JPH10167223A - 封緘方法および装置 - Google Patents
封緘方法および装置Info
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- JPH10167223A JPH10167223A JP35654496A JP35654496A JPH10167223A JP H10167223 A JPH10167223 A JP H10167223A JP 35654496 A JP35654496 A JP 35654496A JP 35654496 A JP35654496 A JP 35654496A JP H10167223 A JPH10167223 A JP H10167223A
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- main body
- folding
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Abstract
(57)【要約】
【課題】従来では、手作業で封緘するには時間がかかり
過ぎて効率が悪く、また大掛かりな封緘装置を導入する
ことは、設備投資が過大となる中規模の企業などでは不
可能であった 【解決手段】封筒状の袋体の蓋部を、本体部側に折曲し
て液体若しくはゲル状体にて接着して封緘する装置にお
いて、前記袋体が載置される袋体載置台と、前記袋体載
置台上で、袋体の蓋部を中間位置まで折曲すると同時
に、前記本体部の、前記蓋部と接触する部位に液体若し
くはゲル状体を付着させる折曲ユニットと、当該折曲ユ
ニットの動作に連動し、前記蓋部の、前記本体部と接触
する部位と反対側から押圧する押圧部材とが具備され、
前記折曲ユニットにて本体部に液体若しくはゲル状体を
付着させた後に、前記押圧部材にて蓋部を本体部側に完
全に折曲して封止し、接着することを特徴とする。
過ぎて効率が悪く、また大掛かりな封緘装置を導入する
ことは、設備投資が過大となる中規模の企業などでは不
可能であった 【解決手段】封筒状の袋体の蓋部を、本体部側に折曲し
て液体若しくはゲル状体にて接着して封緘する装置にお
いて、前記袋体が載置される袋体載置台と、前記袋体載
置台上で、袋体の蓋部を中間位置まで折曲すると同時
に、前記本体部の、前記蓋部と接触する部位に液体若し
くはゲル状体を付着させる折曲ユニットと、当該折曲ユ
ニットの動作に連動し、前記蓋部の、前記本体部と接触
する部位と反対側から押圧する押圧部材とが具備され、
前記折曲ユニットにて本体部に液体若しくはゲル状体を
付着させた後に、前記押圧部材にて蓋部を本体部側に完
全に折曲して封止し、接着することを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば封筒の蓋部
を、本体部側に折曲し、接着剤にて接着して封緘する方
法および装置に関するものであり、ワンタッチで蓋部の
折曲、接着剤の付着、蓋体の封止および接着を行うもの
である。
を、本体部側に折曲し、接着剤にて接着して封緘する方
法および装置に関するものであり、ワンタッチで蓋部の
折曲、接着剤の付着、蓋体の封止および接着を行うもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば封筒の封緘をするには、必
要書類を封筒内に収納後、封筒の蓋部の裏側に接着剤を
付着させて、指頭で蓋部を折曲し封止および接着を行う
のが一般であった。
要書類を封筒内に収納後、封筒の蓋部の裏側に接着剤を
付着させて、指頭で蓋部を折曲し封止および接着を行う
のが一般であった。
【0003】また、自動的に封緘する装置は存在した
が、構造が複雑で大型化、高価格化するので、一般の商
店や小型のオフィスでは容易に導入できなかった。
が、構造が複雑で大型化、高価格化するので、一般の商
店や小型のオフィスでは容易に導入できなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来で
は、小規模の企業等では作業者が手作業で封緘し、大規
模の企業等では大掛かりな装置を導入して大量の書簡を
捌いた。
は、小規模の企業等では作業者が手作業で封緘し、大規
模の企業等では大掛かりな装置を導入して大量の書簡を
捌いた。
【0005】しかしながら、手作業で封緘するには時間
がかかり過ぎて効率が悪く、また大掛かりな装置を導入
するには設備投資が過大となる中規模の企業などでは、
小型で安価な自動封緘装置の出現が待望されていた。
がかかり過ぎて効率が悪く、また大掛かりな装置を導入
するには設備投資が過大となる中規模の企業などでは、
小型で安価な自動封緘装置の出現が待望されていた。
【0006】本発明はかかる従来の課題に鑑みてなされ
たもので、構造が簡単で、しかもワンタッチで極めて容
易に封緘できる封緘方法および装置を実現せんとするも
のである。
たもので、構造が簡単で、しかもワンタッチで極めて容
易に封緘できる封緘方法および装置を実現せんとするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の主要な発明は、封
筒状の袋体の蓋部を、本体部側に折曲し、液体若しくは
ゲル状体にて接着して封緘する方法において、前記袋体
の蓋部を中間位置まで折曲すると同時に、前記本体部
の、前記蓋部と接触する部位に液体若しくはゲル状体を
付着した後、前記蓋部の、前記本体部と接触する部位と
反対側から押圧部材を押圧させて、前記蓋部を本体部側
に完全に折曲して封止し、接着することを特徴とするも
のである。
筒状の袋体の蓋部を、本体部側に折曲し、液体若しくは
ゲル状体にて接着して封緘する方法において、前記袋体
の蓋部を中間位置まで折曲すると同時に、前記本体部
の、前記蓋部と接触する部位に液体若しくはゲル状体を
付着した後、前記蓋部の、前記本体部と接触する部位と
反対側から押圧部材を押圧させて、前記蓋部を本体部側
