JPH10156625A - 携帯用鋸機の昇降案内機構 - Google Patents
携帯用鋸機の昇降案内機構Info
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- JPH10156625A JPH10156625A JP34045896A JP34045896A JPH10156625A JP H10156625 A JPH10156625 A JP H10156625A JP 34045896 A JP34045896 A JP 34045896A JP 34045896 A JP34045896 A JP 34045896A JP H10156625 A JPH10156625 A JP H10156625A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 同一面上あるいは同一層内における放射方向
の外方に鋸歯部を形成した無端の鋸を着装する携帯用鋸
機において、小型、軽量で、正確に案内運動する昇降案
内機構を得る。 【構成】 フレ―ム体1の前脚柱部1aと後脚柱部1b
のそれぞれに単数個以上のベルト・プ―リ73、あるい
はワイヤ・プ―リ75、あるいはロ―プ・プ―リ77を
設置し、それらに懸架するベルト71、あるいはワイヤ
74、あるいはロ―プ76に板状のベ―ス6の前、後端
部を係止し、ベルト71、あるいはワイヤ74、あるい
はロ―プ76の上下方向の回動によって上下可動部の上
下往復動を案内運動する。
の外方に鋸歯部を形成した無端の鋸を着装する携帯用鋸
機において、小型、軽量で、正確に案内運動する昇降案
内機構を得る。 【構成】 フレ―ム体1の前脚柱部1aと後脚柱部1b
のそれぞれに単数個以上のベルト・プ―リ73、あるい
はワイヤ・プ―リ75、あるいはロ―プ・プ―リ77を
設置し、それらに懸架するベルト71、あるいはワイヤ
74、あるいはロ―プ76に板状のベ―ス6の前、後端
部を係止し、ベルト71、あるいはワイヤ74、あるい
はロ―プ76の上下方向の回動によって上下可動部の上
下往復動を案内運動する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同一面上あるいは
同一層内における放射方向の外方に鋸歯部を形成したリ
ング形状の無端の鋸を着装する携帯用鋸機の昇降案内機
構に関する。
同一層内における放射方向の外方に鋸歯部を形成したリ
ング形状の無端の鋸を着装する携帯用鋸機の昇降案内機
構に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】図1、図2、図3、図
4は、本発明の対象となる携帯用鋸機の1実施例を示し
ている。以下、この実施例にもとずいて、この携帯用鋸
機の基本的な構成の概略を説明し、次いで、この携帯用
鋸機の構成における本発明の位置と必要とされる機能を
あきらかにする。
4は、本発明の対象となる携帯用鋸機の1実施例を示し
ている。以下、この実施例にもとずいて、この携帯用鋸
機の基本的な構成の概略を説明し、次いで、この携帯用
鋸機の構成における本発明の位置と必要とされる機能を
あきらかにする。
【0003】フレ―ム体は、下方を開放させた頭部のつ
ながった門型の形状であり、他の構成要素が設置、もし
くは取り付けられて基体としての役割を担う。フレ―ム
体の前脚柱部と後脚柱部の頭部をつなぐ部分は、携帯用
として手で握るのに適当な形状に形成して把手部として
いる。
ながった門型の形状であり、他の構成要素が設置、もし
くは取り付けられて基体としての役割を担う。フレ―ム
体の前脚柱部と後脚柱部の頭部をつなぐ部分は、携帯用
として手で握るのに適当な形状に形成して把手部として
いる。
【0004】把手部の下方に、把手部を握る手の動きを
保障する程度の間隔をあけて、前、後端が前、後脚柱部
の上部に接合する仕切板が設置されている。この仕切板
は、フレ―ム体を構造上、強化するとともに、フレ―ム
体の取り囲む空間を把手領域と切断領域に分割する。
保障する程度の間隔をあけて、前、後端が前、後脚柱部
の上部に接合する仕切板が設置されている。この仕切板
は、フレ―ム体を構造上、強化するとともに、フレ―ム
体の取り囲む空間を把手領域と切断領域に分割する。
【0005】無端の鋸は、同一面上あるいは同一層内に
おける放射方向の外方に鋸歯部を形成したリング形状で
あり、ソ―・チェ―ン、ブロック状のソ―・チェ―ン、
全周にわたって鋸身が一本の形状の無端の鋸が、それに
相当する。
おける放射方向の外方に鋸歯部を形成したリング形状で
あり、ソ―・チェ―ン、ブロック状のソ―・チェ―ン、
全周にわたって鋸身が一本の形状の無端の鋸が、それに
相当する。
【0006】ソ―・チェ―ンは、切刃の付いたリンク、
連結リンク、連結ピン(リベット)等によって形成さ
れ、一般的に使用されているチェ―ン・ソ―に着装され
る鋸と同種のものである。
連結リンク、連結ピン(リベット)等によって形成さ
れ、一般的に使用されているチェ―ン・ソ―に着装され
る鋸と同種のものである。
【0007】ブロック状のソ―・チェ―ンは、周回方向
の長さが鋸歯4個分以上、80個分以下のブロック状の
鋸小部分を連結ピン、またはワイヤ―等で連結した鋸で
あり、放射方向の内方に鋸身が形成され、その鋸身の横
断面の形状が、案内板の下端部と嵌合の形態をとる関係
から凹凸いずれかの形状に形成される。
の長さが鋸歯4個分以上、80個分以下のブロック状の
鋸小部分を連結ピン、またはワイヤ―等で連結した鋸で
あり、放射方向の内方に鋸身が形成され、その鋸身の横
断面の形状が、案内板の下端部と嵌合の形態をとる関係
から凹凸いずれかの形状に形成される。
【0008】全周にわったて鋸身が一本の形状の無端の
鋸は、その名称が示すように全周にわたって鋸身が一本
のリング形状であり、放射方向の内方に鋸身が形成さ
れ、その鋸身の横断面の形状が、案内板の下端部と嵌合
