JPH10155662A - 食材焼成装置 - Google Patents
食材焼成装置Info
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- JPH10155662A JPH10155662A JP32498396A JP32498396A JPH10155662A JP H10155662 A JPH10155662 A JP H10155662A JP 32498396 A JP32498396 A JP 32498396A JP 32498396 A JP32498396 A JP 32498396A JP H10155662 A JPH10155662 A JP H10155662A
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- Japan
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- baking
- food
- conveyor belt
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Abstract
(57)【要約】
【課題】食材焼成に付随する食材等の焼け滓の除去・清
掃を合理化して生産効率向上を図る。 【解決手段】耐熱性のシートベルト1が、4個のプーリ
3に巻き掛けられて方形のループをなし、その上側部分
の下面に接する形で熱鉄板5が配設される。3個のスク
レーパ11が、シートベルト1の下側部分の左側下面と当
接するように並設され、洗浄液供給器16とともに設置台
17の上に固定される。当て板4Aが、シートベルト1を挟
んでスクレーパ11に相対する形で配設され、受け皿7
が、外枠10の底部に置かれる。スクレーパ11は、シート
ベルト1の表面に付着した食材等の焼け滓を擦り落とし
て除去するための道具で、1個でもそれなりの効果はあ
るが、3個並べて効果を高めてある。洗浄液供給器16に
よって供給される洗浄液が除去を支援する。
掃を合理化して生産効率向上を図る。 【解決手段】耐熱性のシートベルト1が、4個のプーリ
3に巻き掛けられて方形のループをなし、その上側部分
の下面に接する形で熱鉄板5が配設される。3個のスク
レーパ11が、シートベルト1の下側部分の左側下面と当
接するように並設され、洗浄液供給器16とともに設置台
17の上に固定される。当て板4Aが、シートベルト1を挟
んでスクレーパ11に相対する形で配設され、受け皿7
が、外枠10の底部に置かれる。スクレーパ11は、シート
ベルト1の表面に付着した食材等の焼け滓を擦り落とし
て除去するための道具で、1個でもそれなりの効果はあ
るが、3個並べて効果を高めてある。洗浄液供給器16に
よって供給される洗浄液が除去を支援する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、食材や食材から
の溶出成分、油脂類や調味料などの食材への添加物の各
焼け滓(以下、食材等の焼け滓という)の除去・清掃作
業を、搬送ベルトの移動時におこなうか、または食材の
焼成作業と並行しておこなうとともに、その除去・清掃
作業を自動化して生産効率向上を図る食材焼成装置に関
する。
の溶出成分、油脂類や調味料などの食材への添加物の各
焼け滓(以下、食材等の焼け滓という)の除去・清掃作
業を、搬送ベルトの移動時におこなうか、または食材の
焼成作業と並行しておこなうとともに、その除去・清掃
作業を自動化して生産効率向上を図る食材焼成装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来一般に、食材の焼成には主として、
野菜類や肉類を熱鉄板やフライパンを用いて油炒めする
方式と、網を用いてあぶり(照り)焼きする方式があ
る。さらに実際には、この食材焼成自体の作業の他に、
それに付随する食材等の焼け滓を除去・清掃する作業が
必要となる。この食材等の焼け滓の除去・清掃作業は、
面倒で人手のかかる作業である。しかも、除去・清掃作
業の人手は多くの場合、焼成作業をする調理人自身によ
るから、そのための時間的・実質的な損失は極めて大き
い。
野菜類や肉類を熱鉄板やフライパンを用いて油炒めする
方式と、網を用いてあぶり(照り)焼きする方式があ
る。さらに実際には、この食材焼成自体の作業の他に、
それに付随する食材等の焼け滓を除去・清掃する作業が
必要となる。この食材等の焼け滓の除去・清掃作業は、
面倒で人手のかかる作業である。しかも、除去・清掃作
業の人手は多くの場合、焼成作業をする調理人自身によ
るから、そのための時間的・実質的な損失は極めて大き
