JPH10163905A - 文字放送受信機 - Google Patents

文字放送受信機

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Publication number
JPH10163905A
JPH10163905A JP31443496A JP31443496A JPH10163905A JP H10163905 A JPH10163905 A JP H10163905A JP 31443496 A JP31443496 A JP 31443496A JP 31443496 A JP31443496 A JP 31443496A JP H10163905 A JPH10163905 A JP H10163905A
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JP
Japan
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display
pause
program
frequency
button
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Pending
Application number
JP31443496A
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English (en)
Inventor
Hideki Fukusono
秀樹 福園
Toshiaki Nakao
敏章 中尾
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多重放送波に搬送された各文字を大きくした
状態で表示して、複数の人が同時に文字情報を把握でき
るとともに、その文字情報を容易に確認できる文字放送
受信機を提供する。 【解決手段】 複数の各番組に分割されるとともにデジ
タルの文字情報が搬送された多重放送波を受信するアン
テナ1と、受信した多重放送波から所望の周波数を選択
して中間周波信号に変換するフロントエンド回路2と、
多重されたデジタル信号をデジタルの情報データ符号に
変換するデータ変換回路8と、情報データ符号を記憶す
るメモリ21と、メモリ21からの情報データ符号を文
字情報に変換する文字変換回路22と、文字が流れた状
態で文字情報を自動的に同じ内容で繰り返し表示するス
クロール表示手段23と、スクロール表示を一時停止し
ポーズ表示に切り替えるポーズ手段25と、全体を制御
するマイクロコンピュータ24とを備えた構成にしてあ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルの文字情
報が搬送されたFMラジオ等の多重放送波を受信する文
字放送受信機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】FMラジオ多重放送は、76〜90MH
z帯の商業用FMラジオ放送の1チャンネル帯域(10
0kHz)の中で音声信号放送に使用されていない部分
を利用し、音声信号に多重させたデジタルの文字情報を
搬送して、チャンネル番号が付されて複数の各番組に分
割された文字情報を放送している。
【0003】従来、この種のFMラジオ多重放送の文字
放送受信機として、図11乃至図15に示す構成のもの
が存在する。このものは、図11に示すように、1はデ
ジタルの文字情報が搬送された多重放送波を受信するア
ンテナ、2はアンテナ1で受信した多重放送波の中から
所望の周波数を選択し中間周波信号に変換するフロント
エンド回路、3はフロントエンド回路2の出力信号を低
周波に変換する検波回路、4は検波回路3の出力信号の
中からステレオ音声信号を取り出すステレオ復調回路、
5はステレオ復調回路4の出力信号を増幅する増幅回
路、6は増幅回路5の出力信号を音声に変換するスピー
カ、7は検波回路3の出力信号に多重されたデジタル信
号を取り出すデータ復調回路、8はデータ復調回路7の
出力信号をデジタルの情報データ符号に変換するデータ
変換回路、9はデータ変換回路8の出力信号の中から特
