JPH10160876A - タイマ制御装置、タイマ制御方法、および照明制御システム - Google Patents

タイマ制御装置、タイマ制御方法、および照明制御システム

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JPH10160876A
JPH10160876A JP8323648A JP32364896A JPH10160876A JP H10160876 A JPH10160876 A JP H10160876A JP 8323648 A JP8323648 A JP 8323648A JP 32364896 A JP32364896 A JP 32364896A JP H10160876 A JPH10160876 A JP H10160876A
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timer
output signal
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time
data
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JP8323648A
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Masayuki Nagaura
真行 長浦
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Iwasaki Denki KK
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Iwasaki Denki KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 停電復帰時において、照明状態とタイムスケ
ジュールとの不一致が生じていた。 【解決手段】 タイマ制御装置は、プログラムされた時
刻にタイマ出力信号を出力するシーケンサ101と、タ
イマデータを設定するためのプログラム表示器102を
備える。停電の復帰とともに、CPU101aは現在時
刻から最も近い過去のタイマデータをRAM101bか
ら読み出し、このタイマデータに基づくタイマ出力信号
を出力する。停電がなければ出力されるべきであったタ
イマ出力信号が照明制御システムに出力されるため、停
電復帰後における照明状態とタイムスケジュールとを一
致させることが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイマ制御装置、
タイマ制御方法、および照明制御システムに関し、詳し
くは照明装置等を自動的に点灯または消灯可能なタイマ
制御装置、タイマ制御方法、および照明制御システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】近年になり、照明の点灯または消灯をコ
ンピュータによって制御する照明制御システムが用いら
れるようになってきた。さらに、この照明制御システム
においては、予め定められた時刻に照明の点灯または消
灯を行わせるタイマ制御装置が用いられることがある。
【0003】従来のタイマ制御装置を備えた照明制御シ
ステムを図14に示す。この図において、照明負荷5
8,59のそれぞれは複数の照明(例えば蛍光灯)から
構成されている。照明負荷58、59は、入力制御端末
器51、出力制御端末器52、伝送ユニット53、リモ
コントランス54、データ設定器55、制御用交流電源
56等によって制御される構成となっている。出力制御
端末器52は、リレー制御T/U(terminal unit )5
21、リモコンリレー523との組み合わせ、またはT
/U付リレーユニット532を備え、指定された照明負
荷58,59に照明用交流電源17からの電流を供給す
る機能を有している。従って、リモコンリレー523ま
たはT/U付リレーユニット532がオンになると、照
明負荷58、59が点灯する。
【0004】入力制御端末器51は、リモコンSW51
1、接点入力T/Up(terminal unit)512、接点
入力T/Ut513を備えている。例えば、ユーザがリ
モコンSW511の4つのスイッチのいずれかをオンま
たはオフすると、このスイッチに対応した照明負荷が点
灯または消灯する。また、接点入力T/Up512,接
点入力T/Ut513はそれぞれ4つの入力ポートを備
え、各入力ポートに所定の信号を与えることによって各
入力ポートに対応した照明負荷の点灯または消灯、若し
くは点灯・消灯の組み合わせ状態を制御することが可能
である。これらの、接点入力T/Up512,接点入力
T/Ut513の入力ポートにパルス出力モードタイマ
50a,タイマ出力モードタイマ50b等のタイマ制御
装置を接続することによって、プログラムされた時刻に
所定の照明負荷58,59を自動的に点灯または消灯、
若しくは点灯・消灯の組み合わされた状態にすることが
できる。
【0005】データ設定器55は、リモコンSW511
の各SWとリモコンリレー523またはT/U付リレー
ユニット532との対応、または、接点入力T/Up5
12,接点入力T/Ut513とリモコンリレー523
またはT/U付リレーユニット532との対応を設定す
るためのものである。かかる設定を行うことによって、
リモコンSW511の各SWに対応する照明負荷58,
59を任意に選択することができる。
【0006】伝送ユニット53は入力制御端末器51,
出力制御端末器52、データ設定器55、伝送信号線を
介して接続されており、データ設定器55によって設定
されたデータを記憶し、このデータに基づき出力制御端
末器52を制御する機能を有している。
【0007】このように構成された照明制御システムに
おいて、入力制御端末器51のリモコンSW511、接
点入力T/U512、513からの入力信号は伝送信号
線を介して伝送ユニット53に送られ、伝送ユニット5
3はこの入力信号に基づき制御信号を生成する。この制
御信号は伝送信号線を介して出力制御端末器52に送出
され、所定のリモコンリレー523またはT/U付リレ
ーユニット532はオンまたはオフの動作を行う。これ
によって、任意の照明負荷58,59を点灯または消灯
させることができる。
【0008】パルス出力モードタイマ50a、タイマ出
力モードタイマ50b等のタイマ制御装置は 照明制御
システムにおける点灯および消灯を自動的に行わせるた
めのものである。パルス出力モードタイマ50aは接点
入力T/Up512に対応したタイマ出力信号(制御信
号)を生成するもので、タイマ出力モードタイマ50b
は接点入力T/Ut513に対応したタイマ出力信号を
生成するものである。
【0009】以下に、パルス出力モードタイマ50a、
タイマ出力モードタイマ50bの動作を説明する。図1
5の最上段のタイムチャートは、タイマ出力モードタイ
マ512に記憶されたタイムスケジュールを表してい
る。この場合において、同図の通常運転時の欄に示され
たように、時刻mにおいてタイマ出力信号がロウレベル
からハイレベルへと立ち上がると、接点入力T/Ut5
13はタイマ出力信号の立ち上がりを検出して、検出結
果を表すデータを伝送ユニット53に送出する。伝送ユ
