JPH10164061A - 通信システム - Google Patents

通信システム

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JPH10164061A
JPH10164061A JP8318199A JP31819996A JPH10164061A JP H10164061 A JPH10164061 A JP H10164061A JP 8318199 A JP8318199 A JP 8318199A JP 31819996 A JP31819996 A JP 31819996A JP H10164061 A JPH10164061 A JP H10164061A
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JP
Japan
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server
message
communication network
session
unit
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Application number
JP8318199A
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English (en)
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Toru Setoyama
徹 瀬戸山
Yukiyoshi Imura
幸義 井村
Yoshinori Miyamoto
宜則 宮本
Miyoshi Tomioka
美好 富岡
Shinichi Iribe
真一 入部
Hiroaki Tada
博明 多田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 特別な装置を使用せず、リソースの無効保留
や二重割当等の問題を回避する通信システムを提供す
る。 【解決手段】 サーバと複数の利用者端末とネットワー
ク制御装置とからなる通信システムにおいて、ネットワ
ーク制御装置は利用者とサーバ間にネットワーク資源を
割り当てる通信網制御部を、利用者端末はネットワーク
制御部と制御メッセージの送受を行う利用者送受信部
を、サーバは前記ネットワーク制御部と制御メッセージ
の送受を行うサーバ送受信部をそれぞれ備え、通信網制
御部、利用者送受信部、サーバ送受信部の少なくとも1
つに通信網資源解放制御メッセージシーケンスの開始を
指示するタイマを備え、ネットワーク資源の無効保留や
二重割当を回避する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケーブルテレビ
(以下CATV:CAble TeleVision)やディジタル衛星放送等
の通信システムに関し、特に、多数の加入者が伝送路を
共有し、各加入者の要求に応じて任意の時間に任意のデ
ータを送信するオン・デマンド・サービスを提供するシ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】アナログ波でディジタル信号を伝送する
ディジタル変調技術と、国際標準化機構/国際電気標準
会議(以下ISO/IEC:International Organization for S
tandardization / International Electrotechnical Co
mmission) 13818に標準化勧告されたMPEG2(Moving Pict
ure Experts Group 2)等のディジタル圧縮方式とを組み
合わせることにより、今までのアナログ放送と同じ周波
数帯域を用いてより多くの番組が伝送可能となった。こ
れを受けてCATVやディジタル衛星放送の多チャンネル化
が進んでいるが、番組供給能力には限界があり、インタ
ラクティブテレビ(以下ITV:Interactive TeleVision)
のような新たなサービスが考えられている。ITVとは、
ユーザが希望する映画、カラオケ、ニュース等の情報を
ユーザが希望する時間に提供するサービスである。この
他にも、インターネットのWWW(World Wide Web)等から
大容量データを短時間にダウンロードするための高速通
信路としてチャンネルを使用することも考えられてい
る。
【0003】これらのITVサービスを実現するために
は、ユーザからのサービス要求があったときに、その要
求されたサービスのコンテンツを格納したサーバ(通信
の場合はルータ等)とサービスを要求したユーザとの間
に、サービスの提供に必要な時間そのユーザが占有でき
る伝送路を確保する必要がある。この目的に使用される
プロトコルとして、DSM-CC(Digital Storage Media Com
mand and Control)がある。DSM-CCは、MPEG2と同じくIS
O/IECで標準化が進められており、平成8年7月に標準
化勧告された規格である。
【0004】DSM-CCは、ユーザ−ユーザ(User-User、以
下U-U)とユーザ−ネットワーク(User-Network、以下U-
N)の2つのパートに大きく分けられる。U-Uは、マルチ
メディアコンテンツの選択、再生開始/停止や特殊再生
等の制御を行うものである。U-Nは、ユーザとコンテン
ツを配信するサーバ間に通信ネットワークの論理的な接
続(セッション)と物理的な接続(通信リソース)を確立す
る手段である。
【0005】図1に、DSM-CC U-Nによる典型的なセッシ
ョンの確立から解放までのシーケンスを示す。図1にお
いて、クライアントはユーザ端末、ネットワークは通信
網のセッションおよびリソース管理装置、サーバはコン
テンツを配信するサーバである。サーバからクライアン
トにコンテンツを配送するには、まずネットワークから
リソースの割当を受け、セッションを確立する必要があ
る。
