JPH10170599A - 電源部構造 - Google Patents

電源部構造

Info

Publication number
JPH10170599A
JPH10170599A JP8352445A JP35244596A JPH10170599A JP H10170599 A JPH10170599 A JP H10170599A JP 8352445 A JP8352445 A JP 8352445A JP 35244596 A JP35244596 A JP 35244596A JP H10170599 A JPH10170599 A JP H10170599A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
power supply
power
section
connection terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8352445A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Enohara
一夫 榎原
Kenichi Sekine
賢一 関根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Antenna Co Ltd
Original Assignee
Nippon Antenna Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Antenna Co Ltd filed Critical Nippon Antenna Co Ltd
Priority to JP8352445A priority Critical patent/JPH10170599A/ja
Publication of JPH10170599A publication Critical patent/JPH10170599A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Testing Relating To Insulation (AREA)
  • Thermistors And Varistors (AREA)
  • Rectifiers (AREA)
  • Power Conversion In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】絶縁性能試験時に、回路中から簡単に避雷器を
取り外せるようにする。 【解決手段】商用交流電源に接続する電源コード部A
と、避雷回路部Bと、電源トランス部Cとのそれぞれを
ブロック構造とし、且つ各回路部A〜Cの相互間を接続
端子18,19,20で順次に接続させて電源回路を構
成する。電源回路の絶縁性能試験に際しては、電源コー
ド部A側の接続端子18と電源トランス部C側の接続端
子19間を直接接続させることにより、避雷回路部Bを
回路中から除去した状態とすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、避雷回路を備える
電源部構造に関し、特に、商用交流電源に接続され、供
給される交流電圧を電源トランスで変圧した後、整流し
て所要の直流電圧を得るようにした電源部構造の改良に
係るものである。
【0002】
【従来の技術】この種の電源トランスを用いた電源部の
場合、その電源回路には、商用交流電源側からの雷等に
よる誘導電圧,いわゆるサージ電圧が印加されたときの
回路保護のため、避雷器を挿入して構成するのが通常の
形態である。
【0003】従来のこの種の電源トランスを用いた電源
回路の構成を図3に示す。即ち、この従来例による電源
回路は、商用交流電源への接続プラグ2を含む電源コー
ド1にそれぞれヒューズ3を介し、さらに避雷素子から
なる避雷回路4が一次側へ並列に組み込まれた電源トラ
ンス5と、電源トランス5の2次側へ接続された整流回
路6から構成されている。そして、整流回路6から所定
の直流電圧を出力端子7から出力するようにしたもので
ある。
【0004】このような構成の電源回路は、例えば、C
ATV用の電子機器に電源を供給する電源回路等として
使用される。ところで、避雷するおそれのある電気機器
においては、電気用品取締法により、絶縁性能試験規定
による絶縁抵抗試験および絶縁耐力試験が製造者に義務
付られている。すなわち、図3に示す電源回路において
も絶縁抵抗試験及び絶縁耐力試験が行われる。しかしな
がら、図3に示す電源回路では、電源トランス5の一次
側に避雷回路4が挿入されていることから、そのままの
状態で絶縁性能試験を実施すると、回路中の避雷器が印
加試験電圧により導通して見掛け上、電源回路が絶縁不
良であるものと見做されることから、電源回路中から避
雷器4の構成を取り外した状態で絶縁性能試験を行うよ
うにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電源回路では、電源回路中に避雷器4が半田付けに
より組み込まれているため、絶縁性能試験に際しては、
この避雷器4を電源回路中から一旦、取り外した上で絶
縁性能試験を実施し、絶縁性能試験終了後に再度半田付
けを行うことにより電源回路内に組み込むようにしてい
る。この結果、必然的に作業工数が増加すると共に、こ
の再組み込みによる2次作業に伴い、不良発生の要因に
なるという実質的に好ましくない問題点を有するもので
あった。
【0006】本発明は、従来のこのような問題点を改善
するためになされたもので、絶縁性能試験に際して避雷
器を取り外す作業を簡単に行うことのできる電源部構造
を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の電源部構造は、少なくとも商用交流電源に
接続する電源コード部と、避雷回路部と、電源トランス
部とのそれぞれをブロック構造にすると共に、各回路部
の相互間を接続端子で順次に接続させて電源回路を構成
し、絶縁性能試験時には、上記電源コード部側の接続端
子と電源トランス部側の接続端子間を直接接続できるよ
うにしたものである。
【0008】このような本発明の電源部構造において
は、電源コード部と電源トランス部との各接続端子間を
直接接続することができるため、半田付けされた部位を
取り外すことなく避雷回路部を電源回路中から実質的に
取り外すことができる。したがって、簡単な作業を行う
だけで避雷回路が挿入されていない電源回路の絶縁性能
試験が実施可能になる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る避雷回路部を
備える電源部構造の実施の形態例につき、図1、及び図
2を参照して詳細に説明する。
【0010】図1は本発明の電源部構造の実施の形態の
電源回路の回路図である。また、図2は本発明の電源部
構造の構成を示す図である。