ニット53は、出力制御端末器52の所定のリモコンリ
レー523またはT/U付リレーユニット532をオン
の状態に変化させ、これによって照明負荷58または5
9が時刻mに自動的に点灯する。また、時刻nにおいて
タイマ出力信号がハイレベルからロウレベルへと立ち下
がると、リモコンリレー523またはT/U付リレーユ
ニット532がオフとなり、照明負荷58または59が
自動的に消灯する。このような制御は当該照明システム
において、個別またはグループ制御と呼ばれている。
【0010】パルス出力モードタイマ50aは、図17
の通常運転時の欄に示されるように、ON用タイマ出力
信号、OFF用タイマ出力信号等のパルス信号を出力す
るタイマである。当該接点入力接点入力T/Up512
へ前記データ設定器55により設定する内容によって
は、前述のパルス信号を出力することで任意の場所の複
数の照明を点灯しようとする照明と、消灯しようとする
照明とを組み合わせた状態にすることが可能である。本
文中では説明の便宜上、パルス信号によって任意の場所
の複数の照明をすべて点灯、またはすべて消灯する状態
を例として説明する。
【0011】ここで、上述したタイムスケジュールと同
一のものがパルス出力モードタイマ50a内に設定され
たとする。時刻mにおいて、パルス出力モードタイマ5
0aからパルス状のON用(当該接点入力接点入力T/
Upに設定)タイマ出力信号が出力されると、接点入力
T/Up512はパルスの立ち上がりを検出して、伝送
ユニット53に検出結果を表すデータを送信する。する
と、伝送ユニット53は出力制御端末器52に制御信号
を送出し、リモコンリレー523またはT/U付リレー
ユニット532はオンとなり、これによって照明負荷5
8または59が時刻mに自動的に点灯する。続いて、時
刻nにおいて、パルス出力モードタイマ50aからパル
ス状のOFF用タイマ出力信号が出力されると、リモコ
ンリレー523またはT/U付リレーユニット532は
オフとなり、照明負荷58が消灯する。このような制御
は、当該照明制御システムにおいて、パターン制御と呼
ばれている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のタイマ制御装置において、停電が発生した場合
には停電復帰後における照明状態とタイムスケジュール
との不一致が生じることがある。
【0013】タイマ出力モードタイマ50b使用時にお
いて、図15の(イ)に示されるように時刻Aから時刻
Bまで停電が生じたとする。本来は時刻mにおいてタイ
マ出力モードタイマ50bからハイレベルのタイマ出力
信号が出力されるべきであるが、停電のためにタイマ出
力信号はロウレベルの状態を維持する。そして、時刻B
において停電が復帰すると、タイマ出力モードタイマ5
0bおよび照明制御システムに電力が供給され、ハイレ
ベルのタイマ出力信号がタイマ出力モードタイマ50b
から接点入力T/Ut513に入力される。これによっ
て、出力端末器52のリモコンリレー523またはT/
U付リレーユニット532はオンとなり、照明負荷58
等が点灯する。停電期間である時刻Aから時刻Bにおい
て、照明状態(照明負荷の状態)はタイムスケジュール
と異なり消灯しているが、停電の際に照明が消灯するの
は特に不自然なことではない。また、上述の場合には、
停電復帰後において照明状態とタイムスケジュールとは
一致している。
【0014】同様に、時刻Aから時刻Cまで停電が発生
した場合(同図の(ロ))、時刻Aから時刻Dまで停電
が発生した場合(同図の(ハ))、時刻Bから時刻Cま
で停電が発生した場合(図16の(ニ))においても、
停電期間を除いて照明状態とタイムスケジュールとは一
致しているため問題はない。なお、上述の(ニ)におい
て、停電期間である時刻Bから時刻Cまでの間に出力端
末器出力状態(リモコンリレーの状態)がオンを維持し
ているのは、出力端末器がラッチタイプであることによ
るものである。また、停電発生に伴い、システムが休止
し、タイマ出力モードタイマ50bの立ち上がり信号が
読みとられないことにも起因している。
【0015】次に、時刻Bに停電が発生し、時刻Dに停
電が復帰した場合(図16の(ホ))について説明す
る。この場合においては、停電復帰後における照明状態
とタイムスケジュールとの不一致が生じる。時刻mにお
いて、予め設定されたタイムスケジュールに従い、タイ
マ出力信号はロウレベルからハイレベルへと立ち上が
り、照明負荷が点灯する。時刻Bから時刻Dにおいて停
電が発生すると、照明負荷58は消灯する。このとき、
タイマ出力信号は停電のためにロウレベルとなるが、上
述のシステム休止とともにラッチタイプである出力端末
器出力状態はオンの状態を保持する。時刻nにおいて
は、タイムスケジュールによればタイマ出力信号が立ち
下がるべきであるが、停電のためにタイマ出力信号はロ
ウレベルを維持する。そして、時刻Dにおいて停電が復
帰しても、ロウレベルであるタイマ出力信号は立ち下が
らないため、出力端末器出力状態はオンの状態を維持し
続ける。このため、停電の復帰とともに、照明負荷58
に電力が供給され、タイムスケジュールに反して照明負
荷58は点灯してしまう。このように、本来消灯してい
るべき時間帯(例えば夜間)において、照明負荷が点灯
し続けているのは極めて不自然である。同様の問題は、
時刻Cから時刻Dにおいて停電が発生した場合(同図の
(ヘ))にも生じる。
【0016】パルス出力モードタイマ50a使用時にお
いても同様の問題が生じ得る。図17の(ハ)、図18
の(ニ)については、停電の期間を除いてタイムスケジ
ュールと照明状態とが一致しているため問題はない。と
ころが、図17の(イ)、(ロ)および図18の
(ホ)、(ヘ)については以下の不都合が生じる。
【0017】図17の(イ)に示されるように、時刻A
から時刻Bまで停電が発生したとする。先ず、時刻Aに
おいて停電発生時にはタイムスケジュールにおけるON
である時刻mであるため、ON用タイマ出力信号は出力
されず、依然として出力端末器はOFFを維持する。そ
して、時刻Bにおいて停電復帰したしても、ON用タイ
マ出力信号が出力されるべき時刻mは既に経過している
ため、ON用タイマ出力信号は出力されず、出力端末器
はOFFの状態を維持する。このため、停電の復帰時に
照明負荷58には電力は供給されず、本来点灯しなけれ
ばならないにも拘わらず照明負荷58は消灯したままと
なる。同図の(ロ)に示された場合においても、同様の
問題が生じる。
【0018】図18の(ホ)に示されるように、時刻B
から時刻Dまで停電が発生したとする。先ず、時刻mに
おいて、タイムスケジュールに従いON用タイマ出力信
号のパルスが発生し、出力端末器出力状態はONとな
る。このため、照明負荷58に電力が供給され、照明負
荷58は点灯する。時刻Bにおいて停電が発生すると、
照明負荷58は消灯する。ところが、上述したようにシ
ステム休止とともに出力端末器はラッチタイプであるた
め、出力端末器出力状態はONを維持したままとなる。
そして、時刻Dにおいて停電が復帰したとしても、OF
F用タイマ出力信号が出力されるべき時刻nは既に経過
しているため、OFF用タイマ出力信号が出力されず、
出力端末器出力状態はONを維持し続ける。このため、
停電の復帰とともに、照明負荷58に電力が供給され、