【0006】最初に、セッション確立の手順について説
明する。まずクライアントがセッション設定要求コマン
ドであるクライアントセッションセットアップリクエス
ト(ClientSessionSetUpRequest)をネットワークに送出
する。ClientSessionSetUpRequestを受信したネットワ
ークは、このメッセージを送出したクライアントがITV
サービスを受ける権利があることを確認し、サーバに対
してセッション設定を指示するコマンドであるサーバセ
ッションセットアップインディケーション(ServerSessi
onSetUpIndication)を送出する。サーバはこれを受けて
コンテンツ配送に必要なネットワークリソースを調べ、
ネットワークに対してサーバアッドリソースリクエスト
(ServerAddResourceRequest)を送出してネットワークに
必要なリソースの割当を要求する。ネットワークは、サ
ーバに対してサーバアッドリソースコンファーム(Serve
rAddResourceConfirm)を送出し、その中でリソース割当
を許可するか否かを返答し、許可する場合には割り当て
るリソースの識別子も送出する。サーバは、受信したサ
ーバアッドリソースコンファームでリソース割当が許可
されていればセッション確立を許諾する回答を、リソー
ス割当が不許可ならばセッション確立を拒否する回答を
サーバセッションセットアップレスポンス(ServerSessi
onSetUpResponse)に入れてネットワークに送信し、ネッ
トワークはサーバが送信した回答をそのままクライアン
トセッションセットアップコンファーム(ClientSession
SetUpConfirm)に入れてクライアントに送信する。この
中で、セッション確立が許諾されていれば、割り当てら
れたネットワークリソースを用いて、サーバからユーザ
にコンテンツが配信される。その際に用いられるのが、
U-Uメッセージである。
【0007】コンテンツの配送が終了すると、セッショ
ンを終了してネットワークリソースを解放することが必
要となる。DSM-CCにおいては、セッションの終了シーケ
ンスは、クライアント、ネットワーク、サーバのいずれ
からでも開始できる。図1ではクライアントがセッショ
ン終了シーケンスを開始する場合を例にとって説明す
る。
【0008】まず、クライアントは割り当てられたリソ
ースの使用を中止し、ネットワークに対してクライアン
トリリースリクエスト(ClientReleaseRequest)を送信
し、セッション終了を要求する。これを受信したネット
ワークは、サーバに対してリソースの解放を指示するサ
ーバリリースインディケーション(ServerReleaseIndica
tion)を送信する。サーバはこれを受信すると割り当て
られていたリソースの使用を中止し、サーバリリースレ
スポンス(ServerReleaseResponse)を送信してリソース
を解放してセッションを終了したことをネットワークに
伝える。ネットワークはリソースの割当を解除して、ク
ライアントにクライアントリリースコンファーム(Clien
tReleaseConfirm)を送信する。これを受信したクライア
ントはセッションが終了したことを認識する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前記説明ではクライア
ントがセッション終了シーケンスを開始する場合を例に
とって説明したが、クライアント、ネットワーク、サー
バのいずれからでもセッション終了シーケンスを開始で
きる。
【0010】そこで、従来はクライアント、ネットワー
ク、サーバのどこがセッション終了シーケンスを開始す
るかを予め決定していた。そのため、一旦セッションが
確立されて、コンテンツを配送している時などにセッシ
ョン終了シーケンスを開始する装置に不具合が生じる
と、いつまでもセッション終了シーケンスが開始されな
いという問題点があった。セッション終了シーケンスが
開始されないと、サーバがコンテンツの送出を終了した
後もネットワークリソースは保留されたままとなり、他
のユーザがこのリソースを利用できないことになる。
【0011】上記と類似した問題は、CATV、衛星通信以
外のシステムにおいても存在する。この問題の対策とし
て、従来のパソコン通信網などで実装されているもの
に、タイマによるリソースの自動解放がある。これには
主に3通りの方法がある。
【0012】第1の方法は、ネットワークリソースを利
用しているか否かをネットワークが物理的に検出して、
一定時間以上利用しない場合にはリソースを解放する方
式である。この方式では、リソースの使用状況を検出す
るため、例えば伝送信号の電位変化を検出する装置等が
必要である。第2の方法は、アプリケーションレベルで
リソースの使用状況を調べる方式である。サーバあるい
はユーザのアプリケーションが、一定時間以上有効なデ
ータを受信しない場合、相手側のアプリケーションが異
常であると見なしてリソースを解放する。第3の方法
は、事前にネットワークリソースの使用時間を申請して
タイマをセットし、申告した時間が経過したら自動的に
リソース解放シーケンスを開始するものである。
【0013】これらの方式をCATVや衛星放送におけるIT
Vサービスに適用する場合の問題点は以下の通りであ
る。
【0014】まず第1の方法では、搬送波に有効な信号
が重畳されているか否かを検出する特別な装置が必要と
なる。特別な装置の設置は、特に衛星放送の場合には重
量や消費電力の点から問題が大きい。また、第2の方法
は、アプリケーションレベルの信号が長時間にわたって
使用されない場合には適用することができない。つま
り、ITVの代表的なサービスであるビデオ・オン・デマ
ンドでは、平均2時間程度の映画を配信する間、一時停
止や早送り等のコマンド操作をしなければユーザからサ
ーバ側へU-Uメッセージは送られることがないため適用
できない。これについては、アプリケーションが一定時
