JPH10163982A - 光による自由空間での遠隔のデータ伝送のための方法および装置 - Google Patents

光による自由空間での遠隔のデータ伝送のための方法および装置

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JPH10163982A
JPH10163982A JP9176853A JP17685397A JPH10163982A JP H10163982 A JPH10163982 A JP H10163982A JP 9176853 A JP9176853 A JP 9176853A JP 17685397 A JP17685397 A JP 17685397A JP H10163982 A JPH10163982 A JP H10163982A
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mirror
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JP9176853A
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Edgar Fischer
エドガー・フィッシャー
Reinhard Hanno Czichy
ラインハルト・ハンノ・クツィヒィ
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    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/11Arrangements specific to free-space transmission, i.e. transmission through air or vacuum
    • H04B10/112Line-of-sight transmission over an extended range
    • H04B10/1123Bidirectional transmission
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    • HELECTRICITY
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自由空間でデータを光伝送するシステムにお
いて、遠隔の光源からの不利な影響等を回避し、機械的
および熱的に頑丈な構成を提供する。 【解決手段】 レーザで生成される光波に対する位相変
調の原理を用い、第2のレーザからの光波による受信光
波に対する光検出器でのホモダイン重畳により、自由空
間でデータを光伝送するための装置において、可動のミ
ラー(2、3)を有し、該ミラーの下流に光学フィルタ
(4)と1/4波長板(6)を連結し、それらを介し
て、遠隔局から受信された光ビームを導き、送信ビーム
(28)が2つの局の間での相対的移動を補償するため
の手段(30〜34)を設けた構成とする。また、一端
が共通の金属平坦構造物に固定された(複数の)管状ホ
ルダ内の光路において光学素子を結合することより、管
状ホルダ内の熱流を1方向にのみ生じさせ、温度差によ
る熱膨張に起因する曲げ応力を抑えるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザによって生
成される光波に対する位相変調の原理を用い、第2のレ
ーザからの光波の受信光波に対する光検出器でのホモダ
イン重畳(homodyne superimposition)により、光による
自由空間でのデータ伝送を行うための方法および装置並
びにその光学機械的構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ここ数年の間に、光導波路を用いた光デ
ータ伝送により、通信線によるデータ伝送、特に長距離
のデータ伝送が大刷新されている。この間に開発された
技術は、地球の大気の干渉効果が除去可能ならば、通信
線によらない伝送技術の効率の大幅な向上を約束する。
地球の表面において、これに適した光源の波長の選択に
より一定の成功が約束されるが、宇宙では、このような
伝送システムの限界は、周囲の影響をほとんど受けず、
主として、使用されるシステム自身の特性に依存する。
したがって、光通信技術の大きな利点、すなわち、小型
で軽量のシステムであるにもかかわらず高い方向分解能
での受信だけでなく極めて密な束のビームの送信を可能
とするシステムであるとともに、通信路の帯域幅が理論
的に極めて広いという利点を十分に利用することが、衛
星間での通信に関しては可能である。
【0003】さらに、通信に必要とされる出力要求は、
高い方向分解能での受信だけでなく極めて密な束のビー
ムの送信が可能であるという特性により、かなり低くな
る。デジタル光伝送システムの最も簡単な実施形態で
は、光源の変調は、その光源をオンまたはオフさせるこ
とにより行われ、このオン/オフのスイッチングは送信
されるべきデータビットの論理状態の関数である。受信
はフォトダイオードにより行われ、そのフォトダイオー
ドはデータに応じた強度の光をデータに応じた光電流に
変換し、その光電流は電気的に増幅され、更に処理され
る。更なる外来の影響が排除される場合には、各データ
ビットに対して平均10.5個の光子を(理論的には)利用
できるとすると、この簡単な方法により10-9の誤り率
でデータを伝送することができる。しかし、この値は、
実際の動作において十分に達成できるとは決して言えな
い。伝送中のどの時点においても光源の出力を十分に利
用するには、その光波の振幅の代わりにその位相が動か
される。ファイバオプティクスや無線技術(リバス(J.
