JPH10159838A - 流体ベアリング装置 - Google Patents
流体ベアリング装置Info
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- JPH10159838A JPH10159838A JP9303169A JP30316997A JPH10159838A JP H10159838 A JPH10159838 A JP H10159838A JP 9303169 A JP9303169 A JP 9303169A JP 30316997 A JP30316997 A JP 30316997A JP H10159838 A JPH10159838 A JP H10159838A
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- pressure generating
- pair
- rotating shaft
- bearing device
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C17/00—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement
- F16C17/04—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for axial load only
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/02—Parts of sliding-contact bearings
- F16C33/04—Brasses; Bushes; Linings
- F16C33/06—Sliding surface mainly made of metal
- F16C33/10—Construction relative to lubrication
- F16C33/1025—Construction relative to lubrication with liquid, e.g. oil, as lubricant
- F16C33/106—Details of distribution or circulation inside the bearings, e.g. details of the bearing surfaces to affect flow or pressure of the liquid
- F16C33/107—Grooves for generating pressure
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C17/00—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement
- F16C17/10—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for both radial and axial load
- F16C17/102—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for both radial and axial load with grooves in the bearing surface to generate hydrodynamic pressure
- F16C17/107—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for both radial and axial load with grooves in the bearing surface to generate hydrodynamic pressure with at least one surface for radial load and at least one surface for axial load
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B19/00—Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
- G11B19/20—Driving; Starting; Stopping; Control thereof
- G11B19/2009—Turntables, hubs and motors for disk drives; Mounting of motors in the drive
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B25/00—Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus
