JPH10182076A - 屋内昇降装置 - Google Patents

屋内昇降装置

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JPH10182076A
JPH10182076A JP34223696A JP34223696A JPH10182076A JP H10182076 A JPH10182076 A JP H10182076A JP 34223696 A JP34223696 A JP 34223696A JP 34223696 A JP34223696 A JP 34223696A JP H10182076 A JPH10182076 A JP H10182076A
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JP
Japan
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wire
roller rotating
indoor
wire member
rotating device
Prior art date
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Pending
Application number
JP34223696A
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English (en)
Inventor
Masashi Oshima
昌志 大島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
METAKO KK
Metaco Inc
Original Assignee
METAKO KK
Metaco Inc
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Publication date
Application filed by METAKO KK, Metaco Inc filed Critical METAKO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作が簡便で、安定した昇降と、付着したほ
こりやごみ等を飛散させることなく昇降可能とする。 【解決手段】 屋内装置品またはその構成部を、プーリ
ーまたは摺接部を介して張設されたワイヤー部材により
垂下支持し、ローラー回動装置により全てのワイヤー部
材を等速度で繰り出しまたは巻取って上下に昇降自在と
した装置であって、ワイヤー部材の一端部を連結してこ
れを繰り出しまたは巻取り自在としたローラー回動装置
は、ねじりバネ機構とワンウェイクラッチ機構並びに昇
降操作用ワイヤーとを備えており、昇降操作用ワイヤー
の操作でローラー回動装置が回動して前記ワイヤー部材
が繰り出されて屋内装置品またはその構成部が降下され
るとともにねじりバネ機構に弾発力が付勢され、所要の
降下位置においてワンウェイクラッチ機構により停止さ
れるとともに、昇降操作用ワイヤーの操作よりワンウェ
イクラッチ機構による停止状態が解除されることでねじ
りバネ機構に付勢された弾発力でローラー回動装置が回
動して前記ワイヤー部材を巻取って屋内装置品またはそ
の構成部が上昇される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、屋内昇降装置に
関するものである。さらに詳しくは、この発明は、音響
機器、照明機器、映像機器、あるいは天井収納部や棚、
その他各種の屋内装置品やその構成部を簡易に昇降自在
とし、しかもこれらに付着しているほこりや汚れを飛散
させることなく昇降可能とした、新しい屋内昇降装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、屋内の各種の装置品やその構
成部をメンテナンスを容易とし、その代替、変更等をも
容易とするために各種方式の昇降装置が用いられてい
る。たとえば折りたたみ伸長自在としたクランク機構に
よるものや、ジャッキ方式によるもの、片側を固定支持
して、他方の側を回転させてこの回転させた側を昇降可
能な状態とする方式のもの、あるいはワイヤー部材によ
り垂下支持してこのワイヤー部材を手動または自動で繰
り出しまたは巻取り自在とした方式のもの等の各種のも
のが知られている。
【0003】しかしながら、これら従来の昇降装置で
は、その規模が大型で、機構として複雑になってしまう
か、また小型のものでは、操作容易で安定した昇降が可
能なものは少く、しかもこれらのものは付着していたほ
こりや汚れを昇降時に室内に飛散させてしまうなどの点
で問題があった。そのため、たとえ小型装置であっても
安定した昇降が可能で、かつ、付着していたほこりや汚
れを室内に飛散させることなく、簡易な操作ができ、低
コストでもある新しい屋内昇降装置の実現が望まれてい
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するものとして、屋内装置品またはその構成部
を、プーリーまたは摺接部を介して張設されたワイヤー
部材により垂下支持し、ローラー回動装置により全ての
ワイヤー部材を等速度で繰り出しまたは巻取って上下に
