JPH10167193A - 逆スラスト装置をガスタービンエンジンに連結する装置 - Google Patents
逆スラスト装置をガスタービンエンジンに連結する装置Info
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- JPH10167193A JPH10167193A JP9327368A JP32736897A JPH10167193A JP H10167193 A JPH10167193 A JP H10167193A JP 9327368 A JP9327368 A JP 9327368A JP 32736897 A JP32736897 A JP 32736897A JP H10167193 A JPH10167193 A JP H10167193A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B64—AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
- B64D—EQUIPMENT FOR FITTING IN OR TO AIRCRAFT; FLIGHT SUITS; PARACHUTES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF POWER PLANTS OR PROPULSION TRANSMISSIONS IN AIRCRAFT
- B64D29/00—Power-plant nacelles, fairings, or cowlings
- B64D29/06—Attaching of nacelles, fairings or cowlings
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02K—JET-PROPULSION PLANTS
- F02K1/00—Plants characterised by the form or arrangement of the jet pipe or nozzle; Jet pipes or nozzles peculiar thereto
- F02K1/78—Other construction of jet pipes
- F02K1/80—Couplings or connections
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ガスタービンエンジン(1)の外側カバー
(3)と、二つの連接ハーフシェル(16)からなる逆
スラスト装置(15)とを確実に連結する装置を提供す
る。 【解決手段】 逆スラスト装置(15)と外側カバー
(3)が、内側連結要素(35)と、外側カバー(3)
およびハーフシェル(16)のそれぞれに固定されてい
る外側連結要素(40)との相互挿入により連結されて
おり、外側連結要素(40)が径方向外向きの当り面
(50)を備えており、内側連結要素(35)が、閉鎖
位置では当り面(50)に重なり、開放位置では当り面
(50)から外れる複数の鎖錠装置(62)を備えてい
る。
(3)と、二つの連接ハーフシェル(16)からなる逆
スラスト装置(15)とを確実に連結する装置を提供す
る。 【解決手段】 逆スラスト装置(15)と外側カバー
(3)が、内側連結要素(35)と、外側カバー(3)
およびハーフシェル(16)のそれぞれに固定されてい
る外側連結要素(40)との相互挿入により連結されて
おり、外側連結要素(40)が径方向外向きの当り面
(50)を備えており、内側連結要素(35)が、閉鎖
位置では当り面(50)に重なり、開放位置では当り面
(50)から外れる複数の鎖錠装置(62)を備えてい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複流ターボファン
タイプのガスタービンエンジンで推進される航空機用の
逆スラスト装置、さらに詳しく述べると逆スラスト装置
とガスタービンエンジンとの連結に関するものである。
タイプのガスタービンエンジンで推進される航空機用の
逆スラスト装置、さらに詳しく述べると逆スラスト装置
とガスタービンエンジンとの連結に関するものである。
【0002】航空機用の推進装置には、ナセルに包まれ
て全体が支柱により航空機の構造物に連絡されているガ
スタービンエンジンが含まれる。このナセルは、ガスタ
ービンエンジンの幾何学的中心線のまわりにほぼ回転体
を形成している。そのナセルはそれ自体、とりわけ逆ス
ラスト装置がガスタービンエンジンの中央部と後部に設
けられている複数の機能的アセンブリで構成されてい
る。流線形と軽量という明確な理由で、該ナセルを構成
している各部は、薄鋼板でできた構造物であり、従っ
て、緊張線が有るにもかかわらず比較的に変形を受けや
すい。
て全体が支柱により航空機の構造物に連絡されているガ
スタービンエンジンが含まれる。このナセルは、ガスタ
ービンエンジンの幾何学的中心線のまわりにほぼ回転体
を形成している。そのナセルはそれ自体、とりわけ逆ス
ラスト装置がガスタービンエンジンの中央部と後部に設
けられている複数の機能的アセンブリで構成されてい
る。流線形と軽量という明確な理由で、該ナセルを構成
している各部は、薄鋼板でできた構造物であり、従っ
て、緊張線が有るにもかかわらず比較的に変形を受けや
すい。
【0003】ガスタービンエンジンや逆スラスト装置の
機械装置に容易に近づくことができるように、さらにガ
スタービンエンジンを容易に取り外せるように、一般に
ナセルを構成している機能的アセンブリ、とくに逆スラ
スト装置はハーフシェルで構成されており、それらのハ
ーフシェルは、ガスタービンエンジンの幾何学的中心線
とほぼ平行なヒンジでその一端が支柱に連接され、か
つ、その自由端により閉鎖位置で互いに鎖錠される。
機械装置に容易に近づくことができるように、さらにガ
スタービンエンジンを容易に取り外せるように、一般に
ナセルを構成している機能的アセンブリ、とくに逆スラ
スト装置はハーフシェルで構成されており、それらのハ
ーフシェルは、ガスタービンエンジンの幾何学的中心線
とほぼ平行なヒンジでその一端が支柱に連接され、か
つ、その自由端により閉鎖位置で互いに鎖錠される。
【0004】飛行中に航空機に制動をかけるために、逆
スラスト装置は、推進気流を一時的にガスタービンエン
ジンの上流にそらし、その結果、ガスタービンエンジン
の幾何学的中心線と平行に、前から後へ非常に大きな反
力を受けることになる。逆スラスト装置のハーフシェル
を支柱に連結するヒンジから、この反力を取り除くた