に完全に折曲して封止し、接着することを特徴とするも
のである。
【0008】本発明では、袋体の蓋部を中間位置まで折
曲すると同時に、本体部の、前記蓋部と接触する部位に
接着剤や溶剤等の液体若しくはゲル状体を付着した後、
前記蓋部の、前記本体部と接触する部位と反対側から押
圧部材を押圧させるので、前記蓋部を中間位置までの折
曲と、本体部への接着剤や溶剤の付着が同時に行え、そ
の後押圧部材によって連続的に蓋部が本体部側に完全に
折曲され封止、接着されることになる。
曲すると同時に、本体部の、前記蓋部と接触する部位に
接着剤や溶剤等の液体若しくはゲル状体を付着した後、
前記蓋部の、前記本体部と接触する部位と反対側から押
圧部材を押圧させるので、前記蓋部を中間位置までの折
曲と、本体部への接着剤や溶剤の付着が同時に行え、そ
の後押圧部材によって連続的に蓋部が本体部側に完全に
折曲され封止、接着されることになる。
【0009】第2の主要な発明は、封筒状の袋体の蓋部
を、本体部側に折曲して液体若しくはゲル状体にて接着
して封緘する装置において、前記袋体が載置される袋体
載置台と、前記袋体載置台上で、袋体の蓋部を中間位置
まで折曲すると同時に、前記本体部の、前記蓋部と接触
する部位に液体若しくはゲル状体を付着させる折曲ユニ
ットと、当該折曲ユニットの動作に連動し、前記蓋部
の、前記本体部と接触する部位と反対側から押圧する押
圧部材とが具備され、前記折曲ユニットにて本体部に液
体若しくはゲル状体を付着させた後に、前記押圧部材に
て蓋部を本体部側に完全に折曲して封止し、接着するこ
とを特徴とするものである。
を、本体部側に折曲して液体若しくはゲル状体にて接着
して封緘する装置において、前記袋体が載置される袋体
載置台と、前記袋体載置台上で、袋体の蓋部を中間位置
まで折曲すると同時に、前記本体部の、前記蓋部と接触
する部位に液体若しくはゲル状体を付着させる折曲ユニ
ットと、当該折曲ユニットの動作に連動し、前記蓋部
の、前記本体部と接触する部位と反対側から押圧する押
圧部材とが具備され、前記折曲ユニットにて本体部に液
体若しくはゲル状体を付着させた後に、前記押圧部材に
て蓋部を本体部側に完全に折曲して封止し、接着するこ
とを特徴とするものである。
【0010】本発明では、袋体が載置される袋体載置台
と、前記袋体載置台上で、袋体の蓋部を中間位置まで折
曲すると同時に、前記本体部の、前記蓋部と接触する部
位に接着剤や溶剤等の液体若しくはゲル状体を付着させ
る折曲ユニットと、当該折曲ユニットの動作に連動し、
前記蓋部の、前記本体部と接触する部位と反対側から押
圧する押圧部材とが具備されているので、前記蓋部を中
間位置までの折曲と、本体部への接着剤や溶剤の付着が
同時に行え、その後押圧部材によって連続的に蓋部が本
体部側に完全に折曲され封止、接着されることになる。
と、前記袋体載置台上で、袋体の蓋部を中間位置まで折
曲すると同時に、前記本体部の、前記蓋部と接触する部
位に接着剤や溶剤等の液体若しくはゲル状体を付着させ
る折曲ユニットと、当該折曲ユニットの動作に連動し、
前記蓋部の、前記本体部と接触する部位と反対側から押
圧する押圧部材とが具備されているので、前記蓋部を中
間位置までの折曲と、本体部への接着剤や溶剤の付着が
同時に行え、その後押圧部材によって連続的に蓋部が本
体部側に完全に折曲され封止、接着されることになる。
【0011】第3の主要は発明は、袋体が載置される袋
体載置台と、前記袋体載置台上で、袋体の蓋部を中間位
置まで折曲すると同時に、前記本体部の、前記蓋部と接
触する部位に液体若しくはゲル状体を付着させる折曲ユ
ニットと、当該折曲ユニットの動作に連動し、前記蓋部
の、前記本体部と接触する部位と反対側から押圧する押
圧部材とが具備され、前記折曲ユニットにて本体部に液
体若しくはゲル状体を付着させた後に、前記押圧部材に
て蓋部を本体部側に完全に折曲して封止し、接着する封
緘装置であって、前記袋体載置台の、袋体の折曲位置に
対応する部位に折溝が形成され、折曲ユニットには、前
記折溝に嵌入し得る折刃および液体若しくはゲル状体が
付着する担体が隣設されており、押圧部材は封止ローラ
にて形成されていることを特徴とするものである。
体載置台と、前記袋体載置台上で、袋体の蓋部を中間位
置まで折曲すると同時に、前記本体部の、前記蓋部と接
触する部位に液体若しくはゲル状体を付着させる折曲ユ
ニットと、当該折曲ユニットの動作に連動し、前記蓋部
の、前記本体部と接触する部位と反対側から押圧する押
圧部材とが具備され、前記折曲ユニットにて本体部に液
体若しくはゲル状体を付着させた後に、前記押圧部材に
て蓋部を本体部側に完全に折曲して封止し、接着する封
緘装置であって、前記袋体載置台の、袋体の折曲位置に
対応する部位に折溝が形成され、折曲ユニットには、前
記折溝に嵌入し得る折刃および液体若しくはゲル状体が
付着する担体が隣設されており、押圧部材は封止ローラ
にて形成されていることを特徴とするものである。
【0012】本発明では、袋体載置台の、袋体の折曲位
置に対応する部位に、折溝が形成され、折曲ユニットに
は、前記折溝に嵌入し得る折刃および液体若しくはゲル
状体が付着する担体が隣設されており、押圧部材は封止
ローラにて形成されているので、折溝上に袋体の折曲位
置を合致せしめ、折曲ユニットが折溝の上部から垂下す
ると、袋体の折曲位置は折曲ユニットの折刃と前記折溝
によって挟圧されて中間位置まで折曲され、同時に担体
が本体部に接触して液体若しくはゲル状体を付着させ、
ついで蓋部は封止ローラによって完全に折曲され封止、
接着されることになる。
置に対応する部位に、折溝が形成され、折曲ユニットに
は、前記折溝に嵌入し得る折刃および液体若しくはゲル
状体が付着する担体が隣設されており、押圧部材は封止
ローラにて形成されているので、折溝上に袋体の折曲位
置を合致せしめ、折曲ユニットが折溝の上部から垂下す
ると、袋体の折曲位置は折曲ユニットの折刃と前記折溝
