JPH10178375A - ダイバーシティ無線送受信装置 - Google Patents

ダイバーシティ無線送受信装置

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JPH10178375A
JPH10178375A JP8339548A JP33954896A JPH10178375A JP H10178375 A JPH10178375 A JP H10178375A JP 8339548 A JP8339548 A JP 8339548A JP 33954896 A JP33954896 A JP 33954896A JP H10178375 A JPH10178375 A JP H10178375A
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JP
Japan
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signal
transmission
delayed
delay circuit
diversity
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JP8339548A
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Hideaki Sonoda
秀昭 園田
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NEC Corp
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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Radio Transmission System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 周波数ダイバーシティ方式を採るダイバーシ
ティ無線送受信装置の回路構成を工夫することにより、
アンテナや送信出力増幅器の数を半減しつつ、空間ダイ
バーシティを伴う四重ダイバーシティ方式と同等な効果
を有するダイバーシティ無線送受信装置を得る。 【解決手段】 送信側および受信側にシンボル波長に比
し充分長い一定の遅延を与える遅延素子302を設け、
送信側より、送信信号と送信信号に上の遅延素子により
遅延を与えた信号を加え合せることにより時間軸上に拡
散した信号を合成して、1つのアンテナへ送出し、受信
側では受信信号と、受信信号に遅延を与えた信号とを加
え合せることにより、時間軸上に拡散した信号を収束し
て合成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無線送受信装置、特
にダイバーシティ無線送受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6(a),(b)は、従来の最大比合
成(MRC)方式を用いた空間および周波数による4重
ダイバーシティ送受信装置の回路構成例を示すブロック
図であり、(a)は送信側、(b)は受信側を示してい
る。
【0003】図6(a)において、変調器(以下、MO
Dと略称する)901の分岐出力は、送信周波数変換器
(以下、U/Cと略称する)902a,902bで、そ
れぞれf1およびf2の周波数に周波数変換され、電力
増幅器(以下、PAと略称する)903aおよび903
bにより、所定レベルまで増幅後、アンテナ904a,
904bに送られ、アンテナ904aは周波数f1の無
線信号を、アンテナ904bは周波数f2の無線信号を
それぞれ空間に送出する。
【0004】一方、図6(b)に示す受信側において
は、2台のダイバーシティアンテナ905a,905b
を通じ周波数f1およびf2の無線信号を受信し、低雑
音増幅器(以下、LNAと略称する)906a,906
bにより空間伝搬路で減衰した入力信号を規定値に増幅
し、周波数分配器907a,907bに送出する。周波
数分配器907a,907bで分岐された無線周波数信
号f1とf2は、受信周波数変換器(D/C)908a
〜dにより、中間周波数帯に周波数変換され、複素乗算
器909a〜dおよび相関器910a〜dに出力され
る。相関器910a〜dは、分岐された中間周波数信号
と判定帰還形等化器/復調器(以下DFE/DEMと略
称する)913入力前の信号を分岐したリファレンス信
号とを入力とし、その2信号の相関値を出力する。複素
乗算器909a〜dは、分岐した他方の中間周波数信号
と上の相関値を入力とし、複素乗算後の値を合成器91
1に出力する。合成器911は、各ルートの乗算後の信
号を合成し、自動利得制御増幅器(以下、AGCと略称
