JPH10164400A - 雲台装置 - Google Patents

雲台装置

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JPH10164400A
JPH10164400A JP8320587A JP32058796A JPH10164400A JP H10164400 A JPH10164400 A JP H10164400A JP 8320587 A JP8320587 A JP 8320587A JP 32058796 A JP32058796 A JP 32058796A JP H10164400 A JPH10164400 A JP H10164400A
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JP
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pan
tilt
camera platform
head
rotation axis
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JP8320587A
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English (en)
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Shigeki Koizumi
茂樹 小泉
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 有効に装置の小型・薄型化を図ると共に、ケ
ーブルを容易且つ最適に引回し配置し、装置の動作性を
向上し得る雲台装置を提供する。 【解決手段】 雲台装置1は、雲台2上に撮像装置10
0を支持し、この撮像装置100をパン方向P或いはチ
ルト方向Tに回動させる。パン回動軸は装置基台上に立
設されると共に、チルト回動軸はパン回動軸の上方に水
平配置される。チルト回動軸をパン回動軸よりも前側に
ずらして配置し、チルト回動軸の後側にチルティング機
構の主要構成部材を配設する。チルト回動軸の後側にチ
ルティング機構の主要構成部材をコンパクトに配設する
ことができる結果、装置の小型・薄型化を実現し、雲台
2上の撮像装置100の動作範囲を拡げることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオカメラ等の
撮像装置を支持し、この撮像装置をパン方向或いはチル
ト方向に回動させるようにした雲台装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネット或いはパソコンを
使用して所謂TV会議が盛んに行われるようになってき
ている。この種の通信において、例えばTV会議等にお
いてはビデオカメラを利用して画像を取り込み、画像情
報を含んだデータ交信が可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、ビデオカメラの
画像を取り込み、その映像情報を通信する際ビデオカメ
ラを支持し、これをパン方向或いはチルト方向に回動さ
せるようにした雲台装置が知られている。しかしなが
ら、従来の雲台装置は単にパン動作或いはチルト動作可
能な単純な機能のものであり、またビデオカメラと一体
化し得るかたちで構成されたものはなかった。特に従来
の雲台装置では装置が大型化し、更に制御信号等の信号
線を含むケーブルを引き回す際、引回し作業が面倒でこ
れに手間がかかるばかりか、ケーブルによって装置作動
が制約される場合があった。また、既存のビデオカメラ
を自由に取付・使用可能に構成されたものはなく、その
ような雲台装置が待望されているのが実情であった。
【0004】本発明はかかる実情に鑑み、有効に装置の
小型・薄型化を図ると共に、ケーブルを容易且つ最適に
引回し配置し、装置の動作性を向上し得る雲台装置を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の雲台装置は、雲
台上に撮像装置を支持し、この撮像装置をパン方向或い
はチルト方向に回動させるようにした雲台装置であっ
て、前記雲台をチルト回動軸のまわりにチルト作動させ
るチルティング機構と、このチルティング機構をパン回
動軸のまわりにパン作動させるパンニング機構とを備
え、前記チルト回動軸と前記パン回動軸は相互に前後に