め、さらに鋼板に座屈変形を発生させがちな応力をハー
フシェルから取り除くために、このハーフシェルもま
た、ほぼガスタービンエンジンの幾何学的中心線に垂直
な面内での運動に従って、二つの環状連結要素の相互挿
入により、ガスタービンエンジンの外側カバーに閉鎖位
置で連結され、またヒンジの幾何学的中心線による回転
では、連結要素の一方は内側固定連結要素であってガス
タービンエンジンの外側カバーと連動しており、連結要
素の他方は外側可動連結要素であって逆スラスト装置の
ハーフシェルのそれぞれと連動している。固定連結要素
は、その開きが径方向に外側に向けられた、例えばU字
形またはV字形の、環状溝であるが、一方、可動連結要
素は、逆スラスト装置のハーフシェルのそれぞれと固定
されている二つのナイフエッジ(Couteaux)で
構成されており、これらのナイフエッジは、該環状溝に
相補的な形状であって、逆スラスト装置のハーフシェル
が閉鎖位置にあるときに前記溝にはまり込む。さらに、
可動連結要素にも溝が設けられ、また固定連結要素にも
ナイフエッジが設けられる場合があることに注意する。
このような配置では、軸方向反力が、外側カバー及び逆
スラスト装置のハーフシェルの外周のほぼ全体に一様に
分散されることがわかる。さらに、この配置では、ガス
タービンエンジンと逆スラスト装置の相互のセンタリン
グが保証されることもわかる。
スラスト装置は、推進気流を一時的にガスタービンエン
ジンの上流にそらし、その結果、ガスタービンエンジン
の幾何学的中心線と平行に、前から後へ非常に大きな反
力を受けることになる。逆スラスト装置のハーフシェル
を支柱に連結するヒンジから、この反力を取り除くた
め、さらに鋼板に座屈変形を発生させがちな応力をハー
フシェルから取り除くために、このハーフシェルもま
た、ほぼガスタービンエンジンの幾何学的中心線に垂直
な面内での運動に従って、二つの環状連結要素の相互挿
入により、ガスタービンエンジンの外側カバーに閉鎖位
置で連結され、またヒンジの幾何学的中心線による回転
では、連結要素の一方は内側固定連結要素であってガス
タービンエンジンの外側カバーと連動しており、連結要
素の他方は外側可動連結要素であって逆スラスト装置の
ハーフシェルのそれぞれと連動している。固定連結要素
は、その開きが径方向に外側に向けられた、例えばU字
形またはV字形の、環状溝であるが、一方、可動連結要
素は、逆スラスト装置のハーフシェルのそれぞれと固定
されている二つのナイフエッジ(Couteaux)で
構成されており、これらのナイフエッジは、該環状溝に
相補的な形状であって、逆スラスト装置のハーフシェル
が閉鎖位置にあるときに前記溝にはまり込む。さらに、
可動連結要素にも溝が設けられ、また固定連結要素にも
ナイフエッジが設けられる場合があることに注意する。
このような配置では、軸方向反力が、外側カバー及び逆
スラスト装置のハーフシェルの外周のほぼ全体に一様に
分散されることがわかる。さらに、この配置では、ガス
タービンエンジンと逆スラスト装置の相互のセンタリン
グが保証されることもわかる。
【0005】とりわけ径方向の遠心力の影響を受けて、
逆スラスト装置のハーフシェル、あるいは、該ハーフシ
ェルの剛性に関与するあらゆる要素が変形すると、該溝
に対して、該ナイフエッジがはずれ、その結果、逆スラ
スト装置とガスタービンエンジンが分離する場合があ
る。例えば、羽根の偶然の破損に起因するガスタービン
エンジンの動的バランスの欠陥からも、このようなはず
れが起こり得る。従って、この問題は、以下の条件で溝
からナイフエッジがはずれないようにすることにある。
逆スラスト装置のハーフシェル、あるいは、該ハーフシ
ェルの剛性に関与するあらゆる要素が変形すると、該溝
に対して、該ナイフエッジがはずれ、その結果、逆スラ
スト装置とガスタービンエンジンが分離する場合があ
る。例えば、羽根の偶然の破損に起因するガスタービン
エンジンの動的バランスの欠陥からも、このようなはず
れが起こり得る。従って、この問題は、以下の条件で溝
からナイフエッジがはずれないようにすることにある。
【0006】・ 逆スラスト装置のハーフシェルが任意
に開くのを妨げない。
に開くのを妨げない。
【0007】・ 推進装置の重量を大幅に増さない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この問題を解決するた
めに、本発明は、前述のタイプのガスタービンエンジン
に逆スラスト装置を連結する装置で、以下の手段を備え
ることを特徴とする装置を提案している。
めに、本発明は、前述のタイプのガスタービンエンジン
に逆スラスト装置を連結する装置で、以下の手段を備え
ることを特徴とする装置を提案している。
【0009】a)径方向外側の鎖錠面、すなわち当り面
(portees)が外側連結要素に設けられている。
(portees)が外側連結要素に設けられている。
【0010】b)複数の鎖錠装置(penes de
verrouillage)が、ガスタービンエンジン
の外側カバー上で固定連結要素の近くに設けられてお
り、 ・ 制限された遊びで鎖錠装置が当り面の上にくる閉鎖
位置、および ・ 鎖錠装置が当り面の上にこない開放位置であって、 ・ 各鎖錠装置の移動が、ガスタービンエンジンの幾何
学的中心線(l′axegeometrique)に対し
て幾何学的径方向直線にほぼ垂直な面内で行われると共
に、幾何学的直線が当り面において鎖錠装置の重なり得
る場所を通るような、二つの位置を含む。
verrouillage)が、ガスタービンエンジン
の外側カバー上で固定連結要素の近くに設けられてお
り、 ・ 制限された遊びで鎖錠装置が当り面の上にくる閉鎖
位置、および ・ 鎖錠装置が当り面の上にこない開放位置であって、 ・ 各鎖錠装置の移動が、ガスタービンエンジンの幾何
学的中心線(l′axegeometrique)に対し
て幾何学的径方向直線にほぼ垂直な面内で行われると共
に、幾何学的直線が当り面において鎖錠装置の重なり得
る場所を通るような、二つの位置を含む。
【0011】c)開放位置から閉鎖位置まで鎖錠装置を
同時に移動させる制御手段。
同時に移動させる制御手段。
【0012】制限された遊びで鎖錠装置が外側当り面の
上にくると、これらの鎖錠装置は、局部的に外側連結要
素が内側連結要素から径方向に離れないようにする効果
があり、その結果、とりわけ、逆スラスト装置のハーフ
シェル内に生じた径方向の遠心力の影響を受けても、前
記連結要素が分離しないようにしていることがわかる。
上にくると、これらの鎖錠装置は、局部的に外側連結要
