JPH10186492A - カメラ及びカメラのファインダ表示方法 - Google Patents

カメラ及びカメラのファインダ表示方法

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JPH10186492A
JPH10186492A JP8355787A JP35578796A JPH10186492A JP H10186492 A JPH10186492 A JP H10186492A JP 8355787 A JP8355787 A JP 8355787A JP 35578796 A JP35578796 A JP 35578796A JP H10186492 A JPH10186492 A JP H10186492A
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finder
light emitting
camera
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Susumu Honma
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Toru Iwane
透 岩根
Toshimi Watanabe
利巳 渡邉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファインダ像が明るいときでも暗いときでも
カメラの測距エリア等の表示部が明りょうに見ることの
できるファインダを有するカメラを提供する。 【解決手段】 このカメラは、所定の平面形状を有する
発光部材52と、この平面形状とほぼ同一の平面形状を
有し発光部材52と重ねて配置された遮光部材53とを
有するファインダ51を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、銀塩カメラ、また
はスチルカメラやビデオカメラ等の電子カメラに用いて
好適なファインダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】カメラのファインダ内にAF(自動焦点
調節機構)用測距エリア等を表示するための印を重ね合
わせるための従来技術による方法を、図12〜図15に
より説明する。
【0003】図12は、第1の従来技術を説明するため
の図であり、ファインダ部分の概略側面図である。ファ
インダ11上にマイクロプリズム12を所定の表示部
(測距エリアの表示部等)を形成するように多数設け
る。LED等の発光素子13がマイクロプリズム12の
設けられたファインダ11の上方に配置されている。マ
イクロプリズム12の角度は、発光素子13からの光が
マイクロプリズム12の斜面12aで視野方向(図12
の上方)に反射するように決められている。この表示部
をファインダ内で表示するときは、発光素子13を発光
させ、マイクロプリズム12に入射した光が図の上方に
反射し、この反射光が視野に入り所定の表示部を見るこ
とができる。マイクロプリズム12の設けられていない
ファインダ11上の部分で反射した光は視野には入らな
い。
【0004】図14は、上述の場合に、ファインダ内で
表示部25がどのように見えるかを模式的に示したもの
である。表示部25が光っている状態を示している。
【0005】次に、第2の従来技術によるファインダ表
示方法を図13により説明する。図13はファインダ部
分の概略側面図である。マイクロプリズム22を視野方
向(図13の上方)と反対側のファインダ21上に所定
の表示部を形成するように多数設ける。マイクロプリズ
ム22は、ファインダ21を挟んで視野方向と反対側に
配置された発光素子23からの光がマイクロプリズム2
2の斜面22aで屈折してファインダ21内を透過する
ように構成されている。発光素子23を発光させ、マイ
クロプリズム22に入射した光が斜面22aで屈折し、
この屈折光がファインダ21を透過し視野方向に出射し
て視野に入り所定の表示部を見ることができる。この場
合も図14のように表示部が見える。
【0006】上述の二例は、表示部を光らせることによ
りファインダ内の表示を行うものであるが、第3の従来
技術によるファインダ表示方法としては、電場を与える
ことにより光透過率が低下する素子を用いて、ファイン
ダを通した像の一部を遮光し、明るいファインダ像の中
に黒く表示部を浮かび上がらせるもの等がある。図15
は、この場合に、ファインダ内で表示部26がどのよう
に見えるかを模式的に示したものである。表示部26が
暗い状態を示している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の第1及
び第2の従来技術によれば、図14に示すようにファイ
ンダ内の表示部25が光るため、被写体が暗くファイン
ダ像が暗い状態であるときは、表示部25は鮮明に見え
るが、被写体が明るくファインダ像が明るい状態である
