JPH10161742A - 分散型制御システム - Google Patents

分散型制御システム

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JPH10161742A
JPH10161742A JP31614196A JP31614196A JPH10161742A JP H10161742 A JPH10161742 A JP H10161742A JP 31614196 A JP31614196 A JP 31614196A JP 31614196 A JP31614196 A JP 31614196A JP H10161742 A JPH10161742 A JP H10161742A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control
condition
control operation
breakpoint
conditional expression
Prior art date
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Pending
Application number
JP31614196A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Funaki
陽 船木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP31614196A priority Critical patent/JPH10161742A/ja
Publication of JPH10161742A publication Critical patent/JPH10161742A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 制御ステーションで実行する制御演算に不具
合が発生したときに、不具合発生の要因を効率良く見つ
けることができる分散型制御システムを実現する。 【解決手段】 分散配置した各制御ステーションFCS
が、一定周期毎に制御演算を実行し、プラントを制御す
る分散型制御システムにおいて、制御演算を一時停止す
る条件を定めたブレークポイント条件式を設定する条件
設定手段11と、この設定されたブレークポイント条件
式をデータベース用メモリ21に格納する条件格納手段
22と、前記データベース用メモリの内容を参照しなが
ら、一定周期で制御演算が実行される毎にブレークポイ
ント条件式の成立または不成立を判定する判定手段23
と、この判定手段による判定の結果、ブレークポイント
条件式が成立しているときは制御演算を一時停止する停
止手段24とを具備した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラントに制御ス
テーションを分散配置し、各制御ステーションは制御演
算を一定周期毎に実行し、制御演算の結果に基づいてプ
ラントを制御する分散型制御システムに関するものであ
る。更に詳しくは、制御ステーションで実行する制御演
算に不具合が発生したときに、不具合発生の要因を効率
良く見つけるための改良を施した分散型制御システムに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】分散型制御システムの制御ステーション
には、制御演算を実行する制御演算部が設けられてい
る。制御演算部は、制御ステーションの制御系を構成す
る基本要素となっている。制御演算部には、例えば、プ
ラントに存在するセンサから得られたプロセスデータを
もとにPID制御演算を実行し、バルブを開閉するため
の操作量を求める制御演算部や、制御データどうしをた
だ単に加算するだけの制御演算部等がある。制御演算部
を組み合わせて制御ステーションの制御系が構築され
る。制御演算部は1つの制御ステーションに多数設けら
れている。制御ステーションは複数個設けられているた
め、分散型制御システム全体としては制御演算部は膨大
な数になる。従って、ある制御演算部において一定周期
で実行される制御演算の結果が不正なものであった場合
でも、その時点での全制御演算結果は次の演算周期で更
新されてしまうため、実行している制御演算のアプリケ
ーションプログラムの中のどの部分に不具合の原因があ
るのかを見つけ出すことは非常に困難であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した問題
点を解決するためになされたものであり、制御演算を一
時停止する条件を定めたブレークポイント条件式を設定
し、一定周期で制御演算が実行される毎に条件式が成立
しているかどうかを判定し、成立しているときは制御演
算を一時停止することによって、制御ステーションで実
行する制御演算に不具合が発生したときに、不具合発生
の要因を効率良く見つけることができる分散型制御シス
テムを実現することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は次のとおりの構
成になった分散型制御システムである。 (1)プラントに制御ステーションを分散配置し、各制
御ステーションは制御演算を一定周期毎に実行し、制御
演算の結果に基づいてプラントを制御する分散型制御シ
ステムにおいて、制御演算を一時停止する条件を定めた
ブレークポイント条件式を設定する条件設定手段と、こ
