JPH10161699A - 音声格納再生装置および方法 - Google Patents

音声格納再生装置および方法

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JPH10161699A
JPH10161699A JP8316657A JP31665796A JPH10161699A JP H10161699 A JPH10161699 A JP H10161699A JP 8316657 A JP8316657 A JP 8316657A JP 31665796 A JP31665796 A JP 31665796A JP H10161699 A JPH10161699 A JP H10161699A
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audio
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JP8316657A
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Hideo Tachiki
英雄 立木
Kikuji Miyazaki
喜久次 宮崎
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NEC Corp
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NEC Corp
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    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/10527Audio or video recording; Data buffering arrangements
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/10Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel
    • G11B27/102Programmed access in sequence to addressed parts of tracks of operating record carriers
    • G11B27/105Programmed access in sequence to addressed parts of tracks of operating record carriers of operating discs
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/10527Audio or video recording; Data buffering arrangements
    • G11B2020/10537Audio or video recording
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  • Multimedia (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 個々の利用者に応じて最適な音声情報を再生
する。 【解決手段】 全ての利用者に共通の音声データを格納
する共通音声データメモリ101と、個々の利用者に対
して生成された固有の音声データを格納する固有音声デ
ータメモリ102が備えられている。そして、制御部1
03からの指令により、共通音声データメモリ101か
ら共通音声データを読み出している途中に、その読み出
し動作を中断して固有音声データメモリ102から固有
音声データを読み出し、これら2つのメモリ101およ
び102から読み出される音声データを一連の音声情報
に変換して再生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声データを格納
および再生する装置および方法に関し、特に利用者の年
齢あるいは利用状況等に応じて最適な音声データを再生
可能な音声格納再生装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の音声格納再生装置は、製造時にメ
モリに格納された音声データから音声情報を再生して利
用者に伝えているが、そうした音声情報の伝達形態は、
利用者に画一的な印象を与え、特にそれが幼児等の低年
齢児の場合には、音声情報による注意を喚起する効果お
よび音声情報の伝達効率の向上の妨げになっている。
【0003】このような問題点を解決するために、音声
断片を順次組み合わせることによって意味内容のある音
声に合成して再生する音声格納再生装置が、特開平5−
19779号公報に開示されている。この従来の音声格
納再生装置は、同一意味内容ごとに複数の音声断片を予
め記憶しておき、それらをランダムあるは意図的に選択
して音声合成することによって、音声情報に変化を与
え、音声情報の画一性を排除している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の音声格納再生装置は、個々の利用者に対応した音声
情報を再生するものではないため、依然として、注意喚
起効果や伝達効率の向上ははかられていない。例えば、
利用者が幼児等の低年齢児である場合に、彼らに対し
て、彼らの名前や愛称で呼びかけるための音声断片や、