定の番組の情報データ符号を選択する番組選択回路、1
0はデジタルの情報データ符号を文字情報に変換すると
ともにその文字情報を表示する表示器、11はフロント
エンド回路2とデータ変換回路8と番組選択回路9と表
示器10と接続されてそれぞれを制御するマイクロコン
ピュータ、12は各番組のメニュー画面を表示するメニ
ュースイッチ、13はメニュー画面内のカーソルを上方
向に移動するアップスイッチ、14はメニュー画面内の
カーソルを下方向に移動するダウンスイッチ、15はメ
ニュー画面内のカーソルで指示された特定の番組を設定
する番組設定スイッチである。ここで、表示器10は文
字を流れることなく固定された状態で表示する。
【0004】次に、このものの動作を、図12の周波数
スペクトラム図、図13の複数の各番組に分割された文
字情報の概念図、図14のメニュー画面図、及び図15
に示す動作のフローチャートに基づいて説明する。
【0005】アンテナ1に入力されたFM多重放送波の
中からフロントエンド回路2で所望の周波数を選択し、
その所望の周波数が検波回路3で低周波信号に変換され
る。受信したFM多重放送波の信号は、図12に示すよ
うに、通常のFM放送のLR音声信号より高周波数側
に、文字情報データを含んだデジタル信号が配置された
周波数スペクトラムになっており、デジタル信号が後段
でLR音声信号から区別される。次に、ステレオ復調回
路4でLR音声信号に復調し、増幅回路5でLR音声信
号が増幅されてスピーカ6から音声が聞こえる。
【0006】ここで、文字情報は複数の各番組に分割さ
れて、例えば図13のような各番組があり、番組A、番
組Aの文字情報、CRCチェック符号、番組B、番組B
の文字情報、CRCチェック符号、以下図13のような
順序で送られてくる。番組A、B、Cは、例えばAはニ
ュース、Bは天気予報、Cは交通情報などである。ここ
で、CRCチェック符号は、送られてくるデータを正し
く受信したかどうかをチェックするための符号である。
【0007】検波回路3からの出力信号はデータ復調回
路7にも入力され、デジタル信号が復調される。復調さ
れたデジタル信号は、データ変換回路8でデジタルの情
報データ符号に変換される。データ変換回路8は、マイ
クロコンピュータ11に制御されて変換処理を行う。
【0008】先ず、図14及び15に示すように、ステ
ップ11(以下「ST11」で表わす)において、周波
数を合わせて放送局を選択し、メニュースイッチ12を
操作すると、表示器10は放送局から送信される各番組
の番組メニュー10aを表示する。そして、アップスイ
ッチ13又はダウンスイッチ14を操作してカーソルを
移動し、例えば「天気予報」10bを選択する。さらに
ダウンスイッチ14を操作して、カーソルで次の番組サ
ブメニュー10cを選択し、さらにその中から、例えば
「関西の天気」10dを選択し、番組設定スイッチ15
を操作して、複数の各番組のうちから特定の番組を設定
する。
【0009】ST12において、特定番組が設定される
と、特定番組に対応するデジタルの情報データ符号が番
組選択回路9のメモリに蓄積される。
【0010】次いでST13において、データの蓄積が
完了すると、表示器10がマイクロコンピュータ11の
指示に従って再度変換された特定番組の文字情報10e
を表示する。データの蓄積が未完了の場合は、特定番組
が変わっていないかをチェックし(ST11)データの
蓄積動作を続ける。
【0011】次いでST14において、マイクロコンピ
ュータ11は電源がOFFされたかどうかをチェック
し、電源がOFFされない場合は特定番組が変わってな
いかをチェックし(ST11)、上記の動作を繰り返
す。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の文字放
送受信機では、受信時に表示器10に表示されている番
組メニュー10aを見ながら番組設定スイッチ15を操
作することによって、複数の番組のうちから特定された
特定番組の文字情報を表示器10に表示することができ
る。
【0013】しかしながら、表示器10は文字が流れる
ことなく固定された状態で表示するので、表示器10に
寸法上の制約があるとき、各文字を大きくした状態で表
