JPH10180239A - 排水モニタリングシステム及び排水処理システム - Google Patents

排水モニタリングシステム及び排水処理システム

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JPH10180239A JP8342892A JP34289296A JPH10180239A JP H10180239 A JPH10180239 A JP H10180239A JP 8342892 A JP8342892 A JP 8342892A JP 34289296 A JP34289296 A JP 34289296A JP H10180239 A JPH10180239 A JP H10180239A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 PCBや重金属等を日常的に自動モニタリン
グでき、リアルタイムに管理できるようにする。 【解決手段】 排水の濁度を計測する濁度計1と、pH
値を計測するpH計2と、濁度からPCBの濃度を求め
るPCB検出手段3と、pH値及び濁度から重金属の濃
度を求める重金属検出手段4と、PCB又は重金属の濃
度を基準値と比較して水質を判定する判定手段5と、各
種の水槽や貯槽、処理槽とポンプと切替えバルブからな
り排水を受水槽に受けてから該各種の処理槽に送ること
によりpH調整や凝集沈殿、活性炭処理を行って所定の
水質にして放流する排水処理系と、判定手段の判定結果
に基づき排水処理系を制御する制御手段6とを備え、P
CBや重金属により汚染された排水をモニタリングしな
がら排水処理を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PCB(有機塩素
化合物)や重金属により汚染された排水をモニタリング
しながら排水処理を制御する排水モニタリングシステム
及び排水処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】地下掘
削を行う土木工事では、その掘削時に出る地下水や溜ま
った雨水、さらには車の洗浄水、架設道路の洗浄水など
が排出される。これらの水が汚染されている場合には、
公害対策上、水質を一定の水準を満たすように処理して
排水することが要求される。環境修復工事において、例
えば埋め立て地の開発のために掘削を行う場合、特にP
CBや重金属により汚染された土壌の工事では、苛性ソ
ーダや塩化第2鉄、高分子凝集剤を使いpH(水素係
数、ペーハー)調整、凝集沈殿処理等を行ってPCBや
重金属を除去して所定の水質基準にするための排水処理
施設が必要となる。
【0003】しかし、排水の中のPCBの濃度を化学的
に分析しようとすると、少なくとも1週間という多大な
時間と手間とコストを要する。一方でPCBの有効な簡
易分析法は現在のところ確立されていない。したがっ
て、日常的にPCBをモニタリングすることは従来困難
とされていた。また、重金属の簡易分析法は開発されて
いるが未だ日常的な自動モニタリング技術の確立には至
っていない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するものであって、PCBや重金属等を日常的に自動
モニタリングでき、リアルタイムに管理できるようにす
るものである。
【0005】そのために本発明は、PCBや重金属によ
り汚染された排水をモニタリングする排水モニタリング
システムであって、排水の濁度を計測する濁度計と、排
水のpH値を計測するpH計と、濁度計により計測され
た濁度からPCBの濃度を求めるPCB検出手段と、p
H計により計測されたpH値及び濁度計により計測され
た濁度から重金属の濃度を求める重金属検出手段と、P
CB又は重金属の濃度を基準値と比較して水質を判定す
る判定手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0006】また、PCBや重金属により汚染された排
水をモニタリングしながら排水処理を制御する排水処理
システムであって、各種の水槽や貯槽、処理槽とポンプ
と切替えバルブからなり排水を受水槽に受けてから該各
種の処理槽に送ることによりpH調整や凝集沈殿、活性
炭処理を行って所定の水質にして放流する排水処理系
と、排水の濁度を計測する濁度計と、排水のpH値を計
測するpH計と、濁度計により計測された濁度からPC
Bの濃度を求めるPCB検出手段と、pH計により計測
されたpH値及び濁度計により計測された濁度から重金
属の濃度を求める重金属検出手段と、PCB又は重金属
の濃度を基準値と比較して水質を判定する判定手段と、
該判定手段の判定結果に基づき排水処理系を制御する制
御手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0007】さらに、濁度計及びpH計は、中間処理水