によって挟圧されて中間位置まで折曲され、同時に担体
が本体部に接触して液体若しくはゲル状体を付着させ、
ついで蓋部は封止ローラによって完全に折曲され封止、
接着されることになる。
【0013】第4の主要は発明は、袋体が載置される袋
体載置台と、前記袋体載置台上で、袋体の蓋部を中間位
置まで折曲すると同時に、前記本体部の、前記蓋部と接
触する部位に液体若しくはゲル状体を付着させる折曲ユ
ニットと、当該折曲ユニットの動作に連動し、前記蓋部
の、前記本体部と接触する部位と反対側から押圧する押
圧部材とが具備され、前記折曲ユニットにて本体部に液
体若しくはゲル状体を付着させた後に、前記押圧部材に
て蓋部を本体部側に完全に折曲して封止し、接着する封
緘装置であって、折曲ユニットが待機位置にあるとき、
前記担体は貯溜部に貯溜されている液体若しくはゲル状
体に接触していることを特徴とするものである。
体載置台と、前記袋体載置台上で、袋体の蓋部を中間位
置まで折曲すると同時に、前記本体部の、前記蓋部と接
触する部位に液体若しくはゲル状体を付着させる折曲ユ
ニットと、当該折曲ユニットの動作に連動し、前記蓋部
の、前記本体部と接触する部位と反対側から押圧する押
圧部材とが具備され、前記折曲ユニットにて本体部に液
体若しくはゲル状体を付着させた後に、前記押圧部材に
て蓋部を本体部側に完全に折曲して封止し、接着する封
緘装置であって、折曲ユニットが待機位置にあるとき、
前記担体は貯溜部に貯溜されている液体若しくはゲル状
体に接触していることを特徴とするものである。
【0014】本発明では、折曲ユニットの待機位置に接
着剤や溶剤等の液体若しくはゲル状体を貯溜する貯溜部
が設けられ、折曲ユニットが待機位置にあるとき、前記
担体は貯溜部に貯溜されている液体若しくはゲル状体に
接触しているので、液体若しくはゲル状体がその担体か
ら蒸発しても、新たな液体若しくはゲル状体が常時供給
されることになる。
着剤や溶剤等の液体若しくはゲル状体を貯溜する貯溜部
が設けられ、折曲ユニットが待機位置にあるとき、前記
担体は貯溜部に貯溜されている液体若しくはゲル状体に
接触しているので、液体若しくはゲル状体がその担体か
ら蒸発しても、新たな液体若しくはゲル状体が常時供給
されることになる。
【0015】第5の主要は発明は、袋体が載置される袋
体載置台と、前記袋体載置台上で、袋体の蓋部を中間位
置まで折曲すると同時に、前記本体部の、前記蓋部と接
触する部位に液体若しくはゲル状体を付着させる折曲ユ
ニットと、当該折曲ユニットの動作に連動し、前記蓋部
の、前記本体部と接触する部位と反対側から押圧する押
圧部材とが具備され、前記折曲ユニットにて本体部に液
体若しくはゲル状体を付着させた後に、前記押圧部材に
て蓋部を本体部側に完全に折曲して封止し、接着する封
緘装置であって、封止ローラの上方を、折曲ユニットが
待機位置から折曲位置に移動する間は、前記封止ローラ
は待機位置に停止しており、折曲ユニットが折曲位置か
ら待機位置に帰還する際に、前記封止ローラが往復動し
て蓋部を本体部側に完全に折曲して接着することを特徴
とするものである。
体載置台と、前記袋体載置台上で、袋体の蓋部を中間位
置まで折曲すると同時に、前記本体部の、前記蓋部と接
触する部位に液体若しくはゲル状体を付着させる折曲ユ
ニットと、当該折曲ユニットの動作に連動し、前記蓋部
の、前記本体部と接触する部位と反対側から押圧する押
圧部材とが具備され、前記折曲ユニットにて本体部に液
体若しくはゲル状体を付着させた後に、前記押圧部材に
て蓋部を本体部側に完全に折曲して封止し、接着する封
緘装置であって、封止ローラの上方を、折曲ユニットが
待機位置から折曲位置に移動する間は、前記封止ローラ
は待機位置に停止しており、折曲ユニットが折曲位置か
ら待機位置に帰還する際に、前記封止ローラが往復動し
て蓋部を本体部側に完全に折曲して接着することを特徴
とするものである。
【0016】本発明では、封止ローラの上方を、折曲ユ
ニットが待機位置から折曲位置に移動する間は、前記封
止ローラは待機位置に停止しており、折曲ユニットが折
曲位置から待機位置に帰還する際に、前記封止ローラが
往復動するので、折曲動作と液体若しくはゲル状体付着
動作が同時に実行され、折曲ユニットの帰還動作と封止
ローラの往復動作が同時に、効率よく実行される。
ニットが待機位置から折曲位置に移動する間は、前記封
止ローラは待機位置に停止しており、折曲ユニットが折
曲位置から待機位置に帰還する際に、前記封止ローラが
往復動するので、折曲動作と液体若しくはゲル状体付着
動作が同時に実行され、折曲ユニットの帰還動作と封止
ローラの往復動作が同時に、効率よく実行される。
【0017】第6の主要は発明は、袋体が載置される袋
体載置台と、前記袋体載置台上で、袋体の蓋部を中間位
置まで折曲すると同時に、前記本体部の、前記蓋部と接
触する部位に液体若しくはゲル状体を付着させる折曲ユ
ニットと、当該折曲ユニットの動作に連動し、前記蓋部
の、前記本体部と接触する部位と反対側から押圧する押
圧部材とが具備され、前記折曲ユニットにて本体部に液
体若しくはゲル状体を付着させた後に、前記押圧部材に
て蓋部を本体部側に完全に折曲して封止し、接着する封
緘装置であって、折曲ユニットは袋体載置台上を円弧状
に往復動するように構成され、封止ローラは当該折曲ユ
ニットと連動するように構成され、前記折曲ユニットが
往動する際には封止ローラは待機位置に停止し、折曲ユ
ニットが復動する間に封止ローラが袋体載置台上を往復
転動することを特徴とするものである。
体載置台と、前記袋体載置台上で、袋体の蓋部を中間位
置まで折曲すると同時に、前記本体部の、前記蓋部と接
触する部位に液体若しくはゲル状体を付着させる折曲ユ
ニットと、当該折曲ユニットの動作に連動し、前記蓋部
の、前記本体部と接触する部位と反対側から押圧する押
圧部材とが具備され、前記折曲ユニットにて本体部に液
体若しくはゲル状体を付着させた後に、前記押圧部材に
