JPH10180273A - 腐敗槽又はその同等物のための生物活性化剤 - Google Patents
腐敗槽又はその同等物のための生物活性化剤Info
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Abstract
化剤を提供すること。 【解決手段】 固体状粒子からなり粘土を含む腐敗槽又
はその同等物のための生物活性化剤であって、生物活性
化剤過程の天然の酵素の固定及び活性化を増加させるた
めにそのラメラの間に間隔をあけるために前記粘土粒子
の幾何構造を改良するイオン結合により、粘土上に固定
又は交換され得る添加される陽イオンを更に含むことを
特徴とする生物活性化剤を提供する。
Description
等物のための生物活性化剤に関する。
の非毒性製品の固体状の微細に分割された粒子からなる
タイプの腐敗槽又はその同等物のための生物活性化剤は
既に周知である。文献FR−A−2 357 490,
EP−A−248 709,EP−A−349 44
1,FR−A−2 659 644は、関連するこのよ
うな製品に言及し得る。
は既に満足いくものであるが、このような活性化剤の効
率を上げる可能性及び特に、以前のものより迅速に要求
される結果を得ることを可能にする可能性が考えられて
いる。
明は、上述の一般的なタイプの腐敗槽又はその同等物の
ための生物活性化剤であって、該活性化剤が、固体状粒
子からなり粘土を含み、その機能が生物活性化過程の天
然の酵素の固定及び活性化を増加させるようにそのラメ
ラの間に間隔をあけるために粘土粒子の幾何学的構造を
改良することであるイオン結合により前記粘土上に固定
され又は交換され得る添加された陽イオンを更に含むこ
とを特徴とする活性化剤を提供する。
記生物活性化剤は、生物活性化過程から生ずる残ったス
ラッジが農業で拡散する作業に用いられる前記スラッジ
についての銅及び亜鉛に関して最大値を供する電流基準
値(current standard)に従うであろ
うように、鉄、銅及び亜鉛も含む。
う。添加される陽イオンとしてカルシウム又はマグネシ
ウムを用いて優れた結果が得られている。添加される陽
イオンとしてカルシウム及びマグネシウムを用いても優
れた結果が得られている。
粉末からなる。例えば、それは、重質石灰石又は一様な
チョークからなり得る。特に、優れた結果は、微細に分
割されたOMYAカンパニーにより市販されるOMYALI
TE90チョークから製造された炭酸カルシウムを用い
て得られている。
有する粒子を含む。添加されるマグネシウムは、粉末形
態でもあり得る酸化マグネシウムからなる。一つの実施
形態によれば、前記粘土は生の粘土(raw cla
y)である。特にFR−A−2 633 607及びF
R−A−2 659 644の文献に記載されるような
カオリナイトを含む粘土で優れた結果が得られている。
ITERRANSE S. A. により製造されたカオリナイトで得ら
れている。このカオリナイトの化学分析は次の結果を供
する(割合(%)は重量に基づく)。 SiO2 :44.5 Al2 O3 :36.5 Fe2 O3 :1.1 TiO2 :3.5 CaO :0.6 MgO :0.03 Na2 O :0.1 K2 O :0.03 このカオリナイトのかさ密度は約0.7kg/dm3 であ
る。
μmの特大のものが1%、250μmのものが0%であ
る。他の興味ある結果は、イライト及びカオリナイトの
混合物を含む天然の粘土で得られている。その化学分析
は、重量%で次の結果を供する。 SiO2 :18.8 Al2 O3 :13.4 Fe2 O3 :4.9 TiO2 :0.85 CaO :13.8 MgO :1.2 Na2 O :0.2 K2 O :2.0 本発明による生物活性化剤は、その活性部について約9
0〜98%の粘土を含む。
含まれる。添加された酸化マグネシウムは0.1〜4重
量%含まれる。添加された炭酸カルシウム及び酸化マグ
ネシウムは、全体の割合で1〜9重量%、特に2〜7重
量%含まれる。典型的な実施形態において、鉄、亜鉛及
び銅の量は各々重量で約0.6,0.11及び0.05
%である。
1.5重量%含まれ得る。生物活性化剤を形成する物質
は一緒に親密に混合される。この活性化剤は慣用的な適
用手順に従って用いられる。
の生成を測定する研究室テストによって証明されてい
る。効果において嫌気的バイオテストは、有機化合物の
分解を特徴づけるパラメータとして主に気体の生成を用
いる。
槽中に残ったスラッジのような嫌気的生態系から取る。
この接種物を、無機要素、微小栄養素、ビタミンのよう
な成長因子を含む合成栄養培地に入れる。本発明による
生物活性化剤をこの合成培地に加える(図1の曲線C1
及びC2)。
