JPH10165703A - 有機溶剤の脱水方法及び脱水装置 - Google Patents

有機溶剤の脱水方法及び脱水装置

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JPH10165703A
JPH10165703A JP35948296A JP35948296A JPH10165703A JP H10165703 A JPH10165703 A JP H10165703A JP 35948296 A JP35948296 A JP 35948296A JP 35948296 A JP35948296 A JP 35948296A JP H10165703 A JPH10165703 A JP H10165703A
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JP
Japan
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drum
organic solvent
desiccant
mouth
cylinder
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Application number
JP35948296A
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Inventor
Makio Goto
萬喜男 後藤
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Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
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Publication date
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  • Treatment Of Liquids With Adsorbents In General (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】溶剤槽の外に特別の装置を用いずに、効率的に
有機溶媒中の微量の水分を除去する。 【解決手段】有機溶剤の入っているドラム缶の口に、周
壁が金網になっている乾燥剤充填筒を挿入して気密に装
着し、ドラム缶を横にして転がし有機溶剤をむらなく接
触させ、又は、下端が金網になっている乾燥筒を挿入し
て気密に装着し、送液ポンプ、もしくは、水車によっ
て、有機溶剤を、乾燥筒の下端から吸い込み中の乾燥剤
に接触させた後、上部の排出口から排出することによっ
て、有機溶媒中の微量の水分を除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気中の水分等を
吸収して微量の水分を含み易い有機溶剤中の微量の水分
を除去することを目的とする有機溶剤の脱水方法及び脱
水装置に関するものである。従来から、アルコール、エ
ステル、エーテル等の水酸基や酸素を含む有機化合物
は、親油性と親水性とを兼ね備えることから、溶剤とし
て多数のものが使用されている。一方、このような特性
から、一般に、その中に含まれる水分を除くことは非常
に困難である。例えば、エチルアルコールは、通常の蒸
留では水との共沸混合物しかえられない。そこで、ベン
ゼンとの3成分共沸混合物として水を除去し、更に、残
っている水分を金属マグネシウムで除去している。ま
た、グリニァール試薬に使用されるエチルエーテルは、
硫酸を加えて蒸留し、金属ナトリウムを入れて保管して
いる。しかしながら、最近は、有機溶剤に微量に残る水
分は、単に実験室規模で問題になるだけでなく、湿気硬
化性接着剤や湿気硬化性シーラントの原料に使用される
酢酸エチル等の低沸点溶剤においても問題になってき
た。本発明は、このような有機溶剤中の微量の水分を除
去するための脱水方法及び脱水装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】現在、前述のように、実験室的に有機溶
剤中の微量の水分を除去するために使用される金属マグ
ネシウムや金属ナトリウムを、工業的に使用するのは、
