JPH10184401A - 電子スロットル制御装置 - Google Patents

電子スロットル制御装置

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JPH10184401A
JPH10184401A JP36042197A JP36042197A JPH10184401A JP H10184401 A JPH10184401 A JP H10184401A JP 36042197 A JP36042197 A JP 36042197A JP 36042197 A JP36042197 A JP 36042197A JP H10184401 A JPH10184401 A JP H10184401A
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electronic throttle
opening
magnetic pole
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Hiroyuki Kanazawa
宏至 金澤
Fumio Tajima
文男 田島
Yasuhiko Honda
恭彦 本田
Yasushi Sasaki
靖 佐々木
Teruhiko Minegishi
輝彦 嶺岸
Kimikatsu Hashimoto
仁克 橋本
Tatsuya Yoshida
龍也 吉田
Yuuzou Kadomukai
裕三 門向
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Hitachi Automotive Systems Engineering Co Ltd
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Hitachi Ltd
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】装置全体の小型化を可能とする電子スロットル
制御装置を提供する。 【解決手段】モータ115において、ステータ116に
は3の倍数の突極がありそのうちの1組の3個に磁極セ
ンサ119が120度の位相差で配置され、コイル11
2は集中巻きでコイル全体でY結線接続である。磁極セ
ンサ119は、それぞれの突極の中央でなくモータのロ
ータの回転方向に対して逆方向にずらして配置する。こ
のずらす角度は、モータの基本周波数を電気角360度
で定義した場合における電気角30度までの範囲でずら
して配置すれば、問題としている高速回転時以外すなわ
ち低速時においても正方向のトルクを出すことができ
る。なお、機械的な整流器を有する直流モータの場合で
も、ブラシの位置を同じ方法でずらすことにより同様の
効果を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の吸気を
制御する電子スロットル制御装置の構造に係り、特に装
置の小型化が可能な電子スロットル制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスロットルボディーの構造におけ
るバルブシャフト、アクチュエータ、クラッチ等の配置
について、以下の5つの公知例がある。 1.冷却式スロットルアクチュエータ(特開平2−55
842) この公知技術は、モータの内部に冷媒の流通管路を設け
ることにより、エンジンの運転状態に関係なく常に確実
な冷却効果を得るものである。
【0003】2.スロットルアクチュエータ(特開昭5
9−226244) この公知技術は、駆動モータ、電磁クラッチ機構、スロ
ットルバルブを復元させるリターンスプリング、スロッ
トルシャフトの回転を検知するフォトエンコーダを一体
収納構造とすることにより小型化を図るものである。
【0004】3.スロットル制御装置(特開平2−27
123) この公知技術は、操作レバー、制御レバー等の各構成要
素をスロットルボディーの一端と他端に分散配置するこ
とにより小型化を図るとともに、ロストモーションばね
によりアクチュエータによる制御が操作レバーに影響し
ないようにするものである。
【0005】4.内燃機関のスロットルバルブを作動す
るための装置(特開平1−151733) この公知技術は、モータ出力軸とスロットルバルブ軸と
の間に電磁クラッチを設け、この電磁クラッチが通常運
転時には接続され、制御装置故障時及びモータへの電流
遮断時には遮断されるよう構成することにより、高価な
安全論路回路を用いることなく非常走行運転を可能とす
るものである。