の形態をとる関係から凹凸いずれかの形状に形成され
る。図1、図2、図3、図4に示す携帯用鋸機の実施例
は、この無端の鋸を用いている。
鋸は、その名称が示すように全周にわたって鋸身が一本
のリング形状であり、放射方向の内方に鋸身が形成さ
れ、その鋸身の横断面の形状が、案内板の下端部と嵌合
の形態をとる関係から凹凸いずれかの形状に形成され
る。図1、図2、図3、図4に示す携帯用鋸機の実施例
は、この無端の鋸を用いている。
【0009】無端の鋸を懸架する懸架プ―リは、回転軸
の方向を左右横方向とし、フレ―ム体を前後方向に縦断
する同一立面上あるいは同一立層内の前、後脚柱部の上
部と下部に計4個配置されている。
の方向を左右横方向とし、フレ―ム体を前後方向に縦断
する同一立面上あるいは同一立層内の前、後脚柱部の上
部と下部に計4個配置されている。
【0010】後脚柱部の内部には電動モ―タが収納さ
れ、減速歯車を介して電動モ―タと連結する後脚柱部上
部に配置した懸架プ―リの回転によって、無端の鋸は懸
架プ―リ間を循環回動し、無端の鋸が露出する前、後脚
柱部の下端部間の切断作用線域で切断作用が行なわれ
る。
れ、減速歯車を介して電動モ―タと連結する後脚柱部上
部に配置した懸架プ―リの回転によって、無端の鋸は懸
架プ―リ間を循環回動し、無端の鋸が露出する前、後脚
柱部の下端部間の切断作用線域で切断作用が行なわれ
る。
【0011】無端の鋸に緊張を与える緊張機構は、前脚
柱部上部に配置された懸架プ―リと蝶頭付ネジ軸と送り
ナットと緩衝バネの組み合わせによって構成されてい
る。
柱部上部に配置された懸架プ―リと蝶頭付ネジ軸と送り
ナットと緩衝バネの組み合わせによって構成されてい
る。
【0012】切断作用線域に露出した無端の鋸の上方に
は、板面を垂直に立てた姿勢で、板厚が無端の鋸の鋸歯
幅と同一か、もしくはより薄く、前、後端が前、後脚柱
部の下部に前後方向に遊嵌する状態で接続する案内板
(ガイド・バ―)が設置される。
は、板面を垂直に立てた姿勢で、板厚が無端の鋸の鋸歯
幅と同一か、もしくはより薄く、前、後端が前、後脚柱
部の下部に前後方向に遊嵌する状態で接続する案内板
(ガイド・バ―)が設置される。
【0013】この案内板の下端部は、無端の鋸がソ―・
チェ―ンの場合は、その横断面の形状を下方に凹形状と
して、連結リンクが嵌合する凹溝が前後方向に形成さ
れ、ブロック状のソ―・チェ―ン、全周にわたって鋸身
が一本の形状の無端の鋸の場合は、その鋸身、あるいは
鋸身に鋸歯部の一部を加えた部分と嵌合する形状、すな
わち、鋸身、あるいは鋸身に鋸歯部の一部を加えた部分
の横断面の形状が凹形状なら、その横断面の形状を下方
に凸形状に形成され、この図1、図2、図3、図4で示
す実施例のように、鋸身、あるいは鋸身に鋸歯部の一部
を加えた部分の横断面の形状が凸形状なら、その横断面
の形状を下方に凹形状に形成し、切断作用線域で走行す
る無端の鋸の切断抵抗による上方への逃げ、左右横方向
への振れを制止する。
チェ―ンの場合は、その横断面の形状を下方に凹形状と
して、連結リンクが嵌合する凹溝が前後方向に形成さ
れ、ブロック状のソ―・チェ―ン、全周にわたって鋸身
が一本の形状の無端の鋸の場合は、その鋸身、あるいは
鋸身に鋸歯部の一部を加えた部分と嵌合する形状、すな
わち、鋸身、あるいは鋸身に鋸歯部の一部を加えた部分
の横断面の形状が凹形状なら、その横断面の形状を下方
に凸形状に形成され、この図1、図2、図3、図4で示
す実施例のように、鋸身、あるいは鋸身に鋸歯部の一部
を加えた部分の横断面の形状が凸形状なら、その横断面
の形状を下方に凹形状に形成し、切断作用線域で走行す
る無端の鋸の切断抵抗による上方への逃げ、左右横方向
への振れを制止する。
【0014】図3は、この実施例の全周にわたって鋸身
が一本の形状の無端の鋸と案内板の嵌合の形態を示して
いる。
が一本の形状の無端の鋸と案内板の嵌合の形態を示して
いる。
【0015】切断作用線域に露出した無端の鋸の左側方
には、板面を上下に向けた、前後の長さが前、後脚柱部
に及ぶほぼ四辺形の板状のベ―スが配置されている。
には、板面を上下に向けた、前後の長さが前、後脚柱部
に及ぶほぼ四辺形の板状のベ―スが配置されている。
【0016】図1、図2、図3、図4に示す実施例で
は、板状のベ―スとフレ―ム体の間に、前、後脚柱部の
左側にそって、その上下方向に設置された2本の案内立
軸、案内立軸と中心線を共有する2本の圧縮コイルバ
ネ、板状のベ―スの前、後端部に接合し、案内立軸を摺
動する摺動スリ―ブによって構成される昇降案内機構を
介設し、板状のベ―スの下面が被切断材の上面に接して
機体が被切断材上に載置され、切断位置に機体が定置さ
れて後、フレ―ム体の把手部を手動で下方へ押圧して切
断作業が開始されることによる、板状のベ―スを除くフ
レ―ム体、無端の鋸、懸架プ―リ、電動モ―タ、案内
板、緊張機構、その他等からなる上下可動部の降下と、
切断作業終了後、上下可動部が再び元の位置に復帰する
ための上昇を案内運動している。
は、板状のベ―スとフレ―ム体の間に、前、後脚柱部の
左側にそって、その上下方向に設置された2本の案内立
軸、案内立軸と中心線を共有する2本の圧縮コイルバ
ネ、板状のベ―スの前、後端部に接合し、案内立軸を摺
動する摺動スリ―ブによって構成される昇降案内機構を
介設し、板状のベ―スの下面が被切断材の上面に接して
機体が被切断材上に載置され、切断位置に機体が定置さ
れて後、フレ―ム体の把手部を手動で下方へ押圧して切
断作業が開始されることによる、板状のベ―スを除くフ
レ―ム体、無端の鋸、懸架プ―リ、電動モ―タ、案内
板、緊張機構、その他等からなる上下可動部の降下と、
切断作業終了後、上下可動部が再び元の位置に復帰する
ための上昇を案内運動している。
【0017】携帯用鋸機は以上のように構成されるが、
この鋸機は被切断材に対する最大切断幅を前脚柱部の後
側面から後脚柱部の前側面までの距離とし、最大切り込
