JPH10187827A - ネットワーク表示装置 - Google Patents

ネットワーク表示装置

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JPH10187827A
JPH10187827A JP35447396A JP35447396A JPH10187827A JP H10187827 A JPH10187827 A JP H10187827A JP 35447396 A JP35447396 A JP 35447396A JP 35447396 A JP35447396 A JP 35447396A JP H10187827 A JPH10187827 A JP H10187827A
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JP
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distribution line
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JP35447396A
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English (en)
Inventor
Yasuo Okuda
靖男 奥田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
    • Y04S10/00Systems supporting electrical power generation, transmission or distribution
    • Y04S10/40Display of information, e.g. of data or controls

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  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 地図情報に合わせて配電系統等の設備情報を
作画するネットワーク表示装置において、必要とされる
膨大なネットワーク図を作業の簡易化と、作業時間を短
縮して正確に入力する手段を実現する。 【解決手段】 建物、道路など地形に関する地図形情報
と電柱、電線などの配電線設備に関する図形情報をベク
トルデータとして重ね合せて配電線路図として表示する
ネットワーク表示装置1において、図形情報を修正、追
加、削除する手段11と変更された図形情報をデータベ
ースへ反映する図形情報登録手段32と一時的に変更さ
れた図形情報を保存する仮保存ファイル62を備え、表
示装置に表示される設備図情報を指示し、指示された設
備図情報を地形図情報に合わせて自動的に補正する図形
情報補正手段34とで構成する。配電線図形データ検索
手段33が既に保存されている配電線の図形データを取
出し、図形情報補正手段34が地形図情報に合わせて配
電線の図形データを補正することにより、オペレータが
雑に作画したデータを容易に整形し、既に構築されてい
る精度の良くないものでも補正できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンピュータを使用
して地形図データを背景に配電系統等の社会生活に密着
したネットワークをCRT画面やプロジェクタ装置に表
示し、配電系統等の社会生活に密着したネットワークを
コンピュータを使用して監視制御する計算機システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、配電系統、上下水道管系統、ガ
ス管系統など現代の社会生活上必要不可欠なこれらの構
造物は、地理的に分散配置されることから、極めて大規
模なネットワークを構成している。このような大規模な
ネットワークの運用は、遠方監視制御装置やコンピュー
タなどを用いたネットワーク監視制御システムとして実
用に供している。
【0003】また、ネットワーク監視制御システムに
は、ネットワークが道路網に沿って設置されることや、
メンテナンス上の観点から、街路図上にネットワークを
構成する機器の正確な物理的位置や、機器相互間の距離
及び周辺環境の物理的条件をも加味したネットワーク図
を表示することが要求されている。
【0004】このため、表示データの初期構築時や保守
時に膨大なデータの入力と時間を要していた。例えば、
配電線監視制御システムにて管理されている電柱や電線
は、実配電系統の保守に合わせてオペレータがコンピュ
ータにデータを入力していた。つまり、オペレータが介
在する方法でしか図形を入力または修正する手段がなか
った。
【0005】以下、従来の方式について図を使用して説
明する。図21は従来の配電線監視制御システムにおけ
るネットワーク表示装置の構成を示したブロック図であ
る。11は図形情報入力装置、31は図形情報更新手
段、32は図形情報登録手段、61は図形情報定義ファ
イル、62は仮保存ファイル、63は配電線路図データ
ファイル、64は街路図データファイルである。
【0006】図22の(A)〜(D)は61〜64のフ
ァイル構成を示した図で、図22(A)はCRT画面上
に表示する図形のシンボルを格納した図形情報定義ファ
イルである。同図(B)は変更作業中の仮データを格納
しておく仮保存ファイルである。同図(C)は同画面上
に表示する配電線路図の表示データを格納した配電線路
図データファイルである。同図(D)は同画面上に表示
する地形図の表示データを格納した街路図データファイ
ルである。
【0007】街路図データファイル64と配電線路図デ
ータファイル61を重ね合せてCRT画面上に表示して
いる状態において、オペレータは図形情報入力装置11
を介して、図形情報定義ファイル61から選択した図形
(シンボル等)をCRT画面上に表示されている地形図
(道路、建物等)に沿うように実際に機器が配置されて
いる位置を指定する。または、図形情報入力装置11を
介して既に配置されている機器のシンボルを他の位置へ
の移動する際も手操作で行う。
【0008】オペレータからの位置指定により図形情報
更新手段31は起動され、追加、修正により更新された
図形情報を仮保存ファイル62へ格納する。図形情報登
録手段32は図形情報更新手段31により追加、修正さ
れた新しい図形情報が格納されている仮保存ファイル6
2から図形情報を読み込み、それまで管理されていた古
い図形情報を仮保存ファイル62の内容で更新し配電線
路図データフアイル63へ保存する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の図形位置決定を
手動操作に頼る方法では、オペレータが追加、修正する
設備の位置を地形図との位置関係を認識しながら決定作
業をしなければならなかった。そのため次のような不都
合があった。
【0010】管轄区域内のネットワーク総距離が数十〜
数百kmにも及ぶため、そのデータを初期入力するの
に、多大な時間と労力を伴う。複数の人間がデータの入
力を行う場合、個人差による座標の指定位置の違いから
図面に不統一さが見られ、きれいな図面を作ることが難
しい。
【0011】配電系統の保守は管轄区域で1日数件行わ
