JPH10186087A - 原子炉減圧系起動制御装置 - Google Patents

原子炉減圧系起動制御装置

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JPH10186087A
JPH10186087A JP8347868A JP34786896A JPH10186087A JP H10186087 A JPH10186087 A JP H10186087A JP 8347868 A JP8347868 A JP 8347868A JP 34786896 A JP34786896 A JP 34786896A JP H10186087 A JPH10186087 A JP H10186087A
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Japan
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signal
test
pressure
reactor
circuit
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JP8347868A
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Hiroshi Suzuki
博志 鈴木
Shingo Oda
伸吾 織田
Satoshi Miura
聡志 三浦
Koji Hashimoto
光司 橋本
Minoru Saito
実 斉藤
Hitoshi Tate
等 楯
Kazunobu Fujii
一信 藤井
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Hitachi Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動減圧系の起動信号回路試験を行う場合、
主蒸気逃がし安全弁の弁誤開放を防止するシステムの提
供にある。 【解決手段】 自動減圧系起動信号回路において、テス
トスイッチから入力したテスト信号は、自己保持信号回
路が作動する。テスト信号とAグループの起動信号が
同時に出力している場合、の信号によりCグループで
模擬信号を入力してもワイプアウト(WO)をかけ信号
を遮断し、AグループとCグループの信号を同時に出力
しない信号回路とする。また、テスト信号とCグループ
の起動信号が同時に出力している場合、の信号によ
りAグループで模擬信号を入力してもワイプアウト(W
O)をかけ信号を遮断し、AグループとCグループの信
号を同時に出力しない信号回路とする。さらに、試験中
に自動減圧系の起動要求があった場合、との両信号
によりテスト信号の自己保持信号回路にワイプアウト
(WO)をかけテスト信号を遮断し起動信号が出力する
信号回路とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、沸騰水型原子炉の
非常用炉心冷却系である自動減圧系に係わり、自動減圧
系起動制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】沸騰水型原子炉では、常時運転されてい
る常用系の機器とは別に、原子炉の事故時に起動する系
統として、非常用炉心冷却系(ECCS)があり、その
構成を図9に示す。非常用炉心冷却系は、原子炉圧力容
器1に直接接続する配管等が万一破損して冷却材が流出
した場合、原子炉圧力容器1内に冷却材を注水し炉心冠
水を維持する作用をする。
【0003】この非常用炉心冷却系は、高圧炉心冷却
系、低圧炉心冷却系および自動減圧系で構成される。
【0004】図9のECCSの中で高圧炉心冷却系は、
高圧炉心冷却ポンプ25、配管および弁等で構成されて
おり、水源として復水貯蔵タンク23および圧力抑制プ
ール22の水が用いられ、高圧炉心冷却ポンプ吸込み弁
26a,26bの開閉により切り替える。この高圧炉心
冷却系は、原子炉圧力容器1内の圧力が高圧状態で炉心
2に注水することができる。
【0005】低圧炉心冷却系は、低圧炉心冷却ポンプ3
0、配管および弁等で構成されており、水源として圧力
抑制プール22水が用いられる。圧力抑制プール22水
は、低圧炉心冷却ポンプ30により原子炉圧力容器1内
に注水される。事故時に原子炉圧力容器1等から流出し
た冷却水は、ベント管20を通り圧力抑制プール22に
