JP5056772B2 - 食器洗い機 - Google Patents

食器洗い機 Download PDF

Info

Publication number
JP5056772B2
JP5056772B2 JP2009040792A JP2009040792A JP5056772B2 JP 5056772 B2 JP5056772 B2 JP 5056772B2 JP 2009040792 A JP2009040792 A JP 2009040792A JP 2009040792 A JP2009040792 A JP 2009040792A JP 5056772 B2 JP5056772 B2 JP 5056772B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
water level
cleaning
washing
float
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009040792A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010194016A (ja
Inventor
一成 下村
龍介 今西
和久 榎本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2009040792A priority Critical patent/JP5056772B2/ja
Publication of JP2010194016A publication Critical patent/JP2010194016A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5056772B2 publication Critical patent/JP5056772B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)

Description

本発明は、洗浄水の噴射により食器等の洗浄を行う食器洗い機に関する。
従来のこの種の食器洗い機は、図8に示すように構成されていた(例えば、特許文献1参照)。食器洗い機本体1は、内部に洗浄槽2を設けており、洗浄槽2は前方に開口部5を有し、この開口部5を扉6により開閉するとともに、内部に洗浄水を噴射する洗浄ノズル7を回転自在に設けており、洗浄槽2内に食器3を収納する食器かご4を配置している。洗浄槽2内の洗浄水はヒータ11によって温水化され、洗浄ポンプ8にて洗浄貯水部10から吸い込まれ、洗浄ノズル7に圧送されて食器3に向けて噴出し、循環することにより洗浄するよう構成している。また、洗浄槽2内の洗浄水を機外に排出する排水ポンプ(図示せず)も備えている。洗浄槽2内へ給水弁29により水または湯を供給するようにしている。
水位検知手段104は洗浄槽2内の洗浄水の水位を検知するもので、洗浄槽2と連通されたフロート室105中の水位を検知することで、洗浄槽2内の水位が所定水位に達しているかを検知する。水位検知手段104は、図9に示すように、フロート室105、水位に連動して上下動するフロート106、フロート106の上下動に連動するレバー107、およびスイッチ108から構成されている。
運転を開始し洗浄槽2およびフロート室105に洗浄水が給水されると、水位に連動してフロート106が上昇する。所定の水位まで給水されると、フロート106に連動するレバー107がスイッチ108をオン、またはオフして検知し、給水弁29を閉じて水または湯の供給を停止する。
この給水工程に続いて、洗浄ポンプ8によって加圧し、かつヒータ11により所定の温度まで加熱しながら、洗浄水を洗浄ノズル7の噴射口から噴射する洗浄工程が行われる。回転する洗浄ノズル7から噴射された洗浄水の衝突力(機械力ともいう)・洗剤・熱等の作用によって、食器は洗浄されるものである。
洗浄水が所定の温度に高まるとともに、所定時間の本洗工程を経ると、次に排水ポンプを動作させて食器3から洗い落とされた汚れを含む洗浄水を機外に排出する排水工程に入る。引き続いて、新たに洗浄水を供給する給水工程と、洗剤や残菜(食器に付着した汚れを残菜ともいう)で汚れた食器3をすすぐために洗浄水を洗浄ノズル7から噴射するすすぎ工程と、前記排水工程とが連続して3回程度繰り返されて洗浄工程を終了する。なお、次工程の乾燥工程を短時間で行うために、最終のすすぎ工程は、ヒータ11によって洗浄水を所定の温度まで加熱しながら行う加熱すすぎ工程となっている。
上記の洗浄工程に続いて、送風機およびヒータ11を運転して、洗浄槽2内の湿気を排出するとともに、食器に付着した洗浄水の水滴を加熱して蒸発させる乾燥工程が行われて全ての運転を終える。
また、従来このようなフロート式の水位検出機構によって複数の水位を検出するために、検出させる水位の数に応じて複数のフロート、リードスイッチまたはマイクロスイッチを配置させているものがあった(例えば、特許文献2参照)。
また、複数の水位を検出するために、水位を検出する手段としてPSスイッチを用いた
ものもある。これは、ダイヤフラムに水位に比例した圧力を加え、ダイヤフラムの変位に応じてコイルの内部にある磁性体を変位させコイルのインダクタンスを変化させ、前記コイルとコンデンサを用いて発振回路を構成し、その発振周波数から水位を算出するものである。