素が内側連結要素から径方向に離れないようにする効果
があり、その結果、とりわけ、逆スラスト装置のハーフ
シェル内に生じた径方向の遠心力の影響を受けても、前
記連結要素が分離しないようにしていることがわかる。
【0013】さらに、このように逆スラスト装置のハー
フシェルを外側カバーと一体化していることから、これ
らのハーフシェルの制限された剛性を補償できることも
わかる。この効果は、外側カバーの外周に沿って十分な
線密度(densite lineaire)で鎖錠装置を一様に分散さ
せることで向上する。このようにすれば、以下のことが
実行できる。
フシェルを外側カバーと一体化していることから、これ
らのハーフシェルの制限された剛性を補償できることも
わかる。この効果は、外側カバーの外周に沿って十分な
線密度(densite lineaire)で鎖錠装置を一様に分散さ
せることで向上する。このようにすれば、以下のことが
実行できる。
【0014】・ もっと大きい外力で逆スラスト装置を
利用するか、あるいは、 ・ 逆スラスト装置に固有の強度及び剛性を減らし、従
って、その質量を減らす。
利用するか、あるいは、 ・ 逆スラスト装置に固有の強度及び剛性を減らし、従
って、その質量を減らす。
【0015】さらに、制御手段により、すばやく鎖錠装
置を「開放」位置に置くことができ、従って本発明は、
逆スラスト装置のハーフシェルが任意に開くのを妨げな
いこともわかる。
置を「開放」位置に置くことができ、従って本発明は、
逆スラスト装置のハーフシェルが任意に開くのを妨げな
いこともわかる。
【0016】有利には、鎖錠装置は、制御手段に存在す
る寄生力あるいは障害力(forces parasi
tes)に打ち勝つだけの力をバネに付加して「閉鎖」
位置に押しやる。このような配置にすれば、以下のこと
を同時に実行できる。
る寄生力あるいは障害力(forces parasi
tes)に打ち勝つだけの力をバネに付加して「閉鎖」
位置に押しやる。このような配置にすれば、以下のこと
を同時に実行できる。
【0017】・ 例えばナセルに存在している振動の影
響を受けても、不適時に鎖錠装置を「閉鎖」位置から
「開放」位置に移せないようにする。
響を受けても、不適時に鎖錠装置を「閉鎖」位置から
「開放」位置に移せないようにする。
【0018】・ 逆スラスト装置のシェルが閉鎖じた後
に、鎖錠装置を「閉鎖」位置に戻すことを忘れるのを予
防する。
に、鎖錠装置を「閉鎖」位置に戻すことを忘れるのを予
防する。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の実施態様
では、鎖錠装置は、径方向のヒンジ軸(axes d′
articulation)を中心に回転するように取
り付けられており、それぞれ制御レバーを備えており、
その制御レバーの自由端は、ケーブルか、あるいはそれ
自体制御レバーに連結されている環状域につながれる。
鎖錠装置は、ヒンジ軸と同心的にコイルバネを配して、
それぞれ閉鎖位置に自動的に戻される。
では、鎖錠装置は、径方向のヒンジ軸(axes d′
articulation)を中心に回転するように取
り付けられており、それぞれ制御レバーを備えており、
その制御レバーの自由端は、ケーブルか、あるいはそれ
自体制御レバーに連結されている環状域につながれる。
鎖錠装置は、ヒンジ軸と同心的にコイルバネを配して、
それぞれ閉鎖位置に自動的に戻される。
【0020】より経済的であるという理由で好ましい実
施態様では、鎖錠装置は、並進運動に従って環状溝を滑
動するが、環状溝に配設された線形カム(came l
ineaire)でそれぞれ駆動され、またカム自体
も、レバーで並進運動中に駆動される。
施態様では、鎖錠装置は、並進運動に従って環状溝を滑
動するが、環状溝に配設された線形カム(came l
ineaire)でそれぞれ駆動され、またカム自体
も、レバーで並進運動中に駆動される。
【0021】本発明の別の実施態様では、鎖錠装置は、
逆スラスト装置の液圧回路とは無関係の液圧ラッチ(v
errous hydrauliques)で駆動され
るか、あるいは、逆スラスト装置の液圧回路で制御され
る。これらの液圧ラッチは、当業者には公知のものであ
る。
逆スラスト装置の液圧回路とは無関係の液圧ラッチ(v
errous hydrauliques)で駆動され
るか、あるいは、逆スラスト装置の液圧回路で制御され
る。これらの液圧ラッチは、当業者には公知のものであ
る。
【0022】本発明は、二つの実施例と添付図面を見れ
ば、より良く理解され、また、本発明から得られる効果
がより明らかになるであろう。
ば、より良く理解され、また、本発明から得られる効果
がより明らかになるであろう。
【0023】
【発明の実施の形態】まず最初に、図1を参照する。幾
何学的中心線2のガスタービンエンジン1は、複流タイ
プであって、とりわけ外側カバー3(この場合には、
「送風カバー」とも呼ばれる)と、複数のアーム5によ
り外部カバー3に連結された内側カバー4を備え、これ
らのカバー3と4は、幾何学的中心線2のまわりでほぼ
回転体を形成している。ガスタービンエンジン1は、図
には示されていない航空機の翼から下がる支柱10に、
一組の連結リンク6を使って吊るされる。
何学的中心線2のガスタービンエンジン1は、複流タイ
プであって、とりわけ外側カバー3(この場合には、
「送風カバー」とも呼ばれる)と、複数のアーム5によ
り外部カバー3に連結された内側カバー4を備え、これ
らのカバー3と4は、幾何学的中心線2のまわりでほぼ
回転体を形成している。ガスタービンエンジン1は、図
には示されていない航空機の翼から下がる支柱10に、
一組の連結リンク6を使って吊るされる。
【0024】逆スラスト装置15は二つのハーフシェル
16で構成されており、それらのハーフシェルの一端1
7は、幾何学的中心線2とほぼ平行に配設された一組の
ヒンジ18により、支柱10に連結されている。これら
二つのハーフシェル16は、それらの他端19と鎖錠手
段20により、閉鎖位置で互いに鎖錠される。支材21
により各ハーフシェル16を開放位置に保つが、そのと
き、該支材の一端22はハーフシェル16に連接し、ま
た、その他端は外側カバー3に連接する。
16で構成されており、それらのハーフシェルの一端1
7は、幾何学的中心線2とほぼ平行に配設された一組の
ヒンジ18により、支柱10に連結されている。これら
二つのハーフシェル16は、それらの他端19と鎖錠手
段20により、閉鎖位置で互いに鎖錠される。支材21
により各ハーフシェル16を開放位置に保つが、そのと
き、該支材の一端22はハーフシェル16に連接し、ま