【0006】5.車両の内燃機関を制御する装置(特開
平1−301934) この公知技術は、電磁カップリングを設け、通常運転時
にはアクセルレバーとスロットルバルブとを完全に切り
離すよう構成することにより、サーボモーターへのトル
クの影響をなくすものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記公知
技術には以下の問題点が存在する。公知技術1は、アク
チュエータとバルブシャフトとが同一線上に配置され、
また公知技術2は、スロットル軸、電磁クラッチ及びモ
ータが同一軸上に配置されているので、それぞれスロッ
トル軸方向への装置の小型化が困難である。
【0008】公知技術3〜5は、モータとスロットルシ
ャフトをU字型配置とし、スロットル軸方向への小型化
が可能な構造となっているが、公知技術3はモータに隣
接して設けられたクラッチがモータと同一軸でないので
スロットル軸と垂直方向への小型化が制限され、また公
知技術4及び5はスロットル軸にクラッチが配置される
のでモータ軸にクラッチが配置される場合に比べて伝達
動力が大きくなり、その分クラッチ径が大きくなりスロ
ットル軸と垂直方向への小型化が制限され、装置全体の
小型化が困難である。
【0009】本発明の目的は、装置全体の小型化を可能
とする電子スロットル制御装置及びその電子スロットル
制御装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、吸気を制御するスロットルバルブと、前
記スロットルバルブを動作させるトルクを発生する直流
モータとを有する電子スロットル制御装置において、前
記直流モータのブラシを、正回転と逆回転で発生トルク
の大きさが異なるような位置に配置する。これにより、
高速回転時の応答性が向上する。
【0011】好ましくは、前記電子スロットル制御装置
において、前記スロットルバルブを開くモータの回転方
向と逆方向に電気角で30度以内でずらした位置に前記
直流モータのブラシを配置する。これにより、低速時に
おいても正方向のトルクを出力する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1〜
図15により説明する。本発明の第1の実施形態を図1
により説明する。図1は本実施形態の電子スロットル制
御装置の全体構成図である。図1において、スロットル
ボディー101には、空気の流量を制御するためのスロ
ットルバルブ102と、そのスロットルバルブ102の
中心に配置されるバルブシャフト121が設けられる。
バルブシャフト121の一方には、戻しバネ106を介
し開度センサ133及びアクセルドラム132が連結さ
れ、アクセルドラム132にはアクセルワイヤー131
を介してアクセルペダル130が接続されている。また
バルブシャフト121の他方にはギア103Aが連結さ
れ、ギア103Aはモータ105のモータシャフト15
1に電磁クラッチ110を介して固定されるギア103
Bとかみ合うように配置される。すなわち、ギア103
A及び103Bを挟んで、バルブシャフト121に連結
するアクセルドラム132、開度センサ133、戻しバ
ネ106、及びスロットルバルブ102と、モータシャ
フト151に連結する電磁クラッチ110、モータ10
5とがU字型配置を構成する。また、モータ105は直
流モータでもブラシレスモータでもよいが、発熱体であ
るモータ105の放熱の効率向上のためモータ105の
片側をスロットルボディー101の外径に接するように
配置する。以上の構成により本実施形態の電子スロット
ル制御装置はコンパクトな構造となり車内に配置しやす
いものとなる。
【0013】次に本実施形態の電子スロットル制御装置
の動作を説明する。まず、通常の運転時においては、電
磁クラッチ110はオフ状態にあり、運転者がアクセル
ペダル130を踏むとアクセルワイヤー131はアクセ
ルドラム132を回転させるように動作し、アクセルド
ラム132とバルブシャフト121により連結されてい
るスロットルバルブ102が開き方向に回転する。また
アクセルペダル130から足を離した場合には、スロッ
トルバルブ102とスロットルボディー101に配置さ
れた戻しバネ106によりスロットルバルブ102は閉
じるように動作する。このように、通常運転時には運転
者の操作のみによりスロットルバルブの開度を調整す
る。
【0014】次に、モータ105によりTCS(トラク
ションコントロールシステム)の動作を例にバルブの開
閉制御を行う場合について説明する。先に述べたように
運転者がアクセルペダル130を踏んだ場合にはスロッ