れており、配電線路図を更新する作業はかなりの負担に
なっている。また、実配電系統の保守作業に合わせて配
電線路図を変更する作業に時間を要することは、本来の
監視制御機能の妨げになるとともに、事故時の迅速なる
対応に支障をきたすこととなる。
【0012】そこで上記問題点に鑑み、本発明では、地
図情報に合わせて配電系統等の設備情報を作画するネッ
トワーク表示装置において、必要とされる膨大なネット
ワーク図の入力に対し、作業の簡易化、作業時間の短
縮、入力装置の経済的かつ効率的運用及び表示データの
正確さを維持して入力する手段を実現することを目的と
する。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の[請求項1]に
係るネットワーク表示装置は、建物、道路など地形に関
する地図形情報(以下、地形図情報と略す)と電柱、電
線などの配電線設備に関する図形情報(以下、設備図情
報と略す)をベクトルデータとして重ね合せて配電線路
図として表示するネットワーク表示装置において、図形
情報を修正、追加、削除する手段と変更された図形情報
をデータベースへ反映する手段と一時的に変更された図
形情報を保存する手段を備え、表示装置に表示される設
備図情報を指示する手段と、指示された設備図情報を地
形図情報に合わせて自動的に補正する手段とで構成し
た。
【0014】このようにして、配電線図形データ検索手
段が既に保存されている配電線の図形データを取出し、
図形情報補正手段が地形図情報に合わせて配電線の図形
データを補正することにより、オペレータが雑に作画し
たデータを容易に整形することができるとともに、既に
構築されている精度の良くないものでも補正を行うこと
ができる。
【0015】本発明の[請求項2]に係るネットワーク
表示装置は、地形図情報と設備図情報をベクトルデータ
として重ね合せて配電線路図として表示するネットワー
ク表示装置において、図形情報を修正、追加、削除する
手段と変更された図形情報をデータベースへ反映する手
段と一時的に変更された図形情報を保存する手段を備
え、表示装置に表示される設備図情報を指示する手段
と、指示された設備図情報を地形図情報に合わせて自動
的に補正する手段とを備え、表示装置より入力された2
点間を地形図情報に合わせて配電線を自動的に作画する
ように構成した。
【0016】このようにして、道路接続情報検索手段が
入力された2点間の道路のつながりを調べ、図形情報作
成手段が検索した道路の地形図情報に合わせて配電線路
図を自動的に作画することにより、作画時の入力データ
が始点終点の2点指示のみとなるため、オペレータの配
電線路図作成作業を大幅に削減、簡略化することができ
る。
【0017】本発明の[請求項3]に係るネットワーク
表示装置は、地形図情報と設備図情報をベクトルデータ
として重ね合せて配電線路図として表示するネットワー
ク表示装置において、図形情報を修正、追加、削除する
手段と変更された図形情報をデータベースへ反映する手
段と一時的に変更された図形情報を保存する手段を備
え、表示装置に表示される設備図情報を指示する手段
と、指示された設備図情報を地形図情報に合わせて自動
的に補正する手段と、表示装置より入力された2点間の
途中経路を選択する手段とを備え、表示装置より入力さ
れた2点間を地形図情報に合わせて配電線を自動的に作
画するように構成した。
【0018】このようにして、道路接続情報検索手段が
入力された2点間の道路のつながりを調べ、経路選択手
段が途中に交差点等の分岐がある場合にその経路を選択
し、図形情報作成手段が道路の地形図情報に合わせて配
電線路図を自動的に作画するすることにより、オペレー
タが交差点等の分岐地点において作画経路を選択しなが
ら作画することができ、配電線路図作成作業を大幅に削
減、簡略化することができる。
【0019】本発明の[請求項4]に係るネットワーク
表示装置は、地形図情報と設備図情報をベクトルデータ
として重ね合せて配電線路図として表示するネットワー
ク表示装置において、図形情報を修正、追加、削除する
手段と変更された図形情報をデータベースへ反映する手
段と一時的に変更された図形情報を保存する手段を備
え、表示装置に表示される設備図情報を指示する手段
と、指示された設備図情報を地形図情報に合わせて自動
的に補正する手段と、表示装置より入力された2点間の
途中経路を予め定めておいた優先度に従い選択する手段
とを備え、表示装置より入力された2点間を地形図情報
に合わせて配電線を自動的に作画するように構成した。
【0020】このようにして、道路接続情報検索手段が
入力された2点間の道路のつながりを調べ、経路選択手
段が途中に交差点等の分岐がある場合にその経路を予め
指定された優先度にしたがって選択し、図形情報作成手
段が道路の地形図情報に合わせて配電線路図を自動的に
作画することにより、予め設定してある優先度にしたが
って作画経路を選択するため、オペレータの経験の有無
に係わらず同一内容の作画を行うことができる。
【0021】本発明の[請求項5]に係るネットワーク
表示装置は、地形図情報と設備図情報をベクトルデータ
として重ね合せて配電線路図として表示するネットワー
ク表示装置において、図形情報を修正、追加、削除する
手段と変更された図形情報をデータベースへ反映する手
段と一時的に変更された図形情報を保存する手段を備
え、表示装置に表示される設備図情報を指示する手段
と、指示された設備図情報を地形図情報に合わせて自動
的に補正する手段と、配電線を延長する際に既存配電線
の電圧降下を考慮して接続する配電線を自動検索する手
段を備え、表示装置より入力された2点間を地形図情報
に合わせて配電線を自動的に作画するように構成した。
【0022】このようにして、道路接続情報全検索手段
が終点を入力することにより近傍の配電線までの道路の
つながりを調べ、配電線電圧降下計算手段がその配電線
とを接続する場合の配電線の電圧降下を計算し、図形情
報作成手段が最適接続配電線を選択すると選択された配
電線との間を道路の地形図に合わせて配電線路図を自動
的に作画することにより、近傍の配電線までの経路を検
索し、配電線の電圧降下を計算して、最適な配線経路を
選択するので、配電系統を円滑に運用することができ
る。
【0023】本発明の[請求項6]に係るネットワーク
表示装置は、地形図情報と設備図情報をベクトルデータ
として重ね合せて配電線路図として表示するネットワー
ク表示装置において、図形情報を修正、追加、削除する
手段と変更された図形情報をデータベースへ反映する手
段と一時的に変更された図形情報を保存する手段を備
え、表示装置に表示される設備図情報を指示する手段
と、指示された設備図情報を地形図情報に合わせて自動
的に補正する手段とを備え、表示装置より電柱や開閉器
等の配電設備を入力し、表示装置より入力された2点間
を地形図情報に合わせて配電線を自動的に作画するよう
に構成した。
【0024】このようにして、開閉器等の主要設備を配
置することにより、図形連続入力受付手段がその配置し
た情報を受取り、道路接続情報検索手段が配置した装置
間の道路のつながりを調べ、図形情報作成手段が道路の
地形図に合わせて配電線路図を自動的に作画することに
より、開閉器等の主要設備を配置するともに配電線路図
の作画を同時に行い、配電線路図作成作業を大幅に削
減、簡略化することができる。
