JPH10177455A - ポインティングシステム及び記録媒体 - Google Patents

ポインティングシステム及び記録媒体

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Publication number
JPH10177455A
JPH10177455A JP9278413A JP27841397A JPH10177455A JP H10177455 A JPH10177455 A JP H10177455A JP 9278413 A JP9278413 A JP 9278413A JP 27841397 A JP27841397 A JP 27841397A JP H10177455 A JPH10177455 A JP H10177455A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
state
button switch
control means
timer interrupt
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP9278413A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Nakazawa
正樹 中澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
N T T DATA TSUSHIN KK
NTT Data Corp
Original Assignee
N T T DATA TSUSHIN KK
NTT Data Communications Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by N T T DATA TSUSHIN KK, NTT Data Communications Systems Corp filed Critical N T T DATA TSUSHIN KK
Priority to JP9278413A priority Critical patent/JPH10177455A/ja
Publication of JPH10177455A publication Critical patent/JPH10177455A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドラッグ操作の操作性を改善し、種々の状況
においても、容易にしかも確実にドラッグ操作を行うこ
とを可能とする。 【解決手段】 ボタンスイッチ1がオンになると、タイ
マカウンタ21がスタートし、微分回路23によりフリ
ップフロップ22がリセットされる。タイマカウンタ2
1の設定時間が経過すると、タイムアウトとなり、フリ
ップフロップ22がセットされて、ゲート信号がオンに
なる。このとき、ボタンスイッチ1からの入力信号がオ
フになっても、ゲート回路24により、ドラッグ状態が
保持される。再度ボタンを押すと、フリップフロップ2
2がリセットされて、タイマカウンタ21が再びスター
トする。このとき、ボタンスイッチ1がオンとなってい
るので、ゲート回路24の出力はオンのままである。タ
イムアウト前に入力信号がオフになると、ゲート信号が
オフであるので、ゲート回路24の出力はオフになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ポインティング
デバイスにおけるユーザインタフェースの向上に係り、
特にいわゆるドラッグ操作の操作性を改善し得るポイン
ティングシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】ウィンドウシステム等の普及に伴いマウ
ス、トラックボール等のように画面上の座標情報をシス
テムに入力するポインティングデバイスが広く用いられ
ている。このポインティングデバイスを、マウスを例に
とって具体的に説明する。
【0003】マウスは、x軸方向とy軸方向との変位を
示すパルス列とボタン操作によるスイッチ信号を発生し
てシステムに入力する。
【0004】マウスボタンの操作は、一瞬だけ押操作す
ることにより、短時間オンとする「クリック」と呼ばれ
る操作が基本である。単発的なクリック操作がシングル
クリックと呼ばれるのに対し、短い時間間隔で、2回続
けてクリックするダブルクリックと呼ばれる操作も多く
用いられる。
【0005】これらクリック操作のほかに、ボタンを押
操作しながら、マウスを移動操作する「ドラッグ」又は
「ドラッギング」と呼ばれる操作も用いられる。このド
ラッグは、画面上で、範囲を定めるとき、図形を移動す
る時、軌跡を示すとき等に用いられる操作である。ドラ
ッグは、特にCAD(Computer Aided Design)システ
ム及び作画システム等において、頻繁に用いられる。ド
ラッグ操作していたボタンをはなすことを「ドロップ」