と最終処理水について計測を行うものであり、排水処理
系は、pH調整や凝集沈殿を行う第1次処理系と活性炭
処理を行う第2次処理系からなり、第1次処理系を通っ
た中間処理水について濁度及びpH値の計測を行うこと
を特徴とし、制御手段は、第1次処理系を通った中間処
理水が所定の水質基準を満たしていない場合には、各処
理槽における処理能力を高めるように排水処理系を制御
し、最終処理水が所定の水質基準を満たしていない場合
には、放流せずに排水処理系を還流循環させるように排
水処理系を制御することを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。図1は本発明に係る水質モニタ
リングシステムの実施の形態を示す図、図2は濁度とP
CBとの間の相関を説明するための図、図3はpH・濁
度と重金属との間の相関を説明するための図である。図
中、1は濁度計、2はpH計、3は濁度−PCB相関テ
ーブル、4はpH・濁度−重金属相関テーブル、5は比
較判定部、6は基準値、7は判定信号生成部を示す。
【0009】図1において、濁度計1は、例えば表面散
乱式の排水の濁度を計測するものであり、pH計2は、
排水のpHを計測するものである。これら濁度計1とp
H計2には、排水処理施設から自動モニタリングのため
にサンプリング用として配管が導かれる。濁度−PCB
相関テーブル3は、濁度とPCBとの間の相関テーブル
であり、濁度計1で計測した濁度からPCBの濃度を換
算して読み出すものである。
【0010】pH・濁度−重金属相関テーブル4は、p
H計2で計測したpH値と濁度計1で計測した濁度から
重金属の濃度を換算して読み出すものである。濁度−P
CB相関テーブル3とpH・濁度−重金属相関テーブル
4は、現場の排水を化学的に分析して得られたデータか
ら相関性の有無を調べ、相関性が現れたものについて作
成されるものである。したがって、このような相関性が
全く認められない現場については、本発明が適用できな
いことになることはいうまでもない。
【0011】比較判定部5は、濁度−PCB相関テーブ
ル3とpH・濁度−重金属相関テーブル4から求めたP
CB、重金属の濃度が所定の水質基準にあるか否かを判
定するものであり、そのための判定基準が基準値6であ
る。基準値6として、複数の基準値a、b、cを使うこ
とにより、比較判定部5では複数段階の判定を行うこと
ができる。判定信号生成部7は、比較判定部5による判
定結果から判定信号を生成するものであり、例えば第1
の基準値aを越えたときは警報信号ALとし、第2の基
準値を越えたときは排水処理系の能力を高めるための制
御信号CNとし、第3の基準値を越えたときは排水の停
止信号STとする。
【0012】排水のサンプリングは、最終処理水だけで
なく、中間処理水でも行うことにより、中間処理水をサ
ンプリングした計測により警報信号ALや制御信号CN
の生成を行い、最終処理水をサンプリングした計測によ
り停止信号STの生成を行うという使い分けができる。
排水処理系の能力を高めるための制御としては、例えば
排水処理設備での流量を下げて処理速度を落としたり、
pH調整剤や凝集沈殿処理剤を増量したりする制御があ
る。したがって、このような制御を行うことにより、第
1次処理による中間処理水では水質が良好でない場合で
あっても、第2次処理による処理能力を高めるので、最
終処理水では所定の水質基準を満たすようにすることが
でき、同時に第1次処理による処理能力を高めるので、
中間処理水の水質を上げることができる。また、停止信
号STによる排水の停止では、放流を停止させて再度排
水処理系に排水を還流循環させて排水処理を繰り返し行
うことにより最終処理水を所定の水質基準のものにする
ことができる。
【0013】特にPCBや重金属で汚染された土壌の工
事現場では、化学分析により得られるデータから両対数
グラフにプロットすると、図2に示すように濁度とPC
Bとの間に一定の相関関係のあることが確認されてい
る。また、濁度と水銀との間でも、排水のpHで溶け具
合が変わり、それに応じて図3に示すように一定の相関
関係のあることが確認されている。したがって、このよ
うな相関関係に基づき図1に示した濁度−PCB相関テ
ーブル3、pH・濁度−重金属相関テーブル4を設定す
ることができる。この場合、pH・濁度−重金属相関テ
ーブル4は、pH毎に濁度−重金属相関テーブルを設定
し、pHの値で濁度−重金属相関テーブルを選択して、
濁度から重金属の濃度を求めるようにしてもよい。
【0014】図4は本発明に係る排水処理システムの実
施の形態を示す図、図5は自動モニタリングシステムに
よる処理の流れを説明するための図である。図中、10
は排水処理施設、11は受水槽、12は集水槽、13は
pH調整槽、14はフロック形成槽、15は沈降分離
槽、16はろ過ポンプ槽、17はN液供給槽、18はF
液供給槽、19はK液溶解槽、20はK液供給槽、21
