JPH10170202A - 板材計測用角当て装置 - Google Patents
板材計測用角当て装置Info
- Publication number
- JPH10170202A JPH10170202A JP32557996A JP32557996A JPH10170202A JP H10170202 A JPH10170202 A JP H10170202A JP 32557996 A JP32557996 A JP 32557996A JP 32557996 A JP32557996 A JP 32557996A JP H10170202 A JPH10170202 A JP H10170202A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- vertical plate
- tape measure
- face
- plate material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 溶接開先における傾斜端部からの長さを巻尺
で測定する場合に、誤差なく測定ができる角当て装置を
提供する。 【解決手段】 窓部４を有する垂直板３と垂直板３の一
面３ａに直角に固設された水平板２からなるＴ字型の基
体１と、垂直板３に上下動可能に取り付けられた巻尺押
さえ金物５を有してなり、水平板２の端面２ａの一部は
垂直板３の窓部４位置に臨み、かつ垂直板３の前記一面
３ａと同一平面上にあることを特徴とする板材計測用角
当て装置。
で測定する場合に、誤差なく測定ができる角当て装置を
提供する。 【解決手段】 窓部４を有する垂直板３と垂直板３の一
面３ａに直角に固設された水平板２からなるＴ字型の基
体１と、垂直板３に上下動可能に取り付けられた巻尺押
さえ金物５を有してなり、水平板２の端面２ａの一部は
垂直板３の窓部４位置に臨み、かつ垂直板３の前記一面
３ａと同一平面上にあることを特徴とする板材計測用角
当て装置。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、溶接開先が形成さ
れた板材の長さを巻尺で計測する際に使用する板材計測
用角当て装置に関する。
れた板材の長さを巻尺で計測する際に使用する板材計測
用角当て装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】一例として、造船における船殻ブロック
の製造においては、溶接開先が形成された板材の長さを
計測するケースが頻繁に発生する。
の製造においては、溶接開先が形成された板材の長さを
計測するケースが頻繁に発生する。
【０００３】前記板材の長さ計測は、主として、鋼製の
巻尺で計測されるが、板材の端部に角度を持った溶接開
先が形成されているため、正確に板材の端部に巻尺の先
端部を合わせ難い問題がある。
巻尺で計測されるが、板材の端部に角度を持った溶接開
先が形成されているため、正確に板材の端部に巻尺の先
端部を合わせ難い問題がある。
【０００４】この解決策として、長さ計測に際しては、
図３（側断面図）に示すような水平部材８ａと垂直部材
８ｂとからなる直角体７を板材６の上面および端部６ｂ
に当て、巻尺７の先端部７ａを前記直角体８の垂直部材
８ｂに当てて長さＬを計測し、該計測値から直角体８の
垂直部材８ｂの厚さｔを差し引くことにより実測値とし
ていた。尚、５ａは角度を有する溶接開先である。
図３（側断面図）に示すような水平部材８ａと垂直部材
８ｂとからなる直角体７を板材６の上面および端部６ｂ
に当て、巻尺７の先端部７ａを前記直角体８の垂直部材
８ｂに当てて長さＬを計測し、該計測値から直角体８の
垂直部材８ｂの厚さｔを差し引くことにより実測値とし
ていた。尚、５ａは角度を有する溶接開先である。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
従来技術においては、直角体７の垂直部材７ｂの厚さｔ
を実測値から減算しなければならない不便があった。
従来技術においては、直角体７の垂直部材７ｂの厚さｔ
を実測値から減算しなければならない不便があった。
【０００６】本発明は、減算の不要な板材計測用角当て
装置の提供を目的とする。
装置の提供を目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前述の課題は、窓部を有
する垂直板と垂直板の一面に直角に固設された水平板か
らなるＴ字型の基体と、垂直板に上下動可能に取り付け
られた巻尺押さえ金物を有してなり、水平板の端面の一
部は垂直板の窓部位置に臨み、かつ垂直板の前記一面と
同一平面上にあることを特徴とする板材計測用角当て装
置により解決される。「Ｔ字型」は、必ずしも対称形で
あることを要しない。
する垂直板と垂直板の一面に直角に固設された水平板か
らなるＴ字型の基体と、垂直板に上下動可能に取り付け
られた巻尺押さえ金物を有してなり、水平板の端面の一