【0025】本発明の[請求項7]に係るネットワーク
表示装置は、地形図情報と設備図情報をベクトルデータ
として重ね合せて配電線路図として表示するネットワー
ク表示装置において、図形情報を修正、追加、削除する
手段と変更された図形情報をデータベースへ反映する手
段と一時的に変更された図形情報を保存する手段を備
え、表示装置に表示される設備図情報を指示する手段
と、指示された設備図情報を地形図情報に合わせて自動
的に補正する手段と、入力した設備の間を結ぶ途中経路
を選択する手段を備え、表示装置より電柱や開閉器等の
配電設備を入力し、表示装置より入力された2点間を地
形図情報に合わせて配電線を自動的に作画するように構
成した。
【0026】このようにして、開閉器等の主要設備を配
置することにより、図形連続入力受付手段がその配置し
た情報を受取り、道路接続情報検索手段が配置した装置
間の道路のつながりを調べ、経路選択手段が途中に交差
点等の分岐がある場合にその経路を選択すると図形情報
作成手段が道路の地形図情報に合わせて配電線路図を自
動的に作画することにより、開閉器等の主要設備を配置
しながら、オペレータが交差点等の分岐地点において作
画経路を選択しながら配電線路図の作画することができ
るので、配電線路図作成作業を大幅に削減、簡略化する
ことができる。
【0027】本発明の[請求項8]に係るネットワーク
表示装置は、地形図情報と設備図情報をベクトルデータ
として重ね合せて配電線路図として表示するネットワー
ク表示装置において、図形情報を修正、追加、削除する
手段と変更された図形情報をデータベースへ反映する手
段と一時的に変更された図形情報を保存する手段を備
え、表示装置に表示される設備図情報を指示する手段
と、指示された設備図情報を地形図情報に合わせて自動
的に補正する手段と、入力した設備の間を結ぶ途中経路
を予め定めておいた優先度に従い選択する手段を備え、
表示装置より電柱や開閉器等の配電設備を入力し、表示
装置より入力された2点間を地形図情報に合わせて配電
線を自動的に作画するように構成した。
【0028】このようにして、開閉器等の主要設備を配
置することにより、図形連続入力受付手段がその配置し
た情報を受取り、道路接続情報検索手段が配置した装置
間の道路のつながりを調べ、経路選択手段が途中に交差
点等の分岐がある場合にその経路を予め指定された優先
度にしたがって選択し、図形情報作成手段が道路の地形
図情報に合わせて配電線路図を自動的に作画することに
より、開閉器等の主要設備を配置しながら、予め設定し
てある優先度にしたがって作画経路を選択するため、オ
ペレータの経験の有無に係わらず同一内容の作画を行う
ことができる。
【0029】また、本発明の[請求項9]に係るネット
ワーク表示装置は、地形図情報と設備図情報をベクトル
データとして重ね合せて配電線路図として表示するネッ
トワーク表示装置において、図形情報を修正、追加、削
除する手段と変更された図形情報をデータベースへ反映
する手段と一時的に変更された図形情報を保存する手段
を備え、表示装置に表示される設備図情報を指示する手
段と、指示された設備図情報を地形図情報に合わせて自
動的に補正する手段と、配電線を延長する際に既存配電
線の電圧降下を考慮して接続する配電線を自動検索する
手段を備え、表示装置より電柱や開閉器等の配電設備を
入力し、表示装置より入力された2点間を地形図情報に
合わせて配電線を自動的に作画するように構成した。
【0030】このようにして、開閉器等の主要設備を配
置することにより、図形連続入力受付手段がその配置し
た情報を受取り、道路接続情報全検索手段が配置された
設備から近傍の配電線までの道路のつながりを調べ、配
電線電圧降下計算手段がその配電線とを接続する場合の
配電線の電圧降下を計算し、最適接続配電線を選択し
て、図形情報作成手段が選択された配電線との間を道路
の地形図に合わせて配電線路図を自動的に作画すること
により、開閉器等の主要設備を配置しながら、近傍の配
電線までの経路を検索し、配電線の電圧降下を計算し
て、最適な配線経路を選択するため、配電系統を円滑に
運用することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施形態に基づい
て図面を参照して説明する。まず本発明の[請求項1]
に係るネットワーク表示装置の実施形態を図1によって
説明する。なお、図21と同一部分については同一符号
とし、説明を省略する。33は配電線図形データ検索手
段、34は図形情報補正手段、65は配電線路図データ
検索結果格納ファイル、66は補正基準定義ファイルで
ある。
【0032】図2は65,66のファイル構成を示した
図で、図2(A)は配電線路図データファイルより特定
配電線の情報を検索した結果を格納するファイルであ
る。同図(B)は、図形を補正するときの基準側面と補
正幅を格納するファイルである。図3は図形情報補正手
段34の処理フローチャートである。
【0033】次に図4を用いて配電線図の補正方法を動
作の順序に従って説明する。 (1)図形情報入力装置11より補正する配電線を入力
すると、入力された配電線の名称を配電線図形データ検
索手段33に渡す。
【0034】(2)配電線図形データ検索手段33は、
受け渡された配電線名称と同じ名称の図形データを配電
線図形データファイル63より取出し配電線路図データ
検索結果格納ファイル65に格納する。
【0035】(3)補正する図形データの取出しが完了
すると、図形情報補正手段34は配電線路図データ検索
結果格納ファイル65より図形データ(直線ベクトルP
1−P2)を取出し(ステップ11)、当該図形データ
(直線ベクトルP1−P2)と重なっている街路情報
(2つの直線ベクトルA1−A2,B1−B2)を街路
図データファイル64より探す(ステップ−12)。
【0036】上記図形の重なりを判定する(ステップ1
3)条件は下記の2つである。 (a)街路情報多角形(A1,A2,B1,B2)にし
きい値A分を持たせた多角形(A1’,A2’,B
1’,B2’)内に、配電線路図の図形データ(直線ベ
クトルP1−P2)が含まれる。
【0037】(b)街路情報を多角形(A1,A2,B
1,B2)にしきい値A分を持たせた多角形(A1’,
A2’,B1’,B2’)の各辺と配電線路図の図形デ
ータ(直線ベクトルP1−P2)との交点が1つ以上あ
る。
【0038】なお、重なり合う街路情報がない場合は、
オペレータにその旨を通知し(ステップ16)、当該配
電線路図の図形データを補正対象外として扱う。
【0039】(4)道路の図形情報を補正基準定義ファ
ィル66に登録されている補正基準側Aと補正幅wによ
り、補正基準側の街路データ(直線ベクトルA1−A
2)を幅w分だけ並行移動した図形データ(直線ベクト
ルP1’−P2’)を作成し(ステップ14)、仮保存
ファイル62へ格納する(ステップ15)。
【0040】また、このときその配電線に接続する他の
設備(開閉器等)の座標も合わせて変更を行う。ただし
ステップ14において、すでに当該場所に他の図形デー
タが存在する場合は、さらに幅w分だけ並行移動した新
たな図形データ(直線ベクトルP1’−P2’)を作成
する。(以下の請求項に対応した実施形態でも同様)な
お、補正幅を−wとすることで、道路の外側に補正した
図形データを作成することも可能となる。