【0011】本発明の電源部構造の実施の形態において
は、図2(a)に示す電源コード部と、同図(b)に示
す避雷回路部と、同図(c)に示す電源トランス部と、
図示を省略した整流回路から構成される。これらの各部
はブロック化されており、電源コード部は、商用電源を
取り出すコンセントに接続されるプラグ12が一端にも
うけられた電源コード11と、この電源コード11の他
端に接続されている接続端子A18とにより構成されて
いる。また、避雷回路部は、避雷素子からなる避雷回路
が組み込まれていると共に、接続端子18と接続端子1
9が設けられた避雷回路基板30により構成され、電源
トランス部は電源トランス15とその一次側に接続され
ている接続端子B19と、その2次側に接続されている
接続端子C20とから構成されている。
【0012】これらの各ブロックにおいて、電源コード
部の接続端子A18は、避雷回路部の接続端子18に接
続され、避雷回路部の接続端子19は電源トランス部の
接続端子B19に接続され、接続端子C20には図示を
省略した整流回路部の接続端子が接続される。
【0013】このような電源部構造の電源回路の回路図
を図1に示すが、電源回路は、ブロック構造とされた電
源コード部A、避雷回路部B、電源トランス部C、およ
び、整流回路部Dが順次接続された回路とされている。
さらに詳細に説明すると、入力端としての商用交流電源
への接続プラグ12を含む電源コード11からなる電源
コード部Aは、接続端子18により避雷回路部Bと接続
されている。避雷回路部Bは、それぞれのラインにヒュ
ーズ13,13が含まれており、ライン間に並列に接続
された避雷素子と、ライン間に縦続接続されると共に、
その中点がアースに接続される2つの避雷素子からなる
避雷回路14により構成されている。
【0014】また、この避雷回路部Bは接続端子19に
より電源トランス部Cと接続されている。電源トランス
部Cは商用電源からのAC100Vを所定電圧に降圧す
る電源トランス15から構成されている。電源トランス
部Cは接続端子20により整流回路Dに接続されてお
り、整流回路Dは例えばブリッジに組まれた整流器と平
滑回路からなる整流回路16から構成されている。この
整流器部Dの接続端子21からは所定の直流電圧が出力
されて、図示しない電子機器に供給される。
【0015】ここで、上記構成による本発明の実施の形
態における電源部構成において、絶縁性能試験を実施す
る際には、電源コード部A側の接続端子A18を避雷回
路部Bから抜き、避雷回路部Bから抜いた電源トランス
部C側の接続端子B19に直接接続させる。あるいは、
図1に二点鎖線で示すように接続端子A18と電源トラ
ンス部Cの接続端子B19とを避雷回路部Bから抜いて
中継ライン22により接続する。これにより、避雷回路
部Bを除去した電源回路が構成されることになり、この
状態で絶縁性能試験を行うようにすれば、避雷回路部B
の影響を受けることなく絶縁性能試験を行うことができ
る。従って、電源回路本来の絶縁性能試験を行うことが
できる。
【0016】このように、本発明の電源部構成において
は、絶縁性能試験に際して、電源回路中から避雷回路部
Bを物理的に一々取り外さなくて済み、このために従来
例構成のように電源回路中への避雷回路部Bの半田付け
による再組み込みを必要とせず、この再組み込み作業に
伴う絶縁不良等の要因を容易に解消することができる。
【0017】なお、上記説明した本発明の電源部構造の
実施の形態では、電源コード部A、避雷回路部B、電源
トランス部Cおよび整流回路部Dの相互間を接続端子1
8〜20で順次に接続させ、電源コード部A側の接続端
子18と電源トランス部C側の接続端子19との相互間
を直接、あるいは、中継ライン22により接続させ、避
雷回路部Bを回路中から除去して絶縁性能試験を行うよ
うにしているが、本発明は、以上の構成の電源回路への
適用に限定されるものではなく、同種の電源回路にも適
用することができる。
【0018】
【発明の効果】以上のように、本発明の避雷回路を備え
る電源部構造によれば、電源コード部、避雷回路部およ
び電源トランス部のそれぞれを単独のブロック構造と
し、各回路部の相互間を接続端子で順次に接続させて電
源回路を構成するようにしたので、絶縁性能試験に際し
ては、電源コード部側と電源トランス部側との各接続端
子間を直接接続させるだけの簡単な操作によって、避雷
回路部を回路中から除去して絶縁性能試験を行うことが
できる。この結果、従来の構成のように、絶縁性能試験
時に電源回路中から避雷回路部を半田付け作業を行って
取り外さなくて済み、このために試験後に再組み込みの
2次作業が不必要となる。したがって、2次作業に伴う
絶縁不良等の要因を確実、かつ、容易に排除することが
でき、本発明は極めて簡単な構造であるのにも拘らずそ
の効果が極めて大であり、しかも容易に実施できる等の
実用上優れた種々の特徴を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電源部構造の実施の形態の電源回路の
回路図である。
【図2】本発明の電源部構造の実施の形態の構成を示す
図である。
【図3】従来の電源部構造の電源回路を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
A 電源コード部 11 電源コード 12 接続プラグ B 避雷回路部 13 ヒューズ 14 避雷回路 C 電源トランス部 15 電源トランス D 整流回路部 7 出力端子 16 整流回路 18〜21 接続端子 22 中継ライン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも商用交流電源に接続する電
    源コード部と、避雷回路部と、電源トランス部とのそれ
    ぞれをブロック構造にすると共に、各回路部の相互間を
    接続端子で順次に接続させて電源回路を構成することに
    より、絶縁性能試験時に、上記電源コード部の接続端子
    と電源トランス部の接続端子間を直接接続できるように
    したことを特徴とする電源部構造。
JP8352445A 1996-12-13 1996-12-13 電源部構造 Pending JPH10170599A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8352445A JPH10170599A (ja) 1996-12-13 1996-12-13 電源部構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8352445A JPH10170599A (ja) 1996-12-13 1996-12-13 電源部構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10170599A true JPH10170599A (ja) 1998-06-26

