JPH10179219A - 装身具用留金 - Google Patents
装身具用留金Info
- Publication number
- JPH10179219A JPH10179219A JP8341677A JP34167796A JPH10179219A JP H10179219 A JPH10179219 A JP H10179219A JP 8341677 A JP8341677 A JP 8341677A JP 34167796 A JP34167796 A JP 34167796A JP H10179219 A JPH10179219 A JP H10179219A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnet
- contact surface
- convex
- magnets
- concave
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- Pending
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A44—HABERDASHERY; JEWELLERY
- A44D—INDEXING SCHEME RELATING TO BUTTONS, PINS, BUCKLES OR SLIDE FASTENERS, AND TO JEWELLERY, BRACELETS OR OTHER PERSONAL ADORNMENTS
- A44D2200/00—General types of fasteners
- A44D2200/10—Details of construction
- A44D2200/12—Details of construction made of two identical elements
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A44—HABERDASHERY; JEWELLERY
- A44D—INDEXING SCHEME RELATING TO BUTTONS, PINS, BUCKLES OR SLIDE FASTENERS, AND TO JEWELLERY, BRACELETS OR OTHER PERSONAL ADORNMENTS
- A44D2203/00—Fastening by use of magnets
Landscapes
- Adornments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ネックレス、ブレスレット等の装身具の端部を
磁力により継合する装身具用留金において、ブレスレッ
ト等の装身具がその側面から押された場合や、鎖等にか
かる撚りによっても簡単に外れるおそれがなく、しかも
装着脱操作が片手でも容易行える機構の留金を提供す
る。 【解決手段】磁石を用いた装身具用留金であって、装身
具の両端部が継合する一の接面の縁部には、2以上の凸
部を設け、他の接面の縁部には、前記凸部に嵌合する凹
部を設けることにより装着時において受ける外力によっ
ては外れるおそれがなくかつ着脱を片手でも容易とし、
さらに、装身具の両端部が継ぎ合わされる一の接面の中
心には凸形状の磁石を、他の接面にはそれに嵌合する凹
形状の磁石を設け、各凸形状の磁石と凹形状の磁石の周
囲には、それらとは異なる極の磁石を配置することによ
り、互いに引きつけ合う前記凸形状の磁石と凹形状の磁
石が、それらの周囲に設けられた磁石の反発力の作用に
より、確実に装身具を継合する装身具用留金を提供す
る。
磁力により継合する装身具用留金において、ブレスレッ
ト等の装身具がその側面から押された場合や、鎖等にか
かる撚りによっても簡単に外れるおそれがなく、しかも
装着脱操作が片手でも容易行える機構の留金を提供す
る。 【解決手段】磁石を用いた装身具用留金であって、装身
具の両端部が継合する一の接面の縁部には、2以上の凸
部を設け、他の接面の縁部には、前記凸部に嵌合する凹
部を設けることにより装着時において受ける外力によっ
ては外れるおそれがなくかつ着脱を片手でも容易とし、
さらに、装身具の両端部が継ぎ合わされる一の接面の中
心には凸形状の磁石を、他の接面にはそれに嵌合する凹
形状の磁石を設け、各凸形状の磁石と凹形状の磁石の周