する)912に出力し、AGC912は入力した合成信
号の信号レベルに応じて、一定のレベルとなるように増
幅を行いDFE/DEM913に出力する。DFE/D
EM913は、内在する符号間干渉を除去し、復調後出
力する。
【0005】次に、式を用いながら主に受信側の動作
(最大比合成)の説明を行う。
【0006】図7は、簡単のため1タップの場合を示
し、1001は複素乗算器、1002は相関器である。
今、入力信号をh(0)S、判定データ信号を
【0007】
【外1】 、ウェイト値をw、乗算後の値をyとすると、 y=w・h(0)S となり、wは図の2入力の相関値なので
【0008】
【外2】 となる。ここで、Sはビート誤りがないときは、
【0009】
【外3】 と近似できる。すなわち、 w=E[h*(0)S*・S] =h*(0)・E[S*S] ≒h*(0)・P となる。ここで、h(0)は伝搬路定数であり、その変
動はディジタル伝送速度に比べ非常に遅く、時間平均処
理E[]においては定常と見なせる。また、Pは希望波
信号電力であり、P=1と正規化すれば w≒h*(0) となる。従って、この相関値を乗算器の重み係数として
信号に乗じると、 y=w・h(0)S =h*(0)h(0)S となる。ここで、h*(0)h(0)は実数であり、ベ
クトル的には実軸を向いている。すなわち、上記相関結
果を各ブランチ毎に乗じることで、全てのブランチ間の
位相を実軸に同位相で合成することが出来る。また、振
幅については、h *(0)h(0)と2乗になってい
る。
【0010】さらに、マルチタップの場合についてであ
るが、図6(b)に示しているように、受信側にてアン
テナ905aと905bのルートそれぞれにf1(周波
数f1の無線信号を示す)が受信されるが、お互いは受
信されたアンテナが異なりアンテナ間隔が波長に比べて
十分離れているため、独立な伝搬路を伝わってきたもの
と見なすことができるので、両f1の間には相関はない
といえる。これはf2双互間についても同様である。
【0011】ここで、一方のルートのf1をrn 1、他方
のルートのf1をrn 2とすると、
【0012】
【数1】
【0013】
【数2】 となる。ここでhi RはダイバーシティルートRの時刻i
でのインパルス応答、
【0014】
【外4】 は時刻n−τでの送信データを示す。
【0015】D/C908aおよび908cにて中間周
波数に変換された信号は、複素乗算器909aおよび9
09cにて任意のウエイト値を掛けられた後、合成器9
11で合成される。このときの合成信号をyn とする
と、
【0016】
【数3】 1 ,w2 は各複素乗算器909aおよび909cのウ
エイト値である。
【0017】前記ウエイト値は、相関器910aおよび
910cの出力値であり、複素乗算器の入力信号と、合
成後AGC912にて振幅を正規化した信号との相関に
より決定される。以上のことから(3)式の( )内は
1とおくことができ、したがって、
【0018】
【数4】 とすることができる。さらに(1),(4)式により、
1 は次のようになる。
【0019】
【数5】 よって、(3),(5)式より
【0020】
【数6】 (6)式中で、ho 1* ・hO 1は複素共役の乗算であり、
すなわち2乗合成である。換言すれば、レベルの高い
(hi Rの大きい)信号はウエイトの比重を上げて、レベ
ルの低い信号は比重を下げるのであるから、その結果、
信号レベルの最も高いものに比して合成することにな
る。これが最大比合成(MRC)である。以上はf2に
ついても同様である。
【0021】最大比合成後の信号は、AGC(912)
にて一定レベルに増幅された後、DFE(913)で符
号間干渉が除去される。
【0022】以上が従来技術となるMRCの説明であ
る。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】図6に示した従来の送
受信装置は、空間的、周波数的ダイバーシティ効果を得
るため、1対向で考慮した場合、ダイバーシティアンテ
ナ4面にPA4台およびLNA2台が必要であった。し
たがって、システム構成は大規模なものとなり、高価な
だけでなく、消費電力も大きくなっていた。
【0024】本発明は、ダイバーシティアンテナと送信
電力増幅器の数量を削減しても、従来とほぼ同等のダイ
バーシティ効果を得ることが可能なダイバーシティ送受
信装置を提供することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明のダイバーシティ
送受信装置は、送信周波数の異なる第1および第2のル
ートからなる周波数ダイバーシティ方式を採る無線送受
信装置であって、送信側及び受信側にそれぞれ送信信号
及び受信信号に対してシンボル長に比し充分長い一定の
遅延を与える遅延回路手段を有し、送信側において、送