て蓋部を本体部側に完全に折曲して封止し、接着する封
緘装置であって、折曲ユニットは袋体載置台上を円弧状
に往復動するように構成され、封止ローラは当該折曲ユ
ニットと連動するように構成され、前記折曲ユニットが
往動する際には封止ローラは待機位置に停止し、折曲ユ
ニットが復動する間に封止ローラが袋体載置台上を往復
転動することを特徴とするものである。
【0018】本発明では、折曲ユニットは待機位置にあ
る封止ローラを跨ぐように円弧軌道を描くので、前記折
曲ユニットと封止ローラが干渉することなく、スムーズ
に動作することになる。
る封止ローラを跨ぐように円弧軌道を描くので、前記折
曲ユニットと封止ローラが干渉することなく、スムーズ
に動作することになる。
【0019】
【発明の実施の形態】図はいずれも本発明の一実施の形
態を示し、図1は待機状態にある縦断面図、図2は折曲
および液体若しくはゲル状体付着工程にある縦断面図、
図3は完全封止工程にある縦断面図、図4は要部斜視
図、図5は平面図、図6は横断面図そして図7は各工程
を連続的に示す模試図である。
態を示し、図1は待機状態にある縦断面図、図2は折曲
および液体若しくはゲル状体付着工程にある縦断面図、
図3は完全封止工程にある縦断面図、図4は要部斜視
図、図5は平面図、図6は横断面図そして図7は各工程
を連続的に示す模試図である。
【0020】これらの図において、1はプラスチック製
の装置本体で、その上面に、袋体としての封筒2(図5
参照)が載置される封筒載置台(袋体載置台)3が設け
られており、当該封筒載置台3には、前記封筒2の、封
筒載置台3上での位置決めをするためのサイドゲージ4
(図5参照)が、水平方向に調整可能に設けられてい
る。
の装置本体で、その上面に、袋体としての封筒2(図5
参照)が載置される封筒載置台(袋体載置台)3が設け
られており、当該封筒載置台3には、前記封筒2の、封
筒載置台3上での位置決めをするためのサイドゲージ4
(図5参照)が、水平方向に調整可能に設けられてい
る。
【0021】封筒2は台形の蓋部2aと本体部2bから
なり、蓋部2aと本体部2bとの境界が折曲位置とな
る。
なり、蓋部2aと本体部2bとの境界が折曲位置とな
る。
【0022】なお、図1、図5および図6に示す装置本
体1の形状と、図2および図3に示す装置本体1の形状
は若干異なっているが、これは装置本体1の形状として
2種類の実施例を示すものである。
体1の形状と、図2および図3に示す装置本体1の形状
は若干異なっているが、これは装置本体1の形状として
2種類の実施例を示すものである。
【0023】封筒載置台3の上面には、その長手方向と
直交する方向に、断面が三角形状の折溝5が削設されて
いる。
直交する方向に、断面が三角形状の折溝5が削設されて
いる。
【0024】装置本体1の内底部には、相互に対向し平
行な側壁6、6を有する金属製のフレーム7が、ネジ8
にて固設されており、フレーム7の対向側壁6、6間
に、封止ローラ9を保持する保持レバー10、10の基
端部を揺動自在に軸支する保持レバー支持軸11が固設
されている。
行な側壁6、6を有する金属製のフレーム7が、ネジ8
にて固設されており、フレーム7の対向側壁6、6間
に、封止ローラ9を保持する保持レバー10、10の基
端部を揺動自在に軸支する保持レバー支持軸11が固設
されている。
【0025】前記保持レバー10、10はその基端部近
傍で、保持レバー支持軸11と平行に延在する連結桿1
2にて一体的に連結されている。
傍で、保持レバー支持軸11と平行に延在する連結桿1
2にて一体的に連結されている。
【0026】また、保持レバー10、10の自由端部近
傍の内側には、前記封止ローラ9が回転自在に支持され
ている摺動体13、13が、保持レバー10、10に対
して摺動自在に装着され、当該摺動体13、13と、両
保持レバー10、10間に架設された係合軸20の両端
の突出部との間には引張コイルバネ14、14が張架さ
れ、摺動体13、13は封止ローラ9と共に、保持レバ
ー10、10の基端部方向(下方向)に引張付勢されて
いる。
傍の内側には、前記封止ローラ9が回転自在に支持され
ている摺動体13、13が、保持レバー10、10に対
して摺動自在に装着され、当該摺動体13、13と、両
保持レバー10、10間に架設された係合軸20の両端
の突出部との間には引張コイルバネ14、14が張架さ
れ、摺動体13、13は封止ローラ9と共に、保持レバ
ー10、10の基端部方向(下方向)に引張付勢されて
いる。
【0027】なお、前記保持レバー10、10の自由端
部近傍には長孔15、15が開設されており、封止ロー
ラ9の軸端部は、摺動体13、13と共に前記長孔1
5、15内を摺動し得るように構成されている。
部近傍には長孔15、15が開設されており、封止ロー
ラ9の軸端部は、摺動体13、13と共に前記長孔1
5、15内を摺動し得るように構成されている。
【0028】前記保持レバー支持軸11の略中央には、
保持レバー10、10を時計方向に回転付勢するための
トーションバネ16が装着されている。
保持レバー10、10を時計方向に回転付勢するための
トーションバネ16が装着されている。
【0029】前記対向側壁6、6の上部近傍の内側に
は、自由端部で折曲ユニット17を保持するための、夫
々2本のユニット保持レバー18、18、19、19が
揺動自在に装着されている。
は、自由端部で折曲ユニット17を保持するための、夫
々2本のユニット保持レバー18、18、19、19が
揺動自在に装着されている。
【0030】そしてこれらのユニット保持レバー18、
18、19、19にて2対の平行リンクが構成され、前
記折曲ユニット17は常時同一の姿勢を保持しつつ、封
筒載置台3上の円弧軌道上を往復動することになる。
18、19、19にて2対の平行リンクが構成され、前
記折曲ユニット17は常時同一の姿勢を保持しつつ、封
筒載置台3上の円弧軌道上を往復動することになる。