た、その他端は外側カバー3に連接する。
【0025】次に図2を参照する。ナセル11と呼ばれ
る全体部は、後部に二つのハーフシェル16で構成され
る逆スラスト装置15と、前部に同様に二つのハーフシ
ェル13で構成される空気取入れ口12から成ってお
り、それらの内壁と外壁13aと13bは、ハーフシェ
ル16の内壁と外壁16aと16bとともに、空力的な
連続性を成している。
る全体部は、後部に二つのハーフシェル16で構成され
る逆スラスト装置15と、前部に同様に二つのハーフシ
ェル13で構成される空気取入れ口12から成ってお
り、それらの内壁と外壁13aと13bは、ハーフシェ
ル16の内壁と外壁16aと16bとともに、空力的な
連続性を成している。
【0026】逆スラスト装置15が、作動中に前から後
ろへ著しい反力24を受けるために、ガスタービンエン
ジン1と逆スラスト装置15との全体は、方向24に沿
って連結手段30も備えている。
ろへ著しい反力24を受けるために、ガスタービンエン
ジン1と逆スラスト装置15との全体は、方向24に沿
って連結手段30も備えている。
【0027】次に図3を参照する。外側カバー3には、
その後方端に環状のフランジ3aが備えられており、該
フランジは径方向に外に延びて、幾何学的中心線2に垂
直で、かつ、後方向きの支持面3bを含むが、この支持
面3bは、径方向に外に向かって肩部3cで境界が設け
られている。外側カバー3の内壁は、防音ボード3dを
張っている。
その後方端に環状のフランジ3aが備えられており、該
フランジは径方向に外に延びて、幾何学的中心線2に垂
直で、かつ、後方向きの支持面3bを含むが、この支持
面3bは、径方向に外に向かって肩部3cで境界が設け
られている。外側カバー3の内壁は、防音ボード3dを
張っている。
【0028】連結手段30は、まず最初に、リング状の
内側固定連結要素35で、外側カバー3に固定されてい
るものを備えている。内側連結要素35は、それ自体、
順々に後ろから前に、径方向外側に向けられた環状溝3
6、円筒区間37、および、肩部3cによるセンタリン
グとともに支持面3bで支えられるフランジ38から成
っており、フランジ38は、フランジ3aと38で形成
されるすべての外周に一様に分散させた複数のボルト3
9を用いて、フランジ3aに継ぎ合わせておき、このよ
うにすることで、溝36に加えられた力を、外側カバー
3に対する過度の応力の集中もなく、伝えることができ
る。
内側固定連結要素35で、外側カバー3に固定されてい
るものを備えている。内側連結要素35は、それ自体、
順々に後ろから前に、径方向外側に向けられた環状溝3
6、円筒区間37、および、肩部3cによるセンタリン
グとともに支持面3bで支えられるフランジ38から成
っており、フランジ38は、フランジ3aと38で形成
されるすべての外周に一様に分散させた複数のボルト3
9を用いて、フランジ3aに継ぎ合わせておき、このよ
うにすることで、溝36に加えられた力を、外側カバー
3に対する過度の応力の集中もなく、伝えることができ
る。
【0029】さらに連結手段30には、ハーフシェル1
6に連動しているナイフエッジ41でそれぞれ構成され
る外側連結要素40も備えられ、ナイフエッジ41は、
溝36と向き合って配置され、溝36の形状と相補的な
形状を有し、ハーフシェル16が、図1に参照番号18
で示されるそれらのヒンジを中心とした回転により閉鎖
位置に閉鎖められるときに、その溝36に入り込む。溝
36の底にエラストマ製の環状パッキング47を設け
て、該パッキングにナイフエッジ41を押し当てること
により、逆スラスト装置15のハーフシェル16と外側
カバー3間の気密性が保証できるようになっている。
6に連動しているナイフエッジ41でそれぞれ構成され
る外側連結要素40も備えられ、ナイフエッジ41は、
溝36と向き合って配置され、溝36の形状と相補的な
形状を有し、ハーフシェル16が、図1に参照番号18
で示されるそれらのヒンジを中心とした回転により閉鎖
位置に閉鎖められるときに、その溝36に入り込む。溝
36の底にエラストマ製の環状パッキング47を設け
て、該パッキングにナイフエッジ41を押し当てること
により、逆スラスト装置15のハーフシェル16と外側
カバー3間の気密性が保証できるようになっている。
【0030】ナイフエッジ41は横方向へは、ハーフシ
ェル16の金具にボルト締めされたフランジ42(部分
的に図示)まで延びており、また外方向へは、ボルト4
5でハーフシェル16の金具44に連結された第二のフ
ランジ43まで延びている。
ェル16の金具にボルト締めされたフランジ42(部分
的に図示)まで延びており、また外方向へは、ボルト4
5でハーフシェル16の金具44に連結された第二のフ
ランジ43まで延びている。
【0031】次に図4を参照する。ナイフエッジ41
は、当り面、すなわち幾何学的中心線2に中心を置く円
筒弧形の表面50を備え、当り面50は径方向外側を向
いており、フランジ38の側から解放される。肉厚留め
金あるいは肉厚くさび51は、当り面50に押し当てて
配置され、金具44に沿ってフランジ52まで延びてお
り、フランジ52は、ボルト45によりつば43および
金具44に連結され、またボルト45よりも外側にある
第二の一組のボルト53により金具44に連結されてい
る。さらに肉厚留め金51は、当り面、すなわち、幾何
学的中心線2に中心を置く円筒弧形の表面54も備えて
おり、当り面54は、径方向に外向きであって、フラン
ジ38の側から解放される。
は、当り面、すなわち幾何学的中心線2に中心を置く円
筒弧形の表面50を備え、当り面50は径方向外側を向
いており、フランジ38の側から解放される。肉厚留め
金あるいは肉厚くさび51は、当り面50に押し当てて
配置され、金具44に沿ってフランジ52まで延びてお
り、フランジ52は、ボルト45によりつば43および
金具44に連結され、またボルト45よりも外側にある
第二の一組のボルト53により金具44に連結されてい
る。さらに肉厚留め金51は、当り面、すなわち、幾何
学的中心線2に中心を置く円筒弧形の表面54も備えて
おり、当り面54は、径方向に外向きであって、フラン
ジ38の側から解放される。
【0032】肉厚留め金51の機能は、当り面50、従
ってナイフエッジ41に連結された当り面と同等な当り
面54であって、当り面50よりも径方向外側にある当
り面54を提供することにある。
ってナイフエッジ41に連結された当り面と同等な当り
面54であって、当り面50よりも径方向外側にある当
り面54を提供することにある。
【0033】支持体60は、幾何学的中心線2に中心を
