JPH10186236A - 結像光学系 - Google Patents

結像光学系

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JPH10186236A
JPH10186236A JP8356017A JP35601796A JPH10186236A JP H10186236 A JPH10186236 A JP H10186236A JP 8356017 A JP8356017 A JP 8356017A JP 35601796 A JP35601796 A JP 35601796A JP H10186236 A JPH10186236 A JP H10186236A
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JP
Japan
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plane
conical
image
lens
imaging
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Pending
Application number
JP8356017A
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English (en)
Inventor
Teruyoshi Tsunashima
輝義 綱嶋
Kenji Hori
健治 堀
Takeshi Okuyama
猛 奥山
Yutaka Iizuka
豊 飯塚
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】平面と、円筒又は円錐の外面又は内面とを共役
にし、しかも十分な結像性能を有する結像光学系を提供
する。 【解決手段】光軸zと直交して平面1を配置し、該平面
1側より順に、結像レンズLと、1又は複数個のコーン
レンズCと、該コーンレンズC側とは反対側に頂角を向
けた円錐内面反射面Mとを配置し、該円錐内面反射面M
の内部に円筒外面2又は円錐外面を配置し、平面1と円
筒外面2又は円錐外面とのうちのいずれか一方1にパタ
ーン1aを配置し、該パターン1aの像2aを平面と円
筒外面又は円錐外面とのうちのいずれか他方2に結像し
たことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、平面と、円筒又は
円錐の外面又は内面とを共役にする結像光学系に関する
ものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、円筒内面のパタ
ーンを平面上に結像する装置としては、特公昭37−1
5879号公報に開示されたものが知られている。この
装置は、円筒管の内部に円錐鏡、写真機及び光源を一体
構成としたユニットを装入して、円筒管内面を撮影する
管内撮影装置である。しかしながらこの従来技術は、円
筒管内面を写真機のフィルム上に結像する結像光学系し
か開示しておらず、また結像性能の向上については全く
考慮していない。したがって本発明は、平面と、円筒又
は円錐の外面又は内面とを共役にし、しかも十分な結像
性能を有する結像光学系を提供することを課題とする。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を達
成するためになされたものであり、光軸と直交して平面
を配置し、該平面側より順に、結像レンズと、1又は複
数個のコーンレンズと、該コーンレンズ側とは反対側に
頂角を向けた円錐内面反射面とを配置し、該円錐内面反
射面の内部に円筒外面又は円錐外面を配置し、平面と円
筒外面又は円錐外面とのうちのいずれか一方にパターン
を配置し、該パターンの像を平面と円筒外面又は円錐外
面とのうちのいずれか他方に結像した結像光学系であ
る。本発明はまた、光軸と直交して平面を配置し、該平
面側より順に、結像レンズと、該結像レンズ側に頂角を
向けた円錐外面反射面とを配置し、該円錐外面反射面の
外部に円筒内面又は円錐内面を配置し、平面と円筒内面
又は円錐内面とのうちのいずれか一方にパターンを配置
し、該パターンの像を平面と円筒内面又は円錐内面との