非常な危険をともない、高価になるので、一般には、合
成ゼオライトやアルミノシリケート等の脱水剤を使用し
て水分を吸着させる方法がとられている。そして、この
脱水剤を使用する装置や方法について、種々の発明が開
示されている。例えば、特開昭61−118108号公
報には、幾つかの溶剤槽の外に脱水装置を設け、各溶剤
槽から逐次脱水装置を通すことにより連続に処理して効
率的に脱水する装置が開示されており、特開平5−22
0303号公報には、回収溶剤を脱水塔と脱酸塔とを通
することによって効率的に回収溶剤を再生する装置が開
示されている。また、実開平2−66203号公報に
は、溶剤の中に入れ水分を除去するための吸着剤を液体
浸透性のシートで包んだ包装体が開示されており、実開
平6−46266号公報には、タンク本体の上部に取り
付け、タンクに供給される溶剤から水分を除去する受液
器が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の特開昭61−1
18108号公報および特開平5−220303号公報
に開示された装置は、溶剤槽とは別に脱水のための装置
や塔が設けられているので、脱水の度に溶剤を移動させ
ることが必要になり、全体の装置も大きくなる。また、
実開平2−66203号公報に開示された包装体は、溶
剤槽の外に特別な装置を必要としないという点で優れて
いるが、短時間では包装体の付近の溶剤の脱水できず、
十分に脱水しようとすれば、多数の包装体を長期間浸漬
させておく必要がある。また、実開平6−46266号
公報に開示された受液器は、溶剤の供給速度をかなり遅
くしないと十分に脱水されないし、また、効率的に脱水
しようとすれば、受液器が大型になり取扱いに不便にな
る。発明が解決しようとする課題は、溶剤槽の外に特別
の装置を必要とせず、効率的に溶剤中の微量の水分を除
去することができる脱水方法及び脱水装置を提供するこ
とにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は上述の課題を
解決するため、ドラム缶の口から挿入しうる太さで少な
くとも周壁が金網になっている乾燥剤充填筒に乾燥剤を
充填し蓋をし、その上部に設けられた装着具によって、
その乾燥剤充填筒を、有機溶剤が入っているドラム缶の
口から缶内に挿入し、ドラム缶の口に固定した後、その
ドラム缶を横に倒し一方向に回転させ又は左右に往復回
転させて、乾燥剤充填筒を有機溶剤中で移動させること
を特徴とする有機溶剤の脱水方法(以下「第1発明」と
いう)、ドラム缶の口から挿入しうる太さで少なくとも
周壁が金網になっていて上部に蓋がある乾燥剤充填筒
と、その上部に設けらその乾燥剤充填筒をドラム缶の口
に気密に装着する装着具とからなる有機溶剤の脱水装置
(以下「第2発明」という)、ドラム缶の口から挿入し
うる太さとドラム缶の底部まで達する長さを有し、その
内部に上下2枚の金網で仕切られて設けられた乾燥剤充
填部を有する乾燥筒、その乾燥筒の上端に設けられ、内
部に有機溶剤を乾燥剤充填部上端から送液ポンプに吸い
出す導入路と送液ポンプからドラム缶内上部に排出する
排出路を有し、装置全体をドラム缶の口に気密に装着す
る装着具、及び、その装着具の上端に設けられ、有機溶
剤を導入路から吸い出し排出路へ送り出す送液ポンプか
らなることを特徴とする有機溶剤の脱水装置(以下「第
3発明」という)、並びに、ドラム缶の口から挿入しう
る太さとドラム缶の底部まで達する長さを有し、その内
部に上下2枚の金網で仕切られて設けられた乾燥剤充填
部を有する乾燥筒、その乾燥筒の上端に設けられ、外周
には上部に装置全体をドラム缶の口に気密に装着する装
着部と下部に有機溶剤の排出口を有し、内部には有機溶
剤を乾燥剤充填部上端から吸い出し外周の排出口から排
出させる水車と水車の軸を気密に保持する軸受けを有す
る装着具、及び、その装着具の上端に設けられ、水車の
軸を通して水車を回転させるモーターからなることを特
徴とする有機溶剤の脱水装置(以下「第4発明」とい
う)を提案する。
【0005】第1発明に係わる有機溶剤の脱水方法で
は、ドラム缶の口に気密に装着する装着具とそれによっ
て支持された乾燥剤充填筒からなる脱水装置を使用す
る。乾燥剤充填筒は、ドラム缶の口から挿入しうる太さ
であることが必要で、長さは適宜でよいが、できればド
ラム缶の底部近くまで達する長さがあることが好まし