戻り、再び原子炉圧力容器1内に注水されるよう循環運
転される。この低圧炉心冷却系は、原子炉圧力容器1の
圧力が低い状態で炉心2に注水することができる。原子
炉圧力容器1の圧力が高い状態では自動減圧系により原
子炉圧力容器内の圧力を減圧してから炉心2に注水す
る。
【0006】自動減圧系は、高圧炉心冷却系が作動不能
時に低圧炉心冷却系と連携して炉心に冷却材を注水する
機能を有する。原子炉圧力容器1内の圧力が高い状態の
時、低圧炉心冷却系による炉心への注水はできないた
め、原子炉圧力容器1と原子炉格納容器18の内側にあ
る主蒸気隔離弁12との間の主蒸気配管3に設けられ
た、主蒸気逃がし安全弁14を強制的に開放して、低圧
炉心冷却系により炉心注水可能な圧力まで急速減圧す
る。この自動減圧系は単独では、原子炉圧力容器1内に
冷却材を注水する機能は無く、作動すれば冷却材の減少
を速めることになるため、自動減圧系の起動条件には低
圧炉心冷却系の起動を条件としている。主蒸気逃がし安
全弁14から放出された蒸気は、排気管15を通り圧力
抑制プール22に導き凝縮させ、原子炉格納容器18の
圧力が上昇することを抑制している。
【0007】図10に自動減圧系の起動信号回路を示
す。自動減圧系の起動信号は、原子炉格納容器18に設
けられた格納容器圧力計35及び原子炉圧力容器1に設
けられた原子炉水位計36からの信号、または、中央制
御盤38の起動スイッチ37からの信号を制御装置39
で受ける。信号を受けた制御装置39は、信号回路に起
動信号を出力し、主蒸気逃がし安全弁14を開放する。
【0008】主蒸気逃がし安全弁14は、バネ式(アク
チュエータ付)で、アクチュエータ4により逃がし弁と
して作動させることのできるバネ式安全弁である。この
主蒸気逃がし安全弁14は、バネ式の安全弁に外部から
強制的に開閉を行うアクチュエータ4を取付けたもの
で、蒸気圧力がスプリングの設定圧力に達すると自動的
に開放するほか、制御装置39からの信号によってアク
チュエータ4のピストンに窒素を供給して弁を強制的に
開放することが可能となっている。図11に主蒸気逃が
し安全弁14の詳細を示す。主蒸気逃がし安全弁14
は、自動減圧系機能、逃がし弁機能および安全弁機能が
ある。
【0009】自動減圧系機能として、自動減圧系自動起
動信号または手動起動信号で自動減圧系機能用電磁弁5
a,5bを開閉することにより、アクチュエータ4のピ
ストンに窒素ガス供給系または自動減圧系機能用アキュ
ムレータ7に蓄えられた窒素ガスを供給し、アクチュエ
ータ4のピストンを駆動して強制的に主蒸気逃がし安全
弁14を開放する。2弁の自動減圧系機能用電磁弁5
a,5bは各々起動信号が分けられており、自動減圧系
の起動信号として区分1起動信号と区分2起動信号で別
々の自動減圧系機能用電磁弁5a,5bに接続されてい
る。
【0010】逃がし弁機能として、原子炉圧力容器1内
の過度の圧力上昇を抑えるため、原子炉圧力高の信号ま
たは手動起動信号で、逃がし弁機能用電磁弁6の開閉に
よりアクチュエータ4のピストンに窒素ガスを供給し
て、主蒸気逃がし安全弁14を強制的に開放することが
可能となっている。なお窒素ガスは、窒素ガス供給系ま
たは逃がし弁機能用アキュムレータ8に蓄えられた窒素
ガスが供給される。
【0011】安全弁機能として、原子炉圧力容器1内の
過度の圧力上昇を抑えるため、逃がし弁のバックアップ
として、原子炉圧力容器1内の圧力の上昇に伴い自動的
にスプリングに打ち勝って開放することができる。
【0012】従来の自動減圧系起動制御装置の区分1起
動信号回路を図12に示す。自動減圧系の論理回路は区
分1起動信号および区分2起動信号の2系統からなり、
いずれかの系統の作動により自動減圧系機能用電磁弁5
aまたは5bが作動し、主蒸気逃がし安全弁14を開放
する。区分2起動信号の起動信号回路は、区分1起動信
号の起動信号回路と同様となるため、図12には区分1
起動信号の起動信号回路のみ示す。図において39a,
39d,39gはANDゲート、39b,39c,39
e,39f,39hはORゲートを示す。
【0013】起動信号は、区分毎に各々2グループあり
A、CグループとB、Dグループに分かれている。区分
1起動信号のAグループは、原子炉格納容器圧力高Aお
よび原子炉圧力容器水位低Aの両信号を受けて作動し、
Cグループは、格納容器圧力高Cおよび原子炉水位低C
の両信号を受けて作動する。AグループとCグループの