トルバルブ102が開くが、エンジンの出力トルクがタ
イヤのグリップの限界を越えた場合にはタイヤは空転す
る。このような状況では運転者は正常に車をコントロー
ルすることが非常に難しくなる。また、無駄なトルクを
出力することにより燃費の低下やタイヤの摩耗等の問題
点が発生する。
【0015】そこで、モータ105のトルクをギア10
3Bに伝達する電磁クラッチ110をオンして動力が伝
わるようにすれば、モータ105の回転は電磁クラッチ
110の回転円盤を介してギア103B、ギア103A
の順序で伝わり最終的にはバルブシャフト121に接続
されるスロットルバルブ102を閉じる方向に制御す
る。このときスロットルバルブ102の開閉角度の制御
は、開度センサ133でバルブ位置をフィードバックす
ることにより目的の開閉角度へスロットルバルブを制御
する。このようにしてモータ105によりスロットルバ
ルブ102を閉じてしまえばエンジン内には空気が入ら
ないために出力トルクは低下し、タイヤの回転数が低下
して路面に食いつき正常な状況に復帰することができ
る。
【0016】また以上のTCSと同様の動作により、I
SC(アイドルスピードコントロール)、ASCD(オ
ートスピードコントロールデバイス)等の制御も可能で
ある。
【0017】本実施形態によれば、ギア103A及び1
03Bを挟んで、バルブシャフト121に連結するアク
セルドラム132、開度センサ133、戻しバネ10
6、及びスロットルバルブ102と、モータシャフト1
51に連結する電磁クラッチ110、モータ105とを
U字型に配置するので、電子スロットル装置全体の小型
化・軽量化を図れる。また、電磁クラッチ110をモー
タシャフト151に配置するので電磁クラッチ110の
径を小さくすることができる。
【0018】本発明の第2の実施形態を図2により説明
する。なおこれ以降、開度センサ及びアクセル関係の図
を省略して説明する。図2は本実施形態の電子スロット
ル制御装置の全体構成図である。図1と共通の部品につ
いては共通の番号で示す。図の電子スロットル制御装置
において、モータ105は、例えばアルミダイキャスト
製でスロットルボディー201と一体成形されたモータ
ケース207に収納されている。モータケース207
は、一体成形としなければスロットルボディー201に
ボルト等で固定する構造でもよい。また、ギア103A
及び103Bよりなるギア部103はスロットルボディ
ー201に取り付けられたギアケース241に収納され
ている。さらに、モータケース207の表面には発熱体
であるモータ105の放熱が向上するように放熱フィン
208を設けている。その他の点は、第1の実施形態と
ほぼ同様である。また、モータ105は第1の実施形態
と同様、直流モータでもブラシレスモータでもよい。
【0019】本実施形態によれば、モータ105及び電
磁クラッチ110をスロットルボディー201と一体成
形されたモータケース207内に配置するので、電子ス
ロットル装置全体の小型化・軽量化を図れる。発熱体で
あるモータ105の片側をスロットルボディー201の
外周に接するように配置するとともに、モータケース2
07に放熱フィン208を設けるので、モータ105の
冷却を効率よく行える。
【0020】本発明の第3の実施形態を図3及び図4に
より説明する。図3は本実施形態の電子スロットル制御
装置の全体構成図である。図1及び図2と共通の部品に
ついては共通の番号で示す。図3において、モータをブ
ラシレスモータとしてかつ半円型モータ305とし、さ
らに装置全体の小型化を図るものである。その他の点に
ついては第1の実施形態とほぼ同様である。
【0021】図4は半円型モータ305の断面図であ
る。半円型モータ305は、モータシャフト451、磁
路ヨーク409、永久磁石457を外周に配置したロー
タ455、及びコイル452を巻いたステータ456か
ら構成される。また、ステータ456には30度間隔で
設けた12個の突極のうち3個の突極をカットし、残り
の9個の突極にそれぞれコイル452を巻いたものであ
る。カットした3個の突極の部分には磁極センサ459
を3個並べて配置する。コイルは1個の突極に対して集
中巻きで各相連続的に接続されコイル全体ではY結線接
続である。以上のように構成した半円型モータ305を
スロットルバルブ102のボアに接するように配置す
る。
【0022】本実施形態によれば、半円型モータ305
を使用するのでモータ断面積が小さくなり、電子スロッ
トル装置全体をさらに小型化・軽量化することができ
る。また、温度特性の悪い磁極センサ459がスロット
ルバルブ102のボア近傍に配置されるので熱伝導によ