は汚泥貯槽、22はろ液貯槽、23はフィルタプレス、
24は連続式砂ろ過器、25は吸着ポンプ槽、26〜2
8は活性炭処理槽、29は雨水沈砂槽、30は水質監視
槽、31は放流槽、32はポンプ、33は切替えバル
ブ、34はサンプリング配管、40は自動モニタリング
システムを示す。
【0015】図4において、排水処理施設10は、工事
現場の汚染された各種の排水や処理中間排水を受水槽1
1で受けて集水槽12に送り、放流槽31から所定の基
準を満たした処理後の排水を放流するものであり、処理
系中段の吸着ポンプ槽25と最終段の水質監視槽30か
らサンプリング配管34により自動モニタリングシステ
ム40にサンプル水を導くようにしている。自動モニタ
リングシステム40は、濁度計とpH計によりサンプル
水のPCB、重金属をモニタリングして、排水処理施設
10のポンプ32、切替えバルブ33を制御するもので
ある。
【0016】排水処理施設10において、pH調整槽1
3には、N液供給槽17とF液供給槽18から苛性ソー
ダや塩化第2鉄等が供給され、フロック形成槽14には
K液溶解槽19、K液供給槽20から高分子凝集剤が供
給されて、排水は、集水槽12からpH調整槽13、フ
ロック形成槽14、沈降分離槽15、ろ過ポンプ槽16
からなる第1次排水処理系に送られる。pH調整、フロ
ック形成、沈降分離の処理が行われた後の排水は、ろ過
ポンプ槽16から連続式砂ろ過器24に送られ、また、
沈降分離された汚泥は、汚泥貯槽21、フィルタプレス
23で脱水ケーキにされて廃棄されると共に、汚泥貯槽
21、フィルタプレス23から出た排水は、ろ液貯槽2
2からポンプ32で受水槽11に戻される。
【0017】連続式砂ろ過器24でろ過された排水は、
吸着ポンプ槽25で受け、さらに3つの活性炭処理槽2
6〜28からなる第2次排水処理系を通して水質監視槽
30に送られ、ここから放流槽31を通して放流され
る。この間、吸着ポンプ槽25から中間処理水が、また
水質監視槽30から最終処理水がサンプリング配管34
によりサンプル水として自動モニタリングシステム40
に導かれモニタリングされる。
【0018】上記排水処理系において、吸着ポンプ槽2
5でモニタリングした中間処理水が放流槽31を通して
放流されるまで数時間を要するので、吸着ポンプ槽25
でモニタリングした中間処理水が所定の水質基準に達し
ていない場合には、その程度に応じて例えば苛性ソーダ
や塩化第2鉄、高分子凝集剤の供給量を増やしたり、途
中における処理速度を下げるように自動モニタリングシ
ステム40がポンプ32を制御する。このことにより、
吸着ポンプ槽25に送られてくる中間処理水の水質をさ
らに改善し、また、吸着ポンプ槽25から後段の第2次
排水処理系により水質を改善して水質監視槽30で放流
できる水質になるように制御することができる。しか
し、水質監視槽30でモニタリングした最終処理水が所
定の水質基準にない場合には、放流できないので、自動
モニタリングシステム40が切替えバルブ33を制御す
ることにより、放流槽31から放流せずに受水槽11に
還流させ排水処理系を再度循環させる。また、雨水沈砂
槽29は、雨水を処理して汚染されていなければそのま
ま水質監視槽30から放流槽31を通して放流するが、
汚染されている場合には受水槽11に還流循環させる。
【0019】次に、自動モニタリングシステムによる処
理の流れを説明する。自動モニタリングシステムでは、
例えば所定の時間毎に濁度計とpH計により吸着ポンプ
槽25からのサンプル水と水質監視槽30からのサンプ
ル水について濁度とpHの計測を行う(ステップS1
1)。そして、計測した濁度とpHに基づきPCBと重
金属の濃度を求め(ステップS12)、基準値との比較
により判定を行う(ステップS13)。判定では、例え
ば吸着ポンプ槽25からの中間処理水のサンプルについ
て、第1の基準値aを越えているか否かを調べ(ステッ
プS14)、第1の基準値aを越えている場合には警報
信号を出力する(ステップS15)。さらに、第2の基
準値bを越えているか否かを調べ(ステップS16)、
第2の基準値bを越えている場合には排水処理能力を高
めるように排水処理系のポンプを制御する(ステップS
17)。そして、水質監視槽30からの最終処理水のサ
ンプルについて第3の基準値cを越えているか否かを調
べ(ステップS18)、第3の基準値cを越えていなけ
れば最終処理水を放流させ(ステップS20)、第3の
基準値cを越えていれば切替えバルブを制御して最終処
理水を受水槽へ還流させて再度排水処理系を循環させる
(ステップS19)。
【0020】なお、本発明は、上記実施の形態に限定さ
れるものではなく、種々の変形が可能である。例えば上
記実施の形態では、相関テーブルを用いてPCBや重金
属の濃度を求め、判定を行うようにしたが、濁度とpH
値からPCBや重金属の濃度が基準値以内か否かの判定