と称する。ドラッグしてドロップする操作は「ドラッグ
アンドドロップ」と称される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ドラッグ操作におい
て、ページを超えて図形を移動させるなど、ドラッグす
る距離又は時間が長い場合等には、ドラッグ操作の間ず
っとボタンを押し続けなければならない。このような操
作は、煩わしく、ドラッグ中にうっかりボタンをはなし
てしまう等の操作ミスも生じがちである。ドラッグ中に
ボタンをはなしてドロップしてしまった場合、ボタンを
離した位置までのドラッグが行われたことになり、その
点から再度ドラッグを行う必要がある。CADシステム
等においては、ドラッグにより直線描画の始点と終点を
定めることも行われている。このような場合、ドラッグ
途中でボタンをはなしてドロップしてしまうと、その点
までの直線が描画されてしまう。そのため、正しい直線
を描画するためには、一旦描画された線を削除してから
再度最初からドラッグ操作をやり直す必要がある。
【0007】ファイル管理プログラム等においても、ド
ラッグアンドドロップによるファイルの移動又はコピー
操作がしばしば用いられている。このような場合、移動
又はコピー先でドロップする際にシフトキー等のキー操
作を併用して、移動とコピーとを区別している。したが
って、ドラッグの途中でうっかりボタンをはなしてドロ
ップしてしまったときなどには、操作者が意図していな
いファイルの移動又はコピーが行われてしまう。
【0008】このような問題は、マウスのみに限らず、
トラックボール等においても同様であり、ポインティン
グデバイス全般における問題である。
【0009】この発明は、上述した事情に鑑みてなされ
たもので、容易にしかも確実にドラッグ操作を行うこと
ができるポインティングシステムを提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の第1の観点によるポインティングシステ
ムは、座標移動情報を発生する座標移動情報発生部及び
ボタンスイッチを有するポインティングデバイスを備
え、前記ポインティングデバイスの前記ボタンスイッチ
のオフ状態からオン状態への変化が検出されてから所定
時間以上オン状態が維持されたときは、前記ボタンスイ
ッチがオン状態からオフ状態へ変化しても出力をオフと
せずに、該ボタンスイッチがオフ状態からオン状態へ変
化するまでオン出力を維持し、該ボタンスイッチがオフ
状態からオン状態へ変化してから前記所定時間内でオン
状態からオフ状態へ変化した時点で、出力をオフとする
出力制御手段と、を具備する。
【0011】このシステムでは、前記所定時間ボタンス
イッチを押し続けるとドラッグ保持状態となって、ボタ
ンスイッチから指を離してもドロップされなくなる。ボ
タンスイッチを再度操作して前記所定時間内でクリック
することにより、ドロップされる。
【0012】前記出力制御手段は、前記ポインティング
デバイスに内蔵されてもよい。また、前記ポインティン
グデバイスが接続される情報処理装置に内蔵されている
デバイスインタフェースから構成されてもよい。
【0013】この発明の第2の観点によるポインティン
グシステムは、座標移動情報を発生する座標移動情報発
生部及びボタンスイッチを有するポインティングデバイ
スと、前記ポインティングデバイスにおける前記ボタン
スイッチのオフ状態からオン状態への変化に応答して計
時を開始し、所定時間経過するとタイムアウト信号を出
力するタイマ回路と、前記タイマ回路からのタイムアウ
ト信号によりセットされて出力をオン状態とし、前記ボ
タンスイッチがオフ状態からオン状態に変化した時にリ
セットされて、出力をオフ状態とする信号保持回路と、
前記ポインティングデバイスの前記ボタンスイッチの出
力を前記信号保持回路の出力がオンの間保持して出力す
るゲート回路と、を具備する。
【0014】このシステムでは、前記所定時間ボタンス
イッチを押し続けると、タイマ回路のタイムアウト信号
に応答する信号保持回路の出力により、ゲート回路にお
いてドラッグ保持状態となって、ボタンスイッチから指
を離してもドロップされなくなる。ボタンスイッチを再
度操作して、前記タイムアウト信号が出力されないよう
に前記所定時間内でクリックすることにより、ドロップ
される。従って、ドラッグアンドドロップ操作が容易に
なる。
【0015】前記タイマ回路、信号保持回路及びゲート
回路は、前記ポインティングデバイスに内蔵されてもよ
い。また、前記ポインティングデバイスが接続される情
報処理装置に内蔵されているデバイスインタフェースか
ら構成されてもよい。
【0016】この発明の第3の観点によるポインティン
グシステムは、座標移動情報を発生する座標移動情報発
生部及びボタンスイッチを有するポインティングデバイ
スと、タイマ割り込みによる計時動作を行い、解除信号
が供給される以前に所定の時間を計時するとドラッグフ
ラグをオンとするタイマ割り込み制御手段と、前記ポイ