間毎に正常動作中であることを示す信号を伝送すること
も考えられるが、双方向通信機能を持たないCATVやユー
ザからのアップリンク手段がない衛星放送では、ユーザ
からサーバへのメッセージ伝達に公衆電話網を使用する
場合があり、この場合には信号を伝送する度に電話回線
を接続するか、あるいはITVサービスの間接続し続ける
必要があるため現実的でない。最後に第3の方法では、
装置が異常を起こしている場合には、タイマにより自動
的にネットワークリソースの解放シーケンスをスタート
させても、異常を起こした装置がリソース解放メッセー
ジを理解せずリソースを使用し続ける可能性がある。こ
の場合、ネットワークのリソースおよびセッション管理
装置は解放したつもりのリソースを別のセッションに割
り当ててしまい、リソースが二重に使用されてしまう問
題が生じる。
【0015】本発明は上記課題を解決するためになされ
たもので、その目的は、特別な装置を付加することなく
リソースの無効保留や二重割当等の問題を回避する通信
システムを提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の通信システムは、情報を供給するサーバと、
サーバと通信網を介して接続された複数の利用者端末
と、サーバと利用者端末間の通信網の接続を制御する通
信網制御装置とからなる通信システムにおいて、通信網
制御装置は利用者とサーバ間に通信網資源を割り当てる
通信制御部を有し、利用者端末は通信網制御部と制御メ
ッセージの送受を行う利用者送受信部を有し、サーバは
前記通信網制御部と制御メッセージの送受を行うサーバ
送受信部を有し、通信網制御部、利用者送受信部、サー
バ送受信部の少なくとも1つに予め設定された時間にな
ると通信網資源解放制御メッセージシーケンスの開始を
指示する解放メッセージ起動部を備え、サーバと利用者
端末間に通信網資源が割り当てられたあとに、通信網制
御部、利用者送受信部、サーバ送受信部のいずれかが、
解放メッセージ起動部にメッセージ送信開始時間を設定
するようにしたものである。
【0017】また、通信網制御装置は通信網を閉塞する
網管理部をさらに有し、通信網制御部、利用者送受信
部、サーバ送受信部は、解放制御メッセージに含まれな
い不当な制御メッセージを受信するとそのメッセージの
送出元に障害が発生したと判断して網管理部に通知し、
網管理部は通信網の閉塞を行うようにしたものである。
【0018】
【発明の実施の形態】図2は、本発明によるCATVシステ
ムの例である。図2において、1はCATV伝送路、2はCA
TVセンタ、3は加入者端末、4はセッションリソースマ
ネージャ(以下SRMと略記)、5はネットワーク解放タイ
マ(以下NRTと略記)、6はサーバセッションマネージャ
(以下SSMと略記)、7はサーバ解放タイマ(以下SRTと略
記)、8はサーバ、9はサーバ&送信制御装置、10はM
PEG符号化装置、11はQAM(QAM:Quadrature Amplitude
Modulation、直交振幅変調)変調装置、12は送信装
置、13はQAM復調装置、14はMPEG復号装置、15は
番組選択制御装置、16はクライアントセッションマネ
ージャ(以下CSMと略記)、17はクライアント解放タイ
マ(以下CRTと略記)、18はテレビ受像器、19はチュ
ーナ、20は網管理装置、21は受信制御装置である。
図2には図示していないが、通常のCATVシステムでは、
地上波放送や衛星放送を受信して増幅し、QAM変調装置
11の出力と混合して送信機12から出力する再送信サ
ービスがある。
【0019】図2において、SRT7、NRT5、CRT17を
設け、これらのタイマの少なくとも一つが、設定された
時間になると自動的に通信網資源解放制御メッセージを
送信するようにした点に特徴があるが、ここでまず、図
2のCATVシステムにおけるセッションの確立から解放ま
での基本的なメッセージの流れを、図1のシーケンスと
図2の各構成とを対応させて説明する。そしてその後、
本発明におけるセッションの確立から解放までの流れを
説明する。
【0020】まず、利用者は、図示していないが加入者
端末3上のスイッチ、あるいはリモートコントローラの
スイッチを操作して番組選択制御装置15にコマンドを
送り、テレビ受像器18に番組選択メニューを呼び出
す。利用者は、このメニューの中から希望するサービス
を選択する。番組選択制御装置15は、選択されたサー
ビスを実施するために、そのサービスのコンテンツが格
納されたサーバ8と自身の加入者端末3との間にセッシ
ョンを設定するようCSM16に要求する。
【0021】要求を受けたCSM16は、図1で説明したD
SM-CC U-Nメッセージシーケンスに従ってセッションの
設定を試みる。図2のCSM16は図1のクライアント
に、SRM4はネットワークに、SSM6はサーバに相当す
る。まず、CSM16はClientSessionSetUpRequestメッセ
ージをSRM4に送信し、セッションの設定を要求する。C
lientSessionSetUpRequestメッセージには、加入者端末
3のID番号、セッション開設先であるサーバ8のID番号
等が含まれている。ClientSessionSetUpRequestメッセ
ージを受け取ったSRM4は、新規セッションの開設が可
能かあるいは加入者端末3はITVサービスを受ける権利
を有する利用者であるか等を調べる。そしてセッション
を開くことができない場合には、図1のServerSessionS
etUpIndication以降のネットワーク、サーバ間のメッセ
ージを省略してClientSessionSetUpConfirmメッセージ
をCSM16に送信し、セッションを開設できないことを
通知する。CSM16は番組選択制御装置15を経由して
テレビ受像器18にサービスを受けられないことを表示
して利用者に通知する。
【0022】一方、セッションの開設が可能な場合は、
SRM4は要求されたセッションに固有のセッションIDを
割り当てる。このセッションIDはこれ以降に送受される