うちのいずれか他方に結像した結像光学系において、結
像レンズと円錐外面反射面との間に、1又は複数個のコ
ーンレンズを配置したことを特徴とする結像光学系であ
る。
【0004】
【発明の実施の形態】図1は本発明による結像光学系の
一実施例の概略斜視図を示す。本実施例の結像光学系で
は、物体平面1側より順に結像レンズL、コーンレンズ
C、及び円錐内面反射面Mが光軸z上に共軸系として配
置されており、円錐内面反射面Mの内部に円筒外面2が
共軸に配置されている。こうして物体平面1上に描かれ
た図形パターン1aの像2aが、円筒外面2上に結像さ
れる。本実施例では、物体平面1上の図形パターン1a
として、渦巻き状の図形を描いており、したがってこの
図形パターン1aの像2aは、螺旋状パターン像、すな
わち「ネジクギ」状のパターン像として円筒外面2上に
投影される。このように本実施例によれば、構成部材を
一切動かすことなく、物体平面1上の図形パターン1a
を円筒外面2上に一括して結像することができる。
【0005】図2は本実施例の概略断面図を示す。物体
平面1上の任意の点Hを発した光線a,bは、結像レン
ズLによりコーンレンズCへと導かれる。本実施例の結
像レンズLは物像両側にテレセントリックに構成されて
おり、したがって物体平面1からの主光線aは、光軸z
に平行に進み、結像レンズ前群L1で屈折された後、結
像レンズL内に設けられている開口絞りASの中心を通
り、結像レンズ後群L2で屈折されて、再び光軸zに平
行に進む。物点Hからの周辺光線bは、主光線aに対し
て発散しながら進み、開口絞りASを平行に通過した
後、再び光軸zに平行となった主光線aに対して、収束
しながら進む。次に、コーンレンズCに入射した主光線
aは、コーンレンズCの入射側レンズ面と射出側レンズ
面との双方で屈折した後、光軸zからより離れた高さで
再び光軸zに平行に進む。更にコーンレンズCを射出し
た主光線aは、円錐内面反射面Mで反射して、光軸z上
に光軸zと平行に置かれた円筒外面2上の点hに結像す
る。
【0006】ここで円錐反射面Mがない場合の仮想結像
面5は光軸zに直交しており、また円錐反射面Mを配置
することによって結像させる円筒外面2は光軸zと平行
である。したがって円錐反射面Mの稜線傾斜角度θ(光
軸に直交する平面から測った稜線の角度。光線の進行方
向への傾斜を正とし、逆方向への傾斜を負とする。)は
θ=−45°であり、それ故、円錐反射面Mの頂角2ω
は2ω=90°である。なお稜線傾斜角度θと半頂角ω
との関係式は、 |θ|+ω=90° である。また円錐反射面Mの位置は、仮想結像面5と円
筒外面2との交点を通るように配置され、したがって円
錐反射面Mの頂点の位置は、仮想結像面5から円筒外面
2の半径rだけ離れた位置にある。円錐反射面Mで反射
される周辺光束bのうち、図2の紙面内にあるメリジオ
ナル光束は、同図から容易に理解されるように、単に平
面反射に等しい。ところが、図2の紙面に垂直なサジタ
ル光束は、円錐反射面Mを光軸zと平行な平面で切った
断面形状、すなわち双曲面にて反射される。このため、
メリジオナル像面2mは、傾斜角度θの単なる平面反射
鏡による鏡像となるのに対し、サジタル像面2sは双曲
面による反射結像となり、これによりサジタル像面2s
の湾曲(倒れ)が発生する。
【0007】このサジタル像面2sの湾曲を図3によっ
て詳細に説明する。光軸zと直交してx軸とy軸を定
め、光軸zと同軸に頂角90°の円錐反射面Mを配置す
ると、z軸とx軸を含む平面に平行な平面Pと円錐反射
面Mとの交線は双曲線HPとなる。簡単のために、円錐
反射面Mがない場合の仮想結像面5は円錐反射面Mの頂
点Oの位置にあり、物体の像は仮想結像面5上に像側に
テレセントリックに結像しており、さらに仮想メリジオ
ナル像面5mと仮想サジタル像面5sの像面湾曲は共に
0になっているとする。仮想メリジオナル像面5mは、
円錐反射面Mの稜線によって反射されるから、反射後の
メリジオナル像面2mは光軸z上に結像する。
【0008】他方、サジタル像面2sは光軸z上には結
像しない。すなわち、双曲線HPの頂点Vでの曲率半径
は、頂点Vを通りz軸と直交する平面で円錐反射面Mを
輪切りにしたときの曲率半径aに等しい。したがって近