信信号と、送信信号に遅延回路手段による遅延を与えた
遅延送信信号とを加え合わせることにより時間軸上に拡
散された信号を合成し、1面の送信アンテナより送出
し、受信側において、1面の受信アンテナを介する各ル
ートの受信信号と受信信号に遅延回路手段による遅延を
与えた遅延受信信号とを加え合わせることにより、時間
軸上に拡散された信号を収束し、合成する。
【0026】送信側に一つの前記遅延回路手段を有し、
送信信号と前記遅延送信信号とを加え合わせた後、各ル
ートに分岐送出してもよい。
【0027】送信側に直列に接続された第1および第2
の前記遅延回路手段を有し、送信信号と該送信信号に第
1の遅延回路手段による遅延を与えた第1の遅延送信信
号を加え合わせて第1のルートに送出するとともに、前
記第1の遅延送信信号と該第1の遅延送信信号に第2の
遅延回路手段による遅延を与えた第2の遅延送信信号を
加え合わせて第2のルートに送出し、受信側において
は、第1のルートに第3および第4の前記遅延回路手段
を、第2のルートに第5の前記遅延回路手段を有し、第
1のルートにおける第3の遅延回路手段を通過した遅延
受信信号と、該遅延受信信号に第4の遅延回路手段によ
る遅延を与えた信号とを加え合わせ、第2のルートにお
ける受信信号と該受信信号に第5の遅延回路手段による
遅延を与えた信号とを加え合わせて合成してもよい。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、図
面を参照して説明する。図1(a),(b)は、図6
(a),(b)に示す4重ダイバーシティ送受信装置か
ら空間ダイバーシティのためのアンテナ、PA,LNA
を取り去り、その代わりに遅延回路および加算回路を加
えたダイバーシティ送受信装置の構成例を示し、(a)
は送信側、(b)は受信側を示している。
【0029】図1(a)において、MOD101は、入
力した送信信号を変調しこれを送り出す。遅延素子10
3aは、変調後分岐された送信信号を入力とし、付与前
後の信号が互いに無相関となるだけの十分な長さの遅延
差τを信号に付与して、これを出力とする。また、遅延
素子103bは遅延素子103aの出力信号を入力と
し、さらに遅延差τを与えた後出力する。加算器102
aは、変調器出力の信号と、その信号に遅延差τを与え
た信号とを入力とし、それらを足し合わせた信号を出力
する。また、加算器102bは、遅延差τの信号とさら
にτを与えられた2τの信号とを入力とし、それらを足
し合わせたものを出力とする。U/C104aは、加算
器102aの出力信号を入力とし、無線周波数f1に周
波数変換後出力する。同様に、U/C104bは加算器
102bの出力信号を入力とし、無線周波数f2に周波
数変換後出力する。合成器105は、前述した無線周波
数f1,f2の2信号を入力、合成後これを出力する。
PA106は、合成後の無線信号を入力し、所定のレベ
ルまで増幅した信号を出力し、この信号がアンテナ10
7より送出される。
【0030】ここで今、遅延素子103aを通った信号
を基準(t=0)に置くと、遅延素子を通過しないもの
はτ進みの信号、遅延素子2つ(103a,b)を通過
したものはτ遅れの信号と考えられる。信号をインパル
スに置き換え、加算器102aおよび102bを通過後
のインパルス応答を示したものが、それぞれ図3(a)
および(b)である。基準インパルス応答をh(0)と
して、τ進みがh(−τ)、τ遅れがh(τ)である。
【0031】また、図4は、アンテナより送出される送
信信号の周波数スペクトラムを示したものである。予め
τの遅延差を与えているため、図に示してあるような2
波モデルのスペクトラムとなる。この2波による干渉
は、受信側の構成要素となっているDFE/DEMにて
消去することができる。
【0032】次に受信部について図1(b)によって説
明する。
【0033】図1(b)において、LNA201は、ア
ンテナにより受信された信号を入力し、所定のレベルに
増幅する。周波数分配器202は、LNA201の出力
信号を入力し、無線周波数f1とf2に分配して出力す
る。D/C203aは無線周波数f1を、D/C203
bは無線周波数f2をそれぞれ中間周波数帯に周波数変
換し出力する。遅延素子204aは、D/C203aの
出力信号を入力し、遅延差τを与えた後出力する。さら
に、遅延素子204bは、遅延素子204aの出力信号
に遅延差τを与えて出力とする。遅延素子204cはD
/C203bの出力信号を入力、遅延差τを与えた後、
これを出力する。相関器205aは、遅延素子204a
の出力信号と、DFE/DEM209より得られる判定
データ信号とを入力し、両者の相関をとって、これを出
力信号とする。他の相関器205b〜dについても同様
で、それぞれ遅延素子204bの出力信号、D/C20
3bの出力信号、遅延素子204cの出力信号と、上述
