JPH10187310A - コンピュータシステムに適用するインターフェース装置 - Google Patents

コンピュータシステムに適用するインターフェース装置

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JPH10187310A
JPH10187310A JP8343317A JP34331796A JPH10187310A JP H10187310 A JPH10187310 A JP H10187310A JP 8343317 A JP8343317 A JP 8343317A JP 34331796 A JP34331796 A JP 34331796A JP H10187310 A JPH10187310 A JP H10187310A
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terminator
line
power
unit
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JP8343317A
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Inventor
Ikuo Shirai
育夫 白井
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】TERMPWRラインからの電源供給がなされ
ていないことを、ユーザ側に簡単に認識できるようにし
て、システムの仕様に合わないデバイスを接続した状態
でシステムを動作させたり、また故障などによりデバイ
スのターミネータに電源供給がなされていない状態でシ
ステムを動作させるような事態を防止することにある。 【解決手段】SCSIシステムにおいて、ターミネータ
30を有するSCSIデバイス3TにはTERMPWR
ラインからの電源供給を監視するための電源監視回路3
7が設けられている。電源監視回路37は、TERMP
WRラインからの電源電圧を監視し、電源電圧が基準レ
ベル未満のときに制御信号を出力して、警告用LED3
8を点灯して警告表示する。これにより、ユーザは、T
ERMPWRラインからの電源供給が停止状態であるこ
とを確認することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターフェース
・ケーブルによりホストコンピュータを含む複数のデバ
イス間が接続されて構成されるコンピュータシステムに
適用するインターフェース装置に関し、特にインターフ
ェース・ケーブルの終端抵抗回路であるターミネータの
電源供給を監視するための電源監視手段に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータなどの小
型コンピュータをホストコンピュータとするシステムを
構築するためのインターフェース方式として、例えばS
CSI(small computer system
interface)と呼ばれる方式が周知である。
SCSI方式では、インターフェース・ケーブル(SC
SIバス)には8台のSCSIデバイスが接続可能であ
る。各SCSIデバイスはイニシエータとターゲットと
に分類されており、通常では命令を出すイニシエータと
してホストコンピュータを想定し、ターゲットとしてハ
ードディスクドライブ(HDD)のディスクコントロー
ラ(HDC)などのディスクドライブ(HDD以外では
光ディスクドライブなどがある)を想定している。
【0003】通常のディジタルシステムでは、信号波形
の安定化、反射の防止や耐ノイズ性などの理由により終
端抵抗回路が設けられる。従って、前記のSCSI方式
などのインターフェース方式においても、インターフェ
ース・ケーブルの両端にはターミネータと称する終端抵
抗回路が接続される。ターミネータは、ホストコンピュ
ータやHDDなどのSCSIデバイスに配置される。
【0004】ターミネータにはターミネータ用電源が供
給される。電源供給方法としては、HDDなどのSCS
Iデバイスの内部電源を利用する方法と、SCSIバス
に含まれるターミネータ電源線(TERMPWRライン
と称することがある)から電源供給を受ける方法とがあ
る。TERMPWRラインには、ホストコンピュータな
どの内部電源から電源が供給される。
【0005】このように2種類のターミネータ用電源供
給方法があるため、従来のHDDなどのSCSIデバイ
スには、いずれかの方法が予め設定されているものや、
又はいずれの方法も選択できるように切り替え手段が設
けられたものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】SCSIデバイスをイ
ンターフェース・ケーブルに接続してコンピュータシス