み深さを切断作用線域に露出する無端の鋸の鋸歯の先端
から仕切板の下面までの距離とする。
この鋸機は被切断材に対する最大切断幅を前脚柱部の後
側面から後脚柱部の前側面までの距離とし、最大切り込
み深さを切断作用線域に露出する無端の鋸の鋸歯の先端
から仕切板の下面までの距離とする。
【0018】このようにこの鋸機はその切断幅および切
り込み深さを制限されることになるが、この鋸機は使用
用途を携帯用とするものであるから、その最大切断幅お
よび最大切り込み深さが同一であるなら、その同一条件
内でなるべく機体を小型、軽量化したほうが有利とな
る。
り込み深さを制限されることになるが、この鋸機は使用
用途を携帯用とするものであるから、その最大切断幅お
よび最大切り込み深さが同一であるなら、その同一条件
内でなるべく機体を小型、軽量化したほうが有利とな
る。
【0019】また、フレ―ム体の剛性を高くし、機体全
体としての軽量化を計るために、フレ―ム体内部に極
力、空間部分を多くとることになるが、そのフレ―ム体
内部の空間部分に他の構成要素を収納し、機体の外形を
簡素化させたほうが、携帯用として使い勝手が良く、ま
た、機体が他のものと接触した場合でも故障の発生をよ
り低い程度に抑制することができる。
体としての軽量化を計るために、フレ―ム体内部に極
力、空間部分を多くとることになるが、そのフレ―ム体
内部の空間部分に他の構成要素を収納し、機体の外形を
簡素化させたほうが、携帯用として使い勝手が良く、ま
た、機体が他のものと接触した場合でも故障の発生をよ
り低い程度に抑制することができる。
【0020】図1、図2、図3、図4に示した携帯用鋸
機の実施例では、昇降案内機構を前、後脚柱部にそって
その左側に設置された2本の案内立軸と圧縮コイルバネ
と摺動スリ―ブによって構成しているが、摺動スリ―ブ
の上下方向の長さをより長くすると、その距離効果よっ
て、板状のベ―スの下面に対する上下可動部の振れや、
傾きを小さくして、上下可動部の上下往復動をより正確
に案内運動することになるが、摺動スリ―ブを長くする
と、その分、案内立軸を長くしなければならず、その結
果、案内立軸がフレ―ム体の前、後脚柱部の上面から大
きく突出して、把手部を握る手の動きを制限して機体の
操作性を低下させ、また、その昇降案内機構が外部に露
出しているために、鋸屑等が案内立軸等に付着して摺動
スリ―ブ、その他の動きを阻害して、上下可動部の上下
往復動を停滞しかねない。
機の実施例では、昇降案内機構を前、後脚柱部にそって
その左側に設置された2本の案内立軸と圧縮コイルバネ
と摺動スリ―ブによって構成しているが、摺動スリ―ブ
の上下方向の長さをより長くすると、その距離効果よっ
て、板状のベ―スの下面に対する上下可動部の振れや、
傾きを小さくして、上下可動部の上下往復動をより正確
に案内運動することになるが、摺動スリ―ブを長くする
と、その分、案内立軸を長くしなければならず、その結
果、案内立軸がフレ―ム体の前、後脚柱部の上面から大
きく突出して、把手部を握る手の動きを制限して機体の
操作性を低下させ、また、その昇降案内機構が外部に露
出しているために、鋸屑等が案内立軸等に付着して摺動
スリ―ブ、その他の動きを阻害して、上下可動部の上下
往復動を停滞しかねない。
【0021】本発明は、上記のように、小型、軽量で、
フレ―ム体の内部に収納されるか、あるいはフレ―ム体
を拡張したとしても小規模にとどめて収納することがで
き、また、上下可動部を板状のベ―スの下面に対して常
に平行を保ちながら正確に垂直方向にその上下往復動を
案内運動する昇降案内機構を得ることを目的とする。
フレ―ム体の内部に収納されるか、あるいはフレ―ム体
を拡張したとしても小規模にとどめて収納することがで
き、また、上下可動部を板状のベ―スの下面に対して常
に平行を保ちながら正確に垂直方向にその上下往復動を
案内運動する昇降案内機構を得ることを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、前脚柱部に単数個以上のベルト・プ―リ
を設置してベルトを懸架するか、あるいは同様位置に単
数個以上のワイヤ・プ―リを設置してワイヤを懸架する
か、あるいは同様位置に単数個以上のロ―プ・プ―リ設
置してロ―プを懸架し、そのベルト、あるいはワイヤ、
あるいはロ―プに板状のべ―スの前端部を係止させ、後
脚柱部に単数個以上のベルト・プ―リを設置してベルト
を懸架するか、あるいは同様位置に単数個以上のワイヤ
・プ―リを設置してワイヤを懸架するか、あるいは同様
位置に単数個以上のロ―プ・プ―リを設置してロ―プ懸
架し、そのベルト、あるいはワイヤ、あるいはロ―プに
板状のべ―スの後端部を係止させ、そのベルト・プ―
リ、あるいはワイヤ・プ―リ、あるいはロ―プ・プ―リ
上を回動する前、後脚柱部両側のベルト、あるいはワイ
ヤ、あるいはロ―プの、その上下方向の回動によって上
下可動部の上下往復動を案内運動するように昇降案内機
構を構成する。
に、本発明は、前脚柱部に単数個以上のベルト・プ―リ
を設置してベルトを懸架するか、あるいは同様位置に単
数個以上のワイヤ・プ―リを設置してワイヤを懸架する
か、あるいは同様位置に単数個以上のロ―プ・プ―リ設
置してロ―プを懸架し、そのベルト、あるいはワイヤ、
あるいはロ―プに板状のべ―スの前端部を係止させ、後
脚柱部に単数個以上のベルト・プ―リを設置してベルト
を懸架するか、あるいは同様位置に単数個以上のワイヤ
・プ―リを設置してワイヤを懸架するか、あるいは同様
位置に単数個以上のロ―プ・プ―リを設置してロ―プ懸
架し、そのベルト、あるいはワイヤ、あるいはロ―プに
板状のべ―スの後端部を係止させ、そのベルト・プ―
リ、あるいはワイヤ・プ―リ、あるいはロ―プ・プ―リ
上を回動する前、後脚柱部両側のベルト、あるいはワイ
ヤ、あるいはロ―プの、その上下方向の回動によって上
下可動部の上下往復動を案内運動するように昇降案内機
構を構成する。