の判定データ信号との相関値を相関器205b〜dの出
力信号としてる。ここで判定データ信号とは、復調後の
アナログ波形を変調速度の周期Tでサンプリングし、閾
値判定を行ったものである。複素乗算器206aは、入
力した遅延素子204aの出力信号に相関器205aに
よる相関値を掛け合わせた後、これを出力する。また、
複素乗算器206bは遅延素子204bと相関器205
bの出力信号を、複素乗算器206cはD/C203b
と相関器205cの出力信号を、複素乗算器207dは
遅延素子204cと相関器205dの出力信号を入力と
し、それぞれの乗算値を出力する。加算器207aは、
複素乗算器206aおよび206bの出力信号を、同様
に加算器207bは、複素乗算器206cおよび206
dの出力信号を入力し、足し合わせた後、出力する。合
成器208は、上の2つの出力信号を合成し、その結果
を送出する。DFE/DEM209は、合成後の受信信
号を入力して、受信信号に内在する符号間干渉を除去す
る。さらに、除去後の信号を復調、内部判定器によりデ
ィジタル信号に判定を行い出力する。この出力信号は判
定データ信号として分岐、ループバックされ、相関器2
05a〜dに入力される。
【0034】次に、インパルス応答による説明を行う。
【0035】受信された信号が基準時刻(t=0)にて
複素乗算器206aに入力すると仮定し、前記時刻での
インパルス応答を図示すると、図3(a)と同様な形と
なり、式ではh(−τ)+h(0)と表すことができ
る。このとき、同時刻にて複素乗算器206bの入力部
でのインパルス応答は、時間τ以前になるので、h
(0)+h(τ)となる。一方、f2のルートについて
も同様に考慮し、t=0における複素乗算器206cお
よび206dの入力部でのインパルス応答は、それぞれ
h(−τ)+h(0),h(0)+h(τ)となる。
【0036】以上の4式を揃えて書くと、 h(−τ)+h(0) ・・・・・(206a) h(0)+h(τ) ・・・・・(206b) h(−τ)+h(0) ・・・・・(206c) h(0)+h(τ) ・・・・・(206d) となる。すなわち、この時刻ではh(0)についての従
来技術の欄で述べた最大比合成を行うことになる。ここ
で、相関器205a〜dの基準信号として判定データ信
号を用いることで、相関を取った結果により、最大比合
成を実現するための重み係数を得ることができる。従来
技術に関する図6のように、DFE/DEM入力前の信
号を相関器に入力する構成であると、送信時の信号に予
め±τずれた信号成分を含んでいるため、h(0)のみ
ならずh(−τ)やh(τ)とも相関がとれてしまうの
である。このことは、h(0)についての最大比合成を
行えないことを意味する。一方後者の構成(=本発明)
の場合は、DFE/DEM通過後の信号をループバック
して用いるためh(0)のみ相関がとれることになる。
こうして初めて、h(0)についての最大比合成が行え
る。
【0037】各複素乗算器ではh(0)の大きさ(スカ
ラー値)が求められ、合成後、DFE/DEM(20
9)にてh(±τ)や伝搬路でのフェージングによる干
渉が取り除かれる。
【0038】以上の様子をインパルス応答で示したもの
が図5である。各τ間隔で {ha (0)+ha (τ)} {ha (−τ)+ha (0)}または{hb (0)+hb (τ)} {hb (−τ)+hb (0)} が時間軸上に並んでおり、右肩のaはf1のルート、b
はf2のルートを示している。各信号は、遅延素子を通
ることで時間軸上一致し、複素乗算器にて受信信号希望
波成分h(0)が取り出される。しかし、この段階にお
いてはまだ伝搬路での干渉や雑音成分を含んでいるの
で、乗算後、合成してDFE/DEMを通ることで図に
あるようにh(0)の再生が行われる。
【0039】次に、本発明の第2の実施形態について図
2によって説明する。
【0040】前述した図1の構成例では、遅延の付与前
後の信号の無相関性を高めるため、よりタイムスパンを
広げて−τ〜+τ(すなわち、2τの遅延差)とした
が、図2における例では遅延素子302および加算器3
03をそれぞれ1つとし、τの遅延差しか与えていな
い。以上のようにすることで、部品点数の削減および基
盤面積の縮小が図れ、コストの削減につながる。無相関
性については、1波長の100倍以上であれば問題はな
い。また、ダイバーシティ効果においても、伝搬路上に
てf1とf2の2波が同時に減衰したりしない限り期待
できる。
【0041】
【発明の効果】本発明は、遅延回路および加算器によ
り、送信される信号に予め無相関となるに十分な遅延を
与えることにより、周波数ダイバーシティ方式に空間ダ
イバーシティを組み合せると同様な効果が期待できるの
で、送受信双方とも空間ダイバーシティ用アンテナおよ
びPA、LNAが不要となり、大幅なコストの削減が可