ずらして配置されるものである。
【0006】また、本発明の雲台装置において、前記パ
ン回動軸は装置基台上に立設されると共に、前記チルト
回動軸は前記パン回動軸の上方に水平配置されることを
特徴とする。また、本発明の雲台装置において、前記チ
ルト回動軸を前記パン回動軸よりも前側にずらして配置
し、前記チルト回動軸の後側に前記チルティング機構の
主要構成部材を配設することを特徴とする。
【0007】或いはまた、本発明の雲台装置は、雲台上
に撮像装置を支持し、この撮像装置をパン方向或いはチ
ルト方向に回動させるようにした雲台装置であって、前
記雲台を含む雲台ユニットをチルト回動軸のまわりに回
動自在に支持し、前記雲台ユニット内に形成された内部
空間に通信ケーブルが引回し配置される。
【0008】また、本発明の雲台装置において、前記雲
台ユニットは、湾曲内壁によって画成される内部空間を
有し、前記湾曲内壁に沿って前記通信ケーブルが引回し
配置されることを特徴とする。また、本発明の雲台装置
において、前記通信ケーブルの一端が、前記雲台から直
接引き出されるようにしたことを特徴とする。また、本
発明の雲台装置において、前記内部空間内に前記チルト
回動軸のまわりに回動するウォームホイールが配置され
ていることを特徴とする。
【0009】本発明によれば、チルト回動軸及びパン回
動軸のまわりにチルト作動或いはパン作動させるように
なっているが、チルト回動軸及びパン回動軸を相互に前
後にずらして配置することにより、パンユニットとチル
トユニットの空間的干渉を最小する。特に、水平配置さ
れるチルト回動軸を、装置基台上に立設されるパン回動
軸よりも前側に配置することで、チルト回動軸の後側に
チルティング機構の主要構成部材をコンパクトに配設す
ることができる。この結果、装置の小型・薄型化を実現
し、例えば特に雲台上の撮像装置の下向きチルト作動の
動作範囲を拡げることができる。
【0010】或いはまた、雲台ユニットの内部空間にお
いて、湾曲内壁に沿って通信ケーブルを引回し配置する
ことにより、該通信ケーブルに無理な負荷をかけること
なく容易且つ最適に引き回すことができる。これにより
通信ケーブルの耐久性を向上すると共に、装置の円滑作
動を保証することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明による
雲台装置の好適な実施の形態を説明する。図1〜図6
は、この実施形態における雲台装置1とこれに搭載され
たビデオカメラ100の外観構成例を示している。ビデ
オカメラ100は例えば、CCDビデオカメラ等の撮像
装置であってもよい。この雲台装置1によれば、後述す
るように雲台2上にビデオカメラ100を支持し、パン
方向(水平方向)P或いはチルト方向(垂直方向)Tに
回動させることができる。
【0012】雲台2上のビデオカメラ100は、カメラ
ネジ3(雄)と雲台2内部のバネによって突出するよう
に付勢されているカメラ固定ピン4とにより所定位置に
位置決め固定される。
【0013】ビデオカメラ100と外部との通信は、通
信ケーブル5で行なわれる。通信ケーブル5のプラグ5
aをカメラ100に挿入することで、該カメラ100は
雲台装置1内を通ってソケット5b(図5)に接続さ
れ、このソケット5bにて外部との通信を行なうことが
できる。雲台装置1とビデオカメラ100との通信は、
通信ケーブル6で行なわれる。通信ケーブル6のプラグ
6aをカメラ100に挿入することで、該カメラ100
は雲台装置1のコネクタ(図示せず)と結合される。雲
台装置1の電源はDC入力プラグ7(図5)より供給さ
れると共に、電源スイッチ8によりON/OFF制御さ
れる。また図5において、9はIDセレクト用スイッチ
である。
【0014】雲台装置1への通信は基本的には、ビデオ
カメラ100から通信ケーブル6を経由して行なわれ
る。なお、図示していないリモコンによって赤外線信号
によっても行なうことができる。この場合好適にはアク
リル製の受光カバー10の内側に、後述する2つの受光
センサがビデオカメラ100の可動範囲内をカバーし得
るように配置されている。
【0015】また、図において、11はこの雲台ユニッ
トをアッパカバー12に固定する軸受カバーである。軸
受カバー11は、チルト方向Tの回動中心軸を支えるた
めの軸受部を構成している。アッパカバー12の内側に
は後述するチルティング機構が保持されており、アッパ
カバー12から上側がそっくりパン方向Pに回動するよ