- G11B25/04—Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus using flat record carriers, e.g. disc, card
- G11B25/043—Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus using flat record carriers, e.g. disc, card using rotating discs
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- G—PHYSICS
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B33/00—Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
- G11B33/02—Cabinets; Cases; Stands; Disposition of apparatus therein or thereon
- G11B33/08—Insulation or absorption of undesired vibrations or sounds
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 スラスト荷重の方向に関係なく回転軸が安定
的に回転でき、回転軸が回転する中に移動する場合にも
回転軸が安定的に回転できるようにする。 【解決手段】 流体ベアリング装置は、一対のベアリン
グブラケットの一側に各々装着される一対のスリーブ2
0,20’と、各スリーブ内の貫通孔に挿入されて各貫
通孔の内周面に対向する外周面に第2動圧発生溝が形成
された回転軸30と、一対のベアリングブラケットの他
側に各々装着される一対のスラストベアリング50,5
0’とを含み、一対のスラストベアリングの中でいずれ
か一つのスラストベアリングと回転軸の断面との間に第
1動圧発生溝50a,50a’が形成されている。
的に回転でき、回転軸が回転する中に移動する場合にも
回転軸が安定的に回転できるようにする。 【解決手段】 流体ベアリング装置は、一対のベアリン
グブラケットの一側に各々装着される一対のスリーブ2
0,20’と、各スリーブ内の貫通孔に挿入されて各貫
通孔の内周面に対向する外周面に第2動圧発生溝が形成
された回転軸30と、一対のベアリングブラケットの他
側に各々装着される一対のスラストベアリング50,5
0’とを含み、一対のスラストベアリングの中でいずれ
か一つのスラストベアリングと回転軸の断面との間に第
1動圧発生溝50a,50a’が形成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は流体ベアリング装置
に係り、より詳細には、回転軸の両側に対向してスラス
トベアリングを設置してスラスト荷重の方向に関係なく
軸揺動及び軸振動を最小にした流体ベアリング装置に関
するものである。
に係り、より詳細には、回転軸の両側に対向してスラス
トベアリングを設置してスラスト荷重の方向に関係なく
軸揺動及び軸振動を最小にした流体ベアリング装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、情報媒体及びマルチメディア産業
の急速な発達によってコンピュータ、カセットテープレ
コーダー、カムコーダー等の普及が増加している。その
中で、コンピュータの補助記憶装置であるハードディス
ク装置等は回転ディスクと回転ディスクセクタを検索す
るヘッドとの間の間隙が非常に微細であるから、特に、
回転ディスクを駆動させる駆動装置の軸揺動は各種重要
データが貯蔵されている回転ディスクに致命的な役割を
する。したがって、従来には、高精密度を持ち、高速回
転時にも軸揺動か軸振動が最小にすることができる流体
ベアリングを用いている。
の急速な発達によってコンピュータ、カセットテープレ
コーダー、カムコーダー等の普及が増加している。その
中で、コンピュータの補助記憶装置であるハードディス
ク装置等は回転ディスクと回転ディスクセクタを検索す
るヘッドとの間の間隙が非常に微細であるから、特に、
回転ディスクを駆動させる駆動装置の軸揺動は各種重要
データが貯蔵されている回転ディスクに致命的な役割を
する。したがって、従来には、高精密度を持ち、高速回
転時にも軸揺動か軸振動が最小にすることができる流体
ベアリングを用いている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来には軸振
動か軸揺動を防止するため回転軸の一端にだけ流体ベア
リングを設置して垂直スラスト荷重を支持しているか
