JPH10171718A - 磁気カードデータ機密保護方法及び装置 - Google Patents

磁気カードデータ機密保護方法及び装置

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JPH10171718A
JPH10171718A JP8325507A JP32550796A JPH10171718A JP H10171718 A JPH10171718 A JP H10171718A JP 8325507 A JP8325507 A JP 8325507A JP 32550796 A JP32550796 A JP 32550796A JP H10171718 A JPH10171718 A JP H10171718A
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JP
Japan
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magnetic card
owner
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code
secret
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Pending
Application number
JP8325507A
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English (en)
Inventor
Takashi Wakao
崇 若生
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気カードの所有者以外の者による不正利用
の対策を講じたデータ機密保護方法及び装置を提供する
こと。 【解決手段】 所有者のみが知り得る暗証コードを用い
て一定の方法で算出した秘密コードをあらかじめ秘密コ
ード記憶部32に登録する。所有者が利用する際に入力
した暗証コードを用いて秘密コード算出テーブル21が
秘密コードを算出する。この算出した秘密コードと秘密
コード記憶部32に登録されている秘密コードとをコー
ド比較テーブル22で比較し、磁気カードの利用が正当
な所有者であるか否かを判断する。この判断結果を参照
して、サービス制御テーブル13が磁気カードリーダ1
2を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気カードに記録
されているデータの機密を保護する方法及び装置関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気カードに記録されているデー
タの機密を保護するシステムは、例えば、特開昭62−
274464号公報または特開昭58−203572号
公報に記載されている。それらにおいては、ホスト処理
装置の有するデータベース中の磁気カード所有者に関す
る情報に依存するか、磁気カード内記憶データや所有者
の記憶のみに頼った暗証コード等による確認方式を用い
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現在、
ホスト処理装置の有するデータベースへ登録する所有者
に関する情報は磁気カード所有者以外の第三者が登録を
行う為、該第三者の不正利用が容易に可能であるという
重大な問題をもつ。
【0004】また、磁気カード内記憶データと、所有者
の記憶する暗証コードとで行う確認方法では、磁気カー
ド内記憶データがカードリーダ等により容易に入手され
てしまう為、これも容易に磁気カードの不正利用を可能
にしてしまう。
【0005】更に、上述した2種類の問題に於いて、不
正利用が可能となった場合は、当該不正利用がエスカレ
ートし、幾度にも渡った不正利用が可能となってしま
う。
【0006】それ故に本発明の課題は、前述した2種類
の方法より各々の利点を得、なおかつ所有者以外の者に
よる不正利用の可能性がきわめて少なく、また、不正利
用を検知した場合に、該利用に使用された磁気カード内
記憶データを消去し、後の更なる悪意的な不正利用を防
止する、磁気カードと暗証コードによるデータ機密保護
方法及び装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、機械的
にリード/ライト可能な磁気カードの所有者に与えた暗
証コードにより、前記磁気カードの利用に際し正当な所
有者であるか否かの確認判断を行い、これにより磁気カ
ードに記録されているデータの機密を保護する磁気カー
ドデータ機密保護方法に於いて、所有者のみが知り得る
暗証コードを用いて一定の方法で算出した秘密コードを
ホスト処理装置にあらかじめ登録しておき、所有者が利
用する際に入力した暗証コードを用いてコード処理装置
が秘密コードを算出し、前記コード処理装置で算出した
秘密コードと前記ホスト処理装置に登録されている秘密
コードとを比較し、磁気カードの利用が正当な所有者で
あるか否かを判断することを特徴とする磁気カードデー