うになっている。また、13はフロントカバー、14は
リヤカバーであり、これらはボトムカバー15と共に装
置全体の外装を構成している。これらのカバーは、ボト
ムカバー15側から固定ネジ16(2本)により固定さ
れる(図6)。図6において、17はゴム足、18はカ
メラネジである。雲台装置1は、ゴム足17にて適宜の
台もしくはテーブル上等に設置してもよく、或いはビデ
オカメラ100を搭載した状態でカメラネジ18(雌)
にて三脚等に固定することができる。
【0016】上記構成において、通信ケーブル5のプラ
グ5aをビデオカメラ100に挿入すると共に、雲台装
置1のソケット5bに外部通信用プラグ(図示せず)を
接続することによりカメラ100を単独で使用可能とな
る。
【0017】ここで図7は、雲台部まわりの構造を示し
ている。雲台2には上蓋19が閉合するようになってい
る。この場合、上蓋19のロックアーム19a,19
a′を雲台2のロック部2a,2a′にそれぞれ係合さ
せることで、上蓋19が雲台2に嵌合固定される。後述
するように雲台2とこれに閉合する上蓋19の間をケー
ブル5,6が通されて、固定されるようになっている。
【0018】図8〜図12は、チルティング機構まわり
の構造を示している。雲台2の内側には、ウォームホイ
ール20がウォームホイール軸21にて回動可能に配置
されている。ウォームホイール20とウォームホイール
軸21の間にはウェーブワッシャ状に形成されたウォー
ムホイールバネ22が挿着される。また、ウォームホイ
ール20と雲台2の間には摩擦板23が介挿され、これ
によりウォームホイールバネ22の弾力による押圧力に
よって摩擦クラッチを構成している。この摩擦クラッチ
の摩擦力は、通常の駆動時にはスリップしないが、ビデ
オカメラ100等に外部から一定以上の過負荷が加わっ
た時にはスリップするように設定されている。従って、
ウォームホイール22と噛合する後述のウォームに変形
等を生じさせる心配がない。ウォームホイール軸21は
Eリング24によって雲台2に固定される。
【0019】また、25はチルト方向Tの回動中心とな
るシャフトである。シャフト25は、ウォームホイール
軸21の中心穴21aとこの中心穴21aとは対称位置
に設けられた雲台2の穴2bとに遊嵌する(図8及び図
9)。シャフト25はまた、アッパカバー12に設けた
軸受部12aに軸受カバー11(図5)によって固定さ
れ、これにより雲台部を回動可能に軸支する。
【0020】26はステッピングモータ(STM)ホル
ダであり、図12のようにネジ27(2本)によってア
ッパカバー12に固着される。このSTMホルダ26に
チルティング機構全体が搭載される。STMホルダ26
により支持されるステッピングモータ28の出力軸には
STMギヤ29が圧入嵌合される。ウォーム30は、S
TMホルダ26に挿入された軸受31に差し込んだ後軸
受32を挿入し、回転可能に軸支される。
【0021】軸受32の一部及びSTMホルダ26の挿
入穴は楕円形に形成されており、真中まで挿入して90
°回転させることにより軸受32が抜けなくなると共
に、該軸受32はウォームホイール20に対してそのラ
ジアル方向rには動ける構造となっている。つまり、図
13及び図14に示したように、軸受32とSTMホル
ダ26の挿入穴とにラジアル方向rのクリアランスCを
設定するというものである。
【0022】33はウォーム30を固定するための板バ
ネであり、図10のようにラジアル方向r及びスラスト
方向tに対して適度に傾斜をしている。板バネ33の弾
力によってウォーム30を軸受31方向に強く押し付け
ると共に、この押圧力よりも弱い力でウォームホイール
20を押し付けることで、ウォームホイール20及びウ
ォーム30間でのラジアル方向r及びスラスト方向tに
おけるギヤのガタを除去している。34はSTMギヤ2
9とウォーム30のベルト掛け部(歯付プーリが好適で
ある)30aの間に掛けられたベルト(歯付ベルトが好
適である)であり、ステッピングモータ28及びウォー
ム30を連結している。
【0023】ステッピングモータ28の回転駆動力はベ
ルト34を介して、ウォーム30に減速伝達され、ウォ
ームホイール20は更に減速回転される。摩擦クラッチ
部のグリップ力(摩擦力)はビデオカメラ100を含め
たチルト系の慣性モーメントよりも十分大きく設定され
ているため、常態では雲台2を適正に連動させるチルト
作動を行うことができる。この時、ウォーム30に働く