また利用者になじみの深い声質による音声断片を音声情
報に組み入れて再生するものではないため、個々の利用
者に応じて適切な音声情報の伝達を行うことができな
い。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明の音声格納再生装置は、共通の音声データ
を格納する第1の格納手段と、固有の音声データを格納
する第2の格納手段と、前記第1の格納手段から前記共
通の音声データを読み出す動作を中断し、その中断の期
間に、前記第2の格納手段から前記固有の音声データを
読み出し、前記第1および第2の格納手段から読み出さ
れる音声データを一連の音声情報に変換して再生する再
生手段とを備えるものである。
【0006】また、本発明の音声格納再生方法は、共通
の音声データが格納される第1の格納手段から該共通の
音声データを読み出している途中に、その読み出し動作
を中断し、その中断の期間に、固有の音声データが格納
される第2の格納手段から該固有の音声データを読み出
し、これら2つの格納手段から読み出される音声データ
を一連の音声情報に変換して再生するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明の音声格納再生装置
の第1の実施形態について図面を参照して詳細に説明す
る。本実施形態は、音声格納再生装置を遊園地や博物館
等の施設において、少なくとも1つの展示物を音声によ
り案内する場合に用いるものである。
【0008】本実施形態の音声格納再生装置は、全ての
利用者に共通の音声データを格納する共通音声データメ
モリと、個々の利用者に対して生成された固有の音声デ
ータを格納する固有音声データメモリとを備えている。
そして、共通音声データメモリから共通音声データを読
み出している途中に、その読み出し動作を中断して固有
音声データメモリから固有音声データを読み出し、これ
ら2つのメモリから読み出される音声データを一連の音
声情報に変換して再生するものである。
【0009】図1は、本実施形態の音声格納再生装置の
構成を示すブロック図であり、共通音声データメモリ1
01は、マスクROM(READ ONLY MEMO
RY)チップ等により構成され、例えば、30分の音声
情報を格納する場合には、32Mビット程度の記憶容量
を有する。この共通音声データメモリ101は、全ての
利用者に共通の音声データが格納されるため、特に、書
き込み可能である必要はない。一方、固有音声データメ
モリ102は、個々の利用者に対して生成される固有の
音声データが格納されるものであって、随時書き込みが
可能である必要があり、例えば、フラッシュメモリを用
いて構成される。固有音声データは、共通音声データと
比べてデータ量が少なくてもよいため、固有音声データ
メモリ102の記憶容量は、共通音声データメモリ10
1の記憶容量よりも小さく、例えば、数分の固有音声デ
ータを格納するための1〜2Mビット程度の記憶容量を
有する。固有音声データは、図2に示される固有音声デ
ータ合成装置から出力され、入力端子104を介して、
固有音声データメモリ102に格納される。利用者が変
更されるごとに、固有音声データメモリ102に格納さ
れるデータが書き換えられる。
【0010】図3を参照すると、本実施形態における共
通音声データメモリ101に格納される共通音声データ
および固有音声データメモリ102に格納される固有音
声データのデータ構成が示されている。ここで、各々の
音声データはLD−CELP方式により16Kビット/
秒で符号化され、10ビット/データ片で構成されてお
り、便宜上1データ片をメモリ内の1語として取り扱う
ものとする。
【0011】各音声データの先頭には、格納されている
音声データの目次を示すTOC(TABLE OF C
ONTENTS)が配置される。ここで、共通音声デー
タのTOCをCTOCとし、固有音声データのTOCを
PTOCとする。
【0012】共通音声データでは、CTOCに続いて、
少なくとも1つの共通音声データブロックCが配置され
る。共通音声データブロックCは、一つの意味をなす文
章に対応した音声データが格納されるブロックであり、
例えば、施設内に音声案内されるべき展示物ごとに、各
展示物を案内する音声情報を示すデータが共通音声デー
タブロックCとして格納される。したがって、施設内に
音声案内されるべき展示物が5つある場合には、共通音
声データブロックCも5つ配置される。
【0013】CTOCには、共通音声データを構成する
共通音声データブロックCの数と一致した数の項目が配
置される。各項目には、対応する共通音声データブロッ
クCの名称やそのデータブロックCの共通音声データメ
モリ101内における格納位置を示すアドレス情報が格
納されている。図3に示されたCTOCは、共通音声デ
ータに5つの共通音声データブロックCが格納され、そ
の1番目の共通音声データブロックC1がアドレスC1
0番地から、また、2番目の共通音声データブロックが
アドレスC20番地から格納されていることを示してい
る。
【0014】一方、固有音声データには、先頭に配置さ
れるPTOCに続いて、愛称、年齢、性別、住所等の個
々の利用者に固有の情報を示す少なくとも1つの固有音
声データ断片Pが配置される。そして、PTOCにも、
CTOCと同様に、固有音声データを構成する固有音声
データ断片Pの数と一致した数の項目が配置されてお
り、各項目には、固有音声データ断片Pの格納位置を示
すアドレス情報が格納されている。すなわち、図3に示
されたPTOCは、固有音声データ断片Pが4つ配置さ