昇降自在とした装置であって、ワイヤー部材の一端部を
連結してこれを繰り出しまたは巻取り自在としたローラ
ー回動装置は、ねじりバネ機構とワンウェイクラッチ機
構並びに昇降操作用ワイヤーとを備えており、昇降操作
用ワイヤーの操作でローラー回動装置が回動して前記ワ
イヤー部材が繰り出されて屋内装置品またはその構成部
が降下されるとともにねじりバネ機構に弾発力が付勢さ
れ、所要の降下位置においてワンウェイクラッチ機構に
より停止されるとともに、昇降操作用ワイヤーの操作よ
りワンウェイクラッチ機構による停止状態が解除される
ことでねじりバネ機構に付勢された弾発力でローラー回
動装置が回動して前記ワイヤー部材を巻取って屋内装置
品またはその構成部が上昇されることを特徴とする屋内
昇降装置を提供する。
【0005】さらにこの発明は、その態様として、複数
のローラー回転装置を同一の昇降操作ワイヤーで操作す
る装置をも提供する。
【0006】
【発明の実施の形態】この発明は、以上のとおりの構成
により、これまでにない優れた作用効果を奏するもので
あるが、以下の実施例において、さらに詳しくその構成
と効果について説明する。
【0007】
【実施例】図1および図2は、天井やユニット組立体等
に取付け可能な、手元照明装置として例示した正面・側
面構成図とローラー部の底面構成図である。たとえばこ
の例においては、支持部(1)に取付けられた照明装置
(2)の照明部(3)を昇降自在としたものである。こ
の照明部(3)はワイヤー部材としての電源コード
(4)に連結し、これにより垂下支持している。このワ
イヤー部材としての電源コード(4)は、その他端をロ
ーラー回動装置(5)のローラー(51)にプーリー
(52)等を用いて、またはこれを用いることなく連結
し、このローラー(51)に巻取られ、また送取られた
状態から繰り出されるようにしている。
【0008】ローラー回動装置(5)は、そのローラー
(51)内等にねじりバネ機構(図示は省略)を有し、
ワンウェイクラッチ機構を備え、さらには、昇降操作用
ワイヤー(55)も有している。ローラー回動装置
(5)のローラー(51)は、照明部(3)の上部にあ
るように配置してもいる。
【0009】ねじりバネ機構は、コイルバネ、皿バネ等
を用いて、ローラー回動装置(5)のローラー(51)
がワイヤー部材としての電源コード(4)を降下させる
方向に回転する場合には弾発力が付勢され、つまり、こ
れとは逆方向への回転力が蓄積されるようにしている。
また、ワンウェイクラッチ機構は、ワイヤー部材として
の電源コード(4)を連続して降下させている過程では
ローラー(51)を停止状態とはしないが、この降下過
程を断絶するとクラッチが作動して停止状態とし、それ
以上の降下が行われずまた上昇もしない状態とする。逆
回転によって連続的に電源コード(4)を巻取っている
場合にもクラッチは作動しない。
【0010】従って、以上の昇降装置では、照明部
(3)を降下させる場合に、昇降操作用ワイヤー(5
5)の端部を手に持って引下げると、それにともなって
ローラー回動装置(5)のローラー(51)が回転し、
電源コード(4)が繰り出され、照明部(3)は、降下
する。このため、安定した降下動作が可能とされ、付着
していたほこりやごみ等の汚れが屋内に飛散することも
ない。
【0011】所定の降下位置で昇降操作用ワイヤーの動
きを止めるとワンウェイクラッチ機構(53)が作用
し、ローラー(51)の回転が停止状態でロックされる
ことになる。この状態では、照明部(3)は自重によっ
て降下することもなく、また逆に、ねじりバネ機構に付
勢された弾発力によって上昇することもない。昇降操作
用ワイヤー(55)を若干引下げてワンウェイクラッチ
機構のロック状態を解消し、直ちに昇降操作用ワイヤー
(55)から手を離すと、ねじりバネ機構の付勢された
弾発力によってローラー(51)は逆回転し、電源コー
ド(4)を巻き上げる。照明部(3)は静かに自動的に
上昇することになる。
【0012】なお、上記の例では、ローラー回動装置
(5)のローラー(51)は、ワイヤー部材としての電
源コード(4)を直接的に巻き取るようにしているが、
図3のように、別のプーリー(6)やその他の摺設部材
を介して巻き取るようにしてもよい。この場合には、照
明部(3)とは離れた位置での昇降操作用ワイヤー(5
5)の操作が可能になる。
【0013】また、図1および図2の例では、二つのロ
ーラー回動装置(5)は、別々のローラー(51)によ
って別々に昇降可能としているが、1本のローラーによ
り昇降操作させることもできる。また、照明装置ではな
く、各種の形状、たとえば平面状の物品を昇降させるこ
ともできる。図4のようにして、平面状の物品の場合に
は、異なる平面位置の3点以上においてワイヤー部材
(40)により吊下げ支持して、水平度を保って昇降自
在とすることができる。
【0014】このように平面性の物品であっても、平面
水平性を保持したまま昇降させることができ、しかも小
型な装置によって簡便な操作として昇降が可能となる。
もちろん、昇降させるべき対象としての屋内装置品また
はその構成部は、上記の例に限られることはなく各種の
ものであってよく、その自重に応じてローラー回動装置
(5)のねじりバネ機構の弾発力の大きさや、ワンウェ
イクラッチの制動停止の作用力が適宜に調整されること