と、表示部25が明るいファインダ像にとけ込んで見え
にくくなる、という問題があった。
【0008】一方、第3の従来技術によれば、図15に
示すように表示部26が暗いため、ファインダ像が明る
く比較的コントラストが低い状態であるときは、表示部
26は鮮明に見えるが、ファインダ像が暗い状態や明暗
の状態であるときは、表示部26が見えにくくなる、と
いう問題があった。
【0009】本発明は、かかる従来技術の問題点を解消
し、ファインダ像が明るいときでも暗いときでもカメラ
の測距エリア等の表示部が明りょうに見ることのできる
ファインダを有するカメラを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のカメラは、上述
の課題を達成するため、所定の平面形状を有する発光部
材と、この平面形状とほぼ同一の平面形状を有し発光部
材と重ねて配置された遮光部材とを有するファインダを
具備することを特徴とする。
【0011】所定の平面形状を有し互いに重ねて配置さ
れた発光部材と遮光部材とを、それぞれファインダの明
暗に応じて作動状態・非作動状態に制御することができ
るので、ファインダ内において所定の平面形状を表示部
としてファインダの明暗に応じて表示させることができ
る。従って、ファインダ像が明るいときでも暗いときで
もファインダの表示部を明りょうに表示することが可能
となる。
【0012】この場合、遮光部材は通電により遮光性を
制御されるように構成することができる。かかる通電に
より遮光性を制御できる材料としては、通電により遮光
性を連続的に変えることのできるエレクトロクロミック
(EC)素子、液晶等があるが、本発明はこれに限定さ
れることなく他の素子も使用できる。
【0013】また、発光部材は蛍光性を有し、発光部材
に向けて光を発するように配置された発光素子を更に具
備するように構成すると、蛍光性の発光部材の発光・非
発光を発光素子の作動により制御することができる。
【0014】または、発光部材を通電により発光するよ
うに構成すると、発光部材の発光・非発光を通電により
制御することができる。かかる発光部材としては、発光
プラスチック素子等があるが、これに限定されるもので
はない。
【0015】また、ファインダ内の明るさを検知する手
段を具備するように構成すると、検知した明暗に基づき
発光部材と遮光部材とを作動状態・非作動状態に制御す
ることができるので、ファインダ内の明るさに応じて所
定の平面形状をファインダ内に表示させることができ
る。
【0016】また、遮光部材の平面形状を発光部材より
も大きく構成すると、遮光部材が遮光しかつ発光部材が
発光するように構成でき、暗い状態の遮光部材の周囲で
発光部材が発光した状態にできるから、例えば、暗い枠
形状の中に明るい表示が浮かぶような表示が可能とな
る。
【0017】また、発光部材及び遮光部材は、ファイン
ダ内の所定の領域を表示するものとすることができる。
【0018】また、発光部材及び遮光部材は、ファイン
ダ内で視覚的な枠形状を構成するようにできる。この場
合、枠形状を複数設けることができる。
【0019】また、カメラが一眼レフカメラであり、発
光部材及び遮光部材をファインダ内のフォーカス領域に
形成することにより、例えば、測距エリアの表示部等を
構成することができる。
【0020】また、本発明によるカメラのファインダ表
示方法は、ファインダ内の明るさを検知するステップ
と、前記明るさが一定以上であるときファインダに配置
した所定の平面形状の遮光部材が外部光を遮るステップ
と、前記明るさが一定以下であるときファインダに配置
した所定の平面形状の発光部材が発光するステップと、
を具備する。かかる表示方法によれば、検知した明るさ
に基づいて遮光部材が外部光を遮り、また、発光部材が
発光するので、ファインダ内の明るさに応じて所定の平
面形状を表示部としてファインダ内に表示させることが
できる。従って、ファインダ像が明るいときでも暗いと
きでもファインダの表示部を明りょうに表示することが
可能となる。
【0021】また、発光ステップは遮光部材が外部光を
透過させるステップを備えることにより、遮光部材が発
光部材と重なり合って配置され、ファインダを覗く側か
ら見て遮光部材が手前に位置する構成の場合、発光部材
を発光させる際に、遮光部材が光を透過させると、発光
部材からの光をファインダ内で見る状態にできるから、
発光部材の平面形状をファインダ内で表示することがで
きる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明による実施の形態を
図面に基づき説明する。図1は、本発明による第1の実
施例のカメラのファインダ部の要部を示す概略側面図で
ある。図2は、図1に示す場合の作動状態を示す概略側
面図である。
【0023】図1に示すように、光透過性の材料からな
るファインダ51内に所定の枠形状とされたほぼ同一平
面形状の蛍光部材52及び遮光部材53が設けられてい
る。両部材52,53は互いに重なり合うように位置づ