特開2001−198071号公報 特開平9−108162号公報
しかしながら、上記特許文献1のような構成の場合、通常一つの水位(1水準)だけを検出するものであるから、洗浄ポンプの加圧能力に比例して、例えば加圧能力を高めて洗浄力を強化する時に、これに対応するため洗浄水の量を適正な必要水位に変化させることができなかった。従って、このままで洗浄力の強化を目的として洗浄ポンプが、より高い加圧能力すなわち循環流量を増大すると、洗浄水が不足して空気を吸い込んで能力を発揮できないで、逆に洗浄性能に問題の生じる恐れがある。
また、洗浄ポンプは誘導モータを駆動源とした場合に電源周波数の違いで加圧能力に差異が生じるので、それぞれ適切な検知水位に調整する必要がある。すなわち、50Hzと60Hzでは、洗浄ポンプを駆動する誘導モータの回転数が異なり、50Hzでの洗浄ポンプの加圧能力に必要な洗浄槽の最小水位では、60Hzでの洗浄ポンプの加圧能力に必要な洗浄水位には足りないので、上記と同じ課題を有するものである。
この場合、一般的には60Hzで洗浄ポンプに必要な洗浄水位に水位検知手段を調整して運転することが行われ、従って50Hzでは洗浄槽における過大な洗浄水位で洗浄ポンプを使用し、適切な能力を発揮できないだけでなく、余計な洗浄水を使用し、かつその洗浄水を加熱するために使用する消費電力量も大きくなるという課題を有する。
また、上記特許文献2のように複数のフロートとマイクロスイッチを用いる構成の場合では部品点数が増えてコストが高くなる上、配置スペースの増加という問題も生じる。
また、PSスイッチを用いた構成の場合、発振回路を構成する必要があるためコストが高くなると同時に回路構成が複雑になってしまう。さらに、周囲温度の変化によるダイヤフラムの弾性力変化が出力される共振周波数に大きく影響し、精度を悪化させるという課題がある。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、複数の水位を一つのフロートと検知可能な水位の数よりも少ない個数のマイクロスイッチで検出するというものである。
本発明は前記従来の課題を解決するために、食器類を収納し、洗浄水を溜める洗浄槽と、前記洗浄槽内の洗浄水の水位を検知する水位検知手段とを備え、前記水位検知手段は、前記洗浄槽内の水位に連動して上下動するフロートと、前記フロートの上下動に連動するレバーと、前記レバーにより操作子が動作する複数のスイッチとを有し、前記レバーは、フロートの上下動に連動して回転軸を中心に回動するとともに、前記回転軸を中心とする円弧上に凹凸を有した形状として形成され、前記複数のスイッチの操作子にそれぞれ対向させて配した複数の押圧部を備え、凹凸を有した形状を前記複数の押圧部で互いに異ならせることで、前記複数のスイッチの動作位置を異ならせた構成とし、前記複数のスイッチの操作子の状態の組み合わせにより、前記スイッチの個数以上の水位段階を検知可能としたものである。
本発明によれば、複数の水位を一つのフロートと検知可能な水位の数よりも少ない個数のマイクロスイッチで精度良く検出可能となる。また、部品点数が少なくコストが安く、配置スペースを増加させることなく、複数の水位段階の水位検知を実現でき、各工程毎に
最適な水位を設定でき、洗浄効果の高い効率的な洗浄が行える食器洗い機を実現することができる。
請求項1に記載の発明は、食器類を収納し、洗浄水を溜める洗浄槽と、前記洗浄槽内の洗浄水の水位を検知する水位検知手段とを備え、前記水位検知手段は、前記洗浄槽内の水位に連動して上下動するフロートと、前記フロートの上下動に連動するレバーと、前記レバーにより操作子が動作する複数のスイッチとを有し、前記レバーは、フロートの上下動に連動して回転軸を中心に回動するとともに、前記回転軸を中心とする円弧上に凹凸を有した形状として形成され、前記複数のスイッチの操作子にそれぞれ対向させて配した複数の押圧部を備え、凹凸を有した形状を前記複数の押圧部で互いに異ならせることで、前記複数のスイッチの動作位置を異ならせた構成とし、前記複数のスイッチの操作子の状態の組み合わせにより、前記スイッチの個数以上の水位段階を検知可能としたもので、複数の水位を一つのフロートと検知可能な水位の数よりも少ない個数のマイクロスイッチで精度良く検出可能となるとともに、複数の水位を安価でかつ精度良く検出可能であり、各工程で最適な水位を設定でき、洗浄効果の高い効率的な洗浄が行える。
さらに、部品点数が少なくコストが安く、配置スペースを増加させることなく、複数の水位段階の水位検知を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1の食器洗い機の側断面図、図2は同食器洗い機の水位検知手段の正面断面図および側面図、図3〜図6は同食器洗い機の各水位における水位検知手段の状態を示す説明図である。図3〜図6において、左図はマイクロスイッチ20a周辺を正面から見た要部拡大図、右図はマイクロスイッチ20b周辺を仮想的に背面から見た要部拡大図である。また、図7は同食器洗い機のフロート室の水位と水位検知手段のマイクロスイッチの動作状態との関係を示す説明図である。
図1に示すように、本実施の形態における食器洗い機の食器洗い機本体1内部には、洗浄槽2が設けられており、洗浄槽2の内部には、食器3などの被洗浄物を設置する食器かご4が収容されている。また、洗浄槽2の前面には開口部5が設けられており、開口部5を扉体6により開閉するよう構成されている。
