JPH10181675A - 自動変速装置 - Google Patents

自動変速装置

Info

Publication number
JPH10181675A
JPH10181675A JP8342093A JP34209396A JPH10181675A JP H10181675 A JPH10181675 A JP H10181675A JP 8342093 A JP8342093 A JP 8342093A JP 34209396 A JP34209396 A JP 34209396A JP H10181675 A JPH10181675 A JP H10181675A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case body
pulley
case
cover
transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8342093A
Other languages
English (en)
Inventor
Hikoyuki Izumi
彦志 泉
Kenji Matsushima
賢治 松島
Makoto Iizuka
飯塚  誠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Akebono Brake Industry Co Ltd
Bridgestone Cycle Co Ltd
Jeco Corp
Original Assignee
Akebono Brake Industry Co Ltd
Bridgestone Cycle Co Ltd
Jeco Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Akebono Brake Industry Co Ltd, Bridgestone Cycle Co Ltd, Jeco Corp filed Critical Akebono Brake Industry Co Ltd
Priority to JP8342093A priority Critical patent/JPH10181675A/ja
Publication of JPH10181675A publication Critical patent/JPH10181675A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • General Details Of Gearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 変速機構を自動制御する自動変速装置に関
し、小型かつ安価で、防水性、メンテナンス性に優れた
自動変速装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 変速装置を駆動するアクチュエータ11
の伝達機構13を一方の側に収容し、駆動機構11aを
他方の側に収容し、伝達機構13と駆動機構11aとが
貫通されて結合されるケース本体203と、ケース本体
203の一方の側に係合され、伝達機構13をカバーす
るカバー205と、ケース本体203の他方の側に係合
され、駆動機構11aをカバーするカバー204とを有
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動変速装置に係
り、特に、変速機構を自動制御する自動変速装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自転車には、複数段の変速ギヤと、この
複数段の変速ギヤにチェーンを掛け替えるディレーラ
と、このディレーラに接続する変速用ケーブルとを備え
た変速装置を搭載したものがある。このような変速装置
では、変速用ケーブルの先端に取り付けられたギヤレバ
ーを手動操作することにより、変速用ケーブルを長さ方
向に移動させ、変速ギヤの位置を選定している。
【0003】上記の手動の変速装置では、運転者は減速
時にはブレーキレバーを操作するため、減速と変速操作
を同時に行えなかった。そこで、変速動作を自動で行う
ための自動変速装置が開発されている。このような自転
車用自動変速装置は、例えば、実開平2−133991
号公報に記載されている。この自転車用自動変速装置
は、自転車のタイヤの回転数に応じて生じるソレノイド
の推力によって変速ケーブルをその長さ方向に引っ張っ
て変速を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、前記ソレノ
イドの推力を利用した自動変速装置では、自動変速専用
の変速装置が必要であり、従来の自転車とは構成機器を
大幅に改良するする必要があるので、コスト高とならざ
る得ない。
【0005】また、既存の自転車を改造して自動変速装
置を取り付けようとしても多大な労力と費用がかかると
いう欠点があった。さらに、自転車は風雨にさらされる
環境で使用されるので、風雨に耐える構造にしなければ
ならず、装置が大型化する傾向にあり、装置が大型化す
るとデザイン的に自転車との調和を取るのがむずかしと
ともに、価格の上昇、及び、メンテナンス性悪化等の問
題点があった。
【0006】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、小型かつ安価で、防水性、メンテナンス性に優れた
自動変速装置を提供することを目的とする。
【0007】
【発明が解決するための手段】本発明の請求項1は、変
速装置に接続され、該変速装置を駆動し、変速させる伝
達機構と、該伝達機構に結合され、走行状態に応じて前
記伝達機構を駆動する駆動機構とを有する自動変速装置
であって、一方の側に前記伝達機構が動作可能に収容さ
れ、他方の側に前記駆動機構が動作可能で収容され、前
記伝達機構と前記駆動機構とが貫通して結合されるケー
ス本体と、前記ケース本体の一方の側に境界が迷路構造
となるように係合され、前記伝達機構をカバーする第1
のカバーと、前記ケース本体の他方の側と防水構造とな
るように係合され前記駆動機構をカバーする第2のカバ
ーとを有することを特徴とする自動変速装置。