本来消灯しなければならないにも拘わらず照明負荷58
は点灯してしまう。同図の(ヘ)に示された場合におい
ても同様の問題が生じる。以上述べたように、従来は停
電復帰後において照明状態とタイムスケジュールとが一
致しないという重大な問題が生じていた。
【0019】本発明は、以上の課題に鑑みてなされたも
のであり、本発明の目的は、停電復帰後における照明状
態とタイムスケジュールとの不一致を回避可能なタイマ
制御装置、タイマ制御方法、および照明制御システムを
提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明に係るタイマ制御
装置は、被制御機器を制御するためのタイマ出力信号を
出力する出力手段と、予め定められた時刻に前記タイマ
出力信号を出力することを表すタイマデータを記憶する
記憶手段と、停電の復帰を検出した場合に、現在時刻に
最も近い過去の前記タイマデータを前記記憶手段から読
み出し、当該タイマデータに基づくタイマ出力信号を前
記出力手段から出力させる制御手段とを備える。本発明
によれば、停電復帰時において現在時刻に最も近い過去
のタイマデータが読み出され、このタイマデータに基づ
くタイマ出力信号がタイマ制御装置から照明制御システ
ム等の被制御機器に出力される。すなわち、停電によっ
て出力されなかったタイマ出力信号が停電の復帰ととも
に出力される。このため、停電復帰時における照明状態
とタイムスケジュールとの不一致を回避することが可能
となる。
【0021】このタイマ制御装置は、前記タイマ出力信
号は前記被制御機器の動作のオンまたはオフを表すとと
もに、前記制御手段は、読み出された前記タイマデータ
がオンを表す場合にはオンを表すタイマ出力信号を前記
出力手段から出力させ、読み出された前記タイマデータ
がオフを表す場合にはオフを表すタイマ出力信号を前記
出力手段から出力させる。
【0022】タイマモードにおいては、前記タイマ出力
信号の電圧の立ち上がりまたは立ち下がりによって前記
被制御機器の動作のオンまたはオフが制御される。ま
た、パルスモードにおいては、前記タイマ出力信号は、
前記被制御機器の動作をオンにさせるON用タイマ出力
信号、および前記被制御機器の動作をオフにさせるOF
F用タイマ出力信号を有する。
【0023】本発明に係る照明制御システムは、被制御
機器と、当該被制御機器を制御するタイマ制御装置とを
備え、前記タイマ制御装置は、被制御機器を制御するた
めのタイマ出力信号を出力する出力手段と、予め定めら
れた時刻に前記タイマ出力信号を出力することを表すタ
イマデータを記憶する記憶手段と、電源の投入を検出し
た場合に、現在時刻に最も近い過去の前記タイマデータ
を前記記憶手段から読み出し、当該タイマデータに基づ
くタイマ出力信号を前記出力手段から出力させる制御手
段とを備え、前記被制御機器は、前記タイマ出力信号が
入力される入力制御端末器と、入力された前記タイマ出
力信号に応じて照明負荷を点灯または消灯させる出力制
御端末器とを備えている。
【0024】前記出力制御端末器は、電源から前記照明
負荷への電流路を開閉する開閉回路を備えるとともに、
当該開閉回路は停電時においてその開閉状態を維持す
る。
【0025】本発明に係るタイマ制御方法は、タイマ出
力信号を所定時刻に被制御機器に与えることによって当
該被制御機器を制御するタイマ制御方法において、予め
定められた時刻にタイマ出力信号を出力することを表す
タイマデータを記憶手段に記憶するステップと、電源の
投入を検出した場合に、現在時刻に最も近い過去の前記
タイマデータを前記記憶手段から読み出すステップと、
当該タイマデータに基づくタイマ出力信号を前記被制御
機器に与えるステップとを備える。
【0026】また、このタイマ制御方法は、前記タイマ
出力信号は前記被制御機器の動作のオンまたはオフを表
すとともに、読み出された前記タイマデータがオンを表
す場合にはオンを表すタイマ出力信号を前記出力手段か
ら出力させ、読み出された前記タイマデータがオフを表
す場合にはオフを表すタイマ出力信号を前記被制御機器
に与えるステップを備える。
【0027】
【発明の実施の形態】
[照明制御システムの構成]図1は本発明の一実施形態
に係る照明制御システムのブロック図である。この図に
示されたように、本実施形態に係る照明制御システム
は、タイマ制御装置10、入力制御端末器11、出力制
御端末器12、伝送ユニット13、リモコントランス1
4、データ設定器15、制御用交流電源16、照明用交
流電源17、照明負荷18、19等を備えている。タイ
マ制御装置10を除く照明制御システムの概要は上述し
たとおりであるが、以下に照明制御システムの構成を詳
細に説明する。
【0028】タイマ制御装置10は、停電復帰時におけ
る誤動作を回避可能であるとともに、パルス出力モード
およびタイマ出力モードのいずれにも対応し得るように
構成されている。このタイマ制御装置10については後
述する。入力制御端末器11は、リモコンSW111、
接点入力T/Up(terminal unit )112、接点入力
T/Ut113を備えている。ここで、添え字の”p”
は”pulse”を表し、”t”は”timer ”を表してい
る。接点入力T/Up112はタイマ制御装置10のパ
ルス出力モードに従い動作するものであり、接点入力T
/Ut113はタイマ出力モードに従い動作するもので
ある。接点入力T/Up112,接点入力T/Ut11
3はそれぞれ4つの入力を備え、各入力にはアドレスが
割り付けられている。リモコンSW111は例えば4つ
のSWを備え、各SWには前記アドレスがデータ設定器
15によって任意のリモコンリレー123またはT/U
付リレーユニット122に対応付けられる。
【0029】出力制御端末器12は、リレー制御T/U
121、リモコンリレー123の組み合わせまたはT/
U付リレーユニット122を備えている。リレー制御T
/U121は伝送ユニット13からの制御信号に従い、
リモコンリレー123を制御する機能を有している。リ
モコンリレー123は照明用交流電源17と照明負荷1
8,19との電流経路の開閉を行う。なお、このリモコ
ンリレー123はラッチタイプであるため、停電時にお
いても停電前の状態を維持することが可能である。すな
わち、停電時にオンの状態であるリモコンリレー123
は停電後においてもオンの状態を維持する。T/U付リ
レーユニット122は内部にリモコンリレーを備え、伝
送ユニット13からの制御信号に基づき照明負荷18,
19の点灯および消灯を制御する。
【0030】伝送ユニット13は伝送信号線を介して入
力制御端末器11、出力制御端末器12、データ設定器
15に接続されている。このデータ設定器15は、リモ
コンSW111、接点入力T/Up112、接点入力T
/Ut113の各アドレスとリモコンリレー123、T
/U付リレーユニット122の各アドレスとを任意に対
応付けることが可能である。例えば、オペレータがデー
タ設定器15に設けられたSWを操作することによっ
て、リモコンSW111の各SWによって点灯または消
灯させる照明負荷を自由に設定することが可能となる。
【0031】リモコントランス14は制御用交流電源1
6から供給された交流電圧をAC24Vに降圧し、この
AC24Vの電圧を入力制御端末器11、出力制御端末
器12等に供給している。データ設定器15はSW等の
