JPH10162679A - 操作パネル - Google Patents

操作パネル

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Publication number
JPH10162679A
JPH10162679A JP8319662A JP31966296A JPH10162679A JP H10162679 A JPH10162679 A JP H10162679A JP 8319662 A JP8319662 A JP 8319662A JP 31966296 A JP31966296 A JP 31966296A JP H10162679 A JPH10162679 A JP H10162679A
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JP
Japan
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operation panel
switch
circuit board
operated
rearward
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Pending
Application number
JP8319662A
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English (en)
Inventor
Hajime Suzuki
肇 鈴木
Yasuhisa Fukui
康久 福井
Tomohiko Matsuno
智彦 松野
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Push-Button Switches (AREA)
  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】食器洗い機等に設けられた操作パネルでは、そ
の表面にあるメンブレンシートと、その後方のスイッチ
との間隔を広くすることが困難であった。 【解決手段】本操作パネルでは、メンブレンシート70
が貼着された主体板部71aと、その表面から後方へ延
びてスイッチ74を操作するための操作部71mとを備
えた。操作部71mは、その中央部に弾性体としてのば
ね部71cを有し、ばね部71cの一端で主体板部71
aから後方へ延びた接続板71bに接続されている。操
作部71mは、主体板部71aの表面に延びた操作杆7
1kと、後方へ延びた突部71hとを有した。ばね部7
1c近傍が、スイッチ74に近づいて支持されているの
で、スイッチ74を安定して操作でき、より後方のスイ
ッチを操作できる。 【効果】回路基板73に背の高い部品をスイッチ74と
ともに実装できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイッチを操作す
るための操作パネルに関するものである。特に、スイッ
チを操作するための操作面が可撓性のある膜で覆われ
て、この膜を介してスイッチを操作できる構造(以下で
は、「メンブレン構造」という。)を有する操作パネル
に関する。
【0002】
【従来の技術】メンブレン構造の操作パネルでは、操作
面の膜が、スイッチを操作するための開口を塞ぐことが
できるので、水密性を高くでき、そのため、例えば、食
器洗い機や衣類乾燥機等の水濡れの虞のある機器にも適
用されている。メンブレン構造の操作パネルには、その
表面に膜が備えられ、その膜の背後にスイッチが回路基
板に実装されて配置されている。スイッチは、膜を介し
て操作される。そのために、膜は可撓性を有し、膜にか
かる押圧力をスイッチへ伝える力伝達部材が設けられて
いる。
【0003】力伝達部材は、操作パネル表面に略直交し
て、表面から後方へ延びた片持ち状の柱状部材である。
力伝達部材は、操作パネル側の端部で、弾力的に支持さ
れており、操作パネル側の端部を押されると、後方へ変
位し、また、もとの位置に戻ることができる。また、力
伝達部材が後方へ変位すると、力伝達部材の突出した後
方の端部で、スイッチを操作することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、力伝達部材
は、その後方への突出量が長いと、傾いたときに、その
後方の端部が横方向にずれて、スイッチを確実に操作で
きないことが想定される。そのため、力伝達部材は短く
抑制され、操作パネルと回路基板との間隔を広くできな