両信号を受けて区分1の起動信号を出力する。また、中
央制御室に設けた手動スイッチ37b,37cを用いて
手動により区分1起動信号を出力することができる。ま
た主蒸気逃がし安全弁切換スイッチ37dの切り換えに
より区分1の起動信号を出力することができる。
【0014】前述の非常用炉心冷却系は、原子炉の運転
中に非常用炉心冷却系統の一部を待機除外する場合、残
りの非常用炉心冷却系を試験し起動できることを確認す
る必要がある。高圧炉心冷却系を待機除外する場合、炉
心冷却系として、低圧炉心冷却系の健全状態であること
を確認する必要がある。また、原子炉圧力容器内の圧力
が高圧状態の場合、低圧炉心冷却系だけでの炉心注水は
できないため、同時に自動減圧系の健全状態であること
を確認する必要がある。よって高圧炉心冷却系を待機除
外する場合は、炉心冷却機能を維持するために低圧炉心
冷却系と自動減圧系の両系統の起動が要求されるため、
両方の系統試験を実施し運転可能な状態を確認する必要
がある。自動減圧系の試験としては、起動信号回路の試
験を実施して行なう。
【0015】従来の自動減圧系起動制御装置の起動信号
回路の試験は区分毎に実施しており、自動減圧系区分1
起動信号回路試験の手順フローを図13に示す。区分2
起動信号の自動減圧系起動信号回路試験の手順は、区分
1起動信号と同様のため、図13には、区分1起動信号
の自動減圧系起動信号回路試験フローのみ示す。
【0016】まず、区分1起動信号の自動減圧系起動信
号回路試験としてAグループの試験を実施する。試験に
おいて運転員は、Aグループの自動起動信号である格納
容器圧力高(A)信号と原子炉水位低(A)信号の両信
号の模擬信号を入力する。それにより運転員は、Aグル
ープの起動信号(A)が出力したことを表示により確認
した後に、リセットスイッチ37aにより起動信号
(A)の自己保持信号をワイプアウト(WO)をかけて
リセットする。そこで、運転員は起動信号(A)の自己
保持信号をリセットしたことを確認し、Cグループの試
験を実施する。Aグループの試験同様に、運転員はCグ
ループの自動起動信号である格納容器圧力高(C)信号
と原子炉水位低(C)信号の両信号の模擬信号を入力す
る。それにより運転員は、Cグループの起動信号(C)
が出力したことを表示により確認した後に、リセットス
イッチ37aにより起動信号(C)の自己保持信号をワ
イプアウト(WO)をかけてリセットする。運転員は起
動信号(C)の自己保持信号をリセットしたことを確認
して、区分1起動信号回路試験終了となる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、原子炉
の運転中に非常用炉心冷却系統の一部を待機除外する場
合、残りの非常用炉心冷却系の試験を実施し、健全状態
であることを確認している。高圧炉心冷却系を待機除外
する場合、炉心冷却系として、低圧炉心冷却系の健全状
態であることを確認する。また、原子炉圧力容器内の圧
力が高圧状態の場合、低圧炉心冷却系だけでの炉心注水
はできないため、同時に自動減圧系が健全状態であるこ
とを確認する。自動減圧系の試験は、起動信号回路の試
験を実施する。
【0018】従来の自動減圧系の区分1起動信号回路を
図12に示し、図13に自動減圧系区分1起動信号回路
試験の手順フローを示すように、まず、Aグループの試
験において運転員は、Aグループの自動起動信号である
格納容器圧力高(A)信号と原子炉水位低(A)信号の
両信号の模擬信号を入力する。運転員は、起動信号
(A)が出力したことを確認した後に、起動信号(A)
の自己保持信号をリセットする。そこで、運転員は起動
信号(A)の自己保持信号をリセットしたことを確認
し、Cグループの試験を実施する。Aグループの試験同
様に運転員は、Cグループの自動起動信号である格納容
器圧力高(C)信号と原子炉水位低(C)信号の両信号
の模擬信号を入力する。運転員は、起動信号(C)が出
力したことを確認した後に、起動信号(C)の自己保持
信号をリセットする。運転員は、起動信号(C)の自己
保持信号をリセットしたことを確認して、区分1起動信
号回路信号試験終了となる。
【0019】この区分1起動信号回路試験手順で、Aグ
ループの試験からCグループの試験を実施する場合、図
14に示す試験フローのように、Aグループの自己保持
信号回路のリセットを忘れたり、リセットをしない状態
でCグループの試験に移行してしまうと、主蒸気逃がし