テムを構築する場合に、前述したように、ターミネータ
の電源供給方法の種類により、ホストコンピュータ側に
おけるSCSIバスの使用方法が異なってくる。即ち、
SCSIデバイスとして、ターミネータの電源として内
部電源を利用するHDDをSCSIバスに接続する場合
には、SCSIバスに含まれるTERMPWRラインは
オープン状態でよい。一方、TERMPWRラインから
ターミネータの電源を供給するSCSIデバイスの場合
には、ホストコンピュータがTERMPWRラインに電
源供給を行なう必要がある。
【0007】従って、SCSIバスとSCSIデバイス
とからなるSCSIシステムには、TERMPWRライ
ンの電源供給がなされているシステムと、その電源供給
がされていないシステムとが並存している。このような
状況では、SCSIシステムにおいて、特にHDDなど
のSCSIデバイスを増設または交換する場合に、以下
のような不都合が発生する。即ち、TERMPWRライ
ンがオープン状態のシステムに対して、TERMPWR
ラインからの電源供給を要するSCSIデバイスが増設
または交換された場合に、そのSCSIデバイスにはタ
ーミネータの電源が供給されない事態となる。このた
め、SCSIデバイスを増設または交換する場合に、ユ
ーザ側がTERMPWRラインの電源供給に関する仕様
を事前に調査する必要があったり、また誤ってその仕様
に合わないSCSIデバイスを接続した状態でシステム
を動作させることがある。
【0008】そこで、本発明の目的は、特にTERMP
WRラインからの電源供給を要するHDDなどのデバイ
スをシステムに接続する場合に、システムの仕様に合わ
ないデバイスまたはTERMPWRラインからの電源供
給がなされていないことを、ユーザ側に簡単に認識でき
るようにして、システムの仕様に合わないデバイスを接
続した状態でシステムを動作させたり、また故障などに
よりデバイスのターミネータに電源供給がなされていな
い状態でシステムを動作させるような事態を防止するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、例えばSCS
Iバスなどのインターフェース・ケーブルにホストコン
ピュータ及びHDDを含む複数のデバイスが接続された
システムに適用するインターフェース装置に関するもの
であり、インターフェース・ケーブルに含まれるターミ
ネータ電源線からの電源供給を監視する電源監視手段を
備えたものである。電源監視手段は、ターミネータ電源
線からデバイスに設けられたターミネータに供給される
電源電圧を監視し、電源電圧が基準レベル未満のときに
制御信号を出力する。電源監視手段は、制御信号により
例えばLED(発光素子)からなる警告用表示器である
出力手段を制御して、ユーザに対してターミネータ電源
線からの電源供給が停止状態であることを報知する。
【0010】このような構成により、ターミネータ電源
線をオープン状態にしているシステムに対して、ターミ
ネータ電源線からの電源供給を要するHDDなどのデバ
イスを接続したときに、ユーザはそのデバイスがシステ
ムの仕様に合わないことを簡単に認識することができ
る。また、ターミネータ電源線からの電源供給を行なう
仕様のシステムの場合に、故障などの要因によりターミ
ネータ電源線からの電源供給が停止状態になっているこ
とを、ユーザは簡単に認識することが可能となる。
【0011】本発明の第1の具体的態様としては、電源
監視手段は、例えばSCSIデバイスのHDDの内部に
設けられており、ターミネータ電源線からターミネータ
に電源供給を行なうための端子に接続されて、ターミネ
ータ用の電源電圧を監視する構成である。
【0012】第2の具体的態様としては、例えばSCS
I方式において、SCSIデバイスとしてはホストコン
ピュータとHDDなどのデータ記憶装置を想定し、ター
ミネータ電源線がホストコンピュータに設けられたター
ミネータと、HDDに設けられたターミネータとを接続
するラインである。
【0013】第3の具体的態様としては、電源監視手段
が設けられたHDDなどのデバイスには、その電源監視
手段を動作させたり、または機能停止させるためのスイ
ッチ手段が設けられたものである。これにより、内部電
源によりターミネータに電源供給を行なう方式のデバイ
スの場合には、電源監視手段を機能停止することが可能
となる。
【0014】第4の具体的態様としては、HDDなどの
デバイスに設けられた内部電源による電源供給とターミ
ネータ電源線からの電源供給とを切替えるための電源ス
イッチ手段が設けられたものである。この電源スイッチ
手段は前記の電源監視手段により制御される。即ち、電
源監視手段は、ターミネータ電源線からの電源電圧が基
準レベル未満のときに電源スイッチ手段を制御して、タ
ーミネータに対して内部電源による電源供給に切替え