かった。
【0005】また、この間隔が狭いことから、トランス
等の背の高い部品を、スイッチと共に同じ回路基板に実
装することが困難であった。そこで、本発明の目的は、
上述のような技術的課題を解決し、より後方にあるスイ
ッチを操作でき、回路基板と操作パネルとの間隔を広く
できるメンブレン構造の操作パネルを提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明の操作パネルは、スイッチを操
作するための操作部を有する操作パネルであって、操作
部は、操作パネル表面から凹んだ位置に配置され、後方
へ所定量弾力的に変位し、復元する弾性変位体と、操作
パネル表面から弾性変位体を操作できるように、弾性変
位体から前方に突出し、その先端が略操作パネル表面位
置まで延びた操作杆とを有することを特徴とする。
【0007】この構成によれば、弾性変位体は、操作パ
ネル表面から凹んで配置されているので、凹まない場合
に比べて、その凹み量だけ操作パネル表面から後方にあ
るスイッチを操作することができる。また、操作杆によ
って、操作パネル表面から弾性変位体を容易に操作する
ことができる。請求項2に係る発明の操作パネルは、請
求項1に記載の操作パネルにおいて、弾性変位体は、変
位小板と、変位小板の周縁に連結された弾性体とを含む
ことを特徴とする。
【0008】この構成によれば、請求項1にかかる発明
の作用に加えて、変位小板は、その周縁に弾性体が連結
されていることによって、傾き難いので、より後方にあ
るスイッチを操作することができる。請求項3に係る発
明の操作パネルは、請求項2に記載の操作パネルにおい
て、操作パネルと弾性変位体とは、操作パネル表面から
後方へ、操作パネル表面に対して略直交する方向へ凹ん
だ接続板でつながれていることを特徴とする。
【0009】この構成によれば、請求項2にかかる発明
の作用に加えて、弾性変位体は、操作パネルにつながれ
ていることによって、操作部を操作パネルに対して正確
に位置決めできる。また、接続板は操作パネルに対して
略直交していることによって、スイッチを操作する力に
対して撓み難く、操作部の位置ずれを防止できる。従っ
て、より後方にあるスイッチを操作することができる。
【0010】請求項4に係る発明の操作パネルは、請求
項1乃至3の何れかに記載の操作パネルにおいて、操作
部は、弾性変位体から後方に突出した突部をさらに有す
ることを特徴とする。この構成によれば、請求項1乃至
3の何れかにかかる発明の作用に加えて、スイッチを突
部を介して操作できるので、より後方にあるスイッチを
操作することができる。
【0011】請求項5に係る発明の操作パネルは、請求
項1乃至4の何れかに記載の操作パネルにおいて、樹脂
で一体成形されていることを特徴とする。この構成によ
れば、請求項1乃至4の何れかにかかる発明の作用に加
えて、この操作パネルでは、弾性変位体が操作パネル表
面に配置されている場合に比べて、長く突出した部分を
形成せずに済むので、樹脂による一体成形に好ましい。
【0012】請求項6に係る発明の操作パネルは、請求
項1乃至5の何れかに記載の操作パネルにおいて、操作
パネル後方には、スイッチを有する回路基板が設けられ
ていることを特徴とする。この構成によれば、請求項1
乃至5の何れかにかかる発明の作用に加えて、スイッチ
を上述のようにより後方で操作できるので、操作パネル
と回路基板との間隔を長くすることができる結果、操作
パネルと回路基板の間により大きな部品等を配置するこ
とができる。
【0013】請求項7に係る発明の操作パネルは、請求
項1乃至6の何れかに記載の操作パネルにおいて、操作
パネル表面には、可撓性を有する膜が設けられているこ
とを特徴とする。この構成によれば、請求項1乃至6の
何れかにかかる発明の作用に加えて、膜を介して操作部
を操作することができる。また、操作パネル表面は、膜
で覆われており、操作パネル表面に凹みの生じ易い本発
明の操作パネルに好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態の操
作パネルを、それを有する食器洗い機を例に、添付図面
を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明の実施
の形態にかかる操作パネルを備えた食器洗い機の概略構
成の側面断面図である。なお、図1には、被洗浄物の一
例としての食器である皿Tも図示されている。
【0015】食器洗い機1は、食器を収納して洗浄する