部は垂直板の窓部位置に臨み、かつ垂直板の前記一面と
同一平面上にあることを特徴とする板材計測用角当て装
置により解決される。「Ｔ字型」は、必ずしも対称形で
あることを要しない。
【０００８】本板材計測用角当て装置を使用する場合、
板材の端面を垂直板の一面（水平板が固設されている側
の面）に当接させ、水平板を板材の上面に載置した状態
とする。そして、巻尺の先端部を水平板の端面に引っ掛
けて使用する。これによれば、巻尺の先端部は板材の端
部と一致した水平部端面に当接されるので、実測値から
垂直板の厚さを減算する必要がない。
板材の端面を垂直板の一面（水平板が固設されている側
の面）に当接させ、水平板を板材の上面に載置した状態
とする。そして、巻尺の先端部を水平板の端面に引っ掛
けて使用する。これによれば、巻尺の先端部は板材の端
部と一致した水平部端面に当接されるので、実測値から
垂直板の厚さを減算する必要がない。
【０００９】また、巻尺は巻尺押さえ金物により先端部
が押さえられるので、計測中に脱落することがない。
が押さえられるので、計測中に脱落することがない。
【００１０】さらに、窓部により板材の当接状況が観察
される。
される。
【００１１】
【発明の実施の形態】図１は、本発明の板材計測用角当
て装置の斜視図であり、図２は図１のＡ−Ａ断面図であ
る。
て装置の斜視図であり、図２は図１のＡ−Ａ断面図であ
る。
【００１２】図１、図２において、１は基体で、該基体
１は水平板２と垂直板３とが中間部で直交して一体化さ
れたものである。
１は水平板２と垂直板３とが中間部で直交して一体化さ
れたものである。
【００１３】前記垂直板３の内方には窓部４が設けら
れ、該窓部４には、水平板２の端部２ａが露出してお
り、該水平板２の端部２ａは、垂直板３の一側面３ａと
同一面を形成している。
れ、該窓部４には、水平板２の端部２ａが露出してお
り、該水平板２の端部２ａは、垂直板３の一側面３ａと
同一面を形成している。
【００１４】５は前記垂直板３に沿って上下動する巻尺
押さえ金物で、該巻尺押さえ金物５はフック部５ａ，５
ｂにより前記垂直板３の端部を抱く構造となっており、
また、その側部にセットネジ５ｃ，５ｄが設けられ位置
決めされる構造となっている。
押さえ金物で、該巻尺押さえ金物５はフック部５ａ，５
ｂにより前記垂直板３の端部を抱く構造となっており、
また、その側部にセットネジ５ｃ，５ｄが設けられ位置
決めされる構造となっている。
【００１５】尚、６は長さが計測される板材で、角度を
有する溶接開先６ａが形成されている。また、７は鋼製
巻尺であり、その先端部７ａを水平板２の端部２ａに当
接することにより板材６の長さの計測が行われる。
有する溶接開先６ａが形成されている。また、７は鋼製
巻尺であり、その先端部７ａを水平板２の端部２ａに当
接することにより板材６の長さの計測が行われる。
【００１６】図２は、本発明にかかる板材計測用角当て
装置の使用形態を示したもので、垂直板３の一側面３ａ
を板材６の溶接開先６ａの先端６ｂに当接させ、かつ、
水平板２の底面を前記板材６の上面に当接させ、その
後、巻尺７の先端部７ａを前記水平板２の端部２ａに当
接させ、上方から巻尺押さえ金物５で前記巻尺７の先端
部７ａを押さえ、セットネジ５ｃ（５ｄ）で巻尺押さえ
金物５を垂直板３に固定して長さを計測するものであ
る。
装置の使用形態を示したもので、垂直板３の一側面３ａ
を板材６の溶接開先６ａの先端６ｂに当接させ、かつ、
水平板２の底面を前記板材６の上面に当接させ、その
後、巻尺７の先端部７ａを前記水平板２の端部２ａに当
接させ、上方から巻尺押さえ金物５で前記巻尺７の先端
部７ａを押さえ、セットネジ５ｃ（５ｄ）で巻尺押さえ
金物５を垂直板３に固定して長さを計測するものであ
る。
【００１７】計測が終了したら、セットネジ５ｃ（５
ｄ）を解除し、巻尺押さえ金物５を上方に上げて巻尺７
を離脱させる。
ｄ）を解除し、巻尺押さえ金物５を上方に上げて巻尺７
を離脱させる。
【００１８】尚、開口部４は板材６の板厚の変化に対応
させた大きさに形成しておけばよい。
させた大きさに形成しておけばよい。
【００１９】
【発明の効果】本発明によれば、巻尺の先端部が、長さ
計測される板材の先端と一致しているので、計測値の減
算を行う必要がなく、また、巻尺は押さえ金物により固
定されるので、計測中巻尺の離脱が発生せず、迅速に計
測が行われる。
計測される板材の先端と一致しているので、計測値の減
算を行う必要がなく、また、巻尺は押さえ金物により固
定されるので、計測中巻尺の離脱が発生せず、迅速に計
測が行われる。
【図１】本発明の板材計測用角当て装置の斜視図。
【図２】図１のＡ−Ａ断面図。
【図３】従来技術の板材計測用角当て装置の側断面図。
１ 基体 ２ 水平板 ２ａ 水平板の先端部 ３ 垂直板 ３ａ 垂直板の一面 ４ 窓部 ５ 巻尺押さえ金物 ５ａ フック部 ５ｂ フック部 ５ｃ セットネジ ５ｄ セットネジ ６ 板材 ６ａ 溶接開先 ６ｂ 板材端部 ７ 巻尺 ７ａ 巻尺先端部 ８ 従来技術の直角体 ８ａ 直角体の水部材 ８ｂ 直角体の垂直部材
