JPH10155084A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH10155084A JPH10155084A JP8327964A JP32796496A JPH10155084A JP H10155084 A JPH10155084 A JP H10155084A JP 8327964 A JP8327964 A JP 8327964A JP 32796496 A JP32796496 A JP 32796496A JP H10155084 A JPH10155084 A JP H10155084A
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Abstract
可能とする画像形成装置を得る。 【解決手段】 画像データをフレームメモリ3で記憶
し、一定のサイズのブロック毎に分割し、ウェーブレッ
ト変換部7が周波数成分に分解する。ウェーブレット変
換された分割画像データを圧縮/伸張部5が圧縮し、H
DD4が格納し、さらに圧縮画像データは読み出され伸
張し復元される。この伸張されたウェーブレット係数を
係数変換部6が逆変換し復元し、復元された多値データ
を2値化処理部が2値化する。本処理過程において、ウ
ェーブレット変換で生成された成分のうち、低周波成分
を除く全成分を所定のパターンで変換し、更に最終的に
復元された多値データを2値化する。よって、通常の誤
差拡散のような濃度変化を、再現した2値化を圧縮の途
中段階であるウェーブレット変換上で行うことができ
る。
Description
換機能を有する画像形成装置に関する。
タの高速処理化および高精細化が求められる。
像処理方法」は、各画素ブロックに対する全DCT係数
に一定の値を乗算していくことで、階調処理をしてい
る。
来例の階調処理は、多値データを2値に変換するもので
はない。また、多値画像を2値化する際、ディザ法や誤
差拡散法等が使われるが、これは全画素に対して比較を
行うため、多くの処理時間がかかる問題点を伴う。
よりも高速に濃度変化を再現した2値画像の出力を可能
とする、画像形成装置を提供することを目的とする。
め、本発明の画像形成装置は、原稿を光学的に読み取っ
たこの光信号を光電変換して画像データを得る原稿読取
手段と、画像データを記憶する記憶手段と、画像データ
を一定のサイズのブロック毎に分割する分割手段と、分
割した画像データを周波数成分に分解するウェーブレッ
ト変換手段と、分解された画像データを圧縮する画像デ
ータ圧縮手段と、圧縮された画像データを格納する格納
手段と、圧縮された画像データを伸張する画像データ伸
張手段と、伸張されたウェーブレット係数を逆変換し復
元する逆変換手段と、復元された多値データを2値化す
る2値化手段と、生成された2値の画像データを所定の
用紙上に形成する印字手段とを有して構成された画像形
成装置であり、ウェーブレット変換で生成された成分の
うち、低周波成分を除く全成分を所定のパターンで変換
し、更に最終的に復元された多値データを2値化する工
程を備えたことを特徴としている。
おいて、複数の階層に分割生成された成分のうち、第一
階層のある1つの成分だけを所定のパターンで変換する
工程を備えるとよい。
された成分を所定のパターンで変換する際に、このパタ
ーンを各ブロック毎に1画素ずつずらしたものを使用す
るか、パターンを数種類用意しランダムに使用してパタ
ーンを濃度レベル毎に数パターン用意しランダムに使用
するか、各ブロックの低周波成分の値によりパターンを
選択して変換する工程を備えるか、するとよい。
よる画像形成装置の実施の形態を詳細に説明する。図1
〜図6を参照すると本発明の画像形成装置の一実施形態
が示されている。
の全体構成例を示すブロック図である。従来、画像デー
タをブロック分割して、ウェーブレット変換等の処理を
施した係数に更に処理を施すことにより、誤差拡散のよ
うな濃度変化を再現させる画像形成装置は無い。本実施
形態では、入力画像データを圧縮する過程であるウェー
ブレット変換において、そこで生成された係数のうちの
全高周波成分に誤差拡散のパターンを加算することによ
り、高速に2値化処理を行うことが出来る画像形成装置
を得ている。
は、ホスト1、FIP部2、フレームメモリ3、HDD
4、圧縮/伸張部5、係数変換部6、ウェーブレット変
換部7、2値化処理部8、エンジン9により構成され
る。
1から送られたページ記述データは、RIP部2によっ
てビットマップデータに変換され、フレームメモリ3へ
格納される。ここに1ページ分のビットマップデータが
完成すると、このデータはウェーブレット変換処理部7
へ転送される。ウェーブレット変換部7で変換されたデ
ータ(係数)は、係数変換部6でいずれかの処理が施さ
れ、圧縮/伸張部5へ転送される。圧縮/伸張部5の内
には少容量のバッファメモリがあり、これを利用して、