【0023】この前、後脚柱部に単数個以上設置される
ベルト・プ―リ、あるいはワイヤ・プ―リ、あるいはロ
―プ・プ―リの回転軸の方向は、左右横方向、前後縦方
向のいずれの場合も実施することができる。
ベルト・プ―リ、あるいはワイヤ・プ―リ、あるいはロ
―プ・プ―リの回転軸の方向は、左右横方向、前後縦方
向のいずれの場合も実施することができる。
【0024】ベルト・プ―リ、あるいはワイヤ・プ―
リ、あるいはロ―プ・プ―リの個数は、前脚柱部の下部
と後脚柱部の下部に単数個ずつ設置した2個が最少の個
数となる。
リ、あるいはロ―プ・プ―リの個数は、前脚柱部の下部
と後脚柱部の下部に単数個ずつ設置した2個が最少の個
数となる。
【0025】ベルト・プ―リ、あるいはワイヤ・プ―
リ、あるいはロ―プ・プ―リを最小個数の2個とする場
合、ベルト、あるいはワイヤ、あるいはロ―プの回動の
行程を導くために、小径の案内ロ―ル、回動の方向を導
くだけの回転運動をともなわない案内棒、フック等を設
置することができ、また、フレ―ム体のコ―ナ―部分に
よってもその役割を担わせることができ、さらに、ベル
ト・プ―リ、あるいはワイヤ・プ―リ、あるいはロ―プ
・プ―リを最小個数の2個とする場合以外の、3個以上
とする場合も、それら案内ロ―ル、案内棒、フック等を
設置、あるいはフレ―ム体のコ―ナ―部分をそれに充当
することができる。
リ、あるいはロ―プ・プ―リを最小個数の2個とする場
合、ベルト、あるいはワイヤ、あるいはロ―プの回動の
行程を導くために、小径の案内ロ―ル、回動の方向を導
くだけの回転運動をともなわない案内棒、フック等を設
置することができ、また、フレ―ム体のコ―ナ―部分に
よってもその役割を担わせることができ、さらに、ベル
ト・プ―リ、あるいはワイヤ・プ―リ、あるいはロ―プ
・プ―リを最小個数の2個とする場合以外の、3個以上
とする場合も、それら案内ロ―ル、案内棒、フック等を
設置、あるいはフレ―ム体のコ―ナ―部分をそれに充当
することができる。
【0026】また、小径の案内ロ―ル、案内棒、フック
等とは別個に、テンション・プ―リを設置して、ベル
ト、あるいはワイヤ、あるいはロ―プの緊張を一定に保
つようにすることができる。
等とは別個に、テンション・プ―リを設置して、ベル
ト、あるいはワイヤ、あるいはロ―プの緊張を一定に保
つようにすることができる。
【0027】ベルト、あるいはワイヤ、あるいはロ―プ
は、有端であっても、リング形状の無端であってもよ
く、有端の場合は、各プ―リにその一端を巻き付けて懸
架する方式を採用する。
は、有端であっても、リング形状の無端であってもよ
く、有端の場合は、各プ―リにその一端を巻き付けて懸
架する方式を採用する。
【0028】ベルトをリング形状の無端のベルトとする
場合、内周面の周回方向に一定間隔に凸部を形成した歯
付ベルトとし、ベルト・プ―リの外周面もそれに対応し
た形状とすると、ベルトのスベリが解消され、無端のベ
ルトの回動を正確に同期させることができる。
場合、内周面の周回方向に一定間隔に凸部を形成した歯
付ベルトとし、ベルト・プ―リの外周面もそれに対応し
た形状とすると、ベルトのスベリが解消され、無端のベ
ルトの回動を正確に同期させることができる。
【0029】また、無端のベルトを歯付ベルトとする場
合とは異なって、無端のベルトを周回方向に送り穴を一
定間隔に連続して形成したベルト、例えば、送り穴を形
成した厚さの薄いスチ―ル・ベルト、あるいは合成樹脂
製もしくはゴム製の厚さの薄いベルトとすることもでき
る。
合とは異なって、無端のベルトを周回方向に送り穴を一
定間隔に連続して形成したベルト、例えば、送り穴を形
成した厚さの薄いスチ―ル・ベルト、あるいは合成樹脂
製もしくはゴム製の厚さの薄いベルトとすることもでき
る。
【0030】ベルトとベルト・プ―リ、あるいはワイヤ
とワイヤ・プ―リ、あるいはロ―プとロ―プ・プ―リの
組み合わせを用いて構成される本発明の昇降案内機構
は、例えば、前、後脚柱部側の両側にともにベルトとベ
ルト・プ―リの組み合わせを用いた同種の組み合わせと
して構成することができるとともに、例えば、前脚柱部
側にベルトとベルト・プ―リの組み合わせを用い、後脚
柱部側にロ―プとロ―プ・プ―リの組み合わせを用い
た、異種の組み合わせとしても構成することができる。
とワイヤ・プ―リ、あるいはロ―プとロ―プ・プ―リの
組み合わせを用いて構成される本発明の昇降案内機構
は、例えば、前、後脚柱部側の両側にともにベルトとベ
ルト・プ―リの組み合わせを用いた同種の組み合わせと
して構成することができるとともに、例えば、前脚柱部
側にベルトとベルト・プ―リの組み合わせを用い、後脚
柱部側にロ―プとロ―プ・プ―リの組み合わせを用い
た、異種の組み合わせとしても構成することができる。
【0031】ベルトとベルト・プ―リ、あるいはワイヤ
とワイヤ・プ―リ、あるいはロ―プとロ―プ・プ―リの
組み合わせを用いて構成される昇降案内機構が、板状の
ベ―スの下面に対して切断作用線域に露出する無端の鋸
が常に平行を保って上下可動部が上下往復動するように
案内運動するためには、板状のベ―スの前端部を係止す
る前脚柱部側のベルト、あるいはワイヤ、あるいはロ―
プが、例えば、10mm回動したとき、板状のベ―スの後端
部を係止する後脚柱部側のベルト、あるいはワイヤ、あ
るいはロ―プが正確に10mm回動するという具合に前後両
側のベルト、あるいはワイヤ、あるいはロ―プの回動
と、それらを懸架するベルト・プ―リ、あるいはワイヤ
・プ―リ、あるいはロ―プ・プ―リの回転を同期させる
必要がある。
とワイヤ・プ―リ、あるいはロ―プとロ―プ・プ―リの
組み合わせを用いて構成される昇降案内機構が、板状の
ベ―スの下面に対して切断作用線域に露出する無端の鋸
が常に平行を保って上下可動部が上下往復動するように
案内運動するためには、板状のベ―スの前端部を係止す
る前脚柱部側のベルト、あるいはワイヤ、あるいはロ―