ンティングデバイスにおける前記ボタンスイッチのオン
及びオフの変化に応答し、該ボタンスイッチが、オフ状
態からオン状態になったときに、前記ドラッグフラグが
オフであればスイッチオンを情報処理装置の処理システ
ムに通知して前記タイマ割り込み制御手段を起動させ、
前記ドラッグフラグがオフでなければ該ドラッグフラグ
をオフとして前記タイマ割り込み制御手段を起動させ、
該ボタンスイッチが、オン状態からオフ状態になったと
きにドラッグフラグがオフであればスイッチオフを前記
処理システムに通知して前記タイマ割り込み制御手段の
制御操作を解除する前記解除信号を出力する送信制御手
段と、を具備する。
【0017】前記タイマ割り込み制御手段及び送信制御
手段は、前記ポインティングデバイスに内蔵されてもよ
い。また、前記ポインティングデバイスが接続される情
報処理装置に内蔵されているデバイスインタフェースか
ら構成されてもよい。
【0018】このシステムでは、前記所定時間ボタンス
イッチを押し続けると、タイマ割り込み制御手段のドラ
ッグフラグ操作と送信制御手段の連携動作により、ドラ
ッグ保持状態となって、ボタンスイッチから指を離して
もドロップされなくなる。ボタンスイッチを再度操作し
て、前記所定時間内でクリックすることにより、ドロッ
プされる。
【0019】前記ポインティングデバイスは、マウス、
トラックボール等である。前記ポインティングデバイス
が接続される前記情報処理装置のデバイスドライバ部を
前記タイマ割り込み制御手段及び送信制御手段として機
能させるためのプログラムを記録媒体に記録して配布し
てもよい。この場合、OS(オペレーティングシステ
ム)が担当する部分以外のプログラム部分を記録媒体に
記録して配布すればよい。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。図1〜図3を参照して、この発
明の第1の実施の形態に係るポインティングシステムで
あるマウスシステムを説明する。
【0021】図1は、この発明の第1の実施の形態に係
るマウスシステムの構成を模式的に示している。図1の
マウスシステムは、例えば図2に示すようにコンピュー
タシステムに組み込まれる。
【0022】マウスMは、例えば2個のマウスボタンM
Bを有する。マウスボタンMBは、それぞれスイッチか
らなり、それらのうちの1個、例えば左ボタンをボタン
スイッチ1とする。マウスMは、信号制御部2を内蔵し
ている。
【0023】信号制御部2は、コンピュータのCPUに
接続される。CPUは、基本ソフトウェアであるオペレ
ーティングシステム(OS: Operating System)OS及び
該オペレーティングシステムOS上で動作するアプリケ
ーションプログラムAPを含むソフトウェアを実行す
る。オペレーティングシステムOSは、マウスドライバ
MD及びタイマ割り込み部TIを含んでいる。マウスド
ライバMDは、マウスMの動作を制御するためのデバイ
スドライバである。タイマ割り込み部TIは、タイマ割
り込み処理を実行する。
【0024】ボタンスイッチ1は、マウスMの左ボタン
の押操作により、ボタンを押している間オンとなり、ボ
タンから指をはなすとオフとなるスイッチである。信号
制御部2は、タイマカウンタ21、フリップフロップ2
2、微分回路23及びゲート回路24を有する。
【0025】タイマカウンタ21は、例えばタイマカウ
ンタ用のLSI(大規模集積回路)からなり、予め設定
時間に相当する所定のカウント値がセットされている。
タイマカウンタ21は、ボタンスイッチ1のオフ状態か
らオン状態への変化に応答して、タイマクロックのカウ
ントを開始し、所定のカウント値のカウントを終了した
時点でタイムアウト信号をフリップフロップ22のセッ
ト端子Sに与える。
【0026】微分回路23は、ボタンスイッチ1のオフ
状態からオン状態への立ち上がり変化に応答して、フリ
ップフロップ22のリセット端子Rに立ち上がりパルス
を供給する。
【0027】フリップフロップ22は、いわゆるセット
−リセットタイプのフリップフロップである。すなわ
ち、フリップフロップ22は、微分回路23から与えら
れるリセット端子Rの入力がオンとなるとリセットされ
て出力をオフとする。そして、フリップフロップ22
は、タイマカウンタ21のタイムアウト出力であるセッ
ト端子Sの入力がオンになるとセットされて出力をオン
とし、以後リセットされるまでオン出力を維持する。
【0028】ゲート回路24は、ゲートIC(集積回
路)により構成される。このゲート回路24は、フリッ
プフロップ22から与えられるゲート信号がオンである
間、ボタンスイッチ1からの入力信号の変化を後段に伝
達せず、ゲート信号がオンとなる直前の入力信号を保持
して出力する。すなわち、ゲート回路24は、フリップ
フロップ22の出力がオフからオンとなったときのボタ
ンスイッチ1の状態に応じた出力信号の状態を、フリッ
プフロップ22のオン出力の間、保持し続ける。したが