囲には、それらとは異なる極の磁石を配置することによ
り、互いに引きつけ合う前記凸形状の磁石と凹形状の磁
石が、それらの周囲に設けられた磁石の反発力の作用に
より、確実に装身具を継合する装身具用留金を提供す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、ネックレス、ブ
レスレット、チョーカー、腕時計その他の輪状の装身具
の端部を磁力により継合する装身具用留金に関する。
レスレット、チョーカー、腕時計その他の輪状の装身具
の端部を磁力により継合する装身具用留金に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の磁力を利用した装身具用留金は、
継ぎ合わせる装身具の両端部の接面を平坦なものとし、
その一の接面にS極となる磁石を、他の接面にN極とな
る磁石を設け、それらの引き合う力によってネックレス
等の装身具の端部を継ぎ合わせるものであった。
継ぎ合わせる装身具の両端部の接面を平坦なものとし、
その一の接面にS極となる磁石を、他の接面にN極とな
る磁石を設け、それらの引き合う力によってネックレス
等の装身具の端部を継ぎ合わせるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現在では、磁力の強い
磁石もあり、装身具の重さや太さに応じて使用される磁
石の磁力を選択することができる。
磁石もあり、装身具の重さや太さに応じて使用される磁
石の磁力を選択することができる。
【0004】しかしながら、平坦な接面において、磁石
の引き合う力のみで装身具の端部を継合する場合には、
その磁力と反対方向の力に対しては強く抗するものの、
その磁力とは異なる方向、例えば接面に対して接面を割
る(折る)方向に力がかかった場合には、装身具の端部
は容易に離れてしまう。
の引き合う力のみで装身具の端部を継合する場合には、
その磁力と反対方向の力に対しては強く抗するものの、
その磁力とは異なる方向、例えば接面に対して接面を割
る(折る)方向に力がかかった場合には、装身具の端部
は容易に離れてしまう。
【0005】すなわち、磁力で継合されたブレスレット
等を引っ張って引き離すことは困難であるが、ブレスレ
ットの側面から押された場合や、ブレスレットやネック
レス等の鎖に撚りがかかった場合には、ブレスレットが
外れてしまうのである。
等を引っ張って引き離すことは困難であるが、ブレスレ
ットの側面から押された場合や、ブレスレットやネック
レス等の鎖に撚りがかかった場合には、ブレスレットが
外れてしまうのである。
【0006】また、磁石を利用した装身具用留金では、
装身具の両端部を接近させるのみで接合できる。しか
し、継合面のうち一の接面に設けられたS極の磁石と、
他の面に設けられたN極の磁石は、接面のいずれの場所
でも引きつけ合うため、一の接面と他の接面とがずれた
状態で継合されて、その継合状態は不安定なものとな
り、目で見ることができない背後で継ぎ合わせることが
困難なネックレスや片手で継ぎ合わせなければならない
ブレスレット等においては簡単に、かつ確実な嵌合がで
きる装身具用留金が望まれていた。
装身具の両端部を接近させるのみで接合できる。しか
し、継合面のうち一の接面に設けられたS極の磁石と、
他の面に設けられたN極の磁石は、接面のいずれの場所
でも引きつけ合うため、一の接面と他の接面とがずれた
状態で継合されて、その継合状態は不安定なものとな
り、目で見ることができない背後で継ぎ合わせることが
困難なネックレスや片手で継ぎ合わせなければならない
ブレスレット等においては簡単に、かつ確実な嵌合がで
きる装身具用留金が望まれていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願は上記課題を鑑みて
なされたものであり、磁石を用いた装身具用留金であっ
て、装身具の両端部が継合する一の接面の縁部には、2
以上の凸部を設け、他の接面の縁部には、前記凸部に嵌
合する凹部を設け、さらに、装身具の両端部が継ぎ合わ
される一の接面の中心には凸形状の磁石を、他の接面に
はそれに嵌合する凹形状の磁石を設け、各凸形状の磁石
と凹形状の磁石の周囲には、それらとは異なる極の磁石
をそれぞれ配置して、互いに引きつけ合う前記凸形状の
磁石と凹形状の磁石が、それらの周囲に設けられた磁石
の反発力に導かれて確実に、かつ片手の操作でも簡単に
