JPH10177381A - 音楽データ処理装置および音楽データ処理方法、並びに該方法に係るプログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents

音楽データ処理装置および音楽データ処理方法、並びに該方法に係るプログラムを記憶した記憶媒体

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JPH10177381A
JPH10177381A JP9303425A JP30342597A JPH10177381A JP H10177381 A JPH10177381 A JP H10177381A JP 9303425 A JP9303425 A JP 9303425A JP 30342597 A JP30342597 A JP 30342597A JP H10177381 A JPH10177381 A JP H10177381A
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music data
program
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network
building
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】ハードディスクやCD−ROMなどのローカル
な記憶装置上とネットワーク上の情報とを用いて音楽デ
ータを様々に処理可能で、また新たな機能の追加やプロ
グラムのバージョンアップが容易な音楽データ処理装置
および音楽データ処理方法、並びに該方法に係るプログ
ラムを記憶した記憶媒体。 【解決手段】ローカルなファイルシステムとネットワー
クとに音楽データと処理プログラムとを分散所持し、音
楽データの処理を行なう。ローカルなファイルシステム
に音楽データと該音楽データを処理する種々のプログラ
ムとを記憶しておき、ネットワークに接続時、利用可能
な音楽データと該音楽データを処理する種々のプログラ
ムとをダウンロードし、追加あるいは更新の形でローカ
ルなファイルシステムに記憶する。そして、ダウンロー
ドしたプログラムの実行により、音楽データあるいはネ
ットワークからダウンロードした音楽データを処理す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ハードディスク
やCD−ROMなどのローカルな記憶装置とネットワー
ク上のホストコンピュータなどにプログラムやデータを
分散して持ち、音楽データの処理を行なう音楽データ処
理装置および音楽データ処理方法、並びに該方法に係る
プログラムを記憶した記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、音楽データをネットワークを介し
て送受するシステムとしてはいわゆる通信カラオケがあ
った。これは、ホストコンピュータ上に曲データを用意
しておき、各種通信網を用いたネットワークを介して、
個々の端末装置である通信カラオケ装置に曲データを配
信するシステムである。一方、電子楽器本体にCD−R
OM(Compact Disk - ROM)装置を接続し、該CD−R
OM装置に装着するCD−ROMにプログラムやデータ
を格納しておき、これらのプログラムやデータを呼び出
して実行したり処理することにより、音楽データを用い
た各種の動作を実現するもの(例えば、音楽教習装置な
ど)があった。さらに、パソコン通信の分野では、街や
都市の外観を端末上に表示し、ユーザが仮想的にその街
の中を行き来して会った人と会話ができるようにしたパ
ソコン通信ネットワークなどがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の通信カラオケで
はネットワークを介して曲データを配信することができ
るのみであり、また上述の電子楽器本体にCD−ROM
装置を接続したものではCD−ROMに格納されている
プログラムやデータを使用するのみであり、いずれにし
てもそれ以上の処理は行なうことができなかった。ま
た、街の外観を表示してその中をユーザが自由に行き来
できるようなパソコン通信ネットワークのシステムで
は、単にユーザインタフェースとして街の外観を用いて
いるに過ぎず、それ以上のことはできなかった。
【0004】この発明は、ハードディスクやCD−RO
Mなどのローカルな記憶装置上の情報とネットワーク上
の情報とを用いて音楽データを様々に処理することがで
き、また新たな機能の追加やプログラムのバージョンア
ップを容易に行なうことができる音楽データ処理装置お
よび音楽データ処理方法、並びに該方法に係るプログラ
ムを記憶した記憶媒体を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1に係る音楽データ処理装置は、音楽データ
と該音楽データを処理するプログラムとを記憶する記憶
手段と、ネットワークに接続するための接続手段と、前
記接続手段により前記ネットワークに接続されているか
否かを判別する判別手段と、前記接続手段により前記ネ
ットワークに接続されている場合、前記ネットワークを
介して音楽データと該音楽データを処理するプログラム
とをダウンロードし、前記記憶手段に追加する形で、あ
るいは前記記憶手段に既に記憶されている音楽データと
プログラムを更新する形で、記憶する制御手段と、前記
ダウンロードを行なう前に既に前記記憶手段に記憶され
ていたプログラムまたは前記ネットワークからダウンロ
ードして前記記憶手段に記憶されたプログラムを実行す
ることにより、前記ダウンロードを行なう前に既に前記
記憶手段に記憶されていた音楽データ、前記ネットワー
クからダウンロードして前記記憶手段に記憶された音楽
データ、または前記プログラム実行時に前記ネットワー
クからダウンロードした音楽データを処理する音楽デー
タ処理手段とを備えたことを特徴とする。