る。これにより、ターミネータ電源供給に関するシステ
ムの仕様に合わせて、ターミネータ電源線がオープン状
態の場合でも、接続したデバイスを正常に機能させるこ
とができる。また、ターミネータ電源線から電源供給が
なされているシステムでは、その電源供給を利用して、
デバイスの内部電源を節約できる効果もある。
【0015】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態を説明する。図1は本実施形態に関係するシステ
ム構成を示すブロック図であり、図2は本実施形態に関
係するSCSIデバイスの内部構成を示すブロック図で
ある。(システム構成)本実施形態は、SCSI方式の
インターフェースを使用したコンピュータシステム(S
CSIシステム)であり、SCSIデバイスとしてホス
トコンピュータ以外に、HDDを使用する場合を想定す
る。
【0016】SCSIシステムは、図1に示すように、
SCSIバスであるインターフェース・ケーブル1にホ
ストコンピュータ2及び複数のHDD3A,3Tが接続
されたものである。インターフェース・ケーブル1に
は、データや制御信号を伝送するための信号線以外に、
ターミネータ電源線(TERMPWRライン)10が含
まれている。TERMPWRライン10は、ホストコン
ピュータ2に設けられているアダプタ2Aのターミネー
タ(終端抵抗回路)と、HDD3Tに設けられたターミ
ネータ30とを接続する。
【0017】HDD3Aは内部電源を有し、ターミネー
タを機能させる場合には内部電源からターミネータに電
源供給を行なう方式のSCSIデバイスである。一方、
本実施形態のHDD3Tは、ホストコンピュータ2の内
部電源によりTERMPWRライン10からターミネー
タ30に電源供給を行なう方式のSCSIデバイスであ
る。HDD3Tは、SCSIデバイスのターゲットとな
るディスクコントローラ(HDC)31と、マイクロコ
ントローラ(CPU)32と、ドライブメカニズム33
と、リード/ライト(R/W)回路34と、ディスク3
5と、ヘッド36とを備えている。
【0018】HDC31はインターフェース・ケーブル
1を介してホストコンピュータ2間でリード/ライトデ
ータを転送制御し、またR/W回路34との間でリード
/ライトデータを転送制御する。マイクロコントローラ
32はメイン構成要素としてマイクロプロセッサ(CP
U)を有し、HDC31から各種のコマンドを受けて、
ドライブメカニズム33やR/W回路34の制御を実行
する。ドライブメカニズム33は、ディスク35の回転
機構やヘッド36の駆動機構である。R/W回路34は
リード/ライトデータの信号処理回路である。ディスク
35はデータの記録媒体であり、ヘッド36を介してデ
ータが記録されてまた再生される。このような構成要素
は、HDD3Aにも設けられている。
【0019】本実施形態に関係するHDD3Tは、ター
ミネータ30が取り外し自在の構造を有し、かつターミ
ネータ30に供給されるべき電源供給を監視するための
電源監視回路37を有する。電源監視回路37は、TE
RMPWRライン10からの電源電圧を監視し、基準レ
ベル未満の場合には警告用LED(発光素子)38を点
灯させる制御を実行する。 (電源監視回路37とターミネータ30の関連構成)図
2はHDD3Tの内部構成の要部を示すブロック図であ
る。ターミネータ30は、SCSIバス1の信号線11
の1本毎に所定の異なる抵抗値の抵抗R1,R2が直列
接続した終端抵抗回路であり、一方端が外部との接続端
子40に接続されて、他方端が接地されている。信号線
11はリード/ライトデータや制御信号を伝送し、出力
側のドライバ回路41と入力側のレシーバ回路42に接
続されている。即ち、信号線11を介して伝送されるラ
イトデータは、レシーバ回路42を経てHDC31に入
力される。また、HDC31からのリードデータは、ド
ライバ回路41を経て信号線11に出力されて、ホスト
コンピュータ2に転送される。
【0020】接続端子40は、TERMPWRライン1
0とターミネータ30とを接続するための端子である。
電源監視回路37は接続端子40に接続して、TERM
PWRライン10の電源電圧を監視する。電源監視回路
37はHDD3Tの内部電源43により動作し、動作切
替え用スイッチ44により動作または機能停止となる。
さらに、本実施形態のHDD3Tには、前記の警告用L
ED38以外に、従来と同様のHDDの動作用LED3
9が設けられている。動作用LED39は、ホストコン
ピュータ2からのコマンドに応じて、ドライブがBUS
Y状態になると点灯する。 (本実施形態の作用効果)以下図1と図2以外に、図4
のフローチャートを参照して本実施形態の作用効果を説
明する。
【0021】本実施形態は、図1に示すようなSCSI
システムにおいて、ターミネータ30を有するHDD3