ら、回転軸が垂直スラスト荷重を支持しない場合には各
種問題点が発生した。即ち、水平状態で設置されている
ハードディスクが垂直状態で位置される場合、またはカ
ムコーダー及び小型テープレコーダーのように動きが自
由な機器の駆動装置等のように、回転軸のスラスト荷重
が垂直から水平にまたは水平から垂直に可変する場合に
は、回転軸の荷重も可変して回転軸がスリーブ内部で上
下または左右に移動して回転軸に定着されている回転体
も揺動するようになる。
動か軸揺動を防止するため回転軸の一端にだけ流体ベア
リングを設置して垂直スラスト荷重を支持しているか
ら、回転軸が垂直スラスト荷重を支持しない場合には各
種問題点が発生した。即ち、水平状態で設置されている
ハードディスクが垂直状態で位置される場合、またはカ
ムコーダー及び小型テープレコーダーのように動きが自
由な機器の駆動装置等のように、回転軸のスラスト荷重
が垂直から水平にまたは水平から垂直に可変する場合に
は、回転軸の荷重も可変して回転軸がスリーブ内部で上
下または左右に移動して回転軸に定着されている回転体
も揺動するようになる。
【0004】したがって、ハードディスク等のような超
精密度を要求する機器においては、回転ディスクと微細
間隙で離隔された状態で動くヘッドが回転ディスクに接
触することにより回転ディスクの表面が損傷されるか破
損される致命的な問題点が発生した。したがって、本発
明は前記のような問題点を解決するため案出されたもの
で、その目的はスラスト荷重の方向に関係なく回転軸が
安定的に回転できる流体ベアリング装置を提供すること
にある。
精密度を要求する機器においては、回転ディスクと微細
間隙で離隔された状態で動くヘッドが回転ディスクに接
触することにより回転ディスクの表面が損傷されるか破
損される致命的な問題点が発生した。したがって、本発
明は前記のような問題点を解決するため案出されたもの
で、その目的はスラスト荷重の方向に関係なく回転軸が
安定的に回転できる流体ベアリング装置を提供すること
にある。
【0005】本発明の他の目的は、回転軸が回転中に移
動する場合にも回転軸が安定的に回転できる流体ベアリ
ング装置を提供することにある。
動する場合にも回転軸が安定的に回転できる流体ベアリ
ング装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めの本発明の特徴によるに、一対のベアリングブラケッ
トの一側に各々装着される一対のスリーブと、各スリー
ブ内の貫通孔に挿入されて各貫通孔の内周面に対向する
外周面に第2動圧発生溝が形成された回転軸と、一対の
ベアリングブラケットの他側に各々装着される一対のス
ラストベアリングとを含み、一対のスラストベアリング
の中でいずれの一つのスラストベアリングと回転軸の断
面との間に第1動圧発生溝が形成された流体ベアリング
装置が開示される。
めの本発明の特徴によるに、一対のベアリングブラケッ
トの一側に各々装着される一対のスリーブと、各スリー
ブ内の貫通孔に挿入されて各貫通孔の内周面に対向する
外周面に第2動圧発生溝が形成された回転軸と、一対の
ベアリングブラケットの他側に各々装着される一対のス
ラストベアリングとを含み、一対のスラストベアリング
の中でいずれの一つのスラストベアリングと回転軸の断
面との間に第1動圧発生溝が形成された流体ベアリング
装置が開示される。
【0007】好ましくは、第1動圧発生溝は、エッジ部
から中心部まで連続されて面積が減少する螺旋形溝を含
み、一対のスラストベアリングの表面に形成されるか回
転軸の断面に形成される。また、第1動圧発生溝は一対
のスラストベアリングの表面両側または回転軸の断面両
側に形成される。
から中心部まで連続されて面積が減少する螺旋形溝を含
み、一対のスラストベアリングの表面に形成されるか回
転軸の断面に形成される。また、第1動圧発生溝は一対
のスラストベアリングの表面両側または回転軸の断面両
側に形成される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好ましい実施形態について詳細に説明する。図1には
本発明の一実施形態によるハードディスクの回転ディス
クの回転軸に使用された流体ベアリング装置が示されて
いる。図示のように、ハードディスクの下部ベアリング
ブラケット10の一側には下部スリーブ20が挿入され
た後、固定ねじ等により下部ベアリングブラケット10
に締結固定される。下部スリーブ20の内部には貫通孔
25が形成されて、側面には貫通孔25に通気孔20a
が連通される。また、下部ベアリングブラケット10の
他側には下部スラストベアリング50が挿入された後、
固定ねじ等により下部スリーブ20に締結固定される。
の好ましい実施形態について詳細に説明する。図1には
本発明の一実施形態によるハードディスクの回転ディス