【0006】請求項2に係る発明は、請求項1におい
て、種々の建物が立っている景観のイメージを表示する
表示手段と、前記景観中を移動し、任意の建物に入るこ
とを指示する操作を行なうための操作手段とを、さらに
備え、前記建物に入ることにより、その建物に対応する
前記音楽データを処理する所定のプログラムを実行する
ようにしたことを特徴とする。
【0007】請求項3に係る発明は、音楽データと該音
楽データを処理するプログラムとを記憶するローカルな
記憶手段、該記憶手段に記憶されたプログラムを実行す
る処理手段、およびネットワークに接続する接続手段を
備えた装置において音楽データを処理する音楽データ処
理方法であって、ネットワークに接続する処理を行なう
接続ステップと、前記ネットワークに接続されているか
否かを判別する判別ステップと、前記ネットワークに接
続されている場合、前記ネットワークを介して音楽デー
タと該音楽データを処理するプログラムとをダウンロー
ドし、前記記憶手段に追加する形で、あるいは前記記憶
手段に既に記憶されている音楽データとプログラムを更
新する形で、記憶するステップと、前記ダウンロードを
行なう前に既に前記記憶手段に記憶されていたプログラ
ムまたは前記ネットワークからダウンロードして前記記
憶手段に記憶されたプログラムを実行することにより、
前記ダウンロードを行なう前に既に前記記憶手段に記憶
されていた音楽データ、前記ネットワークからダウンロ
ードして前記記憶手段に記憶された音楽データ、または
前記プログラム実行時に前記ネットワークからダウンロ
ードした音楽データを処理する音楽データ処理ステップ
とを備えたことを特徴とする。
【0008】請求項4に係る発明は、音楽データと該音
楽データを処理するプログラムとを記憶するローカルな
記憶手段、該記憶手段に記憶されたプログラムを実行す
る処理手段、各種の情報を表示する表示手段、ユーザが
各種の指示を入力するための操作手段、およびネットワ
ークに接続する接続手段を備えた装置において音楽デー
タを処理する音楽データ処理方法であって、前記表示手
段に種々の建物が建っている景観のイメージを表示する
表示ステップと、前記景観中の建物に入ることを指示す
るユーザの前記操作手段の操作を検出するステップと、
前記建物に入る指示があったとき、その建物内部のイメ
ージを表示するステップと、入った建物に対応する音楽
データや該音楽データを処理するプログラムが前記ロー
カルな記憶手段中に存在するか否かを判別し、存在しな
い場合は、前記ネットワークを介して音楽データと該音
楽データを処理するプログラムとをダウンロードして前
記記憶手段に記憶するステップと、前記建物内における
ユーザの前記操作手段による指示操作を検出するステッ
プと、検出した指示操作に応じて、前記記憶手段に記憶
されているプログラムを実行することにより、前記記憶
手段に記憶されている音楽データまたは前記プログラム
実行時に前記ネットワークからダウンロードした音楽デ
ータの処理を行なうステップとを備えたことを特徴とす
る。
【0009】請求項5に係る発明は、音楽データと該音
楽データを処理するプログラムとを記憶するローカルな
記憶手段、該記憶手段に記憶されたプログラムを実行す
る処理手段、およびネットワークに接続する接続手段を
備えた装置で実行されることにより音楽データを処理す
るプログラムを記憶した記憶媒体であって、該プログラ
ムは、ネットワークに接続する処理を行なう接続ステッ
プと、前記ネットワークに接続されているか否かを判別
する判別ステップと、前記ネットワークに接続されてい
る場合、前記ネットワークを介して音楽データと該音楽
データを処理するプログラムとをダウンロードし、前記
記憶手段に追加する形で、あるいは前記記憶手段に既に
記憶されている音楽データとプログラムを更新する形
で、記憶するステップと、前記ダウンロードを行なう前
に既に前記記憶手段に記憶されていたプログラムまたは
前記ネットワークからダウンロードして前記記憶手段に
記憶されたプログラムを実行することにより、前記ダウ
ンロードを行なう前に既に前記記憶手段に記憶されてい
た音楽データ、前記ネットワークからダウンロードして
前記記憶手段に記憶された音楽データ、または前記プロ
グラム実行時に前記ネットワークからダウンロードした
音楽データを処理する音楽データ処理ステップとを備え
ていることを特徴とする。
【0010】請求項6に係る発明は、音楽データと該音
楽データを処理するプログラムとを記憶するローカルな
記憶手段、該記憶手段に記憶されたプログラムを実行す
る処理手段、各種の情報を表示する表示手段、ユーザが
各種の指示を入力するための操作手段、およびネットワ
ークに接続する接続手段を備えた装置で実行されること
により音楽データを処理するプログラムを記憶した記憶
媒体であって、該プログラムは、前記表示手段に種々の
建物が建っている景観のイメージを表示する表示ステッ
プと、前記景観中の建物に入ることを指示するユーザの
前記操作手段の操作を検出するステップと、前記建物に
入る指示があったとき、その建物内部のイメージを表示
するステップと、入った建物に対応する音楽データや該
音楽データを処理するプログラムが前記ローカルな記憶
手段中に存在するか否かを判別し、存在しない場合は、
前記ネットワークを介して音楽データと該音楽データを
処理するプログラムとをダウンロードして前記記憶手段
に記憶するステップと、前記建物内におけるユーザの前
記操作手段による指示操作を検出するステップと、検出
した指示操作に応じて、前記記憶手段に記憶されている
プログラムを実行することにより、前記記憶手段に記憶
されている音楽データまたは前記プログラム実行時に前
記ネットワークからダウンロードした音楽データの処理
を行なうステップとを備えたことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いてこの発明の実
施の形態を説明する。
【0012】図1は、この発明に係る音楽データ処理装