【0008】請求項1によれば、第1のカバーをケース
本体からは外すことで、伝達機構のメンテナンスが可能
になり、また、第2のカバーをケース本体から外すこと
で、駆動機構のメンテナンスが可能となり、必要な機構
部分だけを独立にメンテナンスできるので、メンテナン
ス時にメンテナンス不要な部分までを離脱、調整しなく
て良いため、メンテナンス性を向上できる。また、駆動
機構から伝達される駆動力により駆動され、電気的な装
置を持たず、比較的風雨に強い伝達機構を収容するケー
ス本体と第1のカバーとの結合を迷路構造とし、防塵効
果を持たせ、伝達機構の駆動源となり、モータなどの電
気的な装置を有する駆動機構を収容するケース本体と第
2のカバーとの結合を防水構造とすることにより、防水
構造部分を必要最小限に留めることができるので、安価
に構成でき、また、変速装置との接続などが必要とな
り、カバーの開閉が頻繁に行われるケース本体と第1の
カバーと結合が非防水構造となるため、作業時に第1の
カバーの着脱に気を使う必要がないので、メンテナンス
性を向上できる。
【0009】請求項2は、前記伝達機構の回転軸と前記
駆動機構の回転軸とを同一軸上設定したことを特徴とす
る。請求項3によれば、伝達機構の回転軸と駆動機構の
回転軸を同一軸とすることにより、軸の構造を簡略化で
き、小型化が可能となるとともに、安価に構成できる。
【0010】請求項3は、前記回転軸を前記ケース本体
に貫通して設け、前記回転軸を保持する軸受けが前記伝
達機構側に突出して形成されたことを特徴とする。請求
項3によれば、ケース本体を貫通する回転軸を保持する
軸受けを非防水構造となる伝達機構側に突出して形成す
ることにより、回転軸と軸受けとの間に水滴が蓄積され
ることがなくなり、防水構造である駆動機構側に水滴等
が侵入することがなくなり、伝達機構側が防水構造でな
くても、駆動機構側の防水構造を確保できる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1に本発明の一実施例のアクチ
ュエータの構成図、図2に本発明の一実施例のブロック
構成図、図3に本発明の一実施例の外観図を示す。本実
施例の自転車1は、図3に示すように変速機構付き自転
車に自動変速装置7を搭載したものである。まず、駆動
力伝達について説明する。
【0012】自転車1では、搭乗者がペダル2を駆動す
ると、駆動力がペダル2からチェーン3に伝達され、さ
らに、チェーン3から変速機構4に伝達され、変速され
た後、駆動輪5に伝達される。変速機構4は、ワイヤ6
を介して自動変速装置7に接続され、自動変速装置7に
より自動変速される。自動変速装置7はワイヤ8を介し
てチェンジレバー9に接続されており、チェンジレバー
9の手動操作による駆動が加わった場合には、チェンジ
レバー9の手動操作による駆動力をワイヤ6を介して変
速機構4に供給する。
【0013】次に自動変速装置7について説明する。図
4に本発明の一実施例の自動変速装置の外観図を示す。
自動変速装置7は、図4に示すように駆動輪5の回転速
度から自転車1の車速を検出する車速センサ10、車速
センサ10で検出された車速に応じてワイヤ6を移動さ
せ、変速機構4の変速段を最適に制御するアクチュエー
タ11、アクチュエータ11に駆動用電源を供給する電
池ボックス12から構成される。車速センサ10とアク
チュエータ11とは、信号コード120により接続さ
れ、電池ボックス12とアクチュエータ11とは電源コ
ード130により接続されている。
【0014】車速センサ10は、駆動輪5に取り付けら
れたマグネット10aと、自転車1のフレームのマグネ
ット10aに対向する位置に取り付けられたリードスイ
ッチ10bから構成され、リードスイッチ10bが信号
コード120を介してアクチュエータ11に接続されて
いる。リードスイッチ10bは駆動輪5の回転に応じて
マグネット10aがリードスイッチ10bに近接する
と、オンし、離間するとオフし、アクチュエータ11に
車速に応じた検出信号を発生させる。
【0015】アクチュエータ11は、自転車1のフレー
ムに風雨にさらされた状態で取り付けられるので、防塵
・防水構造のケースに収容される。アクチュエータ11
は、フレーム110のクランク保持部分の下部に取り付
けられる。
【0016】フレーム110のクランク保持部分にはペ
ダル2により発生された駆動力をチェーン3に伝達する
ためのクランク機構111及びギア112がある。この
ため、図3に示すようにフレーム110のペダル保持部
分の下部にアクチュエータ11を保持しても、アクチュ
エータ11は、ギア112より下部に突出することがな
いので、走行の妨げとはならない。また、目立たない位
置に取り付けられるので意匠的に良好となる。
【0017】アクチュエータ11を収容するケース20
0は、図1に示すように伝達機構13を収容する収容部
201と駆動機構11aを収容する収容部202とが別
に設けられ、メンテナンス性を向上させた構成とされて
いる。ケース200は、主に、ケース本体203、カバ
ー204,205から構成される。
【0018】ケース本体203は、カバー204がクッ
ション材206を介して係合され駆動機構11aを収容
する収容部202が構成される。収容部202は、モー
タ15、回路基板11bが収容されるため、防水構造と
される。次にケース200の構造について、図面ととも
に説明する。図5、図6は本発明の一実施例のケースの
分解断面図、図7は本発明の一実施例のケースの組立断
面図を示す。
【0019】ケース本体203には外周縁部の全周に亘
ってクッション材206を配設するための凹部207が
形成され、凹部207の外周の複数箇所に図6に示すよ
うに爪部208が形成されている。また、カバー204
の外周縁部には鍔部209が全周に亘って形成されてい
る。
【0020】ケース本体203とカバー204との結合
は、ケース本体203の凹部207にクッション材20
6を係合させた後、ケース本体203の外周縁部にカバ
ー204の鍔部209を突き合わせ、カバー204をケ
ース本体203方向に押圧することにより、カバー20
4の鍔部209によりケース本体203の爪部208が
外周方向に弾性変形される。次に、カバーの鍔部がケー