回転自在に設けられるとともに食器3に洗浄水を噴射する洗浄ノズル(洗浄手段)7が洗浄槽2の底部に設けられ、洗浄水を加圧するとともに洗浄ノズル7へ洗浄水を供給する洗浄ポンプ8と洗浄ポンプ8を駆動するモータ9とが洗浄槽2の底面外側に設けられている。また、洗浄水を貯水する洗浄貯水部10と、洗浄水を加熱するヒータ(加熱手段)11と、洗浄水を霧化し洗浄槽2内に充満させる霧発生装置12とが開口部5近傍の洗浄槽2底部に設けられている。洗浄水の温度を検知するサーミスタ(温度検知手段)13が洗浄槽2底面の外壁に設けられている。また、ヒータ11は、洗浄槽2底部の開口部5近傍に備えられている。
洗浄槽2内の洗浄水はヒータ11によって温水化され、洗浄ポンプ8にて洗浄貯水部10から吸い込まれ、洗浄ノズル7に圧送されて食器3に向けて噴出し、循環することによ
り洗浄するよう構成している。
なお、本実施の形態において、洗浄手段として、回転自在な洗浄ノズルを設けたが、回転しない固定ノズルを用いても良い。
また、洗浄槽2内に給水を行う給水弁(給水手段)29が洗浄槽2の外壁に取り付けられている。また、洗浄槽2の下部に配設された制御装置26によって給水弁29を制御し、給水量を複数段階設定できるように、水位検知手段14を洗浄槽2と連通状態に設けている。
ここで、水位検知手段14の構成を具体的に説明する。洗浄槽2の底部に溜まる洗浄水は、ホース16を介してフロート室15に導かれる。図2に示すように、フロート室15内部にはフロート18が設けられており、フロート室15内部の水位に連動して上下動する。フロート室15の上部には取付板17が蓋をするように設けてあり、複数の(ここでは2つ)マイクロスイッチ20a、20bを前後に並列に並べた状態で保持すると同時に、ガイド部17aでフロート18の上部に設けたガイド軸部23を摺動可能に保持してフロート18が上下動する案内板の役割を担っている。
また、取付板17に設けられた回転軸21にはスイッチレバー22が回転自在に取り付けられている。また、スイッチレバー22の一端22aは連結点19でフロート18と連結している。そのため、水位の変動に伴いフロート18が上下動すると回転軸21を中心にスイッチレバー22が回動する。フロート18とスイッチレバー22の連結点19には左右方向の遊びが設けられており、フロート18がスイッチレバー22から横方向の力を受けて摺動が悪くなるのを防止している。
スイッチレバー22のもう一端は、マイクロスイッチ20a、20bの操作子24a、24bを押す押圧部25a、25bとなっている。図3に示すように、押圧部25a、25bは凹凸を有した形状をしており、回転軸21を中心とする円弧上に設けた凸部で操作子24a、24bをそれぞれ押圧する。ここで、マイクロスイッチ20a、20bをONまたはOFFさせる水位に基づき押圧部25a、25bの凸部を設ける位置は決定される。
ここで、マイクロスイッチの数に応じて複数の押圧部が必要となるが、図2のようにそれぞれのマイクロスイッチ20a、20bに対応する複数の押圧部25a、25bを一つのスイッチレバー22に一体で設けることにより、部品点数の削減が可能となる。
上記構成の水位検知手段14について動作を説明する。フロート室15に水がない状態では、フロート18は最下点に位置しておりマイクロスイッチ20aおよびマイクロスイッチ20bの操作子24a、24bは共に押圧状態(オン状態)となっている(図3参照)。
給水弁29が開かれて洗浄槽2内に給水が開始されると、フロート室15内の水位上昇に伴いフロート18が上昇し、それに応じてスイッチレバー22が回動する。水位が第1の検知水位まで来ると、マイクロスイッチ20aの操作子24aに対向して押圧していた押圧部25aの対応する部分の形状が凸から凹へと変化するため、操作子24aは開放状態(オフ状態)となる。この時、マイクロスイッチ20bの操作子は押圧状態のままである(図4参照)。
さらに給水が続き水位が上記第1の検知水位より高い第2の検知水位まで達すると、マイクロスイッチ20bの操作子24bを押圧していた押圧部25bの対応する部分の形状
が凸から凹へと変化し、両方のマイクロスイッチ20a、20bの操作子24a、24bがともに開放状態となる(図5参照)。
さらに、水位が上記第2の検知水位より高い第3の検知水位まで達すると、再びマイクロスイッチ20aの操作子24aを押圧する押圧部25aの対応する部分の形状が凹から凸へと変化するため、操作子24aは押圧状態となる。この時、マイクロスイッチ20bの操作子24bは開放状態である(図6参照)。
図7は、洗浄槽2内の水位すなわちフロート室15内部の水位とマイクロスイッチ20a、20bのON−OFFの関係を示したものである。このように、複数の水位とマイクロスイッチの状態の組み合わせが一対一で対応するため、一つのフロート18と検知可能な3水準の水位の数よりも少ない2個のマイクロスイッチ20a、20bによって複数の水位(本実施の形態の場合は3水準)を検知することが可能となる。
また、同じく洗浄槽2の下部に配設された制御装置26は、食器3の洗浄、すすぎ、乾燥の一連の逐次動作を行うと共に、水位検知手段14やサーミスタ13からの信号の処理を行う。