れており、固有音声データ断片P1がアドレスP10番
地から、固有音声データ断片P2がアドレスP20番地
から、固有音声データ断片P3がアドレスP30番地か
ら、そして、固有音声データ断片P4がアドレスP40
番地から格納されていることを示す。
【0015】共通音声データブロックCは、複数の共通
音声データ断片Cdを含み、さらに、各共通音声データ
断片Cdに混じって、図4(A)に示されるようなブラ
ンチコードBCおよびブランチデータBDにより構成さ
れるブランチマークBMを含む。具体的には、ブランチ
マークBMは、共通音声データ断片Cdの間に挿入され
るように配置されている。なお、ブランチコードBCに
は、一連の共通音声データ断片Cd群の中に通常生起し
得ないようなデータ片の組み合わせが選ばれる。ブラン
チコードBCとしては、例えば、図4(A)に示される
ように、10ビットが全て’1’であるデータ片とその
データ片に次いで配置される10ビットが全て’0’で
あるデータ片の組み合わせが2つ継続して配置される4
つのデータ片から構成されるコードが用いられる。この
ように構成されたブランチコードBCは、図4(B)に
示される手順に従って、検出される。一方、ブランチデ
ータBDは、ブランチマークBMが検出され、共通音声
データの読み出しを中断し、その後、読み出すべき固有
音声データ断片Pを指定するための情報である。例え
ば、ブランチマークBM11のブランチデータBDは、
ブランチマークBM11が検出されたときに、読み出す
べき固有音声データ断片として、データ断片P1を指定
する。
【0016】固有音声データは、遊園地等の施設の貸出
窓口において係員が本実施形態の音声格納再生装置を貸
し出す毎にマイクロフォンを用いて固有音声データメモ
リ102に格納することが可能である。しかしながら、
共通音声データと同一の声質あるいは利用者に馴染みの
ある声質を用いて固有音声データを生成することがより
好ましい。そのような固有音声データを作成するため
に、例えば、特開平4−316100号公報に開示され
た公知の音声合成技術を適用することができる。
【0017】図2は、固有音声データを作成するための
固有音声データ合成装置の構成を示し、データベース2
01には、共通音声データの生成に用いられた声質ある
いは利用者に馴染みのある声質、例えば、アニメーショ
ンのキャラクタの声質で発声した50音、数字およびア
ルファベット等の単位音声データが記憶されている。そ
して、キーボード等により構成される情報入力部202
から、利用者に固有の情報、例えば、’なみちゃん(愛
称)’、’5(数字)’、’女(性別)’、’東京(住
所)’が入力されると、音声合成部203は、データベ
ース201の中から、入力された固有の情報に対応する
単位音声データを順々に読み出し、固有音声データに合
成して出力する。ここで、データベース201には、声
質ごとに単位音声データを記憶しておき、情報入力部2
02から、所望の声質を指定できるように構成してもよ
い。
【0018】図1に戻り、本実施形態の音声格納再生装
置について説明を続けると、制御部103からの指令に
より、共通音声データメモリ101から少なくとも1つ
の音声データブロックCを含む共通音声データが順々に
読み出され、BM検出部105およびバッファメモリ1
06に送られる。BM検出部105が、図4(B)で示
された手順にしたがって、共通音声データ中に配置され
るブランチマークBMを検出すると、制御部103は、
共通音声データメモリ101からの共通音声データの読
み出しを中断し、固有音声データメモリ102から固有
音声データの読み出しを開始する。そして、1個の固有
音声データ断片Pの読み出しが終了すると、制御部10
3は、再び、共通音声データの読み出しを開始する。
【0019】図3も併せて参照して、さらに、具体的に
説明すると、共通音声データメモリ101から読み出さ
れる共通音声データ中からブランチマークBM11が検
出されると、制御部103は、共通音声データの読み出
しを中断し、固有音声データの読み出しを開始する。そ
して、固有音声データの最も先頭に配置された1個の固
有音声データ断片P1の読み出しが終了すると、制御部
103は、再び、共通音声データの読み出しを開始す
る。共通音声データ断片Cd11の読み出しが終了し、
BM検出部105により、ブランチマークBM12が検
出されると、制御部103は、再び、共通音声データの
読み出しを中断し、固有音声データ断片P1に次いで配
置された固有音声データ断片P2の読み出しを開始す
る。制御部103は、このように、ブランチマークBM
の検出に応じて、共通音声データ断片Cdと固有音声デ
ータ断片Pとの読み出しを交互に繰り返す。
【0020】なお、バッファメモリ106は、図4
(A)に示されたブランチコードBCと同じ4語長を有
しており、ブランチマークBMが音声情報として再生さ
れることを防止するために設けられる。
【0021】制御部103からの指令により読み出され
た共通音声データおよび固有音声データはオアゲート1
07を介して一つの音声データ系列にまとめられ、デコ
ーダ部108により64Kビット/秒の音声データに変
換される。さらに、音声データは、D/A変換部109
により音声信号に変換され、増幅部110を介してイヤ
フォーン端子111に導かれて音声情報として出力され
る。
【0022】操作ボタン114は、本実施形態の音声格
納再生装置における再生動作を始動あるいは停止させる
ために用いられ、操作ボタン115および116は、共
通音声データ中の複数の共通音声データブロックCのう