クの回転軸に使用された流体ベアリング装置が示されて
いる。図示のように、ハードディスクの下部ベアリング
ブラケット10の一側には下部スリーブ20が挿入され
た後、固定ねじ等により下部ベアリングブラケット10
に締結固定される。下部スリーブ20の内部には貫通孔
25が形成されて、側面には貫通孔25に通気孔20a
が連通される。また、下部ベアリングブラケット10の
他側には下部スラストベアリング50が挿入された後、
固定ねじ等により下部スリーブ20に締結固定される。
【0009】また、下部スラストベアリング50の表面
には第1動圧発生溝50aが形成されて、第1動圧発生
溝50aは下部スラストベアリング50の表面と対向す
る回転軸30の下断面に形成することもできる。第1動
圧発生溝50aは下部スラストベアリング50のエッジ
部から中心部まで所定面積の螺旋溝で形成され、螺旋溝
はエッチング等により数μm の深さに精密加工される。
には第1動圧発生溝50aが形成されて、第1動圧発生
溝50aは下部スラストベアリング50の表面と対向す
る回転軸30の下断面に形成することもできる。第1動
圧発生溝50aは下部スラストベアリング50のエッジ
部から中心部まで所定面積の螺旋溝で形成され、螺旋溝
はエッチング等により数μm の深さに精密加工される。
【0010】一方、ハードディスクの上部ベアリングブ
ラケット10’の一側には上部スリーブ20’が挿入さ
れた後、固定ねじ等により上部ベアリングブラケット1
0’に締結固定される。上部スリーブ20’の内部には
貫通孔25’が形成されて側面から貫通孔25’に通気
孔20a’が連通される。また、上部ベアリングブラケ
ット10’の他側には上部スラストベアリング50’が
挿入された後、固定ねじ等により上部スリーブ20’に
締結固定される。上部スラストベアリング50’の表面
には下部スラストベアリング50と同一に第1動圧発生
溝50a’が形成されて、上部スラストベアリング5
0’のエッジ部から中心部まで所定面積の螺旋溝で形成
される。
ラケット10’の一側には上部スリーブ20’が挿入さ
れた後、固定ねじ等により上部ベアリングブラケット1
0’に締結固定される。上部スリーブ20’の内部には
貫通孔25’が形成されて側面から貫通孔25’に通気
孔20a’が連通される。また、上部ベアリングブラケ
ット10’の他側には上部スラストベアリング50’が
挿入された後、固定ねじ等により上部スリーブ20’に
締結固定される。上部スラストベアリング50’の表面
には下部スラストベアリング50と同一に第1動圧発生
溝50a’が形成されて、上部スラストベアリング5
0’のエッジ部から中心部まで所定面積の螺旋溝で形成
される。
【0011】前記スリーブ20,20’の貫通孔25,
25’内には回転軸30の両端が挿入されて、貫通孔2
5,25’内に各々挿入された回転軸30の外周面上に
はヘリンボーン形状の第2動圧発生溝30a,30bが
形成される。この時、第2動圧発生溝30a,30bと
水平軸が形成する角は一般的に約30°であり、溝の深
さは数μm 程度である。
25’内には回転軸30の両端が挿入されて、貫通孔2
5,25’内に各々挿入された回転軸30の外周面上に
はヘリンボーン形状の第2動圧発生溝30a,30bが
形成される。この時、第2動圧発生溝30a,30bと
水平軸が形成する角は一般的に約30°であり、溝の深
さは数μm 程度である。
【0012】ロータ(図示せず)が装着されたプレート
60はハブ70に固定されて、ハブ70上には回転ディ
スク80が装着されて、ハブ70は回転軸30に圧入固
定される。一方、上/下部スリーブ20,20’,回転
軸30,第1スラストベアリング50及び第2スラスト
ベアリング50’には、通常、鉱油等の油性作動流体
か、空気等の潤滑剤が注入される。また、通気孔20
a,20a’は回転軸30を各々上/下部スリーブ2
0’,20に挿入する時、回転軸と上/下部スラストベ
アリング50’,50との間の空気を抜き出す役割をし
て各部材の温度変化による空気の体積膨張により圧力が
変化することを防止する。
60はハブ70に固定されて、ハブ70上には回転ディ
スク80が装着されて、ハブ70は回転軸30に圧入固
定される。一方、上/下部スリーブ20,20’,回転
軸30,第1スラストベアリング50及び第2スラスト
ベアリング50’には、通常、鉱油等の油性作動流体
か、空気等の潤滑剤が注入される。また、通気孔20
a,20a’は回転軸30を各々上/下部スリーブ2
0’,20に挿入する時、回転軸と上/下部スラストベ
アリング50’,50との間の空気を抜き出す役割をし
て各部材の温度変化による空気の体積膨張により圧力が
変化することを防止する。
【0013】以下、前記のように構成される本発明によ
る流体ベアリングの作用について回転軸が垂直に位置さ
れた場合、回転軸が水平状態で位置された場合及び回転