置の全体構成を示すブロック図である。この音楽データ
処理装置は、中央処理装置(CPU)101、ランダム
アクセスメモリ(RAM)102、リードオンリメモリ
(ROM)103、ハードディスク装置(HDD)10
4、入力装置105、CD−ROM装置106、通信イ
ンタフェース(I/F)107、ディスプレイ108、
MIDI(Musical Instrument Digital Interface)イ
ンタフェース109、およびバスライン110を備えて
いる。
【0013】CPU101は、この装置の全体の動作を
制御するCPUである。RAM102は、CPU101
のワーク領域などに使用するメモリである。ROM10
3は、電源投入時のスタートアップルーチンや低レベル
I/O処理を司るBIOS(Basic Input/Output Syste
m)などを格納する。HDD104は、この音楽データ
処理装置のローカルな記憶装置である。HDD104に
は、表示用の各種のデータ、音楽データである曲データ
(演奏データ)、および音楽データ処理のためのプログ
ラムなどが格納される。これらのデータやプログラム
は、あらかじめCD−ROM装置106からHDD10
4にインストールされているものとする。HDD104
上の音楽データ処理のためのプログラムは、ユーザの所
定の起動操作によってRAM102上にロードされ、C
PU101により実行される。これにより、後述(図5
〜図11)するような音楽データに対する各種の処理が
行なわれる。入力装置105は、通常のパソコンに接続
されるタイピングキーボードやマウスなどの入力装置で
ある。CD−ROM装置106は、着脱可能なCD−R
OMを装着し、該CD−ROMからプログラムやデータ
(音楽データなど)を読み出す装置である。
【0014】通信インタフェース107は、ネットワー
ク120に接続するためのインタフェースである。この
音楽データ処理装置は、ネットワーク120を介してホ
ストコンピュータ121に接続し、ホストコンピュータ
121からプログラムやデータをダウンロードすること
ができる。ディスプレイ108は、各種の情報を表示す
るための表示装置である。MIDIインタフェース10
9は、各種のMIDI機器を接続するためのインタフェ
ースである。これらの各部101〜109は双方向のバ
スライン110によって相互に接続されている。
【0015】なお、図1の装置は、汎用のパーソナルコ
ンピュータに、CD−ROM装置、通信I/F、および
MIDII/Fなどを装着し、必要なソフトウエアをイ
ンストールすることで実現したものである。
【0016】この音楽データ処理装置では、後述する図
3および図4のような街の景観を仮想現実としてディス
プレイ108に表示し、ユーザがマウスなどの入力装置
105を操作することにより、あたかもユーザ自身がこ
の街の中を行き来しているかのようなイメージで表示す
ることができる。
【0017】図2は、街の景観を表示するために必要な
建物のデータの構造を示す。図2(a)は、建物インデ
ックスデータの構造を示す。図2(b)は、建物データ
の構造を示す。建物インデックスデータおよび建物デー
タは、HDD104に格納される。
【0018】図2(a)の建物インデックスデータは、
ヘッダ部201とインデックスデータ部202,20
3,204,…からなる。ヘッダ部201には、この建
物インデックスデータの大きさやインデックスデータ部
202,203,…がいくつあるかを示す個数などが記
憶されている。1つのインデックスデータ部が1つの建
物のインデックス情報を表すので、インデックスデータ
部202,203,…の個数が建物の数になる。
【0019】1つのインデックスデータ部の構成を、イ
ンデックスデータ部202を例として説明する。インデ
ックスデータ部202は、建物番号211、建築位置デ
ータ212、建物形状データ(粗)213、および説明
データ214からなる。
【0020】建物番号211は、この建物に固有の番号
である。建築位置データ212は、この建物が街の景観
の中でどの位置に建てられているかその位置を示すデー
タである。建物形状データ(粗)213は、街の景観の
中で、その建物がどのような形状で建てられているかを
粗いデータで示すものである。説明データ214は、そ
の建物に付された名称やその建物をマウスでクリックし
たときにどのような処理を行なうかなどの各種の説明デ
ータが格納される。インデックスデータ部203,20
4,…も202と同様のデータ構造を有する。これらの
インデックスデータ部が建物の個数分集まって、さらに
ヘッダ201を加えて、建物インデックスデータ全体が
構成される。
【0021】図2(b)の建物データは、一つの建物に
関する各種の詳細な情報である。この建物データは、各
建物ごとに用意される。建物データは、建物番号22
1、バージョン番号222、建築位置データ223、建
物の形状データ224、建物の内部画像データ225、
建物内で受け付けるコマンドと対応する処理プログラム
226、および処理プログラムに必要な各種データ22
7からなる。
【0022】建物番号221は、この建物に固有の番号
である。建物番号221は、図2(a)の建物番号21
1と対応している。すなわち、建物番号211と建物番
号221が同じ場合、その建物番号のインデックスデー
タ部と建物データとは同じ建物に対応するデータであ
る。バージョン番号222は、この建物データのバージ
ョンを示す情報である。建築位置データ223は、街の
景観内でのこの建物の建築位置を詳細に示す情報であ
り、建物の形状データ224は、街の景観内でのこの建
物の形状を詳細に示す情報である。「詳細に」というの
は、「この建物のインデックスデータ部の建築位置デー
タ212や建築位置データ212よりも詳細に」の意味
である。建築位置データ223および形状データ224
は、まとめて建物の外観データ231と呼ぶ。建物の内
部画像データ225は、この建物に入る指示をユーザが
行なったときに表示するこの建物の内部画像を示すデー