【0041】(5)これを補正対象図形データ分繰返
す。次に、図形情報登録手段32は図形情報補正手段3
4により補正が行われた新しい図形データが格納されて
いる仮保存ファイル62から図形データを読み込み、そ
れまで管理されていた古い図形データを更新し配電線路
図データファイル63へ保存する。
【0042】以上に説明したように、本発明の[請求項
1]のネットワーク表示装置によれば、オペレータが雑
に作画したデータを容易に整形することができるととも
に、既に構築されている精度の良くないものでも補正を
行うことができ、配電線路図作成作業を簡略化するとと
もに設備図データの配置精度を向上することが可能とな
る。
【0043】本発明の[請求項2]に係るネットワーク
表示装置の実施形態を図5によって説明する。なお、図
21と同一部分については同一符号とし、説明を省略す
る。35は道路接続情報検索手段,36は図形情報作成
手段,66は補正基準定義ファイル,67は道路接続情
報ブランチデータファイル,68は道路接続情報ノード
データファイル,69は道路接続情報検索結果格納ファ
イルである。
【0044】図6の(A)〜(C)は67〜69のファ
イル構成を示した図で、図6(A)(B)は道路がどの
ように接続されているかを示すつながり情報を格納した
ファイルである。これらの接続データは、街路図データ
作成にあわせて作成されているものとする。同図(C)
はある2点間を道路のつながり順に検索した結果を格納
したファイルである。
【0045】次に図7を用いて配電線図の補正方法を動
作の順序に従って説明する。 (1)図形情報入力装置11より図形を作画したい始点
(α)と終点(β)を指示すると、指示された入力情報
を道路接続情報検索手段35に渡す。
【0046】(2)道路接続情報検索手段35は、作画
始点(α)の座標をもとに街路データファイル64のど
の道路上の点をヒットされたかを街路図形から求め(多
角形(A0,A1,B1,B0)内にαがあるか否
か)、当該道路のブランチデータを道路接続情報ブラン
チデータファイル67より取出して検索開始ブランチ
(Br1)とする。作画終点(β)も同様の方法で、検
索終了ブランチ(Br3)を求める。
【0047】(3)検索の開始と終了ブランチよりαと
β間の経路を道路接続情報ブランチデ一タファイル67
と道路接続情報ノードデータファイル68のデータを使
用してグラフの探索アルゴリズム(公知の技術のため説
明を省略する)を用いて経路を検索し、結果を道路接続
情報検索結果格納ファイル69に保存する。
【0048】(4)作画する経路のデータ検索が完了す
ると、図形情報作成手段36は道路接続情報検索結果格
納ファイル69よりブランチデータを順次取出す。 (5)当該ブランチデータの街路情報を街路図データフ
ァィル64より取出し、道路の図形情報を補正基準定義
ファイル66に登録されている補正基準だけ並行移動し
た図形データを作成し、仮保存ファイル62へ格納す
る。
【0049】例えば、Brlの場合は、街路図データフ
ァイル64より直線ベクトル(A0−A1,B0−B
1)を取出し、補正基準定義ファイル66より補正する
図形を直線ベクトル(A0−A1)とし、補正幅wだけ
移動した直線ベクトル(A’0−A’1)を作成して、
仮保存ファイル62へ格納する。
【0050】(6)これを対象データ分繰り返す。 (7)最後に始点ベクトル(A’0−A’1)と終点ベ
クトル(A’2−A’3)は、それぞれαとβからベク
トルまでの垂線の交点P,Qを配電線図形の始点と終点
として、始点ベクトル(P−A’1)と終点ベクトル
(A’2−Q)を変更する。
【0051】次に、図形情報登録手段36は図形情報作
成手段32により補正が行われた新しい図形データが格
納されている仮保存ファイル62から図形データを読み
込み、それまで管理されていた古い図形データを更新し
配電線路図データファイル63へ保存する。
【0052】以上に説明したように、本発明の[請求項
2]のネットワーク表示装置によれば、オペレータは始
点と終点の2点を指示するだけで作画が可能になり、新
規にデータを構築時や保守時の配電線路図作成作業を簡
略化することが可能となる。
【0053】本発明の[請求項3]に係るネットワーク
表示装置の実施形態を図8によって説明する。なお、図
21と同一部分については同一符号とし、説明を省略す
る。35は道路接続情報検索手段、36は図形情報作成
手段、37は分岐選択手段、66は補正基準定義ファイ
ル、67は道路接続情報ブランチデータファイル、68
は道路接続情報ノードデータファイル、69は道路接続
情報検索結果格納ファイルである。
【0054】次に図9を用いて配電線図の補正方法を動
作の順序に従って説明する。 (1)図形情報入力装置11より図形を作画したい始点
(α)と終点(β)を指示すると、指示された入力情報
を道路接続情報検索手段35に渡す。
【0055】(2)道路接続情報検索手段35は、作画
始点(α)の座標をもとに街路データファイル64のど
の道路上の点をヒットされたかを街路図形から求め(多
角形(A0,A1,B1,B0)内にαがあるか否
か)、当該道路のブランチデータを道路接続情報ブラン
チデータファイル67より取出して、検索開始ブランチ
(Br1)とする。作画終点(β)も同様の方法で、検
索終了ブランチ(Br4)を求める。
【0056】(3)検索の開始と終了ブランチよりαと
β間の経路を道路接続情報ブランチデ一タファイル67
と道路接続情報ノードデータファイル68のデータを使
用して道路の接続を検索する過程において分岐がある
(1つのノードデータに3個以上のブランチデータを登
録されている)場合に、その選択肢を分岐選択手段37
に渡す。
【0057】Nd1の場合、ブランチデータがBr1,
Br2,Br3の3つあり、分岐点にあたる。分岐選択
手段37へは、Br2とBr3を渡す(Br1は検索済
みのブランチデータのため、選択候補より外す)。
【0058】(4)分岐選択手段37は、選択肢をCR
T装置に表示(例えば、ブランチデータより所属する道
路名称を一覧表示する等)する。図形情報入力装置11
より選択結果を受取り、道路接続情報検索手段35へ返
す。
【0059】(5)道路接続情報検索手段35は選択結
果を途中経路(Nd1の分岐点でBr2が選ばれると、
Br2が途中経路にあたる)として終了ブランチにたど
り着くまで上記(3)〜(5)の処理を繰返し、経路を
順次道路接続情報検索結果格納ファィル69に保存す
る。
【0060】(6)作画する経路のデータ検索が完了す
ると、図形情報作成手段36は道路接続情報検索結果格
納ファイル69よりブランチデータを順次取出す。 (7)当該ブランチデータの街路情報を街路図データフ
ァィル64より取出し、道路の図形情報を補正基準定義
ファイル66に登録されている補正基準だけ並行移動し
た図形データを作成し、仮保存ファイル62へ格納す
る。
【0061】例えば、Br1の場合は、街路図データフ
ァイル64より直線ベクトル(A0−A1,B0−B
1)を取出し、補正基準定義ファイル66より補正する
図形を直線ベクトル(A0−A1)とし、補正幅wだけ
移動した直線ベクトル(A’0−A’1)を作成して、
仮保存ファイル62へ格納する。
【0062】(8)これを対象データ分繰り返す。 (9)最後に始点ベクトル(A’0−A’1)と終点ベ