嵌合する装身具用留金を提供するものである。
なされたものであり、磁石を用いた装身具用留金であっ
て、装身具の両端部が継合する一の接面の縁部には、2
以上の凸部を設け、他の接面の縁部には、前記凸部に嵌
合する凹部を設け、さらに、装身具の両端部が継ぎ合わ
される一の接面の中心には凸形状の磁石を、他の接面に
はそれに嵌合する凹形状の磁石を設け、各凸形状の磁石
と凹形状の磁石の周囲には、それらとは異なる極の磁石
をそれぞれ配置して、互いに引きつけ合う前記凸形状の
磁石と凹形状の磁石が、それらの周囲に設けられた磁石
の反発力に導かれて確実に、かつ片手の操作でも簡単に
嵌合する装身具用留金を提供するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本願発明を図に基づいて詳細に説
明する。
明する。
【0009】図1は本願にかかる装身具用留金をブレス
レットに使用した場合を示す図であって、(a)は留金
を外した状態の斜視図である。装身具の両端部の一の接
面1aの縁部には凸部2が2つ設けられている。この位
置は装着及び取り外し操作における回転を考慮して点対
称位置に設けることが好ましい。また、凸部の位置や個
数は、装身具の種類、形状、太さ等を考慮して設定され
る。一方両端部の他の面1bの縁部には前記凸部に嵌合
する凹部3が設けられている。
レットに使用した場合を示す図であって、(a)は留金
を外した状態の斜視図である。装身具の両端部の一の接
面1aの縁部には凸部2が2つ設けられている。この位
置は装着及び取り外し操作における回転を考慮して点対
称位置に設けることが好ましい。また、凸部の位置や個
数は、装身具の種類、形状、太さ等を考慮して設定され
る。一方両端部の他の面1bの縁部には前記凸部に嵌合
する凹部3が設けられている。
【0010】これらの凸部及び凹部は、相互に噛み合う
鍵状の形状とされている。図1に示した形状は最も簡単
な鍵状の形状であるが、この特異的な嵌合によって、装
身具が装着時に受けるであろう側面からの押圧、引っか
かった場合等の強い引っ張り、鎖等にかかる撚りその他
の外力によっても継合が外れることがない。また、この
鍵状形状の凹部及び凸部の特異的嵌合は、その接合部を
相互に捻ることにより容易に解除することができる。
鍵状の形状とされている。図1に示した形状は最も簡単
な鍵状の形状であるが、この特異的な嵌合によって、装
身具が装着時に受けるであろう側面からの押圧、引っか
かった場合等の強い引っ張り、鎖等にかかる撚りその他
の外力によっても継合が外れることがない。また、この
鍵状形状の凹部及び凸部の特異的嵌合は、その接合部を
相互に捻ることにより容易に解除することができる。
【0011】一の接面1aの中心には凸形状の磁石4a
が設けられ、他の接面1bには、前記凸形状4aの磁石
と嵌合する凹形状の磁石4bが設けられている。嵌合し
た状態にあっては、これらは単に両端部を接合する磁石
となるのみではなく、本願が接合部の回転操作によって
装着脱の操作を容易とする構成を特徴とするところ、そ
の操作の回転軸としても機能する。
が設けられ、他の接面1bには、前記凸形状4aの磁石
と嵌合する凹形状の磁石4bが設けられている。嵌合し
た状態にあっては、これらは単に両端部を接合する磁石
となるのみではなく、本願が接合部の回転操作によって
装着脱の操作を容易とする構成を特徴とするところ、そ
の操作の回転軸としても機能する。
【0012】前記一の接面1aの凸形状の磁石4aの周
囲には、該凸形状の極4aとは異なる極の磁石4bが複
数配置され、同様に他の接面1bの凹形状の磁石5aの
周囲には凹形状5aの磁石と異なる極の複数の磁石5b
が配置されている。装身具の両端部の接合状態にあって
は、磁石4aと磁石5aが嵌合し、4a及び5aの周囲
に配置された磁石4bと5bとが接する。
囲には、該凸形状の極4aとは異なる極の磁石4bが複
数配置され、同様に他の接面1bの凹形状の磁石5aの
周囲には凹形状5aの磁石と異なる極の複数の磁石5b
が配置されている。装身具の両端部の接合状態にあって
は、磁石4aと磁石5aが嵌合し、4a及び5aの周囲
に配置された磁石4bと5bとが接する。
【0013】ここで中心磁石4aと周辺磁石5bは同極
の磁石であって、中心磁石5aと周辺磁石4bも同極の
磁石である。従って、装身具の両端部を継ぎ合わせるた