示できず、したがって、複数の人が同時に文字情報を把
握できない。さらに、各文字を大きくし文字が流れた状
態で文字情報をスクロール表示しても、再度情報を確認
したいとき、文字が流れて停止していないので確認でき
ないという問題点があった。
【0014】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、多重放送波に搬送された
各文字を大きくした状態で表示して、複数の人が同時に
文字情報を把握できるとともに、その文字情報を容易に
確認できる文字放送受信機を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、請求項1記載のものは、複数の各番組に分割さ
れるとともにデジタルの文字情報が搬送された多重放送
波を受信するアンテナと、受信した多重放送波から所望
の周波数を選択して中間周波信号に変換するフロントエ
ンド回路と、中間周波信号を変換した低周波信号に多重
されたデジタル信号をデジタルの情報データ符号に変換
するデータ変換回路と、情報データ符号を記憶するメモ
リと、メモリからの情報データ符号を文字情報に変換す
る文字変換回路と、文字が流れた状態で文字情報を自動
的に同じ内容で繰り返しスクロール表示する表示手段
と、スクロール表示を一時停止しポーズ表示に切り替え
るポーズ手段と、フロントエンド回路、データ変換回
路、メモリ、文字変換回路、表示手段、及びポーズ手段
のそれぞれと接続されて全体を制御するマイクロコンピ
ュータと、を備えた構成にしてある。
【0016】請求項2記載のものは、請求項1記載のも
のにおいて、前記ポーズ手段は、前記各番組における現
ポーズ表示部分に対して前部分又は後部分のいづれかを
選択してポーズ表示する部分選択釦が設けられた構成に
してある。
【0017】請求項3記載のものは、請求項1又は2記
載のものにおいて、前記各番組は複数のページを有する
ものであって、前記ポーズ手段は現ポーズ表示ページに
対して前ページ又は後ページのいづれかを選択して頭出
し表示するページ選択釦が設けられた構成にしてある。
【0018】請求項4記載のものは、請求項1乃至3記
載のものにおいて、周波数設定釦を設けその周波数設定
釦によって設定された前記所望の周波数を記憶する周波
数記憶メモリが、前記マイクロコンピュータと接続して
設けられた構成にしてある。
【0019】請求項5記載のものは、請求項1乃至4記
載のものにおいて、前記所望の周波数における前記複数
の各番組のうちから特定された特定番組を設定する番組
設定釦を設け、その特定番組のチャンネル番号を記憶す
るチャンネル番号記憶メモリが、前記マイクロコンピュ
ータと接続して設けられた構成にしてある。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図1乃至図
10に基づいて以下に説明する。
【0021】1はデジタルの文字情報が搬送されたFM
多重放送波を受信するアンテナ、2はアンテナ1で受信
したFM多重放送波の中から所望の周波数を選択し中間
周波信号に変換するフロントエンド回路、3はフロント
エンド回路2の出力信号を低周波に変換する検波回路、
4は検波回路3の出力信号の中からステレオ音声信号を
取り出すステレオ復調回路、5はステレオ復調回路4の
出力信号を増幅する増幅回路、6は増幅回路5の出力信
号を音声に変換するスピーカ、7は検波回路3の出力信
号に多重されたデジタル信号を取り出すデータ復調回
路、8はデータ復調回路7の出力信号をデジタルの情報
データ符号に変換するデータ変換回路であって、従来の
FMラジオ多重放送の文字放送受信機と同一である。こ
こで、データ変換回路8は換言すると、中間周波信号を
変換した低周波信号の中に多重されたデジタル信号をデ
ジタルの情報データ符号に変換する。
【0022】ここで、多重放送波は文字情報と共に時刻
情報が搬送されるとともに、その文字情報が複数の各番
組に分割されるとともに、各番組が一ページ又は複数の
ページ、及びチャンネル番号を有している。さらに、緊
急番組が複数の各番組のうちの一つに組み込まれてい
る。
【0023】21はメモリで、高速で読み書き及びデー