安全弁14が誤開放する。これは、図15に示す起動信
号回路のように、Aグループ模擬信号の入力を解除して
も自己保持信号によりAグループの起動信号が出力され
た状態となり、リセットによりAグループの起動信号を
解除しないでCグループの起動模擬信号を入力すると、
自動減圧系の区分1起動誤信号が発生して、主蒸気逃が
し安全弁14が誤開放する。
【0020】従来は、この誤開放を回避するために、複
数の制御盤で複数の運転員が連絡を取りながら試験を実
施しなければならず、多くの作業手順の確認を必要とし
ていた。
【0021】本発明の目的は、この自動減圧系の試験に
対し自動減圧系起動信号回路の試験を行なう場合の、主
蒸気逃がし安全弁の誤開放を防止するシステムを提供
し、運転員の作業負担の軽減をすることにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、自動減圧
系の自動減圧系起動信号回路の試験のため、原子炉格納
容器圧力高信号と原子炉圧力容器水位低信号の両信号を
受け、主蒸気逃がし安全弁を自動で強制的に開放する自
動起動信号を出力する起動信号回路に、自己保持信号回
路を有するテストスイッチを中央制御室に設け、該テス
トスイッチによるテスト信号出力中に模擬信号による起
動誤信号が主蒸気逃がし安全弁に伝達されるのを阻止す
る試験信号回路を設置したことによって達成される。
【0023】上記試験信号回路は、原子炉格納容器圧力
高および原子炉圧力容器水位低の模擬信号A(又はC)
とテスト信号が同時に出力中には、もう一方の原子炉格
納容器圧力高および原子炉圧力容器水位低の模擬信号C
(又はA)の出力回路を遮断する信号回路を設けたもの
である。
【0024】また上記試験信号回路は、テスト信号出力
中は、模擬信号Aおよび模擬信号Cの両信号による起動
信号の出力回路を遮断する信号回路を設けたものであ
る。
【0025】また上記試験信号回路は、テスト信号出力
中は、自動減圧系電磁弁の電源を遮断する信号回路を設
けたものである。
【0026】また上記試験信号回路は、テスト信号が出
ているとき以外は模擬信号の入力を阻止する信号回路を
設けたものである。
【0027】また上記の目的は、上記試験信号回路に、
自動減圧系信号回路試験中に自動減圧系の起動要求があ
る場合、原子炉格納容器圧力高(A)信号および原子炉
圧力容器水位低(A)信号の同時入力信号と、原子炉格
納容器圧力高(C)信号および原子炉圧力容器水位低
(C)信号の同時入力信号とによりテスト信号を遮断し
て起動要求を優先させるオーバライド信号回路を設けた
ことによって達成される。
【0028】また上記の目的は、主蒸気逃がし安全弁を
自動開放する自動起動信号を出力する起動信号回路に、
模擬信号Aと模擬信号Cを入力する切換え入力スイッチ
を中央制御室に設け、模擬信号A入力中は、模擬信号A
の自己保持信号を遮断するとともに模擬信号Cの入力を
不可にし、模擬信号C入力中は、模擬信号Cの自己保持
信号を遮断するとともに模擬信号Aの入力を不可にする
試験信号回路を設置したことによって達成される。
【0029】また上記の目的は、2区分以上の各系統の
同一起動信号回路に、上記した起動信号回路に試験信号
回路を設置した信号回路を備えたことによって達成され
る。
【0030】上記の手段によれば、自動減圧系の自動減
圧系起動信号回路の試験中に、主蒸気逃がし安全弁が誤
開放することを、テスト信号の自己保持信号により模擬
信号による起動誤信号が出力することを阻止する試験信
号回路の設置によって防止できる。すなわち、模擬信号
Aとテスト信号が出力中は、模擬信号Cの出力回路を遮
断し、模擬信号Cとテスト信号出力中は、模擬信号Aの
出力回路を遮断し、模擬信号AとCの両信号による起動
誤信号の出力を防止する。またテスト信号の自己保持信
号の出力中は模擬信号AおよびCの両信号による起動信
号の出力回路を遮断することによって起動誤信号の出力
を防止する。またテスト信号出力中は自動減圧系電磁弁
の電源を遮断することによって起動誤信号による主蒸気
逃がし安全弁の誤開放を防止する。
【0031】また、模擬信号Aと模擬信号Cの切り換え
によって、模擬信号Aのみ、または模擬信号Cのみを入
力することができ、両信号の同時入力による起動誤信号
の出力を防止することができる。
【0032】また、テスト中に、自動減圧系の起動要求
があると、原子炉格納容器圧力高(A)および原子炉圧
力容器水位低(A)信号の同時入力信号と、原子炉格納