データ入力部と、CPU、メモリ等の制御部とを備えて
いる。オペレータがデータ入力部にデータを入力するこ
とによって、入力制御端末器11内の各SWを示す入力
アドレスと、出力制御端末器12内の各リモコンリレー
123等を示す出力アドレスとを自由に対応付けること
が可能である。このようにして設定された対応付けは伝
送ユニット13内部のメモリに記憶される。そして、ユ
ーザがリモコンSW111を操作すると、伝送ユニット
13は操作されたSWの入力アドレスに対応する出力ア
ドレスをメモリから読み出すとともに、この出力アドレ
スに対応するリモコンリレー123等を駆動する。これ
によって、任意の照明負荷を点灯または消灯させること
ができる。制御用交流電源16は入力制御端末器11、
出力制御端末器12、伝送ユニット13、リモコントラ
ンス14、データ設定器15に電源を供給し、照明用交
流電源17は照明負荷18、19に電源を供給する。
【0032】[タイマ制御装置の構成] (装置の概略)図2はタイマ制御装置10のブロック図
である。このタイマ制御装置10は、プログラムされた
時刻にタイマ出力信号を出力するシーケンサ101、表
示手段および入力手段を備えたプログラマブル表示器1
02、制御用交流電源16からの電圧を直流電圧に変換
する電源ユニット103、停電復帰機能スイッチ10
4、運転スイッチ105を備えて構成されている。
【0033】シーケンサ101は、CPU101a、R
AM101b、ROM101c、水晶発振器101e、
タイマ101d、出力ポート101f、入力ポート10
1gを備える。RAM101bはバッテリーバックアッ
プされたSRAMから構成されている。このRAM10
1bはプログラマブル表示器102から入力されたタイ
マデータを記憶する他、CPU101aのワークエリア
として使用される。なお、タイマデータは、タイマ動作
を行う時刻を表すタイマ時刻データ、照明のオンまたは
オフを表すデータ、オンまたはオフを行おうとするスイ
ッチ番号等から構成されている。ROM101cにはC
PU101aのプログラムデータが格納される。
【0034】タイマ101dは水晶発振器101eのク
ロックをカウントすることによって現在時刻を計測する
とともに、現在時刻を表すデータをCPU101aに与
えるものである。出力ポート101fはオープンコレク
タ回路等からなる8個のスイッチを備え、それぞれのス
イッチは接点入力T/Up112、接点入力T/Ut1
13に接続される。CPU101aはROM101cに
記憶されたプログラムデータに基づきシーケンサ101
の動作を制御する機能を有している。すなわち、CPU
101aは、タイマ101dから与えられた現在時刻の
データとRAM101bに記憶されたタイマデータ中の
時刻データとを比較し、両者が一致した場合にはタイマ
データに基づき出力ポート101fの所定のポートをオ
ンまたはオフさせる。これによって、予め定められた時
刻に、照明負荷を点灯または消灯させることができる。
【0035】プログラム表示器102はユーザとの対話
形式によってタイマデータの入力を行うためのものであ
って、CPU102a、LCD(液晶表示器)102
c、LCDドライバ102b、タッチパネル102dを
備えている。LCD102cは、図6、図7に示された
画面を表示するために用いられる。また、このLCD1
02cの表面には、マトリクス状に配置された透明のス
イッチからなるタッチパネル102dが設けられてい
る。ユーザはLCD102cの表示に従いタッチパネル
102dに触れることによって、容易にタイマデータの
設定を行うことが可能となる。LCDドライバ102b
はLCD102cを駆動するための回路であり、CPU
102aはプログラム表示器102を制御するためのも
のである。シーケンサ101とプログラム表示器102
とはシリアル通信によってデータの送受信を行ってい
る。
【0036】電源ユニット103は、制御用交流電源1
6からの交流電圧をDC24Vに変換し、このDC24
Vをプログラマブル表示器102に供給している。停電
機能復帰スイッチ104は、停電復帰機能を動作させる
か否かを選択するためのスイッチである。この停電復帰
機能スイッチ104をオンに設定しておくと、停電復帰
時におけるタイマ制御装置の制御データと照明制御シス
テムにおける照明状態の不一致を回避することが可能と
なる。運転スイッチ105は通常の電源投入と停電復帰
による電源投入とを区別するためのものである。後述す
るように、停電復帰機能はタイマ制御装置10への電源
投入を検出することによって動作するものである。この
ため、運転スイッチ105を設け、通常の電源投入時に
停電機能が誤って動作するのを回避している。
【0037】(接点入力T/Up、接点入力T/Utの
構成)図3は接点入力T/Up112、接点入力T/U
t113へ入力されたタイマ出力信号を説明するための
図である。上述したように、接点入力T/Up112は
タイマ出力信号の立ち上がりのみを検出し、接点入力T
/Ut113は入力されたタイマ出力信号の立ち上がり
および立ち下がりを検出する。この図の(1)に示され
た入力信号が接点入力T/Up112および接点入力T
/Ut113に入力されたとする。この場合、接点入力
T/Up112はタイマ出力信号の立ち上がりを検出し
(同図の(2))、出力制御端末器12の出力(リモコ
ンリレー123等)の状態を変更する。
【0038】例えば、接点入力T/Up112へタイマ
出力信号が入力された時に出力がオンになるようにデー
タ設定器15が設定されているとする。この場合には、
入力信号の立ち上がりと同時に出力制御端末器12はオ
ンとなる(同図の(3))。一方、接点入力T/Up1
12へタイマ出力信号が入力された時に出力がオフとな
るようにデータ設定器15が設定されている場合には、
入力信号の立ち上がりと同時に出力制御端末器12はオ
フとなる(同図の(4))。また、同図の(5)および
(6)に示されるように、接点入力T/Ut113が入
力信号の立ち上がりを検出すると同時に出力制御端末器
12はオンになり、接点入力T/Ut113が入力信号
の立ち下がりを検出すると同時に出力制御端末器12は
オフとなる。
【0039】接点入力T/Up112、接点入力T/U
t113は上述したような特性を有しているため、タイ
マ制御装置は接点入力T/Up112、接点入力T/U
t113のそれぞれに適合したタイマ出力信号を出力す
るように構成されている。図4は、タイムスケジュール
に基づくタイマ制御装置10の動作を説明するための図
である。この図の最上段に示されるようなタイムスケジ
ュールがタイマ制御装置10にプログラムされたとす
る。このとき、接点入力T/Up112に対しては、同
図の(a)に示されるON用タイマ出力信号およびOF
F用タイマ出力信号が出力される。これらのON用タイ
マ出力信号およびOFF用タイマ出力信号は一定時間幅
のパルスよりなり、接点入力T/Up112はこのパル
スの立ち上がりを検出する。すなわち、接点入力T/U
p112がON用タイマ出力信号の立ち上がり信号を検
出すると、伝送ユニット13はこの検出結果に基づき出
力制御端末器12をオンにする。この後、接点入力T/
Up112がOFF用タイマ出力信号を検出すると、伝
送ユニット13はこの検出結果に基づき出力制御端末器