軸が任意の角度で位置された場合において説明する。 1)回転軸が垂直で位置された場合 ロータ及びステータ(図示せず)に電源が印加されると
ロータとステータの電磁気的作用によりロータ装着され
たプレート60が回転する。これによってプレート60
が固定されたハブ70及びハブ70が圧入固定された回
転軸30が回転する。
る流体ベアリングの作用について回転軸が垂直に位置さ
れた場合、回転軸が水平状態で位置された場合及び回転
軸が任意の角度で位置された場合において説明する。 1)回転軸が垂直で位置された場合 ロータ及びステータ(図示せず)に電源が印加されると
ロータとステータの電磁気的作用によりロータ装着され
たプレート60が回転する。これによってプレート60
が固定されたハブ70及びハブ70が圧入固定された回
転軸30が回転する。
【0014】この時、回転軸30の上/下断面に対向す
る上/下部スラストベアリング50’,50の第1動圧
発生溝50a,50a’と第2動圧発生溝30a,30
bに作動流体が流入される。第2動圧発生溝30a,3
0bのヘッド部分では最大の流体圧が形成されて回転軸
30と上/下部スリーブ20’,20は無接触状態で回
転する。
る上/下部スラストベアリング50’,50の第1動圧
発生溝50a,50a’と第2動圧発生溝30a,30
bに作動流体が流入される。第2動圧発生溝30a,3
0bのヘッド部分では最大の流体圧が形成されて回転軸
30と上/下部スリーブ20’,20は無接触状態で回
転する。
【0015】また、回転軸30の上/下断面に対向する
第1動圧発生溝50a,50a’へも流体が流入されて
流体圧を形成する。軸荷重及び軸自重により下部第1動
圧発生溝50aと回転軸30は直接接触して、上部第1
動圧発生溝50a’は回転軸30と数μm 離隔されて、
回転初期には下部第1動圧発生溝50aにより回転軸3
0を上部に浮上させる流体圧が上部第1動圧発生溝50
a’で回転軸30を下部に下降させる流体圧より大きく
なって回転軸30は下部第1動圧発生溝50aから浮上
される。
第1動圧発生溝50a,50a’へも流体が流入されて
流体圧を形成する。軸荷重及び軸自重により下部第1動
圧発生溝50aと回転軸30は直接接触して、上部第1
動圧発生溝50a’は回転軸30と数μm 離隔されて、
回転初期には下部第1動圧発生溝50aにより回転軸3
0を上部に浮上させる流体圧が上部第1動圧発生溝50
a’で回転軸30を下部に下降させる流体圧より大きく
なって回転軸30は下部第1動圧発生溝50aから浮上
される。
【0016】しかし、下部スラストベアリング50と回
転軸30の離隔間隙が大きくなるほど下部第1動圧発生
溝50aから回転軸30に作用する流体圧は漸次小さく
なり、これとは反対に上部スラストベアリング50’と
回転軸30の間隙は漸次小さくなることにより回転軸3
0と上部第1動圧発生溝50a’との間に作用する流体
圧は漸次大きくなって、時間が経過することによって上
部第1動圧発生溝50a’と下部第1動圧発生溝50a
に適用される流体圧は平衡状態になって、回転軸30は
スリーブ20,20’と上/下部スラストベアリング5
0,50’から離隔されて軸揺動か軸振動が発生しない
状態で無接触回転するようになる。
転軸30の離隔間隙が大きくなるほど下部第1動圧発生
溝50aから回転軸30に作用する流体圧は漸次小さく
なり、これとは反対に上部スラストベアリング50’と
回転軸30の間隙は漸次小さくなることにより回転軸3
0と上部第1動圧発生溝50a’との間に作用する流体
圧は漸次大きくなって、時間が経過することによって上
部第1動圧発生溝50a’と下部第1動圧発生溝50a
に適用される流体圧は平衡状態になって、回転軸30は
スリーブ20,20’と上/下部スラストベアリング5
0,50’から離隔されて軸揺動か軸振動が発生しない
状態で無接触回転するようになる。
【0017】2)回転軸が水平で位置される場合 回転初期には回転軸30は上/下部スラストベアリング
50’,50の中で一つのスラストベアリングに接触し
ているかどちらとも接触しない状態である。また、回転
軸30の両端外周面は各々スリーブ20,20’に接触
する。このような状態で電源が印加されて回転軸30が
回転を開示する時、回転軸が垂直で位置された場合のよ
うに回転軸30の外周面は第2動圧発生溝30a,30
bにより発生した流体圧の作用によりスリーブ20,2
0’から離隔されて無接触回転するようになる。
50’,50の中で一つのスラストベアリングに接触し
ているかどちらとも接触しない状態である。また、回転
軸30の両端外周面は各々スリーブ20,20’に接触
する。このような状態で電源が印加されて回転軸30が
回転を開示する時、回転軸が垂直で位置された場合のよ
うに回転軸30の外周面は第2動圧発生溝30a,30
bにより発生した流体圧の作用によりスリーブ20,2