容器圧力高(C)および原子炉圧力容器水位低(C)信
号の同時入力信号とによりテスト信号を遮断して起動要
求を優先させるから、自動起動信号を出力してプラント
の安全機能を達成できる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。
【0034】非常用炉心冷却系は、原子炉の運転中に非
常用炉心冷却系統の一部を待機除外する場合、残りの非
常用炉心冷却系を試験し起動できることを確認する必要
がある。高圧炉心冷却系を待機除外する場合、炉心冷却
系として、低圧炉心冷却系の健全状態であることを確認
する必要がある。また、原子炉圧力容器内の圧力が高圧
状態の場合、低圧炉心冷却系だけでの炉心注水はできな
いため、同時に自動減圧系の健全状態であることを確認
する必要がある。よって高圧炉心冷却系を待機除外する
場合は、炉心冷却機能を維持するために低圧炉心冷却系
と自動減圧系の両系統の起動が要求されるため、自動減
圧系の系統試験を実施し運転可能な状態を確認する必要
がある。自動減圧系の試験としては、起動信号回路の試
験を実施する。
【0035】本発明の自動減圧系起動制御装置は、自動
減圧系の起動信号回路試験に対し主蒸気逃がし安全弁誤
開放を防止するため、図10に示す自動減圧系制御装置
39の起動信号回路に試験信号回路を設け、自動減圧系起
動信号回路試験中に自動減圧系起動誤信号を出力しない
構成とする。また、テスト信号を入力しないと、模擬信
号が入力されない構成とする。自動減圧系の区分1起動
信号回路は、Aグループ(格納容器圧力高(A)信号,
原子炉水位低(A)信号)とCグループ(格納容器圧力
高(C)信号,原子炉水位低(C)信号)の信号が同時
に出力した場合に区分1の起動信号が出力され自動減圧
系起動となり、主蒸気逃がし安全弁14を開放する。こ
の自動減圧系起動制御装置の区分1起動信号回路に基づ
き各実施の形態を以下に説明する。
【0036】図1は、本発明の第1の実施形態を示す。
図中の39a,39d,39g,39i,39jはAN
Dゲート、39b,39c,39e,39f,39hは
ORゲートを示す。自動減圧系起動信号回路の試験中
は、Aグループ(格納容器圧力高(A)信号,原子炉水
位低(A)信号)とCグループ(格納容器圧力高(C)
信号,原子炉水位低(C)信号)の起動信号が同時に出
力しない構成とした。本発明は、試験信号回路としてス
イッチ、リレー、接点等を設け、自動減圧系の原子炉運
転中に実施する自動減圧系起動信号回路の試験で、模擬
起動信号を用いて試験を実施する場合、起動信号のAグ
ループ試験実施後、Cグループ試験に移行するがAグル
ープの自己保持信号回路をリセットしないと、Cグルー
プ信号が出力しない信号回路の構成とした。
【0037】図2は、図1の起動信号回路に試験信号回
路を設けた一部の回路構成を示し、図中39k,39
n,39oはANDゲート、39l,39mはORゲー
ト、39pはNOTゲートを示す。図2の中央制御盤3
8に設けたテストスイッチ37eから入力したテスト信
号によって、自己保持信号回路が作動する。テスト信号
とAグループの起動信号が同時に出力している場合、
の信号によりワイプアウト(WO)をかけCグループ
の信号を遮断し、Cグループで模擬信号を入力してもA
グループとCグループの信号を同時に出力しない信号回
路とする。また、テスト信号とCグループの起動信号
が同時に出力している場合、の信号によりワイプアウ
ト(WO)をかけAグループの信号を遮断し、Aグルー
プで模擬信号を入力してもAグループとCグループの信
号を同時に出力しない信号回路とする。さらに、試験中
に自動減圧系の起動要求があった場合、ANDゲート3
9i,39jの、の両信号によりテスト信号の自己
保持信号回路にワイプアウト(WO)をかけテスト信号
を遮断し自動起動信号が出力する優先信号回路が設けら
れている。模擬起動信号は、起動信号回路試験時以外に
入力することがないため、テスト信号が出力している時
以外は模擬起動信号が入力できない信号回路としてい
る。
【0038】図3は、本発明の第2の実施形態を示す。
第1の実施形態と同様に区分毎に試験信号回路としてス
イッチ、リレー、接点等を設け、自動減圧系の起動信号
回路の試験で、模擬起動信号を用いて試験を実施する場
合、起動信号回路試験中に自動減圧系起動誤信号を出力
しない構成とする。図4は、図3の起動信号回路構成に
試験信号回路を設けた構成を示し、図4のテストスイッ