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の食材焼成に付随
する食材等の焼け滓の除去・清掃は、面倒で時間のかか
る作業である。しかも、焼成する食材の量が多くなるほ
ど、飛躍的に面倒になって所要時間も増し、結果的に焼
成作業全体の期間が増大するという問題がある。したが
って、具体的に言えば、焼成作業全体の期間短縮と、食
材等の焼け滓の除去・清掃作業自体の時間短縮と、その
省力化(人手を省くこと)、が要望されてきた。
する食材等の焼け滓の除去・清掃は、面倒で時間のかか
る作業である。しかも、焼成する食材の量が多くなるほ
ど、飛躍的に面倒になって所要時間も増し、結果的に焼
成作業全体の期間が増大するという問題がある。したが
って、具体的に言えば、焼成作業全体の期間短縮と、食
材等の焼け滓の除去・清掃作業自体の時間短縮と、その
省力化(人手を省くこと)、が要望されてきた。
【0004】この発明が解決しようとする課題は、従来
の技術がもつ以上の問題点を解消して、食材焼成に付随
する食材等の焼け滓の除去・清掃を合理化して生産効率
向上を図る食材焼成装置を提供することにある。
の技術がもつ以上の問題点を解消して、食材焼成に付随
する食材等の焼け滓の除去・清掃を合理化して生産効率
向上を図る食材焼成装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、食材焼成用
熱板の上面を上側部分が摺動し、ループ状でそのループ
面を垂直にして巻き掛けられる耐熱性のシート状搬送ベ
ルトと;この搬送ベルトの上側部分を除く部分の所定箇
所で当接するように設けられて、食材等の焼け滓を除去
する除去具と;を備える、または、食材焼成用熱源部の
上方を横断して上側部分が移動し、ループ状でそのルー
プ面を垂直にして巻き掛けられる耐熱性の網状搬送ベル
トと;この搬送ベルトの上側部分を除く部分の所定箇所
で当接するように設けられて、食材等の焼け滓を除去す
る除去具と;を備える、という構成である。
熱板の上面を上側部分が摺動し、ループ状でそのループ
面を垂直にして巻き掛けられる耐熱性のシート状搬送ベ
ルトと;この搬送ベルトの上側部分を除く部分の所定箇
所で当接するように設けられて、食材等の焼け滓を除去
する除去具と;を備える、または、食材焼成用熱源部の
上方を横断して上側部分が移動し、ループ状でそのルー
プ面を垂直にして巻き掛けられる耐熱性の網状搬送ベル
トと;この搬送ベルトの上側部分を除く部分の所定箇所
で当接するように設けられて、食材等の焼け滓を除去す
る除去具と;を備える、という構成である。
【0006】ここで、除去具は、スクレーパ、ブラシ車
もしくはバフ車、または弾性多孔質材料製のパッドであ
ることが好ましく、また、その複数個が搬送ベルトに沿
って並設される、または搬送ベルトに沿って所定範囲を
往復移動可能である、ことが好ましい。さらに、この発
明は、当て部材が搬送ベルトを挟んで除去具に相対して
配設されたり、受け具が除去具の下方に設置されたり、
または洗浄液供給器が除去具に併設されることが好まし
い。
もしくはバフ車、または弾性多孔質材料製のパッドであ
ることが好ましく、また、その複数個が搬送ベルトに沿
って並設される、または搬送ベルトに沿って所定範囲を
往復移動可能である、ことが好ましい。さらに、この発
明は、当て部材が搬送ベルトを挟んで除去具に相対して
配設されたり、受け具が除去具の下方に設置されたり、
または洗浄液供給器が除去具に併設されることが好まし
い。
【0007】したがって、この発明では、食材を熱板上
面に、耐熱性のシート状搬送ベルトの上側部分を介して
載置し焼成する(いわゆる、油炒めをする)。また、こ
の焼成と並行して、搬送ベルトの上側部分を除く、たと
えば下側や側方の部分の所定箇所で、除去具を当接させ
ることによって、その部分に付着している前回の焼成に
よる食材等の焼け滓を除去・清掃することができる。ま
たは、食材を熱源部の上方で、耐熱性の網状搬送ベルト
上に載置して焼成する(いわゆる、あぶり(照り)焼き
する)。その後の食材等の焼け滓を除去・清掃は前記と
同様におこなうことができる。
面に、耐熱性のシート状搬送ベルトの上側部分を介して
載置し焼成する(いわゆる、油炒めをする)。また、こ
の焼成と並行して、搬送ベルトの上側部分を除く、たと
えば下側や側方の部分の所定箇所で、除去具を当接させ
ることによって、その部分に付着している前回の焼成に
よる食材等の焼け滓を除去・清掃することができる。ま
たは、食材を熱源部の上方で、耐熱性の網状搬送ベルト
上に載置して焼成する(いわゆる、あぶり(照り)焼き