タを保持できるSRAMにより、データ変換回路8から
出力された文字情報の情報データ符号を記憶する。22
は文字変換回路で、後述するマイクロコンピュータ24
に配設され、メモリ21に記憶された情報データ符号を
呼び出して、文字情報に変換する。
【0024】23は表示手段で、LED又は蛍光管の発
光素子により、複数個が行列状に配列された大型で据え
置き型の表示部23aを有して構成され、メモリ21及
びマイクロコンピュータ24と接続されて、文字変換回
路22で変換された文字情報を、人が操作することなく
自動的に、同じ内容で繰り返しスクロール表示する。
【0025】24はマイクロコンピュータで、内部時計
24aが内蔵され、フロントエンド回路2、データ変換
回路8、メモリ21、及び表示手段23のそれぞれと接
続されて全体を制御する。さらに、複数の各番組のうち
の一つから緊急番組の緊急情報データ符号がデータ変換
回路8から入力されたとき、自動的に後述する電源釦2
8eをONするとともに、その緊急情報データ符号を優
先してメモリ21に出力するよう形成されている。ま
た、時刻情報がデータ変換回路8から入力されたとき、
内部時計24aを自動的に設定するよう形成されてい
る。
【0026】25はポーズ手段で、マイクロコンピュー
タ24に接続した状態でそのマイクロコンピュータ24
に配設され、スクロール表示を停止するとともに、文字
変換回路22から文字情報を区切って表示手段23へ出
力してポーズ表示に切り替える。
【0027】26は周波数記憶メモリで、マイクロコン
ピュータ24と接続した状態でそのマイクロコンピュー
タ24に配設され、所望の周波数を記憶する。
【0028】27はチャンネル番号記憶メモリで、マイ
クロコンピュータ24と接続した状態でそのマイクロコ
ンピュータ24に配設され、所望の周波数における複数
の各番組のうちから特定された特定番組のチャンネル番
号を記憶する。
【0029】28は操作部で、周波数、つまり放送局を
選局する複数の放送局選局釦28aと、設定釦28b
と、複数の各番組のうちから特定の番組を選定する複数
設けられた番組選定釦28cと、ポーズ手段25と接続
した選択釦28dと、電源釦28eと、切替釦28fと
を有して構成されている。
【0030】ここで、設定釦28bが所望の周波数を設
定する周波数設定釦と、番組選定釦28cでもって選定
された特定番組を設定する番組設定釦とを兼用してい
る。また、選択釦28dが各番組における現ポーズ表示
部分に対して前部分又は後部分を選択して部分表示する
部分選択釦と、現ポーズ表示ページに対して前ページ又
は後ページを選択して頭出し表示するページ選択釦とを
兼用している。さらに、複数の各番組選定釦28cに対
応した位置に複数の表示ランプ28gが設けられてい
る。
【0031】このものの動作を図2に示す正面図(a)
及び平面図(b)、及び図3乃至図9に示すフローチャ
ートに基づいて説明する。音声信号の再生、及びデジタ
ル信号の再生動作は、従来例と同じであるので説明を省
略する。
【0032】所望の周波数を設定する周波数設定ステッ
プST1、その所望の周波数における複数の各番組のう
ちから特定された特定番組を設定する特定番組設定ステ
ップST2、緊急番組を受信する緊急番組受信ステップ
ST3、及びマイクロコンピュータ24に内蔵された内
部時計24aの時刻を設定する時刻設定ステップST4
を設けている。さらに、表示手段23は、文字多重放送
の文字情報をスクロール表示する文字多重放送スクロー
ル表示モード#1、スクロール表示を停止した文字多重
放送ポーズ表示モード#2、時刻を表示する時刻表示モ
ード#3、及び緊急番組の文字情報を表示する緊急番組
表示モード#4を備えている。
【0033】先ず、電源釦28eをONすることによっ
て、図3に示すように、表示手段23は前回電源がOF
Fされたときの各表示モード、すなわち時刻表示モード
#3、文字多重放送スクロール表示モード#1、又は緊
急番組表示モード#4における文字情報を表示する。
【0034】その前回の表示モードから切り換えるに
は、切替釦28fを用いる。切替釦28fを押す度に表
示は、文字多重放送スクロール表示モード#1、文字多
