JPH10179957A - 非直線形状の刃先を有するカミソリ - Google Patents

非直線形状の刃先を有するカミソリ

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JPH10179957A
JPH10179957A JP35974196A JP35974196A JPH10179957A JP H10179957 A JPH10179957 A JP H10179957A JP 35974196 A JP35974196 A JP 35974196A JP 35974196 A JP35974196 A JP 35974196A JP H10179957 A JPH10179957 A JP H10179957A
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JP
Japan
Prior art keywords
blade
edge
razor
beard
linear
Prior art date
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Pending
Application number
JP35974196A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Suzuki
英雄 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 髭剃りに於いて立体面やむだ毛処理等の部分
剃りの際に刃物や保持体に特別の動作や刃先幅の変更を
すること無しに、剃り残しや切れ味の減少による肌荒れ
を防止し、かつカミソリの寿命を永くする事を計る。 【解決手段】 刃物の刃先を非直線形状に加工したカミ
ソリを使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、刃先が非直線形状
に加工されたカミソリに関する。
【0002】
【従来の技術】図1は、従来の直線形状に加工された刃
先を有するカミソリの一例である。この種のカミソリで
は切れ味や寿命を考え、刃物の材質を錆びにくいステン
レス等にしたり、図2のように二枚刃にして対処してい
る。
【0003】また、むだ毛処理等の部分剃りでは、図3
のように刃先幅を短くしたカミソリ等で対処している。
【0004】顔などの立体面の髭剃り等においては、挿
入された刃物と一体となった保持体が上下に動かせた
り、柔軟性を持たせる事によって対処しているものもあ
る。
【0005】しかしながら、刃先が直線形状のため、立
体面や部分剃り、僅かな刃こぼれによる剃り残しや切れ
味の減少による肌荒れがあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の従来
の問題を解決するためになされたもので、立体面や部分
剃りに於いて刃物や保持体に特別の動作や刃先幅の変更
をすること無しに、剃り残しや切れ味の減少による肌荒
れを防止する事を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のカミソリにおいては、刃物の刃先を非直線
形状に加工されたものを利用する。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明のカミソリにおいて、刃物
の刃先を非直線形状に加工する事により、立体面や部分
剃りにおいて、また、僅かな刃こぼれがあっても、剃り
残しや切れ味の減少を防ぎ、肌荒れを防止しカミソリの
寿命を延ばすことを可能とする。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面にもとずいて説
明する。図4はこの発明の一実施例を示す正面概略図で
ある。図において7はカミソリ本体の挿入刃物の保持
体、8は非直線形状の刃先を有する刃物、9は非直線形
状の刃先の一例である。
【0010】本発明品で非直線形状の一例である曲線の
刃先のカミソリで顔の髭やむだ毛を剃ったところ、刃先
の曲線が顔の凹凸になじみ、また剃りたい部分やむだ毛
を一本づつ容易に剃る事ができた。また、従来品との比
較では剃り跡や肌の荒れ具合も滑らかであった。
【0011】
【発明の効果】上記の効果を従来品と本発明品との図面
により比較して説明する。図5は従来品の刃先と髭との
相互作用概略図である。3aは直線形状の刃先、11は
髭、10は刃先と髭との接点である。刃先3aが矢印方
向へ移動し髭11を剃る時、接点10が矢印と同方向の
為、刃先で髭11を引き出す作用と髭11の抵抗作用な
どの無理な作用が起こり、髭の切れ味を悪くし、肌荒れ
の原因の一つとなる。また、図から明らかなように刃先
の直線形状が邪魔をして、立体面や部分剃りの際には工
夫が必要となる。
【0012】図6は本発明品の刃先と髭との相互作用概