タである。建物内で受け付けるコマンドと対応する処理
プログラム226は、ユーザがこの建物に入って建物内
部が表示されている状態で受け付けることができるコマ
ンドと、それに対応する処理プログラムである。処理プ
ログラムに必要な各種データ227は、226の処理プ
ログラムに必要な各種データである。
【0023】図3および図4は、図1の装置において音
楽データ処理のプログラム(HDD104上にインスト
ールされている)を立ち上げたときにディスプレイ10
8に表示される街の景観の表示例を示す。図3は2次元
的に地図状に表示したもの、図4は3次元的に表示した
ものである。2次元表示か3次元表示かは、ユーザが所
定の操作をすることにより切り換えることができる。
【0024】これらの街の景観では、街の中に道路が縦
横に走っており、各種の建物が表示されている。各建物
には建物名称が付されている。例えば、「CD SHO
P」、「VISUAL ARRANGER」、および
「KARAOKE HOUSE」などは建物名称であ
る。建物以外の街の基本的な構成(例えば、街の全体の
大きさや道路の位置など)は、HDD104上にあらか
じめ定められた情報が記憶されており、その情報に基づ
いて表示される。街の基本的な構成の上に、図2(a)
の建物インデックスデータで示される各建物を配置す
る。例えば、インデックスデータ202であれば、建築
位置データ212で示される位置に、建物形状データ2
13で示される形状で、説明データ214で示される名
称データを付して表示する。図2(a)のインデックス
部202,203,…のすべてに対応して建物を表示す
ることにより、図3および図4のような景観が表示され
ることになる。
【0025】この音楽データ処理装置では、図3および
図4のような街の景観上で、ユーザは表示されている景
観内を行き来し、任意の建物に入ってその建物に固有の
処理(音楽データを用いた各種の処理)を行なうことが
できる。以下では、そのような音楽データ処理について
説明する。
【0026】図5は、図1の音楽データ処理装置で音楽
データ処理の指示がなされたとき(すなわち、HDD1
04上の音楽データ処理のプログラムを立ち上げたと
き)に実行する全体処理のフローチャートを示す。ま
ず、ステップ501で各種の初期設定を行なう。次にス
テップ502で、タイトル画面を表示する。タイトル画
面は、例えば、これから図3や図4に示すような街に入
ることを示す入り口の表示などである。ステップ503
では、利用者の個人情報(名前やパスワード)の入力と
検証を行なう。ステップ504ではネットワーク接続処
理を行なう。
【0027】図6に、ステップ504のネットワーク接
続処理のフローチャートを示す。ステップ601で、ネ
ットワークインタフェース(通信インタフェース10
7)の初期化と接続要求を行なう。この接続要求は、ス
テップ503で入力した個人情報を用いて、この利用者
の接続要求をネットワーク120に送出する処理であ
る。次に、ステップ602で、接続が成功であったか否
か判別する。接続が成功ならば、ステップ603で接続
フラグを1にセットしてリターンする。ステップ602
で接続が失敗したときは、ステップ604で接続フラグ
を0にリセットしてリターンする。
【0028】再び図5に戻って、ステップ504の接続
処理の後、ステップ505で接続フラグが1であるか否
か判別する。1であるときは、ステップ506で、ネッ
トワーク120上のホストコンピュータ121から建物
インデックスデータを読み込む。建物インデックスデー
タは、図2(a)で説明したように、基本的なデータが
あらかじめCD−ROM106からHDD104にイン
ストールされている。しかし、ネットワーク120に接
続できたときは、ホストコンピュータ121上に存在す
る最新のバージョンの建物インデックスデータをダウン
ロードし、HDD104上の建物インデックスデータを
更新するようにしている。これにより、ネットワークに
接続する限り、最新のデータで処理を行なうことができ
る。ステップ505で接続フラグが1でなければ、ステ
ップ507で、ローカルディスクであるHDD104上
の建物インデックスデータを読み込む。これにより、ネ
ットワークに接続できなかった場合でも、HDD104
上のデータを用いてそれなりに処理を行なうことができ
る。
【0029】ステップ506,507の後、ステップ5
08で、HDD104上の建物インデックスデータ(ネ
ットワーク上のホストコンピュータ121に接続された
場合は最新の建物インデックスデータになっている)お
よび現在の日時に応じて街の景観データを作成し、図3
および図4に示すようにディスプレイ108に表示す
る。日時は、装置の電源をオフしても記憶内容が保持さ
れるバックアップ記憶装置に現在の日時が記憶されてい
るものとする。日時に応じて街の景観データを作成する
とは、例えば、季節に応じて街の景観データを変えたり
(現在日時が春であれば春らしい景観に、夏であれば夏
らしい景観に、と言うような具合)、現在の時間が昼で
あれば昼らしく夜であれば夜らしく、景観データを作成
するものである。
【0030】次にステップ509で、移動情報の入力を
受け付ける。これは、図3および図4のような街の景観
が表示されている上で、入力装置105の操作により、
道路上を進んだり所望の建物の中に入る指示を受け付け
る処理である。建物の中に入る指示は、ここではマウス
により建物をクリックする操作による。ステップ510
では、建物に入る指示がなされたか否か判別する。建物
に入る指示であればステップ512に、そうでなければ
ステップ511へと進む。ステップ512では、入るこ
とを指示された建物に対応する処理を行なう。ステップ
511では、移動後の画面に書き替える処理を行なう。
ステップ511,512の後、ステップ513で処理の
終了要求が入力されたか否か判別する。終了要求が入力
されたら、ステップ514で必要であればネットワーク
との接続を切断して、処理を終了する。ステップ513