プが、例えば、10mm回動したとき、板状のベ―スの後端
部を係止する後脚柱部側のベルト、あるいはワイヤ、あ
るいはロ―プが正確に10mm回動するという具合に前後両
側のベルト、あるいはワイヤ、あるいはロ―プの回動
と、それらを懸架するベルト・プ―リ、あるいはワイヤ
・プ―リ、あるいはロ―プ・プ―リの回転を同期させる
必要がある。
【0032】前後両側のベルト、あるいはワイヤ、ある
いはロ―プの回動および各プ―リの回転の同期は、前後
両側のベルト、あるいはワイヤ、あるいはロ―プをベル
トやワイヤやロ―プで連結したり、あるいは前、後両脚
柱部の上部に設置したベルト・プ―リ、あるいはワイヤ
・プ―リ、あるいはロ―プ・プ―リを前後方向の同期用
の回転軸に軸支させたり、あるいは前、後脚柱部の上部
ないし下部に設置したベルト・プ―リ、あるいはワイヤ
・プ―リ、あるいはロ―プ・プ―リをベルトやワイヤや
ロ―プ連結したり、あるいは前脚柱部から後脚柱部に達
する長さのラックと、前、後脚柱部の上部に設置したベ
ルト・プ―リ、あるいはワイヤ・プ―リあるいはロ―プ
・プ―リに固着するピニオンの組み合わせによって行う
ことができる。
いはロ―プの回動および各プ―リの回転の同期は、前後
両側のベルト、あるいはワイヤ、あるいはロ―プをベル
トやワイヤやロ―プで連結したり、あるいは前、後両脚
柱部の上部に設置したベルト・プ―リ、あるいはワイヤ
・プ―リ、あるいはロ―プ・プ―リを前後方向の同期用
の回転軸に軸支させたり、あるいは前、後脚柱部の上部
ないし下部に設置したベルト・プ―リ、あるいはワイヤ
・プ―リ、あるいはロ―プ・プ―リをベルトやワイヤや
ロ―プ連結したり、あるいは前脚柱部から後脚柱部に達
する長さのラックと、前、後脚柱部の上部に設置したベ
ルト・プ―リ、あるいはワイヤ・プ―リあるいはロ―プ
・プ―リに固着するピニオンの組み合わせによって行う
ことができる。
【0033】本発明の昇降案内機構は、切断作業終了
後、上下可動部を上昇させて元の位置に復帰させるため
の作動を促す作動部を必要とし、設置される。
後、上下可動部を上昇させて元の位置に復帰させるため
の作動を促す作動部を必要とし、設置される。
【0034】この作動部は、切断作業進行中とは反対方
向に、ベルト・プ―リ、あるいはワイヤ・プ―リ、ある
いはロ―プ・プ―リを回転させ、それに懸架するベル
ト、あるいはワイヤ、あるいはロ―プ反対方向に回動さ
せて、切断作業終了後、上下可動部が元の位置に復帰す
るための上昇を促す。
向に、ベルト・プ―リ、あるいはワイヤ・プ―リ、ある
いはロ―プ・プ―リを回転させ、それに懸架するベル
ト、あるいはワイヤ、あるいはロ―プ反対方向に回動さ
せて、切断作業終了後、上下可動部が元の位置に復帰す
るための上昇を促す。
【0035】図4に示す実施例は、上下可動部が元の位
置に復帰するための上昇を圧縮コイルバネの反発力によ
って作動させているが、本発明の昇降案内機構の作動部
はバネの反発力以外に油圧や空気圧を用いて構成するこ
とができる。
置に復帰するための上昇を圧縮コイルバネの反発力によ
って作動させているが、本発明の昇降案内機構の作動部
はバネの反発力以外に油圧や空気圧を用いて構成するこ
とができる。
【0036】そして、上下可動部が切断作業を開始する
前の上限の位置にあるとき、つまり、板状のベ―スの下
面と切断作用線域に露出する無端の鋸の鋸歯の先端を前
後方向に結ぶ線分が左右横方向の水平にほぼ並列すると
き、昇降案内機構の作動部には上下可動部の全重量とほ
ぼ釣り合う分の圧力が上下可動部を上昇させる方向にあ
らかじめ与えられており、そこへ切断作業が開始され、
上下可動部が下降することによって、その下降に相当す
る分の圧力が作動部に蓄積され、その蓄積された圧力に
よって、切断作業終了後、上下可動部が上昇して元の位
置に復帰することになる。
前の上限の位置にあるとき、つまり、板状のベ―スの下
面と切断作用線域に露出する無端の鋸の鋸歯の先端を前
後方向に結ぶ線分が左右横方向の水平にほぼ並列すると
き、昇降案内機構の作動部には上下可動部の全重量とほ
ぼ釣り合う分の圧力が上下可動部を上昇させる方向にあ
らかじめ与えられており、そこへ切断作業が開始され、
上下可動部が下降することによって、その下降に相当す
る分の圧力が作動部に蓄積され、その蓄積された圧力に
よって、切断作業終了後、上下可動部が上昇して元の位
置に復帰することになる。
【0037】ベルトとベルト・プ―リ、あるいはワイヤ
とワイヤ・プ―リ、あるいはロ―プとロ―プ・プ―リの
組み合わせを用いて構成される昇降案内機構の一部ない
し全部を、函体の内部に収納し、それをフレ―ム体の側
面に取り付けて昇降案内機構を構成することができる。
とワイヤ・プ―リ、あるいはロ―プとロ―プ・プ―リの
組み合わせを用いて構成される昇降案内機構の一部ない
し全部を、函体の内部に収納し、それをフレ―ム体の側
面に取り付けて昇降案内機構を構成することができる。
【0038】ベルトとベルト・プ―リ、あるいはワイヤ
とワイヤ・プ―リ、あるいはロ―プとロ―プ・プ―リの
組み合わせを用いて構成される本発明の昇降案内機構の
一部ないし全部を、フレ―ム体の内部、もしくは函体の
内部に収納し、それを板状のベ―スの前、後端部と接続
すると、フレ―ム体の前、後脚柱部もしくは函体の上下
方向に細い溝状の開口が形成されることになるが、この
開口からフレ―ム体内部、もしくは函体への鋸屑等の異
物の侵入を防ぐために、フレ―ム体、函体、あるいはベ
ルト、あるいはワイヤ、あるいはロ―プに遮蔽スクリ―
ン取り付けることができる。
とワイヤ・プ―リ、あるいはロ―プとロ―プ・プ―リの
組み合わせを用いて構成される本発明の昇降案内機構の
一部ないし全部を、フレ―ム体の内部、もしくは函体の
内部に収納し、それを板状のベ―スの前、後端部と接続
すると、フレ―ム体の前、後脚柱部もしくは函体の上下
方向に細い溝状の開口が形成されることになるが、この