反発力はウォームギアの構成上、スラスト方向tに大き
く、ラジアル方向rに小さい。前述のウォームバネ22
の弾力は、このような負荷荷重に十分対抗し得るものに
なっている。
【0024】35はチルトセンサであり(図11)、図
12にも示されるようにコの字形をしたフォトカプラに
より構成されている。コの字形のチルトセンサ35の両
側壁には対をなす発光ダイオード及び受光センサが組み
込まれており、これらの間の光路を遮断するとチルトセ
ンサ35はOFFするようなっている。この実施形態で
は、図11のように雲台2の適所に付設された遮蔽板3
6によってチルトセンサ35のON/OFFを操作す
る。
【0025】なお、このチルトセンサ35は図12に示
したように、センサホルダ37に固着してSTMホルダ
26の定位置に固定されると共に、PCB38に半田付
けされる。チルトセンサ35の出力信号は、図示してい
ないケーブルを介して制御装置(システムコントローラ
(図31参照))側へ送られる。
【0026】ここで雲台2の駆動制御において、雲台2
が図11のように水平の時をホームポジション(以下H
Pと呼ぶ)として設定する。この場合HPの片側で常に
チルトセンサ35の出力がOFFとなり、その反対側で
は常にONするように雲台2の遮蔽板36を形成する。
チルトセンサ35と遮蔽板36の配置関係をこのように
設定することで、雲台装置1の電源投入時即座にHPの
方向を認識することができ、迅速且つスムースにHP位
置に復帰することができる。
【0027】なお、ヒステリンスを避けたい場合は、反
対方向から来たときにはHP位置を通過した後、復帰さ
せる方法がとられる。
【0028】図11の図示例では、雲台2のHP位置に
おいて遮蔽板36の一端36aがチルトセンサ35の光
路に差しかかり、チルトセンサ35のON/OFF切換
状態となっている。このHPから雲台2が時計方向に回
動すると(カメラ2が下方向を向く)、その間チルトセ
ンサ35の出力はOFFとなる。更に遮蔽板36がアッ
パカバー12の内側に設けたストッパ12bに当接する
ことによって、該雲台2はそれ以上回動することができ
なくなる。これとは逆に、HPから雲台2が反時計方向
に回動すると(カメラ2が上方向を向く)、その間チル
トセンサ35の出力はONとなる。この場合には、雲台
2自体がアッパカバー12の外側に当接することによっ
て、該雲台2の動きが規制される。
【0029】次に、図15〜図17は、軸受カバー11
まわりの構造を示している。軸受カバー11は、アッパ
カバー12のロック部12cと係合するロックアーム1
1aと、シャフト25を押さえ付けてクランプすると共
に軸受部12aと嵌合して位置決めを行なう凸部11b
を有している。前記ロックアーム11aは軸受カバー1
1の適所にてカンチレバー式に突出形成したもので、自
身の弾性により適度に撓むことができる。
【0030】雲台ユニット(シャフト25の挿入状態)
をチルティング機構の基台部であるアッパカバー12に
組み込む場合、該雲台ユニットをアッパカバー12に挿
入しながら軸受カバー11(左右2ヶ所)を同時に挿し
込むと、ロックアーム11aが適度に弾性変形しながら
ロック部12cを一旦乗り越して、図16のように該ロ
ック部12cと係合すると共にシャフト25を押え込
む。この状態でSTMホルダ26をアッパカバー12に
ネジ止めすると、凹状に形成されたロックアーム押え2
6aがロックアーム11aをクランプする。これにより
外部からビデオカメラ100及び雲台2に荷重が加わっ
ても、軸受カバー11は外れなくなる。
【0031】図18〜図22は、通信ケーブル5及び通
信ケーブル6のケーブル引き回し構造を示している。と
ころで、この種のケーブルにおいては電波障害に対する
安全を考慮するとシールドケーブル及びその対策を施し
たプラグを使用する必要がある。また、耐久性を考慮す
るとケーブルの屈折率を大きくしておく必要がある。本
発明ではこれらの課題を有効に実現する構成となってい
る。
【0032】図21等に示されるように、特に電波障害
については雲台ユニット内部を通って通信ケーブル5,
6をビデオカメラ100に接続することで、装置の作動
時プラグ等の接続部に対する通信ケーブル5,6の影響
をなくしている。また、耐久性についてはウォームホイ
ール20を雲台ユニットの可動中心部に配設し、そのた
めに可動中心部に大きなR状(湾曲)の内部空間2cを
確保する。
【0033】図示のようにこの内部空間2cに沿って通
信ケーブル5,6を無理に曲げることなく、R状に配置