クトル(A’4−A’5)は、それぞれαとβからベク
トルまでの垂線の交点P,Qを配電線図形の始点と終点
として、始点ベクトル(P−A’1)と終点ベクトル
(A’4−Q)を変更する。
【0063】(10)次に、図形情報登録手段32は図
形情報作成手段36により補正が行われた新しい図形デ
ータが格納されている仮保存ファイル62から図形デー
タを読み込み、それまで管理されていた古い図形データ
を更新し配電線路図データファイル63へ保存する。
【0064】以上に説明したように、[請求項3]のネ
ットワーク表示装置によれば、作画する経路をオペレー
タが順次選択しながら作画データを作成することによ
り、オペレータが意図したデータの作成が容易になり、
新規にデータを構築時や保守時の配電線路図作成作業を
省力化することが可能となる。
【0065】本発明の[請求項4]に係るネットワーク
表示装置の実施形態を図10によって説明する。なお、
図21と同一部分については同一符号とし、説明を省略
する。35は道路接続情報検索手段36は図形情報作成
手段、38は経路選択手段、66は補正基準定義ファイ
ル、67は道路接続情報ブランチデータファイル、68
は道路接続情報ノードデータファイル、69は道路接続
情報検索結果格納ファイル、70は経路選択優先度ファ
イルである。図11は分岐点で次の経路を決定する優先
度を格納するファイルの構成図である。
【0066】次に図9を用いて配電線図の補正方法を動
作の順序に従って説明する。 (1)図形情報入力装置11より図形を作画したい始点
(α)と終点(β)を指示すると、指示された入力情報
を道路接続情報検索手段35に渡す。
【0067】(2)道路接続情報検索手段35は、作画
始点(α)の座標をもとに街路データファイル64のど
の道路上の点をヒットされたかを街路図形からもとめ
(多角形(A0,A1,B1,B0)内にαがあるか否
か)、当該道路のブランチデータを道路接続情報ブラン
チデータファイル67より取出して、検索開始ブランチ
(Br1)とする。作画終点(α)も同様の方法で、検
索終了ブランチ(Br4)を求める。
【0068】(3)検索の開始と終了ブランチよりαと
β間の経路を道路接続情報ブランチデータファイル67
と道路接続情報ノードデータファイル68のデータを使
用して道路の接続を検索する過程において分岐がある
(1つのノードデータに3個以上のブランチデータを登
録されている)場合に、その選択肢を経路選択手段38
に渡す。
【0069】Nd1の場合、ブランチデータがBr1,
Br2,Br3の3つあり、分岐点にあたる。分岐選択
手段37へは、Br2とBr3を渡す(Br1は検索済
みのブランチデータのため、選択候補より外す)。
【0070】(4)経路選択手段38は、受け渡された
選択肢を経路選択優先度ファィル70の優先度(n個の
中からあらかじめ設定されているm個の条件の組合わ
せ)に従って選び、道路接続情報検索手段35へ返す。
【0071】例えば、最像度として最短経略を選択する
という指定がされている場合は、Br2が所属する道路
図形の多角形(A1,A4,B4,B3)とBr3が所
属する道路図形の多角形(A4,A5,B5,B4)を
構成する各点(A1,A4,B4,B3,A4,A5,
B5,B4)から作画終点(β)までの距離(距離を求
める方法は公知の事実のため説明は省略する)をそれぞ
れ求め、その距離が最小となる点を持つ多角形(A1,
A4,B4,B3)のブランチ(Br2)を選択ブラン
チとする。
【0072】(5)道路接続情報検索手段35は選択結
果を途中経路(Nd1の分岐点でBr2が選ぶと、Br
2が途小経路にあたる)として終了ブランチにたどり着
くまで処理を繰返し、経路を順次道路接続情報検索結果
格納ファイル69に保存する。
【0073】(6)作画する経路のデータ検索が完了す
ると、図形情報作成手段36は道路接続情報検索結果格
納ファイル69よりブランチデータを順次取出す。 (7)当該ブランチデータの街路情報を街路図データフ
ァィル64より取出し、道路の図形情報を補正基準定義
ファイル66に登録されている補正基準だけ並行移動し
た図形データを作成し、仮保存ファイル62へ格納す
る。
【0074】例えば、Br1の場合は、街路図データフ
ァイル64より直線ベクトル(A0−A1,B0−B
1)を取出し、補正基準定義ファイル66より補正する
図形を直線ベクトル(A0−A1)とし、補正幅wだけ
移動した直線ベクトル(A’0−A’1)を作成して、
仮保存ファイル62へ格納する。
【0075】(8)これを対象データ分繰り返す。 (9)最後に始点ベクトル(A’0−A’1)と終点ベ
クトル(A’4−A’5)は、それぞれαとβからベク
トルまでの垂線の交点P,Qを配電線図形の始点と終点
として、始点ベクトル(P−A’1)と終点ベクトル
(A’4−Q)を変更する。
【0076】(10)次に、図形情報登録手段32は図
形情報作成手段36により補正が行われた新しい図形デ
ータが格納されている仮保存ファイル62から図形デー
タを読み込み、それまで管理されていた古い図形データ
を更新し配電線路図データファイル63へ保存する。
【0077】以上に説明したように、[請求項4]のネ
ットワーク表示装置によれば、作画する経路を選択優先
度として定義しておくことにより、誰でも同じ作画デー
タを作成することが可能となり、経験の有無に係わらず
容易にデータを構築することが可能となる。
【0078】本発明の[請求項5]に係るネットワーク
表示装置の実施形態を図12によって説明する。なお、
図21と同一部分については同一符号とし、説明を省略
する。36は図形情報作成手段、40は道路接続情報全
検索手段、41は配電線電圧降下計算手段、66は補正
基準定義ファイル、67は道路接続情報ブランチデータ
ファイル、68は道路接続情報ノードデータファイル、
69は道路接続情報検索結果格納ファイル、71は道路
接続情報検索結果仮保存ファイルである。
【0079】次に図13を用いて配電線図の補正方法を
動作の順序に従って説明する。 (1)図形情報入力装置11より図形を作画したい終点
(Y)を指示すると、指示された入力情報を道路接続情
報全検索手段40に渡す。
【0080】(2)道路接続情報全検索手段40は、作
画終点(Y)の座標をもとに街路データファイル64の
どの道路上の点をヒットされたかを街路図形から求め、
当該道路のブランチデータを道路接続情報ブランチデー
タファイル67より取出して検索開始ブランチとする。
【0081】(3)検索開始ブランチから順に道路接続
情報ブランチデータファィル67と道路接続情報ノード
データファイル68のデータをグラフの探索アルゴリズ
ムを用いて、既に配電線が作画されている地点までの全
ての経路を道路接続情報検索結果仮保存ファイル71に
保存する。 (4)全ての経路の検索が終了すると配電線電圧降下計
算手段41を起動する。
【0082】(5)配電線電圧降下計算手段41は道路
接続情報検索結果仮保存ファィル71に格納されている
経路より配電線の電圧降下(経路より新設配電線の亘長
mを求める。単位長当りxの電圧が降下すると、新設配
電線の電圧降下はxmとなる。)を計算し、配電線の終
端電圧が許容値範囲内(従来配電線の電圧降下に新設配
電線の電圧降下を加算し、当該配電線の電圧降下量が許
容値をオーバーしない)で亘長が最短となる経路を選
