレッシュとして知られているものを与える
ように構成されている。隠れリフレッシュでは、読取り
サイクルまたは書込みサイクルが終わると、読取りサイ
クルまたは書込みサイクルの終わりに、RASは通常の
ようにインアクティブHIGHになるが、CASは、ア
クティブLOWに保持される。特定の期間、通常は60
〜80ナノ秒の後、RASは再びLOWにされ、CAS
は依然としてLOWのままであり、およびCASはLO
WのままでRASはLOWになるので、リフレッシュが
行われる。この隠れリフレッシュは、すべてのCASラ
インに対して、SYS CASがDRAMカード上のC
ASに変換される構造で、良好に働く。しかし、特定の
構造では、SYS CASは、2つの別個のCAS、す
なわちCASレフト(CAS L)として知られている
ものと、CASライト(CAS R)として知られてい
るものとに変換されて、カード上のDRAMの特定の構
造に周知のように読取りおよび書込む。通常の読取りま
たは書込み動作では、RASがアクティブのとき、読取
りおよび書込み動作中、CASレフトまたはCASライ
ト信号のみがアクティブである。したがって、隠れリフ
レッシュが実行されると、通常、アクティブであったC
ASのみがアクティブに保持され、したがって、RAS
がアクティブになると、読取り/書込みサイクル中に、
どのCASがアクティブであったかによって、DRAM
のレフトまたはライト構造のみによって、リフレッシュ
が発生し得る。しかし、隠れリフレッシュでは、隠れリ
フレッシュ中に、すべてのCASラインをアクティブに
することが必要である。その結果、チップがどこに設け
られているかとは関係なく、リフレッシュをすべてのチ
ップに対し行うことができる。リフレッシュ中、データ
競合またはデータ破壊とは関係がない。というのは、D
RAMにデータが入力されず、またはDRAMからデー
タが出力されないからである。
【0026】図5は、DRAMカードを示すブロック図
である。このDRAMカードでは、マスタまたはSYS
RASが受取られて、2つの別個の出力RASに変換
され、およびSYS CASが受取られて、2つの別個
のCASに変換される。図5は、また、読取り/書込み
動作に対して、2つの異なるRASと2つの異なるCA
Sとを用いる、DRAMカード上のDRAMチップの構
造を示している。これは、多重化12ピンRAS信号
(ピンA0〜A11)および10ピンCAS信号(ピン
A0〜A9)を用いて、多重化13ピンRAS信号(ピ
ンA0〜A12)および11ピンCAS信号(ピンA0
〜A10)のDRAMチップの動作をエミュレートする
ことである。したがって、RAS信号用の高次ピン(ピ
ンA12)およびCAS信号用の高次ピン(ピンA1
0)は、有効なDRAMアドレスではない。図5からわ
かるように、複数個のDRAMチップがある。DRAM
チップは、チップの積層構造の4つの列に配置されてい
る。第1列は、DRAMチップD0−T,D0−B(T
はDRAMトップを、BはDRAMボトムを表してい
る)〜D8−T,D8−Bを有している。すべてのチッ
プは、CAS,RAS,書込みイネーブル(WE),出
力イネーブル(OE)信号,その他と、データ入力とを
受取る。D18−T,D18−B〜D26−T,D26
−Bと表示されるDRAMチップの第2列は、チップの
第1列に隣接して配置される。D9−T,D9−B〜D
17−T,D17−Bと表示されるDRAMチップの第
3列は、チップの第2列に隣接して配置される。D27
−T,D27−B〜D35−T,D35−Bと表示され
るDRAMチップの第4列は、チップの第3列に隣接し
て配置される。すべてのDRAMチップは、それらのA
SICチップ78からRAS信号およびCAS信号を受
取る。規則によれば、添字“T”を有するDRAMチッ
プは、トップ・チップとして表示され、RAS T信号
によって付勢され、添字“B”により表示されるこれら
のDRAMチップは、ボトム・チップであり、RAS
B信号によって付勢される。RAS T信号およびRA
S B信号は、共にASICチップ78から与えられ
る。チップ78は、SYS RAS信号をピンA12上
の入力と共に、RAS T信号またはRAS B信号に
変換する。第1列のDRAMチップ、すなわちチップD
0−T,D0−B〜D8−T,D8−B、第3列のDR
AMチップ、すなわちチップD9−T,D9−B〜D1
7−T,D17−Bは、CASレフト(CAS L)に
よって付勢され、第2列および第4列のチップ、すなわ
ちD18−T,D18−B〜D26−T,D26−B、
およびD27−T,D27−B〜D35−T,D35−
Bは、ASIC78からのCASライト(CAS R)
信号によって付勢される。CAS R信号は、ピンA1
0上の値と共にASIC78に入力されるSYS CA