Family

ID=18424130

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8352445A Pending JPH10170599A (ja) 1996-12-13 1996-12-13 電源部構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10170599A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001238465A (ja) * 2000-02-25 2001-08-31 Sharp Corp インバータ装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001238465A (ja) * 2000-02-25 2001-08-31 Sharp Corp インバータ装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4723190A (en) Safety device communication equipment
JP2693917B2 (ja) 電磁継電器用耐電圧試験装置
JPH10170599A (ja) 電源部構造
US4405963A (en) Capacitor apparatus with an individual discharge damping device for each capacitor unit
JP3284854B2 (ja) 保護継電器
US4439801A (en) Electrical load imbalance detection and protection apparatus
JPH10253695A (ja) 絶縁耐圧試験を簡易にした機器
JP2003522396A (ja) Ntc抵抗を有する保護回路
JP2020010562A (ja) 電池監視装置
JP3845384B2 (ja) 雷試験回路及び方法
JPH0543163B2 (ja)
JP2000251978A (ja) 電流測定ジャック付き端子台
JP2002252922A (ja) 避雷器
KR100191621B1 (ko) 서지전압 차단회로
JPH0624345U (ja) 電源プラグおよび電源コードセット
JPH1050453A (ja) 回路保護装置及びプリント基板
JP2000224718A (ja) 雷保護装置及びそれを備えた接地端子盤
KR100305047B1 (ko) 전자렌지용 노이즈 필터의 모니터 퓨즈 고정 위치 개선구조
KR200147878Y1 (ko) 공중전화 다이얼 장치
KR200210620Y1 (ko) 피뢰기 시험장치
SU1173472A1 (ru) Устройство дл плавки гололеда в сет х с изолированной нейтралью
KR0145156B1 (ko) 철도차량의 배선 시험방법
KR200169690Y1 (ko) 반도체 패키지 검사장비의 안전연결장치
JPH11108977A (ja) 絶縁劣化センサーのテスト装置
JP3429724B2 (ja) 電源回路のサージテスト用切換装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000704