JPH10184184A - ヒンジ式ドアの指詰め防止構造 - Google Patents

ヒンジ式ドアの指詰め防止構造

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JPH10184184A
JPH10184184A JP8356189A JP35618996A JPH10184184A JP H10184184 A JPH10184184 A JP H10184184A JP 8356189 A JP8356189 A JP 8356189A JP 35618996 A JP35618996 A JP 35618996A JP H10184184 A JPH10184184 A JP H10184184A
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JP
Japan
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door
cover member
side end
door body
finger
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Pending
Application number
JP8356189A
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English (en)
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Ryosuke Ito
良助 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドア開閉時の指の挟み込みを防止して安全性
を確保できるヒンジ式ドアの指詰め防止構造を提供す
る。 【解決手段】 ドア開口(3) の枠部(4) にヒンジ(8) を
介してドア本体(7)の一側端面(7a)を開閉自在に枢支
し、該ドア本体の一側端面と枠部との間に生じる開閉時
の隙間Cにより指詰めするのを防止する場合に、枠部と
ドア本体との間に隙間Cを覆う伸縮可能なカバー部材(1
0)を配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、住宅等の建築構
造物に用いられるヒンジ式ドアに関し、特にドア開閉時
に指が挟まれるのを確実に防止できるようにした構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、住宅等では出入り口に引き戸や
ドアを設けるのが一般的である。後者のドアでは、図4
に示されるように、ドア開口20に配設された枠部材2
1にヒンジ22によりドア本体23を枢支し、ドア本体
23のヒンジ22の反対側に取付けられたノブ24を持
って押し引きして開閉するヒンジ式が広く採用されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この種のヒン
ジ式ドアでは、ドア本体23の開放に伴って枠部材21
とドア本体23の端面23aとの間に隙間Cが生じ、該
隙間Cに誤って指を差し込んだ時にドア本体23が閉鎖
されると、指が挟まれて怪我をするおそれがある。特に
子供や幼児が遊びのなかで、又足腰の弱い老人が壁に伝
い歩きをしている際に指の挟み込みが懸念され、この点
で改善が要請される。
【0004】本発明は、かかる点に鑑み、指の挟み込み
を簡単かつ確実に防止できるようにしたヒンジ式ドアの
指詰め防止構造を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明に係るヒ
ンジ式ドアの指詰め防止構造は、所定の厚みを有するド
ア本体の一側方端面が少なくとも上記ドア本体の厚みと
等しい厚みを有するドア開口枠部の一側方端部にヒンジ
を介して開閉自在に枢支され、上記ドア本体の他側方を
押し引きして開閉するようにしたヒンジ式ドアにおい
て、上記ドア開口枠部の一側方端部とドア本体の一側方
端部との間には上記ドアの閉じ方向側にそのコーナー部
分を覆って伸縮可能なカバー部材が設けられ、該カバー
部材の両側端部が上記ドア開口枠部の一側方端部及びド
ア本体の一側方端部に取付けられ、上記カバー部材によ
って上記ドア本体の一側方端面とドア開口枠部の一側方
端面との間に出来る隙間に指が差し込まれるのを阻止す
るようになしたことを特徴とする。