Sから得られる。ピンA10上の値は、CAS信号用の
高次ビットであり、CAS R信号またはCAS L信
号を付勢する。
【0027】通常の読取り/書込み動作中、SYS R
ASは、SYS CASの前にアクティブになる。どち
らのRAS(RAS TまたはRAS B)がアクティ
ブになっても、続いてどちらのCAS(CAS Lまた
はCAS R)がアクティブになっても、読取り/書込
み動作に対して、特定のグループのチップが付勢され
る。例えば、RAS TおよびCAS Lがアクティブ
になると、読取り/書込み動作に対して、チップD0−
T,D1−T,D2−T,D3−T,D4−T,D5−
T,D6−T,D7−T,D8−T,D9−T,D10
−T,D11−T,D12−T,D13−T,D14−
T,D15−T,D16−T,D17−Tが付勢され
る。
【0028】図6には、ASICチップ78から発生さ
れるSYS CAS,SYS RAS,CAS,RAS
のタイミング図が示され、本発明により隠れリフレッシ
ュがどのように実行されるかを示している。これらの信
号を与える論理回路の説明は、図7について行う。
【0029】図6においてわかるように、SYS RA
Sはアクティブになる(この実施例では、アクティブ信
号は、LOW信号である)。LOWとなるSYS RA
Sに続いて、SYS CASがLOWとなり、通常の読
取り/書込みサイクルを示す。図示の例では、SYS
RASがLOWになると、ピンA12からの入力に基づ
いて、ASIC78からのRAS BがLOWになる。
他の例では、読取りはRAS Tに対してなされるが、
この例では、RAS Bは、選択された信号である。S
YS RASがLOWになるに続いて、SYS CAS
はLOWになり、この例では、ピンA10上の値に基づ
いてLOWになるCAS Rが選択される。CAS L
は選択されず、HIGHすなわちインアクティブのまま
である。レフトまたはライトが選択されたが、説明のた
めの例では、CAS Lが選択解除される。タイミング
図に示されるように、SYS RASがHIGHになる
と、読取りまたは書込み動作が終了する。しかし、SY
S RASがHIGHになった後に、SYS CASが
LOWのままであれば、到来する隠れリフレッシュ動作
があることを示している。SYS RASが再びLOW
になるとき、隠れリフレッシュはすべてのアクティブC
ASおよびRASライン上で発生する。典型的には、こ
れは60〜80ナノ秒後である。これは、DRAMの内
部回路に、リチャージするのに十分な時間を与える。S
YS RASが再び立下がると、隠れリフレッシュは、
CASおよびRASが選択されたアドレスで共にLOW
であるすべてのDRAMチップ上で実行される。しかし
図からわかるように、かつ、前述したように、CAS
RラインのみがLOWすなわちアクティブにされ、他
方、CAS Lラインは、HIGHすなわちインアクテ
ィブである。したがって、隠れリフレッシュが、この条
件で実行されるならば、CAS R上のチップのみをリ
フレッシュでき、CAS L上のチップはリフレッシュ
できない。これにより、リフレッシュ動作からチップの
半分が除かれる。すべてのチップにリフレッシュを与え
るためには、非選択のライン、すなわちこの場合にはC
AS Lラインは、LOWにされる。これは、SYS
RASがHIGHになった後であって、隠れリフレッシ
ュを実行するために再びLOWにされる前である。意図
しない結果を避けるためには、SYS RASが約20
ナノ秒間HIGHに保持された後に、CAS Lライン
LはLOWにされる。また、SYS RASが、隠れリ
フレッシュのためにLOWにされると、RAS Bライ
ンおよびRAS Tラインは、共にLOWにされ、リフ
レッシュをすべてのチップ上で実行できる。この例で
は、CAS Before RASリフレッシュ・サイ
クル(CBR)は、通常に動作し、前述したように、す
べてのラインをLOWにする。リフレッシュが終了した
後、SYS CASはHIGHになり、これはCAS
RおよびCAS LをHIGHにし、リフレッシュ動作
を終了させる。SYS RASがHIGHすなわちイン
アクティブになると、RAS BおよびRAS Tライ
ンは、また、HIGHすなわちインアクティブにされ、
次のサイクルに備える。
【0030】読取り/書込み,CAS Before
RAS、および隠れリフレッシュのための論理回路を、
図7のASICチップ78上の示す。入力はSYS R
AS,ピンA12上の値,SYS CAS,ピンA10
上の値である。前に示したように、ピンA12からの信
号は、HIGHまたはLOWであり、マスタRAS(す
なわちSYS RAS)を、RAS TまたはRAS
Bに変換するのに用いられる。同様に、ピンA10上の
アドレス・ビットを用いて、SYS CASを、CAS