開口からフレ―ム体内部、もしくは函体への鋸屑等の異
物の侵入を防ぐために、フレ―ム体、函体、あるいはベ
ルト、あるいはワイヤ、あるいはロ―プに遮蔽スクリ―
ン取り付けることができる。
【0039】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例にもと
ずき図面を参照して説明する。図5、図6において、
前、後脚柱部の上部と下部に回転軸の方向を前後方向と
するベルト・プ―リ73b1を4個設置して上下方向に
2本の無端のベルト71b1を懸架し、前、後脚柱部を
一部拡張してその4個のベルト・プ―リ73b1 と2本
のベルト71b1の全てをフレ―ム体1の内部に収納
し、前、後脚柱部の上部に設置したベルト・プ―リ73
b1 を仕切板8の内部を前後方向に貫通する同期用の回
転軸71dに固着、軸支している。
ずき図面を参照して説明する。図5、図6において、
前、後脚柱部の上部と下部に回転軸の方向を前後方向と
するベルト・プ―リ73b1を4個設置して上下方向に
2本の無端のベルト71b1を懸架し、前、後脚柱部を
一部拡張してその4個のベルト・プ―リ73b1 と2本
のベルト71b1の全てをフレ―ム体1の内部に収納
し、前、後脚柱部の上部に設置したベルト・プ―リ73
b1 を仕切板8の内部を前後方向に貫通する同期用の回
転軸71dに固着、軸支している。
【0040】作動部は前脚柱部の上部に設置されたベル
ト・プ―リ73b1の前方に隣接して設置された収納ド
ラム71eと、収納ドラム71eに収納され、後端は同
期用の回転軸71dに係止され、前端は収納ドラム71
eに固定されたネジリコイルバネ71fによって形成さ
れている。
ト・プ―リ73b1の前方に隣接して設置された収納ド
ラム71eと、収納ドラム71eに収納され、後端は同
期用の回転軸71dに係止され、前端は収納ドラム71
eに固定されたネジリコイルバネ71fによって形成さ
れている。
【0041】前脚柱部の後面と後脚柱部の前面には無端
のベルト71b1にそって上下方向にフレ―ム体を開口
する直線形状の案内溝が71gが形成され、板状のベ―
ス6の支持板6aの前、後端部が案内溝71gに嵌合し
て上下方向に摺動することによって、上下可動部が上下
往復するときの左右横方向の振れを制止している。
のベルト71b1にそって上下方向にフレ―ム体を開口
する直線形状の案内溝が71gが形成され、板状のベ―
ス6の支持板6aの前、後端部が案内溝71gに嵌合し
て上下方向に摺動することによって、上下可動部が上下
往復するときの左右横方向の振れを制止している。
【0042】無端のベルト71b1は歯付ベルトであ
り、支持板6aの前、後端部と無端のベルト71b1が
止め具71iによって係止され、板状のベ―ス6と昇降
案内機構が接続している。
り、支持板6aの前、後端部と無端のベルト71b1が
止め具71iによって係止され、板状のベ―ス6と昇降
案内機構が接続している。
【0043】図7、図8に示す実施例は、前、後脚柱部
の上部と下部に回転軸の方向を左右横方向とする4個の
ベルト・プ―リ73b2を設置して、上下方向に2本の
無端のベルト71b2を懸架し、前、後脚柱部を一部拡
張して4個のベルト・プ―リ73b2 と無端のベルト7
1b2 の全てをフレ―ム体1の内部に収納している。
の上部と下部に回転軸の方向を左右横方向とする4個の
ベルト・プ―リ73b2を設置して、上下方向に2本の
無端のベルト71b2を懸架し、前、後脚柱部を一部拡
張して4個のベルト・プ―リ73b2 と無端のベルト7
1b2 の全てをフレ―ム体1の内部に収納している。
【0044】前脚柱部の上部に設置したベルト・プ―リ
71b2 と同軸上の右側面に平歯車71jを固着して設
置し、平歯車71jの前方に平歯車71jと連結する回
転軸の方向が左右横方向の平歯車71kを設置し、平歯
車71kの回転軸と同軸上の右方に設置した同期用のベ
ルト・プ―リ71lと後脚柱部の上部に設置したベルト
・プ―リ73b1の回転軸と同軸上の右方に設置した同
期用のベルト・プ―リ71mに同期用の無端のベルト7
1nを懸架し、同期用の無端のベルト71nの上半部分
が把手部の内部を走行するように案内ロ―ルによって誘
導し、下半部分が仕切板8の内部を走行するように設定
している。
71b2 と同軸上の右側面に平歯車71jを固着して設
置し、平歯車71jの前方に平歯車71jと連結する回
転軸の方向が左右横方向の平歯車71kを設置し、平歯
車71kの回転軸と同軸上の右方に設置した同期用のベ
ルト・プ―リ71lと後脚柱部の上部に設置したベルト
・プ―リ73b1の回転軸と同軸上の右方に設置した同
期用のベルト・プ―リ71mに同期用の無端のベルト7
1nを懸架し、同期用の無端のベルト71nの上半部分
が把手部の内部を走行するように案内ロ―ルによって誘
導し、下半部分が仕切板8の内部を走行するように設定
している。
【0045】作動部は平歯車71kの左側に隣接して設
置された収納ドラム71oと、収納ドラム71oに収納
され、一端を平歯車71kに係止され、多端を収納ドラ
ム71oに固定されたネジリコイルバネ71pによって
形成されている。
置された収納ドラム71oと、収納ドラム71oに収納
され、一端を平歯車71kに係止され、多端を収納ドラ
ム71oに固定されたネジリコイルバネ71pによって
形成されている。
【0046】前脚柱部の後面と後脚柱部の前面に無端の
ベルト71b2 にそって上下方向に直線形状の案内溝7
1qが形成され、板状のベ―ス6の支持板6aの前、後
端部が案内溝71qに嵌合して上下方向に摺動すること
によって、上下可動部が上下往復動するときの左右横方
向の振れを制止している。
ベルト71b2 にそって上下方向に直線形状の案内溝7
1qが形成され、板状のベ―ス6の支持板6aの前、後
端部が案内溝71qに嵌合して上下方向に摺動すること
によって、上下可動部が上下往復動するときの左右横方
向の振れを制止している。