Tを増設または交換する場合を想定する。まず、HDD
3Tがターミネータ30の電源供給方式として、内部電
源43を利用する方式の場合には、動作切替え用スイッ
チ44をオフにする(ステップS1のNO,S8)。こ
れにより、TERMPWRライン10がオープン状態で
あり、TERMPWRライン10からの電源供給がない
仕様のシステムの場合に、正常な状態であるにもかかわ
らず、電源監視回路37が警告用LED38を点灯し
て、不要な警告を行なうことを防止できる。即ち、内部
電源43を利用する方式では、TERMPWRライン1
0からの電源供給は不要であるため、電源監視回路37
が動作して警告用LED38が点灯すると、ユーザにあ
たかもSCSIシステムに異常が発生したかのような混
乱を与えることを防止できる。
【0022】一方、ターミネータ30の電源供給方式と
して、TERMPWRライン10からの電源供給を利用
する方式の場合には、動作切替え用スイッチ44をオン
にして、電源監視回路37による電源監視動作を実行さ
せる(ステップS2)。電源監視回路37は、図2に示
すように、TERMPWRライン10の電源電圧を監視
し、その電圧レベルが基準レベル(許容範囲の電圧レベ
ル)未満の場合に、制御信号を出力して、警告用LED
38を点灯させる(ステップS3のYES,S4)。
【0023】ここで、電源監視回路37は制御信号を動
作用LED39に出力して、例えば通常のBUSY状態
を表示する場合と区別するために、所定間隔で点滅する
ように表示してもよい。動作用LED39を使用すれ
ば、警告用LED38を新たにに設ける必要は無くな
る。
【0024】以上のように本実施形態によれば、ターミ
ネータ30を設けたHDD3Tをシステムに増設または
交換した場合に、電源監視回路37によりTERMPW
Rライン10の電源供給がなされているか否かを警告用
LED38または動作用LED39の点灯状態により簡
単に確認することができる。従って、システムに接続し
たHDD3TがTERMPWRライン10の電源供給を
前提としている場合に、TERMPWRライン10の電
源供給が無いことを認識することにより、HDD3Tが
正常な接続構成ではないことをユーザは確認することが
できる。
【0025】TERMPWRライン10の電源供給が無
い場合に、SCSIシステムが、TERMPWRライン
10をオープン状態にしている仕様を採用してことが想
定される。この場合には、後述するように、内部電源4
3を利用する方式のHDD3Tと交換することになる。
また、本来はTERMPWRライン10の電源供給を行
なう仕様のシステムの場合には、故障などの原因により
TERMPWRライン10の電源供給が停止状態になっ
ていることを確認できる。従って、ユーザは、TERM
PWRライン10を中心として、システム全体のチェッ
クを行なうことになる。換言すれば、TERMPWRラ
イン10の電源供給が無いにもかかわらず、TERMP
WRライン10の電源供給を前提としたHDD3Tを接
続した状態で、システムを継続的に動作させるような事
態を確実に防止することができる。 (本実施形態の変形例)図3は本実施形態の変形例を示
すブロック図である。本変形例は、ターミネータ30の
電源供給方式として、TERMPWRライン10の電源
供給を利用する手段と、内部電源43を利用する手段と
を切り替える電源切替え用スイッチ45を備えたもので
ある。以下、図3と共に図4のフローチャートを参照し
て具体的に説明する。
【0026】電源切替え用スイッチ45は、電源監視回
路37の制御により内部電源43からの電源供給をター
ミネータ30に行なうか否かを切替えるための内部電源
スイッチである。また、電源監視回路37は、TERM
PWRライン10からの電源供給が停止状態の場合に
は、インターフェース・ケーブル1に含まれる信号線1
1の1本を使用してホストコンピュータ2に対して、そ
の旨を通知する機能(図3の点線で示す)を備えてい
る。なお、他の構成は前述した実施形態の場合と同様で
ある。
【0027】本変形例においても、前述と同様にSCS
Iシステムにおいて、ターミネータ30を有するHDD
3Tを増設または交換する場合を想定する。図4におい
て、ステップS1からステップS4までの動作は本実施
形態の場合と同様である。
【0028】即ち、動作切替え用スイッチ44をオンに
して、電源監視回路37による電源監視動作を実行させ
る(ステップS2)。電源監視回路37は、図3に示す
ように、TERMPWRライン10の電源電圧を監視
し、その電圧レベルが基準レベル未満の場合に制御信号
を出力して、警告用LED38を点灯させる(ステップ
S3のYES,S4)。
【0029】ここで、本変形例では、電源監視回路37
は電源切替え用スイッチ45である内部電源スイッチを
オンして、内部電源43からターミネータ30に対する