全てのU-Nメッセージに含まれ、これによりセッション
を設定するCSM16とSSM6が認識される。SRM4は、ク
ライアントセッションセットアップリクエストメッセー
ジに含まれたサーバ8のID番号からサーバ8のDSM-CC U
-N制御を行うSSM6を割り出し、SSM6に対してServerSe
ssionSetUpIndicationメッセージを送信する。CSM16
は、ClientSessionSetUpRequestメッセージとServerSes
sionSetUpIndicationメッセージ内のUser Dataと呼ばれ
る自由にデータの送受を行う目的で定義されている領域
を用いて、SSM6に番組選択制御装置15で選択された
サービスを通知する。あるいは、CSM16はDSM-CCが関
与しない方式でSSM6に番組選択制御装置15で選択し
たサービスを通知してもよい。
【0023】SSM6は選択されたサービスを加入者端末
3に配信するために必要なCATV伝送路1の網資源を調
べ、SRM4へServerAddResourceRequestメッセージを送
信して、網資源の割り当てを要求する。要求する網資源
は、選択されたサービスコンテンツを伝送するCATV伝送
路1のチャンネル周波数や、コンテンツを構成するMPEG
信号のシステムインフォメーション等である。SRM4
は、要求された網資源を加入者端末3とサーバ8間で占
有させることができるかどうかを調べ、その結果をServ
erAddResourceConfirmメッセージに入れてSSM6に送信
する。SSM6は、網資源を確保できなかった場合にはセ
ッションを開設できないことを示すメッセージを、網資
源を確保できた場合にはその網資源を示す情報をServer
SessionSetUpResponseメッセージに入れてSRM4へ送信
する。SRM4は、ServerSessionSetUpResponseメッセー
ジ内の情報をClientSessionSetUpConfirmメッセージに
載せ換えてCSM16に送信する。CSM16は、セッション
を開設できなかった場合にはその旨をテレビ受像器18
に表示して、サービスを受けられないことを利用者に通
知する。
【0024】一方、セッションを開設できた場合にはCS
M16はメッセージ内に指示された網資源を使用する準
備をする。SSM6は、番組選択制御装置15から送られ
たサービスコンテンツの情報とSRM4から割り振られた
網資源の情報をサーバ&送信制御装置9に送り、サーバ
&送信制御装置9はサーバ8にコンテンツの送出を指示
する。同時に、MPEG符号化装置10、QAM変調装置1
1、送信装置12を制御して、割り振られた網資源を利
用してサーバ8から出力されたコンテンツがCATV伝送路
1を経由して加入者端末3に伝送されるようにする。
【0025】CSM16は、SRM4から割り振られた網資源
の情報を受信制御装置21に送り、受信制御装置21は
チューナ19、QAM復調装置13、MPEG復号装置14を
制御して、CATV伝送路1を経由して伝送されたコンテン
ツを受信再生し、テレビ受像器18に表示する。
【0026】コンテンツの伝送が終了すると、CSM16
は割り当てられた網資源の使用を中止するよう受信制御
装置21を制御し、ClientReleaseRequestメッセージを
SRM4に送信してセッションの解放を要求する。これを
受けてSRM4はSSM6にServerReleaseIndicationメッセ
ージを送信してセッションの解放を伝え、SSM6はこの
セッションに割り当てられた網資源の使用を中止するよ
うサーバ&送信制御装置9を制御した後、ServerReleas
eResponseメッセージをSRM4に送信する。SRM4は加入
者端末3とサーバ8間に割り当てていた網資源が未使用
の状態であると認識し、ClientReleaseConfirmメッセー
ジをCSM16に送信し、セッションが終了する。
【0027】ここまでで述べたセッションの確立から解
放までの流れについての説明は、DSM-CC U-Nメッセージ
の詳細フォーマット等は省略したが、ISO/IEC 13818-6
"Digital Storage Media Command and Control" 4章
に記載されている通りである。
【0028】続いて、図2ないし図11を用いて本発明
の第1の実施の形態におけるメッセージシーケンスにつ
いて説明する。本発明においては、網資源がセッション
に割り当てられたままセッションが解放されず、網資源
が無効に保留される状態を防止するため、SRM4にNRT
5、SSM6にSRT7、CSM16にCRT17をそれぞれ接続す
る。NRT5、SRT7、CRT17は予め設定された時間が経
過すると、それぞれSRM4、SSM6、CSM16に対し、セ
ッション解放メッセージシーケンスを開始するよう指示
するものである。
【0029】また、DSM-CCにはNRT5、SRT7、CRT17
のような解放タイマを設定するためのメッセージが定義
されていないので、本発明においては、以下のようにメ
ッセージを定義する。これらのメッセージはセッション
解放メッセージシーケンスを開始するまでの時間を設定
するためのメッセージである。これらのメッセージはIS
O/IEC 13818-6 "Digital Storage Media Command and C
ontrol" 4章に定義されるU-Nメッセージのユーザ定義
メッセージとする。
【0030】表1にユーザ定義した解放タイマメッセー
ジのメッセージ名とメッセージIDを示す。また、各メッ
セージのフォーマットを表2ないし表9に示す。表2
は、ClientReleaseTimerRequestメッセージの書式定義
を示す。表3は、ClientReleaseTimerConfirmメッセー
ジの書式定義を示す。表4は、ClientReleaseTimerIndi
cationメッセージの書式定義を示す。表5は、ClientRe