重放送ポーズ表示モード#2、時刻表示モード#3、緊
急番組表示モード#4、そして文字多重放送スクロール
表示モード#1の順に順番に切り替わる。
【0035】所望の周波数を設定する周波数設定ステッ
プST1について、図4に基づいて説明する。先ず、設
定釦28bを押して周波数設定ステップST1に切り替
えると、表示ランプ28gが点灯する。最初は、以前に
設定されていた周波数であって、複数の放送局選局釦2
8aのうち1番目の釦(例ではA釦)が表示され、その
放送局の電波が受信される(以前に設定されていない場
合は工場出荷時の設定周波数が表示され、その放送局の
電波が受信される)。
【0036】1番目の釦(例ではA釦)以外の放送局選
局釦28aに放送局を、つまり周波数を設定する場合
は、2、3番目(例ではB、C釦)の放送局選局釦28
aのうちいづれかひとつの釦を押すと、以前に設定され
ていた周波数が表示されるとともに、その放送局の電波
を受信する。この状態で、受信する放送局を選局するた
め、選択釦28dを押して周波数を設定する。所望の放
送局の周波数に合わせた後、設定釦28bを押すことに
よって、マイクロコンピュータ24と接続された周波数
記憶メモリ26がその周波数を記憶して、各放送局選局
釦28aに放送局を設定する。
【0037】次いで、複数の各番組のうちから特定番組
を設定する特定番組設定ステップST2について、図5
に基づいて説明する。複数の番組選定釦28cのうちか
ら設定する番組選定釦28c(例では3番)を押すこと
によって、表示手段23は所望の周波数における複数の
各番組のメニュー、つまり目次表示を行う。最初にメニ
ュー表示のみを表示し、メニュー表示から所望のサブメ
ニューにメニューダウンし、番組選定釦28cで番号を
選択し、すなわち複数の各番組のうちから特定された特
定番組を選択し、設定釦28bでもって設定する。する
と、マイクロコンピュータ24と接続されたチャンネル
番号記憶メモリ27が、その特定番組のチャンネル番号
を記憶する。
【0038】設定後、放送局選局釦28aを押すことに
よって所望の放送局を選択すると、表示手段23は番組
選定釦28cに設定されていた特定番組の文字情報を、
文字多重放送スクロール表示モード#1にて、文字が流
れた状態で自動的に同じ内容で繰り返しスクロール表示
する。さらに、番組選定釦28cを押す度に選択/非選
択を繰り返すことによって、所望の複数の特定番組を構
成して、複数の各番組選定釦28cの位置に対応して設
けられた表示ランプ28gが現在の選択状態を表示した
状態で、複数の各番組選定釦28cに設定された各特定
番組の文字情報を順次スクロール表示する。
【0039】ここで、文字多重放送スクロール表示モー
ド#1の時に切替釦28fを押すことによって、図6に
示すように、モードが切り替わったことを通知するため
に「ポーズ」と約1秒程度表示部23aに表示した状態
で、文字多重放送ポーズ表示モード#2に切り替わる。
次に、スクロール表示中の番組のページの先頭に戻って
先頭部のみを停止してポーズ表示する。次に、選択釦2
8dの+釦を押すと、番組における現ポーズ表示部分に
対して後部分を表示し、さらに+釦を押すと、さらに現
ポーズ表示部分に対する後部分を表示する。逆に、−釦
を押すと、番組における現ポーズ表示部分に対して前部
分を表示し、さらに−釦を押すと、さらに現ポーズ表示
部分に対する前部分を表示する。
【0040】逆戻り、先送りを効率良くするためにポー
ズ表示の間に、設定釦28bを押すと「ページ送り設
定」と表示手段23の表示部23aに表示し、続いて、
選択釦28dの+釦を押すと、現ポーズ表示ページに対
して後ページを選択して頭出し表示する。さらに、設定
釦28bを押すと「ページ送り設定」と表示部23aに
表示し、続いて+釦を押すと、さらに現ポーズ表示ペー
ジに対する後ページを選択して頭出し表示する。また、
選択釦28dを押すと「ページ送り設定」と表示部23
aに表示し、逆に−釦を押すと、現ポーズ表示ページに
対して前ページを選択して頭出し表示する。切換釦28
fを押すと、文字多重放送ポーズ表示モード#2から時
刻表示モード#3にかわる。
【0041】次いで、緊急番組を受信したときの緊急番