電源供給を実行させる(ステップS5のYES,S
6)。これにより、TERMPWRライン10からの電
源供給が停止状態の場合でも、ターミネータ30には内
部電源43から電源供給がなされることになる。電源監
視回路37は、その旨を信号線11を利用してホストコ
ンピュータ2に通知する(ステップS7)。
【0030】以上のように本変形例によれば、ターミネ
ータ30を設けたHDD3Tをシステムに増設または交
換した場合に、電源監視回路37によりTERMPWR
ライン10の電源供給がなされているか否かを警告用L
ED38または動作用LED39の点灯状態により簡単
に確認することができる。さらに、内部電源スイッチ4
5を使用して、ターミネータ30には内部電源43から
電源供給を行なうことができる。即ち、TERMPWR
ライン10の電源供給を利用する方式から、内部電源4
3を利用する方式に切替えることができる。従って、シ
ステムに接続したHDD3TがTERMPWRライン1
0の電源供給を前提としている場合でも、TERMPW
Rライン10の電源供給が停止状態のときに、内部電源
43を利用する方式に切替えることにより、HDD3T
の接続構成を正常にすることができる。
【0031】また、本変形例では、電源監視回路37が
TERMPWRライン10の電源供給が停止状態である
ことを通知する機能により、ホストコンピュータ2は例
えば以下のような認識処理を行なうことができる。即
ち、本来はTERMPWRライン10の電源供給を行な
う仕様のシステムの場合には、故障などの原因によりT
ERMPWRライン10の電源供給が停止状態になって
いることを認識できる。また、システムがTERMPW
Rライン10をオープン状態にしている仕様である場合
には、システムに接続されたHDD3TがTERMPW
Rライン10の電源供給を利用する方式と、内部電源4
3を利用する方式とを併用しており、内部電源43によ
りターミネータ30に電源供給がなされていることを認
識することができる。
【0032】要するに、本変形例のような構成であれ
ば、ユーザは電源監視回路37によりTERMPWRラ
イン10の電源供給が停止状態であることを確認できる
と共に、自動的に内部電源43を利用する方式に切り替
わるため、必ずしもシステムの接続状態をチェックする
必要はない。即ち、SCSIシステムにはHDD3Tが
正常に接続された状態として動作するからである。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、S
CSIシステムなどにおいて、TERMPWRラインか
らの電源供給を要するHDDなどのデバイスをシステム
に接続したときに、TERMPWRラインからの電源供
給がなされているか否かをユーザが簡単に確認すること
ができる。従って、システムの仕様に合わないデバイス
を接続した状態でシステムを動作させたり、また故障な
どによりデバイスのターミネータに電源供給がなされて
いない状態でシステムを動作させるような事態を防止す
ることができる。また、TERMPWRラインからの電
源供給がなされているか否かを簡単に確認できると共
に、デバイスのターミネータには内部電源からの電源供
給を自動的に行なうことが可能となる。さらに、TER
MPWRラインからの電源供給が停止状態であることを
ホストコンピュータに通知する機能により、システムの
仕様に従ってTERMPWRラインからの電源供給が故
障などにより停止している事などを、ホストコンピュー
タ側でチェックすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に関係するシステム構成を示
すブロック図。
【図2】本実施形態に関係するSCSIデバイスの内部
構成を示すブロック図。
【図3】本実施形態の変形例に関係するブロック図。
【図4】本実施形態およびその変形例に関係する動作を
説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
1…インターフェース・ケーブル(SCSIバス) 2…ホストコンピュータ(SCSIデバイス) 2A…ターミネータ付きアダプタ 3A…HDD(SCSIデバイス) 3T…HDD(ターミネータ付きSCSIデバイス) 10…ターミネータ電源線(TERMPWRライン) 30…ターミネータ(終端抵抗回路) 31…ディスクコントローラ(HDC) 32…マイクロコントローラ 33…ドライブメカニズム 34…リード/ライト回路 35…ディスク 36…ヘッド 37…電源監視回路 38…警告用LED(発光手段) 39…動作用LED(発光手段) 40…接続端子 41…ドライバ回路 42…レシーバ回路 43…内部電源 44…動作切替え用スイッチ 45…電源切替え用スイッチ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータを含む複数のデバイス間を