霧発生装置12は、超音波振動子の振動面が略鉛直方向になるように、洗浄槽2の側壁面にシール部材27を圧接して水封されて洗浄槽2内に露出する構成としている。また、洗浄槽2内には傾斜面を有するステンレス製の反射板28が、霧発生装置12と対向する位置に設けられている。霧発生装置12は制御装置26により制御される。
また、反射板28の材質については、超音波振動エネルギの反射性能が高く、液中でも劣化しない樹脂、金属皮膜をした樹脂、ガラスあるいは金属を用いることが可能である。
以上のように構成された本実施の形態における食器洗い機についてその動作、作用を説明する。食器3等の被洗浄物を食器かご4にセットして洗浄槽2に収納し、使用者が洗剤を投入した後、扉体6により洗浄槽2の開口部5を閉塞し、運転を開始する。
まず、給水弁29を動作し、洗浄槽2に水位検知手段14により得られる第1の検知水位まで給水を行う。このとき、霧発生装置12の超音波振動子および反射板28は液面下にある。
その後、霧発生装置12が駆動され、霧状にした洗浄水を食器3に吹きかける前処理工程が行われる。前処理工程を行っている間はヒータ11も駆動しており、洗浄水の加熱を行っている。前処理工程により、洗浄工程開始前に食器3等に付着した汚れを膨潤させることができるため、洗浄性能を向上させることができる。
前処理工程を行う際、霧状にする洗浄水は洗剤濃度が高いほうが洗浄性能にとって望ましいため、前処理工程時の水量は洗浄工程時よりも少ないほうが良い。また、霧状にした洗浄水は、ヒータ11により温められた洗浄水による上昇気流に乗ればより早く洗浄槽2内に拡散する。したがって、給水水量が少ないほうが早く洗浄水の温度が上昇するため、より早く霧状の洗浄水を食器3等に付着させることができる。このような理由から、前処理工程においては、後の洗浄工程における第3の検知水位およびすすぎ工程における第2の検知水位より低い第1の検知水位までの給水としている。
以下に、前処理工程における霧発生装置12の動作について具体的に説明する。制御装置26により霧発生装置12の超音波振動子(図示せず)に電圧が加えられると、超音波振動子が振動して振動面から超音波振動エネルギが反射板28に向けて略水平方向に液中
を進行し、反射板28に衝突して反射する。反射板28は、超音波振動エネルギが液面に向けて鉛直方向より傾斜を持って進行するように設定されており、反射した超音波振動エネルギは液体の液面に達すると液面を隆起して鉛直方向より傾斜を持った水柱が発生し、洗剤が溶け込んだ高濃度の洗浄水の霧化が行われる。
上記前処理工程が終了すると霧発生装置12が停止するとともに、再度給水弁29が動作して、3水準の中で最も水位の高い第3の検知水位まで給水が行われた後、洗浄工程が開始する。所定時間の洗浄工程を終えると、汚れを含む洗浄水は機外に排出され、すすぎ工程に移行する。
すすぎ工程においては、上記第1の検知水位と第3の検知水位の中間の高さの第2の検知水位まで給水が行われる。すすぎ工程では洗浄工程ほどの洗浄水の吐出圧を必要としないため、エアガミに対する余裕度が増すため、使用水量を少なくすることができる。したがって、すすぎ工程における水位は洗浄工程時よりも低く設定している。このすすぎ工程は連続して3回程度行う。最後に、洗浄水を機外に排出して、すすぎ工程は終了する。
続いて乾燥工程を行い、送風機(図示せず)を動作させることにより、外気が洗浄槽2内に送風されるとともに、洗浄槽2内の高温多湿な空気が排気口(図示せず)から排出される。この際、ヒータ11には通電されており、送風と温度の両方の効果によって食器3に付着した水滴の蒸発は促進される。所定時間この乾燥工程を行い、運転を終了する。なお、乾燥工程は必須としない。
以上のように本発明によれば、複数のスイッチの動作位置はそれぞれ異なる構成とし、前記複数のスイッチの操作子の状態の組み合わせにより、前記スイッチの個数以上の水位段階を検知可能としたことにより、部品点数が少なくコストが安く、配置スペースを増加させることなく、複数の水位段階の水位検知を実現でき、各工程毎に最適な水位を設定でき、洗浄効果の高い効率的な洗浄が行える食器洗い機を実現することができる。
以上のように、本発明にかかる食器洗い機は、複数の水位を安価に精度良く検出可能となるため、運転するコースや使用環境に応じて使用水量を調整することが可能であり、霧発生装置によって霧状にした洗浄水を食器に吹きかける前処理工程等の多様な工程を備えた省エネ型の食器洗い機等として有用である。
本発明の実施の形態1の食器洗い機の側断面図 (a)同食器洗い機の水位検知手段の正面断面図(b)同食器洗い機の水位検知手段の側面図 同食器洗い機のフロート室に水がない時の水位検知手段の状態を示す説明図 同食器洗い機の第1の検知水位における水位検知手段の状態を示す説明図 同食器洗い機の第2の検知水位における水位検知手段の状態を示す説明図 同食器洗い機の第3の検知水位における水位検知手段の状態を示す説明図 同食器洗い機のフロート室の水位と水位検知手段のマイクロスイッチの動作状態との関係を示す説明図 従来の食器洗い機の側断面図 同食器洗い機の水位検知手段の正面断面図
1 食器洗い機本体
2 洗浄槽
3 食器
7 洗浄ノズル
8 洗浄ポンプ
11 ヒータ
12 霧発生装置
13 サーミスタ
14 水位検知手段
15 フロート室
18 フロート
20a、20b マイクロスイッチ(スイッチ)
21 回転軸
22 スイッチレバー(レバー)
24a、24b 操作子
25a、25b 押圧部
26 制御装置
29 給水弁