置く扇形の形状を呈し、この支持体60は、固定連結要
素35の円筒領域37で径方向に支えられ、さらに支持
体60は、フランジ38でも支えられて、ボルト39に
より、このフランジ38にも、外側カバー3のフランジ
3aにも連結される。ボルト39のネジ頭は、支持体6
0に設けた穴61に埋め込まれる。複数の鎖錠装置62
は、この同一支持体60を中心に回転するように取り付
けて、その回転が、ほぼ径方向、言い換えれば幾何学的
中心線2に垂直で、かつ、一点で交わる幾何学的回転中
心線63に従って行われる。そのために、鎖錠装置62
は、それぞれ、幾何学的中心線63に従って支持体60
の中で回転するヒンジ軸64にピンで固定されている。
ヒンジ軸64は支持体60から突出し、このヒンジ軸6
4には、フォーク65もまた、ピンで固定される。この
フォーク65は、幾何学的中心線63に従って該フォー
クを回転させることのできる手段66で駆動されて、こ
の回転運動が、ヒンジ軸64により鎖錠装置62に伝達
される。鎖錠装置62は、支持体60に設けられた穴6
7に収められるが、この穴にはヒンジ軸64が貫通して
おり、鎖錠装置62は、穴67の内壁により、幾何学的
中心線63に従って制限された遊びでの移動中に位置が
設定される。鎖錠装置62には、閉鎖位置で当り面54
の上にくる端62aも備えられており、この端62a
は、開放位置で穴67に収められ、鎖錠装置62が、幾
何学的中心線63に従って、開放位置から閉鎖位置へ、
また、その逆方向に回転する。コイルバネ68は、ヒン
ジ軸64のまわりに巻き付けられて、支持体60とフォ
ーク65のそれぞれに連動している二つの分岐バネから
成っており、鎖錠装置62の端62aが自動的に当り面
54の上にくるようにするだけのトルクで、このバネ6
8に、ねじりプレストレスをかけることにより、ナイフ
エッジ41が溝36から抜け出ることができず、その結
果、ハーフシェル16が開放される。
置く扇形の形状を呈し、この支持体60は、固定連結要
素35の円筒領域37で径方向に支えられ、さらに支持
体60は、フランジ38でも支えられて、ボルト39に
より、このフランジ38にも、外側カバー3のフランジ
3aにも連結される。ボルト39のネジ頭は、支持体6
0に設けた穴61に埋め込まれる。複数の鎖錠装置62
は、この同一支持体60を中心に回転するように取り付
けて、その回転が、ほぼ径方向、言い換えれば幾何学的
中心線2に垂直で、かつ、一点で交わる幾何学的回転中
心線63に従って行われる。そのために、鎖錠装置62
は、それぞれ、幾何学的中心線63に従って支持体60
の中で回転するヒンジ軸64にピンで固定されている。
ヒンジ軸64は支持体60から突出し、このヒンジ軸6
4には、フォーク65もまた、ピンで固定される。この
フォーク65は、幾何学的中心線63に従って該フォー
クを回転させることのできる手段66で駆動されて、こ
の回転運動が、ヒンジ軸64により鎖錠装置62に伝達
される。鎖錠装置62は、支持体60に設けられた穴6
7に収められるが、この穴にはヒンジ軸64が貫通して
おり、鎖錠装置62は、穴67の内壁により、幾何学的
中心線63に従って制限された遊びでの移動中に位置が
設定される。鎖錠装置62には、閉鎖位置で当り面54
の上にくる端62aも備えられており、この端62a
は、開放位置で穴67に収められ、鎖錠装置62が、幾
何学的中心線63に従って、開放位置から閉鎖位置へ、
また、その逆方向に回転する。コイルバネ68は、ヒン
ジ軸64のまわりに巻き付けられて、支持体60とフォ
ーク65のそれぞれに連動している二つの分岐バネから
成っており、鎖錠装置62の端62aが自動的に当り面
54の上にくるようにするだけのトルクで、このバネ6
8に、ねじりプレストレスをかけることにより、ナイフ
エッジ41が溝36から抜け出ることができず、その結
果、ハーフシェル16が開放される。
【0034】変形実施例では、ボルト39がヒンジ軸6
4からずらされ、支持体60の位置が下げられて、穴6
7が穴61と一体となれば、鎖錠装置62の端62a
は、当り面50からわずかに上にくる。その結果、肉厚
留め金51は不要となり、鎖錠装置62は、じかに当り
面50に作用して、ナイフエッジ41が抜け出られない
ようにする。
4からずらされ、支持体60の位置が下げられて、穴6
7が穴61と一体となれば、鎖錠装置62の端62a
は、当り面50からわずかに上にくる。その結果、肉厚
留め金51は不要となり、鎖錠装置62は、じかに当り
面50に作用して、ナイフエッジ41が抜け出られない
ようにする。
【0035】次に図5を参照する。この例では、支持体
60は三つの鎖錠装置62を備え、それらの鎖錠装置は
それぞれ、閉鎖じる方向ではバネ68で駆動され、また
開く方向ではケーブル66aで駆動されてフォーク65
に作用し、この運動が、連結リンク66bを介してその
他のフォーク65に伝えられる。この場合、ケーブル6
6aと連結リンク66bは、図4の参照番号66で示さ
れる駆動手段を構成している。
60は三つの鎖錠装置62を備え、それらの鎖錠装置は
それぞれ、閉鎖じる方向ではバネ68で駆動され、また
開く方向ではケーブル66aで駆動されてフォーク65
に作用し、この運動が、連結リンク66bを介してその
他のフォーク65に伝えられる。この場合、ケーブル6
6aと連結リンク66bは、図4の参照番号66で示さ
れる駆動手段を構成している。
【0036】次に図6を参照する。好ましい実施態様で
は、鎖錠装置62は、幾何学的中心線2に平行に、滑り
溝70を滑って、鎖錠装置62の端62aが、閉鎖位置
ではナイフエッジ41の当り面50に重なり、また開放
位置ではこの同一当り面50から外れるようにしてい
る。滑り溝70は、円筒区間37の外面37aと、外側
カバー3のフランジ3aにフランジ38とともにボルト
締めしたガイド71の内面71aで形成されている。表
面37aと71aは、母線が互いに平行で幾何学的中心
線2にも平行である円柱面の部分で構成されている。カ
ム72は、鎖錠装置62と表面37aとの間に配設され
る。従って、カム72と鎖錠装置62は、互いに、か
つ、二つの表面37aと71a間で、制限された遊びで
滑り合う。円筒区間37には、表面37aと溝36との
間に肩部37bも備えられている。カム72は、その側
面の一つ72aが肩部37bに押し当てられるが、一
方、その反対側の側面72bは幾何学的中心線2に対し
て径方向に配設されて鎖錠装置62と連動する柱脚73
に接触する。図6の平面に垂直な方向に沿って移動する
該カムは、柱脚73を介して鎖錠装置62を後方に押し
やることから、当り面50を見つけだす効果があり、ま