軸理論上は、仮想結像面5上の仮想サジタル像面5sを
物点とし、輪切りの半径aの1/2、すなわちa/2を
焦点距離とした系によって作られる像点に、反射後のサ
ジタル像面2sが結像することになる。したがってメリ
ジオナル像面2mを実際の結像面とすると、サジタル像
面2sはいわゆる前ピン状態となる。そこで本実施例で
は、この円錐内面反射面Mにて発生するサジタル像面2
sの湾曲を補正するために、コーンレンズCを配置して
いる。コーンレンズCとしては、サジタル像面を補正し
てメリジオナル像面と一致させるように、最適な組み合
わせを選ぶことが好ましい。
【0009】なお以上の説明では、結像レンズLが両側
テレセントリックであるとして説明したが、これは円錐
内面反射面Mでの反射やコーンレンズCでの屈折の作用
を単純化し理解し易くするためのものであって、結像レ
ンズのテレセントリック性は特に問題とはならない。ま
た以上の説明では円錐内面反射面Mの内部に円筒外面を
配置する場合について述べたが、円錐内面反射面Mの内
部に円錐外面を配置してその円錐外面に結像する場合も
同じである。更に以上の説明では円錐内面反射面Mを用
いる場合について述べたが、円錐外面反射面を用いて円
筒内面又は円錐内面に結像する場合も同じである。更に
以上の説明では平面を物体面とし、円筒外面若しくは円
錐外面又は円筒内面若しくは円錐内面を像面とする場合
について述べたが、物像関係を逆転して、円筒外面若し
くは円錐外面又は円筒内面若しくは円錐内面を物体面と
し、平面を像面とすることもできる。
【0010】本発明においてコーンレンズを用いる利点
は、前述の円錐反射面Mのサジタル断面と同様に、光線
の入射高と射出高の差、及びそのときのサジタル断面の
曲率半径の差とにより、サジタル像面のコントロールを
行える点にある。このようなコーンレンズの性質を利用
して所望の像面のコントロールを行うところに本発明の
基本的な発想の1つがある。
【0011】以下にいくつかの数値実施例について説明
する。図4は第1の数値実施例を示し、この結像光学系
は、物体平面1上の図形パターンを円筒外面2上に結像
するものであり、物体平面1側から順に、結像レンズL
と、第1のコーンレンズC1と、第2のコーンレンズC2
と、円錐内面反射面Mを配置し、円錐内面反射面Mの内
部に結像面である円筒外面2を配置している。物体平面
1上の図形パターン領域は、光軸zを中心とした半径H
o=6mmの円と半径Ho=7mmの円とに囲まれたドー
ナツ状の領域である。また円筒外面2上の結像領域は、
円錐内面反射面Mの頂点から物体平面1側に向って、
9.5mmから10.5mmまでの円筒外周領域であ
る。物体領域の半径方向の幅は1mmであり、像領域の
光軸方向の幅も1mmであるから、この結像光学系の倍
率は等倍である。また第1のコーンレンズC1と第2の
コーンレンズC2は、互いの頂角が対向するように配置
されており、更に相対向するレンズ面の頂角が異なるよ
うに、すなわち第1のコーンレンズC1の第2面の稜線
傾斜角度θ16と第2のコーンレンズC2の第1面の稜線
傾斜角度θ17とが異なるように形成されている。こうし
てメリジオナル像面とサジタル像面との非点隔差の減少
を図っている。
【0012】第1の数値実施例の諸元を表1に示す。表
1の[レンズ諸元]中、第1カラムは物体側からのレン
ズ面の番号、第2カラムrは各レンズ面の曲率半径又は
稜線傾斜角度、第3カラムdは各レンズ面の間隔、第4
カラムndは輝線スペクトルd線(基準波長λ=58
7.6nm)に対する屈折率、第5カラムは部材符号を
表している。また図5に、第1の数値実施例のスポット
ダイヤグラムを示す。スポットダイヤグラムより明らか
なように、物体領域の全域にわたり優れた結像性能を有
することが解る。
【0013】
【表1】
【0014】次に図6は第2の数値実施例を示し、この
結像光学系は、物体平面1上の図形パターンを、頂角5
0°の円錐の外面3上に結像するものである。物体平面
1上の図形パターン領域は、光軸zを中心とした半径H
o=12.5mmの円と半径Ho=20mmの円とに囲ま
れたドーナツ状の領域である。また円錐外面3上の結像
領域は、円錐外面3の稜線に沿った長さ8.5mmの円
