JPH10154190A

JPH10154190A - 電子マネー取引管理システム

Info

Publication number: JPH10154190A
Application number: JP31451096A
Authority: JP
Inventors: Mitsuo Yanagida; 三生柳田; Yoshinari Watanabe; 嘉也渡辺
Original assignee: Hitachi Software Engineering Co Ltd; Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Software Engineering Co Ltd; Hitachi Ltd
Priority date: 1996-11-26
Filing date: 1996-11-26
Publication date: 1998-06-09

Abstract

(57)【要約】【課題】ＩＣカード間でのｍ対ｎ者間取引きを実現する
ために、ＩＣカードを複数枚搭載出来るＩＣカード搭載
庫内の各ＩＣカードの取引状態及び内容を常時管理する
事で、その取引に対するサービス性を向上させると共
に、取引を最適化する。【解決手段】利用者の利用する端末装置と、サービス提
供者の保有する複数枚のＩＣカードを搭載したカード搭
載庫との間に、双方のＩＣカード間での取引を制御する
取引管理装置を設置する。取引管理装置は通信制御装置
と取引制御装置にて構成される。通信制御装置は、利用
者からの最初の取引要求を受付、利用者と銀行などのＩ
Ｃカード間で交わされるメッセージを中継する。取引制
御装置は通信制御装置のプロセスである中継機構からの
取引要求に対してその可否を制御するとともに、取引可
能な場合はその要求に応じたカード搭載庫とそのカード
搭載庫の中のＩＣカードの選択を行う。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、いわゆる電子マネ
ーシステムに係り、特に、電子マネー取引におけるサー
ビス提供者側の電子マネー取引管理システムに関する。

【０００２】

【従来の技術】電子マネーの決済取引の実現方法に関し
ては様々な手段が考えられる。例えば、特開平８−１１
５３８９号公報に見られる電子財布システムのようなＩ
Ｃカードと、特開平６−１６２０５９号公報に見られる
電子通貨システムを組み合わせる事で、銀行における口
座保有者に対する電子財布の提供に加えて、ネットワー
ク等を利用した取引専用端末（ＩＣカードの利用できる
銀行ＡＴＭや電話等）の提供により、消費者との間で電
子マネー決済取引が実現可能となる。しかし、ここで電
子マネー情報のセキュリティを運用上通常の暗号化等の
方法以外に高めようとした場合、偽造が不可能に近いＩ
Ｃチップの中以外には電子マネー情報を存在させない方
法が取られるべきであり、こうした電子マネー取引の方
法が実際に実現・検証されつつある。その場合、例えば
特開平７−８５１７１に見られる様な１対１の仲介器の
様な方法がシステム構築の参考となりうるが、銀行や大
規模小売店における利用者ＩＣカード対サービス提供側
（銀行等）ＩＣカードの取引にはそのための必要機器の
準備や処理形態から見る性能面でこれらの方法を最適解
とすることは出来ない。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】情報、特に電子マネー
等の情報の送受信に際して、例えば特定の暗号処理等が
施された場合のＩＣカード間での取引、すなわち、ＩＣ
カード同士で何回かの情報をやりとする必要のある場合
には、例えば、銀行等のサービス提供者は複数の利用者
へのサービスを提供するために、その取引の需要に応じ
て何枚ものサービス提供用のＩＣカードを用意しなけれ
ばならない。そこでは、利用者数分のＩＣカードを用意
すれば同時に全利用者への取引を提供する事が可能であ
るが、電話回線やネットワーク資源等物理的制限より現
実には不可能である。そこで例えば、複数枚のＩＣカー
ドを搭載出来るようなＩＣカード登載庫を取引ニーズに
応じて複数台用意することになるが、このサービス提供
者の用意する１枚以上のＩＣカードを効率よく管理し、
その資源である１枚以上のＩＣカードを取引に最大限に
活用する仕組みが必要になる。