する)。その後の食材等の焼け滓を除去・清掃は前記と
同様におこなうことができる。
【0008】とくに、除去具がスクレーパのときは、搬
送ベルトに対しその湾曲して撓むときの弾力によって押
し当てられることになり、食材等の焼け滓が強く擦り落
とされる。ブラシ車またはバフ車のときは、搬送ベルト
の湾曲して撓むときの弾力と毛やバフのもつ弾力によっ
て当接し(バフ車では、押圧力がブラシ車の場合より弱
くなる)、食材等の焼け滓が高速でかつ優しく擦り落と
される。パッドのときは、自身のもつ比較的弱い弾力に
よって当接して、食材等の焼け滓が優しく擦り落とされ
液状分が吸収される。
送ベルトに対しその湾曲して撓むときの弾力によって押
し当てられることになり、食材等の焼け滓が強く擦り落
とされる。ブラシ車またはバフ車のときは、搬送ベルト
の湾曲して撓むときの弾力と毛やバフのもつ弾力によっ
て当接し(バフ車では、押圧力がブラシ車の場合より弱
くなる)、食材等の焼け滓が高速でかつ優しく擦り落と
される。パッドのときは、自身のもつ比較的弱い弾力に
よって当接して、食材等の焼け滓が優しく擦り落とされ
液状分が吸収される。
【0009】さらに、除去具の複数個が搬送ベルトに沿
って並設されるときには、搬送ベルトの移動時に除去具
個数に応じ繰り返して除去・清掃することができる。ま
た、除去具が搬送ベルトに沿って往復移動するときに
は、搬送ベルトの静止時に所定範囲を繰り返して除去・
清掃することができる。さらにまた、この発明では、当
て部材によって搬送ベルトの逃げが制限され、除去具の
当接ひいては除去機能が支援され、除去具によって落と
された食材等の焼け滓が受け具で受け止められて収容さ
れ、また洗浄液供給器による洗浄液の供給によって、除
去具の機能が支援される。
って並設されるときには、搬送ベルトの移動時に除去具
個数に応じ繰り返して除去・清掃することができる。ま
た、除去具が搬送ベルトに沿って往復移動するときに
は、搬送ベルトの静止時に所定範囲を繰り返して除去・
清掃することができる。さらにまた、この発明では、当
て部材によって搬送ベルトの逃げが制限され、除去具の
当接ひいては除去機能が支援され、除去具によって落と
された食材等の焼け滓が受け具で受け止められて収容さ
れ、また洗浄液供給器による洗浄液の供給によって、除
去具の機能が支援される。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態として、以
下に六つのそれぞれ異なった特徴をもつ実施例を図を参
照しながら説明する。第1ないし第4の各実施例の取り
扱う食材焼成は、野菜類や肉類などの油炒めであり、第
5と第6の各実施例は、肉類のあぶり(照り)焼きであ
る。
下に六つのそれぞれ異なった特徴をもつ実施例を図を参
照しながら説明する。第1ないし第4の各実施例の取り
扱う食材焼成は、野菜類や肉類などの油炒めであり、第
5と第6の各実施例は、肉類のあぶり(照り)焼きであ
る。
【0011】図1は第1実施例の構成図で、搬送ベルト
としてのシートベルト1は、薄鋼板からなり、4個のプ
ーリ3に巻き掛けられて方形のループをなす。なお、シ
ートベルト1は、薄鋼板の他にテフロン(デュポン社の
四ふっ化樹脂の商品名)や、テフロンコーティングされ
た薄鋼板などが用いられ、いずれも耐熱性を有する。シ
ートベルト1は、そのループ面を垂直にして上側部分が
水平に張設される。その上側部分の下面に接する形で熱
鉄板5が配設される。シートベルト1を含む搬送機構
は、上方が開口した箱状の外枠10に収められる。3個
のスクレーパ11が、その先端をシートベルト1の下側
部分の左側下面と押圧接触させるように並設されて、洗
浄液供給器16とともに設置台17の上に固定される。
当て板4Aが、シートベルト1を挟んでスクレーパ11
に相対する形で配設される。受け皿7が、外枠10の底
部に置かれる。スクレーパ11は、シートベルト1の表
面に付着した食材等の焼け滓を擦り落として除去するた
めの道具で、1個でもそれなりの効果はあるが、3個並
べることによって、擦り落としを3段におこなうように
し、その効果を高めてある。なお、スクレーパ11は、
ここでは実施上の容易さからシートベルト1の下側部分
に設置したが、一般にはシートベルト1の下側部分だけ
でなく側方部分にも、つまり上側部分を除く部分に設置
することができる。洗浄液供給器16は、食材等の焼け
滓に洗浄液を噴射して除去しやすくする。もともと、シ
ートベルト1は湾曲し撓んで弾力をもつから、その弾力
によってスクレーパ11と押圧接触する。ここでは、当
て板4Aの設置によって、シートベルト1が撓んで逃げ
ないように制限されるから、スクレーパ11が食材等の