【0031】一方のユニット保持レバー19、19の下
端部には、その内側を相互に連結する連結軸21が架設
されている。
端部には、その内側を相互に連結する連結軸21が架設
されている。
【0032】前記折曲ユニット17の上部には把手22
が固設されており、内部に、担体としての円柱状のスポ
ンジ体23が設けられ、その周囲にゴム製のシール部材
33が固着されている。
が固設されており、内部に、担体としての円柱状のスポ
ンジ体23が設けられ、その周囲にゴム製のシール部材
33が固着されている。
【0033】そして、スポンジ体23の右方向には、折
曲ユニット17の一部を兼用する折刃24が一体的に隣
設されている。当該折刃24は前記封筒載置台3の、折
溝5に嵌入し得るように構成されている。
曲ユニット17の一部を兼用する折刃24が一体的に隣
設されている。当該折刃24は前記封筒載置台3の、折
溝5に嵌入し得るように構成されている。
【0034】封筒載置台3の、折曲ユニット17の待機
位置には、前記スポンジ体23に液体若しくはゲル状体
にてなる接着剤25(若しくは溶剤)を塗布するための
接着剤溜26(若しくは溶剤溜)が備えられており、折
曲ユニット17が待機位置に位置する際に、接着剤25
(若しくは溶剤)がスポンジ体23に付着する構成とな
っている。
位置には、前記スポンジ体23に液体若しくはゲル状体
にてなる接着剤25(若しくは溶剤)を塗布するための
接着剤溜26(若しくは溶剤溜)が備えられており、折
曲ユニット17が待機位置に位置する際に、接着剤25
(若しくは溶剤)がスポンジ体23に付着する構成とな
っている。
【0035】また前記連結軸21が、一端に長孔27が
開設されたラッチ板28の、当該長孔27に摺動回転自
在に挿通されており、当該ラッチ板28の下辺にはコ字
状の係合凹所29が削設されている。
開設されたラッチ板28の、当該長孔27に摺動回転自
在に挿通されており、当該ラッチ板28の下辺にはコ字
状の係合凹所29が削設されている。
【0036】そして、前記ラッチ板28の基端部近傍に
おいて、当該ラッチ板28を基端部方向(右方向)に付
勢するためのトーションバネ31が連結軸21との間に
張架されている。
おいて、当該ラッチ板28を基端部方向(右方向)に付
勢するためのトーションバネ31が連結軸21との間に
張架されている。
【0037】また、ラッチ板28の自由端部近傍と前記
保持レバー支持軸11との間には、当該ラッチ板28を
連結軸21を支点として反時計方向に回転付勢するため
の引張コイルバネ30が張架されている。
保持レバー支持軸11との間には、当該ラッチ板28を
連結軸21を支点として反時計方向に回転付勢するため
の引張コイルバネ30が張架されている。
【0038】前記フレーム7の左側の側壁の上部には、
前記ラッチ板28の自由端部近傍と選択的に当接摺動す
るカム部32が形成されている。
前記ラッチ板28の自由端部近傍と選択的に当接摺動す
るカム部32が形成されている。
【0039】而して、例えば封筒2の封緘をするには、
先ず図5に示すように、封筒載置台3上に、サイドゲー
ジ4に沿って、封筒2の折曲位置が折溝5に対応するよ
うに封筒2の裏面を上向きにして載置する。
先ず図5に示すように、封筒載置台3上に、サイドゲー
ジ4に沿って、封筒2の折曲位置が折溝5に対応するよ
うに封筒2の裏面を上向きにして載置する。
【0040】次いで、作業者が折曲ユニット17の上部
の把手22を把持して左方向に往動させると、前記ユニ
ット保持レバー18、19が反時計方向に回転し、折曲
ユニット17は初期の姿勢を保有しつつ封止ローラ9の
上方で大型の円弧軌道上を左方向に往動する(図1およ
び図7(A)参照)。
の把手22を把持して左方向に往動させると、前記ユニ
ット保持レバー18、19が反時計方向に回転し、折曲
ユニット17は初期の姿勢を保有しつつ封止ローラ9の
上方で大型の円弧軌道上を左方向に往動する(図1およ
び図7(A)参照)。
【0041】そして、折曲ユニット17が封筒2の上部
に位置し、更に下方に押下すると、前記封筒2の折曲位
置が折溝5と折刃24にて挟圧されて、蓋部2aが上方
に中間位置まで折曲され、同時に、スポンジ体23が封
筒2の本体部2bに軽く圧接され、前記蓋部2aと接触
する部位に接着剤(若しくは溶剤)が塗布されることに
なる(図2および図7(B)参照)。
に位置し、更に下方に押下すると、前記封筒2の折曲位
置が折溝5と折刃24にて挟圧されて、蓋部2aが上方
に中間位置まで折曲され、同時に、スポンジ体23が封
筒2の本体部2bに軽く圧接され、前記蓋部2aと接触
する部位に接着剤(若しくは溶剤)が塗布されることに
なる(図2および図7(B)参照)。
【0042】なお、このとき前記ユニット保持レバー1
9が反時計方向に回転するので、それに従いラッチ板2
8がトーションバネ31の弾発力に抗して右方に移動
し、当該ラッチ板28の先端部は、引張コイルバネ30
の弾発力によって、フレーム7のカム部32から離間し
て、ラッチ板28の係合凹所29が係合軸20と係合す
る(図2参照)。
9が反時計方向に回転するので、それに従いラッチ板2
8がトーションバネ31の弾発力に抗して右方に移動
し、当該ラッチ板28の先端部は、引張コイルバネ30
の弾発力によって、フレーム7のカム部32から離間し
て、ラッチ板28の係合凹所29が係合軸20と係合す
る(図2参照)。
【0043】この時点では、保持レバー10および係合
軸20には、これを反時計方向に回転させるトルクは生
ぜず、封止ローラ9は停止している。
軸20には、これを反時計方向に回転させるトルクは生
ぜず、封止ローラ9は停止している。
【0044】次いで、作業者が折曲ユニット17を右方
向に復動させると、前記ユニット保持レバー18、19
が時計方向に反転し、折曲ユニット17は初期の姿勢を
保有しつつ封止ローラ9の上方で大型の円弧軌道上を右
方向に復動する(図3および図7(C)参照)。
向に復動させると、前記ユニット保持レバー18、19