た結果として、溝36からナイフエッジ41を抜き出せ
ることがわかる。
は、鎖錠装置62は、幾何学的中心線2に平行に、滑り
溝70を滑って、鎖錠装置62の端62aが、閉鎖位置
ではナイフエッジ41の当り面50に重なり、また開放
位置ではこの同一当り面50から外れるようにしてい
る。滑り溝70は、円筒区間37の外面37aと、外側
カバー3のフランジ3aにフランジ38とともにボルト
締めしたガイド71の内面71aで形成されている。表
面37aと71aは、母線が互いに平行で幾何学的中心
線2にも平行である円柱面の部分で構成されている。カ
ム72は、鎖錠装置62と表面37aとの間に配設され
る。従って、カム72と鎖錠装置62は、互いに、か
つ、二つの表面37aと71a間で、制限された遊びで
滑り合う。円筒区間37には、表面37aと溝36との
間に肩部37bも備えられている。カム72は、その側
面の一つ72aが肩部37bに押し当てられるが、一
方、その反対側の側面72bは幾何学的中心線2に対し
て径方向に配設されて鎖錠装置62と連動する柱脚73
に接触する。図6の平面に垂直な方向に沿って移動する
該カムは、柱脚73を介して鎖錠装置62を後方に押し
やることから、当り面50を見つけだす効果があり、ま
た結果として、溝36からナイフエッジ41を抜き出せ
ることがわかる。
【0037】次に図7を参照する。複数の円筒棒75
が、図7には示されていない幾何学的中心線2と平行に
フランジ38の穴に差し込まれて、鎖錠装置62にあけ
られた共軸穴に入り込む。柱脚75のまわりに配設され
たコイルバネ76は、フランジ35に押し当てられて、
鎖錠装置62を閉鎖位置の方に押し返し、またその鎖錠
装置の二つの柱脚73が、カム72の側面72bに押し
当てられる。鎖錠装置62は長方形の形状を取り、その
端62aは縦であり、またその二つの側面62bはそれ
ぞれ横である。鎖錠装置62は、図7には示されていな
い円筒区間37と連動している二個の柱脚77の間で、
その二つの側面62bが開放位置から閉鎖位置へ、また
その逆方向に滑り、従って、これら二つの柱脚77は滑
り溝の役目を果たす。
が、図7には示されていない幾何学的中心線2と平行に
フランジ38の穴に差し込まれて、鎖錠装置62にあけ
られた共軸穴に入り込む。柱脚75のまわりに配設され
たコイルバネ76は、フランジ35に押し当てられて、
鎖錠装置62を閉鎖位置の方に押し返し、またその鎖錠
装置の二つの柱脚73が、カム72の側面72bに押し
当てられる。鎖錠装置62は長方形の形状を取り、その
端62aは縦であり、またその二つの側面62bはそれ
ぞれ横である。鎖錠装置62は、図7には示されていな
い円筒区間37と連動している二個の柱脚77の間で、
その二つの側面62bが開放位置から閉鎖位置へ、また
その逆方向に滑り、従って、これら二つの柱脚77は滑
り溝の役目を果たす。
【0038】次に図6と図7を同時に参照する。コイル
バネ76は、鎖錠装置62を閉鎖位置の方へ押しやり、
この鎖錠装置62は、それ自体、二つの柱脚73により
カム72を肩部37bに押しやる。方向78に沿ってフ
ランジ38に平行にカム72を移動させるときには、柱
脚77で支えられた鎖錠装置62が、方向78に垂直な
方向に沿って、開放位置から閉鎖位置までの間を滑動す
る。柱脚77から肩部37bまでの距離を、側面72a
からその反対側の側面72cまで測ったカム72の幅よ
りもわずかに長くして、カム72が確実に肩部37bに
当たるようにし、またカム72が偶然に肩部37bから
離れることのないようにすれば、鎖錠装置62が閉鎖位
置に完全に達するのを防ぐ効果がある。カム72は、滑
り溝70からはみ出した端79を含む。この端79に
は、肩部80と、肩部80と滑り溝70の縁との間で圧
縮されたバネ81が配設されている。バネ81の役目
は、鎖錠装置62の閉鎖位置に対応する位置にカム72
を導くことにある。
バネ76は、鎖錠装置62を閉鎖位置の方へ押しやり、
この鎖錠装置62は、それ自体、二つの柱脚73により
カム72を肩部37bに押しやる。方向78に沿ってフ
ランジ38に平行にカム72を移動させるときには、柱
脚77で支えられた鎖錠装置62が、方向78に垂直な
方向に沿って、開放位置から閉鎖位置までの間を滑動す
る。柱脚77から肩部37bまでの距離を、側面72a
からその反対側の側面72cまで測ったカム72の幅よ
りもわずかに長くして、カム72が確実に肩部37bに
当たるようにし、またカム72が偶然に肩部37bから
離れることのないようにすれば、鎖錠装置62が閉鎖位
置に完全に達するのを防ぐ効果がある。カム72は、滑
り溝70からはみ出した端79を含む。この端79に
は、肩部80と、肩部80と滑り溝70の縁との間で圧
縮されたバネ81が配設されている。バネ81の役目
は、鎖錠装置62の閉鎖位置に対応する位置にカム72
を導くことにある。
【0039】カム72の他端82には、前記端82と内
側連結要素35(例えばフランジ38内)に連接したレ
バー83が配設されている。レバー83の役目は、方向
78に沿ってカム72を移動させて、鎖錠装置62を開
放位置か、あるいは閉鎖位置に導くことにある。
側連結要素35(例えばフランジ38内)に連接したレ
バー83が配設されている。レバー83の役目は、方向
78に沿ってカム72を移動させて、鎖錠装置62を開
放位置か、あるいは閉鎖位置に導くことにある。
【0040】有利には、長方形の鎖錠装置72は、その
側面62b間の長さを、その幅の少なくとも二倍にし、
また柱脚73の間隔を非常に広くして、鎖錠装置の位置
設定を確実に安定させるようにする。
側面62b間の長さを、その幅の少なくとも二倍にし、
また柱脚73の間隔を非常に広くして、鎖錠装置の位置
設定を確実に安定させるようにする。
【0041】次に図8を参照する。装置を簡単にする変
形実施例では、ここで柱脚73は、それぞれ傾斜溝85
に入ることにより、カム72は、その側面72cを柱脚
77に押し当てて鎖錠装置62を閉鎖位置の方へ押しや
ることができる。
形実施例では、ここで柱脚73は、それぞれ傾斜溝85
に入ることにより、カム72は、その側面72cを柱脚
77に押し当てて鎖錠装置62を閉鎖位置の方へ押しや
ることができる。
【0042】有利には、本発明に従って柱脚77で分け
られた複数の鎖錠装置62は、図6の参照番号3で示さ
れる外側カバーの外周に沿って一様に分散されて、ナイ
フエッジ41の当り面50に一定の間隔で重なり、従っ
て、逆スラスト装置のハーフシェルの外周の剛性とは無
関係に、溝36からナイフエッジ41を抜き出せないよ
うにする。