焼け滓に強く突き当てられるように補助する。なお、ス
クレーパ11を、図示のように搬送ベルト1に直角に当
てる代わりに、先端が搬送方向の上流側(図で右側)に
偏るように傾斜させて当てるときには、あたかも鉋のよ
うに食材等の焼け滓に対して削り作用が加わる。
としてのシートベルト1は、薄鋼板からなり、4個のプ
ーリ3に巻き掛けられて方形のループをなす。なお、シ
ートベルト1は、薄鋼板の他にテフロン(デュポン社の
四ふっ化樹脂の商品名)や、テフロンコーティングされ
た薄鋼板などが用いられ、いずれも耐熱性を有する。シ
ートベルト1は、そのループ面を垂直にして上側部分が
水平に張設される。その上側部分の下面に接する形で熱
鉄板5が配設される。シートベルト1を含む搬送機構
は、上方が開口した箱状の外枠10に収められる。3個
のスクレーパ11が、その先端をシートベルト1の下側
部分の左側下面と押圧接触させるように並設されて、洗
浄液供給器16とともに設置台17の上に固定される。
当て板4Aが、シートベルト1を挟んでスクレーパ11
に相対する形で配設される。受け皿7が、外枠10の底
部に置かれる。スクレーパ11は、シートベルト1の表
面に付着した食材等の焼け滓を擦り落として除去するた
めの道具で、1個でもそれなりの効果はあるが、3個並
べることによって、擦り落としを3段におこなうように
し、その効果を高めてある。なお、スクレーパ11は、
ここでは実施上の容易さからシートベルト1の下側部分
に設置したが、一般にはシートベルト1の下側部分だけ
でなく側方部分にも、つまり上側部分を除く部分に設置
することができる。洗浄液供給器16は、食材等の焼け
滓に洗浄液を噴射して除去しやすくする。もともと、シ
ートベルト1は湾曲し撓んで弾力をもつから、その弾力
によってスクレーパ11と押圧接触する。ここでは、当
て板4Aの設置によって、シートベルト1が撓んで逃げ
ないように制限されるから、スクレーパ11が食材等の
焼け滓に強く突き当てられるように補助する。なお、ス
クレーパ11を、図示のように搬送ベルト1に直角に当
てる代わりに、先端が搬送方向の上流側(図で右側)に
偏るように傾斜させて当てるときには、あたかも鉋のよ
うに食材等の焼け滓に対して削り作用が加わる。
【0012】まず、食材9がシートベルト1を介して熱
鉄板5の上に置かれて、一定条件のもとで焼成される。
焼成が終わると、食材9は取り出され、焼成のとき生じ
た食材等の焼け滓の付着箇所が上側から下側にくるよう
に、シートベルト1が矢印のように反時計方向に循環移
動する。その過程で、食材等の焼け滓は、洗浄液供給器
16からの液噴射を受け、3個のスクレーパ11で擦り
落とされて除去・清掃される。擦り落とされた食材等の
焼け滓は洗浄液とともに、受け皿7に一時収容される。
熱鉄板5の上面に接するシートベルト1の新たな上側部
分に、次の食材9が置かれることになる。したがって、
シートベルト1の搬送対象は、食材等の焼け滓というこ
とである。
鉄板5の上に置かれて、一定条件のもとで焼成される。
焼成が終わると、食材9は取り出され、焼成のとき生じ
た食材等の焼け滓の付着箇所が上側から下側にくるよう
に、シートベルト1が矢印のように反時計方向に循環移
動する。その過程で、食材等の焼け滓は、洗浄液供給器
16からの液噴射を受け、3個のスクレーパ11で擦り
落とされて除去・清掃される。擦り落とされた食材等の
焼け滓は洗浄液とともに、受け皿7に一時収容される。
熱鉄板5の上面に接するシートベルト1の新たな上側部
分に、次の食材9が置かれることになる。したがって、
シートベルト1の搬送対象は、食材等の焼け滓というこ
とである。
【0013】図2は第2実施例の構成図で、これが第1
実施例と異なるのは、1個のスクレーパ11を往復移動
させて食材等の焼け滓除去の効果をさらに高めるように
したことである。図2において、直進機構15の走行台
14に、スクレーパ11と洗浄液供給器16を設置して
ある。直進機構15は周知のボールねじ構造で、走行台
14を水平に直進させることができる。このスクレーパ
11の直進範囲に対応して、第1実施例のときより長い
当て板4Bが配設される。この第2実施例の動作は第1
実施例と異なって、新たな焼成面が上側に、したがって
前回の焼成で生じた食材等の焼け滓が下側にくるように
シートベルト1が移動し、そこで停止した後に、スクレ
ーパ11の往復移動による除去・清掃が開始される。な
お、ここでは図示してないが、スクレーパ11を2個に
し、間隔を置いて配設することによって、往復移動の行
程を約半分にすることができる。
実施例と異なるのは、1個のスクレーパ11を往復移動
させて食材等の焼け滓除去の効果をさらに高めるように