することでチルト部の耐久性を向上することができる。
またこれに伴い、雲台2の外壁部2dもR状に成形する
ことができる結果、チルティング作動時アッパカバー1
2との隙間を均一化し、優れた外観見栄えを保証するこ
とができる。
【0034】また、雲台2上部の開口部2eを通信ケー
ブル5,6のプラグ5a,6aよりも大きくすること
で、これらのプラグ5a,6aを雲台2の下側から差し
込むこができる。これにより雲台2を一体成形すること
ができ、即ち分割構成しないで済み、この結果雲台2の
強度、剛性を高めることができる。通信ケーブル5,6
は、雲台2側とアッパカバー12側でそれぞれブッシュ
39及びブッシュ40を介して係止される。ブッシュ3
9及びブッシュ40を通信ケーブル5,6に沿って所定
間隔で取り付けておくことで、これらのブッシュ39及
びブッシュ40を雲台2及びアッパカバー12に設けた
ブッシュガイドに差し込むことにより、ケーブルユニッ
トを長さ調整することがなく適正に組み込むことができ
る。
【0035】なお、雲台2の内部空間2cにおいて通信
ケーブル5,6の多少の余裕があれば、図19の矢印方
向にスライド可動式のブッシュガイドを設定し、ブッシ
ュ39をかかるブッシュガイドに沿ってスライド調整す
ることでケーブルユニットのビデオカメラ100からの
撓みを吸収することができる。他方のブッシュ40をア
ッパカバー12のブッシュガイドに挿入し、ケーブルユ
ニットを引き回した後、フランジ41でアッパカバー1
2の下側から蓋をして(図22参照)ネジ42により該
フランジ41を3ヶ所で固定する。
【0036】フランジ41にはその中心にパン方向Pの
回動中心となるシャフト43がインサート成形されてい
る(図18、図20)。チルティング機構はすべてフラ
ンジ41の上側に配設され、フランジ41の下面をフラ
ットに形成することでパン方向Pの回動時、通信ケーブ
ル5,6の拡がりに有効に対応し得る広いスペースを確
保することができる。フランジ41の下側には通信ケー
ブル5,6を保持するためのケーブルホルダ44が配置
される。
【0037】このケーブルホルダ44は、フランジ41
に対してガイド(図示せず)によって固定した角度で嵌
め込まれ、その下側に摩擦板45、ウォームホイール4
6、ウォームホイールバネ47及びグリップリング48
が順次差し込まれる。ウォームホイールバネ47の弾力
によってケーブルホルダ44はフランジ41に対して押
圧固定される。
【0038】フランジ41及びケーブルホルダ44のそ
れぞれ面積を大きく、且つ相互の間隔を好ましくはケー
ブル径の2倍以上とすることで通信ケーブル5,6を2
段に配置することができる(2回巻き)。これにより図
22に示すように、パン方向P1 に回動した時の通信ケ
ーブル5,6の巻き径を最小にすることができ、そのた
めパン方向P2 には大きく回動することができる。この
ように限られたスペース内でのケーブル有効面積を大き
く確保することができ、その結果パン方向Pの回動範囲
が±90゜程度に設定可能となる。
【0039】次に、図23〜図26は、パンニング機構
まわり及び装置の筺体構造を示している。装置の筺体
は、鉄板等で形成された基台49により構成される。こ
の基台49上には、絶縁シート及びPCBユニット50
が敷設されている。基台49の後部49aはL字形に曲
がっており、プラグ5aもしくはソケット5b或いは電
源スイッチ8等のためのコネクタボードを兼ねている
(図5参照)。基台49の中心部には、フランジ41及
びシャフト43を支えるためのハウジング51が図示し
ていないネジで固着されている。ハウジング51には、
カメラネジ18、ケーブルクランプ51a及びパン回動
のリミッタとして機能するストッパ51bが一体成形さ
れている。
【0040】52はSTMホルダであり、パンニング機
構全体を搭載している。この部分の構成はチルト系のも
のと基本構造がほぼ同一であり、従ってステッピングモ
ータ53、ステッピングモータ53の出力軸に圧入嵌合
されたSTMギヤ54、軸受55、軸受56、これらの
軸受55,56に回動自在に軸支されているウォーム5
7、STMギヤ54とウォーム57のベルト掛け部57
aとを連結するベルト58、ウォーム57に対してスラ
スト方向tとラジアル方向rの押圧を同時に行なう板バ
ネ59により構成されている。板バネ59は、図25に
示したようにロック部59aにてSTMギヤ54の適所
に引っ掛け固定される。