ス本体203の爪部208を乗り越えると、ケース本体
203の爪部208が復帰し、図7(C)に示すように
カバー204の鍔部209に係合する。
【0021】このとき、クッション材206は、ケース
本体203とカバー204との間に狭持され、圧縮され
つつ、ケース本体203の凹部207に収容される。カ
バー204は鍔部209がケース本体203の爪部20
8に係合することにより、ケース本体203に保持され
る。ケース本体203にカバーが保持された状態で、ク
ッション材206はケース本体203の凹部207に圧
縮された状態で収容され、ケース本体203及びカバー
204に圧着され、ケース本体203とカバー204と
の間を密封状態にする。
【0022】また、ケース本体203とカバー204と
は、ケース本体203の内部からカバー204内部に形
成されたネジ孔218にネジ219を螺入させることに
より、確実に固定される構成とされている。このとき、
ネジ219は、ケース本体203のカバー205が取り
付けられる側の内部から螺入する構成とされ、ケース2
03とケース204との間にゴムクッション411が取
り付けられている。したがって、ネジ219が貫通する
貫通孔220も防水される。
【0023】以上により、ケース本体203とカバーと
により形成される空間を防水状態にすることができる。
このケース本体203とカバー204との間に形成され
る空間202にはモータ15、制御回路17、定電圧回
路18、電源制御回路19、変速マップメモリ20が搭
載された回路基板21を有する駆動機構11aが収容さ
れる。
【0024】カバー205は、ケース本体203にネジ
留めされ、ネジ210の取付、取り外しにより容易にケ
ース本体203から着脱できる構成とされている。カバ
ー205とケース本体203との間に形成される空間、
すなわち、収容部201には伝達機構13が収容され
る。
【0025】カバー205とケース本体203とは、係
合部分を迷路構造とし、着脱を容易にしつつも防塵効果
を図った構成とされている。ケース本体203のカバー
205との係合部分には、図6に示すように凸部211
が形成され、カバー205にはケース本体203の凸部
211に係合するように凹部212が形成されている。
ケース本体203の凸部211にカバー205の凹部2
12を係合させることによりカバー205がケース本体
203に位置決めされる。
【0026】ケース本体203の外側には図5に示すよ
うにナット213を保持するナット保持部214が形成
されている。カバー205にはケース本体203のナッ
ト保持部214に対向してネジ貫通孔215が形成され
ている。ネジ210をカバー205のネジ貫通孔215
を貫通させてナット保持部214に保持されたナット2
13に螺入することによりカバー205がケース本体2
03に固定される。
【0027】このように、カバー205はケース本体2
03の外側でケース本体203にネジ留めされるため、
水滴などがネジ210とネジ貫通孔215との間を介し
てケース内に侵入することがなく。非防水構造でありな
がらも、防水、防塵効果を奏する。
【0028】しかし、収容部201は、完全な防水構造
ではなく、非防水構造なので、水滴などが侵入可能性が
ある。したがって、図7(A)に示すようにケース本体
203とカバー205との結合部の下方の一部に水抜き
孔216が形成されている。水抜き孔216は、ケース
本体203及びカバー205の外周縁部を一部を切り欠
くことにより形成される。
【0029】また、ケース本体203には、電池ボック
ス12から電源コード130を引き込むと共に、車速セ
ンサ10からの信号コード120を引き込むためのグロ
メット217が結合されている。図8に本発明の一実施
例のコードの接続を説明するための図である。
【0030】グロメット217は、ゴムなどの弾性部材
からなり、ケース本体203に形成された取付孔221
に着脱可能に係合する。取付孔221は、ケース本体2
03の駆動機構11aが収容される側と外部との間に形
成され、駆動機構11aを構成する回路基板21に接続
される電池ボックス12及び車速センサ10からの信号
の取り入れ口となる。
【0031】グロメット217は、外周部が取付孔22
1と密着し、グロメット217と取付孔221周囲との
間からの水滴の侵入を防止している。また、グロメット
217は、中央部分にコード120,130を貫通させ
る貫通孔222を有し、貫通孔222は、コード12
0,130に密着し、コード120,130の周辺から
ケース内への水滴の侵入を防止する。また、グロメット
217の外周側面にはケース本体203の貫通方向に直
交する方向に凹凸が形成されいる。一方、グロメット2
17が装着される取付孔221は、グロメット217の
外周形状とほぼ同様な大きさとされ、取付孔221の内
周にはグロメット217の外周に形成された凹凸に係合
する形状に形成されている。
【0032】グロメット217は、弾性変形させ、外周
に形成された凹凸を取付孔221の内周に形成された凹
凸に係合させることによりケース本体203に取り付け
られる。なお、このとき、グロメット217の凹凸と取
付孔221の凹凸とが係合することによりグロメット2
17がケース本体203から離脱されにくくしている。
【0033】グロメット217を介してケース内に導入
された電源コード130及び信号コード120は、回路
基板21端部に搭載されたコネクタ223に接続され
る。コネクタ223は、回路基板21上でケース本体2
03に開口された取付孔221に向けて接続端子が開放
されており、取付孔221からコード120,130の
先端がコネクタ223の接続端子に接続可能な構成とさ
れている。
【0034】このとき、取付孔221の外径はコネクタ
223の外径より大きく設定される。例えば、図8
(D)に示すようにコネクタ223の長手方向の長さを
A、図8(A)に示すように取付孔221の一辺の長さ
をBとしたとき、A<Bに設定されており、取付孔22
1からコネクタ223に対して電源コード130及び信
号コード120の接続を容易に行えるように構成されて
いる。
【0035】ここで、図2に戻って駆動機構11aにつ
いて説明する。駆動機構11aは、伝達機構13の駆動