めに近づけた場合には凸形状の磁石4aは磁石5bの反
発力と磁石5aの引きつける磁力によって、嵌合すべき
磁石5aに導かれ、確実かつ容易に装身具は継合できる
のである。
の磁石であって、中心磁石5aと周辺磁石4bも同極の
磁石である。従って、装身具の両端部を継ぎ合わせるた
めに近づけた場合には凸形状の磁石4aは磁石5bの反
発力と磁石5aの引きつける磁力によって、嵌合すべき
磁石5aに導かれ、確実かつ容易に装身具は継合できる
のである。
【0014】図1(b)は留金を外した状態の両端部の
正面図である。一の接面1aの中心には凸形状の磁石4
aが設けられ、それに対して点対称位置の縁部に2つの
鍵状形状の凸部2が設けられている。同様に他の接面1
bの中心には凸部4aに嵌合する凹部5aが設けられ、
それの点対称位置に鍵状形状の凸部2と嵌合する凹部が
設けられている。本図で示したのは、装身具の端部が四
辺形のブレスレットであるため、一の接面の4頂角のう
ち点対称位置にある2つの頂角を挟む2辺に沿って鍵状
形状の凸部を設け、他の接面には、それに嵌合する凹部
を設けたものである。
正面図である。一の接面1aの中心には凸形状の磁石4
aが設けられ、それに対して点対称位置の縁部に2つの
鍵状形状の凸部2が設けられている。同様に他の接面1
bの中心には凸部4aに嵌合する凹部5aが設けられ、
それの点対称位置に鍵状形状の凸部2と嵌合する凹部が
設けられている。本図で示したのは、装身具の端部が四
辺形のブレスレットであるため、一の接面の4頂角のう
ち点対称位置にある2つの頂角を挟む2辺に沿って鍵状
形状の凸部を設け、他の接面には、それに嵌合する凹部
を設けたものである。
【0015】図1(C)は留金を外した状態の平面図で
ある。装身具の両端部が継ぎ合わされた状態において
は、一の接面1aに設けられた凸部2は、その外側をブ
レスレットの外形の一部となるように、凸部の内側を鍵
状形状としているため、嵌合した状態では凸部2は装身
具の外形の一部をなし、継合部分が装身具の外観に影響
を与えないように形成されている。
ある。装身具の両端部が継ぎ合わされた状態において
は、一の接面1aに設けられた凸部2は、その外側をブ
レスレットの外形の一部となるように、凸部の内側を鍵
状形状としているため、嵌合した状態では凸部2は装身
具の外形の一部をなし、継合部分が装身具の外観に影響
を与えないように形成されている。
【0016】図2(a)は、装身具の両端部を継ぎ合わ
せる際の状態の斜視図である。両端部に設けられた凸形
状の磁石4aと凹形状の磁石5aとが嵌合し、その部分
を軸として、図中の矢印の方向に回転させることによっ
て両接面の設けられている鍵状形状の凸部と凹部がぴっ
たりと合わさり両端部の継合を確実かつ強固なものとな
る。このようにネックレスの場合の首の後方での継合
や、ブレスレットの場合の片手での継合のように操作が
困難であった装身具の継ぎ合わせは、本願の装身具用留
金によれば両端部を接近させるのみで、配置された磁石
の誘導に従って、中心となる磁石4a及び5aを嵌合
し、さらに回転させるのみ片手の操作でも確実に所定の
位置で継合できるのである。
せる際の状態の斜視図である。両端部に設けられた凸形
状の磁石4aと凹形状の磁石5aとが嵌合し、その部分
を軸として、図中の矢印の方向に回転させることによっ
て両接面の設けられている鍵状形状の凸部と凹部がぴっ
たりと合わさり両端部の継合を確実かつ強固なものとな
る。このようにネックレスの場合の首の後方での継合
や、ブレスレットの場合の片手での継合のように操作が
困難であった装身具の継ぎ合わせは、本願の装身具用留
金によれば両端部を接近させるのみで、配置された磁石
の誘導に従って、中心となる磁石4a及び5aを嵌合
し、さらに回転させるのみ片手の操作でも確実に所定の
位置で継合できるのである。
【0017】これは、継合状態の解除の場合も同様であ
って、継合状態の両端部を捻ること鍵状形状の凸部と凹
部の嵌合をはずして引っ張ればよい。この鍵による接合
補助によって両端部に使用される磁石の磁力は従来のも
のよりも弱いものを選択することができる。
って、継合状態の両端部を捻ること鍵状形状の凸部と凹
部の嵌合をはずして引っ張ればよい。この鍵による接合
補助によって両端部に使用される磁石の磁力は従来のも
のよりも弱いものを選択することができる。
【0018】ここで、接合解除のためになされる両端部