LまたはCAS R信号に変換する。これを、論理回
路に基づいて説明する。SYS RAS信号がレシーバ
80に与えられると、ピンA12はレシーバ82に接続
され、SYS CAS信号はレシーバ84に与えられ、
ピンA10上のアドレスはレシーバ86に与えられる。
レシーバ80,82,84,86を用いて、システム信
号を、ASICチップ78で使用するのに適切な信号に
変換する。
【0031】レシーバ80からの信号は、RASサンプ
ル・ラッチ90へ1つの入力として与えられる。ラッチ
90は、Dフリップフロップである。このラッチは、サ
イクルがCBRか否かを決定する。サイクルがCBRな
らば、リフレッシュは、CBRとして行われる。サイク
ルがCBRでなければ、サイクルは、RAS Befo
re CASによる通常の読取り/書込みサイクルとし
て扱われる。レシーバ82からの信号が、RASアドレ
ス・ラッチ92のDピンに与えられる。レシーバ84か
らの信号は、インバータ94への入力として与えられ、
インバータ94の出力は、CASサンプル・ラッチ96
のDピンに与えられる。ラッチ96は、また、Dフリッ
プフロップであり、隠れリフレッシュの可能性を決定す
る。レシーバ86からの出力は、CASアドレス・ラッ
チ98のDピンに与えられる。
【0032】レシーバ80からの出力は、また、インバ
ータ102への入力として与えられ、RASアドレス・
ラッチ92の/Gピン、およびCASサンプル・ラッチ
96の立上りエッジ・クロック・ピンに与えられる。レ
シーバ80からの出力は、また、3入力NANDゲート
100に1つの入力として与えられる。インバータ94
からの出力は、RASサンプル・ラッチ90の立上りエ
ッジ・クロック・ピン、およびCASサンプル・ラッチ
96のD入力に、入力として与えられる。ラッチ90か
らのQ出力は、NANDゲート100の他の入力に与え
られ、NANDゲート100への第3の入力は、レシー
バ84から与えられる。レシーバ80からの出力は、ま
た、NANDゲート104へ入力として与えられ、レシ
ーバ84からの出力は、他の入力としてNANDゲート
104へ、およびラッチ98の/Gピンへ入力として与
えられ、NANDゲート104への第3の入力は、ラッ
チ96のQ出力ピンから与えられる。
【0033】ラッチ96からの/Q出力は、20ナノ秒
遅延回路105への入力として与えられる。ラッチ96
の/Qピンの出力は、また、3入力NANDゲート10
6への1つの入力として、および3入力NANDゲート
108への1つの入力として与えられる。NANDゲー
ト106,108への第2の入力は、ラッチ90の/Q
ピンから与えられる。NANDゲート106への第3の
入力は、アドレス・ラッチ92のQピンから与えられ、
NANDゲート108への第3の入力は、ラッチ92の
/Qピンから与えられる。レシーバ84からの出力は、
また、インバータ110への入力として与えられる。ラ
ッチ90の/Qピンからの出力は、また、3入力NAN
Dゲート112への1つの入力として、および3入力N
ANDゲート114への1つの入力として与えられる。
20ナノ秒遅延回路105からの出力は、NANDゲー
ト112,114の両方への第2の入力として与えられ
る。NANDゲート112への第3の入力は、ラッチ9
8のQピンから与えられる。NANDゲート114への
第3の入力は、ラッチ98の/Qピンから与えられる。
インバータ102およびNANDゲート106からの出
力は、2入力NANDゲート120への入力として与え
られ、インバータ102およびNANDゲート108か
らの出力は、2入力NANDゲート122への入力とし
て与えられる。NANDゲート120からの出力は、ド
ライバ124への入力として与えられ、このドライバ
は、RAS TすなわちRASトップ信号を与える。N
ANDゲート122からの出力は、ドライバ126への
入力を与え、ドライバ126の出力は、RAS Bすな
わちRASボトム信号を与える。インバータ110から
の出力は、NANDゲート128,130の各々への1
つの入力を与える。NANDゲート112からの出力
は、NANDゲート128への他の入力を与える。NA
NDゲート114からの出力は、NANDゲート130
への他の入力を与える。NANDゲート128からの出
力は、ドライバ132への入力を与え、ドライバ132
は、CAS LすなわちCASレフト信号を出力として
与え、ゲート130からの出力は、ドライバ134への
入力を与え、ドライバ134の出力は、CAS R信号
を与える。
【0034】NANDゲート100からの出力は、ラッ
チ90のリセット・ピンへのリセットとして与えられ、
NANDゲート104からの出力は、ラッチ96のリセ
ット・ピンへの入力として与えられる。