って、ゲート回路24は、フリップフロップ22がセッ
トされないときは、ボタンスイッチ1の出力をそのまま
出力する。そして、タイマカウンタ21の出力により、
フリップフロップ22がセットされたときは、ゲート回
路は、フリップフロップ22がリセットされてゲート信
号がオフとなるまで、直前のオン状態出力を保持する。
【0029】ゲート回路24の出力は、コンピュータの
CPUに与えられ、マウスドライバMDに信号を供給す
る。なお、タイマカウンタ21のカウントのスタート/
ストップの契機は、次のように規定される。
【0030】タイマカウンタ21のカウント動作は、ボ
タンスイッチ1からの入力信号がオンになったときにス
タートする。そして、タイマカウンタ21は、ボタンス
イッチ1からの入力信号がオフになったとき、又はカウ
ント値が設定時間に対応する所定値に達してタイムアウ
トが発生したときに、カウント動作をストップする。タ
イマカウンタ21から出力されるタイムアウト信号は、
タイムアウトが発生した瞬間だけ短時間オン状態とな
る。
【0031】タイマカウンタ21の出力するタイムアウ
ト信号がオンすると、フリップフロップ22はゲート信
号をオン状態に保持する。ゲート回路24は、ゲート信
号がオンになっているとき、入力信号の変化を出力信号
に伝えず、これによってドラッグ状態を保持する。
【0032】微分回路23は入力信号がオンになると
き、その変化の瞬間だけ出力をオンとする。この微分回
路23の出力によってフリップフロップ22をリセット
し、ゲート信号をオフとする。
【0033】なお、左ボタンの操作に係る各状態は、マ
ウスポインタの移動及び右ボタンのクリックとは独立し
て動作する。また、従来のマウスと同様に、マウスの移
動に伴い、マウス内のボールが回転し、この回転に伴い
x軸方向及びy軸方向の移動量を示す信号がコンピュー
タに供給される。
【0034】次に、上述のように構成されたマウスシス
テムの動作を図3に示すタイムチャートを参照して説明
する。ボタンスイッチ1からの入力信号のオン/オフに
対して、タイマカウンタ21から出力されるタイムアウ
ト信号、微分回路23から出力される立ち上がり信号、
フリップフロップ22から出力されるゲート信号、及び
ゲート回路24からコンピュータのマウスドライバMD
に供給される出力信号は、それぞれ図3のように遷移す
る。
【0035】まず、時刻t1で、マウスMのボタン(こ
の場合左ボタン)1が押操作されてボタンスイッチ1の
出力信号がオンになり、タイマカウンタ21がスタート
する。このとき、微分回路23から立ち上がり信号がフ
リップフロップ22のリセット端子Rに与えられフリッ
プフロップ22がリセットされる。
【0036】ボタンが押し続けられて、タイマカウンタ
21に設定された所定時間が経過すると、タイムアウト
となる。時刻t2においてタイムアウトとなると、タイ
マカウンタ21のカウントがストップし、タイムアウト
信号がオンになる。このタイムアウト信号により、フリ
ップフロップ22がセットされて、ゲート信号がオンす
る。
【0037】この状態で、時刻t3において、マウスの
ボタンから指を離しても、ゲート信号がオン状態を維持
しているので、ゲート回路24の出力信号はオフになら
ない。すなわち、ボタンスイッチ1からの入力信号がオ
フになっても、ドラッグ状態が保持される。
【0038】時刻t4において、再度ボタンを押すと、
微分回路23の出力によりフリップフロップ22がリセ
ットされてゲート信号がオフになり、タイマカウンタ2
1が再びスタートする。このとき、ボタンスイッチ1か
らの入力信号がオンとなっているので、ゲート回路24
の出力信号はオンのままである。
【0039】タイムアウト発生以前の時刻t5に、ボタ
ンから指を離すと、入力信号がオフになり、このときは
ゲート信号がオフとなっているので、ゲート回路24か
らはそのまま入力信号が出力される。したがって、この
時刻t5において、ゲート回路24の出力信号はオフに
なる。タイマカウンタ21のカウントは、入力信号がオ
フとなった時点でストップする。
【0040】なお、時刻t4からt5までの間に設定時
間を経過し、入力信号がオフにならないうちにタイムア
ウトが発生した場合には、再びt2の状態に戻り、以上
の動作の繰り返しとなる。
【0041】また、時刻t6において、ボタンが押され
ると、ボタンスイッチ1の出力信号がオンになり、タイ
マカウンタ21がスタートする(このとき、微分回路2
3から立ち上がり信号がフリップフロップ22のリセッ
ト端子Rに与えられフリップフロップ22がリセットさ
れる)。そして、タイマカウンタ21に設定された所定
時間が経過する前、すなわち、タイムアウト以前の時刻
t7において、ボタンから指を離すと、入力信号がオフ
になり、このときはゲート信号がオンとなっていないの
で、ゲート回路24の出力信号はオフになる。タイマカ
ウンタ21のカウントは、入力信号がオフとなった時点
でストップする。