を相互に捻るという操作は、通常の使用状態で外部から
受けることはないため、自然に外れるおそれはない。
を相互に捻るという操作は、通常の使用状態で外部から
受けることはないため、自然に外れるおそれはない。
【0019】図2(b)は装身具を外した状態の、図2
(c)は装身具を継合させた状態の上面図である。接合
された状態では鍵状の凸部2は凹部3と嵌合し、外形に
全く影響を与えない。
(c)は装身具を継合させた状態の上面図である。接合
された状態では鍵状の凸部2は凹部3と嵌合し、外形に
全く影響を与えない。
【0020】
【発明の効果】このように本願にかかる装身具用留金に
よれば、通常操作が困難であったネックレスの場合の首
の後方での継合や、ブレスレットの場合の片手での継合
のように操作が困難であった装身具の確実な継ぎ合わせ
の操作及びその強度に関し、装身具の両端部を接近させ
るのみで特徴的に配置された磁石の誘導に従って、まず
中心となる磁石を嵌合し、回転させるのみで確実に所定
の位置で確実かつ容易に継合できるのである。
よれば、通常操作が困難であったネックレスの場合の首
の後方での継合や、ブレスレットの場合の片手での継合
のように操作が困難であった装身具の確実な継ぎ合わせ
の操作及びその強度に関し、装身具の両端部を接近させ
るのみで特徴的に配置された磁石の誘導に従って、まず
中心となる磁石を嵌合し、回転させるのみで確実に所定
の位置で確実かつ容易に継合できるのである。
【0021】さらに、凸部及び凹部を各接面に設けて、
それらを鍵状の形状とし、凸部及び凹部が特異的な嵌合
によってぴったりと継合し、装身具が装着時に受けるで
あろう側面からの押圧、引っかかった場合等の強い引っ
張り、装身具の鎖等にかかる撚りその他の外力によって
も継合が外れることがない。この鍵状形状の凹凸部によ
る接合補助によって両端部に使用される磁石の磁力は従
来のものよりも弱いものを選択することができる。
それらを鍵状の形状とし、凸部及び凹部が特異的な嵌合
によってぴったりと継合し、装身具が装着時に受けるで
あろう側面からの押圧、引っかかった場合等の強い引っ
張り、装身具の鎖等にかかる撚りその他の外力によって
も継合が外れることがない。この鍵状形状の凹凸部によ
る接合補助によって両端部に使用される磁石の磁力は従
来のものよりも弱いものを選択することができる。
【0022】また、この鍵状形状の凹部及び凸部の特異
的嵌合は、その両端部を捻ることにより片手でも容易に
解除することができる。しかも、この接合解除のために
なされる両端部を捻るという操作は、通常の使用状態で
外部から受けることはないため、装身具が自然に外れる
おそれはない。
的嵌合は、その両端部を捻ることにより片手でも容易に
解除することができる。しかも、この接合解除のために
なされる両端部を捻るという操作は、通常の使用状態で
外部から受けることはないため、装身具が自然に外れる
おそれはない。
【0023】なお、嵌合した状態では凸部2は装身具の
外形の一部をなし、継合部分が装身具の外形に影響を与
えないように形成することができるため、装身具の外観
を害するおそれがない。
外形の一部をなし、継合部分が装身具の外形に影響を与
えないように形成することができるため、装身具の外観
を害するおそれがない。
【図1】装身具を外した状態の本願に係る装身具用留金
を示す図である。
を示す図である。
【図2】装身具を継合する際の本願に係る装身具用留金
を示す図である。
を示す図である。
1・・・装身具の両端面 2・・・鍵状形状の凸部 3・・・凸部と嵌合する凹部 4、5・・・磁石
Claims (6)
- 【請求項1】輪状の装身具の両端部を磁力により継合す
る装身具用留金であって、 前記両端部が継合する一の接面の縁部には、2以上の凸
部を設け、 他の接面の縁部には、前記凸部に嵌合する凹部を設けた
ことを特徴とする装身具用留金。 - 【請求項2】前記一の接面に設ける2以上の凸部が、該
接面の中心点に対し点対称位置に設けられたことを特徴
とする請求項1記載の装身具用留金。 - 【請求項3】前記凸部及び前記凹部は、相互に噛み合う
鍵状の形状であることを特徴とする請求項1又は請求項
2記載の装身具用留金。 - 【請求項4】前記両端部が継合する一の接面の中心には
凸形状の磁石が設けられ、 他の接面には、前記凸形状の磁石と嵌合する凹形状の磁
石が設けられたことを特徴とする請求項1乃至請求項3