が時計方向に反転し、折曲ユニット17は初期の姿勢を
保有しつつ封止ローラ9の上方で大型の円弧軌道上を右
方向に復動する(図3および図7(C)参照)。
【0045】この時、ラッチ板28がトーションバネ3
1の弾発力に抗して左方に移動するが、ラッチ板28の
係合凹所29が係合軸20と係合しているので、保持レ
バー10は保持レバー支持軸11を支点としてトーショ
ンバネ31の弾発力に抗して反時計方向に回転する。
1の弾発力に抗して左方に移動するが、ラッチ板28の
係合凹所29が係合軸20と係合しているので、保持レ
バー10は保持レバー支持軸11を支点としてトーショ
ンバネ31の弾発力に抗して反時計方向に回転する。
【0046】そうすると、封止ローラ9が封筒載置台3
上を左方向に転動して、中間位置まで折曲されていた封
筒2の蓋部2aが、本体部2bに完全に折曲され、接着
される。
上を左方向に転動して、中間位置まで折曲されていた封
筒2の蓋部2aが、本体部2bに完全に折曲され、接着
される。
【0047】なお、このとき摺動体13は引張コイルバ
ネ14によって、下方向に引張付勢されているので、封
止ローラ9も封筒載置台3上に圧接されつつ転動するこ
とになる。
ネ14によって、下方向に引張付勢されているので、封
止ローラ9も封筒載置台3上に圧接されつつ転動するこ
とになる。
【0048】そして、折曲ユニット17を右方向に完全
に復動させ、待機位置まで帰還させると、ラッチ板28
が左方向に完全に移動し、ユニット保持レバー19の連
結軸21を支点として若干時計方向に回転する。
に復動させ、待機位置まで帰還させると、ラッチ板28
が左方向に完全に移動し、ユニット保持レバー19の連
結軸21を支点として若干時計方向に回転する。
【0049】前記ユニット保持レバー19の時計方向へ
の回転によって、ラッチ板28が左方向へ移動して、そ
の自由端部はカム部32の上方に対峙し、続いて前記連
結軸21が反対方向に回転するとともに、若干上方に移
動する。
の回転によって、ラッチ板28が左方向へ移動して、そ
の自由端部はカム部32の上方に対峙し、続いて前記連
結軸21が反対方向に回転するとともに、若干上方に移
動する。
【0050】そうすると、ラッチ板28は係合軸20を
中心として、若干反時計方向に回転し、これに伴って、
ラッチ板28の自由端部は、カム部32に当接し、更に
連結軸21が上方に移動するので、このカム部32への
当接部を支点としてラッチ板28は反時計方向に回転
し、係合軸20がラッチ板28の係合凹所29から離脱
した状態となり、保持レバー10は保持レバー支持軸1
1を支点としてトーションバネ31の弾発力によって時
計方向に回転する。
中心として、若干反時計方向に回転し、これに伴って、
ラッチ板28の自由端部は、カム部32に当接し、更に
連結軸21が上方に移動するので、このカム部32への
当接部を支点としてラッチ板28は反時計方向に回転
し、係合軸20がラッチ板28の係合凹所29から離脱
した状態となり、保持レバー10は保持レバー支持軸1
1を支点としてトーションバネ31の弾発力によって時
計方向に回転する。
【0051】それに伴い封止ローラ9は封筒載置台3上
を右方向に転動して、待機位置まで帰還する(図3およ
び図7(D)参照)。
を右方向に転動して、待機位置まで帰還する(図3およ
び図7(D)参照)。
【0052】かように、作業者が折曲ユニット17の上
部の把手22を把持して往復動させるだけで、封筒2へ
の接着剤25の付着、折曲位置での蓋部2aの折曲、お
よび完全な封止ができることになる。
部の把手22を把持して往復動させるだけで、封筒2へ
の接着剤25の付着、折曲位置での蓋部2aの折曲、お
よび完全な封止ができることになる。
【0053】なお、本実施の形態では、ユニット保持レ
バー18、18、19、19にて2対の平行リンクを構
成し、折曲ユニット17は常時同一の姿勢を保持しつ
つ、封筒載置台3の上方の円弧軌道上を往復動するよう
に構成されているが、2対の平行リンクに代えて、固定
歯車とアイドラを利用して、折曲ユニット17を上記と
同様に移動させることも可能である。
バー18、18、19、19にて2対の平行リンクを構
成し、折曲ユニット17は常時同一の姿勢を保持しつ
つ、封筒載置台3の上方の円弧軌道上を往復動するよう
に構成されているが、2対の平行リンクに代えて、固定
歯車とアイドラを利用して、折曲ユニット17を上記と
同様に移動させることも可能である。
【0054】また、封止ローラ9を封筒載置台3上に圧
接させて転動させる手段も種々のものが考えられ、本実
施の形態にのみ拘泥するものではない。
接させて転動させる手段も種々のものが考えられ、本実
施の形態にのみ拘泥するものではない。
【0055】更に、封筒2の本体部2bへ付着させる液
体若しくはゲル状体としては、接着剤25そのものでも
よいが、本体部2bに予め接着剤が塗布され乾燥されて
いるものにあっては、液体としての水などの溶剤を接着
剤に塗布することも可能であり、また、本発明において
は、ゲル状体には固形若しくは半固形のものも含まれる
ものである。
体若しくはゲル状体としては、接着剤25そのものでも
よいが、本体部2bに予め接着剤が塗布され乾燥されて
いるものにあっては、液体としての水などの溶剤を接着
剤に塗布することも可能であり、また、本発明において
は、ゲル状体には固形若しくは半固形のものも含まれる
ものである。
【0056】
【発明の効果】第1の主要な発明では、袋体の蓋部を中
間位置まで折曲すると同時に、前記本体部の、前記蓋部
と接触する部位に接着剤や溶剤等の液体若しくはゲル状
体を付着した後、前記蓋部の、前記本体部と接触する部
位と反対側から押圧部材を押圧させるので、前記蓋部を
中間位置までの折曲と、本体部への接着剤や溶剤の付着
が同時に行え、その後押圧部材によって連続的に蓋部が
本体部側に完全に折曲され封止、接着されるので、安
