JPH10166461A - レーザ光照射式積層造形装置 - Google Patents

レーザ光照射式積層造形装置

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JPH10166461A
JPH10166461A JP8336894A JP33689496A JPH10166461A JP H10166461 A JPH10166461 A JP H10166461A JP 8336894 A JP8336894 A JP 8336894A JP 33689496 A JP33689496 A JP 33689496A JP H10166461 A JPH10166461 A JP H10166461A
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JP
Japan
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laser beam
mask
sand
laser
beam irradiation
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JP8336894A
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Yukio Otsuka
幸男 大塚
Motoaki Ozaki
元亮 尾崎
Hiromoto Sato
弘元 佐藤
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】マスク30で反射したレーザ光の利用性が向上
するレーザ光照射式積層造形装置を提供する。 【解決手段】レーザ光が照射されると固化する樹脂被覆
砂等の固化可能物質にマスク30越しにレーザ光を照射
し、積層造形物を形成するレーザ光照射式積層造形装置
である。マスク30で反射されたレーザ光を再び反射さ
せて樹脂被覆砂等の固化可能物質に当てる反射材として
機能する反射筐体2が設けられている。遠赤外線ヒータ
を併設することもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マスク越しにレー
ザ照射を行ない三次元的な積層造形物を形成するレーザ
光照射式積層造形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、レーザ光照射式積層造形方法(特
開平3−183530号公報、USP4247508
等)が開発されている。この方法は、樹脂被覆砂等の固
化可能物質を用い、レーザ光を固化可能物質に照射する
ことにより、薄い固化層を形成し、照射を繰返すことに
より固化層を順次多数積層し、これにより三次元的な積
層造形物を形成する造形方法である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このレーザ光照射式積
層造形方法において、樹脂被覆砂をマスクで覆った状態
で、マスクの外方からレーザ光を樹脂被覆砂に向けて照
射して加熱固化させる技術を本出願人は開発した(本出
願時に未公知)。この技術によれば、マスクの画像パタ
ーン形状に対応した積層造形物が得られるため、レーザ
光を高精度でスキャン照射せずとも良く、レーザ光照射
効率が向上し、生産性が向上する。
【0004】本発明は上記したレーザ光照射式積層造形
技術を更に改善したものであり、固化可能物質に到達せ
ずマスクで反射されたレーザ光の再利用性を向上させる
ことにより、樹脂被覆砂等の固化可能物質に対するレー
ザ照射性を向上させるのに有利なレーザ光照射式積層造
形装置を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るレーザ光
照射式積層造形装置は、レーザ光が照射されると固化す
る固化可能物質にマスク越しにレーザ光を照射し、照射
部分を固化して積層造形物を形成するレーザ光照射式積
層造形装置であって、固化可能物質に到達せずマスクで
反射されたレーザ光を再び反射させて固化可能物質に当
てる反射材を備えていることを特徴とするものである。
【0006】請求項2に係るレーザ光照射式積層造形装
置は、請求項1において、反射材は、高反射効率を有す
る材料で形成されていることを特徴とするものである。
請求項3に係るレーザ光照射式積層造形装置は、請求項
1において、固化可能物質は遠赤外線の照射に伴い加熱
されて固化する性質をもち、固化可能物質を加熱する遠
赤外線ヒータが併設されていることを特徴とするもので
ある。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明装置は反射材を備えてい
る。反射材は、固化可能物質に到達せずマスクで反射さ
れたレーザ光を再び反射させて固化可能物質に当てるも
のである。反射材の構造は、筐体構造、板体構造等を採