【0047】無端のベルト71b2と同期用の無端のベ
ルト71nはともに歯付きベルトであり、支持板6aの
前、後端部と無端のベルト71b2は止め具71rによ
って係止され、板状のベ―ス6と昇降案内機構が接続さ
れている。
ルト71nはともに歯付きベルトであり、支持板6aの
前、後端部と無端のベルト71b2は止め具71rによ
って係止され、板状のベ―ス6と昇降案内機構が接続さ
れている。
【0048】図9に示す実施例は、前、後脚柱部の下部
に回転軸の方向を左右横方向とするロ―プ・プ―リ77
b2を2個設置し、前、後脚柱部の上部に回転軸の方向
を左右横方向とする案内ロ―ル76cを2個設置して、
前脚柱部の下部から前脚柱部の上部、前脚柱部の上部か
ら把手部、把手部から後脚柱部の上部、後脚柱部の上部
から後脚柱部の下部にいたる1本の無端のロ―プ76b
2を把手部で交差させて懸架させている。
に回転軸の方向を左右横方向とするロ―プ・プ―リ77
b2を2個設置し、前、後脚柱部の上部に回転軸の方向
を左右横方向とする案内ロ―ル76cを2個設置して、
前脚柱部の下部から前脚柱部の上部、前脚柱部の上部か
ら把手部、把手部から後脚柱部の上部、後脚柱部の上部
から後脚柱部の下部にいたる1本の無端のロ―プ76b
2を把手部で交差させて懸架させている。
【0049】前、後脚柱部の下部に設置されたロ―プ・
プ―リ77b2 には、無端のロ―プ76b2 が多重巻き
に懸架され、無端のロ―プ76b2 とロ―プ・プ―リ7
7b2 は止め具76dによって係止され、板状のベ―ス
6の支持板6aの前、後端部と無端のロ―プ76b2 が
止め具76eによって係止されて板状のベ―ス6と昇降
案内機構が接続している。
プ―リ77b2 には、無端のロ―プ76b2 が多重巻き
に懸架され、無端のロ―プ76b2 とロ―プ・プ―リ7
7b2 は止め具76dによって係止され、板状のベ―ス
6の支持板6aの前、後端部と無端のロ―プ76b2 が
止め具76eによって係止されて板状のベ―ス6と昇降
案内機構が接続している。
【0050】作動部は前脚柱部に設置された無端のロ―
プ76b2と中心線を共有する圧縮コイルバネ76f
と、無端のロ―プ76b2 に係止され、圧縮コイルバネ
76b2 の上端に接する座金76gによって形成されて
いる。
プ76b2と中心線を共有する圧縮コイルバネ76f
と、無端のロ―プ76b2 に係止され、圧縮コイルバネ
76b2 の上端に接する座金76gによって形成されて
いる。
【0051】
【発明の効果】上記のように構成された昇降案内機構
は、ベルトとベルト・プ―リ、ワイヤとワイヤ・プ―
リ、ロ―プとロ―プ・プ―リの組み合わせがともに小型
で軽量に形成することができることから、フレ―ム体の
内部に収納して機体を小型化し、機体の重量を軽減する
ことができ、また、フレ―ム体とは別個に用意した函体
に収納し、それをフレ―ム体に取り付けたとしても、機
体全体を小型、軽量に構成することができる。
は、ベルトとベルト・プ―リ、ワイヤとワイヤ・プ―
リ、ロ―プとロ―プ・プ―リの組み合わせがともに小型
で軽量に形成することができることから、フレ―ム体の
内部に収納して機体を小型化し、機体の重量を軽減する
ことができ、また、フレ―ム体とは別個に用意した函体
に収納し、それをフレ―ム体に取り付けたとしても、機
体全体を小型、軽量に構成することができる。
【0052】そして、昇降案内機構をフレ―ム体の内部
に収納するか、あるいは函体の内部にそれを収納するこ
とによって、それをフレ―ム体の内部、あるいは函体の
内部に収納しない場合の鋸屑が付着することによる上下
可動部の上下往復動の渋滞、あるいは停止といった事態
を解消し、また、切断箇所を目視するうえでの、それが
障害となるのを取り去ることになって、切断作業の状況
を容易に把握することができるようになり、また、それ
に作業衣のソデをひっかけるといった作業上の危険性を
回避し、さらに、把手部を握る手の動きを保障して操作
性の低下を防ぐことになる。
に収納するか、あるいは函体の内部にそれを収納するこ
とによって、それをフレ―ム体の内部、あるいは函体の
内部に収納しない場合の鋸屑が付着することによる上下
可動部の上下往復動の渋滞、あるいは停止といった事態
を解消し、また、切断箇所を目視するうえでの、それが
障害となるのを取り去ることになって、切断作業の状況
を容易に把握することができるようになり、また、それ
に作業衣のソデをひっかけるといった作業上の危険性を
回避し、さらに、把手部を握る手の動きを保障して操作
性の低下を防ぐことになる。
【0053】そして、昇降案内機構を軽量に構成して機
体全体の重量を軽減することは、機体を携帯用として移
動するときの負担を軽減し、切断作業を行う上の操作性
をより向上させることができる。
体全体の重量を軽減することは、機体を携帯用として移
動するときの負担を軽減し、切断作業を行う上の操作性
をより向上させることができる。
【0054】また、昇降案内機構をベルトとベルト・プ
―リ、あるいはワイヤとワイヤ・プ―リ、あるいはロ―
プとロ―プ・プ―リの組み合わせを用いて構成すること
は、同期用の回転軸や同期用のベルト、ワイヤ、ロ―プ
等を用いて前脚柱部側と後脚柱部側を容易に同期させて
上下可動部の上下往復動を垂直方向に正確に案内運動す
ることができ、結果的にそれがこの携帯用鋸機の目的で
ある、精密な切断作業を実現することになる。
―リ、あるいはワイヤとワイヤ・プ―リ、あるいはロ―
プとロ―プ・プ―リの組み合わせを用いて構成すること
は、同期用の回転軸や同期用のベルト、ワイヤ、ロ―プ
等を用いて前脚柱部側と後脚柱部側を容易に同期させて
上下可動部の上下往復動を垂直方向に正確に案内運動す
ることができ、結果的にそれがこの携帯用鋸機の目的で
ある、精密な切断作業を実現することになる。
【図1】携帯用鋸機の1実施例を示す左側面図である。
【図2】図1のA―A線切断断面図である。
【図3】案内板と無端の鋸の嵌合の形態の1実施例を示