leaseTimerResponseメッセージの書式定義を示す。表6
は、ServerReleaseTimerRequestメッセージの書式定義
を示す。表7は、ServerReleaseTimerConfirmメッセー
ジの書式定義を示す。表8は、ServerReleaseTimerIndi
cationメッセージの書式定義を示す。表9は、ServerRe
leaseTimerResponseメッセージの書式定義を示す。
【0031】
【表1】
【0032】
【表2】
【0033】
【表3】
【0034】
【表4】
【0035】
【表5】
【0036】
【表6】
【0037】
【表7】
【0038】
【表8】
【0039】
【表9】
【0040】表1において、メッセージIDは、メッセー
ジ種別をあらわす番号体系であり、DSM-CCにおいて0x60
00-0x7fffおよび0xa000-0xffffはそれぞれクライアント
とサーバのユーザ定義のメッセージIDに使用することが
決められている。このため、解放タイマメッセージのメ
ッセージIDとして、表1に示すように0x6010 - 0x6013
と0xa010 - 0xa013を使用することにする。
【0041】表2ないし表9に示すフォーマットの中
で、timerValueはセッション解放メッセージシーケンス
開始までの時間であり、解放タイマメッセージ用に独自
に定義した項目である。それ以外のdsmccMessageHeade
r、sessionID、responseは、DSM-CCで定義された項目と
同じ内容である。
【0042】本実施の形態ではNRT5、SRT7、CRT17
と3つのタイマを設けているが、これらのうち少なくと
も1つにタイマ値が設定されればよい。また、後述する
タイマ設定のためのメッセージシーケンスを開始するの
はSRM4、SSM6、CSM16の何れか1つでよい。
【0043】NRT5、SRT7、CRT17の何れを稼働させ
るかの設定や、タイマ設定のためのメッセージシーケン
スを開始はSRM4、SSM6、CSM16の何れが行うかの設
定には、ISO/IEC 13818-6 "Digital Storage Media Com
mand and Control" 3章に定義されるU-Nコンフィギュ
レーションメッセージのユーザ定義パラメータを用い
る。U-Nコンフィギュレーションメッセージは、一般的
にはネットワークと端末が初めて接続されるときの各種
通信方式やパラメータ等の設定に用いられるメッセージ
である。
【0044】表10にU-Nコンフィギュレーションメッ
セージのユーザ定義パラメータを用いたリリースタイマ
コンフィギュレーションパラメータ(releaseTimerConfi
gurationPrameters)を示す。
【0045】
【表10】
【0046】表10のreleaseTimerConfigurationPrame
tersに含まれる各パラメータとその設定値について説明
する。リリースタイマパラメータレングス(releaseTime
rParameterLength)はこのコンフィギュレーションメッ
セージ長を表し、0x9の固定値である。タイマイネーブ
ル(timerEnable)は解放タイマを有効とするか無効とす
るかを設定するパラメータであり、0x1で有効、0x0で無
効を示す。無効に設定された場合には、解放タイマがセ
ッション解放メッセージシーケンスを開始することはな
い。タイマオーナー(timerOwner)はどこに解放タイマを
セットするかを定義するパラメータである。設定値を表
11に示す。
【0047】
【表11】
【0048】表11においてO印がついた場所がタイマ
をセットする場所である。タイマイニットバリュー(tim
erInitValue)は、タイマの初期設定値である。セッショ
ン設定後、解放タイマを有効と設定したものの後述する
タイマ値設定のためのメッセージシーケンスが実行され
なかった場合、解放タイマはこの初期設定値にセットさ
れる。メッセージイニシエータ(messageInitiator)は、
後述するタイマ値設定のためのメッセージシーケンスを
開始する装置を指定するパラメータである。0x1でネッ
トワーク、0x2でサーバ、0x4でクライアントがシーケン
スを開始するものとする。
【0049】次に、表2ないし表9で説明したメッセー
ジを用いて、セッション解放メッセージシーケンス開始
時間を設定するためのメッセージシーケンスを説明す
る。
【0050】図3ないし図8はセッション解放メッセー
ジシーケンスの開始時間を設定するためのメッセージシ
ーケンスの例である。図3は、timerOwnerがNRT5でmes
sageInitiatorがCSM16、図4はtimerOwnerがNRT5でm
essageInitiatorがSSM6、図5はtimerOwnerがSRT7でm
essageInitiatorがCSM16、図6はtimerOwnerがSRT7
でmessageInitiatorがSRM4、図7はtimerOwnerがCRT1
7でmessageInitiatorがSSM6、図8はtimerOwnerがCRT
17でmessageInitiatorがSRM4の場合である。これら
はいずれも図1に示したシーケンス上で、CSM16がCli
entSessionSetUpConfirmメッセージを受信して、セッシ
ョンが確立した後に実行される。また、セッション確立
シーケンスの直後に実行すれば、セッション確立までは
メッセージを正しくやり取りしていたので各機器が正常
に動作している確率が高く、解放タイマを正常に設定で
きる可能性が高くなる。
【0051】図3に示すシーケンスを説明する。CSM1
6はSRM4にクライアントリリースタイマリクエスト(Cl
ientReleaseTimerRequest)メッセージを送出し、SRM4
は前記メッセージからtimerValueを取り出してNRT5に
送り、解放タイマをセットする。timerValueに設定する
値には特に規定はない。送信を要求したコンテンツの継
