JPH10165959A - イオン化水の製造法及びイオン化水製造装置 - Google Patents

イオン化水の製造法及びイオン化水製造装置

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JPH10165959A
JPH10165959A JP33371696A JP33371696A JPH10165959A JP H10165959 A JPH10165959 A JP H10165959A JP 33371696 A JP33371696 A JP 33371696A JP 33371696 A JP33371696 A JP 33371696A JP H10165959 A JPH10165959 A JP H10165959A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 イオン化水を、効率良く、簡便で且つ安価に
製造できるようにする。 【解決手段】 水から発生された超微粒の霧を通すよう
にしたイオン化用管14と、該イオン化用管内部に設定
された放電電極24、26、28、30を備え、該電極
間で放電を生じさせるための放電手段と、イオン化用管
を通されてイオン化された霧を受け入れて冷却し凝結さ
せて、イオン化水とするための凝結手段(冷却用管)1
6とを有する。イオン化用管は、霧に対して一次のイオ
ン化を行うための大径の一次イオン化部分16と、一次
イオン化を行った霧に更にイオン化を行う大径の二次イ
オン化部分18と、一次及び二次イオン化部分を連通す
るための小径の中間部分22とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、食品加工処理、
理美容、農水産物の育成等に使用されるイオン化水の製
造方法及び装置に関する。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】 本願発
明者は、平成7年7月14日付けで、発明の名称を「イ
オン化水の製造法及びイオン化製造装置」として提出さ
れた特許出願(特願平7−178410)に係る発明を
している。この発明は、イオン化水を簡便且つ効率よく
製造する方法及び装置を提供するものであり、該装置
は、パルス電流が供給される一次コイルと、この一次コ
イルの外側に設けられた高電圧発生用の二次コイルとの
間に、一次及び二次コイルの間に形成された螺旋状の管
路とを備える電磁処理装置、及び、高周波発生装置に接
続されてコロナ放電を行う一対の放電電極を備えるもの
であり、水をまず螺旋状管路に通して電磁処理を行い、
次にコロナ放電を行っている放電電極間を滴下させるこ
とによってイオン化を行うものである。
【0003】この発明は、従来のイオン発生装置がかな
り大掛かりなものになっていたものを、比較的簡便なも
のにすることができる。しかし、より簡便にしかも安価
にイオン化水を製造することができる方法及び装置が望
まれている。
【0004】また、この装置では電磁処理を経た水は、
管路から滴下するようにしてあるので、そこで外気に触
れることになるが、衛生等の観点からは、イオン水が作
られるまでは、一貫して密閉管路内を通すことが望まれ
る。
【0005】本発明は、斯様な要望に答えることができ
るイオン化水の製造方法及び装置を提供することを目的
とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】 すなわち、本発明に係
るイオン化水製造方法は、水から霧を発生させ、該霧に
放電を加えることにより同霧をイオン化し、これを冷却
して凝結することによってイオン化水を製造することを
基本的特徴としている。
【0007】また、本発明に係る装置は、水から発生さ
れた霧を通すようにしたイオン化用管と、該イオン化用
管内部に設定された放電電極を備え、該電極間で放電を
生じさせるための放電手段と、イオン化用管を通されて
イオン化された霧を受け入れて冷却し凝結させて、イオ
ン化水とするための凝結手段とを有することを特徴とす
る。
【0008】具体的には、凝結手段は、イオン化用管に
連通された冷却用管を有しており、従って、水を一切外
気に触れさせることなく、密閉管路内でイオン水を製造
することができる。
【0009】イオン化用管は、霧に対して一次のイオン
化を行うための大径の一次イオン化部分と、一次イオン
化を行った霧に更にイオン化を行う大径の二次イオン化
部分と、一次及び二次イオン化部分を連通するための小
径の中間部分とを有する。
【0010】また、放電電極のうち一方の極の電極は、
他方の極の電極が一方の極の電極を囲むように伸びるよ
うにする。
【0011】前記一方の極の電極がほぼ直線状とされ、
他方の極の電極が直線状の電極を取り囲むように伸びる
螺旋状の電極とされている。
【0012】
【実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形態を、
添付図面に基づき説明する。
【0013】図1には、本発明に係るイオン化装置10
の概要が示されている。すなわち、この装置10は、水
に超音波振動を加えて霧を発生させるためのめ霧発生装
置12と、該霧発生装置によって発生された霧に対して
イオン化を行うためのイオン化用管14と、イオン化さ
れた霧を冷却してイオン化水に戻すための冷却管16と
を有している。
【0014】イオン化用管14は、大径の一次イオン化
部分16及び二次イオン化部分18と、それらを連通し
ている中間部分22とを有している。
【0015】一次イオン化部分16及び二次イオン化部
分18は、その管壁を通して設定されている放電電極2
4、26、28、30を有している。電極24は高電
圧、例えば20kVの静電気を発生するための静電発生
機32に接続されており、電極30は高周波高電圧電流
(例えば電圧値が50kVで周波数が0.1−1MH