錐外周領域である。半径方向の物体領域幅は7.5mm
であるから、この結像光学系の倍率は1.133倍であ
る。第2の数値実施例の諸元は、表1に示した第1の数
値実施例の諸元と基本的に同一であるが、円錐内面反射
面Mの稜線傾斜角度θ18が、 θ18=−38° である点のみ相違する。図7に、第2の数値実施例のス
ポットダイヤグラムを示す。
【0015】次に図8は第3の数値実施例を示し、この
結像光学系は、第1の数値実施例と同様に、物体平面1
上の図形パターンを円筒外面2上に結像するものであ
る。物体平面1上の図形パターン領域は、光軸zを中心
とした半径Ho=6.5mmの円と半径Ho=8mmの円
とに囲まれたドーナツ状の領域である。また円筒外面2
上の結像領域は、円錐内面反射面Mの頂点から物体平面
1側に向って、10mmから11.5mmまでの円筒外
周領域である。物体領域の半径方向の幅は1.5mmで
あり、像領域の光軸方向の幅は1.5mmであるから、
この結像光学系の倍率は1.0倍である。第3の数値実
施例の諸元は、表1に示した第1の数値実施例の諸元と
基本的に同一であるが、結像レンズL内に配置した開口
絞りASの断面形状が、 メリジオナル断面方向×サジタル断面方向=5mm×1
mm となっており、したがって実効Fナンバーが、 メリジオナル断面:F/25.6 サジタル断面: F/128 となっている点で相違する。このことにより、第1数値
実施例に比べ良像範囲を拡大できる。図9に、第3の数
値実施例のスポットダイヤグラムを示す。
【0016】また図10(A)に開口絞りASの斜視図
を示す。開口絞りASをどのような形状にしようとも、
その入射面においてメリジオナル光束とサジタル光束と
を区別することはできない。すなわち開口絞りASの入
射面には、メリジオナル光束とサジタル光束とが分け隔
てなく入射する。したがってメリジオナル光束とサジタ
ル光束とを区別するには、光束の進行方向に一定の厚み
を持った開口絞りASを用いる必要がある。本実施例で
は開口の形状を、光軸zを含むメリジオナル断面方向に
は長く、これに直交するサジタル断面方向には短い矩形
断面としているから、メリジオナル光束はこの絞りAS
を通過することができ、サジタル光束はこの絞りの内壁
によって吸収される。したがってこの開口絞りASを光
軸zを中心として回転することにより、物体領域のすべ
ての範囲から出た光束について、メリジオナル光束は絞
らずに、サジタル光束だけを絞ることができ、こうして
メリジオナル光束に対して前ピン状態となり安いサジタ
ル光束の減少を図ることができる。
【0017】図10(B)は、第3数値実施例の開口絞
りASの別の態様を示す。図10(A)の開口絞りは、
光軸zと直交する断面形状が矩形であったが、図10
(B)の開口絞りASは、サジタル方向の光束をさらに
カットするために光軸zと直交する断面形状を縦長先す
ぼまり形に形成したものである。これらの開口絞りAS
は、光軸z方向に一定の厚みを持つように構成している
が、入射側端面と射出側端面とに対応してそれぞれ薄肉
の絞りを設け、両絞りを一体として回転する構成とする
こともできる。またこれらの開口絞りASは、円錐内面
反射面Mよりも手前側ならば、光路中のどの場所に配置
することもできる。但し光軸zに対する光束の角度が最
も急になる瞳空間に配置すると、メリジオナル光束とサ
ジタル光束とを最も効率的に分離することができて好ま
しい。
【0018】図11は開口絞りASの更に別の態様を示
す。この絞りASは円錐状に形成され、稜線方向に長い
開口を有するように形成されており、円錐内面反射面M
の手前側に配置される。光束がこの絞りASに入射する
ときには、メリジオナル光束もサジタル光束も分け隔て
なく開口より入射して円錐内面反射面Mに到達するが、
円錐内面反射面Mで反射した後に再度開口を通過すると
きには、メリジオナル光束は光軸を含む断面内にあり、
したがって開口を設けた稜線方向の断面内にあるから開
口を通過するが、サジタル光束は開口を通過できない。
こうしてサジタル光束の減少を図ることができる。
【0019】
【発明の効果】本発明により、平面と、円筒又は円錐の
外面又は内面とを共役にするという特殊な共役関係にも
かかわらず、十分な結像性能を持った結像光学系が提供