で終了要求でないときは、ステップ509に戻って、ユ
ーザの入力を待つ。
【0031】図9は、ステップ512の各建物処理の手
順を示すフローチャートである。ある建物に入ったとき
にはその建物に特有の処理があるので、建物ごとに建物
処理が設けられているが、図9では各建物処理で共通の
流れを説明する。
【0032】まず、ステップ901で、入ることを指定
された建物に対応するインデックスデータ部を、図2
(a)の建物インデックスデータから、読み出す。ここ
では図2(a)の202が読み出されたとする。次に、
ステップ902で、読み出したインデックスデータ部2
02に対応する建物データ(図2(b))がローカルフ
ァイルシステムであるHDD104上に存在するか否か
判別する。存在するなら、ステップ903で、その建物
データをHDD104から読み出し、ステップ906に
進む。ステップ902で当該建物データがHDD104
上に存在しなかった場合は、ステップ904で、指定さ
れた建物データをネットワーク120上のホストコンピ
ュータ121から読み出し、ステップ905で、読み出
した建物データをHDD104に保存して、ステップ9
06に進む。
【0033】ステップ906では、建物データ(ステッ
プ903でHDD104から読み出したもの、あるいは
ステップ904でホストコンピュータ121から読み出
したもの)、およびその他のデータに基づいて(特に建
物データ(図2(b))のうちの建物内部画像データ2
25に基づいて)、建物内の内部のイメージを表示す
る。例えば、利用者が入った建物がCD−ROMショッ
プ(CD−ROM SHOP)であったときは、CD−
ROMが棚に並べられている様子を示すようなイメージ
(CD−ROMのジャケットや背表紙部分を並べたイメ
ージなど)を表示する。
【0034】次に、ステップ907で、利用者が入力装
置105を用いて入力したコマンドを受け付け、ステッ
プ908でそのコマンドが当該建物内で利用可能なコマ
ンドか否か判別する。各建物内において利用可能なコマ
ンドは、図2(b)で説明したように、建物データの2
26に記載してある。入力されたコマンドが当該建物内
で利用可能なコマンドであったときは、ステップ910
に進む。ステップ910では、入力されたコマンドがE
XITコマンド(建物を出ることを指示するコマンド)
であるか否か判別する。EXITコマンドなら、建物処
理を終了して、リターンする。EXITコマンドでない
なら、ステップ911で、入力されたコマンドに対応す
る処理プログラムを実行する。処理プログラムは、図2
(b)の建物データの226に格納してあるので、それ
を読み出して実行する。ステップ911の後、ステップ
907に戻る。ステップ908で入力されたコマンドが
当該建物内で利用可能なコマンドでなかったときは、ス
テップ909で、そのコマンドが利用不可能であること
を利用者に通知し、ステップ907に戻る。
【0035】次に、建物処理の1つの例として、利用者
がCD−ROMショップへ入ったときの処理を説明す
る。この場合、基本的に図9の手順で建物処理が実行さ
れるが、以下では特にCD−ROMショップの建物に入
ったときに特有の処理を説明する。図10は、CD−R
OMショップへ入ったときの建物処理のうち、図9のス
テップ906〜911の部分を詳細にしたフローチャー
トである。CD−ROMショップへ入ったときの建物処
理は、図9のステップ906〜911を図10に置き換
えればよい。
【0036】図10の処理では、まずステップ1001
で、ネットワークおよびローカルディスク中で利用可能
な楽曲のタイトルおよび画像データを得る。ローカルデ
ィスクであるHDD104およびCD−ROM106上
には利用可能な楽曲の曲データ(演奏データ)とそのタ
イトルや画像データなどの付随データが格納されている
のでそれらを取得し、さらにネットワーク120に接続
されていた場合は、ホストコンピュータ121上にも利
用可能な楽曲の曲データ(演奏データ)とそのタイトル
や画像データなどの付随データが格納されているのでそ
れらを取得するということである。次に、ステップ10
02で、そのタイトルおよび画像データに基づいてCD
−ROMショップ内の画像を表示する。これにより、ネ
ットワークおよびローカルディスク中で利用可能な楽曲
がCDのイメージで棚に並べられている様子などが表示
されることになる。
【0037】次に、ステップ1003で、利用者の操作
を検出し、CDのイメージで表示されているタイトル上
でマウスがクリックされたか否か判別する。タイトル上
でマウスがクリックされたときは、利用者がそのタイト
ルの楽曲の試聴/購入を行なう意思を示したものとし、
ステップ1004に進んでCD試聴/購入処理を行なっ
た後、ステップ1003に戻る。ステップ1003でタ
イトル上でマウスがクリックされたのでないときは、ス
テップ1005で、EXITコマンドの入力であったか
否か判別する。EXITコマンドの入力であるときはリ
ターンし、そうでないときはステップ1003に戻る。
【0038】図11は、図10のステップ1004のC
D試聴/購入処理ルーチンの手順を示す。CD試聴/購
入処理では、まずステップ1101で、選択(クリッ
ク)されたタイトルの演奏データがローカルに存在する
か否か判別する。具体的には、HDD104やCD−R
OM106をサーチすればよい。ローカルに存在する演
奏データであったときは、ステップ1102で、その演
奏データのうち30秒分を該ローカルファイルから読み
出し、ステップ1104に進む。ステップ1101でロ
ーカルに存在する演奏データでなかったときは、ステッ
プ1103で、ネットワーク120のホストコンピュー
タ121からその演奏データのうち30秒分を読み出
し、ステップ1104に進む。
【0039】ステップ1104では、ステップ110
2,1103で読み出した30秒分の演奏データを再生
する。再生は、当該演奏データを、MIDIインターフ
ェース109を介して接続されている音源およびサウン