び、道路接続情報検索結果格納ファイル69に選択した
経路を保存する。
【0083】例えば、経路1と経路2の2つの候補があ
り、それぞれの亘長がm1,m2のときに新設配電線の
電圧降下はxm1,xm2となる。既設配電線の電圧降
下がn1,n2で配電線の許容電圧降下量がzとした場
合に、
【0084】
【数1】z>n1+xm1 z<n2+xm2 であったとするならば、経路1を新設配電線とする。
【0085】(6)作画する経路が決定すると、図形情
報作成手段36は道路接続情報検索結果格納ファイル6
9よりブランチデータを順次取出す。 (7)当該ブランチデータの街路情報を街路図データフ
ァィル64より取出し、道路の図形情報を補正基準定義
ファイル66に登録されている補正基準だけ並行移動し
た図形データを作成し、仮保存ファイル62へ格納す
る。
【0086】(8)これを対象データ分繰り返す。 (9)次に、図形情報登録手段32は図形情報作成手段
36により補正が行われた新しい図形データが格納され
ている仮保存ファイル62から図形データを読み込み、
それまで管理されていた古い図形データを更新し配電線
路図データファイル63へ保存する。
【0087】以上に説明したように、[請求項5]のネ
ットワーク表示装置によれば、工事竣工前に予め本装置
を用いて配電線の電圧降下を予測することができ、配電
系統の電力品質を高く維持し運用することが可能とな
る。
【0088】本発明の[請求項6]に係るネットワーク
表示装置の構成図を図14によって説明する。なお、図
21と同一部分については同一符号とし、説明を省略す
る。35は道路接続情報検索手段,36は図形情報作成
手段,39は図形連続入力受付手段、65は街路図デー
タファイル、66は補正基準定義ファイル、67は道路
接続情報ブランチデータファイル、68は道路接続情報
ノードデータファイル、69は道路接続情報検索結果格
納ファイルである。
【0089】次に図15を用いて配電線図の補正方法を
動作の順序に従って説明する。 (1)図形情報入力装置11を介して、図形情報定義フ
ァィル61から選択した図形(開閉器等のシンボル)を
図面上の任意の位置に次々と指定する。 (2)指定された図形の1点目を始点(S1)、2点目
を終点(S2)とする。終点が入力されると入力情報を
道路接続情報検索手段35に渡す。
【0090】(3)道路接続情報検索手段35は、始点
の座標をもとに街路データファィル64のどの道路上の
点をヒットされたかを街路図形から求め、当該道路のブ
ランチデータを道路接続情報ブランチデータファイル6
7より取出して検索開始ブランチとする。終点も同様の
方法で、検索終了ブランチを求める。
【0091】(4)検索の開始と終了ブランチの間の経
路を道路接続情報ブランチデータファィル67と道路接
続情報ノードデータファイル68のデータをグラフの探
索アルゴリズムを用いて検索し、その経路を道路接続情
報検索結果格納ファイル69に保存する。
【0092】(5)作画する経路のデータ検索が決定す
ると、図形情報作成手段36は道路接続情報検索結果格
納ファイル69よりブランチデータを順次取出す。 (6)当該ブランチデータの街路情報を街路図データフ
ァィル64より取出し、道路の図形情報を補正基準定義
ファイル66に登録されている補正基準だけ並行移動し
た図形データを作成し、仮保存ファイル62へ格納す
る。
【0093】(7)また、作画した配電線図と配置した
図形シンボルがズレていた場合は、配電線図上に図形が
乗るように図形の位置を修正する。 (8)上記(3)〜(7)までの一連の処理が完了する
と、前回入力した終点(S2)を次の始点として次の終
点の入力を待ち、終点(S3)が入力されると上記
(3)〜(8)を行う。
【0094】(9)これを作画終了が指示されるまで繰
り返す。 (10)次に、図形情報登録手段32は図形情報作成手
段36により補正が行われた新しい図形データが格納さ
れている仮保存ファイル62から図形データを読み込
み、それまで管理されていた古い図形データを更新し配
電線路図データファイル63へ保存する。
【0095】以上に説明したように、[請求項6]のネ
ットワーク表示装置によれば、開閉器等の主要設備を配
置するだけで、合わせて配電系統図の作画することがで
き、従来別々に行っていた(主要設備に配置と配電系統
図の作画)作業を同時に行うことが可能となり、新規に
データを構築時や保守時の配電線路図作成作業を省力化
することが可能となる。
【0096】本発明の[請求項7]に係るネットワーク
表示装置の実施形態図を図16によって説明する。な
お、図21と同一部分については同一符号とし、説明を
省略する。35は道路接続情報検索手段、36は図形情
報作成手段、37は分岐選択手段、39は図形連続入力
手段である。
【0097】次に本発明の動作を図17を用いて動作順
序に従って説明する。 (1)図形情報入力装置11を介して、図形情報定義フ
ァィル61から選択した図形(開閉器等のシンボル)を
図面上の任意の位置に次々と指定する。 (2)指定された図形の1点目を始点(S1)、2点目
を終点(S2)とする。終点が入力されると入力情報を
道路接続情報検索手段35に渡す。
【0098】(3)道路接続情報検索手段35は、始点
の座標をもとに街路データファィル64のどの道路上の
点をヒットされたかを街路図形から求め、当該道路のブ
ランチデータを道路接続情報ブランチデータファイル6
7より取出して、検索開始ブランチとする。終点も同様
の方法で、検索終了ブランチを求める。
【0099】(4)検索の開始と終了ブランチの間の経
路を道路接続情報ブランチデータファィル67と道路接
続情報ノードデータファイル68のデータを使用して道
路の接続を検索する過程において分岐がある(1つのノ
ードデータに3個以上のブランチデータを登録されてい
る)場合に、その選択肢を分岐選択手段37に渡す。N
d1の場合、ブランチデータがBr1,Br2,Br3
の3つあり、分岐点にあたる。分岐選択手段37へは、
Br2とBr3を渡す(Br1は検索済みのブランチデ
ータのため、選択候補より外す)。
【0100】(5)分岐選択手段37は、選択肢をCR
T装置に表示(例えば、ブランチデータより所属する道
路名称を一覧表示する等)する。図形情報入力装置11
より選択結果を受取り、道路接続情報検索手段35へ返
す。
【0101】(6)道路接続情報検索手段35は選択結
果を途中経路(Nd1の分岐点でBr2が選ばれると、
Br2が途中経路にあたる)として終了ブランチにたど
り着くで(3)〜(6)の処理を繰返し、経路を順次道
路接続情報検索結果格納ファィル69保存する。
【0102】(7)作画する経路のデータ検索が完了す
ると、図形情報作成手段36は道路接続情報検索結果格
納ファイル69よりブランチデータを順次取出す。 (8)当該ブランチデータの街路情報を街路図データフ
ァィル64より取出し、道路の図形情報を補正基準定義
ファイル66に登録されている補正基準だけ並行移動し
た図形データを作成し、仮保存ファイル62へ格納す
る。
【0103】例えば、Br1の場合は、街路図データフ
ァイル64より直線ベクトル(A0−A1,B0−B
1)を取出し、補正基準定義ファイル66より補正する
図形を直線ベクトル(A0−A1)とし、補正幅wだけ
移動した直線ベクトル(A’0−A’1)を作成して、
仮保存ファイル62へ格納する。また、作画した配電線