チ37eから入力したテスト信号によって、自己保持信
号回路が作動する。中央制御室のテストスイッチ37e
から入力したテスト信号により起動信号にワイプアウ
ト(WO)をかけ信号を遮断し、自動減圧系起動信号回
路の試験中は、起動誤信号を出力しない信号回路として
いる。試験終了時、リセットスイッチ37aにより自動
減圧系の起動信号をリセットすると、起動信号の自己保
持信号はリセット信号によりワイプアウト(WO)を
かけ信号を遮断し、自己保持信号を解除する。また、テ
ストスイッチ37eから入力したテスト信号にもワイプ
アウト(WO)をかけ信号を遮断し、自己保持信号を解
除する。さらに、試験中に自動減圧系の起動要求があっ
た場合、、の両信号によりテスト信号にワイプアウ
ト(WO)をかけテスト信号を遮断し、自動起動信号が
出力する信号回路が設けてある。模擬起動信号は、起動
信号回路試験時以外に入力することがないため、テスト
信号が出力している時以外は模擬起動信号が入力できな
い信号回路としている。
【0039】図5は、本発明の第3の実施形態を示す。
この場合も第1の実施形態と同様に区分毎に試験信号回
路としてスイッチ、リレー、接点等を設け、自動減圧系
の起動信号回路の試験で、模擬起動信号を用いて試験を
実施する場合、起動信号回路試験中に自動減圧系起動誤
信号を出力しない構成とする。図6は、図5の起動信号
回路構成に試験信号回路を設けた構成を示し、図6のテ
ストスイッチ37eから入力したテスト信号によって、
自己保持信号回路が作動する。テストスイッチ37eか
ら入力したテスト信号により自動減圧系用電磁弁5a,
5bの電源を遮断し、主蒸気逃がし安全弁14が誤開放
しない信号回路としている。試験終了時、リセットスイ
ッチ37aにより自動減圧系の起動信号をリセットする
と、起動信号の自己保持信号はリセット信号によりワ
イプアウト(WO)をかけ信号を遮断し、自己保持信号
を解除する。また、テストスイッチ37eから入力した
テスト信号にワイプアウト(WO)をかけ信号を遮断
し、自己保持信号を解除する。さらに、試験中に自動減
圧系の起動要求があった場合、、の両信号によりテ
スト信号にワイプアウト(WO)をかけテスト信号を遮
断し、起動信号が出力する優先信号回路を設けてある。
模擬起動信号は、起動信号回路試験時以外に入力するこ
とがないため、テスト信号が出力している時以外は模擬
起動信号が入力できない信号回路としている。
【0040】図7は、本発明の第4の実施形態を示す。
区分毎にテスト模擬信号が出力される試験信号回路とし
てスイッチ、リレー、接点等を設け、自動減圧系起動信
号回路の試験で、試験グループ毎に模擬信号を出力し、
同時に自己保持信号にワイプアウト(WO)をかけ自己
保持信号を遮断する。図8の切換器のテスト模擬信号ス
イッチ37fによりAグループの試験を実施すると、A
グループの模擬信号(9)を出力すると同時に、自己保持
信号を遮断する。また、テスト模擬信号スイッチ37f
によりCグループの試験を実施すると、Cグループの模
擬信号(10)を出力すると同時に、自己保持信号を遮断す
る。このため、Aグループの試験からCグループの試験
に移行しても、AグループからCグループに信号が切り
換わり両信号が同時に出力することなく試験することが
できる。
【0041】さらに、試験中に自動減圧系の起動要求が
あった場合、Aグループ試験中であれば、模擬信号(9)
によりAグループ自己保持信号を遮断していても、模擬
信号(9)が継続して出力されているので、これとCグル
ープの起動信号とで自動起動することができる。Cグル
ープ試験中であれば、模擬信号(10)によりCグループ自
己保持信号を遮断していても、模擬信号(10)が継続して
出力されているので、Aグループの起動信号とで自動起
動することができる。
【0042】なお、本発明の実施形態で示している自動
減圧系制御装置の試験信号回路の構成は、ハードワイヤ
ード/リレー回路に限定するものではなく、集積回路
(IC)チップ等で制御装置を構成することができる。
【0043】
【発明の効果】本発明は、自動減圧系の起動信号回路の
試験を実施する場合に、起動信号回路に試験信号回路を
設けたため、主蒸気逃がし安全弁が誤開放することを防
止できる。
【0044】さらに、起動信号回路の試験信号回路は、
試験中に起動要求があった場合テスト信号を遮断して主
蒸気逃がし安全弁を作動させるオーバライド機能が付加