能になる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のダイバーシティ送受信装置の第1の実
施形態を示すブロック図である。
【図2】本発明のダイバーシティ送受信装置の第2の実
施形態を示すブロック図である。
【図3】図1に示すダイバーシティ送受信装置の送信側
におけるインパルス応答例である。
【図4】図1に示すダイバーシティ送受信装置の送信ス
ペクトルを示す説明図である。
【図5】図1に示すダイバーシティ送受信装置の受信側
におけるインパルス応答例である。
【図6】従来の空間および周波数による4重ダイバーシ
ティ送受信装置の構成例を示すブロック図である。
【図7】1タップ構成の複素乗算器および相関器の動作
説明用図である。
【符号の説明】
101,301,901 変調器(MOD) 102a,b,207a,b,303,407a,b
加算器 103a,b,204a〜c,302,404a,b
遅延素子 104a,b,304a,b,902a,b 送信周
波数変換器(U/C) 105,208,305,408,911 合成器 106,306,903a,903b 電力増幅器
(PA) 107,200,307,400,904a,b,90
5a,b アンテナ 201,401,906a,906b 低雑音増幅器
(LNA) 202,402,907a,907b 周波数分配器 203a,b,403a,b,908a〜d 受信周
波数変換器(D/C) 205a〜d,405a〜d,910a〜d,1002
相関器 206a〜d,406a〜d,910a〜d,1001
複素乗算器 209,409,913 判定帰還形等化器/復調器
(DFE/DEM) 912 自動利得制御増幅器(AGC)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信周波数の異なる第1および第2のル
    ートからなる周波数ダイバーシティ方式を採る無線送受
    信装置において、 送信側及び受信側にそれぞれ送信信号及び受信信号に対
    してシンボル長に比し充分長い一定の遅延を与える遅延
    回路手段を有し、 送信側において、送信信号と該送信信号に前記遅延回路
    手段による遅延を与えた遅延送信信号とを加え合わせる
    ことにより時間軸上に拡散された信号を合成し、1面の
    送信アンテナより送出し、 受信側において、1面の受信アンテナを介する各ルート
    の受信信号と該受信信号に前記遅延回路手段による遅延
    を与えた遅延受信信号とを加え合わせることにより、前
    記時間軸上に拡散された信号を収束し、合成することを
    特徴とするダイバーシティ無線送受信装置。
  2. 【請求項2】 送信側に1つの前記遅延回路手段を有
    し、送信信号と前記遅延送信信号とを加え合わせた後、
    各ルートに分岐送出する請求項1に記載のダイバーシテ
    ィ無線送受信装置。
  3. 【請求項3】 送信側に直列に接続された第1および第
    2の前記遅延回路手段を有し、送信信号と該送信信号に
    第1の遅延回路手段による遅延を与えた第1の遅延送信
    信号を加え合せて第1のルートに送出するとともに、前
    記第1の遅延送信信号と該第1の遅延送信信号に第2の
    遅延回路手段による遅延を与えた第2の遅延送信信号を
    加え合せて第2のルートに送出し、 受信側においては、第1のルートに第3および第4の前
    記遅延回路手段を、第2のルートに第5の前記遅延回路
    手段を有し、第1のルートにおける第3の遅延回路手段
    を通過した遅延受信信号と、該遅延受信信号に第4の遅
    延回路手段による遅延を与えた信号を加え合わせ、第2
    のルートにおける受信信号と該受信信号に第5の遅延回
    路手段による遅延を与えた信号とを加え合わせて合成す
    る請求項1に記載のダイバーシティ無線送受信装置。
JP8339548A 1996-12-19 1996-12-19 ダイバーシティ無線送受信装置 Pending JPH10178375A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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SG100723A1 (en) * 2000-06-13 2003-12-26 Nec Corp Diversity type transmitter having system for controlling the delay time of each of plural transmission units
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