【０００４】本発明の目的は、上述した問題点に鑑み、
ＩＣカード間でのｍ対ｎ者間の取引を可能とするシステ
ムにおいて、サービスを提供する企業側の所有するとこ
ろのＩＣカードを複数枚搭載出来るＩＣカード搭載庫内
の各ＩＣカードの取引状態及び内容を常時管理すること
で、その取引に対するサービス性を向上させると共に、
取引を最適化することを可能としたシステム装置を提供
することにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】まず、利用者からの取引
要求に対して、サービス提供者がサービスを提供するた
めに用意するＩＣカードを集中管理する必要がある。そ
の具体的手段としては各ＩＣカードを一つのハードウェ
ア装置として搭載できるようなのもの、すなわちカード
搭載庫と呼ぶようなハードウェア装置もしくは、一つの
ＩＣカードＲ／Ｗを複数台管理することと同様な機能を
持つ仕組みがあればよい。その上で本課題を解決するに
は、利用者の利用する端末装置と、サービス提供者の保
有する複数枚のＩＣカードを搭載したカード搭載庫との
間に、双方のＩＣカード間での取引を制御するところの
取引管理装置を設置し、この取引管理装置に、以下の大
きく４つの機構要素を具備させることによって課題の解
決が実現される。この取引管理装置は物理的に分割され
た通信制御装置と取引制御装置にて構成される。通信制
御装置は、利用者からの最初の取引要求を受け付ける機
能と、受け付けた後に利用者と銀行などのＩＣカード間
で１つの取引の最中に幾度か繰り返されるメッセージを
中継する中継機構を保有する。ここで受付機構は一つの
プロセスであり、取引の数だけプロセス内部で中継スレ
ッドを生成し取引が管理される。また、この中継スレッ
ドの数だけ、中継機構プロセスが起動され、取引のメッ
セージを中継転送する。また、取引制御装置は通信制御
装置のプロセスである中継機構からの取引要求に対して
その可否を制御するプロセスである会話相手決定機構
と、取引可能な場合（このプロセスで保有する会話制御
機構管理テーブル内容による判断を行う）はその要求に
応じたカード搭載庫とそのカード搭載庫の中のＩＣカー
ドの選択を行うための判断を行う会話制御機構（複数の
カード搭載庫が管理されるところのカード搭載庫管理テ
ーブルと各々のカード搭載庫の中に搭載されている各Ｉ
Ｃカードの状態を管理するカード搭載庫内カード管理テ
ーブルを管理している）により構成される。本課題はこ
れらの４つの機構が連携して働く事により解決可能とな
る。

【０００６】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を詳細に説
明する。

【０００７】図１は、利用者であるＩＣカード所有者が
カードＲ／Ｗ装置を具備した端末装置から、電話回線等
のネットワークを通じて、サービス提供者の提供すると
ころの例えば電子マネーの入出金や残高照会取引を、サ
ービス提供者の保有する複数枚のＩＣカードを搭載した
カード搭載庫内の任意のＩＣカードとの間で、その取引
を管理する取引管理装置を経由して行うためのシステム
構成例である。図１において、１０は利用者が用いる端
末装置である。端末装置１０は、通常、パソコン等の情
報機器であり、ＩＣカードリーダ／ライタ（以下、カー
ドＲ／Ｗと略す）１１の機能を内蔵した情報機器として
も可能である。１２はＩＣカードであり、電子マネーを
保持するために使用される。１９は公衆回線等の一般的
なネットワークであり、その構成によっては端末装置１
０と取引管理装置１３との中間に位置する情報機器を含
み得る。１６は、カードＲ／Ｗ１１と同様の機能を持っ
たカードＲ／Ｗ１７を複数台内蔵したＩＣカード搭載庫
であり、ＩＣカード１２がその装置台数分搭載利用可能
である。さらに、本発明の特徴を強調すれば、ＩＣカー
ド搭載庫１６は、一つの取引管理装置１３に複数台接続
可能である。ＩＣカード搭載庫１６は、取引管理装置１
３内の取引制御装置１５（通常はコンピュータシステム
でいうところのサーバに相当）と直接接続、あるいは、
ＬＡＮ等のネットワークを介することにより接続され
る。本システムは、取引管理装置１３により、ネットワ
ーク１９を経由して送られてくる取引要求に対して、カ
ード搭載庫１６内の情報とに基づき、取引を実現するこ
との可能なシステムである。取引管理装置１３は、通信
制御装置１４（通常はパソコンもしくはサーバ）と取引
制御装置１５とからなり、同時に複数の利用者からの取
引要求を実現する。ただし、通信制御装置１４、取引制
御装置１５は、一つの制御装置としてもかまわず、その
実現する機能は同じである。