【0006】本発明の特徴の1つはヒンジ式ドアのコー
ナー部にカバー部材を設けた点にある。従って、ヒンジ
式ドアは所定の厚みを有するドア本体の一側方端面を少
なくともドア本体の厚みと等しい厚みを有するドア開口
枠部の一側方端部にヒンジを介して開閉自在に枢支し、
ドア本体の他側方を押し引きして開閉するようにしたも
のであれば、その構造及び材質は特に限定されない。
【0007】カバー部材はシート状でもよいが、シート
状の場合には何らかの原因で指がドア本体の一側方端面
とドア開口枠部の一側方端面との間に出来る隙間に差し
込まれると、ドアの閉鎖時にそのまま挟まれるおそれが
ある。そこで、ドア本体の閉鎖時にドア本体の一側方端
面とドア開口枠部の一側方端面との間に出来る隙間に差
し込まれた指を押し出すように復元するアコーディオン
状となすのがよい。
【0008】このカバー部材の両端部の取付けはビスで
行なうのがよいが、フック等の他の金具、ファスナーを
用いてもよいのは勿論である。このカバー部材は指の差
し込みを阻止するのに十分な硬さであれば、特に材質は
限定されないが、市販の材料を考慮すると、合成樹脂又
はゴムを用いて形成するのがよい。
【0009】
【作用及び発明の効果】本発明によれば、ドア本体とド
ア開口枠部との間のドア閉じ方向側のコーナー部分を伸
縮可能なカバー部材で覆うようにしたので、ドア開放時
に指が誤ってドア本体とドア開口枠部との間に位置して
いてもその間に差し込んでしまうことはない。
【0010】また、何らかの原因で指がドア本体とドア
開口枠部との間に差し込まれていてもドアを閉鎖する際
のカバー部材の復元によって指がドア本体とドア開口枠
部との間から押し出される結果、指詰めが確実に阻止さ
れ、安全性を担保できることとなる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す具
体例に基づいて説明する。図1ないし図3は、本発明の
好ましい実施形態によるヒンジ式ドアの指詰め防止構造
を説明するための図で、図1は本ヒンジ式ドアの斜視
図、図2及び図3は各々ドアの閉状態及び開状態を示す
断面平面図である。
【0012】図において、部屋を区画する縦壁2には矩
形状のドア開口3が形成され、該ドア開口3の内面には
左右の枠部材4、5及び両枠部材4、5の上端間に架設
された上枠部材6が配置され、該枠部材4〜6によって
囲まれた開口をドア1が開閉するようになっている。
【0013】上記左右の各枠部材4、5には凸状部4
a、5aが縦方向に延びて突設され、該凸状部4a、5
bの内側面に上記ドア1のドア本体7の左右の両側縁を
当接させることにより閉鎖状態に位置決めされるように
なっている。また、上記各凸状部4a、5bの側方には
段部4b、5bが形成されており、該段部4b、5bに
上記ドア本体7の左右の側方端面7b,7cが対向され
ている。
【0014】上記ドア本体7の左側端面7aと左枠部材
4の段部4bとの間には縦方向に沿って2〜3個のヒン
ジ8が配設され、該ヒンジ8は軸棒8aに一対の取付け
板8b,8cを回動自在に軸支した概略構造のものであ
る。この一方側の取付け板8bは上記段部4bに、他方
側の取付け板8cはドア本体7の左側端面7aにそれぞ
れネジ止め固定されており、これによりドア本体7は上
記ヒンジ8を介して回動自在に枢支されている。
【0015】また、上記ドア本体7の右側端面7bと右
枠部材5の段部5bとの間にはドア1を閉位置に施錠す
るロック部材(図示せず)が配設されており、このロッ
ク部材は上記ドア本体7の反ヒンジ側に配設されたノブ
9により解錠されるようになっている。
【0016】さらに、上記ドア1の反開閉方向であるド
ア本体7と左枠部材4との間にはドア閉じ方向側にその
縦方向全長にわたってカバー部材10が配設されてい
る。このカバー部材10は合成樹脂製のもので、複数枚
の縦長板10aをアコーディオン状に屈曲形成して構成
されており、これにより上記ドア1の開閉に伴って伸縮
するようになっている。上記カバー部材10の左右の両
端部には取付け部10b、10bが一体形成されてお
り、該各取付け部10bは上記左枠部材4の内壁及びド
ア本体7の左端面7a近傍縁部にビス止め固定されてい
る。
【0017】これにより上記ドア1の開放時に生じる左
枠部材4の段部4bとドア本体7の左端面7aとの間の
隙間Cは上記カバー部材10により覆われ、指が誤って
差し込まれるのを防止するとともに、たとえ差し込まれ