図と配置した図形シンボルがズレていた場合は、配電線
図上に図形が乗るように図形の位置を修正する。
【0104】(9)これを対象データ分繰り返す。 (10)−連の処理が完了すると、前回入力した終点
(S3)を次の始点として次の終点の入力を待ち、終点
(S3)が入力されると上記(3)〜(9)を行う。
【0105】(11)次に、図形情報登録手段32は図
形情報作成手段36により補正が行われた新しい図形デ
ータが格納されている仮保存ファイル62から図形デー
タを読み込み、それまで管理されていた古い図形データ
を更新し配電線路図データファイル63へ保存する。
【0106】以上に説明したように、[請求項7]のネ
ットワーク表示装置によれば、作画する経路をオペレー
タが順次選択しながら作画データを作成することによ
り、オペレータが意図したデータの作成が容易になり、
新規にデータを構築時や保守時の配電線路図作成作業を
省力化することが可能となる。
【0107】本発明の[請求項8]に係るネットワーク
表示装置の実施形態を図18によって説明する。なお、
図21と同一部分については同一符号とし、説明を省略
する。35は道路接続情報検索手段、36は図形情報作
成手段、38は経路選択手段、39は図形連続入力手段
である。
【0108】次に本発明の動作を図17を用いて動作順
序に従って説明する。 (1)図形情報入力装置11を介して、図形情報定義フ
ァィル61から選択した図形(開閉器等のシンボル)を
図面上の任意の位置に次々と指定する。 (2)指定された図形の1点目を始点(S1)、2点目
を終点(S2)とする。終点が入力されると入力情報を
道路接続情報検索手段35に渡す。
【0109】(3)道路接続情報検索手段35は、始点
の座標をもとに街路データファィル64のどの道路上の
点をヒットされたかを街路図形から求め、当該道路のブ
ランチデータを道路接続情報ブランチデータファイル6
7より取出して、検索開始ブランチとする。終点も同様
の方法で、検索終了ブランチを求める。
【0110】(4)検索の開始と終了ブランチの間の経
路を道路接続情報ブランチデータファィル67と道路接
続情報ノードデータファイル68のデータを使用して道
路の接続を検索する過程において分岐がある(1つのノ
ードデータに3個以上のブランチデータを登録されてい
る)場合に、その選択肢を経路選択手段38に渡す。N
d1の場合、ブランチデータがBr1,Br2,Br3
の3つあり、分岐点にあたる。分岐選択手段37へは、
Br2とBr3を渡す(Br1は検索済みのブランチデ
ータのため、選択候補より外す)。
【0111】(5)経路選択手段38は、受け渡された
選択肢を経路選択優先度ファィル70の優先度(n個の
中からあらかじめ設定されているm個の条件の組み合わ
せ)に従って選び、道路接続情報検索手段35へ返す。
【0112】例えば、最優度として最短経路を選択する
という指定がされている場合は、Br2が所属する道路
図形の多角形(A1,A4,B4,B3)とBr3が所
属する道路図形の多角形(A4,A5,B5,B4)を
構成する各点(A1,A4,B4,B3,A4,A5,
B5,B4)から終点までの距離(距離を求める方法は
公知の事実のため説明は省略する)をそれぞれ求め、そ
の距離が最小となる点を持つ多角形(A1,A4,B
4,B3)のブランチ(Br2)を選択ブランチとす
る。
【0113】(6)道路接続情報検索手段35は選択結
果を途中経路(Nd1の分岐点でBr2が選ぶと、Br
2が途中経路にあたる)して終了ブランチにたどり着く
まで処理を繰り返し、経路を順次道路接続情報検索結果
格納ファイル69に保存する。
【0114】(7)作画する経路のデータ検索が完了す
ると、図形情報作成手段36は道路接続情報検索結果格
納ファイル69よりブランチデータを順次取出す。 (8)当該ブランチデータの街路情報を街路図データフ
ァイル64より取出し、道路の図形情報を補正基準定義
ファイル66に登録されている補正基準だけ並行移動し
た図形データを作成し、仮保存ファイル62へ格納す
る。
【0115】例えば、Br1の場合は、街路図データフ
ァイル64より直線ベクトル(A0−A1,B0−B
1)を取出し、補正基準定義ファイル66より補正する
図形を直線ベクトル(A0−A1)とし、補正幅wだけ
移動した直線ベクトル(A’0−A’1)を作成して、
仮保存ファイル62へ格納する。また、作画した配電線
図と配置した図形シンボルがズレていた場合は、配電線
図上に図形が乗るように図形の位置を修正する。
【0116】(9)これを対象データ分繰り返す。 (10)−連の処理が完了すると、前回入力した終点
(S3)を次の始点として次の終点の入力を待ち、終点
(S3)が入力されると上記(3)〜(9)を行う。
【0117】(11)次に、図形情報登録手段32は図
形情報作成手段36により補正が行われた新しい図形デ
ータが格納されている仮保存ファイル62から図形デー
タを読み込み、それまで管理されていた古い図形データ
を更新し配電線路図データファイル63へ保存する。
【0118】以上に説明したように、[請求項8]のネ
ットワーク表示装置によれば、作画する経路を選択優先
度として定義しておくことにより、誰でも同じ作画デー
タを作成することが可能となり、経験の有無に係わらず
容易にデータを構築することが可能となる。
【0119】本発明の[請求項9]に係るネットワーク
表示装置の実施形態を図19によって説明する。なお、
図21と同一部分については同一符号とし、説明を省略
する。36は図形情報作成手段、39は図形連続入力手
段である。
【0120】次に本発明の動作を図20を用いて動作順
序に従って説明する。 (1)図形情報入力装置11を介して、図形情報定義フ
ァィル61から選択した図形(開閉器等のシンボル)を
図面上の任意の位置に次々と指定する。 (2)指定された図形の位置(S1)を指示すると、指
示された入力情報を道路接続情報全検索手段40に渡
す。
【0121】(3)道路接続情報全検索手段40は、入
力された図形(S3)の座標をもとに街路データファイ
ル64のどの道路上の点をヒットされたかを街路図形か
ら求め、当該道路のブランチデータを道路接続情報ブラ
ンチデータファイル67より取出して検索開始ブランチ
とする。
【0122】(4)検索開始ブランチから順に道路接続
情報ブランチデータファィル67と道路接続情報ノード
データファイル68のデータをグラフの探索アルゴリズ
ムを用いて、既に配電線が作画されている地点までの全
ての経路を道路接続情報検索結果仮保存ファイル71に
保存する。 (5)全ての経路の検索が終了すると配電線電圧降下計
算手段41を起動する。
【0123】(6)配電線電圧降下計算手段41は道路
接続情報検索結果仮保存ファィル71に格納されている
経路より配電線の電圧降下(経路より新設配電線の亘長
mを求める。単位長当りxの電圧が降下すると、新設配
電線の電圧降下はxmとなる。)を計算し、配電線の終
端電圧が許容値範囲内(従来配電線の電圧降下に新設配
電線の電圧降下を加算し、当該配電線の電圧降下量が許
容値をオーバーしない)で亘長が最短となる経路を選
び、道路接続情報検索結果格納ファイル69に選択した
経路を保存する。
【0124】例えば、経路1と経路2の2つの候補があ
り、それぞれの亘長がm1,m2のときに新設配電線の