続時間、あるいは、コンテンツの継続時間に関わりなく
サービスを受けたい時間等を指定すればよい。送信を要
求したコンテンツの時間を設定する場合には、例えば、
この時間情報はサーバ8にコンテンツ情報として蓄積さ
れているはずであり、加入者の番組選択時に番組選択制
御装置15に送られ、コンテンツ選択後にCSM16へtim
erValueとして継続時間を通知すればよい。
【0052】SRM4は、timerOwnerがNRT5であるのでサ
ーバリリースタイマインディケーション(ServerRelease
TimerIndication)は送出せず、CSM16にクライアント
リリースタイマコンファーム(ClientReleaseTimerConfi
rm)メッセージを返し、response コードでタイマセット
の結果を通知する。その後、図1のシーケンスと同じく
U-Uセッションによるコンテンツ配信が開始される。そ
して設定した時間になると、NRT5は図9に示すセッシ
ョン解放シーケンスを開始する。すなわち、NRT5はSRM
4にセッション解放シーケンスの開始を要求し、CSM1
6にClientReleaseIndicationメッセージを、SRM4はSS
M6にServerReleaseIndicationメッセージを送信する。
これらのIndicationメッセージの順番はどちらが先でも
構わない。ServerReleaseIndicationメッセージを受信
したSSM6は使用していた網資源を解放してセッション
を終了し、前述の通常時と同じくサーバ8の出力を止め
る等の処理を行った後、ServerReleaseResponseメッセ
ージをSRM4に送信する。ClientReleaseIndicationメッ
セージを受信したCSM16は使用していた網資源を解放
してセッションを終了し、前述の通常時と同じく受信処
理を終了する処理を行った後、ClientReleaseResponse
メッセージをSRM4に送信する。これらのResponseメッ
セージを受信したSRM4は網資源の割り当てを解除し、
セッションを終了する。これにより、もしもCSM16に
異常が発生して図1に示すClientReleaseRequest以降の
セッション解放シーケンスが実行されない場合にも、NR
T5により図9のセッション解放シーケンスが実行され
るので網資源は解放され、無効保留されることはなくな
る。
【0053】次に図5に示すシーケンスを説明する。CS
M16はSRM4にClientReleaseTimerRequestメッセージ
を送出する。timerValueの設定方法は図3の場合と同様
である。SRM4は、timerOwnerがSRT7であるので、Clie
ntReleaseTimerRequestメッセージの内容をサーバリリ
ースタイマリクエストインディケーション(ServerRelea
seTimerIndication)メッセージに移してSSM6に送出
し、SSM6は前記メッセージからtimerValueを取り出し
てSRT7に送り、解放タイマをセットする。SSM6はSRM
4にサーバリリースタイマレスポンス(ServerReleaseTi
merResponse)メッセージを返し、responseコードでタイ
マセットの結果を通知し、SRM4はこれをClientRelease
TimerConfirmメッセージでCSM16に通知する。その
後、図1のシーケンスと同じくU-Uセッションによるコ
ンテンツ配信が開始される。設定した時間になると、SR
T7は図10に示すセッション解放シーケンスを開始す
る。すなわち、SRT7はSSM6にセッション解放シーケン
スの開始を要求し、SSM6は使用していた網資源を解放
して前述の通常時と同じくサーバ8の出力を止める等の
処理を行った後、SRM4にServerReleaseRequestメッセ
ージを送出し、SRM4はCSM16にClientReleaseIndicat
ionメッセージを送信する。ClientReleaseIndicationメ
ッセージを受信したCSM16は使用していた網資源を解
放してセッションを終了し、前述の通常時と同じく受信
処理を終了する処理を行った後、ClientReleaseRespons
eメッセージをSRM4に送信する。SRM4は網資源の割り
当てを解除し、ServerReleaseConfirmメッセージをSSM
6に送出する。これを受信したSSM6はセッションを終
了する。これにより、もしもCSM16に異常が発生して
図1に示すClientReleaseRequest以降のセッション解放
シーケンスが実行されない場合にも、SRT7により図1
0のセッション解放シーケンスが実行されるので網資源
は解放され、無効保留されることはなくなる。
【0054】以降、説明は省略するが、図4の解放タイ
マ設定シーケンスと図9のセッション解放メッセージシ
ーケンス、図6の解放タイマ設定シーケンスと図10の
セッション解放メッセージシーケンス、図7の解放タイ
マ設定シーケンスと図11のセッション解放メッセージ
シーケンス、図8の解放タイマ設定シーケンスと図11
のセッション解放メッセージシーケンスの組合せによ
り、同様の効果をもたらすことができる。
【0055】なお、timerValueにコンテンツの継続時間
を設定する場合、図2中に経路は示していないが、前述
のようにサーバ8から番組選択制御装置15を経てCSM
16へ送ったり、あるいはサーバ8から直接SSM6へ送
ればよい。また、SRM4からSRT7やCRT17を設定する
場合には、伝送路提供者の都合で回線使用時間の制限を
設ける目的で使用しても良い。
【0056】また、ITVサービスで提供するアプリケー
ションによっては、ビデオ信号の一時停止や早送り、巻
き戻しなどのコマンドが実行されることがある。このよ
うな場合にはコンテンツの終了時間が変動することにな
る。その場合には、解放タイマが作動する前に、図3な
いし図8のシーケンスにより解放タイマを設定し直す。