用できる。反射材は、高反射効率を有する材料を利用し
て形成できる。反射材は、高反射効率を有する材料のみ
で構成しても良い。或いは、反射材は、安価な基材と、
基材の表面に積層された高反射効率を有する材料で形成
された反射層とで構成しても良い。高反射効率を有する
材料としては、例えばアルミ系、クロム系、ニッケル
系、金系、銀系、鋼系、ステンレス鋼系等を採用でき
る。従って反射層としては、アルミメッキ層、クロムメ
ッキ層、ニッケルメッキ層、金メッキ層、銀メッキ層等
を採用できる。
【0008】場合によっては、反射層としては、MgF
2 、ZnS、TiO2 等の誘電体物質を交互に何層にも
重ねた誘電体多層膜を採用することもできる。本発明で
用いる固化可能物質としては、レーザ光が照射されると
固化するものであればよく、レーザ光の照射に伴い加熱
固化する熱硬化型樹脂を被覆した砂等の粉体、液状樹
脂、粉末状の金属等を採用できる。
【0009】本発明で用いるレーザ光としては、CO2
レーザ、YAGレーザ、Arレーザ等の公知のレーザ光
を採用できる。
【0010】
【実施例】
(実施例1)以下、実施例を図1〜図3を参照して説明
する。本実施例で用いる昇降テーブル装置1は、昇降テ
ーブル10と、昇降テーブル10の昇降を案内する案内
部12とをもつ。昇降テーブル10には第1駆動手段1
4が連結されている。第1駆動手段14が駆動すると、
昇降テーブル10が高さ方向つまり矢印Z1、Z2方向
に沿って昇降する。
【0011】反射材として機能する反射筐体2が装備さ
れている。反射筐体2は、側壁20と天井壁22と下面
開口24と反射室25をもつ。天井壁22には、レーザ
光が透過する透過窓22xが形成されている。更に天井
壁22の内面部には、断面三角形状をなす多面反射部2
6が連続的に形成されている。多面反射部26の表出面
26wは、複数の方向に指向している。多面反射部26
によりレーザ光の反射性が向上し、反射筐体2の反射室
25におけるレーザ光の照射均等性が向上する。従って
多面反射部26は、レーザ光散乱手段として機能でき
る。
【0012】多面反射部26を含む反射筐体2は、高反
射効率を有する材料のみで構成しても良いし、あるい
は、安価な基材と基材に積層された反射層とで構成して
も良い。例えば、反射筐体2はアルミ合金板、ステンレ
ス鋼板、銅板で構成できる。或いは、安価な鋼板に反射
層(ニッケルメッキ層、クロムメッキ層、アルミメッキ
層等)を被覆したりして構成できる。
【0013】反射筐体2に第2駆動手段29が連結され
ている。第2駆動手段29が駆動すると、反射筐体2が
案内部2kに沿って移動し、昇降テーブル10の上方に
着脱自在に配置される。マスク保持部3には、レーザ光
の照射を遮る性質をもつ板状のマスク30が着脱自在に
保持されている。マスク30は、本実施例で照射するレ
ーザ光に対して耐久性をもつ鋼板、アルミ板、アルミ被
覆板等で構成されている。
【0014】マスク30には、レーザ光を透過する透過
窓30cが所定の画像パターンで形成されている。マス
ク保持部3には第3駆動手段32が連結されている。第
3駆動手段32が駆動すると、マスク30を保持したマ
スクホルダ3が案内部3kに沿って移動し、マスク30
が昇降テーブル10の上方に着脱自在に配置される。第
1駆動手段14、第2駆動手段29、第3駆動手段32
としては油圧、空圧等のシリンダ機構、モータ機構を採
用できる。
【0015】レーザ光照射部4は、レーザ発振機(CO
2 レーザ)と、レーザ光のビーム光径を拡大するビーム
エキスパンダと、スキャン照射用の揺動ミラーをもつガ
ルバノスキャナとを備えている。レーザ発振機から発振
したレーザ光はビームエキスパンダでビーム径が拡大さ
れ、揺動ミラーの揺動により、レーザ光はスキャン照射
される。レーザ光のビーム径を拡大するのは、後述する
樹脂被覆砂HAの加熱性を確保するためである。
【0016】スキャン照射は、図2から理解できるよう
に水平2次元方向であるX方向及びY方向にわたり、三
角波状にマスク30の大部分において実行される。なお
レーザ光のスキャン照射は、サイン波曲線状等にしても
良い。図2においてレーザ光のビーム径はdで示され
る。本実施例では、三次元的な積層造形物が積層造形で
形成される。この場合について説明する。先ず砂散布工
程が実行される。即ち図3から理解できるように、昇降
テーブル10に薄い砂層6が散布される。砂層6の厚み
tは積層造形物の種類に応じて適宜選択できるものの、
0.1〜0.4mm、特に0.2mm程度が好ましい。
散布にあたっては、散布装置8を用いる。散布装置8
は、貯蔵室80及び吐出口81をもつ容器82と、容器
82の底部に回転可能に装備された切り出しローラ83
とを備えている。
【0017】貯蔵室80には固化可能物質としての樹脂
被覆砂HAが装填されている。樹脂被覆砂HAは、レー
ザ光が照射されると加熱固化する性質をもつ熱硬化型樹