【0035】図7の論理回路の動作 図7の論理回路の動作の説明において、この論理回路が
設計された構造は、SYS RASおよびSYS CA
SがアクティブLOWのときであることを思い起こすべ
きである。また、ラッチ90,96はDフリップフロッ
プであり、ラッチに立上りエッジ・クロック・ピンを与
える信号の立上りエッジ・パルスを検出すると、D入力
の値をQ出力にラッチする。RASサンプル・ラッチ9
0の場合、立上りエッジ・クロック・ピンは、SYS
CASからインバータ94を経て与えられる。ラッチ9
6では、立上りエッジ・クロック・ピンはSYS RA
Sから与えられる。
【0036】通常の読取り/書込み動作 論理回路において、まず、通常の読取りまたは書込みサ
イクルを説明する。読取りまたは書込にサイクルでは、
SYS CAS信号がアクティブになる前に、SYS
RAS信号がアクティブになり、すなわち立下がる。し
たがって、RAS信号が立下がると、RAS信号はレシ
ーバ80によって受取られ、インバータ102へ入力と
して与えられる。インバータ102の出力は、NAND
ゲート120へ1つのHIGH入力を、ラッチ92の/
Gピンおよびラッチ90のDピンにLOW信号を与え
る。ラッチ90のピン/Qから、NANDゲート10
6,108,112,114への出力は、HIGHであ
る。というのは、各サイクルの終了時に、ラッチ90,
96が、後述するように、リセットされるからである。
しかし、A12ラインは、ライン上に1または0を有し
ている。1を有するならば、ラッチ92のQピンはHI
GH信号をNANDゲート106に出力し、/Qピンは
LOW信号をNANDゲート108に出力する。したが
って、NANDゲート108は1つのLOW信号を有す
るので、NANDゲート122にHIGH信号出力を与
える。NANDゲート122は、インバータ102から
HIGH出力が与えられ、RAS Bラインを付勢す
る。したがって、RAS Bラインは、付勢レディーさ
れ、CASの付勢を待つ。
【0037】CASの付勢は、次のとおりである。SY
S CASが立下がると、インバータ94は信号を反転
し、ラッチ96にHIGH入力を与える。LOW SY
SCASは、インバータ110を経て、NANDゲート
128,130にHIGH入力を与える。A10ライン
は、HIGHまたはLOWを有し、すなわち、1または
0を有する。1を有するならば、NANDゲート114
へのラッチ98の/Qからの出力はLOWであり、その
結果NANDゲート114は、NANDゲート130へ
HIGHの出力を与え、したがってゲート130は、C
AS Rを付勢する。したがって、RAS TおよびC
AS R読取り/書込み動作が開始される。通常の読取
りまたは書込み動作中、RAS TおよびCAS Rが
付勢されると、NANDゲート108,112へのすべ
ての入力はHIGHであり、したがって、反転されたL
OW信号をゲート122,128に与え、これらゲート
をインアクティブにする。
【0038】読取り/書込みサイクルに対する同様の解
析を、A10のHIGHとLOW、およびA12のHI
GHとLOWのすべての4つの組合せに対して実行する
ことができ、したがってチップの4つの異なる区分(q
uadrant)のうちの1つに対し、読取り/書込み
サイクルの可能性を与える。
【0039】CBRリフレッシュ 次に、CBRリフレッシュ・サイクル(隠れリフレッシ
ュではない)が開始されるものとする。この場合、SY
S CASが立下がる、すなわちSYS RASが立下
がる前にアクティブになる。このような場合、立下がり
の後に、SYSCASは、インバータ110を経てNA
NDゲート128,130にHIGH信号を与える。イ
ンバータ110は、NANDゲート128に1つのHI
GH入力を与え、NANDゲート130に1つのHIG
H入力を与える。立下がりSYS CASは、また、ラ
ッチ90のクロック入力ピンに立上りエッジを与える。
SYS RAS入力は、まだ立下がっていないので、ラ
ッチ90のD入力にHIGHが存在し、したがってラッ
チ90のQピンに、HIGH値がラッチされる。このH
IGH値は、ラッチ90の/Qピンから、NANDゲー
ト106,108,112,114へのLOW入力とし
て出力され、したがって、HIGHの入力をNANDゲ
ート120,122,128,130に与える。また、
CASがLOWになると、インバータ110から与えら
れる信号による、NANDゲート128,130への他
の入力がHIGHになる。これにより、CAS Lおよ
びCAS Rの両方をLOWすなわちアクティブにす
る。SYS RASがLOWになるとすぐに、ゲート1
20,122への入力はHIGHになり、RAS Tお
よびRAS B信号がアクティブになるのに必要な他の
HIGH入力を与える。SYS RASがLOWすなわ