【0057】以上に述べたように、図9、図10、図1
1に示すセッション解放メッセージシーケンスにより、
正常に動作している機器は網資源は解放できる。しか
し、障害を起こした機器はセッション解放メッセージを
受けとれなかったり、あるいは、受信しても正常に処理
できず、解放されるべき網資源を不正に使用し続ける可
能性がある。この時、SRM4がこの解放されたはずの網
資源を別のセッションに新規に割り当ててしまうと、新
しいセッションを設定した機器が送受信する信号と、前
のセッションで障害を起こした機器が送受信する信号と
が錯綜し、正常なサービスを提供できなくなる恐れがあ
る。
【0058】このような場合、機器に生じた障害を検出
するために網管理装置20を設けている。網管理装置2
0は、SNMP(Simple Network Management Protocol)によ
り各機器が持つMIB(Management Information Base)と呼
ばれる仮想的なデータベースに蓄えられた機器の動作状
況に関する情報を得て、障害が発生した機器の閉塞等の
処理を行うものである。なお、MIBの詳細については、I
ETF(Internet Engineering Task Force)が発行するRFC
(Request For Comment)に定義されている。一般に網管
理装置20がMIB情報を得る手段には、網管理装置20
が一定の周期で各機器のMIBを取得するポーリングと、
網管理装置20に対して機器自身に障害が生じたことを
自発的に通知するトラップと呼ばれる方式がある。
【0059】障害を起こした機器は図9、図10、図1
1のシーケンスに定義されたメッセージを送信しなかっ
たり、あるいは、不正な内容の応答を返すはずである。
このような不応答や不正な応答をSRM4、SSM6、CSM1
6が検出すると、網管理装置20にトラップメッセージ
を送信する。網管理装置20は、受信したトラップメッ
セージを統計処理する。そしてトラップメッセージを送
信してきた機器に接続されている何れかの機器が障害を
起こしているものと判定すると、サーバ&送信制御装置
9に送信機12を停止するよう命令を送り、CATV伝送路
1を閉塞してサービスを中止する。なお、障害の判定
は、例えば、一定時間内に所定回数以上のトラップメッ
セージを受けた場合に障害発生と判定すればよい。
【0060】上記第1の実施の形態によれば、網資源の
無効保留を防止可能であり、また、障害により網資源を
不正に使用している機器を自動的に検出して通信網を閉
塞することにより、同一リソースの二重使用による信号
の錯綜を防止して加入者端末に異常な画像や情報が表示
されることを防止できるという効果がある。
【0061】なお、図2においてはCSM16とSRM4、 S
RM4とSSM6、網管理装置20とCSM16およびSSM6と
は直結されているように書かれているが、実施の際には
公衆電話網やLAN、あるいは双方向CATVの上りチャンネ
ルなどの通信網を利用しても良い。
【0062】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。
【0063】第2の実施の形態における動作は、網管理
装置20がトラップメッセージを送信してきた機器に接
続されている何れかの機器が障害を起こしているものと
判定するまでは、第1の実施の形態と同じである。第2
の実施の形態においては、網管理装置20が何れかの機
器が障害を起こしているものと判定すると、サーバ&送
信制御装置9にサーバ8を停止するよう命令を送り、サ
ーバ8を利用して実施されているITVサービスのみを中
止する。
【0064】上記本発明の第2の実施の形態によれば、
網資源の割り当てを受けて実施する必要があるITVサー
ビスのみを中止するため、再送信サービス等は継続でき
るという効果がある。
【0065】次に本発明の第3の実施の形態について説
明する。図12は、本発明の第3の実施の形態であるCA
TVシステムの図である。図12において、22は入出力
インタフェースであり、その他は図2と同じである。第
3の実施の形態においては、網管理装置20がトラップ
メッセージを送信してきた機器に接続されている何れか
の機器が障害を起こしているものと判定するまでは、第
1の実施の形態と同じである。第3の実施の形態におい
ては、網管理装置20が何れかの機器が障害を起こして
いるものと判定すると、網管理装置20に接続された入
出力インタフェース22にその旨を表示し、オペレータ
に警告を発する。オペレータはその内容から判断を行
い、入出力インタフェース22から網管理装置20にCA
TV伝送路1の閉塞やサーバ8の閉塞を指示したり、ある
いはこれらの閉塞は行わず、サービスを継続しながら対
策を実施する。
【0066】上記本発明の第3の実施の形態によれば、
オペレータを介することにより、全サービスあるいは全
ITVサービスの停止を防止し、サービスを継続しながら
障害を取り除けるという効果がある。
【0067】
【発明の効果】本発明によれば、特別な装置を付加する
ことなくリソースの無効保留や二重割当等の問題を回避
する通信システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】DSM-CC U-Nによるセッション設定および解放メ
ッセージのシーケンス図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態におけるCATVシステ
ムの図である。
【図3】クライアントセッションマネージャからネット
ワーク解放タイマを設定するメッセージシーケンスの図
である。
【図4】サーバセッションマネージャからネットワーク
解放タイマを設定するメッセージシーケンスの図であ
る。
【図5】クライアントセッションマネージャからサーバ
解放タイマを設定するメッセージシーケンスの図であ
る。
【図6】セッションリソースマネージャからサーバ解放
タイマを設定するメッセージシーケンスの図である。