C. Livas)らにより、SPIE, vol.2381, pp.38-47に発表
された「High Data Rate Systems for Space Applicati
ons(宇宙での利用のための高データ転送速度システ
ム)」)より知られている差動位相変調(differential
phase modulation)が、最近発表されたシステムにおい
て使用されている。
【0004】この場合、弱い受信光信号の出力がまず量
子光学増幅器(quantum-optical amplifier)において増
幅され、その後、長さの異なる2つの光路に分割され、
カップラにおいて再び重畳される。それらの出力ゲート
の双方は、それぞれフォトダイオードに接続されてい
る。カップラにおいて互いに重畳された光波の位相位置
に応じて、得られる光出力が2個のフォトダイオードに
分配される。光路はデータビットの長さだけ光を遅らせ
るため、続いて伝送される2つのビットの各位相が互い
に比較される。適切な符号化により、およびそれぞれ0
度または180度の位相差により、2個のフォトダイオ
ードのそれぞれがデータビットに応じて十分な光出力を
受け取る。このようなシステムの光学的および機械的な
実現において、要求される信頼性に加えて、重量の軽減
される適切な構成および可能な最小スペースの要求を満
たすものが求められる。例えば、カールソン(Carlson)
らは、準モノリシックのガラスブロック内への光学素子
の集積を提案している(カールソン(T.T. Carlson)らに
より、SPIE, vol.2381, pp.90-102に発表された「Monol
ithic Glass Block Lasercom Terminal: Hardware, Pro
of of Concept and Test Results(モノリシックのガラ
スブロックのレーザ通信端末:ハードウェア、コンセプ
トの検証、およびテスト結果)」)。標準化されたサイ
ズのガラスの立方体に実装された異なる光学素子が一つ
のブロック内で組み合わされており、これは一種の光回
路とみなすことができる。
【0005】例えば、光の方向を90度変え、その光を
偏光の違いにより分離し、特定の波長をフィルタリング
によって除去し、液晶によって透過光の偏光を可能とす
るミラーが埋め込まれていて利用できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】これに関連して、その
ブロック内のビーム経路はもはや外部からの介入によっ
て操作することはできず、かつ、適切に平行化されたビ
ームがその光回路全体のためにそのインタフェース部に
おいて利用できなければならないという、不利な点があ
る。これらのビームの発散は、光回路の設計がコンパク
トなこと及びそれに接続される光路が短いことから、重
要でないはずである。しかし、この装置は、通信光ビー
ムの送信および受信のための集積化できない望遠鏡を廃
止することはできない。
【0007】また比較的大型のガラスブロックは、ロケ
ットの発射の間に加わる荷重に損傷を受けることなく耐
えられるようにこれを最適化することは原則としてでき
ないため、不利な点を有している。
【0008】遠隔の光源からの影響、例えば太陽からの
影響は、振幅変調によるデータ伝送に対し不利なもので
あり、帯域幅の狭い光学フィルタによって検出器(検波
器)から避けられなければならない。一般に、差動位相
変調により符号化された信号の検出(検波)のみならず
振幅変調の信号の受信においても、量子光学増幅器によ
る前置増幅が必要となる。自然放出(spontaneous emiss
ion)によって生じるその固有のノイズは、帯域幅の狭い
光学フィルタによって低減されなければならない。
【0009】したがって、本発明の目的は、上従来技術
の不利な点を解消し、光伝送システムに要求される光学
素子から成る機械的および熱的に頑丈な構成のみならず
重量の軽減を確保することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた本発明に係る方法(請求項1に記載の方法)
は、第1のレーザによって生成される光波に対する位相
変調の原理を用い、第2のレーザからの光波による受信
光波に対する光検出器でのホモダイン重畳により、光に
よる自由空間での遠隔のデータ伝送を行うための方法に
おいて、前記光波は円偏光で送信され、直線偏光の光へ
の復帰の後に、変化を生じる放射方向によって定義され