由容量が残る密閉された低容量ガラスフラスコからな
る。一連のフラスコを一定温度に維持する。特定のイン
キュベーション時間の後、メタンの生成量を測定する。
そのテストフラスコを生物活性化剤を含まない標準フラ
スコと比較する。
C2は本発明による活性化剤に相当する。曲線C3及び
C4は当該技術で周知である慣用の活性化剤に相当す
る。最後に、曲線C5は標準試料に相当する。日数をx
軸に沿って示し、生成されたメタンの量をy軸に沿って
示す。
おいて、メタンの生成量は、60日後に約4〜5倍大き
く、70日後に約5倍大きく、そして80日後に約5〜
6倍大きくなることが観察される。結果を供した本発明
による生物活性化剤の3つの異なる製剤を以下に示す。
本組成物は、以下の表に重量%で表される。
である。
Claims (20)
- 【請求項1】 固体状粒子からなり粘土を含むタイプの
腐敗槽又はその同等物のための生物活性化剤であって、
その機能が生物活性化過程の天然の酵素の固定及び活性
化を増加させるためにそのラメラの間に間隔をあけるた
めに前記粘土粒子の幾何構造を改良することであるイオ
ン結合により、前記粘土上に固定され又は交換され得る
添加される陽イオンを更に含むことを特徴とする生物活
性化剤。 - 【請求項2】 鉄、銅及び亜鉛も含むことを特徴とする
請求項1に記載の生物活性化剤。 - 【請求項3】 前記添加される陽イオンがカルシウム及
び/又はマグネシウムであることを特徴とする請求項1
又は2のいずれかに記載の生物活性化剤。 - 【請求項4】 前記添加されるカルシウムが粉末形態の
炭酸カルシウムCaCO3 からなることを特徴とする請
求項3に記載の生物活性化剤。 - 【請求項5】 前記添加されるマグネシウムが粉末形態
の酸化マグネシウムMgOからなることを特徴とする請
求項3に記載の生物活性化剤。 - 【請求項6】 前記粘土が生の粘土であることを特徴と
する請求項1〜5のいずれか一に記載の生物活性化剤。 - 【請求項7】 前記粘土がカオリナイト又はその同等物
を含むことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載
の生物活性化剤。 - 【請求項8】 前記粘土がイライト及びカオリナイトの
混合物を含むことを特徴とする請求項1〜7のいずれか
一に記載の生物活性化剤。 - 【請求項9】 約90〜約98重量%の粘土を含むこと
を特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の生物活性
化剤。 - 【請求項10】 1〜8重量%の炭酸カルシウムを含む
ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか一に記載の生
物活性化剤。 - 【請求項11】 0.1〜4重量%の酸化マグネシウム
を含むことを特徴とする請求項1〜9のいずれか一に記
載の生物活性化剤。 - 【請求項12】 含まれる炭酸カルシウム及び酸化マグ
ネシウムの総重量%が約1〜9の間であることを特徴と
する請求項1〜11のいずれかに記載の生物活性化剤。 - 【請求項13】 含まれる炭酸カルシウム及び酸化マグ
ネシウムの総重量%が約2〜7の間であることを特徴と
する請求項12に記載の生物活性化剤。 - 【請求項14】 含まれる鉄及び亜鉛の総重量%が約
0.4〜1.5の間であることを特徴とする請求項1〜
13のいずれかに記載の生物活性化剤。 - 【請求項15】 約0.6重量%の鉄を含むことを特徴
とする請求項1〜14のいずれかに記載の生物活性化
剤。 - 【請求項16】 約0.11重量%の亜鉛を含むことを
特徴とする請求項1〜15のいずれかに記載の生物活性
化剤。 - 【請求項17】 約0.05重量%の銅を含むことを特
徴とする請求項1〜16のいずれかに記載の生物活性化
剤。 - 【請求項18】 約96.32重量%の粘土、約0.6
0重量%の鉄、約0.11重量%の亜鉛、約0.05重
量%の銅、及び約2.92重量%の酸化マグネシウムを
含むことを特徴とする請求項1〜17のいずれかに記載
の生物活性化剤。 - 【請求項19】 約92.56%の粘土、約0.60重
量%の鉄、約0.11重量%の亜鉛、約0.05重量%
の銅、及び約6.68重量%の炭酸カルシウムを含むこ
とを特徴とする請求項1〜18のいずれかに記載の生物
活性化剤。 - 【請求項20】 約94.9重量%の粘土、約0.60
重量%の鉄、約0.11重量%の亜鉛、約0.05重量
%の銅、約2.52重量%の炭酸カルシウム、及び約
1.82重量%の酸化マグネシウムを含むことを特徴と
する請求項1〜19のいずれかに記載の生物活性化剤。
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