脂を砂粒子に被覆したものである。熱硬化型樹脂として
は、例えば、ノボラック系のフェノール樹脂等を採用で
きる。そして図3から理解できるように、昇降テーブル
10の上方に散布装置8が配置された状態で、切り出し
ローラ83が回転しつつ、昇降テーブル10に沿って散
布装置8が矢印S方向に定速度で横移動し、これにより
砂が散布される。その後、掻き取り部材87が同方向に
移動し、これにより散布された余分の樹脂被覆砂HAが
掻き取られ、平滑化された砂層6が形成される。
【0018】必要に応じて、ならしローラ88を回転さ
せつつ同方向に移動させ、砂層6の上面6aを一層平滑
化することもできる。上記のように砂散布工程を終えた
ら、レーザ光照射工程が実行される。レーザ光照射工程
では、第3駆動手段32が駆動して昇降テーブル10の
上方にマスク30が着脱可能に配置される。その状態で
は、昇降テーブル10上に形成した砂層6の上面はマス
ク30で覆われる。この場合には、マスク30は反射筐
体2の下面開口24に対面している。一般的には、砂層
6の上面とマスク30の下面とは接近している方が好ま
しい。
【0019】上記のようにマスク30で砂層6を覆った
状態で、レーザ光照射部4からレーザ光Mをスキャン照
射する。レーザ光照射工程においては図1から理解でき
るように、レーザ光照射部4から透過窓22xを透過し
て照射されたレーザ光Mは、マスク30の透過窓30c
を透過し、砂層6に到達し、これを加熱する。砂層6の
うち、マスク30越しにレーザ光Mが照射された砂部分
は加熱されて固化し、固化層6Aが形成される。一方、
砂層6のうち、マスク30で遮光されてレーザ光Mが照
射されなかった部分は加熱されず、実質的に未固化であ
り、後処理段階において除去可能である。
【0020】本実施例では、マスク30の上面に当たっ
て上方に反射したレーザ光は、反射筐体2の側壁20の
内面、天井壁22の多面反射部26等で反射される。こ
の結果、マスク30に当たって上方に反射したレーザ光
は、マスク30の透過窓30cを通過する確率が向上す
る。そのためマスク30で反射したレーザ光の再利用性
が向上し、エネルギ効率が向上し、高価なレーザ光照射
部4を有効利用できる。
【0021】上記のようにレーザ光照射工程を終えた
ら、次に昇降テーブル10を降下ピッチ量Kぶん矢印Z
2方向に降下させる。降下ピッチ量Kは、砂層6の厚み
tに実質的に相当する。砂層6の積層数が増加しても、
降下ピッチ量Kぶん降下することにより、レーザ光照射
部4から砂層6までの距離を一定に保持するのに有利で
ある。
【0022】更に、前述同様に砂散布工程を再び行うべ
く、図3から理解できるように砂層6の上方に散布装置
8を配置した状態で、切り出しローラ83を回転させつ
つ、散布装置8を矢印S方向に横移動させ、これにより
砂を散布し、新たな砂層6を形成する。その後、レーザ
光照射工程を再び実行すべく、新たな砂層6にレーザ照
射する。
【0023】上記のような砂散布工程、レーザ光照射工
程が順に多数回繰り返されると、積層造形が実行され、
三次元的な積層造形物(図1における固化層6Aの積層
体)が形成される。 (実施例2)実施例2を図4を参照して説明する。実施
例2は実施例1と基本的には同様の構成であり、基本的
には同様の作用効果を奏する。
【0024】但し、反射筐体2には遠赤外線ヒータ9が
反射室25に位置して複数個配置されている。遠赤外線
ヒータ9は、ヒータ源90と、パラボリックミラーとし
て機能する反射板91とを備えている。ヒータ源90と
しては遠赤外線放射体を採用できる。遠赤外線ヒータ9
のヒータ源90はマスク30の透過窓30cに対面して
いるため、ヒータ源90からの赤外線はマスク30の透
過窓30cを透過し、砂層6に到達し、透過窓30cよ
りも下方の砂層6が加熱される。なおマスク30は、遠
赤外線の吸収性が低いものが好ましい。
【0025】上記したように遠赤外線ヒータ9による加
熱方式を採用すれば、発熱線ヒータによる加熱方式に比
較して、加熱対象物までの途中媒体である反射室25の
空気の加熱を抑制しつつ、加熱対象物である砂層6を効
果的に加熱できる。更に砂層6を構成する樹脂被覆砂H
Aに被覆されている熱硬化型樹脂に、遠赤外線は吸収さ
れ易い等の利点が得られる。
【0026】従って、遠赤外線ヒータ9は、高価なレー
ザ光に対する補助熱源として機能できる。故に設備コス
トの低減に有利である。本実施例では、遠赤外線ヒータ
9のヒータ源90はマスク30の透過窓30cに対面し
ているため、ヒータ源90から前方に放出された赤外線
は、マスク30の透過窓30cを透過し易くなり、透過
窓30cの下方の砂層6をスポット的に加熱するのに有
利である。また、ヒータ源90から後方に放出された遠
赤外線は、反射板91で反射されほぼ平行となり、即ち
砂層6に対して垂直または垂直に近い角度で砂層6に入
射するようになり、この意味においても透過窓30cの