された。したがって例えば、構成部材を一切動かすこと
なく、物体平面上の渦巻きパターンを円筒外面または円
錐外面上に投影して、いわゆる「ネジクギ」を作ること
が可能となった。本発明は、これにとどまらず、一般的
な物像投影関係に使用しても何ら支障はない。また、共
役関係の一般的な性質として、平面から例えば円筒外面
への投影と共に、この逆の関係、すなわち例えば円筒外
面から平面への投影にも使用できる。さらに、本発明に
ては、円錐反射面を内面反射にて使用する光学系につい
て詳述したが、これらの内容は円錐を外面反射として使
用した場合にも全て適用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概略斜視図
【図2】該実施例を示す概略断面図
【図3】サジタル像面の倒れを示す説明図
【図4】第1の数値実施例を示す構成図
【図5】該実施例のスポットダイヤグラム
【図6】第2の数値実施例を示す構成図
【図7】該実施例のスポットダイヤグラム
【図8】第3の数値実施例を示す構成図
【図9】該実施例のスポットダイヤグラム
【図10】該実施例の開口絞りを示す斜視図
【図11】該実施例の開口絞りの別の態様を示す斜視図
【符号の説明】
1…物体平面 1a…図形パターン 2…円筒外面 2a…像 2m…メリジオナル像面 2s…サジタル像面 3…円錐外面 5…仮想結像面 5m…仮想メリジオナル像面 5s…仮想サジタル
像面 L…結像レンズ L1…結像レンズ前
群 L2…結像レンズ後群 AS…開口絞り C、C1、C2…コーンレンズ M…円錐内面反射面 z…光軸 a…主光線 b…周辺光線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯塚 豊 東京都千代田区丸の内3丁目2番3号 株 式会社ニコン内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光軸と直交して平面を配置し、該平面側よ
    り順に、結像レンズと、1又は複数個のコーンレンズ
    と、該コーンレンズ側とは反対側に頂角を向けた円錐内
    面反射面とを配置し、該円錐内面反射面の内部に円筒外
    面又は円錐外面を配置し、前記平面と前記円筒外面又は
    円錐外面とのうちのいずれか一方にパターンを配置し、
    該パターンの像を前記平面と前記円筒外面又は円錐外面
    とのうちのいずれか他方に結像した結像光学系。
  2. 【請求項2】前記コーンレンズは、互いの頂角を対向し
    て配置し、相対向するレンズ面の頂角が異なるように形
    成した一対のコーンレンズである、請求項1記載の結像
    光学系。
  3. 【請求項3】光軸と直交して平面を配置し、該平面側よ
    り順に、結像レンズと、該結像レンズ側に頂角を向けた
    円錐外面反射面とを配置し、該円錐外面反射面の外部に
    円筒内面又は円錐内面を配置し、前記平面と前記円筒内
    面又は円錐内面とのうちのいずれか一方にパターンを配
    置し、該パターンの像を前記平面と前記円筒内面又は円
    錐内面とのうちのいずれか他方に結像した結像光学系に
    おいて、 前記結像レンズと円錐外面反射面との間に、1又は複数
    個のコーンレンズを配置したことを特徴とする結像光学
    系。
  4. 【請求項4】前記結像レンズは、少なくとも前記像側に
    テレセントリックな光学系である、請求項1、2又は3
    記載の結像光学系。
  5. 【請求項5】前記円錐内面反射面又は円錐外面反射面の
    前記頂角は90°である、請求項1、2、3又は4記載
    の結像光学系。
  6. 【請求項6】前記パターンと像との間の光路中に、サジ
    タル方向の光量をメリジオナル方向の光量よりも減少さ
    せる絞りを設け、該絞りを前記光軸を軸芯として回転可
    能に配置した、請求項1〜5のいずれか1項記載の結像
    光学系。
JP8356017A 1996-12-24 1996-12-24 結像光学系 Pending JPH10186236A (ja)

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