る冷却が促進され、磁極センサ459の温度変動を小さ
くすることができ安定した動作を得ることができる。ま
た高価な高温用磁極センサを用いる必要がなくなるので
コストダウンを図れる。
【0023】本発明の第4の実施形態を図5により説明
する。図5は本実施形態の電子スロットル制御装置の全
体構成図である。図1及び図2と共通の部品については
共通の番号で示す。図における電子スロットル制御装置
は、モータ505をブラシレスモータとし、モータ50
5とその制御回路であるコントローラ550を一体成形
で構成したものである。その他の点については第1の実
施形態とほぼ同様である。
【0024】本実施形態によれば、ブラシレスモータで
あるモータ505に係る配線数が減少しコストダウンを
図れる。また配線処理が簡単になるので電子スロットル
制御装置全体の小型化・軽量化を図れる。
【0025】本発明の第5の実施形態を図6及び図7に
より説明する。図6は、本実施形態の電子スロットル制
御装置の全体構成図である。図1と共通の部品について
は共通の番号で示す。図6の電子スロットル制御装置
は、バルブシャフト621にモータ605を内蔵したも
のであり、スロットルボディー101、スロットルバル
ブ102、バルブシャフト621、モータ605及び戻
しバネ106で構成される。またモータ605にはブラ
シレスモータまたはステップモータを使用する。
【0026】図7は、バルブシャフト621の内部に配
置されるモータ605の構造図である。バルブシャフト
621は、ベアリング763を介してスロットルボディ
ー101に固定されている。バルブシャフト621の内
部には、モータ605の軸となる固定子シャフト754
がベアリング753を介してバルブシャフト621に支
持され、また、永久磁石で構成されるロータ755がバ
ルブシャフト621の内側に固定されている。
【0027】固定子シャフト754にはコイル752を
有するステータ756が固定される。また、固定子シャ
フト754は中空シャフトでありモータの配線等の電線
は引き出し線758としてスロットルバルブ102の動
作を支障することなく外部に引き出す。
【0028】本実施形態によれば、モータ605をバル
ブシャフト621に内蔵して設けるので電子スロットル
制御装置全体の小型化・軽量化を図れる。また吸入空気
が通過する通路内にモータ605を配置するので、モー
タ605の冷却効果が向上する。したがってモータ60
5自体の小型化・軽量化を図れる。
【0029】本発明の第6の実施形態を図8により説明
する。図8は本実施形態の電子スロットル制御装置の磁
極部分の構造図及び断面図である。図8における電子ス
ロットル制御装置において、モータ805はブラシレス
モータであり、モータシャフト851、磁路ヨーク80
9、永久磁石857を外周に配置したロータ855、コ
イル852を巻いたステータ856、及び2個のベアリ
ング853から構成される。ステータ856には3の倍
数の突極854がありそのうちの1組の3個にホール素
子等の磁極センサ859が120度の位相差で配置され
る。またコイル852は1個の突極854に対して集中
巻きで各相連続的に接続されコイル全体ではY結線接続
である。ここで120度の位相角で配置するのは磁極の
部分で発生するコギングトルクを低減するためである。
【0030】本実施形態の構成においては、磁極センサ
859を突極854に配置するが、従来のコイルを12
個巻いていた場合と比較するとコイルが9個となりトル
クが3/4となる。したがって同トルクを得るためには
積み厚を4/3倍にしなければならないが、磁極センサ
859を別途設置するためのロータが不要となるのでそ
の分軸長が短くなりモータの小型化・軽量化を図ること
ができる。また、モータ805の永久磁石857を磁極
センサ859用の磁力発生部として利用するので、別途
磁力発生部を設ける必要がなくなり部品数が減少してコ
ストダウンを図れる。さらに、ステータ856への熱伝
導により磁極センサ859の冷却を促進することがで
き、高価な高温用磁気センサを用いる必要がなくコスト
ダウンを図れる。
【0031】本発明の第7の実施形態を図9により説明
する。図9は本実施形態の電子スロットル制御装置の磁
極部分の断面図である。図9の電子スロットル制御装置
は、モータケース907の内部にブラシレスモータであ
るモータ905と電磁クラッチ910を内蔵するもの
で、モータシャフト951のモータ側には、モータ用ロ
ータ955がスリーブベアリング914を介して配置さ
れ、モータシャフト951のクラッチ側には、電磁クラ
ッチ910のクラッチ用ロータ911が配置される。