したことである。図2において、直進機構15の走行台
14に、スクレーパ11と洗浄液供給器16を設置して
ある。直進機構15は周知のボールねじ構造で、走行台
14を水平に直進させることができる。このスクレーパ
11の直進範囲に対応して、第1実施例のときより長い
当て板4Bが配設される。この第2実施例の動作は第1
実施例と異なって、新たな焼成面が上側に、したがって
前回の焼成で生じた食材等の焼け滓が下側にくるように
シートベルト1が移動し、そこで停止した後に、スクレ
ーパ11の往復移動による除去・清掃が開始される。な
お、ここでは図示してないが、スクレーパ11を2個に
し、間隔を置いて配設することによって、往復移動の行
程を約半分にすることができる。
【0014】図3は第3実施例の構成図で、これが第2
実施例と異なるのは、除去具をスクレーパ11に代えて
回転するブラシ車12にしたことである。シートベルト
1の湾曲し撓む弾力とともに、ブラシ12の毛の弾性変
形による弾力をもつから、優しい擦り落としが可能とな
る。図3において、第2実施例と同様に直進機構15の
走行台14に、ブラシ車12と洗浄液供給器16を設置
してある。このブラシ車12の回転周速度が走行台14
の直進速度に比べて非常に大きいときには、いずれかの
方向に回転してもよい。ここで、ブラシ車12に代えて
バフ車を用いることもできる。この第3実施例の動作
は、基本的に第2実施例と同様である。ここで、第1実
施例におけるように、ブラシ車12の1個または複数個
を定置させる方式もとれる。なお、この定置方式では、
ブラシ車12の回転方向は反時計方向にする。
実施例と異なるのは、除去具をスクレーパ11に代えて
回転するブラシ車12にしたことである。シートベルト
1の湾曲し撓む弾力とともに、ブラシ12の毛の弾性変
形による弾力をもつから、優しい擦り落としが可能とな
る。図3において、第2実施例と同様に直進機構15の
走行台14に、ブラシ車12と洗浄液供給器16を設置
してある。このブラシ車12の回転周速度が走行台14
の直進速度に比べて非常に大きいときには、いずれかの
方向に回転してもよい。ここで、ブラシ車12に代えて
バフ車を用いることもできる。この第3実施例の動作
は、基本的に第2実施例と同様である。ここで、第1実
施例におけるように、ブラシ車12の1個または複数個
を定置させる方式もとれる。なお、この定置方式では、
ブラシ車12の回転方向は反時計方向にする。
【0015】図4は第4実施例の構成図で、これが第3
実施例と異なるのは、除去具を回転するブラシ12に代
えてパッド13にした点である。このパッド13は、弾
性多孔質材料、いわゆるスポンジ材料からなり、擦るこ
とによって食材等の焼け滓を除去するとともに液状部分
を吸収する働きをし、擦りが優しいからシートベルト1
を損傷させない利点がある。パッド13は、符号を付け
てないホルダに嵌め込まれ、洗浄液供給器16とともに
走行台14に設置される。ここでも、第1実施例におけ
るように、パッド13の1個または複数個を定置させる
方式をとることができる。
実施例と異なるのは、除去具を回転するブラシ12に代
えてパッド13にした点である。このパッド13は、弾
性多孔質材料、いわゆるスポンジ材料からなり、擦るこ
とによって食材等の焼け滓を除去するとともに液状部分
を吸収する働きをし、擦りが優しいからシートベルト1
を損傷させない利点がある。パッド13は、符号を付け
てないホルダに嵌め込まれ、洗浄液供給器16とともに
走行台14に設置される。ここでも、第1実施例におけ
るように、パッド13の1個または複数個を定置させる
方式をとることができる。
【0016】図5は第5実施例の構成図である。この第
5実施例は、次の第6実施例とともに、前記したように
肉類のあぶり(照り)焼きをおこなう。図5において、
搬送ベルトとして、鋼か、表面をテフロンコーティング
した鋼でつくった網ベルト2が用いられる。網ベルト2
は、第1〜第4の各実施例と同様に、4個のプーリ3に
方形ループ状に巻き掛けられる。この網ベルト2は、そ
の上側部分が炭火や電熱ヒータ等の熱源部6の上方を水
平に横断する形で移動する。もちろん、網ベルト2は焼
成時には停止し、その熱源部6の上方に位置する部分に
食材9を載置する。その他は、第3実施例と同様であ
る。つまり、食材等の焼け滓の除去具は、往復移動する
回転ブラシ12である。受け皿7も同様に設置される。
5実施例は、次の第6実施例とともに、前記したように
肉類のあぶり(照り)焼きをおこなう。図5において、
搬送ベルトとして、鋼か、表面をテフロンコーティング
した鋼でつくった網ベルト2が用いられる。網ベルト2