略図である。9は非直線形状の一例の曲線形状の刃先、
11は髭、12は曲線形状の刃先と髭との接点である。
刃先9が矢印方向へ移動し髭11を剃る時、接点12が
それぞれ髭11を引き切る方向へ移動することとなり、
刃先で髭11を引き出す作用や髭11の抵抗作用などの
無理な作用が起こらず、髭の切れ味が良く、肌荒れも起
きにくくなる。また、図からあきらかなように刃先が髭
の面と点で接触しているため、立体面や部分剃りにも効
果を発揮する。
【0013】図7は僅かに刃こぼれした従来品の刃先と
髭との相互作用概略図である。13は僅かに刃こぼれし
た従来品の刃先、11は髭、14は刃こぼれ部分、15
は刃先の刃こぼれ部分と髭との接点である。刃先13が
矢印方向へ移動し髭11を剃る時、接点15が矢印と同
方向の為、刃こぼれ部分14が髭11を引きむしる事と
なり、さらに髭の切れ味を悪くし、肌荒れを増大させる
事となる。
【0014】図8は僅かに刃こぼれした本発明品の刃先
と髭との相互作用概略図である。16は僅かに刃こぼれ
した本発明品の刃先、11は髭、17は刃こぼれ部分、
18は刃先の刃こぼれ部分と髭との接点である。刃先1
6が矢印方向へ移動し髭11を剃る時、接点18がそれ
ぞれ髭11を引き切る方向へ移動することとなり、刃こ
ぼれ部分17が従来品に比べ髭11を引きむしる事が少
なく、髭の切れ味の悪化も、肌荒れの促進も遅くなり、
カミソリの寿命も永くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の直線形状の刃先を有するカミソリの正面
概略図である。
【図2】従来の二枚刃の直線形状の刃先を有するカミソ
リの正面概略図である。
【図3】従来の刃先幅を短くした直線形状の刃先を有す
るカミソリの正面概略図である。
【図4】本発明の非直線形状の刃先を有するカミソリの
正面概略図の一例である。
【図5】従来品の刃先と髭との相互作用概略図である。
【図6】本発明品の刃先と髭との相互作用概略図であ
る。
【図7】僅かに刃こぼれした従来品の刃先と髭との相互
作用概略図である。
【図8】僅かに刃こぼれした本発明品の刃先と髭との相
互作用概略図である。
【符号の説明】
1 従来のカミソリ本体の挿入刃物の保持体 2a 従来の直線形状の刃先を有する刃物 2b 従来の二枚刃の直線形状の刃先を有する刃物 2c 従来の二枚刃の直線形状の刃先を有する刃物 3a 従来の直線形状の刃先 3b 従来の二枚刃の直線形状の刃先 3c 従来の二枚刃の直線形状の刃先 4 従来の刃先幅を短くした挿入刃物の保持体 5 従来の直線形状の幅を短くした刃物 6 従来の直線形状の幅を短くした刃物の刃先 7 本発明のカミソリ本体の挿入刃物の保持体 8 本発明の非直線形状の刃先を有する刃物 9 本発明の非直線形状の一例の曲線形状の刃先 10 従来の直線形状の刃先と髭との接点 11 髭 12 非直線形状の一例の曲線形状の刃先と髭との接点 13 僅かに刃こぼれした従来品の刃先 14 従来品の刃先の刃こぼれ部分 15 従来品の刃先の刃こぼれ部分と髭との接点 16 僅かに刃こぼれした本発明品の刃先 17 本発明品の刃先の刃こぼれ部分 18 本発明品の刃先の刃こぼれ部分と髭との接点

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刃先を非直線形状に加工したカミソリ。
JP35974196A 1996-12-20 1996-12-20 非直線形状の刃先を有するカミソリ Pending JPH10179957A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35974196A JPH10179957A (ja) 1996-12-20 1996-12-20 非直線形状の刃先を有するカミソリ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35974196A JPH10179957A (ja) 1996-12-20 1996-12-20 非直線形状の刃先を有するカミソリ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10179957A true JPH10179957A (ja) 1998-07-07

Family

ID=18466069

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35974196A Pending JPH10179957A (ja) 1996-12-20 1996-12-20 非直線形状の刃先を有するカミソリ

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JP (1) JPH10179957A (ja)

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