組受信ステップST3について、図3、図7、図8に基
づいて説明する。緊急番組受信ステップST3は、表示
手段23が時刻表示モード#3及び文字多重放送スクロ
ール表示モード#1であっても、優先して移行する。緊
急放送を受信したとき、すなわち複数の各番組のうちか
ら緊急番組の緊急情報データ符号がデータ変換回路8か
ら入力されたとき、マイクロコンピュータ24は、電源
釦28eがOFFであるとき自動的に電源釦28eをO
Nし、緊急情報データ符号を優先してメモリ21に出力
する。メモリ21がその緊急情報データ符号を保持し、
表示手段23が緊急番組表示モード#4に切り替わっ
て、優先的に緊急番組の文字情報を表示する。
【0042】次いで、内部時計24aの時刻を設定する
時刻設定ステップST4について、図9及び図10に基
づいて説明する。マニュアルによる時刻設定は、切替釦
28fによって時計表示にしてから設定釦28bを押し
て、時刻の設定ステップにする。設定釦28bを押した
直後は時のみが点滅し、選択釦28dによって時を合わ
せ、設定釦28bを押して確定する。次に分のみが点滅
し、選択釦28dによって分を合わせ、設定釦28bを
押して確定すると、表示手段23が時刻表示モード#3
に切り替わって、時刻を表示する。また、マイクロコン
ピュータ24は、時刻情報がデータ変換回路8から入力
されたとき、内蔵された内部時計24aの時刻を自動的
に設定する。
【0043】かかる一実施形態の文字放送受信機にあっ
ては、上記したように、表示手段23が多重放送波に搬
送された文字情報を、文字が流れた状態で自動的に同じ
内容で繰り返してスクロール表示するから、長い文字情
報であっても連続して時系列で各文字を大きくした状態
で表示して、複数の人が同時に情報を把握できるととも
に、ポーズ手段25がスクロール表示を一時停止しポー
ズ表示に切り替えるから、各人が必要に応じて停止した
文字を読めるので、誤りなく文字情報を確認することが
できる。
【0044】また、各番組における現ポーズ表示部分に
対して前部分又は後部分を選択して部分表示する選択釦
28dがポーズ手段25に接続して設けられたから、ポ
ーズ手段25がマイクロコンピュータ24を介して表示
手段25に前部分又は後部分を表示させて、各番組にお
ける全部分にわたって必要な文字情報を素早く簡単に探
し出すことができる。
【0045】また、各番組が複数のページを有するもの
であれば、現ポーズ表示ページに対して前ページ又は後
ページの頭出し表示をする選択釦28dがポーズ手段2
5に接続して設けられたから、ポーズ手段25がマイク
ロコンピュータ24を介して各番組のうちから前ページ
又は後ページを表示させて、各番組における全ページに
わたって必要な文字情報を素早く簡単に探し出すことが
できる。
【0046】また、所望の周波数を記憶する周波数記憶
メモリ26がマイクロコンピュータ24と接続して設け
られたから、設定釦28bによって所望の周波数を設定
し、その設定された周波数を周波数記憶メモリが記憶
し、マイクロコンピュータ24がフロントエンド回路2
に周波数記憶メモリ26に基づいて所望の周波数を選択
させて、所望の放送局を簡単に選局することができる。
【0047】また、特定番組を設定する設定釦28bを
設けるとともに、特定番組のチャンネル番号を記憶する
チャンネル番号記憶メモリ27がマイクロコンピュータ
24と接続して設けられたから、所望の周波数における
複数の各番組のうちから特定番組を設定釦28bによっ
て設定することによって、チャンネル番号記憶メモリ2
7がその設定されたチャンネル番号を記憶し、マイクロ
コンピュータ24が表示手段23にチャンネル番号記憶
メモリ27に基づいて特定番組をスクロール又はポーズ
表示させて、複数の各番組のうちから特定番組を簡単に
選択することができる。
【0048】なお、本実施形態では、各番組における現
ポーズ表示部分に対して前部分又は後部分を選択して部
分表示するとともに、現ポーズ表示ページに対して前ペ
ージ又は後ページを選択して頭出し表示する選択釦28
dを操作部28に設けたが、操作部28ではなく、ワイ
ヤレス発信素子でもって信号を発信するリモコンに選択