QM−Coder等のデータ圧縮が行われる。圧縮され
たデータは、順次ハードディスクドライブ(HDD)4
のような記憶部に書き込まれる。出力要求がきたら圧縮
/伸張部5で伸張し、ウェーブレット変換部7で逆変換
を行い、2値化処理部8で8ビットデータを1ビットデ
ータに変換して、エンジン9を通して出力される。
を図2に示す。図2において、ビットマップデータに変
換された入力画像(201)をウェーブレット変換部7
でn×n画素のブロックに分け、高周波成分から低周波
成分にlog2nレベルに変換する(202)。その結
果、各レベル毎に、LL,LH,HL,HH、の4成分
ずつ作られる。次に全成分をデータ圧縮を行い(20
3)、1度記憶手段であるHDD4に保存(204)す
る。
5)。伸張されたLL成分以外の3つの高周波成分に、
各成分毎に用意されたパターンを加算し誤差拡散処理を
施した係数を作成する(206)。
成分の場合、n×nのブロックはn/2×n/2個の係
数に変換される(a)。その全係数(a)に同じ個数で
作られたLH1用のパターン1(以下、誤差拡散係数と
も言う)(b)を加算し、誤差拡散的な新係数が生成さ
れる(c)。同様にして残りのHL,HH成分、更にウ
ェーブレット変換される全階層についても処理を行う。
次に復元された8ビットのデータをあるしきい値で2値
化する(208)。そして作成されたデータをエンジン
に伝送する(209)。
変化例1を以下に説明する。処理フローチャートは図2
を流用する。本変化例では、ウェーブレット上での誤差
拡散処理(207)に於いて、ここでは生成された成分
のうち、第1階層のみについて用意されたパターンを加
算し誤差拡散処理を施した係数を作成する。
変化例2を以下に説明する。処理フローチャートは図2
を流用する。本変化例では、ウェーブレット上での誤差
拡散処理(207)に於いて、ここでは第1階層の成分
のうち、1つの成分において、加算する誤差拡散係数を
ブロック単位に1つずつデータをずらしたものを加算す
る。図4に示すように、1つ目のブロック用パターン
(a)を、次のブロック用パターン(b)では1つずら
して使用する。さらに、その次のブロック用パターン
(c)に示すように、隣のブロックに進むにつれ1つず
つずらしていく。
変化例3を以下に説明する。処理フローチャートは図2
を流用する。本変化例では、ウェーブレット上での誤差
拡散処理(207)に於いて、ここでは、パターンを1
つだけでなく、複数のパターンを使用する。パターンの
内容はそれぞれ違うものを各成分毎に用意しておく。図
5に示すように、例えば、LH1の成分においてパター
ン1(P1)〜パターン4(P4)の4種類のパターン
が用意されている場合、それらを隣りあわないようにし
ながら各ブロックに加算していく。
変化例4を以下に説明する。処理フローチャートは図2
を流用する。図6に示す本変化例では、ウェーブレット
上での誤差拡散処理(207)に於いて、ここでは、誤
差拡散係数を濃度別に数パターン作成しておく。平均濃
度が現れる低周波成分のLLの値によって、その濃度に
近いパターンを使用する。図6に示すように、第4階層
のLLの値をみて、その濃度に近いパターンをP1〜P
4のなかから選び、その濃度のLH,HL,HH各成分
用のパターンを加算する。この場合も、低周波成分(L
L)にはパターンは加算しない。
画像形成装置は、原稿を光学的に読み取ったこの光信号
を光電変換して得た画像データを記憶し、この画像デー
タを一定のサイズのブロック毎に分割し、分割した画像
データをウェーブレット変換で周波数成分に分解する。
分解された画像データを圧縮し、圧縮された画像データ
を格納する。圧縮された画像データは伸張されウェーブ
レット係数を逆変換して復元し、復元された多値データ
を2値化し、生成された2値の画像データを所定の用紙
上に形成する。これらの工程のウェーブレット変換で、
生成された成分のうち低周波成分を除く全成分を所定の
パターンで変換し、更に最終的に復元された多値データ
を2値化する。よって、通常の誤差拡散のような濃度変
化を、再現した2値化を圧縮の途中段階であるウェーブ
レット変換上で行うことができる。
うな濃度変化を再現した2値化を、圧縮の途中段階であ
るウェーブレット変換上で行うことができる。これによ
れば、さらに少ない処理工程で早く行える。
うな濃度変化を再現した2値化を、圧縮の途中段階であ
るウェーブレット変換上で行うことができ、各ブロック
の歪みをさらに目立たなくすることが出来る。
うな、濃度変化を再現した2値化を圧縮の途中段階であ
る、ウェーブレット変換上で行うことができ、請求項4
の発明に比べ、簡単にブロック歪みを消すことが出来
る。
散のような、濃度変化を再現した2値化を圧縮の途中段
階である、ウェーブレット変換上で行うことができ、各
ブロックの濃度によって、パターンを変えることによ
り、より濃度差を再現した画像を生成することが出来
る。
を示すブロック図である。
である。