0’から離隔されて無接触回転するようになる。
【0018】また、上/下部スラストベアリング5
0’,50の両側の中でいずれの一側と接触していると
回転軸が垂直で位置された場合と同一に作用して、回転
軸30が上/下部スラストベアリング50’,50と無
接触していると回転軸30と上/下部スラストベアリン
グ50’,50との間の間隙の大きさによって発生する
流体圧により相互減殺作用を反復した後、上/下部スラ
ストベアリング50’,50と回転軸30との間の間隙
が同一になる時点で平衡状態になり回転軸30と上/下
部スラストベアリング50’,50は無接触状態で回転
する。
0’,50の両側の中でいずれの一側と接触していると
回転軸が垂直で位置された場合と同一に作用して、回転
軸30が上/下部スラストベアリング50’,50と無
接触していると回転軸30と上/下部スラストベアリン
グ50’,50との間の間隙の大きさによって発生する
流体圧により相互減殺作用を反復した後、上/下部スラ
ストベアリング50’,50と回転軸30との間の間隙
が同一になる時点で平衡状態になり回転軸30と上/下
部スラストベアリング50’,50は無接触状態で回転
する。
【0019】3)回転軸が任意の角度で位置された場合 回転軸30が任意の角度で位置された場合には通常回転
軸30の外周面がスリーブに接触して、回転軸30の少
なくとも一側の端部がスラストベアリングと接触する。
この状態で回転を開始すると、回転軸が垂直で位置され
た場合と回転軸が水平で位置された場合の過程を反復し
ながら平衡状態をなすようになる。
軸30の外周面がスリーブに接触して、回転軸30の少
なくとも一側の端部がスラストベアリングと接触する。
この状態で回転を開始すると、回転軸が垂直で位置され
た場合と回転軸が水平で位置された場合の過程を反復し
ながら平衡状態をなすようになる。
【0020】したがって、回転軸の荷重方向が随時に変
更されても回転軸の両端をスリーブにより回転可能に支
持しているから、可変する軸荷重により発生する軸振動
及び軸揺動を防止して機器の精密度を向上させることが
できる。以上、本発明の好ましい実施形態について詳細
に説明したが、本発明が属する技術分野の熟練者であれ
ば、本発明の精神及び思想を離脱しない範囲内で多様な
変形を加えることができる。例えば、本発明では流体ベ
アリング装置が適用されるハードディスクに対して説明
したが多面鏡が装着されたスキャニングモータか前記の
カムコーダー等にも適用できる。
更されても回転軸の両端をスリーブにより回転可能に支
持しているから、可変する軸荷重により発生する軸振動
及び軸揺動を防止して機器の精密度を向上させることが
できる。以上、本発明の好ましい実施形態について詳細
に説明したが、本発明が属する技術分野の熟練者であれ
ば、本発明の精神及び思想を離脱しない範囲内で多様な
変形を加えることができる。例えば、本発明では流体ベ
アリング装置が適用されるハードディスクに対して説明
したが多面鏡が装着されたスキャニングモータか前記の
カムコーダー等にも適用できる。
【0021】
【発明の効果】前述のように本発明によるスラストベア
リング装置は、スラスト荷重の方向に関係なく回転軸が
安定的に回転して、回転軸が回転する中に移動する場合
にも回転軸が安定的に回転できる。
リング装置は、スラスト荷重の方向に関係なく回転軸が
安定的に回転して、回転軸が回転する中に移動する場合
にも回転軸が安定的に回転できる。
【図1】本発明の一実施形態による流体ベアリングが使
用されたハードディスクの主軸部を示す断面図である。
用されたハードディスクの主軸部を示す断面図である。
10 下部ベアリングブラケット 10’ 上部ベアリングブラケット 20 下部スリーブ 20’ 上部スリーブ 20a,20a’ 通気孔 25,25’ 貫通孔 30 回転軸 30a,30b 第2動圧発生溝 50 下部スラストベアリング 50’ 上部スラストベアリング 50a,50a’ 第1動圧発生溝 60 プレート 70 ハブ 80 回転ディスク
Claims (7)
- 【請求項1】 一対のベアリングブラケットの一側に各
々装着される一対のスリーブと、 前記各スリーブ内の貫通孔に挿入されて、前記各貫通孔
の内周面に対向する外周面に第2動圧発生溝が形成され
た回転軸と、 前記一対のベアリングブラケットの他側に各々装着され
る一対のスラストベアリングとを含み、 前記一対のスラストベアリングの中でいずれか一つのス
ラストベアリングと前記回転軸の断面との間に第1動圧
発生溝が形成されていることを特徴とする流体ベアリン
グ装置。 - 【請求項2】 前記第1動圧発生溝は、エッジ部から中
心部まで連続して面積が減少する螺旋形の溝を含むこと
を特徴とする請求項1記載の流体ベアリング装置。 - 【請求項3】 前記第1動圧発生溝は、前記一対のスラ
ストベアリングの表面に形成されていることを特徴とす