量を検出するギア位置検出部14、伝達機構13の駆動
源となるモータ15、モータ15の駆動力を減速して伝
達機構13に供給する減速ギア群16、車速センサ10
から供給される検出信号、及び、ギア位置検出部14で
検出された伝達機構13の現在の駆動位置に基づいてモ
ータ15の回転を制御する制御回路17、制御回路17
に駆動電圧を供給する定電圧回路18、電池ボックス1
2から供給される電源の定電圧回路18への供給を制御
回路17からの電源制御信号に応じて制御する電源制御
回路19、制御回路17からアクセス可能とされてお
り、車速センサ10で検出された駆動輪5の回転速度に
応じた変速機構4の取るべき変速位置が記憶された変速
マップメモリ20から構成される。なお、制御回路1
7、定電圧回路18、電源制御回路19、変速マップメ
モリ20は、回路基板21上に搭載され、ケース200
内に収容固定される。
【0036】ここで、駆動機構11aの機械的構成につ
いて図1とともに説明する。駆動機構11aは、ケース
本体203の防水構造側に収容される。駆動機構11a
を構成するモータ15は、回転軸401の延長方向がケ
ース本体203の部品保持面に平行となるようにケース
本体203の防水構造側に固定され、回転軸401には
ウォームギア402が圧入固定されている。ウォームギ
ア402は、ケース本体203の略中央部にケース本体
203の部品保持面に直交して配置されたシャフト40
3に回転自在に保持されたギア404に噛合し、モータ
15の回転駆動力をギア405に伝達する。
【0037】シャフト403は、ケース本体203に一
体に形成された保持部406にケース本体203の非防
水構造側と防水構造側とを貫通して圧入保持される。保
持部406は、周囲がケース本体203の非防水構造側
(矢印A方向)に突出し、非防水構造側でシャフト40
3と保持部406との間に水滴が蓄積されないように構
成され、ケース本体203の防水構造側の防水性を高め
ている。また、保持部406はシャフト403との圧入
保持部分を長くとることによりケース本体203の防水
構造側の防水性を高めた構成としている。
【0038】ギア404は、ギア405に噛合し、駆動
力を伝達する。ギア405は、シャフト403に平行に
設けられたシャフト407に圧入固定されており、ギア
404からの駆動力によりシャフト407を回転させ
る。なお、ギア405にはギア位置検出部14を構成す
る検出ギアが一体に形成されている。ここで、ギア位置
検出部14について説明する。
【0039】図9に本発明の一実施例のギア位置検出部
の構成図を示す。図9(A)はマイクロスイッチ14b
がオフのときの状態、図9(B)はマイクロスイッチ1
4bがオンのときの状態を示す。回転検出用ギア14a
はギア405と一体的に形成されている。回転検出用ギ
ア14aをギア405と一体的に形成することにより、
構成部品点数を削減できる。
【0040】このため、回転検出用ギア14aは、減速
ギア群16の出力ギア16aと回転軸となるシャフト4
07に固定され、ギア405及び出力ギア16aととも
に回転する。回転検出用ギア14aの周囲には伝達機構
13の検出移動量に応じたピッチ(角度)で歯部14c
が形成されている。マイクロスイッチ14bはスイッチ
を駆動するための凸部14dがケース14eから突出し
た構成とされている。
【0041】マイクロスイッチ14bは、凸部14dが
回転検出用ギア14aの歯部14c形成面に当接される
ように回転検出用ギア14aに近接して配置されてい
る。凸部14dはケース14eから突出する方向(矢印
C1 方向)にバネなどにより付勢されており、回転検出
用ギア14aの歯部14cの形成面に所定の圧力で押圧
されている。図9(A)に示すように凸部14dが歯部
14cの間にあるときには凸部14dはケース14eか
ら矢印C1 方向に延出された状態とされ、マイクロスイ
ッチ14bをオフする。
【0042】また、図9(A)の状態からモータ15が
回転し、回転検出用ギア14aが矢印D方向に角度θだ
け回転されると、図9(B)に示されるように回転検出
用ギア14aの歯部14cの位置にマイクロスイッチ1
4bの凸部14dが位置し、マイクロスイッチ14bの
凸部14dが矢印C2 方向に押し込まれマイクロスイッ
チ14bはオンする。
【0043】このように、モータ15の回転により回転
検出用ギア14aが回転されると、マイクロスイッチ1
4bは回転検出用ギア14aの歯部14cによりオン/
オフが繰り返される。マイクロスイッチ14bには、一
定の電源が供給され、マイクロスイッチ14bがオンす
るとローレベル、マイクロスイッチ14bがオフすると
ハイレベルとなるパルス信号が生成される。マイクロス
イッチ14bで生成されたパルス信号は、制御回路17
に供給される。制御回路17は、上記ギア位置検出部1
4から供給されるパルス信号によりギア位置及びモータ
ロックの検出を行う。
【0044】ここで、再び図1に戻ってシャフト407
について説明する。シャフト407はケース本体203
に形成された軸受け部408にケース本体203の防水
構造側と非防水構造側とで貫通した状態で、回転自在に
保持される。シャフト407は、防水構造側の横断面形
状が略D形形状とされている。一方、シャフト407に
係合するギア405はシャフト407の横断面形状に係
合する略D形形状の貫通孔409を有する。ギア405
は貫通孔409をシャフト407に係合させることによ
り、シャフト407との間に滑りを生じさせないように
回転する。
【0045】また、シャフト407の非防水構造側には
出力ギア16aが圧入保持されている。軸受け部408
は回転するシャフト407を回転自在に保持する必要か
ら各種防水構造が適用されている。図10に本発明の一
実施例の軸受け部の断面図を示す。
【0046】軸受け部408には、その周囲がケース本
体203の非防水構造側に突出した突出部410がケー
ス本体203と一体に形成されている。突出部410に
よりシャフト407と軸受け部408との間に水滴が供
給されても、水滴はケース本体203の底面方向流れる
ので、シャフト407と軸受け部408との間に水滴が
蓄積されない。
【0047】軸受け部408の非防水構造側には出力ギ