の条件設定手段で設定したブレークポイント条件式をデ
ータベース用メモリに格納する条件格納手段と、前記デ
ータベース用メモリの内容を参照しながら、一定周期で
制御演算が実行される毎にブレークポイント条件式の成
立または不成立を判定する判定手段と、この判定手段に
よる判定の結果、ブレークポイント条件式が成立してい
るときは制御演算を一時停止する停止手段と、を具備し
たことを特徴とする分散型制御システム。 (2)前記条件設定手段で設定したブレークポイント条
件式の有効または無効を設定する有効性設定手段を具備
したことを特徴とする(1)記載の分散型制御システ
ム。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明を説明
する。図1は本発明の一実施例を示した構成図である。
図1で、PLTは制御対象となるプラントで、センサS
N1,SN2、バルブV1,V2等が設置されている。
FCSはプラントPLTに分散配置された制御ステーシ
ョン、EWSは制御ステーションFCSより上位階層に
あるエンジニアリング・ワークステーション(以下、こ
れをステーションEWSとする)である。制御ステーシ
ョンFCSはステーションEWSの指令の下でプラント
PLTを制御する。BはステーションEWS及び制御ス
テーションFCSが接続された通信用のバスである。
【0006】ステーションEWSで、10は表示手段、
11は制御演算を一時停止する条件を定めたブレークポ
イント条件式を設定する条件設定手段である。条件設定
手段11は、表示手段10に表示されているテスト機能
メインウィンドウからブレークポイント条件設定ウィン
ドウを起動し、ブレークポイント条件設定ウィンドウ上
でブレークポイント条件式を設定する。12は条件設定
手段11で設定したブレークポイント条件式を制御ステ
ーションFCSにダウンロードするダウンロード手段、
13はブレークポイント条件式の有効または無効を設定
する有効性設定手段である。
【0007】制御ステーションFCSで、20は一定周
期で制御演算を実行する制御演算部、201は制御演算
部20の演算結果に基づいてプラントPLTの制御を実
行する制御実行部である。制御演算部20は図では1個
しか示していないが、制御ステーションFCSには多数
の制御演算部が設けられていて制御系を構築している。
21はブレークポイント条件式を格納するために設けら
れたデータベース用メモリ、22はダウンロード手段か
らダウンロードされたブレークポイント条件式をデータ
ベース用メモリ21に格納する条件格納手段である。2
3はデータベース用メモリ21の内容を参照しながら、
一定周期で制御演算が実行される毎にブレークポイント
条件式の成立または不成立を判定し、判定結果をデータ
ベース用メモリ21に格納する判定手段である。24は
判定手段23による判定の結果、ブレークポイント条件
式が成立しているときは、制御演算部20の制御演算を
一時停止する停止手段である。25は判定手段23の判
定結果をステーションEWSへ送信する判定結果送信手
段である。
【0008】ステーションEWSで、14は制御ステー
ションFCSから送信されてきた判定結果をブレークポ
イント条件設定ウィンドウの表示内容に反映する判定結
果表示手段である。15は制御演算の一時停止を解除す
る要求を送信する停止解除要求手段である。
【0009】制御ステーションFCSへ戻り、26は停
止解除要求手段15から送信されてきた停止解除の要求
を受けて一時停止を解除する停止解除手段である。
【0010】図1のシステムの動作を説明する。図2は
動作手順を示したフローチャートである。フローチャー
トのAの部分はステーションEWSの処理、Bの部分は
制御ステーションFCSの処理である。フローチャート
のステップ順に従って動作を説明する。 (S1)表示手段10に表示されているテスト機能メイ
ンウィンドウからブレークポイント条件設定ウィンドウ
を起動する。 (S2)ブレークポイント条件設定ウィンドウ上で条件
設定手段11によりブレークポイント条件式を設定す
る。条件式は複数定義することができる。例えば、「制
御データの値が100以上になったときに条件式が成立
する」等のように制御データの値を数値的に判定する条
件式に加えて、「制御データに外部からデータが設定さ
れたときに条件式が成立する」等のような条件式も設定
することができる。 (S3)条件設定手段11により設定したブレークポイ
ント条件式を制御ステーションFCSにダウンロードす
る。 (S4)有効性設定手段13によりブレークポイント条
件式の有効または無効を設定する。ここで有効に設定さ
れた条件式のみが判定手段23での判定の対象となり、
無効に設定された条件式は無視される。 (S5)ステーションEWSからダウンロードされた条
件式は、条件格納手段22によりデータベース用メモリ
21に格納される。 (S6)判定手段23は、データベース用メモリ21の
内容を参照しながら、一定周期で制御演算が実行される
毎にブレークポイント条件式の成立または不成立を判定
する。 (S7)判定手段23は、判定結果をデータベース用メ
モリ21に格納する。 (S8)判定結果送信手段25は、一定周期で判定結果
をステーションEWSへ送信する。判定結果表示手段1
4は、送信されてきた判定結果をブレークポイント条件
設定ウィンドウの表示内容に反映する。 (S9)停止手段24は判定結果を検査する。検査の結
果、条件式が不成立の場合は、処理S6へ戻る。 (S10)停止手段24は、検査の結果、条件式が成立