る軸のまわりで送信機を相対的に回転させることなく、
固定方向の直線偏光が確定されることを特徴としてい
る。
【0011】そして上記課題を解決するためになされた
本発明に係る装置(請求項5に記載の装置)は、請求項
1ないし請求項4のいずれか一つの請求項に記載の方法
を実施するための、光学機械的構成を有する装置におい
て、前記光学機械的構成は、機械的に可動のミラー
(2、3)を有し、該ミラーの下流に光学フィルタ
(4)と第1の1/4波長板(6)が連結され、該光学
フィルタおよび該1/4波長板を介して、遠隔局から受
信された光ビームが導かれ、送信ビーム(28)が2つ
の局の間での可能な相対的移動を補償するための手段
(30、31、32、33、34)が設けられたことを
特徴としている。
【0012】また本発明は、宇宙における衛星間のデジ
タル通信のための光自由空間伝送システムの光学機械的
構造に関する。レーザによって発生される光源の位相変
調が送信の原理として採用され、その検波(detection)
は、光検出器において、第2のレーザからの光波の受信
光波に対するホモダイン重畳(homodyne superimpositio
n)により行われる。光ホモダイン受信は、受信光信号の
搬送波と同一の周波数の光波と受信信号との重畳を意味
するものであって、最も感度の良い検波方法の一つであ
り、一般に異なる光周波数を有する外部の光に対する不
感度が大きい。送信ビームと受信ビームとの粗い位置合
わせに必要なミラーを除いて、この光学システムの個々
の要素は、いくつかのサブユニットから成る一つのユニ
ット内において結合され、そのサブユニットは複数の光
学素子を含み、それらの光学素子は管状ホルダ内におい
て個々の光路に配置されている。
【0013】全ての管状ホルダは、金属の平坦な一つの
構造物に支えられていて、これらのホルダから発しまた
はこれらのホルダ内に導入される平行ビームは、偏向ミ
ラー(deflection mirrors)によってこの平面に平行に導
かれる。たいていの場合、電子装置または電子機械的ア
クチュエータが設けられたセンサを管状ホルダを通って
導かれる光路の終点に見いだすことができるため、これ
によって発生する熱は、その管状ホルダを経て運び去ら
れる。したがって、モノリシック構造における異なる光
路の機械的な配置とは対照的に、熱流は大域的には一方
向に制限される。熱流は常に温度勾配を生じさせ、複数
の固体の異なる熱膨張も生じさせるため、その熱流を大
域的に一方向に制限することにより、異なる管状ホルダ
の長手方向(縦方向)の膨張が生じるかもしれない。し
かし、横方向の機械的結合が欠如しているため、光学シ
ステムの効率を大きく害する光路の湾曲に至るような曲
げモーメントは存在しないことになる。
【0014】全ての管状ホルダに連結される平坦な金属
構造物は熱を伝えるものであって、熱はその平坦な金属
構造物に連結される管状ホルダからそれへ流れ、その結
果、異なる熱膨張のために曲げモーメントを生じさせて
平坦金属構造物を弓形に曲げるような温度勾配は生成さ
れない。管状ホルダの軸方向におけるこの構造物の厚み
は無視できる程度だからである。
【0015】本発明の更なる特徴は、構成全体の動作に
対する、熱によって生じる影響を更に低減するために、
最も廃熱を発生させる部品を分離している点である。最
後に、必要とされるレーザ、変調器および量子光学増幅
器の一部は、別のホルダに収容され、それらの放出光(e
missions)は、光導波路によってレンズ系に導かれる。
【0016】以上のように本発明による構成の利点は、
一方では、最大の熱源となる変調器だけでなく量子光学
的な光源および増幅器を分離することにより、他方で
は、熱源によって生じる不均質な膨張の影響を最小化す
る構成の機械設計により、大きな熱源によるレンズ系の
機能に対する影響が低減される、という点にある。比較
的長い光路の実現は、本構成の熱的および機械的安定性
を妨げるが、更なる利点として挙げることができる。
【0017】本発明の更なる詳細、特徴および利点は、
特許請求の範囲や個々の請求項またはそれらの組み合わ
せから得られる特徴からのみ保証されるものではなく、
本発明の実施の形態についての以下の説明からも保証さ
れる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、自由空間通信システムの
レンズ系の動作モードを表す図である。遠隔局から送信
された光信号1は、第1ミラー2および第2ミラー3を