ア16aとケース本体203との間にオイルシール41
3が設けられ、防水性を向上させている。オイルシール
413は、薄板の円錐部413aと肉厚部413bとを
組み合わせた構成とされ、円錐部413aの底面方向を
出力ギア16aと反対方向に、厚肉部413aを出力ギ
ア16aの方向となるように配置し、シャフト407の
回転ロスを低減している。
【0048】出力ギア16aは、伝達機構13に噛合し
て伝達機構13に駆動機構からの駆動力を伝達する。こ
こで、ケースの非防水構造側に収容される、伝達機構1
3について図面と共に説明する。
【0049】図11に本発明の一実施例の伝達機構の分
解斜視図を示す。伝達機構13は、減速ギア群16の出
力ギア16aと噛合し、出力ギア16aから供給される
駆動力によって回動するオートプーリ501と、オート
プーリ501及び変速機構4に係合し、オートプーリ5
01の回転駆動力を変速機構4にワイヤ6を介して伝達
する出力プーリ510と、出力プーリ510及びチェン
ジレバー9に係合し、チェンジレバー9からの供給され
た駆動力によって回転し、チェンジレバーからの回転駆
動力を出力プーリ510に伝達するマニュアルプーリ5
20とから構成される。
【0050】オートプーリ501は、円盤状をなし、そ
の中心部には軸受け部502が形成されている。軸受け
部502は、ケース本体203に固定され、駆動機構の
ギア404の回転軸と共通の回転軸403に係合してい
る。オートプーリ501は、駆動機構と共通の回転軸4
03を中心に回転保持される。
【0051】オートプーリ501の外周端部にはギア5
03が所定の角度にわたって形成されている。ギア50
3は、減速ギア群16の出力ギア16aと噛合し、出力
ギア16aにより変速位置に応じた角度に回転される。
オートプーリ501の回転中心P0 から半径Rの位置に
は回転中心P0 を中心に所定の角度θ0 にわたって第1
の溝部504が形成されている。第1の溝部504は出
力プーリ510と係合して、オートプーリ501に伝達
された回転駆動力を出力プーリ510に伝達する。ま
た、オートプーリ501には切欠部505が所定の角度
θ1 に亘って形成されている。切欠部505にはストッ
パ530が係合し、変速機構4を1速〜4速で駆動可能
な距離でワイヤ6を移動させることができる角度範囲で
オートプーリ501の回転を規制している。
【0052】また、出力プーリ510は、円盤状をな
し、その中心には軸受け部511が形成されている。軸
受け部511は回転軸403に係合し、出力プーリ51
0を回転軸403を中心に回転自在に保持する。また、
出力プーリ510の外周端部には変速機構4に接続され
たワイヤ6を接続する係合部512及びワイヤ6を外周
に添ってガイドするガイド溝513が形成されている。
係合部512にはワイヤ6の先端に形成された接続部6
aが係合され、ワイヤ6の一端が出力プーリ510に保
持される。
【0053】ガイド溝513は出力プーリ510の外周
端部全周にわたって形成されている。ガイド溝513に
は係合部512に固定されたワイヤ6が係合し、ワイヤ
6の経路を所定の経路となるようにガイドする。また、
出力プーリ510の回転中心P1 から半径Rの位置には
回転中心P1 を中心に所定の角度θ0 にわたって第2の
溝部514が形成されている。第2の溝部514は、マ
ニュアルプーリ520に対向する面に形成され、マニュ
アルプーリ520と係合して、マニュアルプーリ520
にチェンジレバー9から伝達された回転駆動力を出力プ
ーリ510に伝達する。なお、第2の溝部514は、出
力プーリ510を貫通して形成しても良い。
【0054】さらに、出力プーリ510のオートプーリ
501に対向する面には、出力プーリ510の回転中心
P1 から半径Rの位置にオートプーリ501に形成され
た第1の溝部504と係合する第1の凸部515が形成
されている。第1の凸部515は、オートプーリ501
に形成された第1の溝部504に係合し、オートプーリ
501の回転により第1の溝部504の端部に当接し、
出力プーリ510に回転駆動力を伝達する。
【0055】マニュアルプーリ520は、円盤状をな
し、その中心には軸受け部521が形成されている。軸
受け部521は回転軸403に係合し、マニュアルプー
リ520を回転軸403を中心に回転自在に保持する。
また、マニュアルプーリ520の外周端部にはチェンジ
レバー9に接続されたワイヤ8を接続する係合部522
及びワイヤ8をガイドするガイド溝523が形成されて
いる。係合部522にはワイヤ8の先端に固定された接
続ネジ540が係合され、ワイヤ8とマニュアルプーリ
520とが固定される。
【0056】ガイド溝523はマニュアルプーリ520
の外周端部全周にわたって形成されている。ガイド溝5
23には接続ネジ540に固定されたワイヤ8が係合
し、ワイヤ8の経路を所定の経路となるようにガイドす
る。マニュアルプーリ520はワイヤ8を介してチェン
ジレバー9から伝達された駆動力により回転される。マ
ニュアルプーリ520が回転駆動されるとマニュアルプ
ーリ520に形成された第2の凸部524が出力プーリ
510の第2の溝部514の端部に当接して、出力プー
リ510を回転させ、変速機構4に接続されたワイヤ6
を駆動する。
【0057】図12〜図14に本発明の一実施例の伝達
機構の動作説明図を示す。図12〜図14で(A)はマ
ニュアルプーリ520の状態、(B)は出力プーリ51
0の状態、(C)はオートプーリ501の状態を示す。
図12はマニュアルプーリ520、出力プーリ510、
オートプーリ501がともに1速の状態を示す。
【0058】マニュアルプーリ520、出力プーリ51
0、オートプーリ501がともに1速の状態では、マニ
ュアルプーリ520は矢印A1 方向に回転された状態で
あり、マニュアルプーリ520に保持、ガイドされたワ
イヤ8は、最も伝達機構13に引き込まれた状態とされ
る。また、出力プーリ510は、変速機構4によりワイ
ヤ6が矢印A1 方向に付勢され、マニュアルプーリ52
0に形成された第2の凸部524に第2の溝部514の
矢印A2 方向の端部が当接し、ワイヤ6を最も変速機構
4側に最も引き出された状態とされる。さらに、オート