る請求項1記載の流体ベアリング装置。 - 【請求項4】 前記第1動圧発生溝は、前記一対のスラ
ストベアリングの表面両側に形成されていることを特徴
とする請求項3記載の流体ベアリング装置。 - 【請求項5】 前記第1動圧発生溝は、前記回転軸の断
面に形成されていることを特徴とする請求項1記載の流
体ベアリング装置。 - 【請求項6】 前記第1動圧発生溝は、前記回転軸の断
面両側に形成されていることを特徴とする請求項5記載
の流体ベアリング装置。 - 【請求項7】 前記第2動圧発生溝は、前記一対のスリ
ーブ内に挿入された前記回転軸の両側に形成されている
ことを特徴とする請求項1記載の流体ベアリング装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1019960057178A KR100196928B1 (ko) | 1996-11-25 | 1996-11-25 | 유체 베어링 장치 |
KR57178/1996 | 1996-11-25 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10159838A true JPH10159838A (ja) | 1998-06-16 |
Family
ID=19483441
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9303169A Pending JPH10159838A (ja) | 1996-11-25 | 1997-11-05 | 流体ベアリング装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5947607A (ja) |
JP (1) | JPH10159838A (ja) |
KR (1) | KR100196928B1 (ja) |
CN (1) | CN1183517A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3130298B2 (ja) * | 1998-04-03 | 2001-01-31 | 三星電子株式会社 | 回転体及びディスクプレーヤー用ノイズ減衰装置 |
JP4127040B2 (ja) * | 2002-12-06 | 2008-07-30 | 松下電器産業株式会社 | 流体軸受装置及びディスク回転装置 |
JP7049165B2 (ja) * | 2018-04-19 | 2022-04-06 | 株式会社ミツトヨ | 回転テーブルおよび真円度測定機 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4859088A (en) * | 1988-12-16 | 1989-08-22 | Fer Richard A | Thrust bearing |
US5141338A (en) * | 1989-11-10 | 1992-08-25 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Dynamic pressure type fluid bearing apparatus |
US5270737A (en) * | 1990-02-27 | 1993-12-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Light deflecting apparatus |
US5559382A (en) * | 1992-10-01 | 1996-09-24 | Nidec Corporation | Spindle motor |
-
1996
- 1996-11-25 KR KR1019960057178A patent/KR100196928B1/ko not_active IP Right Cessation
-
1997
- 1997-11-05 JP JP9303169A patent/JPH10159838A/ja active Pending
- 1997-11-10 CN CN97122219A patent/CN1183517A/zh active Pending
- 1997-11-19 US US08/974,192 patent/US5947607A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR100196928B1 (ko) | 1999-06-15 |
CN1183517A (zh) | 1998-06-03 |
KR19980038296A (ko) | 1998-08-05 |
US5947607A (en) | 1999-09-07 |
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