は、第1〜第4の各実施例と同様に、4個のプーリ3に
方形ループ状に巻き掛けられる。この網ベルト2は、そ
の上側部分が炭火や電熱ヒータ等の熱源部6の上方を水
平に横断する形で移動する。もちろん、網ベルト2は焼
成時には停止し、その熱源部6の上方に位置する部分に
食材9を載置する。その他は、第3実施例と同様であ
る。つまり、食材等の焼け滓の除去具は、往復移動する
回転ブラシ12である。受け皿7も同様に設置される。
【0017】図6は第6実施例の構成図で、これが第5
実施例と異なるのは、受け具を受け皿7に代えて受け樋
8にした点である。受け樋8は、右肩下がりに傾斜させ
てあるから、上流側で水を注ぐことによって(図示して
ない)、落下した食材等の焼け滓を受けるとともに右側
に流し出すことができる。この流し出したものは、図示
してない処理ダクトに集められる。この受け樋8の方式
によって、食材焼成装置が多数並設されるときには、食
材等の焼け滓の処理が非常に容易になる。
実施例と異なるのは、受け具を受け皿7に代えて受け樋
8にした点である。受け樋8は、右肩下がりに傾斜させ
てあるから、上流側で水を注ぐことによって(図示して
ない)、落下した食材等の焼け滓を受けるとともに右側
に流し出すことができる。この流し出したものは、図示
してない処理ダクトに集められる。この受け樋8の方式
によって、食材焼成装置が多数並設されるときには、食
材等の焼け滓の処理が非常に容易になる。
【0018】図7は食材焼成作業と食材等の焼け滓除去
・清掃作業の工程線図である。図7において、1回目の
焼成作業(1) がおこなわれた後、短時間の休止期間を置
いて2回目の焼成作業(2) がおこなわれ、以下同様に休
止期間を置いて3回目の焼成作業(3) がおこなわれる。
焼成作業は、搬送ベルトの停止状態でおこなわれ、二重
実線で示した正味焼成の前後に、食材のセットや調味料
の添加等の前準備と、焼成済み食材の取り出し等の後準
備が含まれる。焼成作業が終了したら、搬送ベルトの焼
成がおこなわれた部分、つまり食材等の焼け滓が付着し
た部分が下側にくるように搬送ベルトの循環移動がおこ
なわれる。この循環移動が、破線図示の(移動)であ
る。この移動時間に相当する休止期間は、焼成作業が休
止する期間を意味する。
・清掃作業の工程線図である。図7において、1回目の
焼成作業(1) がおこなわれた後、短時間の休止期間を置
いて2回目の焼成作業(2) がおこなわれ、以下同様に休
止期間を置いて3回目の焼成作業(3) がおこなわれる。
焼成作業は、搬送ベルトの停止状態でおこなわれ、二重
実線で示した正味焼成の前後に、食材のセットや調味料
の添加等の前準備と、焼成済み食材の取り出し等の後準
備が含まれる。焼成作業が終了したら、搬送ベルトの焼
成がおこなわれた部分、つまり食材等の焼け滓が付着し
た部分が下側にくるように搬送ベルトの循環移動がおこ
なわれる。この循環移動が、破線図示の(移動)であ
る。この移動時間に相当する休止期間は、焼成作業が休
止する期間を意味する。
【0019】第1実施例では、この移動のときに、1回
目の焼成による食材等の焼け滓除去・清掃作業(1) が同
時におこなわれる。これに対して、第2〜第6の各実施
例では、2回目の焼成作業(2) がおこなわれるときに、
並行して除去・清掃作業(1)がおこなわれる。なお、こ
の除去・清掃作業(1) は、必ずしも焼成作業(2) の時間
だけ継続しておこなわれるわけではなく、それ以内であ
ってもよい。いずれにしても、ある焼成作業後の除去・
清掃作業は、第1実施例のように次の焼成作業の前か、
第2〜第6の各実施例のように同時期におこなわれるか
ら、時間的には焼成作業か、休止期間に含まれる(埋没
する)形となる。従来と異なって直列的に付加されない
から、除去・清掃作業のために焼成作業全体の期間を増
大させることがなく、ひいては焼成作業の生産効率を向
上させることができる。
目の焼成による食材等の焼け滓除去・清掃作業(1) が同
時におこなわれる。これに対して、第2〜第6の各実施
例では、2回目の焼成作業(2) がおこなわれるときに、
並行して除去・清掃作業(1)がおこなわれる。なお、こ
の除去・清掃作業(1) は、必ずしも焼成作業(2) の時間
だけ継続しておこなわれるわけではなく、それ以内であ
ってもよい。いずれにしても、ある焼成作業後の除去・
清掃作業は、第1実施例のように次の焼成作業の前か、
第2〜第6の各実施例のように同時期におこなわれるか
ら、時間的には焼成作業か、休止期間に含まれる(埋没
する)形となる。従来と異なって直列的に付加されない
から、除去・清掃作業のために焼成作業全体の期間を増
大させることがなく、ひいては焼成作業の生産効率を向