【0032】モータ用ロータ955は磁路ヨーク909
と永久磁石957とから構成される。固定部となるモー
タケース907のモータ側には、モータシャフト951
を支持するためのベアリング953、モータ905のス
テータ956、及びコイル952が設けられ、モータケ
ース907のクラッチ側には、クラッチ用ヨーク912
及びクラッチ用コイル913が設けられる。
【0033】以上の構成において、モータ用ロータ95
5はスリーブベアリング914によりフリーに回転した
りまた軸方向にスライドしたりできるように支持され、
電磁クラッチ910がオフ状態でステータ956に電力
を供給した場合、モータ用ロータ955のみがスリーブ
ベアリング914の部分で滑って回転する。一方、モー
タ905を停止した状態で電磁クラッチ910をオン状
態としてクラッチ用ロータ911とモータ用ロータ95
5の磁路ヨーク909の部分を吸着した場合、モータ用
ロータ955とクラッチ用ロータ911とモータシャフ
ト951とが機械的につながるので、トルクをモータシ
ャフト951より外部に取り出すことができる。
【0034】本実施形態によれば、モータケース907
の内部に電磁クラッチ910の制御回路を内蔵させて配
置するので、電子スロットル制御装置全体を小型化・軽
量化することができ、また、電磁クラッチ910の制御
回路の一部にモータ905の磁気回路の一部を用いるの
で、モータ905と電磁クラッチ910の構造が簡単に
なり構成部品点数が減少してコストダウンが図れ、かつ
装置全体を小型化・軽量化できる。
【0035】なお、上記の説明はモータ905がブラシ
レスモータである場合を例に説明したが、モータ905
は直流モータその他のモータでもよい。この場合には磁
気回路のケース若しくはシャフトクラッチの磁気回路の
一部として使用可能であり、前記と同様の効果を得るこ
とができる。
【0036】本発明の第8の実施形態を図10〜図12
により説明する。図10は、120度通電型ブラシレス
モータにおける誘起電圧と通電電流との時間遅れの関係
を表した図である。一般にモータの回転数が高くなる
と、モータの基本周波数が高くなり一周期の時間が短く
なる。しかし、電流の立ち上がりはモータの抵抗値とイ
ンダクタンスにより決定されるので、モータが低速で回
転している場合には問題にならなかった電流の時間遅れ
が高速になればなるほど問題になる。図10はこの通電
電流の時間おくれを示したものである。作動条件は、モ
ータの極数8極、回転数7200rpm、抵抗1Ω、イ
ンダクタンス0.3mHである。このとき、周波数は4
80Hz、周期は2ms、また、電気的時定数は0.3
msとなり、U相の誘起電圧、磁極位置センサ出力、及
び実電流は図に示すような関係となる。
【0037】一方、モータの発生するトルクは図10に
示す誘起電圧と実電流の積で決まる。したがって、図中
の点線で示す理想電流のように流れればモータの発生ト
ルクは最大になるが、実際は実電流の立ち上がりは図示
のように若干の時間遅れが伴う。これはすなわち立ち上
がりが遅れるほど発生トルクが低下することを意味す
る。そこで、通常、電子スロットル制御装置において
は、モータに流す電流をホール素子、ホールセンサ等の
磁極センサからの信号によりタイミングを切り替えてい
る。図示したU+信号はU相センサとV相センサ(図示
せず)のEOR信号により作成したものであるが、本実
施形態においては、このU+信号の立ち上がりエッジか
ら立ち下がりエッジまでの時間、なるべく多くの電流を
流すように制御することによって最大のトルクを得よう
とするものである。
【0038】本実施形態の電子スロットル制御装置の磁
極部分の断面図を図11に示す。図に示すモータ115
において、図8に示したモータ805と同様に、ステー
タ116には3の倍数の突極がありそのうちの1組の3
個に磁極センサ119が120度の位相差で配置され、
コイル112は集中巻きでコイル全体でY結線接続であ
る。図8のモータ805と異なる点は、磁極センサ11
9をそれぞれの突極の中央でなくモータのロータの回転
方向に対して逆方向にずらして配置することである。
【0039】また、ずらす角度は、モータの基本周波数
を電気角360度で定義した場合における電気角30度
までの範囲でずらして配置すれば、問題としている高速
回転時以外すなわち低速時においても正方向のトルクを
出すことができる。
【0040】図12は、上記構成による本実施形態の電
子スロットル制御装置のモータにおける誘起電圧と通電
電流との時間遅れの関係を表した図である。作動条件
は、図10と同一であり、同様に、周波数は480H