z)を発生させるテスラコイル34に接続されている。
一方、電極26、28はともに接地されており、このた
め電極24と26との間及び28と30との間には大き
な電位差が生じ、それぞれの電極間で放電が行われるよ
うになっている。
【0016】冷却管16は、その管壁の周囲に、図示し
ない冷却水を通すための螺旋状管が設けられており、こ
れにより冷却されるようになっている。
【0017】冷却管の下方位置には、冷却管内で凝結さ
れ生成されたイオン化水を集めるための収納槽36が設
定されている。
【0018】本発明に係るイオン化水製造装置の主要な
構成は以上の通りであるが、好ましくは、一点鎖線で示
すように、これら主要な構成エレメントを、紫外線灯3
8を備える滅菌箱内40に収納設定することが好まし
い。
【0019】この装置を用いてイオン化水を作る場合に
は、霧発生装置に純水を入れ、これを霧化する(0.1
−1ミクロン)。霧とされた水は、導管42を通されて
イオン化用管14内に案内され、一次イオン化部分16
内を下方に案内され、放電電極24、26間で行われる
放電を受けて一次イオン化が行われる。一次イオン化さ
れた霧はイオン化用管の中間部分22を通されて二次イ
オン化部分18内をさらに下方に案内されて同部分内の
放電電極28、30の間を通され、そこで発生している
プラズマ放電をうけて更にイオン化される。
【0020】二次イオン化部分を通された霧は、冷却管
16内に通されて冷却される。従って、該冷却管16内
を通される霧は冷却されて凝結し、イオン化水として生
成される。生成されたイオン化水は、冷却管の下端出口
から滴下して収納槽36内に落ち、収集される。
【0021】図2は、放電電極の他の構成を示してい
る。すなわち、一方の電極は螺旋状にされており、他方
の直線状にされた電極を囲むように伸びている。このよ
うにすると、霧の容積電界率を増大することができ効率
よくイオン化をすることができる。
【0022】
【発明の効果】 以上の説明から明らかな通り、前述の
特願平7−178410において開示した発明に比べ
て、一次及び二次コイルを備える電磁処理装置を必要と
せずにイオン化水を作ることができ、従って、この先願
に係る発明に比べて、より簡便で且つ安価にイオン化水
を製造することができる。また、前記先願装置において
必要とされていた、電磁処理装置とプラズマ放電装置と
の間での水の滴下がないので、イオン水が作られるまで
一貫して密閉管内で処理することができる。さらに、水
を0.1−1ミクロンの微細な霧にすることにより、よ
り効率的な処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るイオン化水製造のための装置の
概要を示す側面図。
【図2】 放電電極の他の実施形態を示す図。 14−−−イオン化用管;16−−−凝結手段(冷却用
管)。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水から霧を発生させ、該霧に放電を加え
    ることにより同霧をイオン化し、これを冷却して凝結す
    ることによってイオン化水を製造する方法。
  2. 【請求項2】 水から発生された霧を通すようにしたイ
    オン化用管と、 該イオン化用管内部に設定された放電電極を備え、該電
    極間で放電を生じさせるための放電手段と、 イオン化用管を通されてイオン化された霧を受け入れて
    冷却し凝結させて、イオン化水とするための凝結手段
    と、 を有することを特徴とするイオン化水製造装置。
  3. 【請求項3】 前記凝結手段が、イオン化用管に連通さ
    れた冷却用管を有していることを特徴とする請求項2に
    記載のイオン化水製造装置。
  4. 【請求項4】 前記イオン化用管が、前記霧に対して一
    次のイオン化を行うための大径の一次イオン化部分と、
    一次イオン化を行った霧に更にイオン化を行う大径の二
    次イオン化部分と、一次及び二次イオン化部分を連通す
    るための小径の中間部分とを有する請求項2に記載のイ
    オン化水製造装置。
  5. 【請求項5】 前記放電電極のうち一方の極の電極に対
    して他方の極の電極が一方の極の電極を囲むように伸び
    るようにしたことを特徴とする請求項2ないし4のいず
    れかに記載のイオン化水製造装置。
  6. 【請求項6】 前記一方の極の電極がほぼ直線状とさ
    れ、他方の極の電極が直線状の電極を取り囲むように伸
    びる螺旋状の電極とされていることを特徴とする請求項
    5に記載のイオン化水製造装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009125512A (ja) * 2007-11-27 2009-06-11 Panasonic Electric Works Co Ltd イオン発生装置
JP2011111436A (ja) * 2009-11-30 2011-06-09 Aron World:Kk アルカリイオン水を用いた化粧料組成物
JP2013519503A (ja) * 2010-02-10 2013-05-30 ゾレッジ‐ガレトン,アルフレド 液体にプラズマ粒子を当てるための方法及び装置、並びに水を殺菌するための使用

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JP2011111436A (ja) * 2009-11-30 2011-06-09 Aron World:Kk アルカリイオン水を用いた化粧料組成物
JP2013519503A (ja) * 2010-02-10 2013-05-30 ゾレッジ‐ガレトン,アルフレド 液体にプラズマ粒子を当てるための方法及び装置、並びに水を殺菌するための使用

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