電圧降下はxm1,xm2となる。既設配電線の電圧降
下がn1,n2で配電線の許容電圧降下量がzとした場
合に、
【0125】
【数2】z>n1+xm1 z<n2+xm2 であったとするならば、経路1を新設配電線とする。
【0126】(7)作画する経路が決定すると、図形情
報作成手段36は道路接続情報検索結果格納ファイル6
9よりブランチデータを順次取出す。 (8)当該ブランチデータの街路情報を街路図データフ
ァィル64より取出し、道路の図形情報を補正基準定義
ファイル66に登録されている補正基準だけ並行移動し
た図形データを作成し、仮保存ファイル62へ格納す
る。
【0127】(9)これを対象データ分繰り返す。 (10)次に、図形情報登録手段32は図形情報作成手
段36により補正が行われた新しい図形データが格納さ
れている仮保存ファイル62から図形データを読み込
み、それまで管理されていた古い図形データを更新し配
電線路図データファイル63へ保存する。
【0128】以上に説明したように、[請求項9]のネ
ットワーク表示装置によれば、工事竣工前に予め本装置
を用いて配電線の電圧降下を予測することができ、配電
系統の電力品質を高く維持し運用することが可能とな
る。
【0129】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、膨大な
量のデータの入力が必要な場合や複雑な街路に合わせて
データの入力が必要な場合に、オペレータが雑に作画し
たデータを容易に整形することができるとともに、既に
構築されている精度の良くないものでも補正を行うこと
ができ、配電線路図作成作業を簡略化するとともに設備
図データの配置精度を向上することが可能となる。
【0130】そしてオペレータは始点と終点の2点を指
示するだけで作画が可能になり、作画する経路をオペレ
ータが順次選択しながら作画データを作成することによ
り、オペレータが意図したデータの作成が容易になり、
また開閉器等の主要設備を配置するだけで、合わせて配
電系統図の作画することができ、従来別々に行っていた
(主要設備に配置と配電系統図の作画)作業を同時に行
うことが可能となり、新規にデータを構築時や保守時の
配電線路図作成作業を簡略化、省力化することが可能と
なる。
【0131】更に、作画する経路を選択優先度として定
義しておくことにより、誰でも同じ作画データを作成す
ることが可能となり、作画する経路を選択優先度として
定義しておくことにより、誰でも同じ作画データを作成
することが可能となり経験の有無に係わらず容易にデー
タを構築することが可能となると共に工事竣工前に予め
本装置を用いて配電線の電圧降下を予測することがで
き、配電系統の電力品質を高く維持し運用することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の構成。
【図2】図1に示すデータファイルの構成図。
【図3】図1に示す図形情報補正手段のフローチャート
図。
【図4】第1実施形態の配電線図の補正方法図。
【図5】本発明の第2実施形態の構成。
【図6】図5に示すデータファイルの構成図。
【図7】第2実施形態の配電線図の補正方法図。
【図8】本発明の第3実施形態の構成。
【図9】第3実施形態の配電線図の補正方法図。
【図10】本発明の第4実施形態の構成。
【図11】図10に示すデータファイルの構成図。
【図12】本発明の第5実施形態の構成。
【図13】第5実施形態の配電線図の補正方法図。
【図14】本発明の第6実施形態の構成。
【図15】第6実施形態の配電線図の補正方法図。
【図16】本発明の第7実施形態の構成。
【図17】第7実施形態の配電線図の補正方法図。
【図18】本発明の第8実施形態の構成。
【図19】本発明の第9実施形態の構成。
【図20】第9実施形態の配電線図の補正方法図。
【図21】従来例の構成。
【図22】図21に示すデータファイルの構成図。
【符号の説明】
1 配電線監視制御システム 11 図形情報入力装置 12 ネットワーク表示装置 32 図形情報登録手段 35 道路接続情報検索手段 36 図形情報作成手段 38 経路選択手段 39 図形連続入力受付手段 40 道路接続情報全検索手段 41 配電線電圧降下計算手段 62 仮保存ファイル 63 配電線路図データファイル 64 街路図データファイル 66 補正基準定義ファイル 67 道路接続情報ブランチデータファイル 68 道路接続情報ノードデータファイル 69 道路接続情報検索結果格納ファイル 70 経路選択優先度ファイル 71 道路接続情報検索結果仮保存ファイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G09G 5/36 510 H02J 13/00 Z H02J 13/00 G06F 15/62 335

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物、道路など地形に関する図形情報
    (以下、地形図情報と略す)と電柱、電線などの配電線
    設備に関する図形情報(以下、設備図情報と略す)をベ
    クトルデータとして重ね合せて配電線路図として表示す
    るネットワーク表示装置において、図形情報を修正、追
    加、削除する手段と変更された図形情報をデータベース
    へ反映する手段と一時的に変更された図形情報を保存す
    る手段を備え、表示装置に表示される設備図情報を指示
    する手段と、指示された設備図情報を地形図情報に合わ
    せて自動的に補正する手段を備えたことを特徴とするネ
    ットワーク表示装置。
  2. 【請求項2】 表示装置より入力された2点間を地形図
    情報に合わせて配電線を自動的に作画することを特徴と
    する請求項1記載のネットワーク表示装置。
  3. 【請求項3】 2点間の途中経路を選択する手段を備え
    たことを特徴とする請求項2記載のネットワーク表示装
    置。
  4. 【請求項4】 2点間の途中経路を予め定めておいた優
    先度に従い選択する手段を備えたことを特徴とする請求
    項2記載のネットワーク表示装置。
  5. 【請求項5】 配電線を延長する際に既存配電線の電圧
    降下を考慮して接続する配電線を自動検索する手段を備
    えたことを特徴とする請求項2記載のネットワーク表示
    装置。
  6. 【請求項6】 表示装置より電柱や開閉器等の配電設備
    を入力することにより地形図情報に合わせて配電線を自
    動的に作画することを特徴とする請求項2記載のネット
    ワーク表示装置。
  7. 【請求項7】 入力した設備の間を結ぶ途中経路を選択
    する手段を備えたことを特徴とする請求項6記載のネッ
    トワーク表示装置。
  8. 【請求項8】 入力した設備の間を結ぶ途中経路を予め
    定めておいた優先度に従い選択する手段を備えたことを
    特徴とする請求項6記載のネットワーク表示装置。
  9. 【請求項9】 配電線を延長する際に既存配電線の電圧
    降下を考慮して接続する配電線を自動検索する手段を備
    えたことを特徴とする請求項6記載のネットワーク表示
    装置。
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