上させることができる。
【0020】
【発明の効果】この発明によれば、次のような優れた効
果がある。 (1) 食材等の焼け滓の除去・清掃作業を、搬送ベルトの
移動時におこなうか、または食材の焼成作業と食材等の
焼け滓の除去・清掃作業を並行しておこない、とくに除
去・清掃作業を自動化するから、作業全体の生産効率向
上を図ることができる。具体的には、焼成作業全体の期
間短縮と、食材等の焼け滓の除去・清掃作業の時間短縮
とその省力化(人手を省くこと)を達成することができ
る。
果がある。 (1) 食材等の焼け滓の除去・清掃作業を、搬送ベルトの
移動時におこなうか、または食材の焼成作業と食材等の
焼け滓の除去・清掃作業を並行しておこない、とくに除
去・清掃作業を自動化するから、作業全体の生産効率向
上を図ることができる。具体的には、焼成作業全体の期
間短縮と、食材等の焼け滓の除去・清掃作業の時間短縮
とその省力化(人手を省くこと)を達成することができ
る。
【0021】(2) 油炒め(熱板使用)や、あぶり(照
り)焼き(網使用)に相当する焼成方法を選択すること
ができるから、顧客嗜好にあった料理に適用できる。 (3) 食材等の焼け滓の特性に合わせて、スクレーパ、回
転するブラシ車、回転するバフ車、またはパッドの各除
去方式が適宜選択できるから、食材等の焼け滓の除去・
清掃作業の品質向上と時間短縮が達成できる。
り)焼き(網使用)に相当する焼成方法を選択すること
ができるから、顧客嗜好にあった料理に適用できる。 (3) 食材等の焼け滓の特性に合わせて、スクレーパ、回
転するブラシ車、回転するバフ車、またはパッドの各除
去方式が適宜選択できるから、食材等の焼け滓の除去・
清掃作業の品質向上と時間短縮が達成できる。
【0022】(4) 除去具の複数個が搬送ベルトに沿って
並設されるときには、搬送ベルトの移動時に個数に応じ
繰り返して除去・清掃することができ、また除去具が搬
送ベルトに沿って往復移動するときには、搬送ベルトの
静止時に所定範囲を繰り返して除去・清掃することがで
きるから、いずれのときにも除去・清掃作業の品質向上
と時間短縮が支援される。さらに、並設方式と往復移動
方式の併用によって、効果を相乗的に増すことができ
る。
並設されるときには、搬送ベルトの移動時に個数に応じ
繰り返して除去・清掃することができ、また除去具が搬
送ベルトに沿って往復移動するときには、搬送ベルトの
静止時に所定範囲を繰り返して除去・清掃することがで
きるから、いずれのときにも除去・清掃作業の品質向上
と時間短縮が支援される。さらに、並設方式と往復移動
方式の併用によって、効果を相乗的に増すことができ
る。
【0023】(5) 当て部材の設置によって、搬送ベルト
の逃げが制限され、これに対する除去具の押圧接触が十
分に確保されて、除去機能が支援される。 (6) 受け具を設置することで、落とされた食材等の焼け
滓を受け止める。実施例によれば、一つには受け具を受
け皿にして、一定量まとめて収容し後刻まとめて廃棄す
るようにし、もう一つには受け具を傾斜した受け樋にし
て、絶えず少しずつ排出するようにするから、方式の違
いはあるものの環境を衛生かつ安全に整備することがで
きる。
の逃げが制限され、これに対する除去具の押圧接触が十
分に確保されて、除去機能が支援される。 (6) 受け具を設置することで、落とされた食材等の焼け
滓を受け止める。実施例によれば、一つには受け具を受
け皿にして、一定量まとめて収容し後刻まとめて廃棄す
るようにし、もう一つには受け具を傾斜した受け樋にし
て、絶えず少しずつ排出するようにするから、方式の違
いはあるものの環境を衛生かつ安全に整備することがで
きる。
【0024】(7) 洗浄液供給器の併設によって、除去具
による食材等の焼け滓除去効果が支援されるとともに、
搬送ベルトの損傷が抑えられる。
による食材等の焼け滓除去効果が支援されるとともに、
搬送ベルトの損傷が抑えられる。
【図1】この発明に係る第1実施例の構成図
【図2】同じくその第2実施例の構成図
【図3】同じくその第3実施例の構成図
【図4】同じくその第4実施例の構成図
【図5】同じくその第5実施例の構成図
【図6】同じくその第6実施例の構成図
【図7】食材焼成作業と食材等の焼け滓除去・清掃作業
の工程線図
の工程線図
1 シートベルト 2 網ベルト 3 プーリ 4A,4B 当て板 5 熱鉄板 6 熱源部 7 受け皿 8 受け樋 9 食材 10 外枠 11 スクレーパ 12 ブラシ車 13 パッド 14 走行台 15 直進機構 16 洗浄液供給器 17 設置台
Claims (10)
- 【請求項1】食材焼成用熱板の上面を上側部分が摺動