プーリ501は、1速位置に回転されており、このと
き、第1の溝部504の矢印A1 方向端部に出力プーリ
510の第1の凸部515が当接する。
【0059】ここで、オートプーリ501の1速位置は
図12(C)に示す位置に設定されているが、オートプ
ーリ501の基準位置は1速位置からわずかに矢印A1
方向に移動したストッパ530にオートプーリ501の
切欠部505の矢印A2 方向の端部が完全に当接する位
置に設定されており、初期化時にはオートプーリ501
が矢印A1 方向いっぱいに回転されることにより基準位
置が設定される。
【0060】図13はマニュアルプーリ520、出力プ
ーリ510が4速、オートプーリ501が1速の状態を
示す。図12に示す状態でチェンジレバー9を4速位置
にすると、図13(A)に示すようにワイヤ8がチェン
ジレバー9側(矢印A2 方向)に引き込まれ、マニュア
ルプーリ520が矢印A2 方向に回転する。マニュアル
プーリ520が矢印A2 方向に回転すると、マニュアル
プーリ520に設けられた第2の凸部524は、出力プ
ーリ510の第2の溝部514の矢印A2 方向の端部に
当接しているので、出力プーリ510が矢印A2 方向に
回転されることになる。
【0061】出力プーリ510が矢印A2 方向に回転す
ると、図13(B)に示すようにワイヤ6が矢印A2 方
向に引き込まれ、変速機構4が4速に設定される。この
とき、オートプーリ501は図13(C)に示すように
1速位置に保持されており、出力プーリ510の第1の
凸部515はオートプーリ501の第1の溝部504を
矢印A2 方向に移動するだけであり、オートプーリ50
1により出力プーリ510の移動が停止されることはな
い。
【0062】図14はマニュアルプーリ520が1速、
出力プーリ510、オートプーリ501が4速の状態を
示す。図12に示す状態では、オートプーリ501の第
1の溝部504の矢印A1 方向の端部に出力プーリ51
0の第1の凸部515が当接しているので、図14
(C)に示すようにオートプーリ501が矢印A2 方向
に回転すると、図14(B)に示すように出力プーリ5
10も矢印A2 方向に回転し、ワイヤ6が矢印A2方向
に引き込まれ、変速機構4が4速に設定される。
【0063】このとき、マニュアルプーリ520の第2
の凸部524は、出力プーリ510の第2の溝部514
の矢印A2 方向の端部に当接しているので、出力プーリ
510が矢印A2 方向に回転しても、マニュアルプーリ
520は回動されない。以上のように、伝達機構4によ
り自動変速動作と手動変速動作との両方を実施できる構
成とされている。
【0064】次に電池ボックス12について説明する。
図15に本発明の一実施例の電池ボックスの断面図を示
す。電池ボックス12の内部ブロック構成は、図2に示
すように電源電圧を生成する電池233、電池233で
生成される電源電圧をアクチュエータ11に供給する電
源供給回路234、電池ボックス12からアクチュエー
タ11への電源の供給を手動で投入・切断を行うと共に
初期化を行う、いわゆる、イニシャライズ処理を行うた
めの電源スイッチ235から構成される。
【0065】電池ボックス12は、図15に示すように
防水ケース300に収容されている。ケース300は、
ケース半体301,302を組み合わせた構成とされて
いる。ケース半体301,302の結合部は、クッショ
ン材303を挟んで結合され、内部が密封状態とされ、
いわゆる、防水構造とされている。
【0066】ケース半体301とケース半体302と
は、ケース300の外側部分でネジ321によりネジ留
めされている。ネジ321は、ケース半体301に形成
されたネジ貫通孔322を介してケース半体302に埋
め込まれたネジ固定部材323に螺入することにより固
定される。
【0067】また、ケース半体302には、アクチュエ
ータ11に電源を供給する電源コード130を引き込む
グロメット304が結合される。グロメット304は、
ゴムなどの弾性部材からなり、ケース半体302に形成
された取付孔305を閉蓋する。
【0068】グロメット304は、取付孔305の外周
に設けられたグロメット係合部306に係合され、取付
部305を閉蓋する。また、グロメット304は、中央
部分に電源コード130を貫通させる貫通孔307を有
し、貫通孔307は、電源コード130に密着し、電源
コード130の周辺からケース300内への水滴の侵入
を防止する。
【0069】グロメット304を介してケース300内
に導入された電源コード130は、電源供給回路234
及び電源スイッチ235が搭載された回路基板308端
部に搭載されたコネクタ309に接続される。コネクタ
309は、回路基板308上でケース半体302に開口
された取付孔305に向けて接続端子が開放されてお
り、取付孔305から電源コード130の先端をコネク
タ309の接続端子に接続可能な構成とされている。
【0070】このとき、取付孔305の外径はコネクタ
309の外径より大きく設定されている。また、コネク
タ309は、ケース半体302の取付孔305から電源
コード130の接続が容易に行える範囲で所定距離、離
間した位置に固定されており、取付孔305とコネクタ
309との間の空間は、電源コード130を折り畳んで
収容するコード収容部310を形成している。
【0071】例えば、取付時に電源コード130が余っ
てしまった場合などに電源コード130をグロメット3
04のケース内面側の方向に引き込んでグロメット30
4の外面側に延出する電源コード130のたるみをなく
し、グロメット304の内面側に引き込まれた電源コー
ド130を折り畳んで、コード収容部310に収容した
後、グロメット304を取付孔305の周囲に設けられ
たグロメット係合部306に係合させ、取付孔305を
閉蓋する。
【0072】以上の作業により電源コード130がアク
チュエータ11と電池ボックス12との間でたるむこと
がないので、見栄えが良くなるとともに、コードへの引
っかかりを防止できる。また、ケース半体302には、
電池ボックス12を自転車1のフレーム110に固定す
るための固定部材311が固定されている。固定部材3
11は、ケース半体302の底面に形成された取付部3