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 原稿を光学的に読み取った該光信号を光
電変換して画像データを得る原稿読取手段と、前記画像
データを記憶する記憶手段と、画像データを一定のサイ
ズのブロック毎に分割する分割手段と、該分割した画像
データを周波数成分に分解するウェーブレット変換手段
と、該分解された画像データを圧縮する画像データ圧縮
手段と、該圧縮された画像データを格納する格納手段
と、前記圧縮された画像データを伸張する画像データ伸
張手段と、該伸張されたウェーブレット係数を逆変換し
復元する逆変換手段と、該復元された多値データを2値
化する2値化手段と、該生成された2値の画像データを
所定の用紙上に形成する印字手段とを有して構成された
画像形成装置において、 前記ウェーブレット変換で生成された成分のうち、低周
波成分を除く全成分を所定のパターンで変換し、更に最
終的に復元された多値データを2値化する工程を備えた
ことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 前記ウェーブレット変換の分解におい
て、複数の階層に分割生成された成分のうち、第一階層
のある1つの成分だけを所定のパターンで変換する工程
を備えることを特徴とする請求項1記載の画像形成装
置。 - 【請求項3】 前記ウェーブレット変換で生成された成
分を所定のパターンで変換する際に、該パターンを各ブ
ロック毎に1画素ずつずらしたものを使用して変換する
工程を備えることを特徴とする請求項1記載の画像形成
装置。 - 【請求項4】 前記ウェーブレット変換で生成された成
分を所定のパターンで変換する際に、該パターンを数種
類用意しランダムに使用しながら変換する工程を備える
ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 【請求項5】 前記ウェーブレット変換で生成された成
分を所定のパターンで変換する際に、前記パターンを濃
度レベル毎に数パターン用意しておき、各ブロックの低
周波成分の値により前記パターンを選択して変換する工
程を備えることを特徴とする請求項1記載の画像形成装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32796496A JP3510066B2 (ja) | 1996-11-21 | 1996-11-21 | 画像形成装置及び方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32796496A JP3510066B2 (ja) | 1996-11-21 | 1996-11-21 | 画像形成装置及び方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10155084A true JPH10155084A (ja) | 1998-06-09 |
JP3510066B2 JP3510066B2 (ja) | 2004-03-22 |
Family
ID=18204982
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32796496A Expired - Fee Related JP3510066B2 (ja) | 1996-11-21 | 1996-11-21 | 画像形成装置及び方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3510066B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001143066A (ja) * | 1999-11-15 | 2001-05-25 | Seiko Epson Corp | 画像処理装置、画像処理システム及び記憶装置、画像処理方法、並びに記憶媒体 |
-
1996
- 1996-11-21 JP JP32796496A patent/JP3510066B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001143066A (ja) * | 1999-11-15 | 2001-05-25 | Seiko Epson Corp | 画像処理装置、画像処理システム及び記憶装置、画像処理方法、並びに記憶媒体 |
JP4496574B2 (ja) * | 1999-11-15 | 2010-07-07 | セイコーエプソン株式会社 | 画像処理装置、記憶装置、画像処理システムおよび画像処理方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3510066B2 (ja) | 2004-03-22 |
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