ちアクティブになると、RAS TおよびRASBがア
クティブであり、CAS LおよびCAS Rは既にア
クティブになっている。したがって、すべてのRASお
よびCASは、CBRリフレッシュに必要であるとし
て、アクティブである。
【0040】隠れリフレッシュ 前述したように、読取りまたは書込みサイクルの終わり
に、隠れリフレッシュが行われる。SYS RASがイ
ンアクティブになると、SYS CASをアクティブの
ままにし、SYS RASが再びアクティブになるま
で、SYS CASをアクティブに保持することによっ
て、隠れリフレッシュは実現される。隠れリフレッシュ
は、次のようにして行われる。
【0041】通常の読取り/書込みサイクルの終了の直
前は、SYS RASがアクティブであり、RAS T
またはRAS Bがアクティブであり、およびSYS
CASがアクティブであり、CAS LまたはCAS
Rがアクティブであることが思い起こされる。読取りま
たは書込みサイクルの終了時に、SYS RASはイン
アクティブになる。このことは、NANDゲート12
0,122からHIGH信号を取り除くので、RAS
TおよびRAS Bは、共にインアクティブになる。し
かし、SYS RASがインアクティブすなわちHIG
Hになると、SYS CASはLOWすなわちアクティ
ブであり、RASパルスの立上りエッジが、ラッチ96
で検出されて、値をQにラッチする。CASはアクティ
ブであるので、インバータ94は、ラッチ96のDピン
に、HIGH信号を与える。このHIGH信号は、/Q
でのLOW信号として、20ナノ秒遅延回路105へ出
力される。この20ナノ秒遅延が終わると、このLOW
信号は、NANDゲート112,114に与えられ、そ
れぞれ、NANDゲート128,130に1つの入力と
して出力される。SYS CASはLOWであるので、
インバータ110は、NANDゲート128,130の
各々に、他のHIGH信号を与え、したがってアクティ
ブCAS LおよびCAS Rを与える。SYS RA
Sが立下がると、前述したように、約60〜80ナノ秒
後に、インバータ102は、各NANDゲート120,
122へ1つの入力HIGH信号を与える。ラッチ96
の/Q出力ピンは、また、NANDゲート106,10
8にLOW信号を与える。したがって、NANDゲート
106,108の出力は、/QがLOWのとき、それぞ
れゲート120,122に対してHIGH信号である。
SYS RASが再びLOWになると、インバータ10
2から他のHIGH出力が、NANDゲート120,1
22に与えられ、したがってRAS TおよびRAS
Bをアクティブにする。CAS LおよびCAS R
は、既にアクティブにされているので、有効な隠れリフ
レッシュ動作が、DIMM上のすべてのDRAMに対し
て生じる。
【0042】各DRAMサイクルの終了時に、RASお
よびCASの両方が、インアクティブHIGHに戻る。
このことは、レシーバ80,84に、3入力NANDゲ
ート100,104の2つの入力にHIGHを与えさせ
る。RASサンプル・ラッチ90がセットされると(す
なわち、QがHIGHである)、NANDゲート100
の第3の入力はHIGHとなり、出力をLOWにさせ、
ラッチ90をリセットする。CASサンプル・ラッチ9
6がセットされると(すなわち、QがHIGHであ
る)、NANDゲート104の第3の入力はHIGHと
なり、出力をLOWにさせ、ラッチ96をリセットす
る。したがって、サイクルの終了時に、RASおよびC
ASが、インアクティブHIGHに戻ると、RASサン
プル・ラッチ90およびCASサンプル・ラッチ96
が、前のサイクル中にセットされているならば、これら
ラッチは自動的にリセットされる。ADRラッチ92,
98は、状態情報ではなく、データのみを有しており、
したがってリセットされる必要はない。
【0043】以上では、本発明の好適な実施例を説明し
た。しかし、以上の説明は一例であり、本発明はこれに
限定されるものではなく、本発明の趣旨から逸脱するこ
となく、種々の変更が可能なことを、理解すべきであ
る。
【0044】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。 (1)アドレス空間または差込みソケットあたり、Y行
アドレス・ビットおよび1つのシステムRAS信号と、
X列アドレス・ビットおよび1つのCAS信号とを出力
するメモリ・コントローラからの信号で、コンピュータ
・システムのメモリの動作を制御する方法において、前
記メモリは、Y−1ビット行アドレスおよびX−1列ア
ドレスを有するDRAMチップよりなり、それぞれ第1
および第2のRAS信号によって付勢される第1および
第2のRASセクションに分割され、第1および第2の
CAS信号によって付勢される第1および第2のCAS