ち、所望のデータブロックを選択するために用いられ
る。また、操作ボタン117および118は、共通音声
データあるいは固有音声データの読み出し速度を制御す
るために用いられ、特に操作ボタン117は早送りのた
めに用いられ、操作ボタン118は早戻しのために用い
られる。操作ボタン119は、該ボタンを押圧している
時間に相当するデータ分だけ音声データの読み出し位置
を戻し、その戻された音声データを再度再生する場合に
用いられる。表示制御部112は、液晶表示盤113
に、現在の操作状態、例えば、現在読み出し中の共通音
声データブロックCの番号や各操作ボタンによる動作状
況等の情報を表示させる。利用者は、液晶表示盤113
に表示された情報に従って、各操作ボタン等を操作す
る。
【0023】次に、本発明の音声格納再生装置を音声出
版機器、例えば、童話テラーに適用した実施形態につい
て図1および図5参照して説明する。なお、共通音声デ
ータおよび固有音声データの読み出し制御や読み出し操
作等については、前述の実施形態と同様に行われる。
【0024】図5を参照すると、本実施形態において、
共通音声データメモリ101に格納される共通音声デー
タおよび固有音声データメモリ102に格納される固有
音声データのデータ構成が示されている。
【0025】共通音声データは、その先頭にCTOCを
備え、さらに、複数の共通音声データブロックC1、C
2、・・・を連続して備える。各共通音声データブロッ
クCは、童話に相当する童話音声データSおよびその童
話音声データSの前後に付加される付加音声データAを
備える。付加音声データAは、ブランチマークBMおよ
び付加音声データ断片CAを備える。
【0026】まず、制御部103の指令により共通音声
データの読み出しが開始されると、CTOCに格納され
た情報を得る。本実施形態におけるCTOCは、共通音
声データブロックCの格納位置を示すアドレス情報だけ
でなく、童話音声データSの格納位置を示すアドレス情
報も併せて格納される。CTOCの情報を得た後、BM
検出部105により、付加音声データA11内のブラン
チマークBM11が検出される。すると、共通音声デー
タの読み出しが中断され、固有音声データの読み出しが
開始される。ここで、ブランチマークBM11のブラン
チデータBDで読み出すべき固有音声データ断片として
データ断片P1が指定されているものとすると、共通音
声データの読み出し中断の間に、固有音声データ断片P
1が読み出される。このデータ断片P1の読み出しが終
了すると、再び、共通音声データの読み出しが開始され
る。この動作を繰り返した後、童話音声データS1の読
み出しが開始される。
【0027】童話音声データS1は、一つの完結した童
話を示すものであり、この童話中に他のデータを挿入す
るなどして童話自体を改変することは好ましくない。し
たがって、童話音声データS1中には、ブランチマーク
BMは備えられていない。童話音声データS1の読み出
しが終了すると、この童話音声データS1の後に続いて
配置された付加音声データA12中の共通音声データ断
片CAが読み出される。該共通音声データ断片CAが読
み出された後、BM検出部105により、ブランチマー
クBM13が検出され、共通音声データの読み出しが中
断される。そして、ブランチマークBM13により指定
された固有音声データ断片P2が読み出される。以降、
所望の共通音声データブロックCが再生終了するまで、
これらの動作が繰り返される。
【0028】本実施形態の音声格納再生装置では、図1
に示されたスイッチ120により、共通音声データを再
生する際に付加音声データAを再生するか否かを示すモ
ードフラグを切り換えることができる。すなわち、共通
音声データのうち童話音声データSのみを再生させたい
場合には、スイッチ120により付加音声データAがメ
モリ101から読み出されないようにモードフラグを設
定する。逆に、付加音声データAを再生させたい場合に
は、スイッチ120により、該データAがメモリ101
から読み出されるようにモードフラグを設定する。
【0029】制御部103は、共通音声データを読み出
す前に、モードフラグを参照し、付加音声データAを再
生すべきか否かを判定し、その判定結果に応じて、メモ
リ101から共通音声データを読み出す。
【0030】また、本実施形態のごとく、童話テラーの
ような音声出版機器で音声格納再生装置が用いられる場
合には、音声情報を外部のオーディオ機器等を介して複
数の利用者に同時に聞かせる利用形態も考えられる。そ
こで、図1に示されるように、外部機器との接続が可能
な出力端子121を設け、D/A変換器109から該出
力端子121を介して外部機器に音声情報を出力するよ
うにしてもよい。
【0031】次に、形態機器に適用された本発明の音声
格納再生装置について図6を参照して説明する。
【0032】図6を参照すると、操作ボタン114〜1
19および液晶表示盤113が外部ケース601の表面
に設けられている。また、外部ケース601の一側面に
は、イヤフォーン端子111が設けられており、この端
子111に接続されたイヤフォーン602を介して音声
情報が出力される。
【0033】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明の音声格納
再生装置は、個々の利用者に共通の音声情報の中に、利
用者固有の音声情報を組み込んで再生することによっ
て、音声情報伝達に際しての注意喚起効果および伝達効
率を飛躍的に高めることができる。
【0034】特に、利用者が、幼児等の低年齢児である