経て、第1光学フィルタ4に向けられており、両ミラー
は、送信および受信方向の概略設定のために、機械的に
可動となるように取り付けられていて周辺視性を有する
構成となっている。第1光学フィルタ4は、支持物とし
て使用されている石英ガラス板5に取り付けられてお
り、データ伝送のためと特別な捕捉装置(acquisition d
evice)のための光波長のみを伝送する。ここで、石英ガ
ラス板5の主たる役目は、その背後に配置されたレンズ
系および評価センサ(evaluation sensor)を放射線から
保護することである。通信に使用される光信号1の光
は、円偏波となっていて、1/4波長板6を通過する間
に確実に直線偏光となる。第1コレクタレンズ(collect
or lens)7により、その光信号は、その後、集光されて
第1のダイクロイックビームスプリッタ8に送られ、反
射によって90度向きを変え、これにより、第1のビー
ムスプリッタ8の対応する表面に所望に応じて取り付け
られている第2光学フィルタ9を通過する方向に向き、
第1スキャッタレンズ(scatter lens)10へと進み、平
行光ビームとして伝送される。第1偏光フィルタ11は
望ましいくない偏光を除去し、その後、1/2波長板1
2を通過し、これにより、可能な偏光の向きを正確に設
定する。光ビーム1は、微調整のために可動構成として
設計された第3ミラー13で更に反射した後、第2ビー
ムスプリッタ14において同じ強さの2つの部分光ビー
ムに分割され、第2コレクタレンズ15を経て直接的に
第1検出器16に向けられるとともに、間接的に、固定
された第4ミラー17で第2の反射をした後に第3コレ
クタレンズ18を経て検出器19に向けられる。
【0019】光のビーコンとともに捕捉されてからトラ
ッキング信号が得られるまでの間に、まず、中心を外れ
た受信光のスポットをトラッキング検出器の中心へ移動
させるために、第3ミラー13の方向サーチ動作がある
いは必要かもしれない。この間、光のスポットは、コヒ
ーレント検波器(coherent detectors)16、19の視野
の外側に最初は配置されているかもしれない。
【0020】偏光を維持する光導波路20により、局部
発振器として使用されるレーザの光は第4コレクタレン
ズ21に向けられ、平行光ビーム22の形で第2偏光フ
ィルタ23を通過し、固定された設定の偏向ミラー24
を経て第2ビームスプリッタ14に向けられ、これによ
り2つの平行光ビームが生成され、それらは光ビーム1
から生成された2つの部分光ビームに重畳される。デー
タ信号としての電気信号は、検出器16および19の双
方において2つの光源のこの重畳から生じる光電流の検
出により得られる。このプロセスによって発生される直
流電流を必要な最小量まで低減するために、第1スキャ
ッタレンズ10の通過後、局部発振器の光ビームの断面
の電界分布を光ビーム1の断面の電界分布に合わせるこ
とが試みられる。さらに、1/2波長板12は、光ビー
ム1の偏光の局部発振器の光ビームの偏光への適合を可
能にする。遠隔局の光ビーコンによって発生された光ビ
ームが、光信号1と同じ経路で第1ビームスプリッタ8
に到達する。この光ビームはシリコン検出器の効率的な
使用を可能とするために異なる波長で放射されるため、
1/4波長板6が意図されるのとは異なる動作を行い、
任意に偏光された光ビームが第1ビームスプリッタ8に
現れ、そのビームスプリッタはビーコン光には透明のよ
うに見え、そのビームスプリッタにおいて、対応する面
に取り付けられた光フィルタ25に照射される。この光
フィルタ25はビーコン光の波長のみを通過させる。そ
の遠隔局のビーコン光ビームは、第2スキャッタレンズ
26を経てCCDセンサ27に照射される。自己眩惑(s
elf-dazzling)(それ自身のビーコン光によるCCDセ
ンサ27に対する盲性効果(blinding effect))を防止
するためには、受信ビーム経路からの幾何学的な分離が
既に必要とされている。
【0021】光軸からのずれが小さい場合には、端部を
犠牲にして、無修正の撮像システムにおいて見られる被
写体の樽形歪みを、センサシステムの角度分解能を向上
させるために意図的にここで利用することができる。
【0022】2つの局が互いに相対的に移動しうるため
受信光ビーム1に対する先行角度(lead angle)の制御が
必要であり、この制御のために、送信ビーム28が、第
5可動ミラー29を経て偏光ビームスプリッタ30に向
かい、そこで、更なる2個のレンズ31および32の方