【０００８】図２は、取引管理装置１３に具備する内部
処理機構の構成図である。受付機構２１は、利用者から
の取引要求を受付スレッドで受け付けると、その取引要
求相手（ユーザ）毎に電子マネー等の情報のやり取りを
行う準備として中継スレッドを生成し、その取引に対応
する中継機構２２を経由して会話相手決定機構２５に当
該取引要求を引き継ぐ。そこで会話相手決定機構２５
は、この取引処理を実現するための実行プロセスである
処理可能な会話制御機構２４の引き当てを行うが、ここ
での、処理可能な会話制御機構２４の選択は、取引制御
装置１５内に保有する会話制御機構管理テーブル２７の
情報（会話制御機構２４の稼動ステータス等）により判
断される。さらに、会話相手決定機構２５は会話制御機
構２４のプロセスが取引処理を実行するのに適切なＩＣ
カードを引き当てるために、カード搭載庫管理テーブル
２８ａの情報（全搭載庫のカードの稼動状態等）を見
て、引き当て可能なカード搭載庫の中のカードを選択
し、さらにその中で取引の条件、例えばユーザからの引
出要求額に対して引出可能な電子マネー残高が引き当て
ようとするカード内に存在するか等の判断を行う。以上
の条件が整った後に会話制御機構２４はカード搭載庫管
理テーブル２８ｂの搭載庫アドレス等の情報をもとに、
目的のＩＣカードへアクセスする。その結果は情報経路
２６を経由して中継機構２２及び受付機構２１へと送ら
れ、さらに情報経路２３により利用者へと送られる。
（これらの手続で、例えば入出金の手続が終わるまでの
間に引き続き利用者との間でやり取りされるであろうと
ころの利用者からの取引要求に基づく処理の実行のため
のコンピュータ内部のプログラムが連携するための各プ
ロセス間の経路が確保されたことになる）この確保され
た経路を利用して、各々の利用者からの２回目以降のメ
ッセージは、同一利用者に１つ割り当てられた受付機構
２１の中の中継スレッド・中継機構及び会話制御機構２
４によりやり取りされる。言い換えれば、例えば１万円
を引き出したいという要求に対して、カード搭載庫内の
１万円が引出可能なかつ、現在他の利用者からの取引を
処理中でない等の適切なＩＣカードを割り当てることが
可能である場合、付け加えてさらにサービス提供者が銀
行などの場合には、本人の銀行口座内の残高等の信用を
確認した後、電子マネーの支払処理の準備が最初の利用
者からのメッセージで確認する必要が有り最初のメッセ
ージでこれらの確認が行われる。続いてこの準備の後に
利用者の保有するＩＣカードと銀行内のＩＣカードとの
間で、２回目以降のメッセージが、先に確保されたプロ
セス間にて実行される。最後に取引が終了した時点で、
各管理テーブルの情報が更新された後、各プロセスは解
放される。

【０００９】図３は、会話相手決定機構２５が取引を実
現するために参照する会話制御機構管理テーブル２７の
一例を示したものである。会話制御機構管理テーブル２
７は、管理部３１と各会話制御機構３０の状態を１エン
トリーとして、ｎエントリー分の情報テーブルより構成
される。このテーブルは各取引の状況、例えば、利用者
Ａが入金の処理を実行中である等を把握するために使用
される。さらに、取引時の会話制御機構選択において他
の取引により、全ての会話制御機構（プロセス）がすで
に引当済みであるかどうかを判断するための情報を稼動
ステータスとして保有する。