z、周期は2ms、電気的時定数は0.3msとなる
が、電気角30度の範囲で磁極センサ119をずらした
ことによりU相の磁極位置センサ出力、及び実電流の曲
線は図において図10に比し左側へずれ、図示のような
関係となる。すなわち、実電流を理想電流の位相に近づ
けることができ、トルクを増大させることができる。
【0041】本実施形態によれば、モータ115の磁極
センサ119を回転方向により発生トルクの大きさが異
なるような位置に配置するので、高速回転時の応答性が
向上する。したがって、同一の要求応答性能ならば従来
より小型のモータを使用できる。また、磁極センサ11
9をモータ115のステータ116の突極の中心から電
気角で30度以内の範囲でずらして配置するので、低速
時においても正方向のトルクを出すことができる。
【0042】なお、以上はモータがブラシレスモータの
場合について説明したが、機械的な整流器を有する直流
モータの場合でも、ブラシの位置を同じ方法でずらすこ
とにより同様の効果を得ることができる。
【0043】本発明の第9の実施形態を図13及び図1
4により説明する。図13は、本実施形態の電子スロッ
トル制御装置におけるバルブの位置を検出する機構を示
した図である。図において、スロットルバルブ312と
ブラシレスモータであるモータ315とはギア313を
介して連結されている。スロットルバルブ312にはバ
ルブの開度を検出するための開度センサ333が設けら
れ、また、モータ315には回転子の磁極位置を検出す
るための磁極センサ319が配置されている。開度セン
サ333及び磁極センサ319の3相信号は上位システ
ム14にそれぞれ接続されている。
【0044】開度センサ333はバルブの開度の小さい
ところが検出できるように、低開度部分を検出できる性
能を有する。これは、ISC(アイドルスピードコント
ロール)時において、開度センサの分解能が低いとアイ
ドリングが安定しなくなりエンストや排気ガスが不完全
燃焼を起こす恐れがあり、したがって0.1度以下の分
解能が要求されること、及び、燃費向上のためにアイド
リング回転数を下げようとするとエンジン回転数が滑ら
かでないと実現できず、よって低開度・極低開度(角度
に換算して2度近辺)における高分解能が必要とされて
いることの2点に基づく。
【0045】従来、この開度センサ333によりでバル
ブの開度全域を検出していた。しかしが開度全域をカバ
ーしようとすると高分解能が実現できず、そのためメイ
ンのスロットルバルブの他にISC用のサブバルブを並
列に付けたり極低開度用の開度センサを別に設けた例も
ある。
【0046】そこで、本実施形態においては、開度セン
サ333の分解能を向上させるために低開度のみを開度
センサ333で検出し、それ以上の開度においてはバル
ブ駆動に用いるモータ315の磁極検出信号18で開度
を検出するものである。
【0047】開度センサ333のアナログ信号による開
度信号15は、上位システム14のA/D変換端子に接
続される。一方、磁極センサ319の3相の磁極検出信
号18は、上位システム14のポート端子に接続され
る。上位システム14に入力された磁極検出信号18
は、ソフトウエアにより位相関係から回転方向を算出
し、ロジックでEORをとり120度の周期信号を作っ
たのち、それぞれの立ち上がり立ち下がり信号から電気
角で60度の信号として1回転24パルスとし、この2
つの信号からソフト的にアップダウンカウンタを構成
し、開度を検出する。
【0048】例えば、ギア比24倍で、モータの相数が
3相で極数が8極とすると、得られるパルスは1回転当
たり24パルス(電気的に3相の信号をEORして両エ
ッジを用いた場合)となる。つまり、バルブの最大開度
を90度とすれば1パルス当たり0.625度となる。
また、開度センサの検出角度範囲を最大3度とし、上位
システムのA/D変換器の分解能を8bitとすれば、
0.012度の分解能が得られ目標の0.1度を十分に
検出できる値となる。
【0049】図14は、本実施形態の電子スロットル制
御装置におけるバルブの開閉制御領域を示した図であ
る。上述したように、本実施形態においては、ISC制
御時は開度センサ333からの開度信号15による極低
開度(全閉〜2度程度)のバルブ開閉制御であり、ある
設定開度を境にそれ以上の開度では磁極センサ319か
らの磁極検出信号18による通常の制御を行う。
【0050】以上において、ISC制御と通常制御との
境界開度近傍において開度制御を行う場合、ISC制御
と通常制御との間で頻繁に制御の切換が行われ制御が不
安定となる。