向に反射し、これらのレンズはそのビームを広げ、その
後、第2の1/4波長板33を通過する。この光ビーム
は石英ガラス板5の貫通孔(a bore cut)を通過する。そ
のエッジは、非常に強力な送信ビーム28の散乱光によ
る受信ビーム1との干渉を防止するために、黒くなって
いる。受信ビーム1も石英ガラス板5を通過するのであ
る。付言すると、送信ビーム28の横方向の拡張が制限
されていて、これにより、石英ガラス板5上で長斜方形
状に配置されたミラー34および35を通過し、受信ビ
ームによっても使用されているミラー2および3に導か
れた後、送信ビームがミラー2および3の表面における
後方散乱によって受信ビームに影響を与えることはな
い。ここで、ミラー35は、同時に、このような後方散
乱光に対する隔膜(diaphragm)として機能する。受信ビ
ームの直径に比べると送信ビームの直径が相当に狭いこ
とに基づき、調整ミラーの方向誤差(misdirection erro
r)の重要度は低い。
【0023】これに加えて、ミラー13とミラー29の
間で電子的な通信が行われることにより、ミラー13
は、ミラー29がその「誤ったビジョン(erroneous vis
ion)」を修正できるように、ミラー29の瞬時方向を報
告するようになっている。ミラー29の調整範囲は比較
的広く、先行角度に加えて、製造中に生じる許容誤差も
修正できるようになっている。
【0024】この感度のよい電子的な検知システムは、
光学バンク(optical bank)に設けられたセンサのすぐ近
くに配置される。しかし、この電子システムは、その光
学バンクから分離され、特に熱的に接触していない。
【0025】送信ビームの光出力のうちの少量が、石英
ガラス板5に面する第2の1/4波長板33の特別にコ
ーティングされたまたはコーティングされていない面で
反射され、第2の1/4の波長板33を再び通過し、も
ともと直線偏光である光線から90度旋回し、偏光ビー
ムスプリッタ30、第4コレクタレンズ36、およびス
キャッタレンズ37を通過して、先行角度を測定するた
めのセンサ38へと導かれる。
【0026】ビーコン光ビーム39は、受信ビーム1と
平行に発射され、その光は、ビーコンレーザからの光導
波路40によって提供され、コレクタレンズ41によっ
て平行光とされる。すなわち、重大な影響を持つ熱源
(レーザ)は分離され、可撓性を有する光導波路40に
よって接続されている。これにより、さらに、簡単なシ
ステム構造が可能となり、未調整状態になりやすいとい
う事態が回避される。
【0027】図2に、変調された送信光の発生を示す。
ダイオードレーザでポンピングされたヤグレーザ(Nd:YA
Gレーザ)42がコヒーレント性の高い光を発生させ、そ
の光は、その後、光導波路に結合されたレンズ系45を
経て電子光学位相変調器46へ導かれるようにするため
に、ビーム形成光学系(beam-shaping optical system)
43および光アイソレータ44を通過する。電子光学位
相変調器46の出力側における光導波路は光ファイバ4
7に接続され、この光ファイバ47は、単一モードのみ
を伝送し、その中に導かれる光の偏光を維持する。
【0028】図3に他の構成を示す。ダイオードレーザ
でポンピングされたヤグレーザ(Nd:YAGレーザ)48
が、中間のまたは弱い出力を発射し、その光出力を、偏
光を維持する単一モードの光導波路49経て位相変調器
50の中へと導く。この変調器50は、低い光出力に専
用化されて設計されており、その出力は、偏光を維持す
る単一モードの光導波路51を介して光アイソレータ5
2に接続されている。この光アイソレータ52は、さら
に集光レンズ系を含み、出力側において平行ビーム53
を発生させ、これは、量子光学増幅器54、およびビー
ム形成するレンズ系を含む光アイソレータ55を経由し
て、先行角度を設定するための装置へと送られる。ヤグ
レーザ(Nd:YAGレーザ)48が最大0.7ワットの出力を
発生させるが、この出力は位相変調器50において0.3
ワット未満に低減され、その後、量子力学増幅器54に
おいて3ワットまで増幅される。
【0029】図4は、光受信機において必要とされる重
畳される光波を発生させるための構成を示す概略ブロッ
ク図である。この光波は、変調されておらず、その中心
周波数において、その送信される光の搬送周波数と正確
に一致することが必要なだけである。ダイオードレーザ
でポンピングされたヤグレーザ(Nd:YAGレーザ)56が量