タ機密保護方法が得られる。
【0008】また本発明によれば、機械的にリード/ラ
イト可能な磁気カードの所有者に与えた暗証コードによ
り、前記磁気カードの利用に際し正当な所有者であるか
否かの確認判断を行い、これにより磁気カードに記録さ
れているデータの機密を保護する磁気カードデータ機密
保護装置に於いて、所有者のみが知り得る暗証コードを
用いて一定の方法で算出した秘密コードをあらかじめ登
録する登録手段と、所有者が利用する際に入力した暗証
コードを用いて秘密コードを算出する算出手段と、前記
算出手段で算出した秘密コードと前記登録手段に登録さ
れている秘密コードとを比較し、磁気カードの利用が正
当な所有者であるか否かを判断する比較判断手段とを含
むことを特徴とする磁気カードデータ機密保護装置が得
られる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に実施の形態に係
る磁気カードデータ機密保護装置を含むシステムを説明
するためのブロック図である。このシステムは、所有者
が磁気カードや暗証コードを入力するためのデータ入力
装置1と、暗証コードより一定の算出方法にての秘密コ
ードAの算出や当該秘密コードAとホスト処理装置より
受信した秘密コードBとの比較を行い利用者の確認を行
うコード処理装置2と、磁気カードに記憶されている利
用者情報とそれに対応する秘密コードBを保持し利用者
情報より秘密コードBを検索するホスト処理装置3とに
より構成されている。
【0010】データ入力装置1は、暗証コード入力装置
11と、磁気カードリーダ12と、サービス制御テーブ
ル13とを含んでいる。サービス制御テーブル13は磁
気カードリーダ12に接続された不正カード利用防止手
段131を有している。
【0011】コード処理装置2は、暗証コード入力装置
11に接続された秘密コード算出テーブル21と、この
秘密コード算出テーブル21(算出手段)及びサービス
制御テーブル13に接続されたコード比較テーブル(比
較判断手段)22とを含んでいる。
【0012】ホスト処理装置3は磁気カードリーダ12
に接続された秘密コード検索テーブル31と、この秘密
コード検索テーブル31、コード比較テーブル22、及
び不正カード利用防止手段131に接続された秘密コー
ド記憶部(登録手段)32とを含んでいる。
【0013】先ず、磁気カードの所有者登録時に所有者
は4桁の数字で構成される暗証コードを準備し、この暗
証コードより秘密コードAを算出するための後述する所
定の算出方法(以下、単に「算出法」と呼ぶ)により秘
密コードAを算出する。その秘密コードAと所有者情報
とを対応させてホスト処理装置へ登録してもらい、磁気
カードには所有者情報のみを記憶する。所有者はサービ
ス利用時に該磁気カードを磁気カードリーダ12へ挿入
し、次いで所有者のみが知り得る暗証コードを暗証コー
ド入力装置11より入力する。磁気カードリーダ12に
て磁気カードから読み取った所有者情報をホスト処理装
置3へ転送し、また暗証コード入力装置11より入力さ
れた暗証コードをコード処理装置2へ転送する。
【0014】コード処理装置2では、受信した暗証コー
ドより算出法に基づいて秘密コードAを算出する。
【0015】ホスト処理装置3では、磁気カードリーダ
12より転送された所有者情報を受信し、秘密コード検
索テーブル31にて当該所有者情報を元に秘密コード記
憶部32より秘密コードBを検索する。
【0016】更にホスト処理装置3は検索した秘密コー
ドBをコード処理装置2へ転送する。
【0017】次にコード処理装置2はコード比較テーブ
ル22にて前述算出した秘密コードAとホスト処理装置
3より受信した秘密コードBを比較し、一致不一致によ
り磁気カード利用が所有者であるか否かの確認を行う。
【0018】コード処理装置2は当該結果をデータ入力
装置1へ転送し、結果が一致の場合は通常のサービスを
開始し、不一致の場合はサービス制御テーブル13によ
り不正カード利用防止手段131を動作させ、磁気カー
ドリーダ12に挿入されている磁気カードの所有者情報
を消去する。同時にデータ入力装置1よりホスト処理装
置3へ不正利用の通知を行い、ホスト処理装置3は不正
利用された磁気カードの所有者情報に対応した秘密コー
ドBにロックをかけ、再度当該所有者情報を受信した場
合、対応した秘密コードBを秘密コード記憶部32より
引き出せず、通常のサービス利用が不可能になる。
【0019】このようにして、コード処理装置2への算
出法の登録者とホスト処理装置3への秘密コードBの登
録者が同一人物でない限り、前者は秘密コードを知ら
ず、後者は算出法を知らない為、所有者のみが知り得る
暗証コードを用いての不正利用が極めて少ない磁気カー
ド利用のデータ機密保護システムの提供が実現可能とな
る。
【0020】次に図2を参照して、秘密コード算出テー
ブル21による算出法を銀行のキャッシュカードを例に
とって説明する。まず銀行の口座番号が1526374
であり、また所有者の準備した暗証コードが1245で
ある場合には、まずステップで暗証コード「124
5」を構成する各数字の和「12」を算出する。ステッ
