JPH10174377A - ブラシホルダー - Google Patents
ブラシホルダーInfo
- Publication number
- JPH10174377A JPH10174377A JP32258596A JP32258596A JPH10174377A JP H10174377 A JPH10174377 A JP H10174377A JP 32258596 A JP32258596 A JP 32258596A JP 32258596 A JP32258596 A JP 32258596A JP H10174377 A JPH10174377 A JP H10174377A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brush
- groove
- brush box
- passage
- terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 家電機器，電装機器などに用いられるモータ
において、モータ長を短くし薄型化及び高信頼性に貢献
できるブラシホルダーを提供することを目的とする。 【解決手段】 側面にピグテール４の通路用溝５を形成
したブラシ箱２の前記通路用溝５側において、所定の間
隔をあけ連通溝６ａを有する壁７ａをターミナル８と一
体に形成することにより、ピグテール４は通路用溝５に
案内されることになり、ピグテール４はブラシ箱２の高
さＨより上にはみ出すことがないため、ブラシ箱２とコ
イルの距離のみ確保すれば良く、モータ長を短くでき信
頼性も向上する。
において、モータ長を短くし薄型化及び高信頼性に貢献
できるブラシホルダーを提供することを目的とする。 【解決手段】 側面にピグテール４の通路用溝５を形成
したブラシ箱２の前記通路用溝５側において、所定の間
隔をあけ連通溝６ａを有する壁７ａをターミナル８と一
体に形成することにより、ピグテール４は通路用溝５に
案内されることになり、ピグテール４はブラシ箱２の高
さＨより上にはみ出すことがないため、ブラシ箱２とコ
イルの距離のみ確保すれば良く、モータ長を短くでき信
頼性も向上する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、家電機器，電装機
器などに用いる整流子モータのブラシホルダーに関する
ものである。
器などに用いる整流子モータのブラシホルダーに関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、スペースセーブにともないモータ
の小型化，薄型化が一段と要求されている。
の小型化，薄型化が一段と要求されている。
【０００３】以下に従来のブラシホルダーについて、図
３及び図４を参照しながら説明する。
３及び図４を参照しながら説明する。
【０００４】図３，図４において、ブラシホルダー１は
ブラシ箱２を有しており、前記ブラシ箱２の側面にはブ
ラシ３に埋め込まれたピグテール４の通路用溝５が形成
されている。そして前記通路用溝５側にブラシ箱２と所
定の間隔をあけ、通路用溝５と通ずる連通溝６を有し、
ブラシ箱２の高さと同等以下の高さの壁７がブラシ箱２
と一体に形成されている。またピグテール４の他端はタ
ーミナル８に溶接などにより固定されている。またブラ
シ３はバネ９により他端がストッパ１０により固定され
ているため整流子に圧接しており、ターミナル８に電流
を流すとピグテール４とブラシ３と整流子１１を介して
ロータ１２のコイル１３に供給される。このコイル１３
に流れる電流と、フレーム１４に固定されたマグネット
１５の磁束によりロータ１２は回転力を得ている。
ブラシ箱２を有しており、前記ブラシ箱２の側面にはブ
ラシ３に埋め込まれたピグテール４の通路用溝５が形成
されている。そして前記通路用溝５側にブラシ箱２と所
定の間隔をあけ、通路用溝５と通ずる連通溝６を有し、
ブラシ箱２の高さと同等以下の高さの壁７がブラシ箱２
と一体に形成されている。またピグテール４の他端はタ
ーミナル８に溶接などにより固定されている。またブラ
シ３はバネ９により他端がストッパ１０により固定され
ているため整流子に圧接しており、ターミナル８に電流
を流すとピグテール４とブラシ３と整流子１１を介して
ロータ１２のコイル１３に供給される。このコイル１３
に流れる電流と、フレーム１４に固定されたマグネット
１５の磁束によりロータ１２は回転力を得ている。
【０００５】また、壁７によりピグテール４がブラシ箱
２の高さＨを越えず、コイル１３に近接しないようにし
ていた。
２の高さＨを越えず、コイル１３に近接しないようにし
ていた。
【０００６】また、ブラシホルダー１はフレーム１４と
ブラケット１６により挟まれて固定されている。
ブラケット１６により挟まれて固定されている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のブラ
シホルダー１では壁７がブラシ箱２と一体に形成されて
いたため、ピグテール４のターミナル８への取り付け時
やブラシ３のブラシ箱２への挿入時に壁７が変形するこ
とによりブラシ箱２が変形し、ブラシ３とブラシ箱２が
固着してしまう恐れがあった。
シホルダー１では壁７がブラシ箱２と一体に形成されて
いたため、ピグテール４のターミナル８への取り付け時
やブラシ３のブラシ箱２への挿入時に壁７が変形するこ
とによりブラシ箱２が変形し、ブラシ３とブラシ箱２が
固着してしまう恐れがあった。
【０００８】本発明は上記の問題を解消するもので、モ
ータの薄型化及び信頼性の高いブラシホルダーを提供す
ることを目的としている。
ータの薄型化及び信頼性の高いブラシホルダーを提供す
ることを目的としている。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、ブラシ箱の側面の通路用溝側にブラシ箱と
所定の間隔をあけ、前記通路用溝に連通する連通溝を有
し、ブラシ箱の高さ以下の高さの壁をターミナルと一体
に形成させたものである。
するために、ブラシ箱の側面の通路用溝側にブラシ箱と
所定の間隔をあけ、前記通路用溝に連通する連通溝を有
し、ブラシ箱の高さ以下の高さの壁をターミナルと一体
に形成させたものである。
【００１０】これにより、ブラシ箱に影響することな
く、ピグテールがブラシ箱の高さを越えることがないた
め、ブラシ箱とコイルの距離のみ確保すれば良く、モー
タの薄型化及び高信頼性に貢献できる。
く、ピグテールがブラシ箱の高さを越えることがないた
め、ブラシ箱とコイルの距離のみ確保すれば良く、モー