ための洗浄室3と、洗浄室3内で食器を保持する食器か
ご4と、洗浄室3内へ水を噴射するための洗浄ポンプ5
1と、洗浄ポンプ51と接続されて水を複数の噴射口5
aから噴射するアーム5とを備えている。洗浄室3は、
中空の箱状に形成され、その前面に開口が区画され、こ
の開口は開閉可能な扉21で覆われている。また、洗浄
室3の内部は、容器状に形成され、その底部に水を溜め
ることができる。洗浄室3後方には、管61、弁62等
を含む給水機構6が設けられ、水道等の給水設備(図示
せず)に接続されて、洗浄室3内に給水することができ
る。給水された水は、洗浄室3底部に溜められる。洗浄
室3底部は洗浄ポンプ51と接続されており、洗浄ポン
プ51が運転されると、アーム5は、回転しながら、水
を食器かご4内の食器に吹き付けて、食器をむらなく洗
浄することができる。その後、水は、洗浄室3底部に戻
り、循環しながら、洗浄が行われる。洗浄終了後、水
は、洗浄室3下方に設けられた排水ポンプ52によっ
て、排水管56、54を介して排水される。
【0016】また、食器洗い機1には、洗浄室3内の底
部にヒータ8が設けられ、洗浄室3内の水を加熱して、
この温水で洗浄やすすぎができる。また、ヒータ8は、
その周囲の空気を加熱して、温風で食器を乾燥させるこ
とができる。この食器洗い機1の前面、扉21の下方に
は、操作パネル71を有した制御操作部7が設けられて
いる。制御操作部7を操作することによって、食器洗い
機1を運転することができる。
【0017】図2は、図1の制御操作部の拡大正面図で
ある。図3は、図2の制御操作部の拡大断面側面図であ
り、図2のA─A断面を示す。制御操作部7は、例え
ば、食器洗い機1の電源スイッチ76や、運転の開始/
一時停止等のためのスイッチ74や、洗浄運転内容の選
択のためのスイッチ(図示せず)等を有し、これらの各
スイッチを操作するための操作面が前面に形成されてい
る。
【0018】本発明は、スイッチ74の近傍部分に適用
されており、以下、この部分について詳細に説明する。
制御操作部7は、操作面を形成する膜としてのメンブレ
ンシート70と、メンブレンシート70を支持する部材
としての上述の操作パネル71と、操作パネル71の後
方に配置された回路基板73とを備えている。回路基板
73は、その前面に実装された上述の各スイッチを有し
ており、スイッチが実装された面を操作パネル71側に
向け、且つ操作面に平行にして、基板ケース72に収容
されて操作パネル71に取り付けられている。
【0019】メンブレンシート70は、操作パネル71
の表面に貼着されている。メンブレンシート70は、可
撓性のある樹脂シートで形成され、スイッチ74に対応
する位置に、前方に膨らんだ張出部70aが形成されて
いる。この張出部70aを押すことによってスイッチ7
4を操作する。操作パネル71は、メンブレンシート7
0が貼着された板状の主体板部71aと、主体板部71
aに設けられてスイッチ74を操作するための操作部7
1mと、操作部71mを主体板部71aに接続するため
の接続板71bとを有し、これら各部がプラスチック等
の樹脂で一体に形成されている。
【0020】主体板部71aは、張出部70aの後方に
開口を有している。この開口内には、操作部71mが配
置されている。接続板71bは、主体板部71aの開口
の周囲に、主体板部71aの表面に対して略直交するよ
うに後方に延びて筒状に形成されている。操作部71m
は、接続板71bの筒状の内側に配置されている。操作
部71mは、前後に延びた柱状部材である力伝達部材7
1iと、力伝達部材71iと接続板71bとを接続して
いる一対の弾性体としてのばね部71cとを有してい
る。操作部71mは、ばね部71cによって、主体板部
71a表面に略直交する操作方向に弾力的に変位するこ
とができる。
【0021】ばね部71cは、正面視で半円の弧型に形
成されている。ばね部71cは、力伝達部材71iの略
中央部と、接続板71bの筒内の後部とを接続してい
る。すなわち、ばね部71cの一端は、弧形の外側で接
続板71bの内周面に接続され、また、他端は、弧形の
内側で力伝達部材71iの周縁部に接続されている。ば
ね部71cは、一対で力伝達部材71iを弧形の内側で
取り囲むように配置され、力伝達部材71iの上下の2
か所を支持している。ばね部71cが撓むことによっ
て、力伝達部材71iをその操作方向である前後に所定
量弾力的に変位し、復元するように移動可能に支持する
ことができる。
【0022】力伝達部材71iは、その前後方向の略中