している場合は、制御演算部20の制御演算を一時停止
する。 (S11)制御演算部20の制御演算を一時停止した
後、一時停止を解除する場合は、停止解除要求手段15
から制御ステーションFCSに対して一時停止解除の要
求を送信する。停止解除手段26は、停止解除要求手段
15から送信されてきた停止解除の要求を受けて一時停
止を解除する。
【0011】
【発明の効果】従来は、制御ステーションで実行する制
御演算に不具合が発生した場合は、不具合の原因を見つ
け出すことは非常に困難であった。このため、不具合の
原因を調査するためのアプリケーションを追加して調査
を行わなければならなかった。本発明によれば、制御演
算を一時停止する条件を定めたブレークポイント条件式
を設定し、この条件式に基づいて制御演算に不具合が生
じていないかを常時監視し続け、条件が成立していると
きに制御演算を一時停止する。従って、設定した条件式
が成立した時点における全ての制御データを調査するこ
とができるため、効率良くしかも確実に不具合発生の要
因を見つけることができる。また、不具合の原因調査た
めのアプリケーションの追加が不要になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示した構成図である。
【図2】本発明の動作説明用のタイムチャートである。
【符号の説明】
PLT プラント EWS エンジニアリング・ワークステーション FCS 制御ステーション 11 条件設定手段 13 有効性設定手段 20 制御演算部 21 データベース用メモリ 22 条件格納手段 23 判定手段 24 停止手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラントに制御ステーションを分散配置
    し、各制御ステーションは制御演算を一定周期毎に実行
    し、制御演算の結果に基づいてプラントを制御する分散
    型制御システムにおいて、 制御演算を一時停止する条件を定めたブレークポイント
    条件式を設定する条件設定手段と、 この条件設定手段で設定したブレークポイント条件式を
    データベース用メモリに格納する条件格納手段と、 前記データベース用メモリの内容を参照しながら、一定
    周期で制御演算が実行される毎にブレークポイント条件
    式の成立または不成立を判定する判定手段と、 この判定手段による判定の結果、ブレークポイント条件
    式が成立しているときは制御演算を一時停止する停止手
    段と、を具備したことを特徴とする分散型制御システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記条件設定手段で設定したブレークポ
    イント条件式の有効または無効を設定する有効性設定手
    段を具備したことを特徴とする請求項1記載の分散型制
    御システム。
JP31614196A 1996-11-27 1996-11-27 分散型制御システム Pending JPH10161742A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31614196A JPH10161742A (ja) 1996-11-27 1996-11-27 分散型制御システム

Applications Claiming Priority (1)

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JP31614196A JPH10161742A (ja) 1996-11-27 1996-11-27 分散型制御システム

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JPH10161742A true JPH10161742A (ja) 1998-06-19

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ID=18073724

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JP31614196A Pending JPH10161742A (ja) 1996-11-27 1996-11-27 分散型制御システム

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103472804A (zh) * 2013-09-16 2013-12-25 杨惠芳 一种多个控制器之间协同工作的优化方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0696040A (ja) * 1992-09-16 1994-04-08 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 障害検出システム
JPH08286710A (ja) * 1995-04-18 1996-11-01 Hitachi Ltd シーケンス制御モニタ

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WO2015035877A1 (zh) * 2013-09-16 2015-03-19 杨惠芳 一种多个控制器之间协同工作的优化方法

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