になる。ローラー(51)の径の大きさやその長さ、ワ
イヤー部材の素材、径、長さ等についても適宜に選択さ
れることになる。ワイヤー部材の素材は、金属、合金、
天然または合成の樹脂、セラミックス、あるいはそれら
の複合組成からなる適宜なものであってよく、線状体、
積層体織成体、ベルト状体、さらにはチェーンのように
小ユニットを連結した状態のもの等の各種のものであっ
てよい。
【0015】また、物品を支持する複数のワイヤー部材
を、ローラー(51)に巻き取られる場合に複数のもの
を結束して、たとえば図5(a)(b)のような状態と
してもよい。また、ローラー回転装置(5)は、昇降さ
せる対象物品の大きさによっては複数配置し、かつ、そ
の各々が同一の昇降操作ワイヤー(55)によって同時
に操作されるようにしてもよい。
【0016】
【発明の効果】以上詳しく説明したとおり、この発明に
よって、簡便な操作によって安定したスムーズな昇降が
可能とされ、付着していたほこりやごみ等を室内に飛散
させることなく昇降可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】正面・側面構成図である。
【図2】ローラー部を示した底面構成図である。
【図3】別の例の構成を示した側面図である。
【図4】平面状物品の場合の例を示した斜視図である。
【図5】(a)(b)は、各々、ワイヤー部材による支
持の別の状態を例示したものである。
【符号の説明】
1 支持部 2 照明装置 3 照明部 4 電源コード 40 ワイヤー部材 5 ローラー回動装置 51 ローラー 52 プーリー 55 昇降操作用ワイヤー 6 プーリー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋内装置品またはその構成部を、プーリ
    ーまたは摺接部を介して張設されたワイヤー部材により
    垂下支持し、ローラー回動装置により全てのワイヤー部
    材を等速度で繰り出しまたは巻取って上下に昇降自在と
    した装置であって、ワイヤー部材の一端部を連結してこ
    れを繰り出しまたは巻取り自在としたローラー回動装置
    は、ねじりバネ機構とワンウェイクラッチ機構並びに昇
    降操作用ワイヤーとを備えており、昇降操作用ワイヤー
    の操作でローラー回動装置が回動して前記ワイヤー部材
    が繰り出されて屋内装置品またはその構成部が降下され
    るとともにねじりバネ機構に弾発力が付勢され、所要の
    降下位置においてワンウェイクラッチ機構により停止さ
    れるとともに、昇降操作用ワイヤーの操作よりワンウェ
    イクラッチ機構による停止状態が解除されることでねじ
    りバネ機構に付勢された弾発力でローラー回動装置が回
    動して前記ワイヤー部材を巻取って屋内装置品またはそ
    の構成部が上昇されることを特徴とする屋内昇降装置。
  2. 【請求項2】 複数のローラー回転装置が同一の昇降操
    作ワイヤーによって操作される請求項1の屋内昇降装
    置。
JP34223696A 1996-12-20 1996-12-20 屋内昇降装置 Pending JPH10182076A (ja)

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Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6293683B1 (en) 1999-07-19 2001-09-25 Minebea Co. Ltd. Spread illuminating apparatus
US6334691B1 (en) 1999-03-16 2002-01-01 Minebea Co., Ltd. Spread illuminating apparatus
US6343867B1 (en) 1999-02-24 2002-02-05 Minebea Co., Ltd. Spread illuminating apparatus
US6494588B1 (en) 1999-07-26 2002-12-17 Minebea Co., Ltd. Spread illuminating apparatus with an optical path conversion means
US6505946B2 (en) 1999-01-29 2003-01-14 Minebea Co., Ltd. Spread illumination apparatus
US6582095B1 (en) 1999-07-23 2003-06-24 Minebea Co., Ltd. Spread illuminating apparatus
US6601963B2 (en) 2000-02-18 2003-08-05 Minebea Co., Ltd. FPC for mounting components and spread illuminating apparatus using the same
CN105565178A (zh) * 2015-12-30 2016-05-11 华北冶建工程建设有限公司 电梯井物料提升装置

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