ドシステム(不図示)に送出することにより行なう。次
に、ステップ1105で、その演奏データがネットワー
ク上の演奏データであったか否か判別する。ネットワー
ク上の演奏データでなかったときは、既にローカルに存
在する演奏データであった(すなわち、既に購入済みの
もの)ということだから、そのままリターンする。な
お、この際、既に購入済みであることを知らせるメッセ
ージなどの表示を行なってもよい。ステップ1105で
ネットワーク上の演奏データであったときは、ステップ
1106で、当該演奏データを購入するか否かを利用者
に問い合わせるメッセージを表示する。ステップ110
7では、利用者が購入を指示する操作を行なったか否か
判別する。利用者が購入を指示したときは、ステップ1
108で、選択されたタイトルの演奏データをローカル
ディスクであるHDD104に読み込む(ダウンロード
する)。そして、ステップ1109で、ネットワークを
介した代金決済処理を行なった後、リターンする。ステ
ップ1107で、利用者が購入を取りやめたときは、そ
のままリターンする。
【0040】以上のようにして、CD−ROMショップ
で購入した演奏データは、ローカルファイルシステムで
あるHDD104にダウンロードされるので、利用者が
自由に利用できる。例えば、図3,4の街で再生室のあ
る建物に入って当該演奏データを再生したり、アレンジ
室のある建物に入って当該演奏データを編集し直した
り、ミュージックジムの建物に入って当該演奏データを
用いてその曲の演奏練習を行なうことなどができる。
【0041】次に、建物処理の1つの例として、利用者
がプロダクションの建物へ入ったときの処理を説明す
る。この場合、基本的に図9の手順で建物処理が実行さ
れるが、以下では特にプロダクションの建物に入ったと
きに特有の処理を説明する。プロダクションの建物で
は、利用者が作成した演奏データを売り込むことができ
る。図7は、利用者が演奏データをプロダクションに売
り込む際の処理手順を示す。図7は、図9のステップ9
11を詳細にしたフローチャートである。プロダクショ
ンの建物に入ったときは、図9の手順により、プロダク
ションの内部が表示され(ステップ901〜906)、
プロダクション内の売り込みを受け付ける部屋に入るコ
マンドを受け付けたとき(ステップ907,908,9
10)、そのコマンド実行処理(ステップ911)とし
て図7の処理が実行される。
【0042】図7の処理では、まずステップ701で、
利用者がHDD104上の売り込みたい演奏データを、
ネットワーク120のホストコンピュータ121にアッ
プロードする。次にステップ702で、同様に関連デー
タをアップロードして、リターンする。関連データと
は、その曲の作成者の個人情報、権利譲渡の条件、およ
び曲の説明などの情報である。
【0043】上記の処理により利用者がプロダクション
に売り込んだ演奏データは、別途、ホストコンピュータ
121の側で買い上げるか否かが判断される。買い上げ
の状況について、利用者は、プロダクションの建物内の
買い上げ状況を確認する部屋に入って状況確認できる。
図8は、利用者が演奏データの買い上げ状況を確認する
際の処理手順を示す。図8は、図9のステップ911を
詳細にしたフローチャートである。すなわち、利用者は
プロダクションの建物内の買い上げ状況を確認する部屋
に入ると、図8の処理が実行される。
【0044】図8の処理では、ステップ801で、売り
込み中の演奏データの情報を保持するデータベースよ
り、当該利用者に関連するデータの一覧を表示する。そ
の後、リターンする。これにより、利用者は、自分が売
り込んだ演奏データが、プロダクションに買い上げられ
たのか否か状況確認できる。プロダクションにより演奏
データが買い上げられた場合は、その旨表示され、別途
個人データに基づいて契約金の代金決済処理が実行され
る。プロダクションにより買い上げられた演奏データ
は、上述のCD−ROMショップに並べられ、他の利用
者が試聴/購入できるようになっている。
【0045】なお、図5のステップ505ではホストコ
ンピュータ121から建物インデックスデータのみ読み
込んでいるが、それに加えて、建物データも読み込んで
HDD104に格納するようにしてもよい。また、建物
インデックスデータや建物データは、ローカルにはHD
D104から読み出しているが、HDD104に加え
て、CD−ROM106内にある建物インデックスデー
タや建物データを読み出すようにしてもよい。
【0046】なお、上述の実施の形態では、表示用の各
種のデータ、音楽データである曲データ(演奏デー
タ)、および音楽データ処理のためのプログラムなど
は、あらかじめCD−ROM装置106からHDD10
4にインストールされているものとしたが、フロッピー
ディスク、光磁気ディスクなどの他の可搬型の記憶媒体
からインストールするようにしてもよい。このように、
可搬型の記憶媒体に記憶されたデータやプログラムをハ
ードディスクなどの記憶装置に転送できるように構成す
れば、各種のデータやプログラムなどの追加(インスト
ールなど)や更新(バージョンアップなど)の際に便利
である。もちろん、HDDを用いる代わりに、可搬型の
記憶媒体から直接RAMへデータを転送するようにして
もよい。
【0047】さらに、可搬型の記憶媒体経由ではなく、
通信インターフェース(ネットワークI/O)経由で、
ハードディスクなどの記憶装置上のデータやプログラム
などを通信ネットワーク側からダウンロードするように
してもよい。上記通信インターフェースは、LAN(ロ
ーカルエリアネットワーク)やインターネット、電話回
線などの通信ネットワークに接続されており、当該通信
ネットワークを介してサーバコンピュータと接続され
る。クライアントとなる本装置は、自装置が有する記憶
装置(ハードディスクなど)に各種のデータやプログラ
ムなどが記憶されていない場合、上記通信インターフェ
ースおよび通信ネットワークを介してサーバコンピュー
タへ、データやプログラムなどを要求するコマンドを送
