JPH10167610A - 建築物エレベータ - Google Patents

建築物エレベータ

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JPH10167610A
JPH10167610A JP32936096A JP32936096A JPH10167610A JP H10167610 A JPH10167610 A JP H10167610A JP 32936096 A JP32936096 A JP 32936096A JP 32936096 A JP32936096 A JP 32936096A JP H10167610 A JPH10167610 A JP H10167610A
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JP
Japan
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car
elevator
scaffold
building
gate
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP32936096A
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English (en)
Inventor
Steinweek Klaus
クラウス・シユタインウエーク
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Hermann Steinweg & Co KG Baumach Fab GmbH
Steinweg Hermann Co KG GmbH
Original Assignee
Hermann Steinweg & Co KG Baumach Fab GmbH
Steinweg Hermann Co KG GmbH
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Publication date
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Publication of JPH10167610A publication Critical patent/JPH10167610A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 足場組立て、特に足場ゲートの輸送や固定が
実質的に単純化されかつ安全であるように昇降かごを有
する建築物エレベータを改良すること。 【解決手段】 建築物エレベータは、垂直に建てること
ができる昇降支柱(1) と、昇降支柱に沿って垂直方向に
上下に走行可能なスライドとを備え、スライドには建築
物正面または足場(3) の方へ水平に昇降かご(10)を水平
方向端部位置へおよびこの端部位置から戻るように走行
可能に配置し、建築物正面または足場に向けられた側壁
にかごゲートを配置し、かごゲートには、かごゲートの
開放が昇降かご(10)の水平端部位置でのみ可能であるよ
うに制御装置を設けてある。昇降かご(10)は足場(3) に
向いたその外側に足場ゲート(15)等のための懸垂装置を
備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求項1の上位概
念に記載の構成を有する建築物エレベータに関する。
【0002】
【従来の技術】ドイツ連邦共和国特許明細書1 082 021
から、搬送受け皿として形成された荷重支持体を有する
建築物エレベータが知られており、この荷重支持体は、
昇降支柱に沿って垂直に走行可能なジブに水平に走行可
能に配置されている。この公知の建築物エレベータは確
かに基本的には、異なる建築物階層または足場階層に荷
重を持ってくるのに適しており、しかも直接搬送受け皿
の水平な走行可能性によりその都度の階層自体に持って
くるのにも適している。しかしながら、この建築物エレ
ベータにおいて不利な点は、一方では、建築物エレベー
タがその外観の故にもう安全規定だけに基づいて人間用
エレベータとして適当でない点であり、また他方では、
搬送受け皿をそれに沿って水平に走行させることができ
る水平にずっと突出しているジブが必要であるので、比
較的大きな所要空間を要する点である。
【0003】これに対して、すでに本出願人の冒頭に述
べた種類の建築物エレベータがヨーロッパ特許公開 0 6
93 453が知られている。この建築物エレベータにおいて
は、荷重支持体が搬送受け皿としてではなく、昇降かご
として形成されており、その昇降かごでは、かごがその
水平な端部位置にあるときにのみ乗り込んだりまたは降
りたりすることができるので、操作員にとって乗り降り
のときにまたは荷積みや荷卸しのときにも危険が確実に
避けられ、そのために費用のかかる安全装置が足場自体
に必要でない。さらに、昇降支柱が建築物または足場の
近くに建てられ、それに相応してこれに簡単に係止する
ことができるので、建築物エレベータ自体の構造全体が
安定しかつ安全である。なぜなら、昇降かごの水平な走
行可能性のために、走行可能なジブを有する垂直な昇降
支柱が必要でなく、小さなスライドだけが必要であり、
このスライドの向かい側で昇降かご自体がそのレール状
のガイドで水平に走行できるからである。したがって、
昇降かごの乗り入れや出発のときに、足場に向かう方向