プに移り、その和「12」と口座番号「152637
4」との積「18316488」を算出する。ステップ
における算出結果を構成する各数字の和「39」をス
テップで算出する。ステップでは、口座番号に連続
数字を付随させた所定の表にしたがい、口座番号「15
26374」を構成する各数字のどれがステップでの
算出結果「39」に対応するかを見出す。ここでは数字
「6」が対応している。ステップに移り、口座番号
「1526374」にその数字「6」を乗じかつ数字
「1」を加えて、算出結果「9158245」を得る。
この算出結果「9158245」を秘密コードとする。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
暗証コードは磁気カードの所有者のみが知り得るもの
で、暗証コードより秘密コードを算出する算出法とホス
ト処理装置に登録されている秘密コードの両方を知り得
ない第三者は、暗証コードを知り得ることが不可能なた
め、所有者の紛失等により当該第三者の手に磁気カード
が渡ったとしても、サービスの利用は不可能である。ま
た、該第三者が磁気カードを利用しようとしても、秘密
コード不一致により磁気カード内の利用者情報が消去さ
れ、照合用のホスト処理装置内秘密コードがロックされ
るため、該磁気カードを用いたサービスの再利用が不可
能となる。つまり、所有者以外による磁気カードの不正
利用を防止し、磁気カードと暗証コードによるデータ機
密保護機能を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る磁気カードデータ機
密保護装置を含むシステムのブロック図である。
【図2】本発明に於ける秘密コードの算出方法の一例を
説明するための説明図である。
【符号の説明】
1 データ入力装置 11 暗証コード入力装置 12 磁気カードリーダ 13 サービス制御テーブル 2 コード処理装置 21 秘密コード算出テーブル 22 コード比較テーブル 3 ホスト処理装置 31 秘密コード検索テーブル 32 秘密コード記憶部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機械的にリード/ライト可能な磁気カー
    ドの所有者に与えた暗証コードにより、前記磁気カード
    の利用に際し正当な所有者であるか否かの確認判断を行
    い、これにより磁気カードに記録されているデータの機
    密を保護する磁気カードデータ機密保護方法に於いて、 所有者のみが知り得る暗証コードを用いて一定の方法で
    算出した秘密コードをホスト処理装置にあらかじめ登録
    しておき、所有者が利用する際に入力した暗証コードを
    用いてコード処理装置が秘密コードを算出し、前記コー
    ド処理装置で算出した秘密コードと前記ホスト処理装置
    に登録されている秘密コードとを比較し、磁気カードの
    利用が正当な所有者であるか否かを判断することを特徴
    とする磁気カードデータ機密保護方法。
  2. 【請求項2】 磁気カードには利用者情報が記憶されて
    おり、前記両秘密コードが不一致の場合には、使用され
    た磁気カード内の前記利用者情報を消去し、当該磁気カ
    ードの再利用を不可能にする請求項1記載の磁気カード
    データ機密保護方法。
  3. 【請求項3】 機械的にリード/ライト可能な磁気カー
    ドの所有者に与えた暗証コードにより、前記磁気カード
    の利用に際し正当な所有者であるか否かの確認判断を行
    い、これにより磁気カードに記録されているデータの機
    密を保護する磁気カードデータ機密保護装置に於いて、 所有者のみが知り得る暗証コードを用いて一定の方法で
    算出した秘密コードをあらかじめ登録する登録手段と、
    所有者が利用する際に入力した暗証コードを用いて秘密
    コードを算出する算出手段と、前記算出手段で算出した
    秘密コードと前記登録手段に登録されている秘密コード
    とを比較し、磁気カードの利用が正当な所有者であるか
    否かを判断する比較判断手段とを含むことを特徴とする
    磁気カードデータ機密保護装置。
  4. 【請求項4】 前記両秘密コードが不一致の場合には、
    使用された磁気カードに記憶されている利用者情報を消
    去し、当該磁気カードの再利用を不可能にする手段を備
    えた請求項3記載の磁気カードデータ機密保護装置。
JP8325507A 1996-12-05 1996-12-05 磁気カードデータ機密保護方法及び装置 Pending JPH10171718A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7557951B2 (en) 2002-03-11 2009-07-07 Panasonic Corporation Image processor and image printer

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000628