央部にあってばね部71cに接続されている変位小板と
しての支持部分71gと、支持部分71gから前方に突
出した操作杆71kと、支持部分71gから後方に柱状
に突出した突部71hとを有している。操作杆71k
は、円柱部分71dと、それを取り囲む円筒部分71e
とを有し、これらの前端は、略主体板部71a前面位置
まで延びており、その前端でメンブレンシート70の張
出部70a裏面と当接できる。それゆえ、支持部分71
gや突部71hを操作パネル71の表面から操作するこ
とができる。
【0023】突部71hは、その先端(後端)で、スイ
ッチ74の操作子74aと当接して、スイッチ74を操
作することができる。回路基板73は、プリント配線板
77の表面(前面)に、スイッチ74とともに、トラン
ス75等の背の高い部品が実装されて構成されている。
背の高い部品の前端部は、接続板71bを避けて、前後
方向に力伝達部材71iの略中央部付近にまで至ってい
る。
【0024】スイッチ74は、その操作子74aを操作
したときにだけ回路が開閉される、いわゆるノンロック
式の押しボタンスイッチである。スイッチ74の操作子
74aは、スイッチ本体74bから前方に延びるように
配置されている。なお、上述の電源スイッチ76は、そ
の押し釦が押し込まれたオン状態と、その押し釦が押し
戻されたオフ状態とを取ることができ、オン状態から押
し釦を押すことによってオフ状態とすることができる、
いわゆるプッシュ─プッシュ式の押しボタンスイッチで
ある。この電源スイッチ76は、上述のスイッチ74の
ようにメンブレン構造を採用していないが、後述するよ
うに、操作パネル71と回路基板73との間隔を広くで
きるので、電源スイッチ76に大型のスイッチを採用で
き、操作性を良くすることができる。
【0025】この制御操作部7では、メンブレンシート
70の張出部70aを押すと、力伝達部材71iが後方
に弾力的に変位して、これにともなって、突部71hの
後端がスイッチ74の操作子74aを押し、スイッチ7
4が操作される。ところで、メンブレンシート70の張
出部70aを押す際に、力伝達部材71iが傾く場合が
想定される。例えば、力伝達部材71iの操作杆71k
の前端の、中心から偏った位置を押される場合である。
このような場合には、力伝達部材71iは傾き、突部7
1hの先端の位置も、スイッチ74の操作子74aに対
してずれることが想定される。
【0026】本実施の形態によれば、上述のように力伝
達部材71iが傾くような場合でも、その傾きを緩和し
てスイッチ74を安定して操作することができる。すな
わち、図4(a)の模式図に示すように、力伝達部材7
1iの支持部分71gが操作杆71kによってスイッチ
74に近くなるので、力伝達部材71iの長さや傾きが
同じ場合に、支持部分がメンブレンシートの近傍にあっ
てスイッチから遠い従来の場合(図4(b)参照)に比
較して、操作方向に直交する方向へのずれ量を少なくで
きる。例えば、図4では、力Fによって角度Dの傾きが
生じる際に、(本実施の形態でのずれ量L1)<(従来
のずれ量L2)となる。従って、スイッチ74を確実に
安定して操作することができる。また、同じずれ量を許
容する場合には、より後方にあるスイッチ74を操作で
きる。
【0027】また、力伝達部材71iの片持ち状の操作
杆71kの先端に、メンブレンシート70を介した力が
作用することから、力伝達部材71iを傾けるような力
が作用しても、操作杆71k自体が撓むことによって、
操作杆71kの根元にある支持部分71gでの傾きを少
なくできる。また、支持部分71gは、その周縁にばね
部71cが連結されていることによって傾き難い。ま
た、操作部71mは、接続板71bを介して主体板部7
1aにつながれていることによって、操作部71mを主
体板部71aに対して正確に位置決めできる。また、接
続板71bは、操作パネルの主体板部71aに対して略
直交していることによって、スイッチ74を操作する力
に対して撓み難く、操作部71mの位置ずれを防止でき
る。従って、より一層後方にあるスイッチ74を操作す
ることができる。
【0028】このように本実施の形態によれば、主体板
部71aの表面から後方に配置されたばね部71cを有
した操作部71mは、メンブレンシート70近傍で支持
される従来の場合に比べて、主体板部71aから操作で
きるスイッチ74までの距離を、例えば、操作杆71k
の長さである所定距離、長くすることができる。従っ
て、操作パネル71の主体板部71aと回路基板73と
の間を広くできる。また、突部71hや突出した操作子