【００１０】図４にカード搭載庫内カード管理テーブル
２８ａの一例を示すように、例えばサービス提供者であ
る銀行がサービス提供用に保有する全搭載庫内のＩＣカ
ードの稼動状態を管理する。会話相手決定機構２５は、
搭載庫内カード管理テーブル２８ａを常時監視・管理し
ており、会話制御機構２４への指示情報として特定のカ
ードスロットを与える。図４において、カード搭載庫内
カード管理テーブル２８ａは、全搭載庫内のＩＣカード
の数（同時取引の最大可能数がこの数に一致する）を管
理する管理部４１と、全カードに対するカードの稼動状
態及び各カードの内部情報を保有するテーブル４０より
構成される。

【００１１】図５は、カード搭載庫１６を複数台取引管
理装置１５に接続した際の各カード搭載庫１６のネット
ワーク上のアドレスを管理するためのカード搭載庫管理
テーブル２８ｂの一例である。カード搭載庫管理テーブ
ル２８ｂは、全カード搭載庫の数を管理する管理部５１
と、各カード搭載庫のホスト名称及び搭載庫アドレス等
の情報５０より構成される。取引可能なＩＣカードスロ
ットを会話相手決定機構２５より与えられた会話制御機
構２４は、このテーブルにより具体的なネットワーク内
の対応する特定のＩＣカードへアクセスすることが可能
になる。

【００１２】図６は、取引の要求元である利用者からの
要求開始から取引終了までの処理の流れを示したもので
ある。処理ブロック４１は、受付機構２１が取引開始の
要求を受付、中継機構２２を経由して、会話相手決定機
構２５が会話制御機構２４の引き当てと取引の可能条件
を判断するまでの処理である。ここでは、例えば銀行に
おいて利用者からの取引要求情報（入出金・残高照会等
の取引種別、要求金額、本人確認用識別情報等）を基
に、利用者の銀行口座自体の存在、特に利用者からの電
子マネー引出要求の場合は当該口座に要求額が存在する
か等のチェックを行うと同時に、複数接続されたカード
搭載庫１６の中の複数のＩＣカードの中から、適切なカ
ードをサービス提供用カードとして１枚選択・特定す
る。このチェックの結果、取引要求が不正で取引が出来
ない場合、処理は終了される。また、ステップ４４で
は、会話相手決定機構２５により会話制御機構管理テー
ブル２４とカード搭載庫内カード管理テーブル２８ａが
参照される。さらに、ステップ４５では、会話制御機構
２４から受け継いだ取引可能な特定のＩＣカードのカー
ドスロット位置すなわちネットワーク内のアドレスをカ
ード搭載庫管理テーブル２８ｂを参照して調べ、そのカ
ードへアクセスすることで取引処理を実現する。

【００１３】処理ブロック４２は、取引可能な場合に継
続される処理の流れであり、利用者の保有するＩＣカー
ドとサービス提供者である例えば銀行のＩＣカード間で
の取引処理が正常に終了するまで、メッセージが繰り返
しやり取りされる。具体的には、利用者の保有するＩＣ
カードから情報経路２３を通じて中継スレッド、中継機
構さらに情報経路２６、会話制御機構２４から、先に選
択特定されたサービス提供者側のＩＣカードに至るまで
の情報経路を通じて行われ、この取引きを確かなものと
するために、数回の情報交換として実施される。

【００１４】

【発明の効果】本発明によれば、ＩＣカードによる取引
を消費者等の一般利用者へ提供するに際して、取引制御
装置の保持する情報テーブル（会話制御機構管理テーブ
ル）の状態に基づき、同時刻にカード搭載庫内のサービ
ス提供者の保有するカード数を最大数としてサービス出
来る機能を持つ事が可能で、かつ、取引管理装置の処理
能力やネットワーク回線等の性能を考慮する事で、物理
的にはカードの枚数を増やすことでその分だけ、利用者
に対するサービス性を向上させる事が可能になる。

【００１５】また、取引制御装置の保持する情報テーブ
ル（カード搭載庫内カード管理テーブル）により、利用
者の要求する取引内容を、物理的にカード搭載庫の中の
ＩＣカードにアクセスする前にあらかじめ取得する事
で、的確なカード搭載庫内のカードを割り当てる事が可
能で、全体のシステム系から見てカードの選択において
リトライすることなく、最適なサービス提供者側のＩＣ
カードを選択する事が出来、処理時間を短縮する効果が
ある。