【0042】このようにして、所定時間以上マウスのボ
タンを押し続けると、「ドラッグモード」となり、ボタ
ンから指を離してもドラッグ状態が維持されドロップさ
れなくなる。そして、ドロップするときには、再度ボタ
ンをクリックすればよい。すなわち、ボタンを所定時間
以上押し続けるとドラッグモードとなる。また、ボタン
を押してから所定時間以内でボタンをはなしたときに
は、通常のドラッグアンドドロップ又はクリック動作と
なる。ドラッグモードは、ボタンを押す度に解除される
が、ドラッグモード中にボタンを押したときには、従前
のドラッグ状態が継続され、所定時間内にボタンをはな
した時点でドロップとなる。したがって、従来の操作感
を損なうことなく、ドラッグアンドドロップの操作性を
向上させることができる。
【0043】このマウスは、コンピュータに、移動量を
示す信号も供給している。OSはこの信号に伴いマウス
カーソルを移動して表示する。APは、通常のドラッグ
アンドドロップの場合と同様に、マウスカーソルの移動
に対応する処理を実行する。
【0044】上述した信号制御部2を、同等の機能を実
現するファームウェアを組み込んだマイクロプロセッサ
システムにより構成してもよい。また、信号制御部2に
相当する構成を、コンピュータ等の情報処理装置のマウ
スを接続するためのインタフェース、例えばシリアルイ
ンタフェース等に組み込むようにしてもよい。このよう
な構成の第2の実施の形態を以下に説明する。
【0045】図4は、この発明の第2の実施の形態に係
るマウスシステムの構成を模式的に示している。このマ
ウスシステムは、図1〜図3のシステムをソフトウェア
により実現するものであり、システムのデバイスドライ
バの変更のみで、従来と全く同様のハードウェア構成を
利用することができる。
【0046】図4に示すマウスシステムは、図1に示し
た信号制御部2に代えて、コンピュータのCPUが実行
するオペレーティングシステムOSのデバイスドライバ
であるマウスドライバMD内に信号処理部SPを組み込
んだものである。すなわち、図4において、マウスM
は、例えば2個のマウスボタンMBを有する。該マウス
ボタンMBは、それぞれスイッチからなり、それらのう
ちの1個、例えば左ボタンをボタンスイッチ1とする。
【0047】マウスMは、コンピュータのCPUに接続
される。コンピュータCPUは、オペレーティングシス
テム)OS及び該オペレーティングシステムOS上で動
作するアプリケーションプログラムAPを含むソフトウ
ェアを実行する。オペレーティングシステムOSは、マ
ウスドライバMD及びタイマ割り込み部TIを含んでい
る。マウスドライバMDは、マウスMの動作を制御する
ためのデバイスドライバであり、このマウスドライバM
Dに信号処理部SPが組み込まれる。タイマ割り込み部
TIは、タイマ割り込み処理を実行する。
【0048】信号処理部SPは、オペレーティングシス
テムOSに組み込まれるプログラムにより実現される。
信号処理部SPは、タイマ割り込み制御機能及び送信制
御機能を有している。
【0049】信号処理部SPのタイマ割り込み制御機能
は、送信制御機能に応答してタイマ割り込み部TIを動
作させて計時動作を行う。該タイマ割り込み制御が解除
される以前に所定の時間を計時すると前記ドラッグフラ
グをオンとする。
【0050】信号処理部SPの送信制御機能は、マウス
Mにおけるボタンスイッチ1のオン及びオフの変化に応
答し、該ボタンスイッチがオフ状態からオン状態になっ
たときに、ドラッグフラグがオフであればスイッチオン
のメッセージをオペレーティングシステムOSに送信
し、且つタイマ割り込み制御機能を起動させる。ドラッ
グフラグがオフでなければドラッグフラグをオフとして
タイマ割り込み制御機能を起動させる。ボタンスイッチ
1が、オン状態からオフ状態になったときにドラッグフ
ラグがオフであればスイッチオフのメッセージをオペレ
ーティングシステムOSに送信してタイマ割り込み制御
機能を解除する。
【0051】次に、図4のように構成したマウスシステ
ムの動作を、図5〜図7に示すフローチャートを参照し
て説明する。このシステムにおいては、マウス割り込み
及びタイマ割り込みの割り込み処理を利用する。変数と
して、ドラッグフラグとタイマ用のカウンタを用意す
る。フラグは、図1の場合のゲート回路24に対するゲ
ート信号に相当する。
【0052】まず、図5は、オペレーティングシステム
OSの起動時の初期化処理を示している。オペレーティ
ングシステムOSの起動時に、この初期化処理におい
て、割り込み処理を起動するための割り込みベクタに、
マウス割り込み処理及びタイマ割り込み処理を登録して
おく。
【0053】まず、初期化処理を開始すると、割り込み
処理を起動する際に用いられる割り込みベクタを登録し
ている最中に割り込みが生じてしまわないようにするた
め、一旦、オペレーティングシステムOSにおける全割
り込みを禁止する(ステップS11)。そして、割り込