されているので、試験中におけるプラント安全機能が向
上できる。
【0045】また、原子炉運転中に高圧炉心冷却系を待
機除外する場合には、自動減圧系と低圧炉心冷却系を試
験する必要があるが、このような場合に、運転員は自動
減圧系起動信号回路の試験を安全にかつ容易に行うこと
ができ、運転員の作業負担低減に効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の回路構成図。
【図2】図1の一部回路構成図。
【図3】本発明の第2の実施形態の回路構成図。
【図4】図3の一部回路構成図。
【図5】本発明の第3の実施形態の回路構成図。
【図6】図5の一部回路構成図。
【図7】本発明の第4の実施形態の回路構成図。
【図8】図7の一部回路構成図。
【図9】沸騰水型原子炉の非常用炉心冷却系の構成図。
【図10】自動減圧系の起動信号の制御装置の構成図。
【図11】主蒸気逃がし安全弁構成図。
【図12】従来の自動減圧系起動信号回路の構成図。
【図13】従来の自動減圧系起動信号回路の試験手順フ
ロー図。
【図14】従来の自動減圧系起動信号回路の誤った試験
手順フロー図。
【図15】誤った試験手順による誤起動信号回路の説明
図。
【符号の説明】
1…原子炉圧力容器、2…炉心、3…主蒸気配管、4…
アクチュエータ、5a,5b…自動減圧機能用電磁弁、
6…逃がし弁機能用電磁弁、7…自動減圧機能用アキュ
ムレータ、8…逃がし弁機能用アキュムエータ、9a,
9b…窒素ガス供給配管、10a,10b…窒素ガス供
給逆止弁、11…給水配管、12…主蒸気内側隔離弁、
13…主蒸気外側隔離弁、14…主蒸気逃がし安全弁、
15…排気管、16…給水逆止弁、17…タービン加減
弁、18…原子炉格納容器、19…ドライウェル、20
…ベント管、21…圧力抑制室、22…圧力抑制プー
ル、23…復水貯蔵タンク、24a,24b…ストレー
ナ、25…高圧炉心冷却ポンプ、26a,26b…高圧
炉心冷却ポンプ吸込み弁、27…高圧炉心冷却ポンプ出
口逆止弁、28…高圧炉心冷却注入弁、29…高圧炉心
冷却試験可能逆止弁、30…低圧炉心冷却ポンプ、31
…低圧炉心冷却ポンプ吸込み弁、32…低圧炉心冷却ポ
ンプ出口逆止弁、33…低圧炉心冷却注入弁、34…低
圧炉心冷却試験可能逆止弁、35…格納容器圧力計、3
6…原子炉水位計、37…自動減圧系起動スイッチ、3
8…中央制御盤、39…自動減圧系制御装置、37a…
リセットスイッチ、37b,37c…手動スイッチ、3
7d…主蒸気逃がし安全弁切換スイッチ、37e…テス
トスイッチ、37f…テスト模擬信号スイッチ、39
a,39d,39g,39i,39j,39k,39
n,39o…ANDゲート、39b,39c,39e,
39f,39h,39l,39m,39q,39r,3
9s,39t,39u,39v…ORゲート、39p…
NOTゲート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三浦 聡志 茨城県日立市幸町三丁目2番1号 日立エ ンジニアリング株式会社内 (72)発明者 橋本 光司 茨城県日立市幸町三丁目2番1号 日立エ ンジニアリング株式会社内 (72)発明者 斉藤 実 茨城県日立市大みか町三丁目18番1号 茨 城日立情報サービス株式会社内 (72)発明者 楯 等 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 藤井 一信 茨城県日立市幸町三丁目2番1号 日立エ ンジニアリング株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 沸騰水型原子炉の冷却材喪失事故時に、
    非常用炉心冷却系の低圧炉心冷却系による注水を促進す
    るために、主蒸気配管の格納容器の内側に設けられた主
    蒸気逃がし安全弁を自動で強制的に開放して、原子炉圧
    力容器内の圧力を低圧状態にする自動減圧系の起動制御
    装置おいて、原子炉格納容器内の圧力高信号と原子炉圧
    力容器内の水位低信号の両信号を受け、上記主蒸気逃が
    し安全弁を自動で強制的に開放する自動起動信号を出力
    する起動信号回路に、自己保持信号回路を有するテスト
    スイッチを中央制御室に設け、該テストスイッチによる
    テスト信号出力中に模擬信号による起動誤信号が主蒸気
    逃がし安全弁に伝達されるのを阻止する試験信号回路を