られた複数の鎖錠装置62は、図6の参照番号3で示さ
れる外側カバーの外周に沿って一様に分散されて、ナイ
フエッジ41の当り面50に一定の間隔で重なり、従っ
て、逆スラスト装置のハーフシェルの外周の剛性とは無
関係に、溝36からナイフエッジ41を抜き出せないよ
うにする。
【0043】その好ましい実施形態では、本発明は、側
面62b間の距離の長い鎖錠装置62の利用にぴったり
合っていることから、各ナイフエッジ41の当り面50
の見事な重なりが促進されることがわかる。
面62b間の距離の長い鎖錠装置62の利用にぴったり
合っていることから、各ナイフエッジ41の当り面50
の見事な重なりが促進されることがわかる。
【0044】次に図9を参照する。この図は、鎖錠装置
62が液圧ラッチ90で制御される本発明の実施態様を
示している。液圧ラッチ90を作動させると、ピストン
91が排出位置に移動し、該ピストンは、このセクショ
ンの断面図に垂直に装着された軸95のまわりの回転に
より、鎖錠装置62の端62dを支持体60の側壁60
aにぶつけるまで連動させ、従って、鎖錠装置62の端
62aを当り面50の上に導くことにより、ナイフエッ
ジ41が溝36から抜け出られないようにしている。
62が液圧ラッチ90で制御される本発明の実施態様を
示している。液圧ラッチ90を作動させると、ピストン
91が排出位置に移動し、該ピストンは、このセクショ
ンの断面図に垂直に装着された軸95のまわりの回転に
より、鎖錠装置62の端62dを支持体60の側壁60
aにぶつけるまで連動させ、従って、鎖錠装置62の端
62aを当り面50の上に導くことにより、ナイフエッ
ジ41が溝36から抜け出られないようにしている。
【0045】液圧ラッチ90の作動が停止すると、その
ピストン91は戻され、そのとき、鎖錠装置62の端6
2dには、まったく力が加えられない。一方では支持体
60に当て、他方では鎖錠装置62の端62dに当てて
いるバネ93は、ナイフエッジ41を解放し、従って逆
スラスト装置を開くことのできる位置に端62aを戻
す。
ピストン91は戻され、そのとき、鎖錠装置62の端6
2dには、まったく力が加えられない。一方では支持体
60に当て、他方では鎖錠装置62の端62dに当てて
いるバネ93は、ナイフエッジ41を解放し、従って逆
スラスト装置を開くことのできる位置に端62aを戻
す。
【0046】例えば、液圧ラッチ90に組み込まれてい
ようといまいと、端62dに接触している圧縮バネのよ
うな機械装置の作用によってピストン91が排出位置に
維持され、前記端が、ピストン91と向かい合った位置
にランプを装備して、逆スラスト装置を閉鎖じるときに
は、ナイフエッジ41が溝36から抜け出られないよう
にする位置に、鎖錠装置62を位置決めできる場合に
は、液圧ラッチ90の制御に関して、異なる論理を検討
することができる。このような場合、液圧ラッチ90を
作動させると、結果として、ピストン91が元に戻され
て、鎖錠装置62は、バネ93の作用により、溝36か
らナイフエッジ41を抜け出せる位置を占有できるよう
になる。
ようといまいと、端62dに接触している圧縮バネのよ
うな機械装置の作用によってピストン91が排出位置に
維持され、前記端が、ピストン91と向かい合った位置
にランプを装備して、逆スラスト装置を閉鎖じるときに
は、ナイフエッジ41が溝36から抜け出られないよう
にする位置に、鎖錠装置62を位置決めできる場合に
は、液圧ラッチ90の制御に関して、異なる論理を検討
することができる。このような場合、液圧ラッチ90を
作動させると、結果として、ピストン91が元に戻され
て、鎖錠装置62は、バネ93の作用により、溝36か
らナイフエッジ41を抜け出せる位置を占有できるよう
になる。
【0047】液圧ラッチ90の制御論理は、逆スラスト
装置の論理または航空機の論理と関連づけられるが、た
だし、逆スラスト装置の二つのハーフシェル16を開放
できるフードジャッキの制御論理と液圧ラッチ90の制
御論理を関連づけるシステムも検討することができ、こ
の制御は、一般に手動式であって、逆スラスト装置のシ
ステムとは無関係である。このような場合、鎖錠装置6
2は鎖錠位置に維持され、言い換えれば、ただ単に、軸
95の下にある一つまたは複数のバネ93の作用によ
り、ナイフエッジ41が溝36から抜け出られなくな
る。その場合、液圧ラッチ90の効用は、逆スラスト装
置の二つのハーフシェル16を開放できる位置に鎖錠装
置62を位置付けすることにある。さらにこの場合も、
逆スラスト装置を閉鎖じるときには、面62e上を滑る
ナイフエッジ40の面41aは、鎖錠装置62の端62
aがバネの作用により自動的に、当り面50の上にくる
まで、ナイフエッジを引っ込める。
装置の論理または航空機の論理と関連づけられるが、た
だし、逆スラスト装置の二つのハーフシェル16を開放
できるフードジャッキの制御論理と液圧ラッチ90の制
御論理を関連づけるシステムも検討することができ、こ
の制御は、一般に手動式であって、逆スラスト装置のシ
ステムとは無関係である。このような場合、鎖錠装置6
2は鎖錠位置に維持され、言い換えれば、ただ単に、軸
95の下にある一つまたは複数のバネ93の作用によ
り、ナイフエッジ41が溝36から抜け出られなくな
る。その場合、液圧ラッチ90の効用は、逆スラスト装
置の二つのハーフシェル16を開放できる位置に鎖錠装
置62を位置付けすることにある。さらにこの場合も、
逆スラスト装置を閉鎖じるときには、面62e上を滑る
ナイフエッジ40の面41aは、鎖錠装置62の端62
aがバネの作用により自動的に、当り面50の上にくる
まで、ナイフエッジを引っ込める。
【0048】次に図10を参照する。液圧ラッチと結び
付けられた本発明の別の実施態様では、それに従って、
液圧ラッチ90は、作動時には鎖錠装置92をじかに制
御し、その鎖錠装置の当り面92aは、支持体60の当
り面60cの下にきて、従って、ナイフエッジ41が溝
36から抜け出られないようにし、このとき、当り面5
0上に液圧ラッチ90を配置し、従って、互いに連動し
た外側連結要素40に複数の液圧ラッチ90を分散させ
ている。
付けられた本発明の別の実施態様では、それに従って、
液圧ラッチ90は、作動時には鎖錠装置92をじかに制
御し、その鎖錠装置の当り面92aは、支持体60の当
り面60cの下にきて、従って、ナイフエッジ41が溝
36から抜け出られないようにし、このとき、当り面5
0上に液圧ラッチ90を配置し、従って、互いに連動し
た外側連結要素40に複数の液圧ラッチ90を分散させ
ている。
【0049】図9と図10に示されたシステムは、逆ス