【0041】前述したウォームホイール46まわりの構
造についても実質的にチルト系とほぼ同一構造である。
但し、この場合ウォームホイール46のウォームホイー
ル軸をフランジ41で兼ねさせている。
【0042】ケーブルホルダ44には、パンセンサ60
に対する遮蔽部44aが一体成形されている。パンセン
サ60は、PCBユニット50に組み付けられたフォト
カプラによって構成され、このフォトカプラの光路を遮
断することでHP位置を認識させるようになっている。
HPの検出機構は、基本的にチルト系と同一構造であ
り、即ちHP位置の片側でパンセンサ60が常にOFF
となり、その反対側では常にONするように遮蔽部44
aが構成されている。
【0043】61、61′は別の受光センサであり、図
示しないリモコンからの信号を受信して直接雲台装置1
を駆動制御することができる。また、雲台装置1の作動
状態はLED62で表示することができる。
【0044】図27〜図30は、装置外装の構成例を示
している。図28に示されるように、装置外装カバーは
フロントカバーユニットとリヤカバーユニットを含んで
いる。フロントカバーユニットは、概略U字状のフロン
トカバー13とこのフロントカバー13に嵌め込まれた
受光カバー10と薄い金属板から成るフロントシールド
63とから構成される。受光カバー10は、リモコンか
ら発せられる赤外線を透過可能なアクリル系樹脂材料に
より形成され、フロントカバー13のロック部13aに
よってそのロックアーム爪10aでロックされると共に
ボス10bが裏側よりフロントシールド63のロック爪
63aで固定される。
【0045】リヤカバーユニットは、リヤカバー14に
薄い金属板から成るリヤシールド64を押込圧入するこ
とで構成される。また、底面にはゴム足17を4ヶ所貼
着したボトムカバー15が装着されている。
【0046】アッパカバー12の内側にフロントカバー
ユニットとリヤカバーユニットを差し込むために、それ
ぞれスライドして組み込む構造とした。最初にリヤカバ
ー14を差し込み、次にボトムカバー15を裏面より挿
入するとリヤカバー14のロックアーム14aとボトム
カバー15のロック爪15aが嵌合ロックする。基台4
9は図示されていないが、この間に挟まるかたちとなっ
ている。その後フロントカバーユニットを前方から差し
込み、フロントカバー13のロックアーム13bがボト
ムカバー15のロック爪15bを貫通することで、フロ
ントカバー13及びボトムカバー15が固定される。そ
の後、ボトムカバー15の裏側より、該ボトムカバー1
5、フロントカバー13及び基台49を貫通してリヤカ
バー14をネジ16で止めることで外装カバーが固定さ
れる。
【0047】上記のように、雲台装置1における各部の
構成につき詳細に説明した。更に、装置の全体構成にお
いて、特にチルト系の回動中心はパン系の回動中心より
前方側にずらして設定されている。このように2つの回
動軸(シャフト25及びシャフト43)を相互にオフセ
ットして配置することで、チルト側では水平より下方の
視界を確保すると共に、ビデオカメラ100とアッパカ
バー12との干渉をなくすることができる。
【0048】一方、チルト系を前方側にずらしたことで
アッパカバー12の後方には空間的余裕を持たせ、この
部分の凹部12d(図10参照)にステッピングモータ
28を適正に収容することができる。これによりチルテ
ィング機構全体をアッパカバー12の円錐部内にコンパ
クトに納め、フランジ41の下面からの出張りをなくす
ることができる。従って、水平方向のパンニング機構と
チルティング機構の干渉をなくし、パン作動角度を大き
くとることができる。また、通信ケーブル5,6の収納
スペースを有効に使えるため、限られた範囲で大きなパ
ン作動を行うことができ、これと同時に装置全体の小型
化、薄型化を有効に実現している。
【0049】ここで、この実施形態による雲台装置1の
駆動制御において、図31に示したように通信ケーブル
5,6を介してパンもしくはチルト駆動の制御信号が装
置のシステムコントローラに入力される。なお、リモコ
ンを用いて受光センサ61,61′に制御信号を入力し
てもよい。この場合、装置の電源を投入するとチルトセ
ンサ35及びパンセンサ60によってパン方向P或いは
チルト方向TのHPを認識することができる。
【0050】つまり前述したようにチルトセンサ35及
びパンセンサ60は、装置の電源投入時チルトユニット
及びパンユニットがHPのいずれの側にあるかによりO