みベクタにマウス割り込み処理を登録して(ステップS
12)、マウスMの状態を初期化する(ステップS1
3)。次に、割り込みベクタにタイマ割り込み処理を登
録して(ステップS14)、先に行った全割り込みの禁
止を解除する(ステップS15)。
【0054】図6は、マウス割り込み処理を示してい
る。このマウス割り込み処理は、マウスMの、例えばボ
タン操作や座標位置の移動操作等の動作により、その都
度起動される。マウス割り込み処理が発生した場合、ド
ラッグフラグの状態を調べ、このドラッグフラグの状態
に応じて、マウスMの信号をオペレーティングシステム
OSに通知する。
【0055】すなわち、マウスMの何らかの操作によ
り、マウス割り込み処理が起動されると、まず、他の割
り込みにより処理が阻害されないようにするため、一
旦、全割り込みを禁止して(ステップS21)、マウス
のX変位、Y変位、左ボタンの状態及び右ボタンの状態
を取得する(ステップS22)。
【0056】左ボタン信号がオフからオン、すなわち
“0”から“1”になったか否かをチェックし(ステッ
プS23)、“0”から“1”になったのであれば、ド
ラッグフラグがオフ、すなわち“0”か否かをチェック
する(ステップS24)。ドラッグフラグが“0”であ
れば、オペレーティングシステムOSに左ボタンがオン
となったことを示すメッセージを送信し(ステップS2
5)、タイマ用のカウンタに所定時間に対応するカウン
ト値(“2”以上とする)をセットしてタイマ割り込み
処理をスタートさせる(ステップS26)。
【0057】ステップS24において、ドラッグフラグ
が“0”でないと判定された場合には、ドラッグフラグ
を“0”として(ステップS27)、ステップS26に
移行する。また、ステップS23で、左ボタン信号が
“0”から“1”になったのではないと判定された場合
には、ステップS24〜S26及びステップS27の処
理をスキップする。
【0058】そして、左ボタン信号が、オンからオフ、
すなわち“1”から“0”になったか否かをチェックす
る(ステップS28)。左ボタン信号が“1”から
“0”になったのであれば、ドラッグフラグが“0”か
否かをチェックして(ステップS29)、ドラッグフラ
グが“0”であれば、オペレーティングシステムOSに
左ボタンがオフになったことを示すメッセージを送信し
(ステップS30)、タイマ割り込み処理を解除する
(ステップS31)。
【0059】ステップS29において、ドラッグフラグ
が“0”でないと判定された場合には、ステップS30
及びS31の処理をスキップする。また、ステップS2
8で、左ボタン信号が“1”から“0”になったのでな
いと判定された場合には、ステップS29〜S31の処
理をスキップする。
【0060】その後、マウスMの左ボタン以外の操作に
対する処理を行って(ステップS32)、その後にマウ
ス割り込み処理を終了する。図7は、タイマ割り込み処
理を示している。このタイマ割り込み処理は、図6のス
テップS26によりタイマ割り込み処理が開始されてか
らステップS31により解除されるまでのタイマ割り込
み処理が起動されている状態では、タイマの割り込み、
すなわちタイマクロックが発生する毎に、その都度起動
される。このタイマ割り込み処理は、タイムアウトが発
生した場合に、ドラッグフラグを変更する処理である。
【0061】すなわち、タイマ割り込みにより一定時間
毎に、タイマ割り込み処理が開始されると、カウンタの
カウント値が“0”であるか否かがチェックされ(ステ
ップS41)、カウント値が“0”でなければ、カウン
ト値が“1”だけ減算される(ステップS42)。そし
て、カウント値が“1”であるか否かがチェックされ
(ステップS43)、“1”でなければ、別のプログラ
ムが登録したタイマ割り込み処理を行って(ステップS
44)、処理を終了する。
【0062】ステップS43においてカウント値が
“1”であれば、ドラッグフラグをオン、すなわち
“1”として(ステップS45)ステップS44へ移行
する。ステップS41において、カウント値が“0”で
あれば、ステップS42、S43及びS45の処理をス
キップしてステップS44へ移行する。したがって、カ
ウンタのカウント値が、設定値(“2”以上)からタイ
マ割り込み毎に“1”ずつ減算されて、カウント値が
“1”になると、タイマの設定時間が満了したとして、
ドラッグフラグをオン、すなわち“1”にする。
【0063】図6に示したマウス割り込み処理は、この
ドラッグフラグによって制御され、ドラッグフラグが
“0”の時は、左ボタンの操作結果通りのメッセージを
オペレーティングシステムOSに送信する。そして、ド
ラッグフラグが“1”の時は、左ボタンの操作メッセー
ジをオペレーティングシステムOSに送信せず、従前の
状態を保持させる。ドラッグフラグが“1”の状態で、
左ボタンがオフからオンに変化した場合には、ドラッグ
フラグを“0”にリセットして、カウント値を再設定
し、タイマ割り込み処理を再スタートさせる。