12に係合され、ネジ313を取付部312に形成され
たネジ孔314に螺入することにより固定される。
【0073】固定部材311は、略円筒状をなし、ネジ
孔314に対向する側面には切り込みが形成され、円筒
内周部が開放可能に構成されている。固定部材311の
切り込み外周には円筒を閉じるための接合部315が形
成されてる。接合部315は、ネジ316を接合部31
5に埋め込まれたナット317に螺入することにより閉
じられる。
【0074】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1によれ
ば、第1のカバーをケース本体からは外すことで、伝達
機構のメンテナンスが可能になり、また、第2のカバー
をケース本体から外すことで、駆動機構のメンテナンス
が可能となり、必要な機構部分だけを独立にメンテナン
スできるので、メンテナンス時にメンテナンス不要な部
分までを離脱、調整しなくて良いため、メンテナンス性
を向上できる。また、駆動機構から伝達される駆動力に
より駆動され、電気的な装置を持たず、比較的風雨に強
い伝達機構を収容するケース本体と第1のカバーとの結
合を迷路構造とし、防塵効果を持たせ、伝達機構の駆動
源となり、モータなどの電気的な装置を有する駆動機構
を収容するケース本体と第2のカバーとの結合を防水構
造とすることにより、防水構造部分を必要最小限に留め
ることができるので、安価に構成でき、また、変速装置
との接続などが必要となり、カバーの開閉が頻繁に行わ
れるケース本体と第1のカバーと結合が非防水構造とな
るため、作業時に第1のカバーの着脱に気を使う必要が
ないので、メンテナンス性を向上できる等の特長を有す
る。
【0075】請求項2によれば、伝達機構の回転軸と駆
動機構の回転軸を同一軸とすることにより、軸の構造を
簡略化でき、小型化が可能となるとともに、安価に構成
できる等の特長を有する。請求項3によれば、ケース本
体を貫通する回転軸を保持する軸受けを非防水構造とな
る伝達機構側に突出して形成することにより、回転軸と
軸受けとの間に水滴が蓄積されることがなくなり、防水
構造である駆動機構側に水滴等が侵入することがなくな
り、伝達機構側が防水構造でなくても、駆動機構側の防
水構造を確保できる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のアクチュエータの構成図で
ある。
【図2】本発明の一実施例のブロック構成図である。
【図3】本発明の一実施例の自動変速装置が搭載される
自転車の外観図である。
【図4】本発明の一実施例の自動変速装置の外観図であ
る。
【図5】本発明の一実施例のケースの分解断面図であ
る。
【図6】本発明の一実施例のケースの分解断面図であ
る。
【図7】本発明の一実施例のケースの組立図である。
【図8】本発明の一実施例のコードの接続を説明するた
めの図である。
【図9】本発明の一実施例のギア位置検出部の説明図で
ある。
【図10】本発明の一実施例の要部の断面図である。
【図11】本発明の一実施例の伝達機構の分解斜視図で
ある。
【図12】本発明の一実施例の伝達機構の動作説明図で
ある。
【図13】本発明の一実施例の伝達機構の動作説明図で
ある。
【図14】本発明の一実施例の伝達機構の動作説明図で
ある。
【図15】本発明の一実施例の電池ボックスの防水構造
を説明するための図である。
【符号の説明】
1 自転車 2 ペダル 3 チェーン 4 変速機構 5 駆動輪 6、8 ワイヤ 7 自動変速装置 9 チェンジレバー 10 車速センサ 10a マグネット 10b リードスイッチ 11a 駆動機構 11 アクチュエータ 12 電池ボックス 13 伝達機構 14 ギア位置検出部 15 モータ 16 減速ギア群 17 制御回路 18 定電圧回路 19 電源制御回路 20 変速マップメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松島 賢治 埼玉県行田市富士見町1丁目4番地1 ジ ェコー株式会社内 (72)発明者 飯塚 誠 埼玉県行田市富士見町1丁目4番地1 ジ ェコー株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変速装置に接続され、該変速装置を駆動
    し、変速させる伝達機構と、該伝達機構に結合され、走
    行状態に応じて前記伝達機構を駆動する駆動機構とを有
    する自動変速装置であって、 一方の側に前記伝達機構が動作可能に収容され、他方の
    側に前記駆動機構が動作可能で収容され、前記伝達機構
    と前記駆動機構とが貫通して結合されるケース本体と、 前記ケース本体の一方の側に境界が迷路構造となるよう
    に係合され、前記伝達機構をカバーする第1のカバー
    と、 前記ケース本体の他方の側と防水構造となるように係合
    され前記駆動機構をカバーする第2のカバーとを有する
    ことを特徴とする自動変速装置。
  2. 【請求項2】 前記伝達機構の回転軸と前記駆動機構の
    回転軸とを同一軸上設定したことを特徴とする請求項1
    又は2記載の自動変速装置。
  3. 【請求項3】 前記回転軸は、前記ケース本体に貫通し
    て設けられ、前記回転軸を保持する軸受けが前記伝達機
    構側に突出して形成されたことを特徴とする請求項2記
    載の自動変速装置。
JP8342093A 1996-12-20 1996-12-20 自動変速装置 Pending JPH10181675A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8342093A JPH10181675A (ja) 1996-12-20 1996-12-20 自動変速装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8342093A JPH10181675A (ja) 1996-12-20 1996-12-20 自動変速装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10181675A true JPH10181675A (ja) 1998-07-07