セクションに分割されており、前記方法は、前記行アド
レスの高次アドレス・ビットが、第1の値であるとき、
前記システムRAS信号を、読取りまたは書込み動作中
に、第1のアクティブ・メモリRAS信号として前記メ
モリに与えるステップと、前記行アドレスの高次ビット
が、第2の値であるとき、前記Yアドレスの高次ビット
を、読取りまたは書込み動作中にアクティブになる第2
のメモリRAS信号として与えるステップと、前記列ア
ドレスの高次アドレス・ビットが、第1の値であると
き、前記システムCAS信号を、読取りまたは書込み動
作中に、第1のアクティブ・メモリCAS信号として前
記メモリに与えるステップと、前記列アドレスの高次ビ
ットが、第2の値であるとき、前記Xアドレスの高次ビ
ットを、読取りまたは書込み動作中にアクティブになる
第2のメモリCAS信号として与えるステップと、前記
第1および第2のメモリRAS信号と、前記第1および
第2のCAS信号とを、リフレッシュ動作中に前記メモ
リに与えるステップと、を含むことを特徴とする方法。 (2)前記リフレッシュ動作を、CAS Before
RAS(CBR)リフレッシュとして実行することを
特徴とする上記(1)に記載の方法。 (3)前記リフレッシュ動作を、隠れリフレッシュとし
て実行することを特徴とする上記(1)に記載の方法。 (4)前記リフレッシュ動作を、CBRリフレッシュま
たは隠れリフレッシュとして実行することを特徴とする
上記(1)に記載の方法。 (5)アドレス空間または差込みソケットあたりY行ア
ドレス・ビットおよび1つのシステムRAS信号と、X
列アドレス・ビットおよび1つのCAS信号とを出力す
るメモリ・コントローラと、Y−1ビット行アドレスお
よびX−1列アドレスを有するDRAMチップを含むメ
モリと、前記メモリ・コントローラから、前記システム
RAS信号および前記行アドレスの高次アドレス・ビッ
トを受取り、前記行アドレスの高次アドレス・ビット
が、読取りまたは書込み動作中に第1の値を有すると
き、アクティブになる前記システムRAS信号に応じ
て、第1のアクティブ・メモリRAS信号を発生し、お
よび前記システムRAS信号がアクティブであり、ま
た、前記行アドレスの高次ビットが、読取りまたは書込
み動作中に第2の値であるとき、第2のメモリRAS信
号を発生する論理回路とを備え、前記列アドレスの高次
アドレス・ビットが、第1の値であるとき、前記システ
ムCAS信号を、読取りまたは書込み動作中に、第1の
アクティブ・メモリCAS信号として前記メモリに与
え、前記列アドレスの高次ビットが、第2の値であると
き、前記Xアドレスの高次ビットを、読取りまたは書込
み動作中にアクティブになる第2のメモリCAS信号と
して与え、前記第1および第2のメモリRAS信号と、
前記第1および第2のCAS信号とを、リフレッシュ動
作中に前記メモリに与え、前記メモリ・コントローラか
ら、前記システムCAS信号および前記列アドレスの高
次アドレス・ビットを受取り、前記行アドレスの高次ア
ドレス・ビットが読取りまたは書込み動作中に第1の値
を有するとき、アクティブになる前記システムCAS信
号に応じて、第1のアクティブ・メモリCAS信号を発
生し、および前記システムCAS信号がアクティブであ
り、また、前記列アドレスの高次ビットが、読取りまた
は書込み動作中に第2の値であるとき、第2のメモリC
AS信号を発生し、前記論理回路は、前記システムRA
S信号がアクティブのとき、リフレッシュ・サイクル中
にアクティブである前記第1および第2のメモリRAS
信号と、前記第1および第2のCAS信号とを発生す
る、ことを特徴とするコンピュータ・システム。 (6)前記論理回路は、CBRリフレッシュ中にアクテ
ィブである前記第1および第2のメモリCAS信号を駆
動する回路を有することを特徴とする上記(5)に記載
のコンピュータ・システム。 (7)前記論理回路は、隠れリフレッシュ中にアクティ
ブである前記第1および第2のメモリCAS信号を駆動
する回路を有することを特徴とする上記(5)に記載の
コンピュータ・システム。 (8)前記論理回路は、集積回路チップ上に設けられて
いることを特徴とする上記(5)に記載のコンピュータ
・システム。
【図面の簡単な説明】
【図1】バスと、本発明のアッド−オン(add−o
n)・メモリ・カードとのパーソナル・コンピュータの
相互接続を示す図である。
【図2】12/11アドレス構造を有する64メガバイ
ト記憶装置を実現するために8M×8チップを用いるD
IMM(デュアル・インライン・メモリ・モジュール)
の構造の概略ブロック図である。
【図3】64メガバイトの記憶容量を実現するために、
11/11のアドレス構造を用いるDIMM上の32個
の4M×4チップの使用を示す概略ブロック図である。