価、小型で構造が簡単であるにもかかわらず、高能率に
封緘作業を実施できる。
間位置まで折曲すると同時に、前記本体部の、前記蓋部
と接触する部位に接着剤や溶剤等の液体若しくはゲル状
体を付着した後、前記蓋部の、前記本体部と接触する部
位と反対側から押圧部材を押圧させるので、前記蓋部を
中間位置までの折曲と、本体部への接着剤や溶剤の付着
が同時に行え、その後押圧部材によって連続的に蓋部が
本体部側に完全に折曲され封止、接着されるので、安
価、小型で構造が簡単であるにもかかわらず、高能率に
封緘作業を実施できる。
【0057】第2の主要な発明では、袋体が載置される
袋体載置台と、袋体載置台上で、袋体の蓋部を中間位置
まで折曲すると同時に、前記本体部の、前記蓋部と接触
する部位に接着剤や溶剤等の液体若しくはゲル状体を付
着させる折曲ユニットと、当該折曲ユニットの動作に連
動し、前記蓋部の、前記本体部と接触する部位と反対側
から押圧する押圧部材とが具備されているので、前記蓋
部を中間位置までの折曲と、本体部への接着剤や溶剤の
付着が同時に行え、その後押圧部材によって連続的に蓋
部が本体部側に完全に折曲され封止、接着されることに
なる。
袋体載置台と、袋体載置台上で、袋体の蓋部を中間位置
まで折曲すると同時に、前記本体部の、前記蓋部と接触
する部位に接着剤や溶剤等の液体若しくはゲル状体を付
着させる折曲ユニットと、当該折曲ユニットの動作に連
動し、前記蓋部の、前記本体部と接触する部位と反対側
から押圧する押圧部材とが具備されているので、前記蓋
部を中間位置までの折曲と、本体部への接着剤や溶剤の
付着が同時に行え、その後押圧部材によって連続的に蓋
部が本体部側に完全に折曲され封止、接着されることに
なる。
【0058】従って、安価、小型で構造が簡単であるに
もかかわらず、高能率に封緘作業を実施できる。
もかかわらず、高能率に封緘作業を実施できる。
【0059】第3の主要は発明では、袋体載置台の、袋
体の折曲位置に対応する部位に折溝が形成され、折曲ユ
ニットには前記折溝に嵌入し得る折刃および液体若しく
はゲル状体が付着する担体が隣設されており、押圧部材
は封止ローラにて形成されているので、折溝上に袋体の
折曲位置を合致せしめ、折曲ユニットが折溝の上部から
垂下すると、袋体の折曲位置は折曲ユニットの折刃と前
記折溝によって挟圧されて中間位置まで折曲され、同時
に担体が本体部に接触して液体若しくはゲル状体を付着
させ、ついで蓋部は封止ローラによって完全に折曲され
封止、接着されることになる。
体の折曲位置に対応する部位に折溝が形成され、折曲ユ
ニットには前記折溝に嵌入し得る折刃および液体若しく
はゲル状体が付着する担体が隣設されており、押圧部材
は封止ローラにて形成されているので、折溝上に袋体の
折曲位置を合致せしめ、折曲ユニットが折溝の上部から
垂下すると、袋体の折曲位置は折曲ユニットの折刃と前
記折溝によって挟圧されて中間位置まで折曲され、同時
に担体が本体部に接触して液体若しくはゲル状体を付着
させ、ついで蓋部は封止ローラによって完全に折曲され
封止、接着されることになる。
【0060】従って、折刃と折溝および封止ローラによ
る簡単な構造の装置によって、高能率に封緘作業を実施
できる。
る簡単な構造の装置によって、高能率に封緘作業を実施
できる。
【0061】第4の主要は発明では、折曲ユニットの待
機位置に、接着剤や溶剤等の液体若しくはゲル状体を貯
溜する貯溜部が設けられ、折曲ユニットが待機位置にあ
るとき、前記担体は貯溜部に貯溜されている液体若しく
はゲル状体に接触しているので、液体若しくはゲル状体
がその担体から蒸発しても、新たな液体若しくはゲル状
体が常時供給されることになる。
機位置に、接着剤や溶剤等の液体若しくはゲル状体を貯
溜する貯溜部が設けられ、折曲ユニットが待機位置にあ
るとき、前記担体は貯溜部に貯溜されている液体若しく
はゲル状体に接触しているので、液体若しくはゲル状体
がその担体から蒸発しても、新たな液体若しくはゲル状
体が常時供給されることになる。
【0062】従って、長時間使用することが可能とな
る。
る。
【0063】第5の主要は発明では、封止ローラの上方
を、折曲ユニットが待機位置から折曲位置に移動する間
は、前記封止ローラは待機位置に停止しており、折曲ユ
ニットが折曲位置から待機位置に帰還する際に、前記封
止ローラが往復動するので、折曲動作と液体若しくはゲ
ル状体付着動作が同時に実行され、折曲ユニットの帰還
動作と封止ローラの往復動作が同時に、効率よく実行さ
れる。
を、折曲ユニットが待機位置から折曲位置に移動する間
は、前記封止ローラは待機位置に停止しており、折曲ユ
ニットが折曲位置から待機位置に帰還する際に、前記封
止ローラが往復動するので、折曲動作と液体若しくはゲ
ル状体付着動作が同時に実行され、折曲ユニットの帰還
動作と封止ローラの往復動作が同時に、効率よく実行さ
れる。
【0064】従って、ワンタッチで瞬時に封緘作業を実
行することができる。
行することができる。
【0065】第6の主要は発明では、折曲ユニットは待
機位置にある封止ローラを跨ぐように円弧軌道を描くの
で、前記折曲ユニットと封止ローラが干渉することな
く、スムーズに動作することになる。
機位置にある封止ローラを跨ぐように円弧軌道を描くの
で、前記折曲ユニットと封止ローラが干渉することな
く、スムーズに動作することになる。
【図1】本発明の一実施の形態の、待機状態にある縦断
面図である。
面図である。
【図2】本発明の一実施の形態の、折曲および液体若し
くはゲル状体付着工程にある縦断面図である。
くはゲル状体付着工程にある縦断面図である。
【図3】本発明の一実施の形態の、完全封止工程にある
縦断面図である。
縦断面図である。
【図4】本発明の一実施の形態の、要部斜視図である。
【図5】本発明の一実施の形態の平面図である。
【図6】本発明の一実施の形態の横断面図である。
【図7】本発明の一実施の形態の、各工程を連続的に示
す模試図である。
す模試図である。