下方の砂層6をスポット的に加熱するのに有利である。
【0027】本実施例では、レーザ光照射部4によるレ
ーザ光照射操作と、遠赤外線ヒータ9により砂層6を加
熱する加熱操作とを同時的に実行してもよいし、或い
は、レーザ光照射操作と遠赤外線ヒータ9による加熱操
作とを時間的にずらして実行しても良い。具体的には、
遠赤外線ヒータ9による加熱操作で砂層6をある温度領
域(砂層6が加熱されても固化しない温度領域)まで予
熱し、予熱後にレーザ光照射操作を実行すれば、レーザ
光照射部4のレーザ出力を抑えつつ、短時間のうちに砂
層6を加熱固化するのに有利となり、生産効率が向上す
る。
【0028】なお本実施例では、砂層6の温度を検知す
る温度センサ6tを設け、温度センサ6tの検知信号に
応じて遠赤外線ヒータ9の作動を制御装置9Cで制御
し、砂層6の過熱の防止、即ち、遠赤外線ヒータ9によ
る加熱だけで砂層6が固化しないようにすることが好ま
しい。温度センサ6tとしては、砂層6に触れて測温す
る接触式の温度センサ、砂層6に触れないで測温する非
接触式の温度センサを採用できる。
【0029】本実施例のように遠赤外線ヒータ9による
加熱方式を採用した場合には、前述したように加熱対象
物である砂層6を加熱しつつも、砂層6への途中媒体で
ある反射室25の空気の加熱を抑制できる。そのため反
射室25における空気の密度変化の抑制を期待でき、レ
ーザ光の直進性確保に有利であり、マスク30の模様パ
ターンの転写精度を高精度に確保するのに有利である。
【0030】(他の例)上記した例では図1から理解で
きるように、反射筐体2と多面反射部26とは一体的に
設けられているが、これに限らず、反射筐体2に対して
別体の多面反射部26を設けても良い。(付記)上記し
た記載から次の技術的思想も把握できる。 反射材は、固化可能物質の上方を覆う筐体であり、レ
ーザ光が透過する透過窓と、固化可能物質に対面する下
面開口とを備えており、下面開口にマスクが対面して反
射室を区画することを特徴とする請求項1に係るレーザ
光照射式積層造形装置。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に係る装置
によれば、固化可能物質に到達せずマスクで反射された
レーザ光を再び反射させて固化可能物質に当てる反射材
を備えているため、レーザ光を再利用するのに有利であ
り、エネルギ効率の向上を図り得る。そのため高価なレ
ーザ光照射部を有効利用するのに有利である。
【0032】請求項2に係る装置によれば、反射材は、
高反射効率を有する材料で形成されているため、反射材
でのレーザ光反射性が向上し、レーザ光を再利用するの
に一層有利である。請求項3に係る装置によれば、固化
可能物質は遠赤外線の照射に伴い加熱されて固化する性
質をもち、固化可能物質を加熱する遠赤外線ヒータが併
設されているため、高価なレーザ光に対する補助熱源と
して遠赤外線ヒータを利用できる。従ってレーザ出力が
小さいレーザを利用でき、設備コストの低減に有利であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】レーザ光照射工程を実行している状態を模式的
に示す構成図である。
【図2】レーザ光照射工程におけるスキャン照射形態を
示す平面図である。
【図3】砂散布工程を実行している状態を模式的に示す
構成図である。
【図4】他の実施形態に係り、レーザ光照射工程を実行
している状態を模式的に示す構成図である。
【符号の説明】
図中、2は反射筐体(反射材)、26は多面反射部、3
0はマスク、4はレーザ光照射部、6は砂層、6Aは固
化層、HAは樹脂被覆砂(固化可能物質)、9は遠赤外
線ヒータを示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レーザ光が照射されると固化する固化可能
    物質にマスク越しにレーザ光を照射し、照射部分を固化
    して積層造形物を形成するレーザ光照射式積層造形装置
    であって、 前記固化可能物質に到達せず前記マスクで反射されたレ
    ーザ光を再び反射させて前記固化可能物質に当てる反射
    材を備えていることを特徴とするレーザ光照射式造形装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1において、反射材は、高反射効率
    を有する材料で形成されていることを特徴とするレーザ
    光照射式積層造形装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記固化可能物質は遠
    赤外線の照射に伴い加熱されて固化する性質をもち、前
    記固化可能物質を加熱する遠赤外線ヒータが併設されて
    いることを特徴とするレーザ光照射式積層造形装置。
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