12をオフにする。このようにして、照明負荷18、1
9はタイムスケジュールに従い、点灯または消灯する。
【0040】また、接点入力T/Ut113に対して
は。同図の(b)に示されるタイマ出力信号がタイマ制
御装置10から出力される。接点入力T/Ut113は
タイマ出力信号の立ち上がりおよび立ち下がりを検出
し、伝送ユニット13はこの検出結果に基づき出力制御
端末器12を制御する。これによって、照明負荷18,
19は点灯または消灯する。
【0041】なお、上述のON用タイマ出力信号および
OFF用タイマ出力信号は、図5の(a)に示されるよ
うに幅t0のパルスより構成されている。パルス幅t0は
タイマ制御装置10において任意に設定可能である。通
常、このパルス幅t0は一定値(例えば2秒)に設定さ
れており、タイマデータ設定時には立ち上がり時刻t1
のみを設定すれば足りる。また、タイマ出力信号におけ
るタイマデータ設定時には立ち上がり時刻および立ち下
がり時刻を設定する必要がある。
【0042】(タイマ制御装置の表示画面)図6,図7
に、本実施形態に係るタイマ制御装置10の表示画面の
一例を示す。上述したように、タイマ制御装置10はタ
ッチパネル102d付きのLCD102cを有してい
る。このLCD102cには図6,図7に示される表示
画面601〜624が表示される。ユーザはこれらの表
示画面601〜624に従い、対話形式によって容易に
タイマデータの入力を行うことが可能である。
【0043】以下に、表示画面601〜624のうちの
主なものを説明する。表示画面601はメニュー画面で
あって、日時設定、手動運転、自動運転、日スケジュー
ル、週間スケジュール、年間スケジュール、モード設定
のいずれを設定するかを表している。ユーザは、設定し
ようとする項目を表示画面601から選択し、タッチパ
ネル102dに触れることによって、当該項目の入力画
面を表示させることができる。例えば、ユーザが表示画
面601上の「日時設定」の項目に触れると、日時設定
用の表示画面602が表示される。さらにこの表示画面
602から所望の項目(例えば「年月日曜変更」)に触
れると、年月日設定用の表示画面603が表示される。
そして、曜日を設定する場合には、表示画面604上の
曜日を選択することによって、曜日の設定が行われる。
このようにして、対話形式で所望の表示画面602〜6
05を順次表示させながら、日時設定を容易に行うこと
が可能となる。また、設定をやり直す場合には、表示画
面上の「戻る」に触れることによって、1つ前の表示画
面を再表示させることができる。
【0044】図7の表示画面610は、タイマ出力信号
のモードを選択するためのものである。この表示画面6
10上には「パルス出力」、「タイマ出力」の項目が表
示されており、ユーザはこれらのうちの一方に触れるこ
とによって、タイマ出力信号のモードを任意に設定する
ことが可能となる。また、表示画面611は、スケジュ
ール番号を選択するためのものである。タイマ制御装置
10は4種類のスケジュールを設定可能である。
【0045】また、上述したように、タイマ制御装置1
0内の出力ポート101fは8個のポートを備え、それ
ぞれのポート毎にスケジュールを設定することができ
る。表示画面612、613に示されるように、8つの
ポートのそれぞれについて8種類のタイマ動作を設定可
能である。タイマ動作の詳細な設定は、表示画面614
〜618に従って行われる。表示画面619〜624
は、プログラムされた4種類のスケジュールの割り当て
を決定するための画面である。これらの画面に従い、4
種類のスケジュールを組み合わせて1週間分のスケジュ
ールを設定することができる。さらに、本実施形態に係
るタイマ制御装置10は年間のスケジュールを設定する
ことができ、特定の月日のスケジュールとして50日分
のデータを記憶することができる。年間のスケジュール
を設定した際には、この特定日のスケジュールが週間の
スケジュールに優先する。
【0046】[タイマ制御装置の作用] (動作の概略)以下に、本実施形態に係るタイマ制御装
置10の動作を図8、図9を参照しながら説明する。図
8はタイマ制御装置10の動作の概要を表すフローチャ
ートである。この図に示されるように、動作の開始とと
もに、先ずシーケンサ101内のCPU101aはRA
M101bに年間スケジュール(タイマデータ)が記憶
されているか否かを判断する(S101)。年間スケジ
ュールが記憶されていない場合(S101でNO)に
は、CPU101aはさらに週間スケジュール(タイマ
データ)がRAM101bに記憶されているか否かを判
断する(S102)。かかる判断の結果がNOである場
合(S102でNO)、すなわち、RAM101bに年
間スケジュールおよび週間スケジュールの双方が記憶さ
れていない場合には、CPU101aはタイマ動作に基
づく動作を行うことなく(S105)、日付進行処理
(S106)を行う。日付進行処理(S106)におい
ては、CPU101aはタイマ101dからの出力に基
づき、日時のデータを更新する。
【0047】年間スケジュールまたは週間スケジュール
がRAM101bに記憶されている場合(S101でY
ES、またはS102でYES)には、CPU101a
はRAM101bに記憶されたタイマデータの中から当
日のものを読み出す(S103)。そして、CPU10
1aは読み出したタイマデータに従い、出力ポート10
1fを制御することによってタイマ制御信号を変化させ
る(S104)。接点入力T/Up112、接点入力T
/Ut113はタイマ出力信号の変化を検出し、検出結
果を伝送ユニット13に送出する。伝送ユニット13は
出力制御端末器12を制御し、リモコンリレー123ま
たはT/U付リレーユニット122を駆動する。これに
よって、照明負荷はタイムスケジュールに従い、点灯ま
たは消灯する。このようにして、1日分のタイムスケジ
ュールに基づく動作が終了すると、CPU101aは日
付を表すデータを更新する。
【0048】(停電発生時におけるタイマ制御装置の動
作)続いて、停電発生時におけるタイマ制御装置の動作
を図9に示されたフローチャートに基づき説明する。タ
イマ制御装置10に電源が印加されていない状態(S2
01)においては、出力ポート101fの出力状態はオ
フ(ロウレベル)となっている(S202)。そして、
タイマ制御装置10に電源が投入されると(S20
3)、CPU101aは運転スイッチ105の状態を検
出する(S204)。運転スイッチ105がオンの場合
(S204でYES)には、CPU101aはさらに停
電機能復帰スイッチ104の状態を検出する(S20
5)。停電機能スイッチ104がオンの場合(S205
でYES)には、CPU101aはS205以後の処理
を実行する。一方、運転スイッチ105、停電機能復帰
スイッチ104の少なくともいずれかがオフである場合
(S204でNO、またはS205でNO)には、CP
U101aはS214以後の処理を実行する。
【0049】S206おいて、CPU101aは停電復
帰プログラムをROM101bから読み出し、停電復帰
プログラムの実行を開始する(S206)。停電復帰プ
ログラムの実行とともに、CPU101aはタイマデー
タをRAM101bから読み出す(S207)。タイマ
データは、上述したように、タイマ動作を行う時刻を表