信する。このコマンドを受け取ると、サーバコンピュー
タは、要求されたデータやプログラムなどを、通信ネッ
トワークを介して本装置へと配信する。そして、配信さ
れたデータやプログラムなどを本装置が通信インターフ
ェースを介して受信し、記憶装置に蓄積することによ
り、ダウンロードが完了する。
【0048】また、本装置を、データやプログラムなど
をインストールした市販のパーソナルコンピュータなど
によって実現しても良い。もちろん、この場合にも、デ
ータやプログラムなどの配布方法としては、ROMなど
の不揮発性メモリにあらかじめ格納しておく方法、可搬
型の記憶媒体に格納して配布する方法、および通信イン
ターフェース経由で配布する方法などが適用可能であ
る。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ローカルなファイルシステムとネットワークとに音
楽データおよび該音楽データを処理する種々のプログラ
ムとを分散して持ち、ネットワークに接続したときは利
用可能な音楽データやプログラムをダウンロードして実
行できるようにしたので、ネットワークに接続したとき
と接続できなかったときとで、利用可能な内容を変更す
ることができる。すなわち、ネットワークに接続できた
ときは最新の音楽データとプログラムを用いて処理が行
なえるし、一方、ネットワークに接続できなかったとき
でもローカルファイルシステムの音楽データとプログラ
ムを用いてそれなりの処理が行なえる。また、ネットワ
ーク側でデータやプログラムを追加/更新することによ
り、ユーザに意識されない形で、新たな機能の追加や、
機能のバージョンアップなどを容易に行なうことができ
る。
【0050】したがって、ネットワークを用いて音楽教
室のような機能を実現する場合でも、始めはある程度の
音楽データとプログラムをローカルファイルシステムに
格納しておき、低レベルの音楽教習を行ない、教習が進
んだときはネットワークからさらに高度な音楽データと
プログラムをダウンロードして、さらに高度な教習を行
なう、というようなことが可能になる。この場合、ユー
ザはローカルファイルシステムとネットワークとでどの
ようにデータなどが分散しているかは意識しなくてもよ
い。
【0051】さらに、この発明では、幾つかの建物が立
っている街の景観を表示し、その景観の中を移動して任
意の建物に入って、該建物に特有の音楽データ処理を行
なうようにしているので、楽しく容易に音楽体験をする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る音楽データ処理装置の全体構成
を示すブロック図
【図2】街の景観を表示するために必要な建物のデータ
の構造を示す図
【図3】街の景観の表示例(2次元)を示す図
【図4】街の景観の表示例(3次元)を示す図
【図5】音楽データ処理の全体のフローチャート図
【図6】ネットワーク接続処理のフローチャート図
【図7】曲データ売り込み処理を示すフローチャート図
【図8】状況確認処理を示すフローチャート図
【図9】建物処理を示すフローチャート図
【図10】CD−ROMショップへ入ったときの処理を
示すフローチャート図
【図11】CD試聴/購入処理を示すフローチャート図
【符号の説明】
101…中央処理装置(CPU)、102…ランダムア
クセスメモリ(RAM)、103…リードオンリメモリ
(ROM)、104…ハードディスク装置(HDD)、
105…入力装置、106…CD−ROM装置、107
…通信インタフェース(I/F)、108…ディスプレ
イ、109…MIDIインタフェース、110…バスラ
イン。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】音楽データと該音楽データを処理するプロ
    グラムとを記憶する記憶手段と、 ネットワークに接続するための接続手段と、 前記接続手段により前記ネットワークに接続されている
    か否かを判別する判別手段と、 前記接続手段により前記ネットワークに接続されている
    場合、前記ネットワークを介して音楽データと該音楽デ
    ータを処理するプログラムとをダウンロードし、前記記
    憶手段に追加する形で、あるいは前記記憶手段に既に記
    憶されている音楽データとプログラムを更新する形で、
    記憶する制御手段と、 前記ダウンロードを行なう前に既に前記記憶手段に記憶
    されていたプログラムまたは前記ネットワークからダウ
    ンロードして前記記憶手段に記憶されたプログラムを実
    行することにより、前記ダウンロードを行なう前に既に
    前記記憶手段に記憶されていた音楽データ、前記ネット
    ワークからダウンロードして前記記憶手段に記憶された
    音楽データ、または前記プログラム実行時に前記ネット
    ワークからダウンロードした音楽データを処理する音楽
    データ処理手段とを備えたことを特徴とする音楽データ
    処理装置。
  2. 【請求項2】種々の建物が立っている景観のイメージを
    表示する表示手段と、 前記景観中を移動し、任意の建物に入ることを指示する
    操作を行なうための操作手段とを、さらに備え、 前記建物に入ることにより、その建物に対応する前記音
    楽データを処理する所定のプログラムを実行するように
    したことを特徴とする請求項1に記載の音楽データ処理
    装置。
  3. 【請求項3】音楽データと該音楽データを処理するプロ
    グラムとを記憶するローカルな記憶手段、該記憶手段に
    記憶されたプログラムを実行する処理手段、およびネッ
    トワークに接続する接続手段を備えた装置において音楽
    データを処理する音楽データ処理方法であって、 ネットワークに接続する処理を行なう接続ステップと、 前記ネットワークに接続されているか否かを判別する判
    別ステップと、 前記ネットワークに接続されている場合、前記ネットワ
    ークを介して音楽データと該音楽データを処理するプロ