けられており、互いに近接させて配置してもよい。ファ
インダ51は、図1の矢印m方向からの外部光がほぼ垂
直にファインダ51の下側表面51bから入射し上側表
面51aからn方向にほぼ垂直に光が出射し、この出射
光を図の上方で覗く構成である。遮光部材53は蛍光部
材52よりも外部光が出射する表面51a側に配置され
ている。ファインダ51の表面51aの斜め上方には、
紫外光を図の矢印p方向に表面51aに向けて発する発
光素子54が配置されている。この発光素子54からの
紫外光によりファインダ51内の蛍光部材52は蛍光を
発する。
【0024】図1は、遮光部材53が光を透過させ、蛍
光部材52が発光素子54から照射された紫外光により
蛍光を発生している状態を示す。この状態は、ファイン
ダ像が比較的暗い場合に効果的であり、暗いファインダ
像内に蛍光部材52の蛍光により所定の枠形状が浮かび
上がって明りょうに表示される。
【0025】図2は、図1とは逆に、遮光部材53がm
方向からの外部光を遮って暗くなっている状態を示す。
この状態は、ファインダ像が比較的明るい場合に効果
的であり、明るいファインダ像内に暗い遮光部材53の
所定の枠形状が明りょうに表示される。なお、この場
合、遮光部材53は、発光素子54からの紫外光をも遮
り紫外光は蛍光部材52に到達しないから、発光素子5
4は発光状態のままでもよいし、発光させなくてもよ
く、いずれでも表示自体には影響しない。消費電力の節
約のためにはその都度、発光素子54をOFFすればよ
いが、発光素子54のON・OFFに時間がかかり迅速
な発光ができない場合等には、発光状態のままにしてお
いてもよい。
【0026】なお、図1及び図2に示した第1の実施例
では、発光素子54からの光が直接に蛍光部材52に照
射されるような構成であるが、かかるファインダ構成を
カメラに組み込む際にはカメラボディ形状等の条件に応
じて、鏡やレンズ等による光学系を設けて発光素子から
の光をこの光学系を介して蛍光部材に照射する構成とし
てもよい。
【0027】また、蛍光部材52と遮光部材53との配
置を図1の場合と逆にして、蛍光部材52を遮光部材5
3よりも表面51a側に配置してもよい。また、蛍光部
材の代わりにこの部材の位置に通電により発光する発光
部材を設けてもよい。この場合、発光素子54は省略す
ることができる。
【0028】次に、図3及び図4により、本発明による
第2の実施例を説明する。図3及び図4は、ファインダ
部の要部を示す概略側面図であり、発光素子を外部光入
射側に配置した以外は、第1の実施例とほぼ同様の構成
のものである。
【0029】図3に示すように、ファインダ71内に蛍
光部材72が、遮光部材73よりも図の矢印m方向から
の外部光の入射するファインダ71の下側表面71b側
に設けられている。発光素子74が図の矢印r方向にフ
ァインダ71の表面71bに向けて紫外光を照射するよ
うに表面71bの図の下方に配置されている。
【0030】図3は、遮光部材73が光を透過させ、蛍
光部材72が発光素子74から照射された紫外光により
蛍光を発生している状態を示す。この状態は、ファイン
ダ像が比較的暗い場合に効果的であり、暗いファインダ
像内に蛍光部材72の蛍光により所定の枠形状が浮かび
上がって明りょうに表示され、図の上方からこの表示を
見ることができる。
【0031】図4は、図3とは逆に、遮光部材73がm
方向からの外部光を遮って暗くなっている状態を示す。
この状態は、ファインダ像が比較的明るい場合に効果
的であり、明るいファインダ像内に暗い遮光部材73の
所定の枠形状が明りょうに表示される。なお、この場合
も第1の実施例と同様に発光素子74は発光状態のまま
でもよいし、発光させなくてもよい。
【0032】次に、図5〜図8により本発明による第3
の実施例を説明する。図5は、ファインダ部の要部を示
す概略側面図であり、蛍光部材と遮光部材との配置を逆
にし、遮光部材の平面形状を蛍光部材93よりも大きく
構成した以外は、第1の実施例とほぼ同様の構成のもの
である。
【0033】図5に示すように、ファインダ91には蛍
光部材92が遮光部材93よりも、外部光が図のn方向
に出射する表面91a側に配置されている。ファインダ
91の表面91aの斜め上方には、紫外光を図の矢印p
方向に表面71aに向けて照射る発光素子94が配置さ
れている。
【0034】図6〜図8は、第3の実施例の発光部材及
び遮光部材がファインダ内で表示される状態を模式的に
示したものである。蛍光部材92の平面形状は、図6に
示すように、所定のエリアを示すことができるように一
対の枠形状に構成されている。また、遮光部材93の平
面形状は、図7に示すように、蛍光部材92と相似形で
あるが、蛍光部材よりも大きい枠形状に構成されてい
る。
【0035】図6は、図5に示す構成において遮光部材
93が光を透過させ、蛍光部材92が発光素子74から
照射された紫外光により蛍光を発生している状態を示
す。この状態は、ファインダ像が比較的暗い場合に効果