にかごを越えて水平に突出する部分が存在せず、かご自
体が足場または建築物正面に最も近い所に配置されてい
る。
【0004】実際には、そのような冒頭に述べた種類の
建築物エレベータは、たしかに足場や建築物エレベータ
自体の構造になお或る問題があることが認められた。す
なわち、建築物エレベータが個々の足場階層に向かって
いる場合にそこに必要な足場ゲートを輸送して取りつけ
なければならない場合に問題があった。すなわち、これ
まで、普通、非常に重い重量を有するこの足場ゲートを
手で建築物エレベータの中へ供給するが、その場合にそ
れぞれの足場ゲートにおいて作業者がそれぞれの足場ゲ
ートを建築物エレベータから輸送して取りつけなければ
ならず煩雑であり、しかも足場ゲートが落下する危険が
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】それ故、本発明の課題
は、建築物エレベータに関して足場組立て、特に足場ゲ
ートの輸送や固定が実質的に単純化されかつ安全である
ように冒頭に述べた種類の建築物エレベータをさらに発
展させることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題は、請求項1に
記載の特徴を有する建築物エレベータで解決される。そ
れぞれの足場ゲートを外側で昇降かごの懸垂装置に吊り
下げ、そしてそれから昇降かごで足場階層の所望の高さ
に走行し、それから昇降かごで水平に足場に走行し、そ
れから足場ゲートを簡単な仕方で足場の所定の箇所に固
定し、その後懸垂装置から取り去ることが簡単にできる
ことが認められる。したがって、危険な重い足場ゲート
をこれまで必要な危険なぐるりと回すような操作がなく
なる。
【0007】有利にも懸垂装置を昇降かごに対して垂直
方向に調整可能であるようにすれば、さらに特に正確な
位置決めおよびそれとともにいっそう簡単な取扱いがな
おいっそう良く可能である。それ故、昇降かごが原則的
に正しい高さに、すなわち対応する足場ゲートに存在す
る場合に、懸垂装置を相応してかごに対して垂直方向に
調整することにより足場ゲートを位置精密に配置するこ
とができる。この調整は、付加的にまたは代わりの方法
としてもちろんかご全体の垂直な調整によって達成する
こともできる。
【0008】特に簡単にかつ容易に操作できる仕方で懸
垂装置を垂直方向に調整可能に形成するために、引張ロ
ープの懸垂装置に端部側のロープ手巻きウインチを形成
すれば特に有利であり、その際ロープ手巻きウインチは
昇降かごの内部室から近接可能に配置されている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態により詳細に説明する。建築物エレベータは第一に
昇降支柱1を有し、この昇降支柱1は種々の建築物高さ
または足場高さに適合させるためにおよびより容易に輸
送できる輸送可能性のためにより多数の互いに結合可能
な部材からなる。この昇降支柱1は静力学的に必要な間
隔を置いて係止管2により足場3または建築物4と結合
されている。昇降支柱1はその全長にわたってラック5
を備えている。
【0010】さらに、建築物エレベータは、昇降支柱1
のラック5に沿って垂直に上方に向かってかつ下方に向
かって走行可能な、特に走行ローラを備えたスライド6
を有する。このスライド6はギヤードモータ7を備えて
おり、このギヤードモータ7は、昇降支柱1のラック5
と噛み合う歯車(図示省略)を駆動することができる。
それによって、スライド6は昇降支柱1に沿って垂直方
向に走行可能である。
【0011】スライド6には、走行レール8および走行
ローラ9を介して建築物エレベータの昇降かご10が水
平に移動可能に結合されている。この水平な移動は、例
えば図4から最も良く見えるように、スピンドル12を
有する電気的な調整装置11により行われる。昇降かご
10とスライド6の間の水平な移動は明らかに他の方法
でも行うことができ、例えばラック、油圧、空気圧を介
してまたはあらゆる他の適当なやりかたで行うこともで
きる。
【0012】足場3または建築物4の所望の階層に到着
後、適当な押しボタン(図示省略)の操作により昇降か
ご10を足場3または建築物4の方に向かって走らせ、
そのとき足場ゲートを準備された組立箇所に持ってく
る。昇降かご10には、足場3または建築物4に向けら
れたその正面側端部にかごゲート14が設けられかつ同
様に各足場階層または各建築物階層は特に電気的なおよ
び機械的なロック可能なゲート15を有する。その場
合、昇降かご10が足場3または建築物4の直ぐ前に存
在しているときに初めて、かごゲート14がまず開ける
ことができるように操縦が行われ、このことはリミット
スイッチ13により簡単な仕方で実現することができ
る。そのとき初めて、電気的および機械的にロックされ
たゲートも足場3または建築物4で開けることができ
る。
【0013】本発明により、昇降かご10は、足場3に
向けられたその外側に足場ゲート15のための懸垂装置
または同様なものを備えており、この懸垂装置は、足場
の組立ての際に足場ゲート15の輸送および組み込みを
容易にしたりかつこの足場ゲートを固定するのに役立
つ。この懸垂装置は、例えばストッパーブロックを備え
た引張ロープを有し、その場合ロープ16は、昇降かご
10の上方領域に配置されたロープ変向ローラ17の周
りを導かれる。ロープ16は昇降かご10の内側でロー
プ手巻きウインチ18に達している。
【0014】足場3の組立て中、すなわちこの足場がほ