【図4】ASICチップ上の論理回路を示す論理回路図
であり、読取り/書込みサイクル中に独立に付勢可能で
あり、およびCBRリフレッシュ・サイクル中は付勢可
能であり、マスタRASおよび12/11アドレス構造
から2つのメモリRASへ変換する。
【図5】DIMM上の積層構造の72個の4M×4チッ
プの使用を示す概略ブロック図であり、11/11のア
ドレス構造を用いて、64メガバイトの記憶容量を実現
し、積層構造でトップおよびボトム・チップに対応する
2つの別個のRAS信号、およびレフト側およびライト
側に対応する2つの別個のアクティベーション信号を用
いている。
【図6】隠れリフレッシュ動作のために、図5のDRA
Mチップを付勢する信号のタイミング図である。
【図7】システムRASおよびシステムCASから、2
つの別個のRASおよび2つの別個のCASへ、信号構
造を変換し、CBRリフレッシュおよび隠れリフレッシ
ュを可能にする、ASICチップ上の論理回路を示す図
である。
【符号の説明】
10 CPU 12 CPUまたはシステム・バス 13 パリティ生成およびチェック・ユニット 14 ローカルI/Oポート 16 キャッシュ・メモリ 18 ファームウェア 20 メモリ・コントローラ 22 メモリ・サブシステム 24 拡張バス 30 論理回路 32 アドレス・バス 46,78 ASICチップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ティモシィ・ジェイ・デル アメリカ合衆国 05446 バーモント州 コルチェスター パークウッド ドライブ 9 (72)発明者 ブルース・ジェラルド・ハゼルゼット アメリカ合衆国 05452 バーモント州 エセックスジャンクション グリーンフィ ールド コート 8 (72)発明者 マーク・ウィリアム・ケロッグ アメリカ合衆国 05452 バーモント州 エセックスジャンクション コーデュロイ ロード 29

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アドレス空間または差込みソケットあた
    り、Y行アドレス・ビットおよび1つのシステムRAS
    信号と、X列アドレス・ビットおよび1つのCAS信号
    とを出力するメモリ・コントローラからの信号で、コン
    ピュータ・システムのメモリの動作を制御する方法にお
    いて、前記メモリは、Y−1ビット行アドレスおよびX
    −1列アドレスを有するDRAMチップよりなり、それ
    ぞれ第1および第2のRAS信号によって付勢される第
    1および第2のRASセクションに分割され、第1およ
    び第2のCAS信号によって付勢される第1および第2
    のCASセクションに分割されており、前記方法は、 前記行アドレスの高次アドレス・ビットが、第1の値で
    あるとき、前記システムRAS信号を、読取りまたは書
    込み動作中に、第1のアクティブ・メモリRAS信号と
    して前記メモリに与えるステップと、 前記行アドレスの高次ビットが、第2の値であるとき、
    前記Yアドレスの高次ビットを、読取りまたは書込み動
    作中にアクティブになる第2のメモリRAS信号として
    与えるステップと、 前記列アドレスの高次アドレス・ビットが、第1の値で
    あるとき、前記システムCAS信号を、読取りまたは書
    込み動作中に、第1のアクティブ・メモリCAS信号と
    して前記メモリに与えるステップと、 前記列アドレスの高次ビットが、第2の値であるとき、
    前記Xアドレスの高次ビットを、読取りまたは書込み動
    作中にアクティブになる第2のメモリCAS信号として
    与えるステップと、 前記第1および第2のメモリRAS信号と、前記第1お
    よび第2のCAS信号とを、リフレッシュ動作中に前記
    メモリに与えるステップと、を含むことを特徴とする方
    法。
  2. 【請求項2】前記リフレッシュ動作を、CAS Bef
    ore RAS(CBR)リフレッシュとして実行する
    ことを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】前記リフレッシュ動作を、隠れリフレッシ
    ュとして実行することを特徴とする請求項1記載の方
    法。
  4. 【請求項4】前記リフレッシュ動作を、CBRリフレッ
    シュまたは隠れリフレッシュとして実行することを特徴
    とする請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】アドレス空間または差込みソケットあたり
    Y行アドレス・ビットおよび1つのシステムRAS信号
    と、X列アドレス・ビットおよび1つのCAS信号とを