Family

ID=18351109

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8342093A Pending JPH10181675A (ja) 1996-12-20 1996-12-20 自動変速装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10181675A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001120008A (ja) * 1999-10-27 2001-05-08 Yanmar Agricult Equip Co Ltd 線引きマーカー解除装置
US7320655B2 (en) * 2002-09-06 2008-01-22 Shimano, Inc. Bicycle derailleur with a misalignment inhibiting structure
JP2017019446A (ja) * 2015-07-14 2017-01-26 パナソニックIpマネジメント株式会社 電動アシスト自転車
US9950767B2 (en) 2014-09-05 2018-04-24 Shimano Inc. Bicycle shifter, bicycle transmission device, and bicycle electric system

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001120008A (ja) * 1999-10-27 2001-05-08 Yanmar Agricult Equip Co Ltd 線引きマーカー解除装置
US7320655B2 (en) * 2002-09-06 2008-01-22 Shimano, Inc. Bicycle derailleur with a misalignment inhibiting structure
US9950767B2 (en) 2014-09-05 2018-04-24 Shimano Inc. Bicycle shifter, bicycle transmission device, and bicycle electric system
US10940915B2 (en) 2014-09-05 2021-03-09 Shimano Inc. Bicycle shifter, bicycle transmission device, and bicycle electric system
JP2017019446A (ja) * 2015-07-14 2017-01-26 パナソニックIpマネジメント株式会社 電動アシスト自転車

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI691433B (zh) 自行車後變速器
EP0872373B1 (en) Vehicular accelerator pedal apparatus
US7812492B2 (en) Motor drive assembly
US8089002B2 (en) Cable insertion structure for outboard motor
WO2005108197A1 (ja) アクセル操作装置
JPS58214414A (ja) 車体におけるサンル−フの安全装置
JP2003252273A (ja) スロットル開度検出装置
JPH10181675A (ja) 自動変速装置
US9957746B2 (en) Motor unit, motor with speed reduction mechanism, and sliding door automatic opening/closing device
US6183322B1 (en) Operation cable mounting structure of outboard motor
JP2000318687A (ja) 船外機
JPS6246744A (ja) ワイパ−モ−タ
KR20170041581A (ko) 자동차
US4838820A (en) Preassembled throttle cable linkage
JP4266330B2 (ja) スロットル開度検出装置
EP1541457A1 (en) Electric throttle
WO2022210183A1 (ja) 車両用リッド装置
US20150326096A1 (en) Electric motor
JP2007253652A (ja) リアスポイラ装置
JP2004159387A (ja) モータ
JP5195367B2 (ja) コントローラー
US7805887B2 (en) Open/close member driving apparatus
JP5654814B2 (ja) パワースライド装置
JP3715896B2 (ja) モータ
JP2000211440A (ja) コンビネ―ションスイッチ装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090511

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100511

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100511

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100511

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100511

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100511

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110511

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 11

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120511

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130511

Year of fee payment: 12