N又はOFF信号を生成し、システムコントローラはこ
れらの信号によって現在位置を判断する。各ユニットを
HPに戻したい場合には、この判断に基づいてチルトユ
ニット或いはパンユニットを所定方向に駆動すればよ
い。HPに戻ると、チルトセンサ35或いはパンセンサ
60の出力信号がON/OFF切り換わり、これによっ
てHPに復帰したことを検知することができる。
【0051】さて、以上説明した雲台装置1において特
に、前述のように水平配置されるチルト回動軸としての
シャフト25を、装置基台49上に立設されるパン回動
軸としてのシャフト43よりも前側に配置することで、
チルト回動軸の後側にチルティング機構の主要構成部材
(ステッピングモータ28等)をコンパクトに配設する
ことができる。この結果、装置の小型・薄型化を実現
し、例えば特に雲台2上のビデオカメラ100の下向き
チルト作動の動作範囲を拡げることができる。
【0052】また特に、通信ケーブル5,6は前述のよ
うに、雲台ユニットの内部空間2cを画成する湾曲内壁
に沿って無理なくぴったりと、しかも適度な曲率で引き
回される。このようにウォームホイール20を収容する
内部空間2cにて通信ケーブル5,6を最適な状態で引
き回すことで、通信ケーブル5,6自体の耐久性を向上
すると共に、装置の円滑作動を保証することができる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、チ
ルティング機構及びパンニング機構を備えた雲台装置に
おいて、チルト回動軸とパン回動軸の相互の配置関係を
好適に設定することで、構成部材をコンパクトに収納配
置し、有効に装置の小型化及び薄型化を実現することが
できる。また、通信ケーブルを引き回す際、負荷がかか
らず最適な状態で引き回すことで、その耐久性を向上す
ると共に装置の円滑作動を保証することができる等の利
点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の雲台装置の実施形態における外観構成
を示す正面図である。
【図2】本発明の雲台装置の実施形態における外観構成
を示す上面図である。
【図3】本発明の雲台装置の実施形態における外観構成
を示す左側面図である。
【図4】本発明の雲台装置の実施形態における外観構成
を示す右側面図である。
【図5】本発明の雲台装置の実施形態における外観構成
を示す背面図である。
【図6】本発明の雲台装置の実施形態における外観構成
を示す底面図である。
【図7】本発明の雲台装置の実施形態における雲台部ま
わりの構造を示す図である。
【図8】本発明の雲台装置の実施形態におけるチルティ
ング機構まわりの構造を示す断面図である。
【図9】本発明の雲台装置の実施形態におけるチルティ
ング機構まわりの構造を示す平面図である。
【図10】本発明の雲台装置の実施形態におけるチルテ
ィング機構まわりの構造を示す断面図である。
【図11】本発明の雲台装置の実施形態におけるチルテ
ィング機構まわりの構造を示す断面図である。
【図12】本発明の雲台装置の実施形態におけるチルテ
ィング機構まわりの構造を示す底面図である。
【図13】本発明の雲台装置の実施形態におけるチルテ
ィング機構における軸受構造例を示す図である。
【図14】本発明の雲台装置の実施形態におけるチルテ
ィング機構における軸受構造例を示す断面図である。
【図15】本発明の雲台装置の実施形態における軸受カ
バーまわりの構造を示す断面図である。
【図16】本発明の雲台装置の実施形態における軸受カ
バーまわりの構造を示す断面図である。
【図17】本発明の雲台装置の実施形態における軸受カ
バーまわりの構造を示す底面図である。
【図18】本発明の雲台装置の実施形態におけるケーブ
ル引き回し構造を示す断面図である。
【図19】本発明の雲台装置の実施形態におけるケーブ
ル引き回し構造を示す平面図である。
【図20】本発明の雲台装置の実施形態におけるケーブ
ル引き回し構造を示す断面図である。
【図21】本発明の雲台装置の実施形態におけるケーブ
ル引き回し構造を示す断面図である。
【図22】本発明の雲台装置の実施形態におけるケーブ
ル引き回し構造を示す底面図である。
【図23】本発明の雲台装置の実施形態におけるパンニ
ング機構及び装置筺体まわりを示す断面図である。
【図24】本発明の雲台装置の実施形態におけるパンニ
ング機構及び装置筺体まわりを示す平面図である。
【図25】本発明の雲台装置の実施形態におけるパンニ
ング機構及び装置筺体まわりを示す断面図である。