    設置したことを特徴とする原子炉減圧系起動制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の原子炉減圧系起動制御装
    置において、上記試験信号回路は、原子炉格納容器圧力
    高および原子炉圧力容器水位低の模擬信号Aとテスト信
    号が同時に出力中には、もう一方の原子炉格納容器圧力
    高および原子炉圧力容器水位低の模擬信号Cの出力回路
    を遮断する信号回路を設けたものであることを特徴とす
    る原子炉減圧系起動制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の原子炉減圧系起動制御装
    置において、上記試験信号回路は、原子炉格納容器圧力
    高および原子炉圧力容器水位低の模擬信号Cとテスト信
    号が同時に出力中には、もう一方の原子炉格納容器圧力
    高および原子炉圧力容器水位低の模擬信号Aの出力回路
    を遮断する信号回路を設けたものであることを特徴とす
    る原子炉減圧系起動制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の原子炉減圧系起動制御装
    置において、上記試験信号回路は、テスト信号出力中
    は、原子炉格納容器圧力高および原子炉圧力容器水位低
    の模擬信号Aおよび原子炉格納容器圧力高および原子炉
    圧力容器水位低の模擬信号Cの両信号による起動信号の
    出力回路を遮断する信号回路を設けたものであることを
    特徴とする原子炉減圧系起動制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の原子炉減圧系起動制御装
    置において、上記試験信号回路は、テスト信号出力中
    は、自動減圧系電磁弁の電源を遮断する信号回路を設け
    たものであることを特徴とする原子炉減圧系起動制御装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1から5記載のいずれかの原子炉
    減圧系起動制御装置において、上記試験信号回路は、テ
    スト信号が出ているとき以外は、模擬信号の入力を阻止
    する信号回路を設けたものであることを特徴とする原子
    炉減圧系起動制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項1から6記載のいずれかの原子炉
    減圧系起動制御装置において、上記試験信号回路に、自
    動減圧系信号回路試験中に自動減圧系の起動要求がある
    場合、原子炉格納容器圧力高(A)信号および原子炉圧
    力容器水位低(A)信号の同時入力信号と、原子炉格納
    容器圧力高(C)信号および原子炉圧力容器水位低
    (C)信号の同時入力信号とによりテスト信号を遮断し
    て起動要求を優先させる信号回路を設けたことを特徴と
    する原子炉減圧系起動制御装置。
  8. 【請求項8】 沸騰水型原子炉の冷却材喪失事故時に、
    非常用炉心冷却系の低圧炉心冷却系による注水を促進す
    るために、主蒸気配管の格納容器の内側に設けられた主
    蒸気逃がし安全弁を自動で強制的に開放して原子炉圧力
    容器内の圧力を低圧状態にする自動減圧系の起動制御装
    置において、原子炉格納容器内の圧力高信号と原子炉圧
    力容器内の水位低信号の両信号を受け、上記主蒸気逃が
    し安全弁を自動開放する自動起動信号を出力する起動信
    号回路に、模擬信号Aと模擬信号Cを入力する切り替え
    入力スイッチを中央制御室に設け、模擬信号A入力中
    は、模擬信号Aの自己保持信号を遮断するとともに模擬
    信号Cの入力を不可にし、模擬信号C入力中は、模擬信
    号Cの自己保持信号を遮断するとともに模擬信号Aの入
    力を不可にする試験信号回路を設置したことを特徴とす
    る原子炉減圧系起動制御装置。
  9. 【請求項9】 2区分以上の各系統の同一起動信号回路
    に、請求項1から8記載のいずれかの原子炉減圧系起動
    制御装置の起動信号回路に試験信号回路を設置した信号
    回路を備えたことを特徴とする原子炉減圧系起動制御装
    置。
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