【００１６】さらに、取引管理装置の中継機構及び会話
制御機構のマルチアクセス制御特性（マルチプロセス）
によりカード搭載庫自体を複数台接続・管理する事が可
能で、取引制御装置自体の追加投資削減の効果が期待で
きる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係る基本的な装置の構成を示したブロ
ック図である。

【図２】取引管理装置の中の通信制御装置と取引制御装
置に組込まれる処理機能を示す機能構成図である。

【図３】会話制御機構管理テーブルの一例を示すテーブ
ル構成図である。

【図４】カード搭載庫内カード管理テーブルの一例を示
すテーブル構成図である。

【図５】カード搭載庫管理テーブルの一例を示すテーブ
ル構成図である。

【図６】利用者からの取引要求処理の開始から終了まで
の処理の流れを示す処理フロー図である。

【符号の説明】

１３取引管理装置１６カード搭載庫（複数台接続可能）１９・２３ネットワーク１４・２０ａ通信制御装置１５・２０ｂ取引制御装置２６コンピュータ間の情報経路

フロントページの続き (72)発明者渡辺嘉也神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地株式会社日立製作所情報システム事業部内

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】銀行やサービス業などの電子マネーに関す
る入出金等のサービスを提供する際に必要とされるＩＣ
カードを１枚から複数枚搭載することを可能にした各カ
ード搭載庫を管理するシステムであって、システム１台
でカード登載庫を１台乃至複数台管理する機構を備えた
電子マネー取引管理システム。
【請求項２】銀行やサービス業などの電子マネーに関す
る入出金等のサービスを提供する際に必要とされるＩＣ
カードを１枚から複数枚搭載することを可能にした各カ
ード搭載庫を管理するシステムであって、システム１台
でカード登載庫を１台乃至複数台管理する機構を備える
ことで、任意多数の取引利用者からの入出金等の取引要
求に応じた取引可能なカード登載庫内のＩＣカードを選
択する機能を備えた電子マネー取引管理システム。
【請求項３】銀行やサービス業などの電子マネーに関す
る入出金等のサービスの利用要求をＩＣカード保有者か
ら受け付け、同時に複数相手とのＩＣカード保有者から
の電子マネー取引を実現するためのシステムであって、
取引要求のスケジューリング機能を備えた通信制御装置
とカード搭載庫を複数台管理する取引管理装置により構
成されることを特徴とする電子マネー取引管理システ
ム。
【請求項４】銀行やサービス業などの電子マネーに関す
る入出金等のサービス提供者が保有する複数枚のＩＣカ
ードの取引状態、及び全保有カード自体の保有する情報
をテーブルマトリクスにて管理する機構を備えた電子マ
ネー取引管理システム。
【請求項５】同時に多数のＩＣカード保有者からの電子
マネー取引を実現するために、受け付けた取引中の利用
者数、取引の進行状態を管理する機構を備えた電子マネ
ー取引管理システム。
【請求項６】同時に多数のＩＣカード保有者からの電子
マネー取引を実現するために、受け付けた取引中の利用
者数、取引の進行状態を管理する機構を備え、かつ取引
要求に対して引き当てたＩＣカードの内容と取引の進行
状態を管理する機構を備えた電子マネー取引管理システ
ム。
【請求項７】電子マネー取引のサービス提供者が保有す
る複数枚のＩＣカードの取引状態、及び全ＩＣカード自
体の保有する金額等の情報をテーブルマトリクスにて管
理することで、利用者からの取引要求に応じる事が可能
な任意のＩＣカードを選択する機能を具備する事を特徴
とする電子マネー取引管理システム。
【請求項８】電子マネー取引のサービス提供者が保有す
る複数枚のＩＣカードの取引状態、及び全ＩＣカード自
体の保有する金額等の情報をテーブルマトリクスにて管
理することで、利用者からの取引要求に応じる事が可能
な任意のＩＣカードを選択する電子マネー取引管理方
法。