タの薄型化及び高信頼性に貢献できる。
【００１１】
【発明の実施の形態】本発明は請求項１に記載の発明の
ように、耐熱性樹脂により成形された基板上に、導電材
により形成されたブラシ箱及びターミナルを装着し、前
記ブラシ箱の側面にピグテール通路用溝を形成し、前記
通路用溝側に前記ブラシ箱を所定の間隔をあけ、前記通
路用溝に連通する連通溝を有し、前記ブラシ箱の高さ以
下の高さの壁を、前記ターミナルと一体に形成すること
により実現できる。そしてブラシ箱に影響することな
く、モータの薄型化及び高信頼性に貢献できるものであ
る。
ように、耐熱性樹脂により成形された基板上に、導電材
により形成されたブラシ箱及びターミナルを装着し、前
記ブラシ箱の側面にピグテール通路用溝を形成し、前記
通路用溝側に前記ブラシ箱を所定の間隔をあけ、前記通
路用溝に連通する連通溝を有し、前記ブラシ箱の高さ以
下の高さの壁を、前記ターミナルと一体に形成すること
により実現できる。そしてブラシ箱に影響することな
く、モータの薄型化及び高信頼性に貢献できるものであ
る。
【００１２】
【実施例】以下本発明の実施例について、図１及び図２
を用いて説明する。なお、図３，図４に示す従来例と同
じ構成部分については同一符号を付し、詳細な説明は省
略する。
を用いて説明する。なお、図３，図４に示す従来例と同
じ構成部分については同一符号を付し、詳細な説明は省
略する。
【００１３】図１に示すように側面にピグテール４の通
路用溝５が形成されているブラシ箱２と、通路用溝５側
にブラシ箱２の通路用溝５に連通する連通溝６ａを有す
る壁７ａが一体に形成されているターミナル８がブラシ
ホルダー１に固着されている。またターミナル８に固着
されたピグテール４は壁７ａの連通溝６ａ内を通過して
ブラシ箱２の通路用溝５に連通している。
路用溝５が形成されているブラシ箱２と、通路用溝５側
にブラシ箱２の通路用溝５に連通する連通溝６ａを有す
る壁７ａが一体に形成されているターミナル８がブラシ
ホルダー１に固着されている。またターミナル８に固着
されたピグテール４は壁７ａの連通溝６ａ内を通過して
ブラシ箱２の通路用溝５に連通している。
【００１４】このように本発明の実施例によれば、ブラ
シ箱２に影響を与えることなく、壁７ａの連通溝６ａ内
にパグテール４が誘導されているため、壁７ａの高さｈ
にはブラシ箱２の高さＨ以下であり、ブラシ箱２の高さ
Ｈを越えるピグテール４の発生はなくなる。
シ箱２に影響を与えることなく、壁７ａの連通溝６ａ内
にパグテール４が誘導されているため、壁７ａの高さｈ
にはブラシ箱２の高さＨ以下であり、ブラシ箱２の高さ
Ｈを越えるピグテール４の発生はなくなる。
【００１５】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ターミナ
ルと一体に壁を形成することにより、ブラシ箱に影響す
ることなくモータの長さを短くでき、信頼性の高い優れ
たブラシホルダーを実現できるものである。
ルと一体に壁を形成することにより、ブラシ箱に影響す
ることなくモータの長さを短くでき、信頼性の高い優れ
たブラシホルダーを実現できるものである。
【図１】本発明の一実施例におけるブラシホルダーを示
す要部斜視図
す要部斜視図
【図２】同ブラシホルダーの要部側面図
【図３】従来におけるブラシホルダーを示す要部斜視図
【図４】同ブラシホルダーを取り付けたモータの要部側
断面図
断面図
【符号の説明】 １ ブラシホルダー ２ ブラシ箱 ３ ブラシ ４ ピグテール ５ 通路用溝 ６，６ａ 連通溝 ７，７ａ 壁 ８ ターミナル ９ バネ １０ ストッパ １１ 整流子 １２ ロータ １３ コイル １４ フレーム １５ マグネット １６ ブラケット
Claims (1)
- 【請求項１】耐熱性樹脂により成形された基板上に、導
電材により形成されたブラシ箱とターミナルを装着し、
前記ブラシ箱の側面にブラシのピグテールの通路用溝を
形成し、前記通路用溝側において前記ブラシ箱と所定の
間隔をあけ、前記通路用溝に連通する連通溝を有し、前
記ブラシ箱の高さ以下の高さの壁を、前記ターミナルと
一体に形成して、ピグテールを前記通路用溝と前記連通
溝を通してターミナルに固着したことを特徴とするブラ
シホルダー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32258596A JPH10174377A (ja) | 1996-12-03 | 1996-12-03 | ブラシホルダー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32258596A JPH10174377A (ja) | 1996-12-03 | 1996-12-03 | ブラシホルダー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10174377A true JPH10174377A (ja) | 1998-06-26 |
Family
ID=18145343
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32258596A Pending JPH10174377A (ja) | 1996-12-03 | 1996-12-03 | ブラシホルダー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10174377A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002291205A (ja) * | 2001-03-28 | 2002-10-04 | Showa Corp | 電動パワーステアリング装置 |
-
1996
- 1996-12-03 JP JP32258596A patent/JPH10174377A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002291205A (ja) * | 2001-03-28 | 2002-10-04 | Showa Corp | 電動パワーステアリング装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041116 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20041214 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050412 |