い。また、周壁が金網になっていることが必要である
が、底部が金網になっていてもよい。金網の目の大きさ
は、溶剤の流通をよくするため、乾燥剤が通過しない程
度に粗いものがよい。更に、乾燥剤充填筒の上部には乾
燥剤を出し入れできる蓋が設けられていることが必要で
ある。第1発明に係わる有機溶剤の脱水方法は、この脱
水装置に乾燥剤を入れて、ドラム缶に装着した後、それ
を横に倒し、その中に入っている有機溶剤の量が多い場
合は一方向に回転させ、又は、有機溶剤の量が少ない場
合は左右に往復回転させて、乾燥剤充填筒をドラム缶内
の有機溶剤中で移動させることを特徴としており、この
移動によって、ドラム缶内の溶剤がむらなく金網を通し
て乾燥剤に接触させることができる。特に、乾燥剤充填
筒がドラム缶の底部までに達している時は、さらにむら
なく溶剤を乾燥剤に接触させることができる。また、ド
ラム缶を一方向に回転させ又は左右に往復回転させるに
は、手作業でもよいが、ドラム缶を横にして2本のロー
ラの間に載せて機械で行ってもよい。
【0006】第2発明に係わる有機溶剤の脱水装置は、
ドラム缶の口に気密に装着する装着具とそれによってド
ラム缶内に支持された乾燥剤充填筒とからなる。この乾
燥剤充填筒は、ドラム缶の口から挿入しうる太さである
ことが必要で、長さは適宜でよいが、できればドラム缶
の底部近くまで達する長さがあることが好ましい。ま
た、上部に蓋があり、周壁が金網になっていることが必
要であるが、底部が金網になっていてもよい。金網の目
の大きさは、溶剤の流通をよくするため、乾燥剤が通過
しない程度に粗いものがよい。この脱水装置は、第1発
明に係わる有機溶剤の脱水方法に使用されるだけでな
く、そのままドラム缶の口に装着して、有機溶剤の保管
中に新たに吸収した水分を除去するためにも使用するこ
とができる。また、単に保管中に新たに吸収した水分を
除去するだけに使用する場合は、乾燥剤充填筒は、必ず
しも装着具によってドラム缶の口に固定される必要がな
く、ドラム缶の口に固定された装着具から有機溶剤中に
吊り下げるようにしてもよい。
【0007】第3発明に係わる有機溶剤の脱水装置は、
ドラム缶の口に気密に装着する装着具、それによってド
ラム缶内に支持された乾燥筒、及び、装着具によってド
ラム缶外に支持された送液ポンプからなる。この乾燥筒
は、ドラム缶の口から挿入しうる太さとドラム缶の底部
まで達する長さを有し、その内部に上下2枚の金網で仕
切られて設けられた乾燥剤充填部があり、乾燥剤は上の
金網を外して取り替えることができるようになってい
る。また、装着具の内部に、有機溶剤を乾燥剤充填部上
端から送液ポンプに吸い出す導入路と、送液ポンプから
ドラム缶内上部に排出する排出路が設けられている。こ
の脱水装置を、ドラム缶の口に取り付け稼働させると、
ドラム缶内の溶剤は、乾燥筒の下端から吸い上げられて
下の金網から乾燥剤層を通過し上の金網から導入路を通
って送液ポンプに達し、更に、送液ポンプによって排出
路を通ってドラム缶上部に排出される。そして、溶剤は
乾燥剤層を通過する際に脱水される。従って、効率的に
脱水するためには、乾燥剤充填部を乾燥筒全長にわたっ
て設けることが好ましい。なお、一般に溶剤は引火性の
ものが多いので、送液ポンプを駆動するモーターには、
圧搾空気で駆動するエアモーターを使用することが好ま
しい。
【0008】第4発明に係わる有機溶剤の脱水装置は、
内部に水車が設けられドラム缶の口に気密に装着する装
着具、それによってドラム缶内に支持された乾燥筒、及
び、装着具によってドラム缶外に支持されたモーターか
らなる。この乾燥筒は、ドラム缶の口から挿入しうる太
さとドラム缶の底部まで達する長さを有し、その内部に
上下2枚の金網で仕切られて設けられた乾燥剤充填部が
あり、乾燥剤は上の金網を外して取り替えることができ
るようになっている。また、装着具には、外周上部に装
置全体をドラム缶の口に気密に装着する装着部があり、
外周下部に有機溶剤の排出口があって、内部には水車が
設けられ、水車の軸が装着具の中央を気密を保ちながら
貫通してモーターまで達している。気密を保つには、内
外の気圧差がないので、軸と軸受けの間にグリースを塗
布する等の通常の方法を適用することができる。この脱
水装置を、ドラム缶の口に取り付け稼働させると、ドラ
ム缶内の溶剤は、乾燥筒の下端から吸い上げられて下の
金網から乾燥剤層を通過し上の金網から水車に達し、水