74aによって、主体板部71aと回路基板73との間
をより一層広くできる。従って、主体板部71aと回路
基板73との間に背の高いトランス75等の大きな部品
を収容することができる。
【0029】また、主体板部71a、接続板71bおよ
び操作部71mを一体に形成し、接続板71bを操作部
71mの周囲に配置することによって、小型化できるの
で、操作パネル71と回路基板73との間により一層大
きな部品を収容することができる。また、操作パネル7
1と回路基板73との間の距離が同じ場合で比べると、
上述の従来の場合に比べて、突部71hは、支持部分7
1gからの突出量を長くせずに済むので、突部71h等
を主体板部71aと一体に樹脂成形し易い。
【0030】また、スイッチ74と背の高いトランス7
5等とを一つの回路基板73に実装できるので、スイッ
チ74を実装する回路基板と、トランス75等を実装す
る回路基板とを分ける場合に比べて、回路基板等の部品
点数を削減でき、また、分かれた回路基板同士を接続す
るための配線作業を省略することができる。特に、スイ
ッチ74やトランス75等のいわゆる異形部品を回路基
板の同じ側に実装できるので、組立性も良好である。
【0031】また、メンブレンシート70は、操作パネ
ル71表面を覆うことができるので、操作パネル71表
面に凹みの生じ易い本実施の形態の操作パネル71に好
ましい。なお、上述の実施の形態での制御操作部7は、
食器洗い機1以外の他の機器にも適用できる。例えば、
水濡れの生じやすい衣類乾燥機や洗濯機に適用してもよ
く、特に、制御操作部7が洗浄室等の開口の下方に設け
られ、操作面が水に濡れやすい場合に好ましい。という
のは、水に濡れやすい操作パネルでは、水が操作パネル
の裏側に入り、操作パネルの裏面を伝って流れることが
想定される。このとき、従来の操作パネルでは、操作部
がメンブレンシート近傍で支持されていたので、水が操
作部と主体板部との間に生じる空隙を通じて、操作パネ
ル表面とメンブレンシートとの間に侵入し、その結果、
メンブレンシートが操作パネル表面から剥がれる虞があ
る。これに対して本実施の形態の操作パネル71では、
操作部71mが主体板部71aから接続板71bを介し
て後方に凹んで支持されたので、水は、操作パネル71
の裏面を、接続板71bの周囲を伝って、そのまま下方
に流れ落ち、水が操作部71mと主体板部71aとの間
の空隙に至ることを防止でき、その結果、操作パネル7
1表面とメンブレンシート70との間に水が侵入せず、
メンブレンシート70の剥がれを防止できる。また、従
来の操作パネルでは、操作部が主体板部に接近して支持
されていたので、水は、操作パネルの裏面から操作部へ
至り易く、操作部を伝う結果、スイッチや回路基板が濡
れる虞がある。これに対して本実施の形態の操作パネル
71では、水は上述のように接続板71bの周囲を伝っ
て流れるので、水が操作部71mに至ることを防止で
き、その結果、回路基板73をより後方に配置できるこ
とと相まって、スイッチ74や回路基板73が濡れるこ
とを防止できる。
【0032】また、操作パネル71の主体板部71a
と、操作部71m各部と、接続板71bとは一体に形成
されていたが、各部が別体で形成されていても構わない
し、その形状も上述のものに限定されない。要は、操作
部71mが、操作パネル71表面から凹んだ位置に配置
され、後方へ所定量弾力的に変位し復元する、上述の支
持部分71gおよびばね部71cにあたる弾性変位体
と、この弾性変位体を操作パネル71表面から操作でき
る操作杆71kとを有していればよい。
【0033】その他、本発明の要旨を変更しない範囲で
種々の設計変更を施すことが可能である。
【0034】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、以下の効
果を奏する。すなわち、操作パネル表面から凹んで配置
された弾性変位体は、凹まない場合に比べて、操作パネ
ル表面からより後方にあるスイッチを操作することがで
きる。また、操作杆によって、操作パネル表面から弾性
変位体を容易に操作することができる。
【0035】請求項2に係る発明によれば、請求項1に
かかる発明の効果に加えて、周縁に弾性体が連結された
変位小板は、傾き難く、より後方にあるスイッチを操作
することができる。請求項3に係る発明によれば、請求
項2にかかる発明の効果に加えて、操作パネルにつなが
れた弾性変位体は、操作部を操作パネルに対して正確に
位置決めでき、また、操作パネルに対して略直交した接