    グラムとをダウンロードし、前記記憶手段に追加する形
    で、あるいは前記記憶手段に既に記憶されている音楽デ
    ータとプログラムを更新する形で、記憶するステップ
    と、 前記ダウンロードを行なう前に既に前記記憶手段に記憶
    されていたプログラムまたは前記ネットワークからダウ
    ンロードして前記記憶手段に記憶されたプログラムを実
    行することにより、前記ダウンロードを行なう前に既に
    前記記憶手段に記憶されていた音楽データ、前記ネット
    ワークからダウンロードして前記記憶手段に記憶された
    音楽データ、または前記プログラム実行時に前記ネット
    ワークからダウンロードした音楽データを処理する音楽
    データ処理ステップとを備えたことを特徴とする音楽デ
    ータ処理方法。
  4. 【請求項4】音楽データと該音楽データを処理するプロ
    グラムとを記憶するローカルな記憶手段、該記憶手段に
    記憶されたプログラムを実行する処理手段、各種の情報
    を表示する表示手段、ユーザが各種の指示を入力するた
    めの操作手段、およびネットワークに接続する接続手段
    を備えた装置において音楽データを処理する音楽データ
    処理方法であって、 前記表示手段に種々の建物が建っている景観のイメージ
    を表示する表示ステップと、 前記景観中の建物に入ることを指示するユーザの前記操
    作手段の操作を検出するステップと、 前記建物に入る指示があったとき、その建物内部のイメ
    ージを表示するステップと、 入った建物に対応する音楽データや該音楽データを処理
    するプログラムが前記ローカルな記憶手段中に存在する
    か否かを判別し、存在しない場合は、前記ネットワーク
    を介して音楽データと該音楽データを処理するプログラ
    ムとをダウンロードして前記記憶手段に記憶するステッ
    プと、 前記建物内におけるユーザの前記操作手段による指示操
    作を検出するステップと、 検出した指示操作に応じて、前記記憶手段に記憶されて
    いるプログラムを実行することにより、前記記憶手段に
    記憶されている音楽データまたは前記プログラム実行時
    に前記ネットワークからダウンロードした音楽データの
    処理を行なうステップとを備えたことを特徴とする音楽
    データ処理方法。
  5. 【請求項5】音楽データと該音楽データを処理するプロ
    グラムとを記憶するローカルな記憶手段、該記憶手段に
    記憶されたプログラムを実行する処理手段、およびネッ
    トワークに接続する接続手段を備えた装置で実行される
    ことにより音楽データを処理するプログラムを記憶した
    記憶媒体であって、該プログラムは、 ネットワークに接続する処理を行なう接続ステップと、 前記ネットワークに接続されているか否かを判別する判
    別ステップと、 前記ネットワークに接続されている場合、前記ネットワ
    ークを介して音楽データと該音楽データを処理するプロ
    グラムとをダウンロードし、前記記憶手段に追加する形
    で、あるいは前記記憶手段に既に記憶されている音楽デ
    ータとプログラムを更新する形で、記憶するステップ
    と、 前記ダウンロードを行なう前に既に前記記憶手段に記憶
    されていたプログラムまたは前記ネットワークからダウ
    ンロードして前記記憶手段に記憶されたプログラムを実
    行することにより、前記ダウンロードを行なう前に既に
    前記記憶手段に記憶されていた音楽データ、前記ネット
    ワークからダウンロードして前記記憶手段に記憶された
    音楽データ、または前記プログラム実行時に前記ネット
    ワークからダウンロードした音楽データを処理する音楽
    データ処理ステップとを備えていることを特徴とする記
    憶媒体。
  6. 【請求項6】音楽データと該音楽データを処理するプロ
    グラムとを記憶するローカルな記憶手段、該記憶手段に
    記憶されたプログラムを実行する処理手段、各種の情報
    を表示する表示手段、ユーザが各種の指示を入力するた
    めの操作手段、およびネットワークに接続する接続手段
    を備えた装置で実行されることにより音楽データを処理
    するプログラムを記憶した記憶媒体であって、該プログ
    ラムは、 前記表示手段に種々の建物が建っている景観のイメージ
    を表示する表示ステップと、 前記景観中の建物に入ることを指示するユーザの前記操
    作手段の操作を検出するステップと、 前記建物に入る指示があったとき、その建物内部のイメ
    ージを表示するステップと、 入った建物に対応する音楽データや該音楽データを処理
    するプログラムが前記ローカルな記憶手段中に存在する
    か否かを判別し、存在しない場合は、前記ネットワーク
    を介して音楽データと該音楽データを処理するプログラ
    ムとをダウンロードして前記記憶手段に記憶するステッ
    プと、 前記建物内におけるユーザの前記操作手段による指示操
    作を検出するステップと、 検出した指示操作に応じて、前記記憶手段に記憶されて
    いるプログラムを実行することにより、前記記憶手段に
    記憶されている音楽データまたは前記プログラム実行時
    に前記ネットワークからダウンロードした音楽データの
    処理を行なうステップとを備えたことを特徴とする記憶
    媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010113235A (ko) * 2000-06-17 2001-12-28 윤종용 기록가능한 광디스크를 이용한 데이터 베이스 갱신 방법및 이에 적합한 장치들
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