フロントページの続き (72)発明者 柳田 博彦 東京都千代田区丸の内一丁目１番２号 日 本鋼管株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】 窓部を有する垂直板と垂直板の一面に直
角に固設された水平板からなるＴ字型の基体と、垂直板
に上下動可能に取り付けられた巻尺押さえ金物を有して
なり、水平板の端面の一部は垂直板の窓部位置に臨み、
かつ垂直板の前記一面と同一平面上にあることを特徴と
する板材計測用角当て装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32557996A JPH10170202A (ja) | 1996-12-05 | 1996-12-05 | 板材計測用角当て装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32557996A JPH10170202A (ja) | 1996-12-05 | 1996-12-05 | 板材計測用角当て装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10170202A true JPH10170202A (ja) | 1998-06-26 |
Family
ID=18178471
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32557996A Pending JPH10170202A (ja) | 1996-12-05 | 1996-12-05 | 板材計測用角当て装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10170202A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1707353A2 (en) | 2005-03-29 | 2006-10-04 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Planographic printing plate precursor having an image-recording layer containing and infrared ray absorbent, a polymerization initiator, a polymerizable compound, and a thiol compound |
| CN102997772A (zh) * | 2011-09-15 | 2013-03-27 | 纬泰机械(上海)有限公司 | 一种卷尺固定装置 |
| EP3051349A1 (en) | 2003-07-29 | 2016-08-03 | FUJIFILM Corporation | Alkali-soluble polymer and polymerizable composition thereof |
| CN102997772B (zh) * | 2011-09-15 | 2016-12-14 | 纬泰机械(上海)有限公司 | 一种卷尺固定装置 |
-
1996
- 1996-12-05 JP JP32557996A patent/JPH10170202A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP3051349A1 (en) | 2003-07-29 | 2016-08-03 | FUJIFILM Corporation | Alkali-soluble polymer and polymerizable composition thereof |
| EP1707353A2 (en) | 2005-03-29 | 2006-10-04 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Planographic printing plate precursor having an image-recording layer containing and infrared ray absorbent, a polymerization initiator, a polymerizable compound, and a thiol compound |
| CN102997772A (zh) * | 2011-09-15 | 2013-03-27 | 纬泰机械(上海)有限公司 | 一种卷尺固定装置 |
| CN102997772B (zh) * | 2011-09-15 | 2016-12-14 | 纬泰机械(上海)有限公司 | 一种卷尺固定装置 |
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