す時刻データ、オンまたはオフのタイマ出力信号を表す
データ、オンまたはオフを行おうとする出力ポート番号
のデータ、タイマ出力またはパルス出力の出力モードを
表すデータ等から構成されている。CPU101aは、
各出力ポート毎に過去のタイマデータの中から現在時刻
に最も近いタイマデータを選ぶ。そして、CPU101
aは、まず出力モードがタイマ出力モードを表すデータ
を有するかどうかを判断し(S208)、判断結果がY
ESである場合にこのタイマデータがオンのタイマ出力
信号を表すデータを有するかどうかを判断する(S20
9)。判断の結果がYESである場合には、CPU10
1aはそのデータを表す出力ポート101fを制御する
ことによってオンを表すタイマ出力信号を出力する(S
210)。この結果、出力端末器出力状態はオンとな
り、照明負荷18、19が点灯する。
【0050】一方、S209の判断結果がNOである場
合には、CPU101aは出力ポート101fの所定の
ポートからオフを表すタイマ出力信号を出力する(S2
11)。これによって、出力端末器出力状態はオフとな
り、照明負荷18、19は消灯する。また、上述のS2
08の判断結果がNO、すなわち出力モードがパルス出
力モードを表すタイマデータの場合には、そのタイマデ
ータを一時的に待避させ、全出力ポートに対する上述の
S208〜211の一連の処理終了後に演算処理を行う
(S212)。
【0051】ここで、この演算処理内容を以下に説明す
る。例えば、前記接点入力T/Upを用い自動的に照明
負荷を点滅させる場合にはON用およびOFF用のパル
ス出力が必要となる。このような場合、ON用パルス及
びOFF用パルスはそれぞれ別々の出力ポートへ出力さ
れるため、停電復帰時においてこの2つの出力ポートに
同時にパルス信号が出力されることなく、CPU101
aはさらに現在時刻に最も近いタイマデータを持つ出力
ポートを選択する。なお、タイマデータは複数の場所に
対して上述のON用、OFF用のデータが存在する場
合、エリア毎の判定が可能なデータである。このように
して、ON用の出力ポートが選択され、パルス信号が出
力される(S213)と、出力端末器出力状態はオンと
なり、照明負荷18、19は点灯する。OFF用の出力
ポートが選択され、パルス信号が出力されると(S21
3)、出力端末器出力状態はオフとなり、照明負荷1
8、19は消灯する。
【0052】このようにして、停電によって出力されな
かったタイマ出力信号を停電復帰とともに出力すること
によって、停電復帰後におけるタイムスケジュールと照
明状態との不一致を回避することができる。かかる停電
復帰処理の後、CPU101aはRAM101bに記憶
されたタイマデータに基づきタイマ動作を順次実行する
(S214)。そして、電源遮断または停電が発生する
と(S215)、CPU101aはS201以後の処理
を繰り返し実行する。
【0053】(停電発生時における照明制御システムの
動作)次に、図10〜図13に示されたタイミングチャ
ートを参照しながら、停電発生時における照明制御シス
テムの動作を説明する。なお、これらの図において、タ
イマ出力信号のうちの丸印で囲まれた部分は、上述した
従来技術と異なることを表している。
【0054】図10、図11は、タイマ出力モードにお
けるタイミングチャートを表している。これらの図の最
上段のタイムスケジュールは、時刻mで照明が点灯し、
時刻nで照明が消灯することを表している。したがっ
て、停電の発生がない場合には、図10の「通常運転
時」の欄に示されたように、タイムスケジュールどおり
のタイマ出力信号が出力される。接点入力T/Ut11
3はこのタイマ出力信号の立ち上がりおよび立ち下がり
を検出し、伝送ユニット13はこの検出結果に基づき、
出力制御端末器12を制御する。これによって照明負荷
18、19はタイムスケジュールに従い点灯または消灯
する。
【0055】図10の(イ)〜(ハ)、図11の(ニ)
〜(ヘ)は停電が発生した場合におけるタイミングチャ
ートを表している。図10の(イ)に示されたように、
時刻Aにおいて停電が発生し、時刻Bにおいて停電が復
帰したとする。時刻mにおいては停電が発生しているた
め、タイマ出力信号はロウレベルを維持したままであ
る。その後、停電の復帰とともに(時刻B)、タイマ制
御装置10内のCPU101aは現在時刻から最も近い
過去のタイマデータ、すなわち時刻mにおけるタイマデ
ータをRAM101bから読み出す。そして、CPU1
01aは、このタイマデータに基づきタイマ出力信号を
求める。時刻mにおけるタイマデータはオンのタイマ出
力信号を表すデータを含んでいるため、CPU101a
はオンを表すタイマ出力信号(ロウレベルからハイレベ
ルに立ち上がるタイマ出力信号)を出力ポート101f
から出力する。これによって、伝送ユニット13は出力
制御端末器12のリレーユニット123またはT/U付
リレーユニット122をオンの状態にし、照明負荷1
8、19が点灯する。この後は、タイムスケジュールに
従い時刻nに照明負荷18、19が消灯する。
【0056】図10の(ロ)は時刻A〜Cに停電が発生
した場合におけるタイミングチャートを表し、図11の
(ニ)は時刻B〜Cに停電が発生した場合におけるタイ
ミングチャートを表している。これらの場合において
も、CPU101aは停電の復帰とともに現在時刻に最
も近い過去のタイマデータを読み出し、このタイマデー
タに基づくタイマ出力信号を出力している。これらのタ
イミングチャートから確認できるように、停電復帰後に
おける照明状態はタイムスケジュールと一致している。
【0057】図10の(ハ)は時刻A〜Dに停電が発生
した場合におけるタイミングチャートを表している。こ
のタイミングチャートは従来技術において述べたもの
(図16の(ハ))と略同様であるが、停電復帰後に一
瞬だけ照明負荷が点灯する点において異なっている。時
刻A〜Dに停電が生じると、その間においてはタイマ出
力信号も出力されず、また照明状態もオフのままであ
る。この後、停電が復帰すると(時刻D)、CPU10
1aは過去のタイマデータの中から現在時刻Dに最も近
いタイマデータを読み出す。現在時刻Dに最も近いタイ
マデータは時刻nにおけるタイマ出力信号を表し、そし
てこのタイマ出力信号はオフを表すものである。従っ
て、タイマ制御装置10はオフを表すタイマ出力信号と
してパルスを出力する。このパルスの立ち上がりにおい
て照明負荷が一瞬点灯した後、パルスの立ち下がりにお
いて照明負荷が消灯する。よって、停電復帰後の照明状
態がタイムスケジュールと一致する。なお、本実施形態
によれば、パルスのハイレベルの時間だけ照明負荷が点
灯するが、この時間は極めて短い(例えば2秒)ため違
和感が生じることはない。
【0058】図11の(ニ)は時刻B〜Cに停電が発生
した場合のタイミングチャートを表している。このタイ
ミングチャートに示されるように、停電発生時(時刻B
〜C)においては出力端末器出力状態はオンの状態を維
持したままである。そして、停電の復帰とともに、CP
U101aは現在時刻Cに最も近い時刻Aにおけるタイ
マデータを読み出す。時刻mにおけるタイマデータはオ
ンのタイマ出力信号を表すデータを含んでいるため、タ
イマ制御装置10はオンを表すタイマ出力信号を時刻C
に出力する。この後、時刻nにタイムスケジュールどお