【0051】そこで、本実施形態においては、ISC制
御と通常の制御との切換にヒステリシスを持たせ、IS
C制御から通常の制御へ移行する場合は、境界開度より
高めの低開度の範囲内で制御の切り替えを行い、逆に通
常の制御からISC制御へ移行する場合は、境界開度よ
り低めの極低開度の範囲内で制御の切換を行う。
【0052】本実施形態によれば、スロットルバルブ3
12の位置制御信号としてモータ315の磁極検出信号
18を用いるので、従来開度センサ333によって検出
していた大開度を磁極センサ319によって検出するこ
とができる。また、磁極検出信号18と開度信号15と
を用いるので、開度センサ333は小開度用の1種類で
足り、電子スロットル制御装置全体の小型化・軽量化を
図れるとともに、サブバルブが不要となりコストダウン
を図れ、かつ信頼性が向上する。また開度センサ333
の分解能向上を図れる。また、磁極検出信号18と開度
信号15とを開度センサ333のある開度でISC制御
と通常の制御とを切り替えて使い分け、かつその切換制
御にヒステリシスを持たせるので、その切換を行う境界
開度近傍における頻繁な切換を防止し、開度制御の安定
化を図れる。
【0053】以上、電子スロットル制御装置の実施形態
を説明したが、各制御装置について、その制御装置を用
いた制御システムを構成することができる。その一例と
して、図5に示した電子スロットル制御装置を用いた制
御システムの実施形態を図15を用いて説明する。
【0054】図15は本実施形態の電子スロットル制御
システムの全体構成図である。図5と共通の部品につい
ては共通の番号で示す。
【0055】本実施形態の制御システムは、上位システ
ム54と、相切り替え信号を検出する磁極センサ159
とスロットルバルブ(図示せず)の開度を検出する開度
センサ153とを備えたモータ505と、モータ505
に電力を供給するためのインバータ等のパワー回路11
とパワー回路11の相の切り替えを行うロジック回路1
0とを備えたモータコントローラ550とから構成され
る。このうち、モータ505とモータコントローラ55
0とは、図5に示すように一体成形されたケースに収納
される。
【0056】ロジック回路10には上位システム54よ
り回路電源16と、モータ505の速度指令12と、モ
ータ505の回転方向指令13とが入力される。パワー
回路11にはモータを駆動するためのモータ電源17が
接続される。また、パワー回路11を流れる電流をロジ
ック回路10にフィードバックして電流制御が可能であ
る。
【0057】以上の構成において、磁極センサ159は
モータ505のロータの磁極位置を検出してロジック回
路10に伝える。ロジック回路10は磁極センサ159
の磁極検出結果と上位システム54からの回転方向指令
13からパワー回路11の通電相をU、V、Wの各相か
ら選択する。
【0058】一方、開度センサ153はスロットルバル
ブ(図示せず)の位置を検出して上位システム54に伝
える。上位システム54では開度センサ153の検出結
果を基に、バルブを目標位置に移動させるべくモータ5
05にかかる電圧を制御するための速度指令12をロジ
ック回路10に伝える。ロジック回路10はこの値を基
にパワー回路11によりモータ505に加える平均電圧
を制御し目標の位置へバルブを移動させる。
【0059】本実施形態によれば、モータコントローラ
550及びモータ505をひとつの一体成形されたケー
ス内に収納し、上位システム54と切り離して配置する
ので、自動車に配置するときに車内に置かれた上位シス
テム54からの電線の数を最小限にすることができる。
【0060】以上図5の電子スロットル制御装置を用い
た制御システムの実施形態について説明したが、その他
図1〜図4、図6〜図14の電子スロットル制御装置に
ついても、同様にそれぞれの電子スロットル制御装置を
用いた制御システムを構成することができ、各制御装置
の実施形態において述べた効果と同様の効果を得ること
ができる。
【0061】
【発明の効果】本発明によれば、直流モータのブラシを
回転方向により発生トルクの大きさが異なるような位置
に配置するので、高速回転時の応答性が向上する。した
がって、同一の要求応答性能ならば従来より小型のモー
タを使用できる。また、磁極検出器を突極の中心から電
気角で30度以内の範囲でずらして配置するので、低速
時においても正方向のトルクを出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の電子スロットル制御装置
の全体構成図である。
【図2】スロットルボディーとモータケースを一体成形