釦28dを設けて、マイクロコンピュータ24と接続し
て設けられたワイヤレス受信素子でもって信号を受信し
て、前部分又は後部分、前ページ又は後ページを選択し
てもよく、限定されない。
【0049】また、所望の周波数及び所望の周波数にお
ける特定番組のそれぞれを設定する設定釦28bを操作
部28に設けたが、操作部28ではなく、ワイヤレス発
信素子でもって信号を発信するリモコンに設定釦28b
を設けて、マイクロコンピュータ24と接続して設けら
れたワイヤレス受信素子でもって信号を受信して、所望
の周波数及び特定番組を設定してもよく、限定されな
い。
【0050】また、本実施形態では、所望の周波数及び
所望の周波数における特定番組を設定する設定釦28b
を設けたが、予めその特定番組を設定する必要のない時
は設けなくてもよく、限定されない。
【0051】また、本実施形態では、デジタルの文字情
報が搬送された多重放送波をFM電波としたが、FM電
波ではなくTV電波でもよく限定されない。
【0052】
【発明の効果】請求項1記載のものは、表示手段が多重
放送波に搬送された文字情報を、文字が流れた状態で自
動的に同じ内容で繰り返してスクロール表示するから、
長い文字情報であっても連続して時系列で各文字を大き
くした状態で表示して、複数の人が同時に情報を把握で
きるとともに、ポーズ手段がスクロール表示を一時停止
しポーズ表示に切り替えるから、各人が必要に応じて停
止した文字を読めるので、誤りなく文字情報を確認する
ことができる。
【0053】請求項2記載のものは、請求項1記載のも
のの効果に加えて、各番組における現ポーズ表示部分に
対して前部分又は後部分を選択して部分表示する部分選
択釦がポーズ手段に設けられたから、ポーズ手段がマイ
クロコンピュータを介して表示手段に前部分又は後部分
を表示させて、各番組における全部分にわたって必要な
文字情報を素早く簡単に探し出すことができる。
【0054】請求項3記載のものは、請求項1又は2記
載のものの効果に加えて、各番組が複数のページを有す
るものであれば、現ポーズ表示ページに対して前ページ
又は後ページの頭出し表示をするページ選択釦がポーズ
手段に設けられたから、ポーズ手段がマイクロコンピュ
ータを介して各番組のうちから前ページ又は後ページを
表示させて、各番組における全ページにわたって必要な
文字情報を素早く簡単に探し出すことができる。
【0055】請求項4記載のものは、請求項1乃至3記
載のものの効果に加えて、所望の周波数を記憶する周波
数記憶メモリがマイクロコンピュータと接続して設けら
れたから、周波数設定釦によって所望の周波数を設定
し、その設定された周波数を周波数記憶メモリが記憶
し、マイクロコンピュータがフロントエンド回路に周波
数記憶メモリに基づいて所望の周波数を選択させて、所
望の放送局を簡単に選局することができる。
【0056】請求項5記載のものは、請求項1乃至4記
載のものの効果に加えて、特定番組を設定する番組設定
釦を設けるとともに、特定番組のチャンネル番号を記憶
するチャンネル番号記憶メモリがマイクロコンピュータ
と接続して設けられたから、所望の周波数における複数
の各番組のうちから特定番組を番組設定釦によって設定
することによって、チャンネル番号記憶メモリがその設
定されたチャンネル番号を記憶し、マイクロコンピュー
タが表示手段にチャンネル番号記憶メモリに基づいて特
定番組をスクロール又はポーズ表示させて、複数の各番
組のうちから特定番組を簡単に選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す構成図である。
【図2】同上の表示部を表す正面図(a)、及び操作部
を表す平面図(b)である。
【図3】同上の文字多重放送スクロール表示モードの動
作を表すフローチャート図である。
【図4】同上の周波数設定ステップにおける動作を表す
フローチャート図である。
【図5】同上の特定番組設定ステップにおける動作を表
すフローチャート図である。
【図6】同上の文字多重放送ポーズ表示モードの動作を
表すフローチャート図である。
【図7】同上の緊急番組受信ステップにおける動作を表
すフローチャート図である。
【図8】同上の緊急番組表示モードの動作を表すフロー