的であり、暗いファインダ像内に蛍光部材92の蛍光に
より所定の枠形状が浮かび上がって明りょうに表示さ
れ、図の上方からこの表示を見ることができる。
【0036】図7は、遮光部材93が図5のm方向から
の外部光を遮って暗くなっている状態を示す。 この状
態は、ファインダ像が比較的明るい場合に効果的であ
り、明るいファインダ像内に暗い遮光部材93の所定の
枠形状が明りょうに表示される。この場合、発光素子9
4がOFFとされ、蛍光部材92から蛍光は発していな
い状態である。
【0037】図8は、図7に示すように遮光部材93が
外部光を遮る状態において、図5のように発光素子94
から紫外光がファインダ91の表面91aに向けて照射
され、蛍光部材92から蛍光が発生している状態を示す
ものである。図に示すように、暗い遮光部材93の枠形
状内に明るい蛍光部材92の枠形状が現れ、黒い枠の表
示部の中に明るい枠の表示部が浮かぶように表示するこ
とができる。このような表示をすることにより、所定形
状の表示部をより見やすく表示することが可能である。
【0038】次に、上述したような本発明によるファイ
ンダ構成を実際にカメラに組み込んだ例を図9〜図11
により説明する。図9は、図1に示したファインダ構成
を組み込んだ一眼レフカメラの概略的な側面図である。
【0039】図9に示すように、カメラボディ60内に
は、レンズ61,ミラー62,フイルム62,ファイン
ダ51,プリズム64,ファインダ用レンズ66,及び
ファインダ覗き部67が設けられている。ファインダ5
1には図1に示したように蛍光部材52と遮光部材53
(図9において図示省略)とが配置されている。このフ
ァインダ51に、外部光がレンズ61及びミラー62を
介して矢印m方向に進み表面51bに入射する。発光素
子54が、これからの紫外線がプリズム64に向けて出
射しファインダ51の表面51aに照射されるように、
ファインダ51の上方に配置されている。また、ファイ
ンダ51の明るさを測定するための測光素子65がプリ
ズム64の上に配置されている。また、発光素子54
は、紫外光が覗き部67に向かわないように配置されて
いる。
【0040】図10は、図9に示すカメラ内において、
発光素子54と遮光部材53とを制御し、ファインダ内
の所定エリアを表示する表示部をファインダ像の明暗に
応じて切り替えるための構成を示すブロック図である。
図11は、図10に示すブロック図の動作を示すフロー
チャートである。
【0041】図10に示すように、スイッチ70(図9
において図示省略)は、カメラボディ60の外部に設け
られ、表示部の表示の切替えを手動で行うか自動で行う
かの選択をする。スイッチ70は、カメラボディ内に設
けられたCPUに接続されている。CPUは、スイッチ
70により自動表示が選択された場合に、測光素子65
によるファインダ内の明るさの検知結果に基づき、ドラ
イバa及びドライバbを所定の手順で駆動する。ドライ
バaは遮光部材53を作動させ、ドライバbは発光素子
54を作動させる。
【0042】図11により、図10に示すブロック図の
動作を説明する。まず、ファインダ内の表示部の表示の
切替えを手動で行うか自動で行うかの選択をスイッチ7
0により行う(S1)。自動表示の場合、測光素子65
によりファインダ内の明るさを測定し、所定値と比較す
る(S2)。ファインダ内の明るさが所定値以上の場
合、遮光部材53を作動させ外部光を遮り表示部を暗く
表示させる。また、明るさが所定値以下の場合、発光素
子54を作動させ蛍光部材52から蛍光を発生させると
ともに、遮光部材53を光が透過するように作動させる
ことにより、表示部を明るく表示させる。このようにし
て、ファインダ内の所定エリアを表示する表示部をファ
インダ像の明暗に応じて自動的に切り替えることができ
る。
【0043】また、ファインダ内の表示部の表示の切替
えを手動で行う場合には(S1)、ユーザがその都度、
いずれの表示を行わせるかを手動により切替えることに
より設定できる。
【0044】なお、図9の例は一眼レフカメラであった
が、本発明によるファインダ構成は、他のカメラにも適
用でき、例えば、ファインダが別個に設けられるレンズ
シャッタータイプのカメラにも適用できることは勿論で
ある。
【0045】また、本発明によるファインダ構成は、第
1〜第3の実施例に限られるものではなく、本発明の技
術思想の範囲内で変形が可能である。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、ファインダ像の明るさ
等に応じてファインダ内の所定の表示部を明るくしたり
暗くしたりすることができるので、カメラの測距エリア
等の表示部を明りょうに見ることのできるファインダを
有するカメラを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1の実施例のファインダ部の要
部を示す概略的な側面図である。
【図2】図1に示す遮光部材が作動した状態を説明する