子光学局部発振器レーザ(quantum-optical local oscil
lator laser)として動作し、その光は、ビーム形成レン
ズ系57、光アイソレータ58、および光ファイバ結合
装置59を経て、偏光を維持する光導波路20に導かれ
る。
【0030】図5は、光学バンクの外観を示す図であ
り、この図において、管状ホルダ61、62および63
は、金属の平坦構造物60に取り付けられている。ハウ
ジング64は、捕捉(acquisition)のために設けられた
CCDセンサ27と、このセンサに必要な電子装置とを
含み、したがって熱源を構成する。さらに、ハウジング
66は、可動となるように設計された第3ミラー13お
よびその駆動装置を内蔵している。送信ビームの先行角
度を制御するための可動ミラー29は、ハウジング66
内に設けられている。金属の平坦構造物60は、取付ベ
ース67により装置全体のハウジングに接続されてい
る。この装置全体において、金属の平坦構造物60の横
方向の熱膨張は、極めて小さい曲げモーメントを生じる
のみであり、これは、金属の平坦構造物60上で、予め
圧力を加えられた取付ベース67より発生する。石英ガ
ラス板5および2個のミラー34および35は、金属の
平坦構造物60上に配置され、ここで、ミラー34のガ
ラス本体は、同時に、送信ビームの通過のために石英ガ
ラス板5に設けられた貫通孔を覆う。石英ガラスと金属
の平坦構造物に使用される材料とは、一般に異なった熱
膨張係数を持っているため、特に、石英ガラス板5と金
属の平坦構造物60との間の温度差により、機械的なせ
ん断応力だけでなく、温度変動も生じる。このせん断応
力は、適切な連結技術により吸収されなければならな
い。
【0031】図6に、石英ガラス板5と金属の平坦構造
物60と連結を示す。複数のゾーン68によって連結が
行われており、これらのゾーン68は粘着性のシリコン
の薄層を有し、その弾性のために、せん断応力を、対応
する大きい機械的応力を必要とせずに吸収する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 光通信信号の指向性送信および指向性受信の
ための光学的構成を示す基本構成図。
【図2】 変調された送信光を発生させるための全体構
成を示すブロック図。
【図3】 送信光を発生させるための他の構成を示すブ
ロック図。
【図4】 受信光ビームに重畳される光の発生を示すブ
ロック図。
【図5】 光学バンクの機械的構造の外観を示す図。
【図6】 石英ガラスと金属平坦構造物との連結を示す
図。
【符号の説明】
1 …受信ビーム(受信光ビーム) 2 …第1ミラー 3 …第2ミラー 4 …第1光学フィルタ 5 …石英ガラス板 6 …1/4波長板 13 …第3ミラー 16、19…検出器(検波器) 27 …CCDセンサ 28 …送信ビーム 29 …第5可動ミラー 30 …偏光ビームスプリッタ 31、32…レンズ 33 …第2の1/4波長板 34 …ミラー 35 …ミラー 36 …第4コレクタレンズ 37 …スキャッタレンズ 38 …(先行角度を測定するための)センサ 39 …ビーコン光ビーム 60 …金属平坦構造物 61〜63…管状ホルダ 68 …ゾーン
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G02B 6/30 H01S 3/10 (72)発明者 ラインハルト・ハンノ・クツィヒィ スイス、ツェーハー−9034エガースリー ト、ヴィーゼンシュトラーセ6番

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のレーザによって生成される光波に
    対する位相変調の原理を用い、第2のレーザからの光波
    による受信光波に対する光検出器でのホモダイン重畳に
    より、光による自由空間での遠隔のデータ伝送を行うた
    めの方法において、 前記光波は円偏光で送信され、 直線偏光の光への復帰の後に、変化を生じる放射方向に
    よって定義される軸のまわりで送信機を相対的に回転さ
    せることなく、固定方向の直線偏光が確定される、こと
    を特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の、光による自由空間で
    の遠隔のデータ伝送のための方法において、 受信方向を合わせるために周辺視性を有するように配置
    されたミラーが使用され、該ミラーは送信ビームをも送