1 装置本体 2 封筒(袋体) 2a 封筒の蓋部 2b 封筒の本体部 3 封筒載置台 4 サイドゲージ 5 折溝 6 側壁 7 フレーム 8 ネジ 9 封止ローラ 10 保持レバー 11 保持レバー支持軸 12 連結桿 13 摺動体 14 引張コイルバネ 15 長孔 16 トーションバネ 17 折曲ユニット 18 ユニット保持レバー 19 ユニット保持レバー 20 係合軸2 21 連結軸 22 把手 23 スポンジ体 24 折刃 25 接着剤(溶剤) 26 接着剤溜(溶剤溜) 27 長孔 28 ラッチ板 29 係合凹所 30 引張コイルバネ 31 トーションバネ 32 フレームのカム部 33 シール部材
Claims (8)
- 【請求項1】封筒状の袋体の蓋部を、本体部側に折曲
し、液体若しくはゲル状体にて接着して封緘する方法に
おいて、 前記袋体の蓋部を中間位置まで折曲すると同時に、前記
本体部の、前記蓋部と接触する部位に液体若しくはゲル
状体を付着した後、前記蓋部の、前記本体部と接触する
部位と反対側から押圧部材を押圧させて、前記蓋部を本
体部側に完全に折曲して封止し、接着することを特徴と
する封緘方法。 - 【請求項2】封筒状の袋体の蓋部を、本体部側に折曲し
て液体若しくはゲル状体にて接着して封緘する装置にお
いて、 前記袋体が載置される袋体載置台と、前記袋体載置台上
で、袋体の蓋部を中間位置まで折曲すると同時に、前記
本体部の、前記蓋部と接触する部位に液体若しくはゲル
状体を付着させる折曲ユニットと、当該折曲ユニットの
動作に連動し、前記蓋部の、前記本体部と接触する部位
と反対側から押圧する押圧部材とが具備され、前記折曲
ユニットにて本体部に液体若しくはゲル状体を付着させ
た後に、前記押圧部材にて蓋部を本体部側に完全に折曲
して封止し、接着することを特徴とする封緘装置。 - 【請求項3】袋体載置台の、袋体の折曲位置に対応する
部位に折溝が形成され、折曲ユニットには前記折溝に嵌
入し得る折刃および液体若しくはゲル状体が付着する担
体が隣設されており、押圧部材は封止ローラにて形成さ
れている請求項2記載の封緘装置。 - 【請求項4】折曲ユニットが待機位置にあるとき、前記
担体は貯溜部に貯溜されている液体若しくはゲル状体に
接触している請求項3記載の封緘装置。 - 【請求項5】封止ローラの上方を、折曲ユニットが待機
位置から折曲位置に移動する間は、前記封止ローラは待
機位置に停止しており、折曲ユニットが折曲位置から待
機位置に帰還する際に、前記封止ローラが往復動して蓋
部を本体部側に完全に折曲して接着する請求項3若しく
は請求項4記載の封緘装置。 - 【請求項6】折曲ユニットは袋体載置台上を円弧状に往
復動するように構成され、封止ローラは当該折曲ユニッ
トと連動するように構成されており、前記折曲ユニット
が往動する際には封止ローラは待機位置に停止し、折曲
ユニットが復動する間に封止ローラが袋体載置台上を往
復転動する請求項3ないし請求項5のいずれかに記載の
封緘装置。 - 【請求項7】液体若しくはゲル状体は接着剤である請求
項2ないし請求項6のいずれかに記載の封緘装置。 - 【請求項8】液体は溶剤である請求項2ないし請求項6
のいずれかに記載の封緘装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35654496A JPH10167223A (ja) | 1996-12-04 | 1996-12-04 | 封緘方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35654496A JPH10167223A (ja) | 1996-12-04 | 1996-12-04 | 封緘方法および装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10167223A true JPH10167223A (ja) | 1998-06-23 |
Family
ID=18449564
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35654496A Pending JPH10167223A (ja) | 1996-12-04 | 1996-12-04 | 封緘方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10167223A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012017112A (ja) * | 2010-07-06 | 2012-01-26 | Duplo Seiko Corp | 封緘装置 |
JP2015134620A (ja) * | 2014-01-16 | 2015-07-27 | デュプロ精工株式会社 | 封緘装置 |
CN114618203A (zh) * | 2022-03-28 | 2022-06-14 | 杭州永昌锦纶有限公司 | 一种高性能锦纶超细旦纤维的预聚合处理系统及控制方法 |
-
1996
- 1996-12-04 JP JP35654496A patent/JPH10167223A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012017112A (ja) * | 2010-07-06 | 2012-01-26 | Duplo Seiko Corp | 封緘装置 |
JP2015134620A (ja) * | 2014-01-16 | 2015-07-27 | デュプロ精工株式会社 | 封緘装置 |
CN114618203A (zh) * | 2022-03-28 | 2022-06-14 | 杭州永昌锦纶有限公司 | 一种高性能锦纶超细旦纤维的预聚合处理系统及控制方法 |
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