【0064】このような構成でも、所定時間以上マウス
のボタンを押し続けると、「ドラッグモード」となり、
ボタンから指を離してもドロップされなくなる。そし
て、ドロップするときには、再度ボタンをクリックすれ
ばよい。したがって、従来の操作感を損なうことなく、
ドラッグアンドドロップの操作性を向上させることがで
きる。
【0065】上述した信号処理部SPを、同等の機能を
実現するハードウェアにより構成して、コンピュータ等
の情報処理装置のマウスを接続するためのインタフェー
ス、例えばシリアルインタフェース等に組み込むように
してもよい。また、マウスに限らず、トラックボールそ
の他のポインティングデバイスにも同様にして適用する
ことができる。
【0066】なお、この発明のポインティングシステム
は、専用のシステムによらず、通常のコンピュータシス
テムを用いて実現可能である。例えば、コンピュータに
上述の動作を実行するためのマウスドライバMDを格納
した記録媒体(フロッピーディスク、CD−ROM等)
から該マウスドライバをインストールすることにより、
従来のマウスを用いてこの発明のポインティングシステ
ムを構成することができる。なお、OSとアプリケーシ
ョンプログラムが共同して上述の動作を行う場合或いは
OSが上述の動作の一部を行う場合等には、OS以外の
部分を記録媒体に格納して配布或いはインストールして
もよい。
【0067】また、コンピュータにプログラムを供給す
るための媒体は、通信媒体(通信回線、通信ネットワー
ク、通信システムのように、一時的且つ流動的にプログ
ラムを保持する媒体)でも良い。例えば、通信ネットワ
ークの掲示板(BBS)に該プログラムを掲示し、これ
をネットワークを介して配信してもよい。そして、この
プログラムを起動し、OSの制御下に、他のアプリケー
ションプログラムと同様に実行することにより、上述の
処理を実行することができる。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、このポインティン
グシステムでは、所定時間ボタンスイッチを押し続ける
と、タイマ割り込み制御手段のドラッグフラグ操作と送
信制御手段の連携動作により、ドラッグ保持状態となっ
て、ボタンスイッチから指を離してもドロップされなく
なる。ボタンスイッチを再度操作して、所定時間内でク
リックすることにより、ドロップされる。従って、この
発明では、ドラッグ操作の操作性を改善し、種々の状況
においても容易にしかも確実にドラッグ操作を行うこと
を可能とするポインティングシステムを提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態に係るマウスシス
テムの構成を模式的に示すブロック図である。
【図2】図1のマウスシステムを組み込んだコンピュー
タシステムの構成を模式的に示すブロック図である。
【図3】図1のマウスシステムの動作を説明するための
タイムチャートである。
【図4】この発明の第2の実施の形態に係るマウスシス
テムを組み込んだコンピュータシステムの構成を模式的
に示すブロック図である。
【図5】図4のマウスシステムにおける動作を説明する
ための初期化処理のフローチャートである。
【図6】図4のマウスシステムにおける動作を説明する
ためのマウス割り込み処理のフローチャートである。
【図7】図4のマウスシステムにおける動作を説明する
ためのタイマ割り込み処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1 ボタンスイッチ 2 信号制御部 21 タイマカウンタ 22 フリップフロップ 23 微分回路 24 ゲート回路 SP 信号処理部 M マウス MB マウスボタン MD マウスドライバ OS オペレーティングシステム AP アプリケーションプログラム TI タイマ割り込み部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】座標移動情報を発生する座標移動情報発生
    部及びボタンスイッチを有するポインティングデバイス
    を備えるポインティングシステムにおいて、 前記ポインティングデバイスの前記ボタンスイッチのオ
    フ状態からオン状態への変化が検出されてから所定時間
    以上オン状態が維持されたときは、前記ボタンスイッチ
    がオン状態からオフ状態へ変化しても出力をオフとせず
    に、該ボタンスイッチがオフ状態からオン状態へ変化す
    るまでオン出力を維持し、該ボタンスイッチがオフ状態
    からオン状態へ変化してから前記所定時間内でオン状態
    からオフ状態へ変化した時点で、出力をオフとする出力
    制御手段、 を具備することを特徴とするポインティングシステム。
  2. 【請求項2】座標移動情報を発生する座標移動情報発生
    部及びボタンスイッチを有するポインティングデバイス
    と、 前記ポインティングデバイスにおける前記ボタンスイッ