【図26】本発明の雲台装置の実施形態におけるパンニ
ング機構及び装置筺体まわりを示す断面図である。
【図27】本発明の雲台装置の実施形態における外装の
構成例を示す断面図である。
【図28】本発明の雲台装置の実施形態における外装の
構成例を示す平面図である。
【図29】本発明の雲台装置の実施形態における外装の
構成例を示す断面図である。
【図30】本発明の雲台装置の実施形態における外装の
構成例を示す断面図である。
【図31】本発明の雲台装置の実施形態における駆動制
御系の概略構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 雲台装置、2 雲台、3 カメラネジ(雄)、4
カメラ固定ピン、5,6通信ケーブル、7 DC入力プ
ラグ、8 電源スイッチ、9 IDセレクト用スイッ
チ、11 軸受カバー、12 アッパカバー、13 フ
ロントカバー、14 リヤカバー、15 ボトムカバ
ー、16 固定ネジ、17 ゴム足、19上蓋、20
ウォームホイール、21 ウォームホイール軸、22
ウォームホイールバネ、23 摩擦板、25 シャフ
ト、26 STMホルダ、27 ネジ、28 ステッピ
ングモータ、30 ウォーム、33 板バネ、34 ベ
ルト、35 チルトセンサ、36 遮蔽板、37 セン
サホルダ、39,40 ブッシュ、41 フランジ、4
5 摩擦板、46 ウォームホイール、47 ウォーム
ホイールバネ、48 グリップリング、49 基台、5
0 PCBユニット、51 ハウジング、52 STM
ホルダ、53 ステッピングモータ、54 STMギ
ヤ、55,56 軸受、57 ウォーム、58 ベル
ト、59 板バネ、60 パンセンサ、61,61′
受光センサ、63 フロントシールド、64リヤシール
ド。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雲台上に撮像装置を支持し、この撮像装
    置をパン方向或いはチルト方向に回動させるようにした
    雲台装置であって、 前記雲台をチルト回動軸のまわりにチルト作動させるチ
    ルティング機構と、このチルティング機構をパン回動軸
    のまわりにパン作動させるパンニング機構とを備え、 前記チルト回動軸と前記パン回動軸は相互に前後にずら
    して配置されることを特徴とする雲台装置。
  2. 【請求項2】 前記パン回動軸は装置基台上に立設され
    ると共に、前記チルト回動軸は前記パン回動軸の上方に
    水平配置されることを特徴とする請求項1に記載の雲台
    装置。
  3. 【請求項3】 前記チルト回動軸を前記パン回動軸より
    も前側にずらして配置し、前記チルト回動軸の後側に前
    記チルティング機構の主要構成部材を配設することを特
    徴とする請求項2に記載の雲台装置。
  4. 【請求項4】 雲台上に撮像装置を支持し、この撮像装
    置をパン方向或いはチルト方向に回動させるようにした
    雲台装置であって、 前記雲台を含む雲台ユニットをチルト回動軸のまわりに
    回動自在に支持し、前記雲台ユニット内に形成された内
    部空間に通信ケーブルが引回し配置されることを特徴と
    する雲台装置。
  5. 【請求項5】 前記雲台ユニットは、湾曲内壁によって
    画成される内部空間を有し、前記湾曲内壁に沿って前記
    通信ケーブルが引回し配置されることを特徴とする請求
    項4に記載の雲台装置。
  6. 【請求項6】 前記通信ケーブルの一端が、前記雲台か
    ら直接引き出されるようにしたことを特徴とする請求項
    5に記載の雲台装置。
  7. 【請求項7】 前記内部空間内に前記チルト回動軸のま
    わりに回動するウォームホイールが配置されていること
    を特徴とする請求項4〜6のいずれか1項に記載の雲台
    装置。
JP8320587A 1996-11-29 1996-11-29 雲台装置 Pending JPH10164400A (ja)

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US08/976,335 US6203216B1 (en) 1996-11-29 1997-11-21 Compact low-profile camera device

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