りにオフを表すタイマ出力信号が出力される。このタイ
ミングチャートに示された場合においても、停電復帰後
における照明状態とタイムスケジュールとは一致する。
【0059】図11の(ホ)は時刻B〜Dに停電が発生
した場合のタイミングチャートを表し、図11の(へ)
は時刻C〜Dに停電が発生した場合のタイミングチャー
トを表している。上述した従来技術(図16の(ホ)
(ヘ))によればこれらの場合においては停電復帰後に
おけるタイムスケジュールと照明状態との不一致を回避
することができなかったが、本実施形態によればかかる
問題を解決することが可能である。以下に、時刻B〜D
に停電が発生した場合(図11の(ホ))のタイムチャ
ートについて説明する。時刻mにタイマ出力信号が立ち
上がると、出力端末器出力状態はオンとなり、照明負荷
が消灯する。そして、時刻B〜Dに停電が発生すると、
照明負荷は点灯する。ところが、停電発生によるシステ
ムの休止とともに出力制御端末器12はラッチタイプの
リレーユニット123またはT/U付リレーユニット1
22を有するため、出力端末器出力状態はオンのままと
なる。時刻Dに停電が復帰すると、CPU101aは過
去のタイマデータの中から現在時刻Dに最も近いタイマ
データを読み出す。現在時刻Dに最も近いタイマデータ
は時刻nにおけるタイマ出力信号を表し、このタイマ出
力信号はオフを表すものである。従って、タイマ制御装
置10はオフを表すタイマ出力信号としてパルスを出力
する。このパルスの立ち下がりによって、出力端末器出
力状態はオフとなり、照明負荷が消灯する。同様に、時
刻C〜Dに停電が発生した場合(図11の(へ))にお
いても、停電復帰後にパルス状のタイマ出力信号が出力
され、照明負荷が消灯する。よって、停電復帰後におけ
るタイムスケジュールと照明状態とが一致する。
【0060】図12、図13は、パルス出力モードにお
けるタイミングチャートを表している。図12の「通常
運転時」の欄に示されたように、パルス出力モードにお
いてはON用タイマ出力信号およびOFF用タイマ出力
信号が接点入力T/Up112に入力され、これらのタ
イマ出力信号に従い照明負荷が点灯または消灯する。
【0061】図12の(イ)は時刻A〜Bに停電が生じ
た場合のタイミングチャートを表している。照明負荷が
点灯すべき時刻mにおいては停電が生じているため、O
N用タイマ出力信号は出力されず、出力端末器出力状態
はオフのままである。時刻Bに停電が復帰すると、CP
U101aは過去のタイマデータの中から現在時刻Bに
最も近いものをRAM101bから読み出す。すなわ
ち、CPU101aは時刻mにおけるタイマデータを読
み出す。このタイマデータはオンを表すものであるた
め、タイマ制御装置10はオンを表すON用タイマ出力
信号を時刻Bに出力する。これによって、出力端末器出
力状態はオフからオンへと変化し、照明負荷が点灯す
る。時刻nにおいて、タイムスケジュールどおりにOF
F用タイマ出力信号が出力され、照明負荷は消灯する。
このように本実施形態によれば、停電復帰後におけるタ
イムスケジュールと照明状態との不一致を回避すること
ができる。
【0062】図12の(ロ)は時刻A〜Cに停電が生じ
た場合のタイミングチャートを表している。このタイミ
ングチャートは、停電復帰の時刻がCである点を除いて
図12の(イ)と略同様である。図12の(ハ)は時刻
A〜Dに停電が生じた場合のタイミングチャートを表し
ている。時刻Dに停電が復帰すると、CPU101aは
時刻Dに最も近い時刻nにおけるタイマデータを読み出
す。時刻nにおけるタイマデータはオフを表すものであ
るため、停電が復帰した時刻DにおいてOFF用タイマ
出力信号が出力される。従って、照明負荷は消灯し、停
電復帰後におけるタイムスケジュールと照明状態とが一
致する。
【0063】図13の(ニ)は時刻B〜Cに停電が生じ
た場合のタイミングチャートを表している。時刻mにお
いては、タイムスケジュールどおりにON用タイマ出力
信号が出力され、出力端末器出力状態はオンとなり、照
明負荷が点灯する。その後の停電発生(時刻B〜C)に
よって照明負荷が消灯するが、出力端末器出力状態はオ
ンを維持したままとなる。そして、時刻Cに停電が復帰
するとCPU101aは過去のタイマデータの中から時
刻nにおけるタイマデータを読み出す。時刻nにおける
タイマデータはオンを表すものであるため、CPU10
1aはオンを表すON用タイマ出力信号を時刻Cにおい
て出力する。このとき、出力端末器出力状態はオンを維
持しているため、ON用タイマ出力信号に拘わらず照明
負荷が点灯する。そして、時刻nにおいて、タイムスケ
ジュールに従いOFF用タイマ出力信号が出力され、照
明負荷が消灯する。従って、この場合においても停電復
帰後におけるタイムスケジュールと照明負荷とが一致す
る。
【0064】図13の(ホ)は時刻B〜Dに停電が生じ
た場合のタイミングチャートを表している。時刻Bに停
電が生じると、照明負荷は消灯するが、出力端末器出力
状態はオンのままである。そして、時刻Dに停電が復帰
すると、CPU101aは時刻nにおけるタイマデータ
を読み出し、このタイマデータによって表されたOFF
用タイマ出力信号を出力する。これによって、出力端末
器出力状態はオンからオフになる。したがって、停電が
復帰したとしても照明状態はタイムスケジュールどおり
に消灯したままとなる。
【0065】図13の(へ)は時刻C〜Dに停電が生じ
た場合のタイミングチャートを表している。この場合
も、上述した図13の(ホ)と同様に、停電が復帰した
場合に照明状態はタイムスケジュールどおりに消灯した
ままとなる。従って、停電復帰後においてタイムスケジ
ュールと照明状態とが一致する。
【0066】以上、説明した図10〜図13のタイミン
グチャートと従来技術におけるタイミングチャート(図
15〜図18)とを比較すると、図11の(ホ)
(ヘ)、図12の(イ)(ロ)、図13の(ホ)(ヘ)
の場合において、停電復帰後におけるタイムスケジュー
ルと照明状態との不一致が解消されたことが確認でき
る。
【0067】(他の実施形態)本発明は、上述した実施
形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない
範囲で変更実施可能である。例えば、本実施形態に係る
タイマ制御装置を照明制御システム以外の機器に使用す
ることも可能である。
【0068】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、停電復帰時において現在時刻に最も近い過去のタイ
マデータを読み出し、このタイマデータに基づくタイマ
出力信号がタイマ制御装置から照明制御システムに出力
される。すなわち、停電によって出力されなかったタイ
マ出力信号が停電の復帰とともに出力される。このた
め、停電復帰時における照明状態とタイムスケジュール
との不一致を回避することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る照明制御システムの
ブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るタイマ制御装置のブ
ロック図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る接点入力T/Up、