【図7】サーバセッションマネージャからクライアント
解放タイマを設定するメッセージシーケンスの図であ
る。
【図8】セッションリソースマネージャからクライアン
ト解放タイマを設定するメッセージシーケンスの図であ
る。
【図9】セッションリソースマネージャが起動するセッ
ション解放メッセージシーケンスの図である。
【図10】サーバセッションマネージャが起動するセッ
ション解放メッセージシーケンスの図である。
【図11】クライアントセッションマネージャが起動す
るセッション解放メッセージシーケンスの図である。
【図12】本発明の第3の実施の形態におけるCATVシス
テムの図である。
【符号の説明】
1…CATV伝送路、2…CATVセンタ、3…加入者端末、4
…セッションリソースマネージャ(以下SRMと略記)、5
…ネットワーク解放タイマ(以下NRTと略記)、6…サー
バセッションマネージャ(以下SSMと略記)、7…サーバ
解放タイマ(以下SRTと略記)、8…サーバ、9…サーバ
&送信制御装置、10…MPEG符号化装置、11…QAM変
調装置、12…送信装置、13…QAM復調装置、14…M
PEG復号装置、15…番組選択制御装置、16…クライ
アントセッションマネージャ(以下CSMと略記)、17…
クライアント解放タイマ(以下CRTと略記)、18…テレ
ビ受像器、19…チューナ、20…網管理装置、21…
受信制御装置、22…入出力インタフェース。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 富岡 美好 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地株式 会社日立製作所情報通信事業部内 (72)発明者 入部 真一 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地株式 会社日立製作所情報通信事業部内 (72)発明者 多田 博明 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地の12株 式会社日立製作所情報システム事業部内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を供給するサーバと、該サーバと通
    信網を介して接続された複数の利用者端末と、サーバと
    利用者端末間の通信網の接続を制御する通信網制御装置
    とからなる通信システムにおいて、 上記通信網制御装置は上記サーバと上記利用者端末間の
    通信網資源を割り当てる通信網制御部を有し、上記利用
    者端末は前記通信網制御部と制御メッセージの送受を行
    う利用者送受信部を有し、上記サーバは前記通信網制御
    部と制御メッセージの送受を行うサーバ送受信部を有
    し、 上記通信網制御部、利用者送受信部、サーバ送受信部の
    少なくとも1つに予め設定された時間になると通信網資
    源解放制御メッセージシーケンスの開始を指示する解放
    メッセージ起動部を備え、 上記通信網制御部、利用者送受信部、サーバ送受信部の
    いずれかが、上記通信網制御装置によりサーバと利用者
    端末間に通信網資源が割り当てられたときに上記解放メ
    ッセージ起動部にメッセージ送信開始時間を設定するこ
    とを特徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】 前記通信網制御部、利用者送受信部、サ
    ーバ送受信部の要求により前記解放メッセージ起動部に
    設定されたメッセージ送信開始時間を変更することを特
    徴とする請求項1記載の通信システム。
  3. 【請求項3】 前記通信網制御装置は通信網を閉塞する
    網管理部をさらに有し、 前記通信網制御部、利用者送受信部、サーバ送受信部
    は、前記解放制御メッセージに含まれない不当な制御メ
    ッセージを受信すると該不当な制御メッセージの送出元
    に障害が発生したと判断して前記網管理部に通知し、前
    記網管理部は通信網の閉塞を行うことを特徴とする請求
    項1または請求項2に記載の通信システム。
  4. 【請求項4】 前記網管理部は前記サーバを閉塞する手
    段をさらに有し、前記網管理部の判断により通信網また
    はサーバの閉塞を行うことを特徴とする請求項3記載の
    通信システム。
  5. 【請求項5】 前記網管理部は前記障害に関する情報を
    表示する手段と、閉塞する装置を選択する選択手段とを
    有し、該選択手段で選択された装置の閉塞を行うことを
    特徴とする請求項3記載の通信システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003333574A (ja) * 2002-05-16 2003-11-21 Bb Cable Corp Vodコンテンツ配信システム、vodコンテンツ配信方法、vodコンテンツ配信及び番組放送システム、vodコンテンツ配信及び番組放送方法、vodコンテンツ配信及び番組コンテンツのマルチキャスト配信システム、vodコンテンツ配信及び番組コンテンツのマルチキャスト配信方法、及びその方法をコンピュータに実行させるプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003333574A (ja) * 2002-05-16 2003-11-21 Bb Cable Corp Vodコンテンツ配信システム、vodコンテンツ配信方法、vodコンテンツ配信及び番組放送システム、vodコンテンツ配信及び番組放送方法、vodコンテンツ配信及び番組コンテンツのマルチキャスト配信システム、vodコンテンツ配信及び番組コンテンツのマルチキャスト配信方法、及びその方法をコンピュータに実行させるプログラム

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