てもドア本体7を閉じる際のカバー部材10の復元力に
よって指が隙間Cから押し出されようになっている。
【0018】以上のように、ドア本体7をヒンジ8を介
して枢支する枠部材4と該ドア本体7との間で生じる隙
間Cをカバー部材10により覆ったので、ドア1の開閉
時に上記隙間Cに指が入り込むことはなく、指詰めによ
る怪我を防止できる。その結果、子供や幼児、あるいは
足腰の弱い老人が壁に伝い歩きをする場合の指詰めを確
実に防止でき、安全に対する信頼性を確保できる。
【0019】また、ドア本体7と枠部材4との間をこれ
の上下方向全長に渡ってカバー部材10により覆ったの
で、両者4,7の境界部を隠すことができ、外観の向上
を図ることができる。
【0020】なお、上記実施形態では、カバー部材10
を樹脂製の縦長板10aをアコーディオン状に形成して
伸縮させたが、本発明は例えばゴム製のカバー部材を採
用してもよく、この場合にも上記実施形態と同様の効果
が得られる。
【0021】また、上記カバー部材10をドア本体7の
上下方向全長に渡って配設したが、本発明は手の届く危
険範囲にだけカバー部材を配設してもよく、さらにカバ
ー部材10を接着剤あるいは両面接着テープにより貼着
させるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態によるヒンジ式ドアの指
詰め防止構造を説明するための斜視図である。
【図2】 上記ドアの閉状態を示す断面平面図である。
【図3】 上記ドアの開状態を示す断面平面図である。
【図4】 従来の一般的なドア取付け状態を示す断面平
面図である。
【符号の説明】
1 ドア 3 ドア開口 4a、5a 枠部材 7 ドア本体 8 ヒンジ 10 カバー部材 C 隙間

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の厚みを有するドア本体の一側方端
    面が少なくとも上記ドア本体の厚みと等しい厚みを有す
    るドア開口枠部の一側方端部にヒンジを介して開閉自在
    に枢支され、上記ドア本体の他側方を押し引きして開閉
    するようにしたヒンジ式ドアにおいて、 上記ドア開口枠部の一側方端部とドア本体の一側方端部
    との間には上記ドアの閉じ方向側にそのコーナー部分を
    覆って伸縮可能なカバー部材が設けられ、該カバー部材
    の両側端部が上記ドア開口枠部の一側方端部及びドア本
    体の一側方端部に取付けられ、上記カバー部材にて上記
    ドア本体の一側方端面とドア開口枠部の一側方端面との
    間に出来る隙間に指が差し込まれるのを阻止するように
    なしたことを特徴とするヒンジ式ドアの指詰め防止構
    造。
  2. 【請求項2】 上記カバー部材が、上記ドア本体の閉鎖
    時に上記ドア本体の一側方端面とドア開口枠部の一側方
    端面との間に出来る隙間に差し込まれた指を押し出すよ
    うに復元するアコーディオン状となした請求項1記載の
    ヒンジ式ドアの指詰め防止構造。
  3. 【請求項3】 上記カバー部材が、合成樹脂又はゴムを
    用いて上記ドア本体の一側方端面とドア開口枠部の一側
    方端面との間に出来る隙間に指が差し込まれるのを阻止
    するのに十分な硬さに形成されている請求項1記載のヒ
    ンジ式ドアの指詰め防止構造。
JP8356189A 1996-12-24 1996-12-24 ヒンジ式ドアの指詰め防止構造 Pending JPH10184184A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111381473A (zh) * 2018-12-28 2020-07-07 加藤电机(香港)有限公司 原稿压合板开合装置及包含此原稿压合板开合装置的办公机器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111381473A (zh) * 2018-12-28 2020-07-07 加藤电机(香港)有限公司 原稿压合板开合装置及包含此原稿压合板开合装置的办公机器
CN111381473B (zh) * 2018-12-28 2023-09-12 加藤电机(香港)有限公司 原稿压合板开合装置及包含此原稿压合板开合装置的办公机器

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