Claims (1)

  1. 食器類を収納し、洗浄水を溜める洗浄槽と、前記洗浄槽内の洗浄水の水位を検知する水位検知手段とを備え、前記水位検知手段は、前記洗浄槽内の水位に連動して上下動するフロートと、前記フロートの上下動に連動するレバーと、前記レバーにより操作子が動作する複数のスイッチとを有し、前記レバーは、フロートの上下動に連動して回転軸を中心に回動するとともに、前記回転軸を中心とする円弧上に凹凸を有した形状として形成され、前記複数のスイッチの操作子にそれぞれ対向させて配した複数の押圧部を備え、凹凸を有した形状を前記複数の押圧部で互いに異ならせることで、前記複数のスイッチの動作位置を異ならせた構成とし、前記複数のスイッチの操作子の状態の組み合わせにより、前記スイッチの個数以上の水位段階を検知可能としたことを特徴とする食器洗い機。
JP2009040792A 2009-02-24 2009-02-24 食器洗い機 Expired - Fee Related JP5056772B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009040792A JP5056772B2 (ja) 2009-02-24 2009-02-24 食器洗い機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009040792A JP5056772B2 (ja) 2009-02-24 2009-02-24 食器洗い機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010194016A JP2010194016A (ja) 2010-09-09
JP5056772B2 true JP5056772B2 (ja) 2012-10-24