    チのオフ状態からオン状態への変化に応答して計時を開
    始し、所定時間経過するとタイムアウト信号を出力する
    タイマ回路と、 前記タイマ回路からのタイムアウト信号によりセットさ
    れて出力をオン状態とし、前記ボタンスイッチがオフ状
    態からオン状態に変化した時にリセットされて、出力を
    オフ状態とする信号保持回路と、 前記ポインティングデバイスの前記ボタンスイッチの出
    力を前記信号保持回路の出力がオンの間保持して出力す
    るゲート回路と、を具備することを特徴とするポインテ
    ィングシステム。
  3. 【請求項3】前記タイマ回路、信号保持回路及びゲート
    回路は、前記ポインティングデバイスに内蔵されること
    を特徴とする請求項2に記載のポインティングシステ
    ム。
  4. 【請求項4】前記タイマ回路、信号保持回路及びゲート
    回路は、前記ポインティングデバイスが接続される情報
    処理装置のデバイスインタフェース部に内蔵されること
    を特徴とする請求項2に記載のポインティングシステ
    ム。
  5. 【請求項5】座標移動情報を発生する座標移動情報発生
    部及びボタンスイッチを有するポインティングデバイス
    と、 タイマ割り込みによる計時動作を行い、解除信号が供給
    される以前に所定の時間を計時するとドラッグフラグを
    オンとするタイマ割り込み制御手段と、 前記ポインティングデバイスにおける前記ボタンスイッ
    チのオン及びオフの変化に応答し、該ボタンスイッチ
    が、オフ状態からオン状態になったときに、前記ドラッ
    グフラグがオフであればスイッチオンを情報処理装置の
    処理システムに通知して前記タイマ割り込み制御手段を
    起動させ、前記ドラッグフラグがオフでなければ該ドラ
    ッグフラグをオフとして前記タイマ割り込み制御手段を
    起動させ、該ボタンスイッチがオン状態からオフ状態に
    なったときにドラッグフラグがオフであれば、スイッチ
    オフを前記処理システムに通知して前記タイマ割り込み
    制御手段の制御動作を解除する前記解除信号を出力する
    送信制御手段と、を具備することを特徴とするポインテ
    ィングシステム。
  6. 【請求項6】前記タイマ割り込み制御手段及び送信制御
    手段は、前記ポインティングデバイスにファームウェア
    として内蔵されることを特徴とする請求項5に記載のポ
    インティングシステム。
  7. 【請求項7】前記タイマ割り込み制御手段及び送信制御
    手段は、前記ポインティングデバイスが接続される前記
    情報処理装置のデバイスドライバ部に内蔵されることを
    特徴とする請求項5に記載のポインティングシステム。
  8. 【請求項8】前記ポインティングデバイスは、マウス又
    はトラックボールであることを特徴とする請求項1乃至
    7のいずれか1項に記載のポインティングシステム。
  9. 【請求項9】コンピュータにより読み取り可能な記録媒
    体であって、 コンピュータを タイマ割り込みによる計時動作を行い、解除信号が供給
    される以前に所定の時間を計時するとドラッグフラグを
    オンとするタイマ割り込み制御手段、及びポインティン
    グデバイスにおけるボタンスイッチのオン及びオフの変
    化に応答し、該ボタンスイッチが、オフ状態からオン状
    態になったときに、前記ドラッグフラグがオフであれば
    スイッチオンを情報処理装置の処理システムに送信して
    前記タイマ割り込み制御手段を起動させ、前記ドラッグ
    フラグがオフでなければ該ドラッグフラグをオフとして
    前記タイマ割り込み制御手段を起動させ、該ボタンスイ
    ッチが、オン状態からオフ状態になったときにドラッグ
    フラグがオフであればスイッチオフを前記処理システム
    に送信して前記タイマ割り込み制御手段の制御動作を解
    除するための解除信号を出力する送信制御手段、 として機能させるためのプログラムを記録した記録媒
    体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002318653A (ja) * 2001-04-20 2002-10-31 Smk Corp 多方向スイッチング装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002318653A (ja) * 2001-04-20 2002-10-31 Smk Corp 多方向スイッチング装置
JP4538827B2 (ja) * 2001-04-20 2010-09-08 Smk株式会社 多方向スイッチング装置

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