    出力するメモリ・コントローラと、 Y−1ビット行アドレスおよびX−1列アドレスを有す
    るDRAMチップを含むメモリと、 前記メモリ・コントローラから、前記システムRAS信
    号および前記行アドレスの高次アドレス・ビットを受取
    り、前記行アドレスの高次アドレス・ビットが、読取り
    または書込み動作中に第1の値を有するとき、アクティ
    ブになる前記システムRAS信号に応じて、第1のアク
    ティブ・メモリRAS信号を発生し、および前記システ
    ムRAS信号がアクティブであり、また、前記行アドレ
    スの高次ビットが、読取りまたは書込み動作中に第2の
    値であるとき、第2のメモリRAS信号を発生する論理
    回路とを備え、 前記列アドレスの高次アドレス・ビットが、第1の値で
    あるとき、前記システムCAS信号を、読取りまたは書
    込み動作中に、第1のアクティブ・メモリCAS信号と
    して前記メモリに与え、 前記列アドレスの高次ビットが、第2の値であるとき、
    前記Xアドレスの高次ビットを、読取りまたは書込み動
    作中にアクティブになる第2のメモリCAS信号として
    与え、 前記第1および第2のメモリRAS信号と、前記第1お
    よび第2のCAS信号とを、リフレッシュ動作中に前記
    メモリに与え、 前記メモリ・コントローラから、前記システムCAS信
    号および前記列アドレスの高次アドレス・ビットを受取
    り、前記行アドレスの高次アドレス・ビットが読取りま
    たは書込み動作中に第1の値を有するとき、アクティブ
    になる前記システムCAS信号に応じて、第1のアクテ
    ィブ・メモリCAS信号を発生し、および前記システム
    CAS信号がアクティブであり、また、前記列アドレス
    の高次ビットが、読取りまたは書込み動作中に第2の値
    であるとき、第2のメモリCAS信号を発生し、 前記論理回路は、前記システムRAS信号がアクティブ
    のとき、リフレッシュ・サイクル中にアクティブである
    前記第1および第2のメモリRAS信号と、前記第1お
    よび第2のCAS信号とを発生する、ことを特徴とする
    コンピュータ・システム。
  6. 【請求項6】前記論理回路は、CBRリフレッシュ中に
    アクティブである前記第1および第2のメモリCAS信
    号を駆動する回路を有することを特徴とする請求項5記
    載のコンピュータ・システム。
  7. 【請求項7】前記論理回路は、隠れリフレッシュ中にア
    クティブである前記第1および第2のメモリCAS信号
    を駆動する回路を有することを特徴とする請求項5記載
    のコンピュータ・システム。
  8. 【請求項8】前記論理回路は、集積回路チップ上に設け
    られていることを特徴とする請求項5記載のコンピュー
    タ・システム。
JP9307029A 1996-12-20 1997-11-10 コンピュータ・システムのメモリの動作を制御する方法およびコンピュータ・システム Pending JPH10188554A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/770,924 US5745914A (en) 1996-02-09 1996-12-20 Technique for converting system signals from one address configuration to a different address configuration
US08/770924 1996-12-20

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10188554A true JPH10188554A (ja) 1998-07-21

Family

ID=25090130

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9307029A Pending JPH10188554A (ja) 1996-12-20 1997-11-10 コンピュータ・システムのメモリの動作を制御する方法およびコンピュータ・システム

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KR (1) KR100262680B1 (ja)

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KR100262680B1 (ko) 2000-08-01

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