ラスト装置に関与する当業者により適切に選ばれた様々
な場所に同時に設置できることに注目すべきである。
ラスト装置に関与する当業者により適切に選ばれた様々
な場所に同時に設置できることに注目すべきである。
【0050】さらに、液圧式のラッチの利用はそれ自体
強制的なものではなく、電気式または空気式のラッチも
検討され得る。
強制的なものではなく、電気式または空気式のラッチも
検討され得る。
【0051】さらに、今与えられた実施例と同様、ナイ
フエッジ41と溝36のそれぞれの役割が逆になること
も可能である。
フエッジ41と溝36のそれぞれの役割が逆になること
も可能である。
【図1】ガスタービンエンジンと開放位置にある逆スラ
スト装置のハーフシェルとの全体の正面図である。
スト装置のハーフシェルとの全体の正面図である。
【図2】逆スラスト装置とガスタービンエンジンの縦断
面図である。
面図である。
【図3】既知の連結装置の詳細断面図である。
【図4】本発明の第一の実施例の断面図である。
【図5】本発明の同一実施例の外部を示す図である。
【図6】本発明の好ましい実施例の断面図である。
【図7】本発明のこの同一実施例の内面図である。
【図8】本発明の変形実施例の内面図である。
【図9】回転鎖錠装置付きの液圧ラッチを装備した本発
明の実施例の断面図である。
明の実施例の断面図である。
【図10】液圧ラッチを装備した本発明の変形実施例で
ある。
ある。
1 ガスタービンエンジン 2 幾何学的中心線 3 外側カバー 15 逆スラスト装置 16 ハーフシェル 35 固定連結要素 40 外側連結要素 50 当り面 62 鎖錠装置 64 ヒンジ軸 66 駆動手段 68、76、81 コイルバネ 70 滑り溝 90 液圧ラッチ 92 鎖錠装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 グザビエ・レモン・イブ・ロール フランス国、76210・ブズビル・ラ・グル ニエ、ルート・ドユ・ビラージユ、328 (72)発明者 パスカル・ジエラール・ルイエ フランス国、76430・サン・トバン・ルト、 バル・ボスケ、49
Claims (12)
- 【請求項1】 逆スラスト装置(15)がガスタービン
エンジン(1)のまわりに配設された二つのハーフシェ
ル(16)で構成されており、外側カバー(3)に固定
された内側環状連結要素(35)とハーフシェル(1
6)のそれぞれに固定された外側環状連結要素(40)
との相互挿入により、ハーフシェル(16)がガスター
ビンエンジン(1)の外側カバー(3)に対して軸方向
に連結されると共に、該相互挿入がほぼ、ガスタービン
エンジン(1)の幾何学的中心線(2)に垂直な面内に
おける運動によって行われる、逆スラスト装置を航空機
用ガスタービンエンジンに連結する装置であって、 a)外側連結要素(40)が、径方向外側まわりの当り
面(50)を含んでおり、 b)複数の鎖錠装置(62)が外側カバー(3)上に配
設されており、鎖錠装置(62)は、制限された遊びで
前記鎖錠装置の端部(62a)が当り面(50)の上に
くる閉鎖鎖位置と、前記鎖錠装置が当り面(50)の上
にはこない開放位置とをそれぞれ含んでおり、各鎖錠装
置(62)の移動が、ガスタービンエンジンの幾何学的
中心線(2)の幾何学的径方向直線にほぼ垂直な面内で
行われると共に、外側連結要素(40)が内側連結要素
(35)から径方向に離れるのを局部的に防止するため
に、前記幾何学的直線は当り面(50)における鎖錠装
置(62)の重なり得る場所を通過することを特徴とす
る装置。 - 【請求項2】 ガスタービンエンジンの外側カバー
(3)の外周に沿って十分な線密度で鎖錠装置(62)
を一定の間隔で分散させることを特徴とする請求項1に
記載の装置。 - 【請求項3】 鎖錠装置(62)を全部移動させる制御
手段(66)を備えることを特徴とする請求項1または
2に記載の装置。 - 【請求項4】 鎖錠装置(62)を閉鎖位置に導くバネ
(68、76、81)を備えることを特徴とする請求項
1から3のいずれか一項に記載の装置。 - 【請求項5】 鎖錠装置(62)が、径方向のヒンジ軸
(64)のまわりを回転するように取り付けられること
を特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の装
置。 - 【請求項6】 鎖錠装置(62)がそれぞれ、ヒンジ軸
(64)と同心的に配設されたコイルバネ(68)によ
り、閉鎖位置に押されることを特徴とする請求項5に記
載の装置。 - 【請求項7】 前記鎖錠装置が制御レバーを含んでお
り、該制御レバーの自由端は、それ自体制御レバーに連
結されたケーブルにつながれていることを特徴とする請
求項5または6に記載の装置。 - 【請求項8】 鎖錠装置(62)が、環状溝(70)を
滑動するように取り付けられることを特徴とする請求項
1から4のいずれか一項に記載の装置。 - 【請求項9】 鎖錠装置(62)が、環状溝(70)に
配設された線形カム(72)で作動されることを特徴と
する請求項8に記載の装置。 - 【請求項10】 鎖錠装置(62)が、液圧式、電気
式、または空気式のラッチ(90)を介して作動される
ことを特徴とする請求項8に記載の装置。 - 【請求項11】 ラッチ(90)の制御論理が、二つの
ハーフシェル(16)を開放できるフードジャッキの制
御論理に関連づけされていることを特徴とする請求項1
0に記載の装置。 - 【請求項12】 逆スラスト装置(15)がガスタービ
ンエンジン(1)のまわりに配設された二つのハーフシ
ェル(16)で構成されており、外側カバー(3)に固
定された内側環状連結要素(35)とハーフシェル(1
6)のそれぞれに固定された外側環状連結要素(40)
との相互挿入により、ハーフシェル(16)がガスター
ビンエンジン(1)の外側カバー(3)に対して軸方向
に連結されると共に、該相互挿入がほぼ、ガスタービン
エンジン(1)の幾何学的中心線(2)に垂直な面内に
おける運動によって行われる、逆スラスト装置を航空機
用ガスタービンエンジンに連結する装置であって、 a)外側連結要素(40)が、径方向外側まわりの当り
面(50)を含んでおり、 b)複数の液圧ラッチ(90)は作動時、鎖錠装置(9
2)を直接制御し、該鎖錠装置の当り面(92a)が、
外側カバー(3)に固定された支持体(60)の当り面
(60c)の下に置かれると共に、前記ラッチが、互い
に固定された外側連結要素(40)の上にあることを特
徴とする装置。
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