    接続して、各デバイス間のデータ伝送を行なうためのイ
    ンターフェース・ケーブルを有するインターフェース装
    置であって、 前記インターフェース・ケーブルに含まれて、前記デバ
    イスに設けられたターミネータに電源供給を行なうため
    のターミネータ電源線と、 前記ターミネータ電源線から前記ターミネータに供給さ
    れる電源電圧を監視し、前記電源電圧が基準レベル未満
    のときに制御信号を出力する電源監視手段と、 前記電源監視手段から出力された制御信号により、前記
    ターミネータに対する電源供給が停止状態であることを
    報知するための出力手段とを具備したことを特徴とする
    インターフェース装置。
  2. 【請求項2】 前記電源監視手段は前記デバイスに設け
    られて、前記ターミネータ電源線から前記ターミネータ
    に電源供給を行なうための端子に接続されて前記電源電
    圧を監視し、 前記出力手段は前記電源監視手段から出力された制御信
    号により点灯する発光手段を含むことを特徴とする請求
    項1記載のインターフェース装置。
  3. 【請求項3】 前記複数のデバイスはホストコンピュー
    タとデータ記憶装置とを含み、 前記ターミネータ電源線は一方のターミネータが設けら
    れた前記ホストコンピュータまたは指定された前記デー
    タ記憶装置と、他方のターミネータが設けられた前記デ
    ータ記憶装置とを接続するように配置されて、 前記電源監視手段は前記ターミネータが設けられたデー
    タ記憶装置に設けられたことを特徴とする請求項1記載
    のインターフェース装置。
  4. 【請求項4】 前記電源監視手段を動作または機能停止
    の切替えを行なうためのスイッチ手段が設けられたこと
    を特徴とする請求項1、請求項2、又は請求項3記載の
    インターフェース装置。
  5. 【請求項5】 前記ターミネータが設けられたデバイス
    は内部電源手段および前記電源監視手段を有し、さらに
    前記内部電源による電源供給と前記ターミネータ電源線
    からの電源供給とを切替えるための電源スイッチ手段を
    有し、 前記電源監視手段は前記ターミネータ電源線からの電源
    電圧が基準レベル未満のときに前記制御信号を出力する
    と共に、前記電源スイッチ手段を制御して前記ターミネ
    ータに対して前記内部電源による電源供給に切替える手
    段を有することを特徴とする請求項1記載のインターフ
    ェース装置。
  6. 【請求項6】 前記ターミネータが設けられたデータ記
    憶装置は内部電源手段を有し、さらに前記内部電源によ
    る電源供給と前記ターミネータ電源線からの電源供給と
    を切替えるための電源スイッチ手段を有し、 前記電源監視手段は前記ターミネータ電源線からの電源
    電圧が基準レベル未満のときに前記制御信号を出力する
    と共に、前記電源スイッチ手段を制御して前記ターミネ
    ータに対して前記内部電源による電源供給に切替える手
    段を有することを特徴とする請求項3記載のインターフ
    ェース装置。
  7. 【請求項7】 前記電源監視手段は前記ターミネータ電
    源線からの電源電圧が基準レベル未満のときに前記制御
    信号と共に、ホストコンピュータに対して前記ターミネ
    ータ電源線からの電源供給が停止状態であることを通知
    する手段を有することを特徴とする請求項3または請求
    項6記載のインターフェース装置。
  8. 【請求項8】 所定の規格のインターフェース・ケーブ
    ルに接続して、ホストコンピュータとの間でデータ交換
    を行なうように構成されたディスク記憶ドライブであっ
    て、 取外し自在の構造を有するターミネータと、 前記インターフェース・ケーブルに含まれて、前記ター
    ミネータに電源供給を行なうためのターミネータ電源線
    と前記ターミネータとを接続するための端子手段と、 前記ターミネータ電源線から前記ターミネータに供給さ
    れる電源電圧を監視し、前記電源電圧が基準レベル未満
    のときに制御信号を出力する電源監視手段と、 前記電圧監視手段から出力された制御信号により、前記
    ターミネータに対する電源供給が停止状態であることを
    報知するための出力手段とを具備したことを特徴とする
    ディスク記憶ドライブ。
JP8343317A 1996-12-24 1996-12-24 コンピュータシステムに適用するインターフェース装置 Pending JPH10187310A (ja)

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