し、ループ状でそのループ面を垂直にして巻き掛けられ
る耐熱性のシート状搬送ベルトと;この搬送ベルトの上
側部分を除く部分の所定箇所で当接するように設けられ
て、食材と食材からの溶出成分と食材への添加物の各焼
け滓を除去する除去具と;を備えることを特徴とする食
材焼成装置。 - 【請求項2】食材焼成用熱源部の上方を横断して上側部
分が移動し、ループ状でそのループ面を垂直にして巻き
掛けられる耐熱性の網状搬送ベルトと;この搬送ベルト
の上側部分を除く部分の所定箇所で当接するように設け
られて、食材等の焼け滓を除去する除去具と;を備える
ことを特徴とする食材焼成装置。 - 【請求項3】請求項1または2に記載の装置において、
除去具は、スクレーパであることを特徴とする食材焼成
装置。 - 【請求項4】請求項1または2に記載の装置において、
除去具は、ブラシ車またはバフ車であることを特徴とす
る食材焼成装置。 - 【請求項5】請求項1または2に記載の装置において、
除去具は、弾性多孔質材料製のパッドであることを特徴
とする食材焼成装置。 - 【請求項6】請求項1ないし5のいずれかの項に記載の
装置において、除去具は、その複数個が搬送ベルトに沿
って並設されることを特徴とする食材焼成装置。 - 【請求項7】請求項1ないし6のいずれかの項に記載の
装置において、除去具は、搬送ベルトに沿って所定範囲
を往復移動可能であることを特徴とする食材焼成装置。 - 【請求項8】請求項1ないし7のいずれかの項に記載の
装置において、当て部材が、搬送ベルトを挟んで除去具
に相対して配設されることを特徴とする食材焼成装置。 - 【請求項9】請求項1ないし8のいずれかの項に記載の
装置において、受け具が、除去具の下方に設置されるこ
とを特徴とする食材焼成装置。 - 【請求項10】請求項1ないし9のいずれかの項に記載
の装置において、洗浄液供給器が、除去具に併設される
ことを特徴とする食材焼成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32498396A JPH10155662A (ja) | 1996-12-05 | 1996-12-05 | 食材焼成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32498396A JPH10155662A (ja) | 1996-12-05 | 1996-12-05 | 食材焼成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10155662A true JPH10155662A (ja) | 1998-06-16 |
Family
ID=18171825
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32498396A Pending JPH10155662A (ja) | 1996-12-05 | 1996-12-05 | 食材焼成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10155662A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009014338A (ja) * | 2002-04-17 | 2009-01-22 | Mcdonald's Corp | グリル面 |
JP2009525823A (ja) * | 2006-02-08 | 2009-07-16 | ゴア エンタープライズ ホールディングス,インコーポレイティド | 食品調製器具用面材 |
JP5319008B1 (ja) * | 2012-11-05 | 2013-10-16 | 株式会社飯田製作所 | 食品焼成機 |
-
1996
- 1996-12-05 JP JP32498396A patent/JPH10155662A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009014338A (ja) * | 2002-04-17 | 2009-01-22 | Mcdonald's Corp | グリル面 |
JP2009525823A (ja) * | 2006-02-08 | 2009-07-16 | ゴア エンタープライズ ホールディングス,インコーポレイティド | 食品調製器具用面材 |
JP5319008B1 (ja) * | 2012-11-05 | 2013-10-16 | 株式会社飯田製作所 | 食品焼成機 |
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