車によって外周の排出口から排出される。そして、溶剤
は乾燥剤層を通過する際に脱水される。従って、効率的
に脱水するためには乾燥剤充填部を乾燥筒全長にわたっ
て設けることが好ましい。なお、一般に溶剤は引火性の
ものが多いので、水車を駆動するモーターには、圧搾空
気で駆動するエアモーターを使用することが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】
〔実施例1〕図1〜3図は、第1発明に係わる有機溶剤
の脱水方法、及び、第2発明に係わる有機溶剤の脱水装
置の一つの実施例の説明図である。これらの図におい
て、1はこの実施例の脱水装置、2は乾燥剤充填筒、3
は装着具、4は金網、5は蓋、6は雄ねじ、7は雌ね
じ、8はOリング、9はドラム缶、10はドラム缶の
口、11は駆動ローラーを示す。なお、この実施例で
は、蓋5は装着具3と一体化されている。この実施例で
は、第1図の乾燥剤充填筒2に、乾燥剤を充填し、乾燥
剤充填筒2の上部を装着具3にねじ込み蓋5を閉め、脱
水装置1を組み立て、第2図に示したように、ドラム缶
の口10に装着し、ドラム缶9を横にし、第3図に示し
たように、駆動ローラー11によって、一方向に回転さ
せたり、左右に往復回転させたりできるようになってい
る。なお、駆動ローラー11は、回転方向や回転速度等
も変えることができるようになっており、また、ドラム
缶9内の溶剤の量によって、往復運動の幅も調節するこ
とができるようになっている。
【0010】〔実施例2〕図4は、第3発明に係わる有
機溶剤の脱水装置の一つの実施例の説明である。この図
において、2〜10は図1〜3と同様のものを示し、1
2はこの実施例の脱水装置、13はパイプ、14は乾燥
剤充填部、15は吸入口、16は装着具、17は導入
路、18は排出路、19はエアー駆動送液ポンプの収納
ケースを示す。なお、この実施例では、パイプはドラム
缶の底部に達しているが、この図では短く描いてあり、
また、蓋5は装着具16と一体化されている。この実施
例では、充填部14に乾燥剤を充填し、装着具16にね
じ込み蓋5を閉め、脱水装置12を組み立て、ドラム缶
の口10に装着するようになっている。装着後、収納ケ
ース19の中にあるエアー駆動送液ポンプを稼働させる
と、ドラム缶内の溶剤は、乾燥筒13の下端の吸入口1
5から吸い上げられて下の金網から乾燥剤充填部14を
通過し、上の金網から導入路17を通って送液ポンプに
達し、更に、送液ポンプから排出路18を通ってドラム
缶上部に排出される。そして、溶剤は乾燥剤充填部14
を通過する際に脱水される。
【0011】〔実施例3〕図5は、第4発明に係わる有
機溶剤の脱水装置の一つの実施例の説明である。この図
において、2〜15は図1〜4と同様のものを示し、2
0はこの実施例の脱水装置、21は装着具、22は水
車、23は水車の軸、24は排出口、25はエアー駆動
モーターの収納ケースを示す。この実施例でも、パイプ
はドラム缶の底部に達しているが、この図では短く描い
てあり、また、蓋5は装着具21と一体化されている。
この実施例では、充填部14に乾燥剤を充填し、装着具
21にねじ込み蓋5を閉め、脱水装置20を組み立て、
ドラム缶の口10に装着するようになっている。装着
後、収納ケース25の中にあるエアー駆動モーターを稼
働させると、水車の軸23を通して水車22が回転する
ことによって、ドラム缶内の溶剤は、乾燥筒13の下端
の吸入口15から吸い上げられて下の金網から乾燥剤充
填部14を通過し、上の金網から水車22に達し、水車
22によって外周の排出口24から排出される。そし
て、溶剤は乾燥剤充填部14を通過する際に脱水され
る。
【0012】
【発明の効果】本発明に係わる有機溶剤の脱水方法及び
脱水装置は、前述のような構成を有するので、溶剤槽の
外に特別の装置を必要とせず、従って、有機溶剤の移動
の際の水分の吸収の危険を避けることができ、しかも、
乾燥剤に有機溶剤とがむらなく接触するので、極めて効
率的に溶剤中の微量の水分を除去することができ、湿気
を嫌う酢酸エチル等の低沸点溶剤の品質を維持し、高品
質の湿気硬化性接着剤や湿気硬化性シーラント等の製造
に大きく寄与するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明の有機溶剤の脱水方法に使用する第2
発明に係わる有機溶剤の脱水装置の一つの実施例の説明