チャート図である。
【図9】同上の時刻設定ステップにおける動作を表すフ
ローチャート図である。
【図10】同上の時刻表示モードの動作を表すフローチ
ャート図である。
【図11】従来例を示す構成図である。
【図12】同上のFM多重放送波の周波数スペクトラム
図である。
【図13】同上のFM多重放送の文字情報の概念図であ
る。
【図14】同上の表示器のメニュー選択画面の図であ
る。
【図15】同上の動作のフローチャート図である。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 フロントエンド回路 8 データ変換回路 21 メモリ 22 文字変換回路 23 表示手段 24 マイクロコンピュータ 25 ポーズ手段 26 周波数記憶メモリ 27 チャンネル番号記憶メモリ 28b 設定釦(周波数設定釦、番組設定釦) 28d 選択釦(部分選択釦、ページ選択釦)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の各番組に分割されるとともにデジ
    タルの文字情報が搬送された多重放送波を受信するアン
    テナと、受信した多重放送波から所望の周波数を選択し
    て中間周波信号に変換するフロントエンド回路と、中間
    周波信号を変換した低周波信号に多重されたデジタル信
    号をデジタルの情報データ符号に変換するデータ変換回
    路と、情報データ符号を記憶するメモリと、メモリから
    の情報データ符号を文字情報に変換する文字変換回路
    と、文字が流れた状態で文字情報を自動的に同じ内容で
    繰り返しスクロール表示する表示手段と、スクロール表
    示を一時停止しポーズ表示に切り替えるポーズ手段と、
    フロントエンド回路、データ変換回路、メモリ、文字変
    換回路、表示手段、及びポーズ手段のそれぞれと接続さ
    れて全体を制御するマイクロコンピュータと、を備えた
    ことを特徴とする文字放送受信機。
  2. 【請求項2】 前記ポーズ手段は、前記各番組における
    現ポーズ表示部分に対して前部分又は後部分のいづれか
    を選択してポーズ表示する部分選択釦が設けられたこと
    を特徴とする請求項1記載の文字放送受信機。
  3. 【請求項3】 前記各番組は複数のページを有するもの
    であって、前記ポーズ手段は現表示ページに対して前ペ
    ージ又は後ページのいづれかを選択して頭出し表示する
    ページ選択釦が設けられたことを特徴とする請求項1又
    は2記載の文字放送受信機。
  4. 【請求項4】 周波数設定釦を設けその周波数設定釦に
    よって設定された前記所望の周波数を記憶する周波数記
    憶メモリが、前記マイクロコンピュータと接続して設け
    られたことを特徴とする請求項1乃至3記載の文字放送
    受信機。
  5. 【請求項5】 前記所望の周波数における前記複数の各
    番組のうちから特定された特定番組を設定する番組設定
    釦を設け、その特定番組のチャンネル番号を記憶するチ
    ャンネル番号記憶メモリが、前記マイクロコンピュータ
    と接続して設けられたことを特徴とする請求項1乃至4
    記載の文字放送受信機。
JP31443496A 1996-11-26 1996-11-26 文字放送受信機 Pending JPH10163905A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016105589A (ja) * 2014-11-14 2016-06-09 ジーエヌ リザウンド エー/エスGn Resound A/S 認証プロトコルを有する聴覚装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016105589A (ja) * 2014-11-14 2016-06-09 ジーエヌ リザウンド エー/エスGn Resound A/S 認証プロトコルを有する聴覚装置
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