続板は、操作部の位置ずれを防止できるので、より後方
にあるスイッチを操作することができる。
【0036】請求項4に係る発明によれば、請求項1乃
至3の何れかにかかる発明の効果に加えて、突部を介し
てより後方にあるスイッチを操作することができる。請
求項5に係る発明によれば、請求項1乃至4の何れかに
かかる発明の効果に加えて、この操作パネルは、樹脂に
よる一体成形に好ましい。請求項6に係る発明によれ
ば、請求項1乃至5の何れかにかかる発明の効果に加え
て、操作パネルと回路基板との間隔を長くすることがで
き、操作パネルと回路基板の間により大きな部品等を配
置することができる。
【0037】請求項7に係る発明によれば、請求項1乃
至6の何れかにかかる発明の効果に加えて、操作パネル
表面に設けられた膜は、表面に凹みの生じ易い本発明の
操作パネルに好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる操作パネルを備え
た食器洗い機の概略構成の断面側面図である。
【図2】図1の操作パネルとその周辺部分の拡大正面図
である。
【図3】図2の操作パネルとその周辺部分の拡大断面側
面図であり、図2のA─A断面を示す。
【図4】力伝達部材の動作の説明のための模式図であ
る。
【符号の説明】
70 メンブレンシート(膜) 71 操作パネル 71a 主体板部 71b 接続板 71c ばね部(弾性体) 71g 支持部分(変位小板) 71h 突部 71i 力伝達部材 71k 操作杆 71m 操作部 73 回路基板 74 スイッチ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スイッチを操作するための操作部を有する
    操作パネルであって、 操作部は、 操作パネル表面から凹んだ位置に配置され、後方へ所定
    量弾力的に変位し、復元する弾性変位体と、 操作パネル表面から弾性変位体を操作できるように、弾
    性変位体から前方に突出し、その先端が略操作パネル表
    面位置まで延びた操作杆とを有することを特徴とする操
    作パネル。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の操作パネルにおいて、 弾性変位体は、変位小板と、変位小板の周縁に連結され
    た弾性体とを含むことを特徴とする操作パネル。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の操作パネルにおいて、 操作パネルと弾性変位体とは、操作パネル表面から後方
    へ、操作パネル表面に対して略直交する方向へ凹んだ接
    続板でつながれていることを特徴とする操作パネル。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3の何れかに記載の操作パネ
    ルにおいて、 操作部は、弾性変位体から後方に突出した突部をさらに
    有することを特徴とする操作パネル。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4の何れかに記載の操作パネ
    ルにおいて、 樹脂で一体成形されていることを特徴とする操作パネ
    ル。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5の何れかに記載の操作パネ
    ルにおいて、 操作パネル後方には、スイッチを有する回路基板が設け
    られていることを特徴とする操作パネル。
  7. 【請求項7】請求項1乃至6の何れかに記載の操作パネ
    ルにおいて、 操作パネル表面には、可撓性を有する膜が設けられてい
    ることを特徴とする操作パネル。
JP8319662A 1996-11-29 1996-11-29 操作パネル Pending JPH10162679A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008280950A (ja) * 2007-05-11 2008-11-20 Max Co Ltd 空気圧縮機等の操作パネル

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JP2008280950A (ja) * 2007-05-11 2008-11-20 Max Co Ltd 空気圧縮機等の操作パネル

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