図である。
【図2】第1発明の有機溶剤の脱水方法でドラム缶を横
に倒した状況の説明図である。
【図3】第1発明の有機溶剤の脱水方法でドラム缶を回
転する状況の説明図である。
【図4】第3発明に係わる有機溶剤の脱水装置の一つの
実施例の説明図である。
【図5】第4発明に係わる有機溶剤の脱水装置の一つの
実施例の説明図である。
【符号の説明】
1…第2発明の実施例に係わる脱水装置 2…乾燥剤充填筒 3…第2発明の実施例に係わる装着具 4…金網 5…蓋 6…雄ねじ 7…雌ねじ 8…Oリング 9…ドラム缶 10…はドラム缶の口 11…駆動ローラー 12…第3発明の実施例に係わる脱水装置 13…乾燥筒 14…乾燥剤充填部 15…吸入口 16…第3発明の実施例に係わる装着具 17…導入路 18…排出路 19…エアー駆動送液ポンプの収納ケース 20…第4発明の実施例に係わる脱水装置 21…第4発明の実施例に係わる装着具 22…水車 23…水車の軸 24…排出口 25…エアー駆動モーターの収納ケース

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドラム缶の口から挿入しうる太さで少な
    くとも周壁が金網になっている乾燥剤充填筒に乾燥剤を
    充填し蓋をし、その上部に設けられた装着具によって、
    その乾燥剤充填筒を、有機溶剤が入っているドラム缶の
    口から缶内に挿入し、ドラム缶の口に固定した後、その
    ドラム缶を横に倒し一方向に回転させ又は左右に往復回
    転させて、乾燥剤充填筒を有機溶剤中で移動させること
    を特徴とする有機溶剤の脱水方法
  2. 【請求項2】 ドラム缶の口から挿入しうる太さで少な
    くとも周壁が金網になっていて上部に蓋がある乾燥剤充
    填筒と、その上部に設けらその乾燥剤充填筒をドラム缶
    の口に気密に装着する装着具とからなる有機溶剤の脱水
    装置
  3. 【請求項3】 ドラム缶の口から挿入しうる太さとドラ
    ム缶の底部まで達する長さを有し、その内部に上下2枚
    の金網で仕切られて設けられた乾燥剤充填部を有する乾
    燥筒、その乾燥筒の上端に設けられ、内部に有機溶剤を
    乾燥剤充填部上端から送液ポンプに吸い出す導入路と送
    液ポンプからドラム缶内上部に排出する排出路を有し、
    装置全体をドラム缶の口に気密に装着する装着具、及
    び、その装着具の上端に設けられ、有機溶剤を導入路か
    ら吸い出し排出路へ送り出す送液ポンプからなることを
    特徴とする有機溶剤の脱水装置
  4. 【請求項4】 ドラム缶の口から挿入しうる太さとドラ
    ム缶の底部まで達する長さを有し、その内部に上下2枚
    の金網で仕切られて設けられた乾燥剤充填部を有する乾
    燥筒、その乾燥筒の上端に設けられ、外周には上部に装
    置全体をドラム缶の口に気密に装着する装着部と下部に
    有機溶剤の排出口を有し、内部には有機溶剤を乾燥剤充
    填部上端から吸い出し外周の排出口から排出させる水車
    と水車の軸を気密に保持する軸受けを有する装着具、及
    び、その装着具の上端に設けられ、水車の軸を通して水
    車を回転させるモーターからなることを特徴とする有機
    溶剤の脱水装置
JP35948296A 1996-12-14 1996-12-14 有機溶剤の脱水方法及び脱水装置 Pending JPH10165703A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014507272A (ja) * 2011-01-28 2014-03-27 ウェムス,インコーポレイティド 溶剤精製のための方法およびシステム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014507272A (ja) * 2011-01-28 2014-03-27 ウェムス,インコーポレイティド 溶剤精製のための方法およびシステム

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Effective date: 20040608

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