接点入力T/Utの入力信号による照明制御システムの
動作を説明するための図である
【図4】本発明の一実施形態に係るタイムスケジュール
に基づくタイマ制御装置の動作を説明するための図であ
る。
【図5】本発明の一実施形態に係るパルス出力モードの
タイマ出力信号およびタイマ出力モードのタイマ出力信
号を表す図である。
【図6】本発明の一実施形態に係るプログラマブル表示
器の表示画面を表す図である。
【図7】本発明の一実施形態に係るプログラマブル表示
器の表示画面を表す図である。
【図8】本発明の一実施形態に係るタイマ制御装置の動
作の概要を表すフローチャートである。
【図9】本発明の一実施形態に係るタイマ制御装置の停
電復帰時における動作を表すフローチャートである。
【図10】本発明の一実施形態に係る照明制御システム
のタイマ出力モードにおけるタイミングチャートを表し
ている。
【図11】本発明の一実施形態に係る照明制御システム
のタイマ出力モードにおけるタイミングチャートを表し
ている。
【図12】本発明の一実施形態に係る照明制御システム
のパルス出力モードにおけるタイミングチャートを表し
ている。
【図13】本発明の一実施形態に係る照明制御システム
のパルス出力モードにおけるタイミングチャートを表し
ている。
【図14】従来の照明制御システムのブロック図であ
る。
【図15】従来の照明制御システムのタイマ出力モード
におけるタイミングチャートを表している。
【図16】従来の照明制御システムのタイマ出力モード
におけるタイミングチャートを表している。
【図17】従来の照明制御システムのパルス出力モード
におけるタイミングチャートを表している。
【図18】従来の照明制御システムのパルス出力モード
におけるタイミングチャートを表している。
【符号の説明】
10 タイマ制御装置 11 入力制御端末器 12 出力制御端末器 18、19 照明負荷 101a CPU(制御手段) 101b RAM(記憶手段) 101f 出力ポート(出力手段) 122 T/U付リレーユニット(開閉回路) 123 リモコンリレー(開閉回路)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被制御機器を制御するためのタイマ出力
    信号を出力する出力手段と、 予め定められた時刻に前記タイマ出力信号を出力するこ
    とを表すタイマデータを記憶する記憶手段と、 停電の復帰を検出した場合に、現在時刻に最も近い過去
    の前記タイマデータを前記記憶手段から読み出し、当該
    タイマデータに基づくタイマ出力信号を前記出力手段か
    ら出力させる制御手段とを備えたタイマ制御装置。
  2. 【請求項2】 前記タイマ出力信号は前記被制御機器の
    動作のオンまたはオフを表すとともに、 前記制御手段は、読み出された前記タイマデータがオン
    を表す場合にはオンを表すタイマ出力信号を前記出力手
    段から出力させ、読み出された前記タイマデータがオフ
    を表す場合にはオフを表すタイマ出力信号を前記出力手
    段から出力させる請求項1記載のタイマ制御装置。
  3. 【請求項3】 前記タイマ出力信号の立ち上がりまたは
    立ち下がりによって前記被制御機器の動作のオンまたは
    オフを制御する請求項2記載のタイマ制御装置。
  4. 【請求項4】 前記タイマ出力信号は、前記被制御機器
    の動作をオンにさせるON用タイマ出力信号、および前
    記被制御機器の動作をオフにさせるOFF用タイマ出力
    信号を有する請求項2記載のタイマ制御装置。
  5. 【請求項5】 被制御機器と、当該被制御機器を制御す
    るタイマ制御装置とを備えた照明制御システムにおい
    て、 前記タイマ制御装置は、 被制御機器を制御するためのタイマ出力信号を出力する
    出力手段と、 予め定められた時刻に前記タイマ出力信号を出力するこ
    とを表すタイマデータを記憶する記憶手段と、 停電の復帰を検出した場合に、現在時刻に最も近い過去
    の前記タイマデータを前記記憶手段から読み出し、当該
    タイマデータに基づくタイマ出力信号を前記出力手段か
    ら出力させる制御手段とを備え、 前記被制御機器は、 前記タイマ出力信号が入力される入力制御端末器と、 入力された前記タイマ出力信号に応じて照明負荷を点灯
    または消灯させる出力制御端末器とを備えた照明制御シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 前記出力制御端末器は、電源から前記照
    明負荷への電流路を開閉する開閉回路を備えるととも
    に、当該開閉回路は停電時においてその開閉状態を維持
    する請求項5記載の照明制御システム。
  7. 【請求項7】 前記入力制御端末器は、前記タイマ出力
    信号の立ち上がりまたは立ち下がりを検出し、当該立ち
    上がりまたは立ち下がりに応じて前記出力制御端末器は
    前記照明負荷を点灯または消灯させる請求項5記載の照
    明制御システム。
  8. 【請求項8】 前記タイマ出力信号はON用タイマ出力
    信号およびOFF用タイマ出力信号を有し、前記入力制
    御端末器は、当該ON用タイマ出力信号およびOFF用
    タイマ出力信号を検出し、当該ON用タイマ出力信号お
    よびOFF用タイマ出力信号に応じて前記出力制御端末
    器は前記照明負荷を点灯または消灯させる請求項5記載
    の照明制御システム。
  9. 【請求項9】 タイマ出力信号を所定時刻に被制御機器
    に与えることによって当該被制御機器を制御するタイマ
    制御方法において、 予め定められた時刻にタイマ出力信号を出力することを
    表すタイマデータを記憶手段に記憶するステップと、 停電の復帰を検出した場合に、現在時刻に最も近い過去
    の前記タイマデータを前記記憶手段から読み出すステッ
    プと、 当該タイマデータに基づくタイマ出力信号を前記被制御
    機器に与えるステップとを備えたタイマ制御方法。
  10. 【請求項10】 前記タイマ出力信号は前記被制御機器
    の動作のオンまたはオフを表すとともに、 読み出された前記タイマデータがオンを表す場合にはオ
    ンを表すタイマ出力信号を前記出力手段から出力させ、
    読み出された前記タイマデータがオフを表す場合にはオ
    フを表すタイマ出力信号を前記被制御機器に与えるステ
    ップを備えた請求項9記載のタイマ制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009130716A (ja) * 2007-11-26 2009-06-11 Panasonic Electric Works Co Ltd 接点入力端末器

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JP2009130716A (ja) * 2007-11-26 2009-06-11 Panasonic Electric Works Co Ltd 接点入力端末器

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