    信し、該ミラーの表面での受信ビームへの後方散乱が、
    受信ビームのビーム経路と同軸状に送信ビームの中に組
    み込まれたミラーのマスキング効果により防止される、
    ことを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の、光に
    よる自由空間での遠隔のデータ伝送のための方法におい
    て、 前記ビームの方向がビーコン光の使用により検出され、
    該ビーコンの光ビームはCCDセンサ(27)に導か
    れ、被写体の像の樽形歪みが、端部を犠牲にして光軸か
    らの無視できる程度のずれを伴いつつ前記センサシステ
    ムの角度分解能を向上させるために使用される、ことを
    特徴とする方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の、光による自由空間で
    の遠隔のデータ伝送のための方法において、 自身のビーコン光によるCCDセンサ(27)に対する
    盲性効果が幾何学的なビーム分離により防止される、こ
    とを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれか一つ
    の請求項に記載の方法を実施するための、光学機械的構
    成を有する装置において、 前記光学機械的構成は、機械的に可動のミラー(2、
    3)を有し、該ミラーの下流に光学フィルタ(4)と第
    1の1/4波長板(6)が連結され、該光学フィルタお
    よび該1/4波長板を介して、遠隔局から受信された光
    ビームが導かれ、 送信ビーム(28)が2つの局の間での可能な相対的移
    動を補償するための手段(30、31、32、33、3
    4)が設けられた、ことを特徴とする装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の装置において、 第1のミラー(34)および第2のミラー(35)が、
    傾きに対する送信ビーム方向の自己補償が確保されるよ
    うに、石英ガラス板(5)上に長斜方形状に配置され
    た、ことを特徴とする装置。
  7. 【請求項7】 請求項5または請求項6に記載の装置に
    おいて、 前記送信ビーム(28)が、第5の可動ミラー(29)
    によって遠隔局へと導かれ、該第5の可動ミラーは、測
    定装置(30、36、37)および先行角度を求めるた
    めのセンサ(38)と連係している、ことを特徴とする
    装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の装置において、 前記第5の可動ミラー(29)は、トラッキング信号を
    得るための第2のミラー(13)と電子的手段により接
    続され、前記送信ビーム(28)の先行角度を、受信ビ
    ーム(1)の中心を外れた受信の関数として制御するこ
    とができる、ことを特徴とする装置。
  9. 【請求項9】 請求項5ないし請求項8のいずれか一つ
    の請求項に記載の装置において、 前記光学素子が、一端が共通の金属平坦構造物に固定さ
    れた複数の管状ホルダ内の光路において結合されること
    により、前記管状ホルダ内の熱流が一方向にのみ生じ、
    温度差の存在によって生じる熱膨張に起因する曲げ応力
    が抑えられる、ことを特徴とする装置。
  10. 【請求項10】 請求項5ないし請求項9のいずれか一
    つの請求項に記載の装置において、 全ての管状ホルダの外側開口部は、放射線から保護する
    ために、前記金属平坦構造物に適用される石英ガラス板
    (5)によって覆われている、ことを特徴とする装置。
  11. 【請求項11】 請求項9または請求項10のいずれか
    に記載の装置において、 前記金属平坦構造物と前記石英ガラス板とは、せん断方
    向の動きを許容し応力が加わらないように、弾性を有し
    放射線に対する耐性を有する接合点により複数箇所で連
    結されている、ことを特徴とする装置。
JP9176853A 1996-11-25 1997-07-02 光による自由空間での遠隔のデータ伝送のための方法および装置 Pending JPH10163982A (ja)

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