とんど完全に建造されかつ建築物エレベータも組み立て
られている場合に、足場ゲート15を建築物エレベータ
で所望の足場階層へ輸送してそこで引き渡すことがその
ように装備された昇降かご10を用いて簡単な仕方で可
能である。そのために、建築物エレベータの昇降かご1
0はその最も下の位置へ動かされ、その上でそのとき足
場ゲート15を簡単な仕方で昇降かごの外側に引張ロー
プ16で吊り下げることができる。それから、建築物エ
レベータが操作され、すなわち昇降かご10が垂直方向
に上方へ動かされるが、この輸送位置は図5に示してあ
り、足場ゲート15が昇降かご10の外側にぶら下がっ
ているのを明らかに認めることができる。
【0015】所望の足場階層に到達すると、昇降かご1
0の垂直運動が止められて、昇降かごが足場に向かって
水平方向に動かされるが、この位置は図6に示してあ
る。今や、足場ゲート15を引き渡すために、簡単な仕
方で足場ゲート15を懸垂装置から、例えばロープ16
から取り去って、足場の中へ吊るすことができる。その
ために、垂直位置がなお正確に適切でないかまたは他の
理由から持ち上げるかまたは沈降させることが必要な場
合に、ロープ手巻きウインチ18を操作することができ
る。
【0016】もちろん、本発明は図示の実施の形態に限
定されない。基本的な思想を捨てることなくさらに他の
構成が可能である。したがって、懸垂装置を明らかに他
の仕方で形成することができ、かつ懸垂装置の垂直な調
整可能性のために他の手段を設けることもできる等であ
る。。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
足場組立て、特に足場ゲートの輸送や固定が実質的に単
純化されかつ安全であるように改良された昇降かごを有
する建築物エレベータが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】昇降支柱およびその建築物への係止部を有す
る、足場の前にある建築物エレベータの平面図である。
【図2】図1による建築物エレベータを右側から見た側
面図である。
【図3】図1による建築物エレベータを下から見た側面
図である。
【図4】図3と同様な図で電気機械的な移動装置の細部
を示す図である。
【図5】走行位置にある足場ゲートのための本発明によ
る懸垂装置を有する建築物エレベータの側面図である。
【図6】組立て位置にある建築物エレベータを図5と同
様な図で示した図である。
【符号の説明】 1 昇降支柱 3 足場 4 建築物 6 スライド 10 昇降かご 14 かごゲート 15 足場ゲート 16 引張ロープ 18 ロープ手巻きウインチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 垂直に建てることが可能な昇降支柱と、
    昇降支柱に沿って垂直方向に上方に向かっておよび下方
    に向かって走行可能なスライドとを備え、このスライド
    には、水平に建築物正面に向かってまたは足場に向かっ
    て昇降かごが水平方向端部位置へおよびこの端部位置か
    ら戻るように走行可能に配置されており、少なくとも建
    築物正面または足場に向けられた側壁にはかごゲートが
    配置され、このかごゲートには、かごゲートの開放が昇
    降かごの水平端部位置でのみ可能であるように制御装置
    が設けられており、また昇降かごの側壁にまたは下側に
    昇降かごの水平な走行可能性を制限するレール状のガイ
    ドが走行レールと結合するために設けられている建築物
    エレベータにおいて、昇降かご(10)は、足場(3)に向け
    られたその外側に足場ゲート(15)または同様なもののた
    めの懸垂装置を備えていることを特徴とする建築物エレ
    ベータ。
  2. 【請求項2】 建築物エレベータは昇降かごに対して垂
    直方向に調整可能であることを特徴とする請求項1の建
    築物エレベータ。
  3. 【請求項3】 懸垂装置は端部側のロープ手巻きウイン
    チ(18)を有するロープ(16)により形成されており、ロー
    プ手巻きウインチ(18)は昇降かご(10)の内部室から接近
    可能に配置されていることを特徴とする請求項1または
    請求項6の建築物エレベータ。
JP32936096A 1996-12-10 1996-12-10 建築物エレベータ Withdrawn JPH10167610A (ja)

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JP32936096A JPH10167610A (ja) 1996-12-10 1996-12-10 建築物エレベータ

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JPH10167610A true JPH10167610A (ja) 1998-06-23

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107059656A (zh) * 2017-01-04 2017-08-18 杭州江润科技有限公司 现役桥梁养护维修悬挂式脚手架操作平台的施工方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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