を行うようにしてもよいし、濁度に対応する排水基準
値、管理目標値を設定してもよい。また、PCBや重金
属の濃度が基準値を越えているか否かにより排水処理施
設の制御を行うようにしたが、基準値との差に応じて連
続的にポンプや切替えバルブを制御してもよいし、さら
にSS(浮遊物質量)にも同様に適用してもよい。排水
処理系の制御は、中間処理水のモニタリング結果により
行うようにしたが、最終処理水のモニタリング結果によ
っても同様に行うようにしてもよいし、制御の形態には
種々の変形が可能であることはいうまでもない。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、濁度とpH値からPCBや重金属等の濃度を
相関関係を利用して求め処理水をモニタリングするの
で、連続式濁度計とpH計を管理することにより、リア
ルタイムでPCBや重金属等の管理を行うことができ
る。また、化学的な分析によらず、処理系から直接配管
により濁度計とpH計にサンプル水を導けばよいので、
サンプリングの手間や分析の手間を省くことができる。
しかも、運転中常時モニタリングすることが可能となっ
たので、プラント全体からPCBや重金属等の漏洩を確
実に防ぐことができ、排水処理設備の信頼性を高めるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る水質モニタリングシステムの実
施の形態を示す図である。
【図2】 濁度とPCBとの間の相関を説明するための
図である。
【図3】 pH・濁度と重金属との間の相関を説明する
ための図である。
【図4】 本発明に係る排水処理システムの実施の形態
を示す図である。
【図5】 自動モニタリングシステムによる処理の流れ
を説明するための図である。
【符号の説明】 1…濁度計、2…pH計、3…濁度−PCB相関テーブ
ル、4…pH・濁度−重金属相関テーブル、5…比較判
定部、6…基準値、7…判定信号生成部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 PCBや重金属により汚染された排水を
    モニタリングする排水モニタリングシステムであって、
    排水の濁度を計測する濁度計と、排水のpH値を計測す
    るpH計と、濁度計により計測された濁度からPCBの
    濃度を求めるPCB検出手段と、pH計により計測され
    たpH値及び濁度計により計測された濁度から重金属の
    濃度を求める重金属検出手段と、PCB又は重金属の濃
    度を基準値と比較して水質を判定する判定手段とを備え
    たことを特徴とする排水モニタリングシステム。
  2. 【請求項2】 PCBや重金属により汚染された排水を
    モニタリングしながら排水処理を制御する排水処理シス
    テムであって、各種の水槽や貯槽、処理槽とポンプと切
    替えバルブからなり排水を受水槽に受けてから該各種の
    処理槽に送ることによりpH調整や凝集沈殿、活性炭処
    理を行って所定の水質にして放流する排水処理系と、排
    水の濁度を計測する濁度計と、排水のpH値を計測する
    pH計と、濁度計により計測された濁度からPCBの濃
    度を求めるPCB検出手段と、pH計により計測された
    pH値及び濁度計により計測された濁度から重金属の濃
    度を求める重金属検出手段と、PCB又は重金属の濃度
    を基準値と比較して水質を判定する判定手段と、該判定
    手段の判定結果に基づき排水処理系を制御する制御手段
    とを備えたことを特徴とする排水処理システム。
  3. 【請求項3】 制御手段は、最終処理水が所定の水質基
    準を満たしていない場合には、放流せずに排水処理系を
    還流循環させるように排水処理系を制御することを特徴
    とする請求項2記載の排水処理システム。
  4. 【請求項4】 濁度計及びpH計は、中間処理水と最終
    処理水について計測を行うものであることを特徴とする
    請求項2記載の排水処理システム。
  5. 【請求項5】 排水処理系は、pH調整や凝集沈殿を行
    う第1次処理系と活性炭処理を行う第2次処理系からな
    り、第1次処理系を通った中間処理水について濁度及び
    pH値の計測を行うことを特徴とする請求項4記載の排
    水処理システム。
  6. 【請求項6】 制御手段は、第1次処理系を通った中間
    処理水が所定の水質基準を満たしていない場合には、各
    処理槽における処理能力を高めるように排水処理系を制
    御することを特徴とする請求項4記載の排水処理システ
    ム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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