Family

ID=42819387

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009040792A Expired - Fee Related JP5056772B2 (ja) 2009-02-24 2009-02-24 食器洗い機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5056772B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05154085A (ja) * 1991-12-03 1993-06-22 Mitsubishi Electric Corp 食器洗浄機の溢流防止装置
JP4154324B2 (ja) * 2003-12-18 2008-09-24 株式会社東芝 食器洗浄機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010194016A (ja) 2010-09-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10244918B2 (en) Dish washer and method for controlling same
US20070006899A1 (en) Dishwasher and method of controlling the same
US20050236020A1 (en) Dishwasher
EP2772175B1 (en) Dishwasher
JP5056772B2 (ja) 食器洗い機
JP2011015766A (ja) 食器洗い機
JP4154324B2 (ja) 食器洗浄機
JP2005304619A (ja) 食器洗浄機
JP2001112686A (ja) 食器洗浄機
KR101307590B1 (ko) 식기 세척기 및 식기 세척기의 제어 방법
KR101240787B1 (ko) 식기 세척기 및 식기 세척기의 제어방법
US20070272284A1 (en) Dishwasher
JP3799747B2 (ja) 食器洗浄機
JP5262807B2 (ja) 食器洗い機
JP2005130924A (ja) 食器洗浄機
JP5030987B2 (ja) 食器洗い機
KR20070015710A (ko) 식기 세척기 및 그 제어 방법
KR102547552B1 (ko) 식기 세척기 및 그 제어방법
JP4129412B2 (ja) 食器洗浄機
JPH08228988A (ja) 食器洗い機
KR20070056284A (ko) 식기 세척기의 제어 방법
JP2001198071A (ja) 食器洗浄機
KR20070014732A (ko) 식기 세척기 및 그 제어 방법
KR20240097450A (ko) 식기세척기
JP2019165818A (ja) 食器洗浄機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101214

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20110113

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120306

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120417

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120611

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120703

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120716

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150810

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150810

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees