JPH10165248A - 壁面に着脱自在に取り付けられる装置 - Google Patents

壁面に着脱自在に取り付けられる装置

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JPH10165248A
JPH10165248A JP32949796A JP32949796A JPH10165248A JP H10165248 A JPH10165248 A JP H10165248A JP 32949796 A JP32949796 A JP 32949796A JP 32949796 A JP32949796 A JP 32949796A JP H10165248 A JPH10165248 A JP H10165248A
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substrate
wall surface
wall
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planar fastener
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JP32949796A
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Inventor
Akio Matsumoto
章夫 松本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】屋内又は屋外の所望の壁面に、各種の棚や箱な
どを着脱自在にかつ堅固に取り付ける手段を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】壁面(S)に取り付けられるべき基板
(1)と; 一対の接合片(2a,2b)から成り、そ
の一方の片(2a)が上記基板の壁面と対向する面に貼
り付けられ、他方の片(2b)が上記壁面に貼り付けら
れる平面ファスナー(2)と; 上記基板の平面ファス
ナーの一方の片(2a)を貼り付けた個所から所定距離
離れた位置に、壁面へ向けて先端が突出するようねじ込
まれた少なくとも1本の調節ネジ(3)と; 使用目的
に応じて上記基板上に組み付けられた用途対応部材
(4,5,6)と; から構成されたことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屋内又は屋外の所
望の壁面に着脱自在にかつ堅固に取り付けられる各種の
棚や箱等の装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、屋内の壁面に各種の棚を取り付け
る場合、棚自体を木ネジ等で壁面に固定するようにして
いたため、取外しが困難であり、また、状差しその他の
小物入れ等は壁面に打ち付けた釘やフックに掛けるよう
にしていたため、不安定で、重量物は入れられないとい
うような不具合があった。また、屋外のブロック塀や建
物のコンクリート壁に郵便受けや植木鉢用棚などを堅固
に取り付けるには、コンクリート用の特殊な釘やアンカ
ーボルトが必要で、取外しも困難であるという不具合が
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題点
を解決するためなされたものであり、その目的とすると
ころは、屋内又は屋外の所望の壁面に着脱自在にかつ堅
固に取り付けられる各種の棚や箱等の装置を提供するこ
とにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的は、壁面に取り
付けられるべき基板と、一対の接合片から成り、その一
方の片が上記基板の壁面と対向する面に貼り付けられ、
他方の片が上記壁面に貼り付けられる平面ファスナー
と、上記基板の平面ファスナーの一方の片を貼り付けた
個所から所定距離離れた位置に、壁面へ向けて先端が突
出するようねじ込まれた少なくとも1本の調節ネジと、
使用目的に応じて上記基板上に組み付けられた用途対応
部材と、から構成されたことを特徴とする壁面に着脱自
在に取り付けられる装置によって達成できる。
【0005】必要に応じて、上記基板の壁面と対向する
面に、上記平面ファスナーを介して上記調節ネジと反対
側の適宜の位置に、平面ファスナーの厚さと略等しい高
さの突部を形成することが推奨される。或いはまた、上
記平面ファスナーの一方の片を、基板の壁面と対向する
面に形成した平面ファスナーの厚さと略等しい深さの凹
溝内に貼り付けるようにしてもよい。
【0006】上記基板と用途対応部材としての棚板に透
明なアクリル製の板を用いることも推奨される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつゝ本発明を
具体的に説明する。図1は、壁面に着脱自在に取り付け
られる本発明に係る牛乳受け箱の一実施例を示す斜視
図、図2は、壁面に着脱自在に取り付けられる本発明に
係る棚の一実施例を示す斜視図、図3は、図2中のA−
A線に沿った断面図、図4は、本発明に従い壁面に取り
付けられた基板を取り外すのに好適に用いられる用具の
一例を示す斜視図、図5ないし図7は、基板の裏面に設
けられる突部のそれぞれ異なった例を示す説明図、図8
は、基板の裏面に形成した凹溝内に平面ファスナーの一
方の片を貼り付けた例を示す説明図である。
【0008】図1に示した本発明に係る装置20は、基
板1上に、用途対応部材として牛乳受け用の箱体6を組
み付けた実施例を示している。この装置20は、例えば
屋外の門柱等の壁面Sに取り付けられ、配達される牛乳
ビンを受領するためのものであり、基板1と、平面ファ
スナー2と、調節ネジ3と、基板1に取り付けられる箱
体6とから構成されている。調節ネジ3は、基板1の下
方の両隅に1個づつ(左側の1個は図では隠れて見えな
い。)設けてある。
【0009】平面ファスナー2は、一対の接合片2a及
び2bから成り、その一方の片2aは基板1の壁面と対
向する面(以下、「裏面」という。)に貼り付けられ、
他方の片2bは壁面Sに貼り付けられる。調節ネジ3
は、基板1の平面ファスナーの一方の片2aを貼り付け
た個所から所定距離離れた位置に、基板の裏面から壁面
へ向けて先端が突出するようにねじ込まれており、基板
1の表面側のネジの頭部をつまんで回すことにより、裏
面側でのネジの先端の突出量を調節でき、その突出量を
平面ファスナー2の厚さと略等しくなるように調節する
ことにより、壁面S上での基板1の安定性を確保できる
ようになっている。基板1の表面側には、使用目的に応
じた用途対応部材が組み付けられるようになっており、
この実施例では牛乳受け用の箱6が取り付けられてい
る。
【0010】次に、図2及び図3に示す実施例について
説明する。この棚10は、例えば屋外のブロック塀の壁
面Sに取り付けて、植木鉢等を載せるための棚であり、
基板1と、一対の接合片2a及び2bから成る平面ファ
スナー2と、調節ネジ3と、基板1に取り付けられる棚
板4とから構成されている。調節ネジ3は、基板1の平
面ファスナーの一方の片2aを貼り付けた個所から所定
距離離れた位置に、基板の裏面から壁面へ向けて先端が
突出するようにねじ込まれており、基板1の表面側のネ
ジの頭部をつまんで回すことにより、裏面側でのネジの
先端の突出量を調節できるようになっている。
【0011】基板1の表面側には、棚板4が、基板1に
設けた突出桟1b及び1cの間に嵌め込まれ、ピン5,
5で固定されている。植木鉢などは、例えば両面接着テ
ープや平面ファスナーなどによりこの棚板4の上に固着
される。また、棚板4に適宜の取付け孔を設けておき、
その中へ鉢などを嵌め込むようにしてもよい。基板1及
び棚板4を透明なアクリル板で作製することにより、外
観的にも美麗な棚を構成することができる。
【0012】図示した実施例においては、基板1の裏面
に、基板の一辺縁に沿って突部(突条)1aが形成され
ている。この突部1aの高さは、平面ファスナー2の厚
さと略等しく、平面ファスナー2を介して上記調節ネジ
と反対側の適宜の位置に設けられる。基板1を壁面Sに
取り付けたとき、調節ネジ3の先端と突部1aの先端が
壁面Sに強く当接することにより、基板1が振動したり
せず安定した状態で壁面上に保持される。この突部1a
は、長い突条として形成されてもよく、複数の短い脚状
の突起として形成されたものでもよい。
【0013】この棚10を作製し、壁面に取り付ける手
順は以下の通りである。先ず、基板1の壁面と対向する
面(裏面)に、一対の接合片から成る平面ファスナー2
の一方の片2aを貼り付ける。次いで、平面ファスナー
の他方の片2bを壁面Sに貼り付け、更に、平面ファス
ナーの両片2a,2bを互いに接合することにより基板
1を壁面Sに着脱自在に取り付ける。最後に、調節ネジ
3のねじ込み量を加減することにより壁面に対する基板
1の傾きを調節する。
【0014】平面ファスナー2としては、通常のフック
・アンド・ループ形式のものを用い得るが、フック・ア
ンド・フック形式の例えば住友スリーエム社から提供さ
れている「デュアルロック・ファスナー(商標名)」等
が好適に利用できる。
【0015】図4は、壁面Sに取り付けられた基板1を
壁面から取り外すのに好適に用いられる用具の一例を示
している。平面ファスナー2として、剥離強度の高いも
のを使用すると、基板1を壁面から取り外すのが必ずし
も容易ではない。そのようなときに、図4に示す取外し
用具7の鉤部7aを基板1と壁面Sの隙間に差し込み、
把持部7bを持ってこじるようにすれば、基板1を比較
的容易に壁面から取り外すことができる。
【0016】而して、本発明に係る装置は、基板1に様
々な用途対応部材を取り付けることにより各種用途に適
用できる。例えば、居室、キッチン、浴室、トイレ等々
の屋内の壁面に、各種の棚や小物入れ、状差しを取り付
けたり、電話台、テレビ台、CDなどの整理棚、スリッ
パ立て、鏡、ワイヤメッシュの小物掛け等々を取り付け
るのに利用できる。また、屋外のブロック塀、建物の外
壁等に、植木鉢用棚や、フラワーボックス、箒等のハン
ガー、郵便受け、照明灯等々を取り付けることも可能で
ある。これらの用途対応部材は、基板1と一体に製造し
てもよく、また、分離可能としてもよい。
【0017】また、これまでの実施例では、いわば横型
の装置を示したが、これは縦型、即ち平面ファスナー2
が鉛直に貼り付けられた形態のものであってもよい。ま
た、これまで基板1が平板のものを示したが、これは例
えば太い丸柱などに取り付けるときは円筒面状のものを
使用する。更にまた、基板1自体が看板や掲示板などで
あってもよい。
【0018】また、基板1の裏面の突部として、図2及
び図3の実施例では長く連続した突条1aを示したが、
図5に示すように、少なくとも2個の円盤状突起列1
d,1dなどでもよく、或いはまた、図6に示すような
ネジ8や、図7に示すようなセットビス9,9のような
形態のものであってもよい。
【0019】更にまた、図8に示すように、基板1の裏
面に貼り付けられる平面ファスナーの一方の片2aを、
基板の裏面に形成した平面ファスナー2の厚さと略等し
い深さの凹溝1e内に貼り付けらるように構成し、平面
ファスナーの一対の接合片2a及び2bを接合せしめた
とき、基板1の裏面が前記壁面Sと密着するように構成
することも推奨される。
【0020】
【発明の効果】本発明は、以上の如く構成されるから、
本発明に係る装置によるときは、屋内又は屋外の所望の
壁面に、各種の棚や箱などを着脱自在にかつ堅固に取り
付けることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】壁面に着脱自在に取り付けられる本発明に係る
牛乳受け箱の一実施例を示す斜視図である。
【図2】壁面に着脱自在に取り付けられる本発明に係る
棚の一実施例を示す斜視図である。
【図3】図2中のA−A線に沿った断面図である。
【図4】本発明に従い壁面に取り付けられた基板を取り
外すのに好適に用いられる用具の一例を示す斜視図であ
る。
【図5】基板の裏面に設けられる突部を、2個の円盤状
突起とした例を示す斜視図である。
【図6】基板の裏面に設けられる突部を、ネジにより構
成した例を示す斜視図である。
【図7】基板の裏面に設けられる突部を、セットビスに
より構成した例を示す斜視図である。
【図8】基板の裏面に形成した凹溝内に平面ファスナー
の一方の片を貼り付けた例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 基板 1a 突条 1d 円盤状突起 1e 凹溝 2 平面ファスナー 3 調節ネジ 4 棚板 5 固定ピン 6 牛乳受け用の箱体 7 取外し用具 8 ネジ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】壁面(S)に取り付けられるべき基板
    (1)と、 一対の接合片(2a,2b)から成り、その一方の片
    (2a)が上記基板の壁面と対向する面に貼り付けら
    れ、他方の片(2b)が上記壁面に貼り付けられる平面
    ファスナー(2)と、 上記基板の平面ファスナーの一方の片(2a)を貼り付
    けた個所から所定距離離れた位置に、壁面へ向けて先端
    が突出するようねじ込まれた少なくとも1本の調節ネジ
    (3)と、 使用目的に応じて上記基板上に組み付けられた用途対応
    部材(4,5,6)と、 から構成されたことを特徴とする壁面に着脱自在に取り
    付けられる装置(10,20)。
  2. 【請求項2】上記基板(1)の壁面と対向する面に、上
    記平面ファスナーを介して上記調節ネジと反対側の適宜
    の位置に、平面ファスナーの厚さと略等しい高さの突部
    (1a,1d,8a,9)を形成した請求項1に記載の
    壁面に着脱自在に取り付けられる装置。
  3. 【請求項3】上記突部が、基板(1)の一辺縁に沿って
    設けられた突条(1a)である請求項2に記載の壁面に
    着脱自在に取り付けられる装置。
  4. 【請求項4】上記突部が、基板(1)の一辺縁に設けら
    れた少なくとも2個の円盤状突起(1d,1d)である
    請求項2に記載の壁面に着脱自在に取り付けられる装
    置。
  5. 【請求項5】上記平面ファスナーの一方の片(2a)
    が、基板(1)の壁面と対向する面に形成した平面ファ
    スナー(2)の厚さと略等しい深さの凹溝(1e)内に
    貼り付けられた請求項1に記載の壁面に着脱自在に取り
    付けられる装置。
  6. 【請求項6】上記基板(1)と用途対応部材としての棚
    板(4)に透明なアクリル製の板を用いた請求項1に記
    載の壁面に着脱自在に取り付けられる装置。
JP32949796A 1996-12-10 1996-12-10 壁面に着脱自在に取り付けられる装置 Pending JPH10165248A (ja)

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JP32949796A JPH10165248A (ja) 1996-12-10 1996-12-10 壁面に着脱自在に取り付けられる装置

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JPH10165248A true JPH10165248A (ja) 1998-06-23

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ID=18222038

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JP32949796A Pending JPH10165248A (ja) 1996-12-10 1996-12-10 壁面に着脱自在に取り付けられる装置

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JP (1) JPH10165248A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015045225A (ja) * 2009-10-22 2015-03-12 ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー 付着性が改善された直接装着型の光起電力装置、及びその方法。

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015045225A (ja) * 2009-10-22 2015-03-12 ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー 付着性が改善された直接装着型の光起電力装置、及びその方法。

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