で構成した場合の電子スロットル制御装置の全体構成図
である。
【図3】半円型モータを使用した場合の電子スロットル
制御装置の全体構成図である。
【図4】半円型モータの断面図である。
【図5】モータとコントローラを一体成形で構成した場
合の電子スロットル制御装置の全体構成図である。
【図6】バルブシャフトにモータを内蔵した場合の電子
スロットル制御装置の全体構成図である。
【図7】モータの構造図である。
【図8】磁極センサを磁極部に配置した場合の電子スロ
ットル制御装置の磁極部分の断面図である。
【図9】クラッチとモータの磁気回路を共用した場合の
電子スロットル制御装置の磁極部分の断面図である。
【図10】ブラシレスモータの誘起電圧と通電電流との
関係を示す図である。
【図11】磁極センサを突極の中心からずらして配置し
た場合の電子スロットル制御装置の磁極部分の断面図で
ある。
【図12】ブラシレスモータの誘起電圧と通電電流との
関係を示す図である。
【図13】電子スロットル制御装置におけるバルブの位
置検出機構を示す図である。
【図14】電子スロットル制御装置におけるバルブの開
閉制御領域を示す図である。
【図15】電子スロットル制御装置を用いた制御システ
ムの全体構成図である。
【符号の説明】
10 ロジック回路 11 パワー回路 12 速度指令 13 回転方向指令 14 上位システム 15 開度信号 16 回路電源 17 モータ電源 18 磁極検出信号 54 上位システム 101 スロットルボディー 102 スロットルバルブ 103 ギア 103A,B ギア 105 モータ 110 電磁クラッチ 112 コイル 115 モータ 116 ステータ 119 磁極センサ 121 バルブシャフト 133 開度センサ 151 モータシャフト 159 磁極センサ 201 スロットルボディー 207 モータケース 305 半円型モータ 312 スロットルバルブ 313 ギア 315 モータ 319 磁極センサ 409 磁路ヨーク 451 モータシャフト 452 コイル 455 ロータ 456 ステータ 457 永久磁石 459 磁極センサ 505 モータ 550 モータコントローラ 605 モータ 621 バルブシャフト 752 コイル 755 ロータ 756 ステータ 805 モータ 807 モータケース 809 磁路ヨーク 851 モータシャフト 852 コイル 854 突極 855 ロータ 856 ステータ 857 永久磁石 859 磁極センサ 905 モータ 907 モータケース 909 磁路ヨーク 910 電磁クラッチ 911 クラッチ用ロータ 912 クラッチ用ヨーク 913 クラッチ用コイル 914 スリーブベアリング 951 モータシャフト 952 モータ用コイル 955 モータ用ロータ 956 ステータ 957 永久磁石
フロントページの続き (72)発明者 本田 恭彦 茨城県勝田市大字高場2520番地 株式会社 日立製作所自動車機器事業部内 (72)発明者 佐々木 靖 茨城県勝田市大字高場2520番地 株式会社 日立製作所自動車機器事業部内 (72)発明者 嶺岸 輝彦 茨城県ひたちなか市高場2477番地 株式会 社日立カーエンジニアリング内 (72)発明者 橋本 仁克 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器事業部内 (72)発明者 吉田 龍也 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器事業部内 (72)発明者 門向 裕三 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸気を制御するスロットルバルブと、前
    記スロットルバルブを動作させるトルクを発生する直流
    モータとを有する電子スロットル制御装置において、 前記直流モータのブラシを、正回転と逆回転で発生トル
    クの大きさが異なるような位置に配置したことを特徴と
    する電子スロットル制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電子スロットル制御装置
    において、前記スロットルバルブを開くモータの回転方
    向と逆方向に電気角で30度以内でずらした位置に前記
    直流モータのブラシを配置したことを特徴とする電子ス
    ロットル制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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