す拡大断面図である。
す拡大断面図である。
【図4】携帯用鋸機における昇降案内機構の1実施例を
示す左側面図である。
示す左側面図である。
【図5】本発明の昇降案内機構の1実施例を示す左側面
図である。
図である。
【図6】図5のB―B線切断断面図である。
【図7】本発明の昇降案内機構の1実施例を示す左側面
図である。
図である。
【図8】図7のC―C線切断断面図である。
【図9】本発明の昇降案内機構の1実施例を示す左側面
図である。
図である。
1 フレ―ム体 1a フレ―ム体の前脚柱部 1b フレ―ム体の後脚柱部 1c フレ―ム体の把手部 2 無端の鋸 3 懸架プ―リ 4 駆動部 4a 電動モ―タ 5 操作スイッチ 6 板状のベ―ス 6a 板状のベ―スの支持板 8 仕切板 9a、9b、9c、緊張機構 10 案内板
Claims (1)
- 【請求項1】 下方を開放させた頭部のつながった門型
のフレ―ム体(1)、同一面上あるいは同一層内におけ
る放射方向の外方に鋸歯部(2A)を形成したリング形状
の無端の鋸(2)、フレ―ム体(1)を前後方向に縦断
する同一立面上あるいは同一立層内に回転軸を左右横方
向として複数個配置され、無端の鋸(2)を懸架する懸
架プ―リ(3)、懸架プ―リ(3)を回転させ無端の鋸
(2)を循環回動させる駆動部(4)、懸架プ―リ
(3)に懸架された無端の鋸(2)がフレ―ム体(1)
の前脚柱部(1a)と後脚柱部(1b)の下端部間の切断作
用線域に露出する、その切断作用線域に露出する無端の
鋸(2)の上方に設置され下端部で無端の鋸(2)と嵌
合の形態をとる案内板(10)、切断作用線域に露出する
無端の鋸(2)の側方に板面を上下に向けて配置され、
下面が被切断材に接する板状のベ―ス(6)、フレ―ム
体(1)に設置され、無端の鋸(2)に緊張を与える緊
張機構(9)、およびフレ―ム体(1)と板状のベ―ス
(6)の間に介設され、板状のベ―ス(6)を除くフレ
―ム体(1)、無端の鋸(2)、懸架プ―リ(3)、駆
動部(4)、案内板(10)、緊張機構(9)、その他等
からなる上下可動部の切断作業にともなう上下往復動を
案内運動する昇降案内機構(7)によって構成される携
帯用鋸機において、前脚柱部(1a)に単数個以上のベル
ト・プ―リ(73)を設置してベルト(71)を懸架する
か、あるいは同様位置に単数個以上のワイヤ・プ―リ
(75)を設置してワイヤ(74)を懸架するか、あるいは
同様位置に単数個以上のロ―プ・プ―リ(77)設置して
ロ―プ(76)を懸架し、そのベルト(71)、あるいはワ
イヤ(74)、あるいはロ―プ(76)に板状のべ―ス
(6)の前端部を係止させ、後脚柱部(1b)に単数個以
上のベルト・プ―リ(73)を設置してベルト(71)を懸
架するか、あるいは同様位置に単数個以上のワイヤ・プ
―リ(75)を設置してワイヤ(74)を懸架するか、ある
いは同様位置に単数個以上のロ―プ・プ―リ(77)を設
置してロ―プ(76)懸架し、そのベルト(71)、あるい
はワイヤ(74)、あるいはロ―プ(76)に板状のべ―ス
(6)の後端部を係止させ、そのベルト・プ―リ(7
3)、あるいはワイヤ・プ―リ(75)、あるいはロ―プ
・プ―リ(77)上を回動する前、後脚柱部両側のベルト
(71)、あるいはワイヤ(74)、あるいはロ―プ(76)
の上下方向の回動によって上下可動部の上下往復動を案
内運動するように昇降案内機構(7)を構成する。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34045896A JPH10156625A (ja) | 1996-12-05 | 1996-12-05 | 携帯用鋸機の昇降案内機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34045896A JPH10156625A (ja) | 1996-12-05 | 1996-12-05 | 携帯用鋸機の昇降案内機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10156625A true JPH10156625A (ja) | 1998-06-16 |
Family
ID=18337166
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34045896A Pending JPH10156625A (ja) | 1996-12-05 | 1996-12-05 | 携帯用鋸機の昇降案内機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10156625A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019529145A (ja) * | 2016-10-07 | 2019-10-17 | ローベル バーンバウマシーネン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングROBEL Bahnbaumaschinen GmbH | 軌道のレールを鋸断するバンドソー |
-
1996
- 1996-12-05 JP JP34045896A patent/JPH10156625A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019529145A (ja) * | 2016-10-07 | 2019-10-17 | ローベル バーンバウマシーネン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングROBEL Bahnbaumaschinen GmbH | 軌道のレールを鋸断するバンドソー |
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