記載の装身具用留金。 - 【請求項5】前記一の接面において前記凸形状の磁石の
周囲には、さらに、 該凸形状の極とは異なる極の磁石を複数配置し、 前記他の接面おいて、前記凹形状の磁石の周囲には、該
凹形状の極とは異なる極の磁石を複数配置し、 互いに引きつけ合う前記凸形状の磁石と凹形状の磁石
が、それらの周囲に設けられた磁石の反発力に導かれ
て、確実かつ容易に嵌合することを特徴とする請求項4
記載の装身具用留金。 - 【請求項6】前記両端部が継合する接面が四辺形であっ
て、 該継合する一の接面の4頂角のうち点対称位置にある2
つの頂角を挟む2辺に沿って鍵状形状の凸部を設け、 他の接面には、前記凸部に嵌合する凹部を設け、 前記両端部が継合する一の接面の中心には凸形状の磁石
が設けられ、 他の接面には、前記凸形状の磁石と嵌合する凹形状の磁
石が設けられ、 さらに、前記一の接面において前記凸形状の磁石の周囲
には、該凸形状の極とは異なる極の磁石を複数配置し、 前記他の接面おいて、前記凹形状の磁石の周囲には、該
凹形状の極とは異なる極の磁石を複数配置し、 互いに引きつけ合う前記凸形状の磁石と凹形状の磁石
が、それらの周囲に設けられた磁石の反発力に導かれ
て、確実かつ容易に嵌合し前記凸部は、嵌合した状態で
は装身具の外形の一部をなし、前記継合が装身具の外形
に影響を与えないことを特徴とする装身具用留金。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8341677A JPH10179219A (ja) | 1996-12-20 | 1996-12-20 | 装身具用留金 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8341677A JPH10179219A (ja) | 1996-12-20 | 1996-12-20 | 装身具用留金 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10179219A true JPH10179219A (ja) | 1998-07-07 |
Family
ID=18347935
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8341677A Pending JPH10179219A (ja) | 1996-12-20 | 1996-12-20 | 装身具用留金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10179219A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6481065B2 (en) * | 2001-02-15 | 2002-11-19 | Jolita Cogdill | Jewelry closure |
GB2511381A (en) * | 2012-11-14 | 2014-09-03 | Buddi Ltd | Clasp system |
WO2015025151A1 (en) * | 2013-08-19 | 2015-02-26 | Arm Ip Limited | Wrist-worn device clasp |
FR3050910A1 (fr) * | 2016-11-08 | 2017-11-10 | Robin Gunie | Fermoir pour bracelet de fantaisie personnalisable |
FR3069761A1 (fr) * | 2017-08-03 | 2019-02-08 | Robin Gunie | Fermoir adaptable pour bracelet |
US20230329399A1 (en) * | 2022-04-15 | 2023-10-19 | Zula Loops, LLC | Magnetic buckle assembly |
-
1996
- 1996-12-20 JP JP8341677A patent/JPH10179219A/ja active Pending
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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