ためのファインダ部の要部を示す概略的な側面図であ
る。
【図3】本発明による第2の実施例のファインダ部の要
部を示す概略的な側面図である。
【図4】図3に示す遮光部材が作動した状態を説明する
ためのファインダ部の要部を示す概略的な側面図であ
る。
【図5】本発明による第3の実施例のファインダ部の要
部を示す概略的な側面図である。
【図6】図5に示す蛍光部材が発光している状態を模式
的に示すファインダ部の平面図である。
【図7】図5に示す遮光部材が作動した状態を模式的に
示すファインダ部の平面図である。
【図8】図5に示す蛍光部材及び遮光部材が作動した状
態を模式的に示すファインダ部の平面図である。
【図9】図1に示すファインダ構成を1眼レフカメラに
組み込んだ状態を示すカメラの概略的側面図である。
【図10】図9に示すカメラ内でファインダ内の所定エ
リアを表示する表示部をファインダ像の明暗に応じて切
り替える構成を示すブロック図である。
【図11】図10に示すブロック図の作動を説明するた
めのフローチャートである。
【図12】第1の従来技術によるファインダ部の要部を
示す概略的な側面図である。
【図13】第2の従来技術によるファインダ部の要部を
示す概略的な側面図である。
【図14】図12に示す従来技術による表示部が見える
状態を示すファインダ部の平面図である。
【図15】図13に示す従来技術による表示部が見える
状態を示すファインダ部の平面図である。
【符号の説明】
51,71,91 ファインダ 52,72,92 蛍光部材 53,73,93 遮光部材 54,74,94 発光素子 65 測光素子

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の平面形状を有する発光部材と、こ
    の平面形状とほぼ同一の平面形状を有し前記発光部材と
    重ねて配置された遮光部材とを有するファインダを具備
    することを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 前記遮光部材は通電により遮光性を制御
    される請求項1記載のカメラ。
  3. 【請求項3】 前記発光部材は蛍光性を有し、前記発光
    部材に向けて光を発するように配置された発光素子を更
    に具備する請求項1または2記載のカメラ。
  4. 【請求項4】 前記発光部材は通電により発光する請求
    項1または2記載のカメラ。
  5. 【請求項5】 前記ファインダ内の明るさを検知する手
    段を具備する請求項1〜4のいずれかに記載のカメラ。
  6. 【請求項6】 前記遮光部材の平面形状を前記発光部材
    よりも大きく構成した請求項1〜5のいずれかに記載の
    カメラ。
  7. 【請求項7】 前記発光部材及び遮光部材は、前記ファ
    インダ内の所定の領域を表示する請求項1〜6のいずれ
    かに記載のカメラ。
  8. 【請求項8】 前記発光部材及び遮光部材は、前記ファ
    インダ内で視覚的な枠形状を構成する請求項1〜7のい
    ずれかに記載のカメラ。
  9. 【請求項9】 前記カメラが一眼レフカメラであり、前
    記発光部材及び遮光部材は、前記ファインダ内のフォー
    カス領域に形成されている請求項1〜8のいずれかに記
    載のカメラ。
  10. 【請求項10】 ファインダ内の明るさを検知するステ
    ップと、 前記明るさが一定以上であるときファインダに配置した
    所定の平面形状の遮光部材が外部光を遮るステップと、 前記明るさが一定以下であるときファインダに配置した
    所定の平面形状の発光部材が発光するステップと、を具
    備するカメラのファインダ表示方法。
  11. 【請求項11】 前記発光ステップは前記遮光部材が外
    部光を透過させるステップを備える請求項10記載のカ
    メラのファインダ表示方法。
JP8355787A 1996-12-25 1996-12-25 カメラ及びカメラのファインダ表示方法 Withdrawn JPH10186492A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6738577B1 (en) 1998-12-10 2004-05-18 Minolta Co., Ltd. Display device and an optical device provided with same

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US6738577B1 (en) 1998-12-10 2004-05-18 Minolta Co., Ltd. Display device and an optical device provided with same

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