場合には、その効果は顕著である。
【0035】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1および第2の実施形態の構成を示
す概略図である。
【図2】本発明の第1の実施形態における固有音声デー
タを作成するための構成を示す概略図である。
【図3】本発明の第1の実施形態における共通音声デー
タおよび固有音声データのデータ構成を示す図である。
【図4】図4Aは、本発明の第1の実施形態における共
通音声データ内に配置されるブランチマークBMのデー
タ構成を示す図であり、図4Bは、該ブランチマークB
Mを検出するための手順を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第2の実施形態における共通音声デー
タおよび固有音声データのデータ構成を示す図である。
【図6】携帯機器に適用された本発明の音声格納再生装
置の構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
101 共通音声データメモリ 102 固有音声データメモリ 103 制御部 104 入力端子 105 BM検出部 106 メモリバッファ 107 オアゲート 108 デコーダ部 109 D/A変換部 110 増幅部 111 イヤフォーン端子 112 表示制御部 113 液晶表示盤

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共通の音声データを格納する第1の格納
    手段と、固有の音声データを格納する第2の格納手段
    と、前記第1の格納手段から前記共通の音声データを読
    み出す動作を中断し、その中断の期間に、前記第2の格
    納手段から前記固有の音声データを読み出し、前記第1
    および第2の格納手段から読み出される音声データを一
    連の音声情報に変換して再生する再生手段とを備えるこ
    とを特徴とする音声格納再生装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の格納手段は、半導体装置によ
    り形成された読み出し専用のメモリ手段であり、前記第
    2の格納手段は、半導体装置により形成された書き込み
    可能なメモリ手段であることを特徴とする請求項1記載
    の音声格納再生装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の格納手段に格納された固有の
    音声データを、利用者あるいは利用形態に応じて書き換
    える書換手段を備えることを特徴とする請求項2記載の
    音声格納再生装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の格納手段の格納容量は、前記
    第1の格納手段の格納容量よりも小さいことを特徴とす
    る請求項1記載の音声格納再生装置。
  5. 【請求項5】 前記共通音声データは、複数の第1の音
    声データ断片を含み、該第1の音声データ断片の間にブ
    ランチマークを備え、該ブランチマークは、前記第1の
    格納手段から前記共通の音声データを読み出す動作を中
    断させるための情報および該中断中に前記第2の格納手
    段から読み出すべき前記固有の音声データを指定するた
    めの情報を備え、 前記再生手段は、前記ブランチマークを検出する手段
    と、 前記ブランチマークが検出されたときに、前記第1の格
    納手段からの読み出し動作を中断して、前記第2の格納
    手段からの読み出し動作に切り換える手段と、 前記ブランチマークが備える情報が示す前記固有の音声
    データを前記第2の格納手段から読み出す手段とを備え
    ることを特徴とする請求項1記載の音声格納再生装置。
  6. 【請求項6】 前記再生手段は、前記ブランチマークが
    音声情報として再生されないように、該ブランチマーク
    のデータ長と同じデータ長のデータを格納可能なバッフ
    ァメモリを備えることを特徴とする請求項5記載の音声
    格納再生装置。
  7. 【請求項7】 前記書換手段は、複数の声質で発声され
    た単位音声データが格納されるデータベースと、所望の
    声質および前記第2の格納手段に格納される固有の音声
    情報として出力されるべき単位文字を入力する手段と、
    入力された声質および単位文字に対応した単位音声デー
    タを前記データベースから順々に読み出し、読み出され
    た単位音声データを前記固有の音声データに合成する手
    段とを備えることを特徴とする請求項3記載の音声格納
    再生装置。
  8. 【請求項8】 共通の音声データが格納される第1の格
    納手段から該共通の音声データを読み出している途中
    に、その読み出し動作を中断し、その中断の期間に、固
    有の音声データが格納される第2の格納手段から該固有
    の音声データを読み出し、これら2つの格納手段から読
    み出される音声データを一連の音声情報に変換して再生
    することを特徴とする音声格納再生方法。
JP8316657A 1996-11-27 1996-11-27 音声格納再生装置および方法 Pending JPH10161699A (ja)

Priority Applications (2)

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